説明

イメージ内の選択領域を一括格納する装置およびイメージ情報の文書化装置

【課題】 イメージ内の選択領域を一括格納する装置およびイメージ情報の文書化装置を提供する。
【解決手段】 イメージファイルを呼び出してイメージを表示して編集するイメージ編集部と、表示されたイメージの上に入力手段が位置する部分を拡大して表示する部分拡大部と、表示されたイメージの上に入力手段によって選択された1つ以上の領域をイメージファイルとして一括格納する選択イメージ管理部とを含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、イメージ内の選択領域を一括格納する装置およびイメージ情報の文書化装置に関し、より詳しくは、イメージ内の多重選択された領域を一括的に格納して、反復的な作業の手間を減らすイメージ内の選択領域を一括格納する装置とイメージに関する情報(メタデータ)を書き込んだイメージファイルの文書化作業を簡便にできるようにしたイメージ情報の文書化装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
携帯電話、PDAなどの電子製品に内蔵されるグラフィックユーザインターフェース(GUI;Graphic
User Interface)を構成するグラフィックイメージは、デザイナによって作成され、これを電子製品に具現するために作成されたグラフィックイメージは、S/W開発者に伝えられる。
【0003】
この時、デザイナは、一般的に製品のディスプレイ全体を含む画面に基づいてデザイン作業を行うか、S/W開発者によってデザインされたイメージが具現される時には、イメージ内の各要素に基づいて切り出されたイメージが用いられる。
【0004】
図1は、グラフィックユーザインターフェースのイメージを製作した後、イメージを切り出して細分化することを示す図面である。
【0005】
左側のイメージ10は、ディスプレイ全体を含む画面に基づいてデザイナによって製作されたイメージ10を示し、右側のイメージ20はS/W開発者に伝えられる時に前記イメージ内の各要素に基づいて切り出されたイメージ20を示す。
【0006】
したがって、デザイナによって製作されたイメージ内の各要素は、切り出して格納されなければならない。従来には、切り出される各領域に対して領域を設定して新しい文書にコピーした後、ファイル名を付与して格納する過程を繰り返さなければならなかった。このような作業は、非常に単純反復的な作業であって非効率的であるという問題点がある。また、反復的な作業によって切り出される領域選択時の誤りが発生する可能性が高いという問題点がある。
【0007】
また、グラフィックユーザインターフェースのデザイナが製作した全体のイメージと切り出されたイメージとをS/W開発者に伝える時、ワードプロセッサーなどの一般文書作成機を用いて、イメージの位置、色、ファイル名、大きさなどのイメージ情報を書き込んで、S/W開発者に伝えられる。
【0008】
図2は、グラフィックユーザインターフェースのイメージに対するイメージ情報を文書化したことを示す図面である。
【0009】
デザイナが製作したイメージ30が開発者に伝えられる時、図面のように大きさ、フォント、背景色などのデザイン情報40とデザイナの要求事項などを書き込んで作成した文書に伝えられる。このようなイメージに対する文書化作業を一つ一つタイプして入力することは時間を消耗し、反復的な作業であって非効率的であるという問題点がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明は、前記問題点を改善するために考案されたものであって、本発明が達成しようとする技術的課題は、イメージ内に多重に選択された領域に対して一括的に格納し、イメージを切り出す作業効率を高めることにある。
【0011】
本発明のまた他の目的は、イメージ情報を文書化する時にイメージ内に格納されたメタデータに基づいてイメージ情報が自動的に書き込まれるようにして、作業効率を高めることにある。
【0012】
本発明の目的は、以上で言及した目的に制限されず、言及していないまた他の目的は下記記載によって当業者が明確に理解できるものである。
【課題を解決するための手段】
【0013】
前記目的を達成するために、本発明の一態様に係るイメージ内の選択領域を一括格納する装置は、イメージファイルを呼び出してイメージを表示して編集するイメージ編集部と、前記表示されたイメージの上に入力手段が位置する部分を拡大して表示する部分拡大部と、前記表示されたイメージの上に前記入力手段によって選択された1つ以上の領域をイメージファイルとして一括格納する選択イメージ管理部とを含む。
【0014】
また、前記目的を達成するために、本発明の他の態様に係るイメージ情報の文書化装置は、メタデータが入力されたイメージファイルを呼び出してイメージを表示するイメージロード部と、前記イメージに表示するメタデータの種類を選択するイメージ情報選択部と、前記選択されたメタデータの情報を自動的に前記イメージに表示するイメージ情報表示部とを含む。
【0015】
また、前記目的を達成するために、本発明のまた他の態様に係るイメージ情報の文書化装置は、イメージのメタデータを記録するイメージ表を呼び出すイメージ表ロード部と、メタデータが入力された1つ以上のイメージファイルを呼び出すイメージファイルロード部と、前記イメージファイルのメタデータを前記イメージ表の各セルに入力するイメージ情報入力部とを含む。
【0016】
また、前記目的を達成するために、本発明のまた他の態様に係るイメージ情報の文書化装置は、イメージのメタデータと表示時間とが記録されるアニメーション表を呼び出すアニメーション表ロード部と、メタデータが入力された1つ以上のイメージファイルを呼び出すイメージファイルロード部と、前記イメージファイルのメタデータを前記イメージ表の各セルに入力するイメージ情報入力部とを含む。
【0017】
また、前記目的を達成するために、本発明のまた他の態様に係るイメージ情報の文書化装置は、同一位置で状況に応じて変化して表示されるイメージを説明するインジケータ表を呼び出すインジケータ表ロード部と、メタデータが入力された1つ以上のイメージファイルを呼び出すイメージファイルロード部と、前記イメージファイルのメタデータから同一位置に表示されるイメージを自動的に整列して表示するインジケータ表示部とを含む。
【0018】
その他、実施形態の具体的な事項は、詳細な説明および図面に含まれている。
【発明の効果】
【0019】
本発明のイメージ内の選択領域を一括格納する装置およびイメージ情報の文書化装置によれば、次のような効果が1つあるいはそれ以上ある。
【0020】
第1に、イメージ内の複数の領域を選択して、一括的に格納するようにしてイメージを切り出して格納する反復作業の手間を減らすことができるという長所がある。
【0021】
第2に、イメージから切り出されたイメージが格納される時、開始座標をメタデータとして格納して、イメージファイルを文書化作業する時に簡便に用いることができるという長所もある。
【0022】
第3に、イメージのレイヤの状態の操作を難なく行えるという長所もある。第4に、イメージ情報を書き込んで、イメージファイルを文書化作業する時、一つ一つタイプする必要がなく、自動的に入力されるようにして作業の手間を減らすことができるという長所がある。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】、グラフィックユーザインターフェースのイメージを製作した後、イメージを切り出して細分化することを示す図である。
【図2】グラフィックユーザインターフェースのイメージに対するイメージ情報を文書化したことを示す図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るイメージ内の選択領域を一括格納する装置のブロック図である。
【図4】本発明の一実施形態に係るイメージ内の選択領域を一括格納する装置のユーザインターフェースを示す図である。
【図5】本発明の一実施形態に係るイメージ内の選択領域を一括格納する装置により、イメージ編集部で選択された領域が選択イメージ管理部に抽出されて一括格納される例を示す図である。
【図6】本発明の一実施形態に係るイメージ内の選択領域を一括格納する装置の選択イメージ管理部のブロック図である。
【図7】本発明の一実施形態に係るイメージ内の選択領域を一括格納する装置のレイヤ管理部のブロック図である。
【図8】本発明の一実施形態に係るレイヤ管理部内の背景色指定部を示す図である。
【図9】本発明の一実施形態に係るレイヤ管理部内のレイヤフラグ選択部を示す図である。
【図10】本発明の一実施形態に係るレイヤ管理部内のレイヤの状態格納復帰部を示す図である。
【図11】本発明の一実施形態に係るイメージのメタデータを文書に自動的に入力するイメージ情報の文書化装置のブロック図である。
【図12】本発明の一実施形態に係る開始座標値を自動的に文書に入力する過程を示す図である。
【図13】本発明の一実施形態に係るカラー値を自動的に文書に入力する過程を示す図である。
【図14】本発明の一実施形態に係るイメージの縦幅と横幅を自動的に文書に入力する過程を示す図である。
【図15】本発明の一実施形態に係るファイル名を自動的に文書に入力する過程を示す図である。
【図16】本発明の一実施形態に係るイメージ情報を文書化した例を示す図である。
【図17】イメージに自動的に入力された値とガイド部の位置を修正する例を示す図である。
【図18】本発明の一実施形態に係るイメージ表を作るイメージ情報の文書化装置のブロック図である。
【図19】本発明の一実施形態に係るイメージ表を示す図である。
【図20】本発明の一実施形態に係るアニメーション表とフローダイヤグラムを作るイメージ情報の文書化装置のブロック図である。
【図21】本発明の一実施形態に係るアニメーション表とフローダイヤグラムを示す図である。
【図22】本発明の一実施形態に係るアニメーション部を示す図である。
【図23】本発明の一実施形態に係る同一位置のインジケータを整列して示すイメージ情報の文書化装置のブロック図である。
【図24】本発明の一実施形態に係る同一位置のインジケータが整列した例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
本発明の利点および特徴、そしてそれらを達成する方法は、添付する図面と共に詳細に後述する実施形態を参照すれば明確になる。しかし、本発明は以下にて開示する実施形態に限定されず、互いに異なる多様な形態によって実施され、単に本実施形態は本発明の開示が完全なものとなるようにし、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に発明の範疇を完全に知らせるために提供されるものであって、本発明は請求項の範疇によってのみ定義されるものである。明細書の全体に亘り、同一参照符号は同一構成要素を示す。
【0025】
以下、本発明の実施形態によって、イメージ内の選択領域を一括格納する装置およびイメージ情報の文書化装置を説明するための図面を参考にして、本発明について説明することにする。
【0026】
図3は、本発明の一実施形態に係るイメージ内の選択領域を一括格納する装置のブロック図であり、図4は、本発明の一実施形態に係るイメージ内の選択領域を一括格納する装置のユーザインターフェースを示す図面である。
【0027】
本発明の一実施形態に係るイメージ内の選択領域を一括格納する装置は、イメージ編集部100、部分拡大部110および選択イメージ管理部120を含んで構成することができる。また、レイヤ管理部130をさらに含むことができる。
【0028】
この時、本実施形態で用いられる「〜部」という用語は、ソフトウェアまたはFPGAまたはASICのようなハードウェア構成要素を意味し、「〜部」はある役割を行う。ところが「〜部」は、ソフトウェアまたはハードウェアに限定される意味ではない。「〜部」は、アドレッシングできる格納媒体にあるように構成することもでき、1つまたはそれ以上のプロセッサを再生させるように構成することもできる。したがって、一例として「〜部」はソフトウェア構成要素、オブジェクト指向ソフトウェア構成要素、クラス構成要素およびタスク構成要素のような構成要素と、プロセス、関数、属性、プロシージャ、サブルーチン、プログラムコードのセグメント、ドライバ、ファームウェア、マイクロコード、回路、データ、データベース、データ構造、テーブル、アレイ、および変数を含む。構成要素と「〜部」の中で提供されている機能は、さらに小さい数の構成要素および「〜部」に結合したり、追加的な構成要素と「〜部」にさらに分離したりすることができる。
【0029】
イメージ編集部100は、イメージファイルを呼び出してイメージを表示して編集することができる。一般的な文書作成機メニューにあるファイルオープンメニューを用いたり、マウスを用いたドラッグアンドドロップなどを用いてイメージファイルを呼び出したりすることができる。イメージファイルを呼び出す時、イメージファイルのイメージビット値、イメージのメタデータ、イメージのレイヤ情報を呼び出すことができる。この時、メタデータはファイル名、イメージの大きさ、開始座標値などを含むことができる。レイヤ情報はレイヤの大きさ、レイヤの状態(レイヤの選択または解除状態)、フラグ値(レイヤをグループ化するための値)などになり得る。呼び出したイメージ(イメージビット値)は、イメージ表示部で表示され、レイヤ情報はレイヤ管理部で示される。
【0030】
一般的なプログラムと同じように、イメージ編集部100は呼び出したイメージに比べてイメージ編集部の画面が小さい場合、スクロール機能が作動する。また、イメージは編集が容易なように拡大、縮小することもできる。
【0031】
イメージ編集部100で表示されるイメージに所定の入力手段を用いて切り出して格納する領域を選択することができる。入力手段は、コンピュータマウス、タッチペンなど、本発明が用いられる環境に応じて多様に変えることができる。イメージ内で入力手段を用いて矩形状の選択領域を設定することができる。入力手段の方式や選択する領域の形態によって、選択領域は矩形状だけでなく多様な形態で設定され得ることは勿論である。この時、選択された領域は、点線などの所定の線で表示され得る。選択された領域の色が変わるようにすることもできる。
【0032】
イメージ編集部100は、入力手段によって連続的に選択領域を設定することができるようにする連続選択設定部102を含むことができる。一般的な文書作成機で描写ツールを用いて、四角形を描写する方式と同じように領域選択メニュー(またはアイコン)をクリックした後、領域を選択することができる。本発明では複数の領域を選択することができるが、上の方法を繰り返す方法として、すなわち領域選択メニューを選択して領域を選択する過程を繰り返して複数の領域を選択することができる。毎回領域を選択するために領域選択メニューを選択することが煩わしい場合には、連続選択設定部を用いることができる。連続選択設定部102を選択すれば、領域選択メニューが常に活性化されているため、入力手段を用いて連続的に領域を選択することができる。例えば、図4に本発明の一実施形態に係る領域選択設定部102が2つのアイコンで示されている。左側に四角形だけからなるアイコンは、一度の選択時に1つの領域だけを選択することができ、右側のアイコンを選択すれば連続的にイメージ内で切り出して格納する領域を選択することができる。
【0033】
領域選択メニューが解除された場合には、選択領域を修正することができる。すなわち、意図した通りの領域が選択されなかった時、点線などで表わした選択領域を修正することができる。領域を選択すれば、点線などで領域が表示されるが、矩形の領域表示線の場合、角をマウスでドラッグすれば領域の大きさを一定の比率で変更することができ、線を摘んでドラッグすればドラッグした方向に領域の大きさを変えられる。
【0034】
部分拡大部110は、イメージ編集部に表示されたイメージの上に入力手段が位置する部分を拡大して表示する。精密な大きさで領域を選択しなければならない場合には、部分拡大部110を用いて正確に領域を選択することができる。
【0035】
この時の部分拡大部110では、所定の情報を表示する情報表示部112を含むことができる。この時、所定の情報は、入力手段の位置(座標値)、入力手段が位置する部分のピクセル値、入力手段が位置する部分の色、入力手段によって領域を選択する場合、選択された領域の大きさなどになり得る。このような情報表示部112を用いて、ユーザは入力手段による現在状態の正確な情報を把握しながら、領域を選択することができる。
選択イメージ管理部120は、イメージの上に選択された領域を抽出して、一括的に格納する。
【0036】
図5は、本発明の一実施形態に係るイメージ内の選択領域を一括格納する装置により、イメージ編集部100で選択された領域が選択イメージ管理部120に抽出されて一括格納される例を示す図面である。
【0037】
図5の左側にあるイメージ編集部100では、イメージの上に3つの領域104a、104b、104cを選択した後、ユーザの命令によって選択された領域は、右側にある選択イメージ管理部120に抽出121a、121b、121cされて管理される。選択された領域を一括的にまたは個別的に抽出することが可能である。抽出されたイメージは、選択イメージ管理部120で一括的に格納できる。
【0038】
選択された領域がイメージファイルとして一括格納される時、イメージファイルのメタデータも共に格納される。本発明では格納される時、円形のイメージに基づいて選択された領域の座標情報(開始座標)をメタ情報として格納することができる。格納された座標情報は、後述するイメージ情報の文書化装置で円形のイメージ上における位置を追跡する時に活用され得る。
【0039】
図6は、本発明の一実施形態に係るイメージ内の選択領域を一括格納する装置の選択イメージ管理部120のブロック図である。
【0040】
本発明の一実施形態に係る選択イメージ管理部は、サムネイル表示部122、格納条件指定部124、ファイル名指定部124、メタデータ表示部125、ファイル形式指定部126、格納位置指定部127を含んで構成することができる。
【0041】
サムネイル表示部122は、図5のようにタブを有するリストウィンドウにサムネイル121形式で選択された領域のイメージを表示することができる。ユーザはこのタブを追加、削除して切り出されたイメージを分類するのに用いることができる。各々のサムネイル121には、格納されるファイル名を表示することができる。この時、ファイル名はタブ名やファイル名の指定部124にユーザが入力した名前が表示される。サムネイル121に表示されたファイル名は個別的に修正することもできる。ユーザがタブを追加、削除して格納されるイメージを分類することもできる。特定グループのイメージは、特定タブで管理するものである。タブにあるサムネイル121は、コピーして他のタブに移動またはコピーすることもできる。
【0042】
格納条件指定部123では、サムネイル表示部122に表示されたイメージをすべてイメージファイルとして一括格納するのか、あるいはサムネイル表示部122で選択されたイメージだけ一括格納するのかを指定できる。
【0043】
ファイル名指定部124では一括格納される時に格納されるファイル名を指定する。ファイル名を指定すれば、共通するファイル名に一連の番号を加えて、ファイル名が生成される。例えば、ファイル名を「indicator」と指定すれば、一括格納時に各々のイメージファイル名が「indicator01、indicator02、indicator03…」と自動的に付与される。
【0044】
メタデータ表示部125は、サムネイル表示部122で特定サムネイル121を選択した時、特定サムネイル121が示す領域のメタデータ情報を表示する。例えば、選択された領域の位置(座標値)、選択された領域の大きさ(横幅と縦幅)などになり得る。
【0045】
ファイル形式指定部126は、選択された領域がイメージファイルとして一括格納される時、格納されるファイルの形式を設定する。例えば、イメージファイルの形式でjpg、bmp、gif、pngなどになり得る。
【0046】
格納位置指定部127は、各タブのサムネイル表示部122にあるイメージをイメージファイルとして生成して格納する位置を指定する。
【0047】
再び、図3および図4に戻り、本発明の一実施形態に係るイメージ内の選択領域を一括格納する装置は、レイヤ管理部130をさらに含むことができる。
【0048】
レイヤ管理部130は、イメージ編集部100で呼び出したイメージのレイヤ情報を表示してレイヤを管理する。レイヤは、フォトショップなどのようなイメージ作成プログラムで用いる概念で、2次元的なイメージに層を付与して各層を合わせたイメージを全体のイメージとして作る時、各層を称する用語である。したがって、レイヤの概念を利用すれば、各層を修正または追加して、いつでも原本イメージに損傷を与えずに所望するイメージに変形したり効果を与えたりすることができる。
【0049】
本発明において、レイヤ管理部130は呼び出したイメージファイルのレイヤ情報から各レイヤをリスト132に表示し、各レイヤのフラグ131と各レイヤの選択または解除状態を表わすことができる。これは、既存のイメージ作成プログラムのレイヤウィンドウと同一である。ただし、本発明ではレイヤを管理する機能が追加された。
【0050】
図7は、本発明の一実施形態に係るイメージ内の選択領域を一括格納する装置のレイヤ管理部130のブロック図であり、図8、図9、図10は、各々本発明の一実施形態に係るレイヤ管理部130内の背景色指定部134、レイヤフラグ選択部136、レイヤの状態格納復帰部138を示す図面である。
【0051】
レイヤ管理部130は、背景色指定部134、レイヤフラグ選択部136およびレイヤの状態格納復帰部138を含んで構成することができる。
【0052】
背景色指定部134は、特定レイヤのイメージで透明な色と指定された部分に任意の色を与えることができる。例えば、特定レイヤでデザイナがイメージを描写する時、デザイナが描いた領域の残り領域は、背景色に該当するものとして透明に図示されなければならない。しかし、S/W開発プラットフォームの制約によって、開発者にイメージを伝達する時には透明な部分を特定色で表わす場合が多い。したがって、従来には背景色に該当するレイヤとデザイナが描いたイメージに該当するレイヤとを合わせて背景色を示した。背景色を示すための作業は、原本イメージとは関係のない作業であるため、煩わしい作業である。本発明で背景色指定部134は、従来に背景色を示すために別の背景色を示すレイヤを作る必要がなく、デザイナがイメージを描いたレイヤに背景色を指定できるようにする。図8で左側を選択すれば背景色は透明色で処理され、右側を選択すれば背景色を特定色で置き換えられる。勿論、色値は任意に指定することができる。
【0053】
レイヤフラグ選択部136は、従来のようにレイヤがフラグ131を用いてグループ化される時、グループ化されたレイヤを一括的に選択および解除することができるようにする。関連するレイヤは、フラグ131を用いてグループ化することができる。図4において、レイヤリスト132で各レイヤの前にはフラグ131と表示されてグループ化される。フラグ131の色を異なるようにして、各レイヤがグループ化された場合、図9で特定色のフラグ131を選択すればレイヤリスト132にある特定フラグ131と表示されたレイヤとが一度に選択または解除される。勿論、このようなレイヤの選択、解除によりイメージ表示部に表示したイメージも選択されたレイヤによって表示されるように変わる。
【0054】
レイヤの状態格納復帰部138は、レイヤリスト132でレイヤの選択および解除状態を格納して、再び格納された状態に復帰するようにする。レイヤの現在状態を一時格納して、後ほど再び復帰するものである。デザインする時、レイヤを無規則的に選択、解除する場合よりは特定のいくつかの状態を転換しながら作業しなければならない場合が多いため、特定レイヤの状態をいくつか格納した後にレイヤの状態を容易に転換しながら、イメージ作業を行うことができる。図10でRECボタンを選択すれば現在のレイヤの選択、解除状態を格納するようになり、四角ボックス139の中に格納した状態のイメージがサムネイルとして図示される。このような方法によって、いくつかのレイヤの状態を格納した後にサムネイルを選択すれば、格納されたレイヤの状態に復帰する。
【0055】
続いて、本発明の一実施形態に係るイメージ情報の文書化装置を説明することにする。普通、グラフィックユーザインターフェースの開発過程において、デザイナは自身が製作したイメージのメタデータおよび要求事項などを書き込んだ文書を作って開発者に伝達する。後述する本発明のイメージ情報の文書化装置は、このような文書化過程を便利にするための装置である。
【0056】
図11は、本発明の一実施形態に係るイメージのメタデータを文書に自動的に入力するイメージ情報の文書化装置のブロック図である。
【0057】
本発明の一実施形態に係るイメージ情報の文書化装置は、イメージロード部200、イメージ情報選択部210、イメージ情報表示部220を含んで構成することができる。
【0058】
イメージロード部200は、メタデータが入力されたイメージファイルを文書に呼び出してイメージを表示する。イメージは、一般文書作成機と同一の方法(ドラッグアンドドロップ、ファイルオープンメニュー、ファイルオープンアイコンを用いる方法など)によって文書に呼び出され得る。前述したようにイメージを格納する時、イメージファイルにはイメージのメタデータも入力されている。したがって、イメージファイルを呼び出す時、イメージのメタデータにロードされる。特に、全体のイメージに基づいて切り出されたイメージの位置(開始座標)に関するメタデータが入力されていることは前述した。
【0059】
イメージ情報選択部210は、イメージに表示するメタデータの種類を選択する。イメージに表示するメタデータは、全体のイメージに基づいてイメージの位置情報(開始座標値)、カラー情報(ピクセル値)、イメージの横幅、イメージの縦幅およびファイル名などが含まれる。例えば、イメージの上にマウスを乗せて右側ボタンをクリックすれば、前述したメタデータの種類を示すダイアログボックスが表れて、ユーザは入力するメタデータの種類を選択することができる。
【0060】
イメージ情報表示部220は、イメージ情報選択部210で選択されたメタデータの情報を自動的にイメージに表示する。この時、イメージに表示されるメタデータの情報はガイド線を用いて表示される。
【0061】
図12、図13、図14および図15は、各々の本発明の一実施形態に係る開始座標値、カラー値、イメージの縦幅と横幅、ファイル名を自動的に文書に入力する過程を示す図面である。
【0062】
図12の左側図面のように文書に呼び出したイメージの上に右側マウスボタンをクリックして、入力するメタデータの種類を選択するダイアログボックスを生成する。ダイアログボックスで開始座標を選択すれば、自動的に右側の図面のように開始座標値244が左側上段の頂点に生成される。本発明では、前述したようにイメージ内で切り出されたイメージを一括的に格納する時、全体のイメージに基づいて切り出されたイメージの座標値がメタデータとして格納されるため自動的にこのようなメタデータ値を入力することができる。この時、開始座標であることを知らせるガイド線242が含まれることが分かる。
【0063】
図13では、図12と同一の方法によってカラー値244を自動的に入力する過程を示す。これは、イメージ内の特定位置のカラー値244を自動的に入力するものである。この時にも、図面のようにガイド線242が生成され得るが、ガイド線がイメージから開始する部分のピクセル値244をイメージデータから呼び出して自動的に入力する。
【0064】
図14においても、図12と同一の方法によってイメージの横幅244と縦幅を自動的に入力する過程を示す。イメージに対する説明が文書として作成される場合、最も重要な情報のうちの1つはイメージの大きさである。場合により、イメージ全体の大きさ、あるいはイメージ内部の特定点の間隔などが重要な情報として表示されなければならない場合がある。図14のように、簡単に横幅測定または縦幅測定を選択すれば、自動的にガイド線242の矢印のようにイメージの長さ244が入力される。この時、ガイド線242は、簡単な操作によってその位置を操作することができるが、変更にしたがって入力されたメタデータ値が自動的に更新されながら変わる。これは、図17を参照して後述することにする。
【0065】
図15においても、図12と同一の方法によってファイル名244を自動的に入力する過程を示す。
【0066】
図16は、本発明の一実施形態に係るイメージ情報を文書化した例を示す図面である。図16では、前述したように1つのイメージに対して開始座標244a、特定点のカラー値244b、イメージの長さ244c、特定地点の間の長さ244d、ファイル名244e、特定領域を拡大した部分244fのイメージ情報を自動的に入力して、文書化した例を示す。
【0067】
図17は、イメージに自動的に入力された値とガイド部の位置を修正する例を示す図面である。図17は、図14のようにイメージの横幅をガイド線のように自動的に入力した例を示す。この時ガイド線242は、矢印オブジェクトで表示されるが、簡単な操作によって測定地点と横幅が入力される位置を変更することができる。自動的に入力された横幅の値を選択すれば、情報表示位置の調整点252が表れるが、これをマウスなどの入力手段を用いて移せば横幅の値が入力される位置を変更することができる。また、矢印の境界を示す線にある測定位置の調整点254をドラッグして動かせば矢印の長さ自体を調節でき、測定された長さはリアルタイムで変更されながら入力される。この調整点254は、文書ツールやイメージの表示された倍率と関係なく常にイメージファイル自体のピクセル単位で移動するため、正確なピクセルの位置に移動させることが容易である。また、ガイド線の位置調整点256を動かして、両側の縁の矢印の境界を示す線の位置と長さを調整できる。同一の原理で自動的に入力された他のカラー値、ファイル名などもユーザの操作によってユーザの所望する位置と方法でイメージ情報が入力されるようにできる。
【0068】
図18は、本発明の一実施形態に係るイメージ表を作るイメージ情報の文書化装置のブロック図であり、図19は本発明の一実施形態に係るイメージ表を示す図面である。
【0069】
本発明の一実施形態に係るイメージ情報の文書化装置は、イメージ表ロード部300、イメージファイルロード部310およびイメージ情報入力部320を含んで構成することができる。
【0070】
イメージ表ロード部300は、メタデータが記録されるイメージ表を文書に呼び出す。勿論イメージ表の各セルは、いかなるデータも入力されていない。イメージ表は、メニューやアイコンまたはシェープ(ドラッグアンドドロップをすれば基本的な図面を描写するオブジェクト)を用いて、文書に入力することができる。
【0071】
イメージファイルロード部310は、イメージ表にメタデータ情報を入力するイメージファイルを呼び出す。文書にイメージ表を生成すれば自動的にイメージファイルをロードするダイアログボックスが生成されるか、イメージ表内の特定セルを選択して、イメージファイルをロードするダイアログボックスを生成することができる。ダイアログボックスで1つ以上のイメージファイルを選択して、イメージファイルをイメージ表にロードさせる。
【0072】
イメージ情報入力部320は、イメージファイルロード部で選択した各イメージファイルのメタデータをイメージ表の各セルに自動的に入力する。この時、表の特定行または列は、入力されるメタデータが予め定義されており、その定義の通りにメタデータ情報が入力される。この時、入力されるメタデータは、全体のイメージに基づく位置情報、イメージの横幅、イメージの縦幅、ファイル形式、およびファイル名などになり得る。また、呼び出したイメージファイルのイメージを表示することもできる。
【0073】
図19の下側にあるイメージ表を、1列から順に見れば、ナンバリング(No.)、ファイルタイプ(Type)、イメージ(Image)、開始位置(Position)、大きさ(Size)、ファイル名(File Name)が各ファイル別に記載されていることが分かる。したがって、従来の各セルに一つ一つタイプして書き込んだことに反し、本発明は、表を用いてイメージに関する情報を記録したイメージ表を簡単な方法で作ることができる。
【0074】
本発明において、ユーザが指定した基準イメージに基づいて呼び出したイメージファイルのイメージの位置および大きさをグラフィックで表示するイメージ領域の自動表示部をさらに含むことができる。イメージ領域の自動表示部は、表に書き込まれた各イメージが占める領域を全体のイメージに基づいてグラフィック的に表示するものである。特に、表の中のイメージが1つの共通するイメージの一部分である場合(すなわち、前述するようにイメージ内で切り出されたイメージである時)に有用である。図19の左上段にある図は基準イメージである。ユーザがイメージを呼び出して基準イメージとして設定すれば、表にある各イメージは基準イメージに基づいて図19の右側にある図のように各イメージの領域と位置をグラフィックで表示する。各イメージの領域が四角形で表示され、イメージ表のナンバリングが表示されることが分かる。
【0075】
図20は、本発明の一実施形態に係るアニメーション表とフローダイヤグラムを作るイメージ情報の文書化装置のブロック図であり、図21は本発明の一実施形態に係るアニメーション表とフローダイヤグラムを示す図面である。
【0076】
本発明の一実施形態に係るイメージ情報の文書化装置は、アニメーション表ロード部400、イメージファイルロード部410、イメージ情報入力部420、アニメーションフローダイヤグラム作成部430を含んで構成することができる。
【0077】
アニメーション表ロード部400は、イメージのメタデータと各イメージの表示時間が記録されるアニメーション表を文書に呼び出す。アニメーション表は、前述したイメージ表をロードする方法と同一の方法によって文書に書き込まれる。
【0078】
イメージファイルロード部410は、アニメーション表にアニメーション作業をするイメージファイルを呼び出す。文書にアニメーション表を生成すれば、自動的にイメージファイルをロードするダイアログボックスが生成されるか、アニメーション表内の特定セルを選択して、イメージファイルをロードするダイアログボックスを生成することができる。ダイアログボックスで1つ以上のイメージファイルを選択して、イメージファイルをアニメーション表にロードさせる。
【0079】
イメージ情報入力部420は、イメージファイルロード部410で選択した各イメージファイルのメタデータをアニメーション表の各セルに自動的に入力する。この時、表の特定行または列は、入力されるメタデータが予め定義されており、その定義の通りメタデータ情報が入力される。この時、入力されるメタデータは、全体のイメージに基づく位置情報、イメージの横幅、イメージの縦幅、ファイル形式、およびファイル名などになり得る。また、呼び出したイメージファイルのイメージを表示することもできる。そして、アニメーションをする時、各イメージファイルの表示時間が入力される。基本値として特定値が入力されてユーザはこの値を調整し、アニメーションに変化を与えられる。図21の上段にあるアニメーション表は、図19のイメージ表と比べて表示時間(Duration)を書き込む列がある点が特に異なる。
【0080】
アニメーションフローダイヤグラム作成部430は、アニメーション表を用いて、図21の下段のようなフローダイヤグラムを自動的に描写する。アニメーションフローダイヤグラムは、アニメーションの進行順序を表わすダイヤグラムである。各フレームを示すイメージ460が順に配置されれば、その間を矢印462で連結され、フレームの表示時間を示す。勿論、矢印上の表示時間は、ユーザが直接修正することもできる。フレームを示すシェープとフレームを連結する矢印シェープとを用いてアニメーションフローダイヤグラムを直接描写することもできる。フレームを示すシェープを呼び出した後にイメージを呼び出すことができる。そして、各フレームは矢印シェープに連結されて表示時間を入力し、アニメーションフローダイヤグラムを描ける。
【0081】
本発明は、アニメーション表またはアニメーションフローダイヤグラムから実際のアニメーションが動くことを示すシミュレーション部440をさらに含むことができる。図22のように左側にシミュレーションされるファイルリストが順に表示され、実行すれば右側のウィンドウで実際にアニメーションされる例をシミュレーションする。
【0082】
また、本発明においては、アニメーション表からアニメーションフローダイヤグラムを生成するだけでなく、反対にアニメーションフローダイヤグラムからアニメーション表を自動的に生成することもできる。
【0083】
図23は、本発明の一実施形態に係る同一位置のインジケータを整列して示すイメージ情報の文書化装置のブロック図であり、図24は本発明の一実施形態に係る同一位置のインジケータが整列した例を示す図面である。
【0084】
本発明の一実施形態に係るイメージ情報の文書化装置は、インジケータ表ロード部500、イメージファイルロード部510およびインジケータ表示部520を含んで構成することができる。
【0085】
インジケータ表ロード部500は、同一位置で状況に応じて変化して表示されるイメージを整列して示すインジケータ表を文書に呼び出す。インジケータ表も前述したイメージ表をロードする方法と同一の方法(メニュー、アイコン、シェープを用いた方法)で文書に書き込まれる。
【0086】
イメージファイルロード部510は、インジケータ表に整列するイメージファイルを呼び出す。文書にインジケータ表を生成すれば、自動的にイメージファイルをロードするダイアログボックスが生成されるか、インジケータ表内の特定セルを選択して、イメージファイルをロードするダイアログボックスを生成することができる。ダイアログボックスで1つ以上のイメージファイルを選択して、イメージファイルをインジケータ表にロードさせる。
【0087】
インジケータ表示部520は、イメージファイルロード部510で選択した各イメージファイルのメタデータのうちイメージの開始位置と大きさ(イメージの横幅と縦幅)を比較して同じ値を有するイメージを整列し、インジケータ表の各セルに自動的に入力する。この時、インジケータ表示部520は、整列したイメージに図24のように開始座標を書き込むことができる。開始座標が入力されたところを基準として下へ整列した各イメージは、すべて同一の開始位置と大きさを有するイメージである。
【0088】
本発明が属する技術分野の通常の知識を有する者は、本発明がその技術的思想や必須特徴を変更せず、他の具体的な形態で実施することができることを理解できる。したがって、以上で記述した実施形態はすべての面で例示的なものであり、限定的なものではないこととして理解しなければならない。本発明の範囲は前記詳細な説明よりは特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲の意味および範囲、そしてその等価概念から導き出されるすべての変更または変形された形態が本発明の範囲に含まれると解釈されなければならない。
【符号の説明】
【0089】
100 イメージ編集部
110 部分拡大部
120 選択イメージ管理部
130 レイヤ管理部
200 イメージロード部
210 イメージ情報選択部
220 イメージ情報表示部
300 イメージ表ロード部
310 イメージファイルロード部
320 イメージ情報入力部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
メタデータが入力されたイメージファイルを呼び出してイメージを表示するイメージロード部と、
前記イメージに表示するメタデータの種類を選択するイメージ情報選択部と、
前記選択されたメタデータの情報を自動的に前記イメージに表示するイメージ情報表示部とを含む、イメージ情報の文書化装置であって、
前記イメージのレイヤ情報が示され、レイヤがフラグを用いてグループ化されるとき、グループ化されるレイヤは一括的に選択および解除され、
前記イメージ内で切り出されたイメージを一括格納するとき、全体のイメージに基づいて切り出されたイメージの座標値がメタデータとして格納されるため自動的にメタデータ値を入力することができる、
イメージ情報の文書化装置。
【請求項2】
前記メタデータは、全体のイメージに基づく位置情報、カラー情報、イメージの横幅、イメージの縦幅およびファイル名のうち少なくとも1つを含む、請求項1に記載のイメージ情報の文書化装置。
【請求項3】
前記イメージに表示されるメタデータの情報は、ガイド線を用いて表示される、請求項1に記載のイメージ情報の文書化装置。
【請求項4】
イメージのメタデータを記録するイメージ表を呼び出すイメージ表ロード部と、
メタデータが入力された1つ以上のイメージファイルを呼び出すイメージファイルロード部と、
前記イメージファイルのメタデータを前記イメージ表の各セルに入力するイメージ情報入力部とを含む、イメージ情報の文書化装置であって、
前記イメージのレイヤ情報が示され、レイヤがフラグを用いてグループ化されるとき、グループ化されるレイヤは一括的に選択および解除され、
前記イメージ内で切り出されたイメージを一括格納するとき、全体のイメージに基づいて切り出されたイメージの座標値がメタデータとして格納されるため自動的にメタデータ値を入力することができる、
イメージ情報の文書化装置。
【請求項5】
前記メタデータは、全体のイメージに基づく位置情報、イメージの横幅、イメージの縦幅、ファイル形式およびファイル名のうち少なくとも1つを含む、請求項4に記載のイメージ情報の文書化装置。
【請求項6】
前記イメージ表は、前記呼び出したイメージファイルのイメージを表示することをさらに含む、請求項4に記載のイメージ情報の文書化装置。
【請求項7】
イメージファイルのうちの1つを選択して基準イメージとして指定し、前記基準イメージに基づいて前記呼び出したイメージファイルのイメージの位置および大きさをグラフィックで表示するイメージ領域自動表示部をさらに含む、請求項4に記載のイメージ情報の文書化装置。
【請求項8】
イメージのメタデータと表示時間とが記録されるアニメーション表を呼び出すアニメーション表ロード部と、
メタデータが入力された1つ以上のイメージファイルを呼び出すイメージファイルロード部と、
前記イメージファイルのメタデータを前記イメージ表の各セルに入力するイメージ情報入力部と、
前記アニメーション表を用いて、アニメーションフローダイヤグラムを自動的に描写するアニメーションフローダイヤグラム作成部とを含む、イメージ情報の文書化装置であって、
前記イメージのレイヤ情報が示され、レイヤがフラグを用いてグループ化されるとき、グループ化されるレイヤは一括的に選択および解除され、
前記イメージ内で切り出されたイメージを一括格納するとき、全体のイメージに基づいて切り出されたイメージの座標値がメタデータとして格納されるため自動的にメタデータ値を入力することができる、
イメージ情報の文書化装置。
【請求項9】
前記メタデータは、全体のイメージに基づく位置情報、イメージの横幅、イメージの縦幅、ファイル形式およびファイル名のうち少なくとも1つを含む、請求項8に記載のイメージ情報の文書化装置。
【請求項10】
前記アニメーション表は、前記呼び出したイメージファイルのイメージを表示することをさらに含む、請求項8に記載のイメージ情報の文書化装置。
【請求項11】
前記アニメーションフローダイヤグラムは、連結されるイメージを順に配列して、各イメージの間を矢印で連結し、前記矢印にイメージの表示時間を表示して示す、請求項8に記載のイメージ情報の文書化装置。
【請求項12】
前記アニメーションフローダイヤグラムから前記アニメーション表を自動的に作成するアニメーション表作成部をさらに含む、請求項8に記載のイメージ情報の文書化装置。
【請求項13】
前記アニメーション表または前記アニメーションフローダイヤグラムから実際のアニメーションが動くことを示すシミュレーション部をさらに含む、請求項8に記載のイメージ情報の文書化装置。
【請求項14】
同一位置で状況に応じて変化して表示されるイメージを説明するインジケータ表を呼び出すインジケータ表ロード部と、
メタデータが入力された1つ以上のイメージファイルを呼び出すイメージファイルロード部と、
前記イメージファイルのメタデータから同一位置に表示されるイメージを自動的に整列して表示するインジケータ表示部とを含む、イメージ情報の文書化装置であって、
前記イメージのレイヤ情報が示され、レイヤがフラグを用いてグループ化されるとき、グループ化されるレイヤは一括的に選択および解除され、
前記イメージ内で切り出されたイメージを一括格納するとき、全体のイメージに基づいて切り出されたイメージの座標値がメタデータとして格納されるため自動的にメタデータ値を入力することができる、
イメージ情報の文書化装置。
【請求項15】
前記メタデータは、全体のイメージに基づく位置情報、イメージの横幅、イメージの縦幅を含む、請求項14に記載のイメージ情報の文書化装置。
【請求項16】
前記インジケータ表示部は、整列したイメージに位置情報を表示することをさらに含む、請求項14に記載のイメージ情報の文書化装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【公開番号】特開2012−113746(P2012−113746A)
【公開日】平成24年6月14日(2012.6.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−47314(P2012−47314)
【出願日】平成24年3月2日(2012.3.2)
【分割の表示】特願2007−238155(P2007−238155)の分割
【原出願日】平成19年9月13日(2007.9.13)
【出願人】(390019839)三星電子株式会社 (8,520)
【氏名又は名称原語表記】Samsung Electronics Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】416,Maetan−dong,Yeongtong−gu,Suwon−si,Gyeonggi−do,Republic of Korea
【Fターム(参考)】