説明

ウェブを制御するためのデバイスおよび方法

本発明は、連続的なまたは非連続的な第2のウェブ(7)に連続的な第1のウェブ(6)を取り付けるための適合性のある取り付けライン(1)に関するものである。取り付けライン(1)は、第1のウェブ(6)を第2のウェブ(7)に取り付ける前に第1のウェブ(6)の第1の画像を撮影するよう構成された第1のカメラ(22)を備える制御デバイス(18)を有しており、かつ制御デバイス(18)は、第1のウェブにおける第1の中央線(9)のポジションを判定するために第1の信号を使用するよう構成されており、かつ、制御デバイス(18)は、第1のウェブ(6)を第2のウェブ(7)に取り付けるときに第1の中央線が第2のウェブ(7)に設けられた第2の中央線(10)と整列されるように第1のウェブ(6)および/または第2のウェブ(7)のポジションを制御するために、第1の画像を使用するよう構成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、連続的または非連続的な第2のウェブに対して連続的な第1のウェブを取り付けるための適合可能な取り付けラインに関するものである。取り付けラインは、流れ方向に第1および第2のウェブを供給するよう構成されている。取り付けラインは、第1のウェブの第1の画像を撮影するカメラを備える制御デバイスを有している。制御デバイスは、第1の画像を第1の信号へ変換するための第1の変換器を備える。制御デバイスは、第2のウェブに対する第1のウェブのポジションを制御するよう構成されている。さらに本発明は適合可能な取り付けラインのための方法に関するものでもある。
【背景技術】
【0002】
おむつ、生理用ナプキン、失禁保護用品などの吸収用品を製造する際に、その上で吸収用品の少なくとも一部が組み立てられる連続コンベヤベルトが使用されることは公知である。生理用ナプキンは、トップシート、バックシート、およびそれらの間に配置される吸収体を備えていてもよい。組み立てラインにおいて、吸収体は、コンベヤベルトの上に配置されており、そしてトップシートが吸収体の上に配置される。組み立てラインにおいて、トップシートまたはバックシートは、吸収体の上に配置された後に切断される連続ウェブの形態のものである。
【0003】
第1のウェブは、あるパターンを有しており、このパターンは、吸収体に設けられた第2の中央線と整列状態で配置されるようになる第1の中央線を有している。第1の中央線が可視中央線である、すなわち、第1の中央線が観察者の目で確認できる中央線であることが重要である。第1のウェブが弾性材料を備えるとき、第1のウェブの形状およびその形態は、例えば製造プラントにおける機械部品によって生じる材料のばらつきおよび/または材料における歪みが原因となって変更されてもよい。この機械部品は、流れ方向に第1のウェブをもたらすよう構成されたローラーおよびストレッチャーなどであってもよい。第1のウェブの形態および形状が変更されるとき、第1の中央線もその位置が変更され、結果的に、第2の中央線に対する第1の中央線のポジションも変化されるようになる。
【0004】
トップシート材料として第1のウェブを使用することは一般的であり、そうしたトップシートは、第1の材料からなる二つの側部と、それらの間の第2の材料からなる中央部とを備えている。中央部は、例えば溶着、糊付け、機械的結合などによって、側部に対して取り付けられており、そして、取り付け工程によって、第1のウェブの一部となるか、またはそのパターンの形態となる継目が形成される。取り付けラインにおいて、継目は、流れ方向に、つまり第1および第2のウェブの供給方向に延在する。継目のポジションは、材料のバリエーションおよび第1のウェブに作用する外力などの要因が原因となって、第1のウェブの横方向側縁部に対してある程度変更され得る。継目のポジションの位置変更は、第1の中央線(すなわち可視中央線)のポジションに影響を及ぼす。継目が側方側部に対して変化するため、第1のウェブの各側縁部は流れ方向における広がりをさらに有しているが、これによって第1のウェブにおける第1の中央線の誤ったポジションが得られるため、それは、側縁部の片方あるいは両方のポジションから第1の中央線を算出するための十分に良好な解決法とはならない。
【0005】
特許文献1には、第1のウェブが、複合ウェブを形成する第2のウェブに積層される積層工程が開示されている。この工程は、複合ウェブの画像を定期的に撮影するカメラを使用する方法を採用している。この画像は、電気的信号に転換され、そして、第1のウェブが第2のウェブと厳密に整列される場合に決定するために、いくつかの選択されたパラメータと比較される。特許文献1に開示される工程には、システムは複合ウェブが形成された後にしか瑕疵を検出しないという問題が存在する。このシステムにおいて、瑕疵が訂正されるように調整することは可能であるが、瑕疵のある部分は廃棄されるか、あるいは受け入れなければならない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】米国特許出願公開第2004/0028268号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
したがって、取り付け前に第1の中央線が第2の中央線と整列されるように、横断方向(すなわち流れ方向に実質的に直交する方向)において第1のウェブを制御する必要がある。第2の中央線は、連続ウェブの中央線であってもよいが、コンベヤベルト上に配置された複数の材料片からなる、つながっていないウェブの中央線であってもよい。
【0008】
ゆえに、第1のウェブを第2のウェブ上に配置する前に、第1の中央線を検出しかつ第1のウェブの第1の中央線を第2のウェブの第2の中央線に対して整列させる制御をするための適合可能な取り付けラインが必要とされている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、上記問題点を解決すること、ならびに連続または非連続の第2のウェブに連続した第1のウェブを取り付けるための適合可能な取り付けラインを得ることを意図したものである。この取り付けラインは、流れ方向に、第1のウェブと第2のウェブとを供給するために構成されている。取り付けラインは、第1のウェブの第1の画像を撮るカメラを備える制御デバイスを備える。制御デバイスは、第1の画像を第1の信号へ変換するための第1の変換器を備えており、かつこの制御デバイスは、第2のウェブに対する第1のウェブの位置を制御するよう構成されている。
【0010】
本発明は、第1のウェブを第2のウェブに取り付ける前に、カメラが撮影をするよう構成されており、かつ制御デバイスが第1のウェブにおける第1の中央線の位置を検出するための第1の信号を使用するよう構成されており、かつ、第1のウェブを第2のウェブに取り付けるときに第1の中央線が第2の中央線と整列されるように、制御デバイスが、第1のウェブおよび/または第2のウェブの位置を制御するための第1の信号を使用するよう構成されていることを特徴とする。
【0011】
本発明の利点として、第2の中央線に対して第1の中央線が整列状態にならないという恐れが、第1のウェブを第2のウェブに取り付ける前に避けることができることである。従来の検出システムにおいては、カメラは瑕疵が生じた(すなわち取り付け後に)ラミネートを検出するよう使用されており、そのラミネートは検出時には不合格なものとなっている。
【0012】
制御デバイスは、カメラと、カメラからの画像を電気信号に変換する変換器との使用によって、取り付け前に第1のウェブにおけるパターンを検出するよう構成されている。第1のカメラは、連続的にまたは定期的に撮影を行うよう構成されている。
【0013】
制御デバイスは、一つの、あるいは多数の画像におけるパターンの検出のためのパターン検出システムを用いるものである。パターン検出システムは、画像中のパターンを検出するために第1のウェブにおけるパターンの識別特性、ならびに、第1のウェブにおける瑕疵のあるパターンを検出するために瑕疵のあるパターンの識別特性を記憶するよう構成されている。パターン検出システムは、パターンの一重要部分またはパターンの重要な部分である連続部分を識別するよう構成されていてもよい。
【0014】
制御デバイスは、第1のウェブに設けられたパターンに対する第1のウェブにおける第1の中央線のポジションを算出するよう構成されている。有利なことに、カメラが第1のウェブに対して固定されたポジションに配置されているため、第1の中央線のポジションは、第1の画像におけるパターンの位置を認識することから算出できる。カメラの固定された位置は、例えば第1の中央線および第2の中央線のポジションを検出するために使用可能なグリッドパターンを検出できるようにする。一例として、参考線(reference line)をグリッドパターンに付与することができる。この参考線とは、第2の中央線が参考パターンと整列状態とされるように、第2のウェブの位置決めを行うために使用できる。したがって、第2の中央線は、取り付け前に参考線によって制御デバイスに認識されるようになり、それによって、制御デバイスが取り付け前に第1の中央線と第2の中央線との間の不整合さを算出できるようになる。
【0015】
第1および第2の中央線は、実質的に流れ方向に延在しており、かつ取り付けラインは、取り付けポイントの手前で第1の中央線を第2の中央線に整列させるべく、流れ方向に交差する方向(つまり横方向)に第1のウェブのポジションを移動させるよう構成された第1の案内デバイスを備えている。
【0016】
第1の中央線は、視認可能な中央線である。視認可能な中央線は、観察者の目に対称的に映る場合に、パターンにおいて対称的な線として規定されてもよい。したがって、第1の中央線は、作業者がパターンを見ているときにパターンにおける中央線として考えられてもよい。ゆえに、制御デバイスは、第1のウェブにおけるパターンのポジションが認識されているときに、第1の中央線を検出するための手段を備える。この算出のための手段は、このためにプログラムされたアルゴリズムであってもよい。
【0017】
本発明は、特に、第1のウェブが流れ方向に交差する方向に、流れ方向に走る二つの継目によって互いに結合された、二つの側部と中央部分とを備えるときに有利となる。ここでは、第1のウェブにおけるパターンは、二つの継目の一方または両方によって規定される。多くの場合、側部は中央部とは異なる材料から形成され、かつ、さまざまな理由から、継目は側部と中央部との結合後に第1のウェブにおけるポジションにおいてある程度変更してもよい。その理由とは、第1のウェブに沿う異なるポジションにおいてさまざまな材料に関する差異が存在し得ることであり、かつそれは、機械が流れ方向に第1のウェブを移送し、それによって外力によって第1のウェブに影響を及ぼす工程の結果によるものです。本発明は、そうした変更に適応可能であり、かつ制御デバイスは、連続的に、第1の中央線のなんらかの横方向の変更を指示し、したがって第1の案内デバイスを制御するものだ。
【0018】
本発明の一実施形態において、取り付けラインは、取り付けポイントまで第2のウェブを運ぶためのコンベヤベルトを備えていてもよい。第2のウェブは、所定のポイントにおいてコンベヤベルト上に配置される。所定のポジションを使用することは、制御デバイスが第2の中央線のポジションに関連する情報を有することを確実なものとする。コンベヤベルトは、例えば、第2のウェブがコンベヤベルト上に配置される時に使用される参考線を備えていてもよい。そして、第2の中央線は参考線と整列状態にされる。この実施形態は、特に、第2のウェブが、第1のウェブと積層状態になされる吸収コアを形成する非連続ウェブである場合に利点となる。このとき、第1のウェブはトップシートあるいはバックシートであってもよい。
【0019】
本発明のさらなる実施形態において、第2のカメラが、第2のウェブの第2の画像を撮影するよう配置される。取り付けラインは、第2の画像を第2の信号へ変換するための第2の変換器を備えている。制御デバイスは、第2のウェブにおける第2の中央線のポジションを検出するために第2の信号を使用するよう構成されており、かつ制御デバイスは、第2のウェブがコンベヤベルト上の所定のポジションにあるように、第2のウェブのポジションを制御するために第2の信号を使用するよう構成されている。制御デバイスは、第1のウェブを制御する制御デバイスとは別個の制御デバイスであってもよく、あるいは、第1のウェブを制御するもの、またはその一部、もしくは同じものであってもよい。
【0020】
ただし、制御デバイスは、第2のウェブにおける第2の中央線のポジションを検出するために第2の信号を使用するよう構成されていてもよく、かつ制御デバイスは、第2のウェブに対して第1のウェブを取り付ける間に第1の中央線が第2の中央線に整列されるように、第1のウェブおよび/または第2のウェブのポジションを制御するために第2の信号を使用するよう構成されている。この実施形態は、第1のウェブおよび第2のウェブの両方が連続ウェブである場合に適切である。
【0021】
以下、本発明について図面に関連して説明する。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明の適合可能な取り付けラインの概略平面図である。
【図2】本発明の第一実施形態の、図1に基づく取り付けラインの概略側面図である。
【図3】本発明の第二実施形態および図1に基づく組み立てラインの概略側面図である。
【図4】本発明に基づく工程のフローチャートの概略図である。
【図5】本発明に基づく工程のフローチャートの概略図である。
【図6】本発明に基づく工程のフローチャートの概略図である。
【図7】本発明に基づく工程のフローチャートの概略図である。
【図8】本発明に基づく工程のフローチャートの概略図である。
【図9】本発明に基づく工程のフローチャートの概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
図1は、本願発明の適合可能な取り付けライン1の平面図を概略的に示すものである。適合可能な取り付けライン1は、少なくとも吸収体3とトップシート4および/またはバックシート5とを備える吸収用品2を組み立てるよう構成されている。それゆえ、取り付けライン1は、連続的な第1のウェブ6を、連続または非連続な第2のウェブ7に適合させるよう構成されている。図1において、連続的な第1のウェブ6はトップシートであり、第2のウェブ7は複数の吸収体の形態の非連続的なウェブである。第1のウェブ6は、視覚的な第1の中央線9とともにパターン8を備えており、第2のウェブ7は、第2の中央線10を備えている。第1の中央線9および第2の中央線10は流れ方向に延在している。ここで、「流れ方向」とは、取り付けライン1に設けられたコンベヤベルト11の供給方向に関連して用いられている。取り付けライン1の目的は、第1の中央線9を第2の中央線10と整列状態となるようにすることである。本発明をより明らかにするために、流れ方向に交差する方向として「横方向」との語を使用する。図において、流れ方向は、Xで示し、かつ横方向はYで示す。
【0024】
取り付けライン1は、取り付けポイント13(いわゆる組み合わせポイント)を備える取り付けステーション12を備えており、取り付けポイント13において、第1の中央線9が第2の中央線10と整列状態となっているとき、第1のウェブ6は第2のウェブ7に取り付けられる。取り付けポイント13は、第1のウェブ6を第2のウェブ7に結合させるための結合デバイス14を備えている。また、取り付けラインは、第1のウェブ6を片状のものとなるよう分割するための分割デバイス15を備えている。図1において、取り付けライン1はコンベヤベルト11を備えており、その上に第1のウェブ6と第2のウェブが取り付けのために配置される。第2のウェブ7が連続ウェブであった場合、コンベヤベルト11が選択可能であり、かつ異なるタイプの取り付けポイント13が選択される。例えば、取り付けポイント13はローラーであっても、もしくは、第1のウェブ6が結合デバイスを用いて第2のウェブ7に取り付けられる間に、第2のウェブ6および第2のウェブ7を移送できる他の可動表面であってもよい。
【0025】
図1において、取り付けライン1は、第1のウェブ6をコンベヤベルト11に提供するための第1の移送システム16、および第2のウェブ7をコンベヤベルト11に提供するための第2の移送システムを有している。
【0026】
第1の移送システム16は、流れ方向におけるコンベヤベルトに第1のウェブ6を連続的に供給するためのシステムである。第1の移送システム16は複数のローラーを備えており、その上に第1のウェブ6が所定の速度および張力を伴って供給される。第1の移送システムは、ローラー上の第1のウェブの横方向ポジションを調整するための第1の案内デバイス17を有する。取り付けライン1は、取り付けポイントの手前で第1のウェブの横方向ポジションを調整する第1の案内デバイス17を制御するための制御デバイス18を備える。
【0027】
図1において、コンベヤベルト上の所定の位置への第2のウェブ7の位置決めを行うために、第2の移送システム19が設けられている。第2の移送システム19は、制御デバイス18に接続されていても、あるいは別個の制御デバイス(図示せず)に接続されていてもよい。ただし、第1のウェブ6の制御デバイス18は、第1の中央線9と第2の中央線10とを整列させるために、第2の中央線のポジションに関する情報の使用を必要とする。所定のポジションは、取り付けライン1の流れ方向に延在するコンベヤベルトにおける参考線20を参照してもよい。
【0028】
第2の中央線10が参考線20と整列状態になされるとき、第2のウェブ7は所定のポジションに配置されている。参考線20は有利なことに制御デバイス18に認識されており、したがって制御デバイス18は、第2のウェブ7が所定のポジションに配置されたこと、ならびに第2の中央線10が参考線20と整列されたことと推定する。そうして、第2の中央線10のポジションは制御デバイス18に認識される。図1において、第2のウェブ7は非連続なウェブであり、そして第2の移送システム19はコンベヤベルトに複数の吸収体3を供給するよう構成されている。ただし、第2のウェブが連続的なウェブである場合、第2の移送システム19は第1の移送システム16と同じタイプのものであってもよい。取り付けライン1は、取り付けポイント13における第2のウェブ7のポジションを制御する第2の案内デバイス12を備えていてもよい。第2の案内デバイス21は、制御デバイス8によって制御されても、あるいは他の制御デバイス(図示せず)によって制御されてもよい。第2の案内デバイス21は第2のウェブの横方向Yポジションを制御するよう構成されている。第2の中央線10に関する情報は、第1の案内デバイス17および第2の案内デバイス21を使用することによって第2のウェブ7に対する第1のウェブ6の相対的なポジションを制御するために、制御デバイス18に対して途切れることなく提供されてもよい。
【0029】
図1において、制御デバイス18が、定期的にまたは連続的に第1のウェブ6の複数の第1の画像を撮影する第1のカメラ22を備えている。制御デバイス18は、第1の画像を対応する複数の第1の信号へ変換する第1の変換器をさらに備えている。制御デバイス18は、第2のウェブ7の第2の中央線に対する第1のウェブ6における第1の中央線9のポジションを制御するよう構成されている。本発明の課題は、第1の中央線9を、第2の中央線10と整列状態で連続的にもたらすことである。ゆえに、第1のカメラ22は、第1のウェブ6を第2のウェブ7に取り付ける前に第1の画像を撮るよう構成されている。第1のカメラ22が第1の案内デバイス17により近づくよう配置されればされるほど、第1の中央線9における変化が検出されたときの応答はより速くなる。
【0030】
ここで、「応答」とは、第1の案内デバイスの使用によって第1のウェブ6の横方向ポジションの制御に関連して用いられている。
【0031】
制御デバイス18は、第1のウェブ6の第1の中央線9の横方向ポジションを定めるために第1の信号を用いるよう構成されている。第1の中央線9は、複数の異なる要因が原因となってある程度変化し得る。例えば、一要因として第1のウェブ6の厚さがさまざまであることが挙げられ、それは、中央線9のポジションを変化させる第1のウェブにおける動きを引き起こす、さまざまな弾性特性をもたらす;他の要素として、第1の移送システムが不備を有する、すなわち完全なものではないことが挙げられ、それゆえ、第1のウェブ6のさまざまな部分にいろいろな力が作用し、それによって、第1の中央線9のポジションを変化させる第1のウェブ6における動きが引き起こされる。
【0032】
第1の中央線9のポジションは、第1の画像を第1の信号(好ましくは電気信号)へ変換する画像認識システムの助けによって決定される。第1の信号は、第1の画像に含まれるパターン8に関連ずる情報を有する。例えば、第1のウェブ6における特定のパターン8は、その周囲よりも暗いか、あるいは明るい場合に、すなわち白黒写真内におけるさまざまなコントラストが存在する場合に、画像内に示される。画像におけるコントラストの差異(カラー画像の場合は色の差異)は、パターンのない表面によってもたらされる識別特性とは異なる第1の信号における識別特性(signature)を付与する。画像認識システムは、選択された方法で画像をスキャンし、かつポジションおよび対応する識別信号を記録し、それによって、パターン8を特定するためにかつ第1のウェブ6の第1の中央線9を計算するために使用可能である。第1の中央線9は、第1の信号における平均値または特性の値の間のポジションから算出されてもよいが、他の適切な方法で算出されてもよい。第1の中央線9は、視覚的中央線である。ここで「視覚的中央線」とは、第1のウェブにおけるパターン8の中央線となる第1の中央線が、人間の目で認識されるものであることを意味する。ゆえに、第1の中央線9は、数学的な正確な平均値またはパターン8の平均値を必要としないが、芸術的な観点に基づく中央ラインであってもよい。
【0033】
ゆえに、中央線9は、パターン8に対する対称的な線であってもよい。制御デバイス18は、一つ以上の記憶された準備された識別特性、すなわちid−信号を含んでいてもよく、それは、第1の画像(つまり第1のウェブにおける)パターンを特定する。そして最新の第1の画像が記憶された画像(すなわちid−信号)と一致するかどうかが確認するために、かつそれによってパターン8が確認されるか否かに関して制御デバイスに情報を与えるために、最新の第1の画像と記憶された画像とが比較される。パターン8が確認された場合、第1のウェブ6における第1の中央線9のポジションはパターンの検出されたポジションを用いることによって制御デバイス18において算出される。第1のウェブ6の側方側縁部23の検出に基づいて第1の中央線9を算出することは不可能であることに留意されたい。なぜなら、第1のウェブ6におけるパターン8は、第1のウェブ6内で横方向に変動し得るものであり、それは、第1の中央線9をパターン8に応じて変化させるからである。ここで「横方向側縁部」とは、流れ方向Xにおける広がりを有する第1のウェブ6の側縁部23に関連して用いられる。
【0034】
制御デバイス18は、第1のウェブおよび/または第2のウェブ7のポジションを調整するため第1の信号を用いるように構成されており、それによって、第1の中央線9は、第1のウェブ6を第2のウェブ7に取り付ける間に第2の中央線10と整列されるようになる。これは、第1のウェブにおける中央線9のポジションの算出後に、第1の中央線9と第2の中央線10との間のずれΔdを算出するために、制御デバイス18が、第2の中央線10(すなわち例えば参考線20)のポジションに関する情報とともにその情報を使用することを意味している。ずれΔdは、制御デバイス18によって分析され、それによって、制御デバイス18は横方向に、すなわち流れ方向に本質的に直交する方向Yに第1のウェブ6および/または第2のウェブ7を調整できる。
【0035】
延在する第1の中央線9、すなわち流れ方向に直交する方向への動きに関する問題は、第1のウェブ6が流れ方向に直交する方向Yに、流れ方向Xに二つの継目26によって互いに結合される二つの側部24および中央部25を備えることが特に共通している。ここで、パターン8は二つの継目26を備えており、第1の中央線9は継目26に関連して算出されるべきである。中央部25は、多くの場合、第1のウェブ6のさまざまな部分に異なる材料による種々の伸長をもたらす側部24とは異なる材料から形成されており、それは継目26のポジションが第1のウェブ6内で変動することを引き起こす。さらに、二つの継目26が多くの場合に二つの継目26の結合を行うデバイス内で同時にかつ同じ距離をおいて形成されるが、側部24および中央部25がさまざまな特性を有するため継目のポジションにさまざまに作用し得るので、第1の中央線9の横方向ポジションは変化されるであろう。ただし、第1のカメラ22よび制御デバイス18が第1の中央線9を算出するために継目26の片方あるいは両方の検出のために構成されてもよい。いずれに場合においても、第1の中央線9は、継目26の一方からの距離の半分に、つまり継目26同士の中間部に配置されてもよい。したがって、最良の結果は、継目26の両方が検出されたときに達成される。なぜなら、第1の中央線9のより正確なポジションが算出できるからである。なお、第1の中央線の横方向ポジションの推定に伴う継目26の一方の検出は、横方向縁部23のポジションが制御のために調整されかつ使用される従来の制御デバイスにおける改善のためである。第1の中央線9の横方向ポジションの推定を伴う一つの継目26の検出は、有利なことに、例えば他の継目が完成されたがなんらかの理由で第2の継目のパターンがほとんど見えない場合に使用可能である。これは、一例として、超音波溶着デバイスが溶着のために使用されかつ継目が、継目26の結合領域を構成するエンボス加工された複数のくぼみを備える場合に使用される。エンボス加工されたパターンは、一つの継目26上では、そうでないものに比べ見えにくくなるが、継目26の両方をそのように適切に形成することもできる。したがって、パターン8が短い期間の間にわたってだけ脆くなり得るため、少なくとも短期間にわたっては、その工程が許可されることが望ましい。
【0036】
図1において、制御デバイス18は、第1のウェブ8におけるパターン8の以前の画像を記憶するよう構成されている。画像は、同一の識別信号(以下、id−信号または識別特性とする)となるよう変換され、それは第1の画像におけるパターン8の識別のために使用される。記憶されたid−信号は、正しいパターンの確認および間違ったパターンの確認の両方が可能なものである。記憶された正しいid−信号は、正しいパターンのさまざまな変形例を示す許容可能な範囲の形態のものであってもよい。その範囲は、複数の画像およびパターンを示す複数のid−信号の形態のものであってもよいが、数値的な範囲のものであってもよい。パターンが時間とともにある程度異なるが、許容可能な範囲内にある場合に、制御デバイスが正しいパターンを認識可能である。
【0037】
ここで「瑕疵」という語は、選択されたパターンが許容可能な範囲内にない場合に使用される。制御デバイス18は、あらかじめ判明しておりかつ処置された瑕疵のある画像を認証するために、記憶された瑕疵のある画像を使用する。制御デバイスは、例えば運転を警告する、かつ/または取り付けラインを停止させるなどのアクションプラン、あるいは他の適切な、検出された瑕疵を是正するよう使用可能なアクションプランを実施するために、この情報を使用することもできる。
【0038】
識別されるパターン8が、パターンのより大きな部分を構成する(例えば継目の一方あるいは両方がより小さな部分を構成する)ことも可能であること、あるいは第1のウェブの選択された領域全体にわたってパターンが存在していてもよいことに留意されたい。したがって、パターン全体が流れ方向における選択された領域にわたる継目の一方または両方であってもよい。
【0039】
制御デバイス18は、有利なことに、パターン8が検出された際に、第1のウェブにおけるパターン8の横方向ポジションを算出するよう構成されている。例えば、横方向ポジションは、第1の画像から得られる情報に基づいて算出可能である。上述したように、第1の画像は、電気的な第1の信号へと変換され、かつこれは例えば画像を、調査される複数の離散的な要素に分解することによって実現可能である。ここで「調査される」とは、制御デバイスが、離散的な要素を、離散的な要素を表す電気信号へ変換することを意味する。制御デバイス18は、離散的な要素が調査される順番を選択するものでもある。上記調査は一般にスキャニングに関連するが、画像を調査スルタンの方法も使用可能である。ゆえに第1の画像は、同様の方法で調査され、そして記憶されたid−信号と比較される。制御デバイス18がパターンの存在を検出したとき、パターンのポジションは、画像において検出されたパターン8のポジションとの比較によって算出可能となる。
【0040】
制御デバイス18は、第1の中央ラインを算出するためにかつ第1のウェブ6および/または第2のウェブ7を制御するために、パターンの横方向縁部に関する情報を使用し、それによって、第1の中央線は、第2の中央線10と整列状態でもたらされるようになる。
【0041】
制御デバイス18は、有利なことに、アルゴリズムに基づいてパターン検出のためかつ制御のために使用されるさまざまな数学的作業を行う論理演算機構を備えていてもよい。論理演算機構は、例えばパターンの横方向ポジション、すなわち継目の片方あるいは両方のトラックを保つよう構成されていてもよい。もしパターン8の横方向ポジションが急激に所定の閾値を超えて変化した場合、論理演算機構は、パターンの瑕疵の検出としての情報を無視するよう構成されていてもよく、かつ第1の画像を再び調査するかあるいは次の画像を調査するよう構成されていてもよい。
【0042】
本発明の一実施形態において、取り付けライン1は、第2のウェブの第2の画像を撮影するよう配置可能な第2のカメラ(図示せず)を備えている。続いて取り付けライン1は、第2の画像を第2の信号へ変換するための第2の変換器を備えている。制御デバイス18は、第2のウェブにおる第2の中央線10のポジションを特定するために第2の信号を使用するよう構成されており、かつ制御デバイス18は、第2のウェブの横方向ポジションを調整する第2の案内デバイスを制御するために第2の信号を使用するよう構成されており、それによって、第1の中央線9は、第1のウェブ6を第2のウェブ7に取り付ける間に第2の中央線10と整列されるようになっている。
【0043】
本発明の他の実施形態において、取り付けライン1は、第3のウェブ27の第3の画像を撮影するよう構成可能な第3のカメラ(図2および3において29で示される)を備えている。そして取り付けライン1は、第3の画像を第3の信号へ変換するための第3の変換器を備えている。制御デバイス18は、第3のウェブ27にける第3の中央線(図示せず)のポジションを特定するために第3の信号を使用するよう構成されており、かつ制御デバイス18は、第3のウェブ27の横方向ポジションを制御する第3の案内デバイス28を制御するために第3の信号を使用するよう構成されており、それによって、第1の中央線は、第1のウェブが第2のウェブに取り付けられる間に、第2の中央線および第3の中央線と整列されるようになる。
【0044】
図1において、第1のウェブ6は連続的なトップシートであり、第2のウェブは断続的な吸収体の形態のものであり、かつ第3のウェブは連続的なバックシートである。有利なことに、コンベヤベルト11は、そのポジションに固定されており、かつ制御デバイス18に認識されている参考線20を備えている。コンベヤベルト11上の第2のウェブ7および第3のウェブ17の位置決めは、第2の案内デバイス21および第3の案内デバイスのそれぞれの使用によってこの参考ライン20に対してなされる。続いて第1のウェブ6は吸収体3の上に配置され、それによって、第1の中央線が第2の中央線と整列されるようになる。ゆえに、第1の中央線は参考線と整列されるようになる。
【0045】
制御デバイス18は、第1のウェブ6のみを制御できるものであってもよく、かつ、一つのあるいは複数の制御デバイスが第2のウェブ7および/または第3のウェブ27を制御するために取り付けライン1に備えられていてもよいことに留意されたい。したがって、さらなる制御デバイスが第1のウェブを調整する制御デバイスとは独立して作動してもよく、かつ参考線が使用されるときに互いに独立して作動してもよい。制御デバイスは、取り付けラインの制御の相互接続のために配置されてもよい。
【0046】
図1に関連して示される第1のカメラ22は、第1のウェブの供給速度および制御デバイス18の処理速度に左右されるサンプリング回数(sampling frequency)で、第1のウェブの画像を撮影する。供給速度が速ければ速いほど、その回数もより大きくなっていく。ただし、第1のカメラ22は、連続的に撮影してもよい、すなわち開放された状態のシャッターを用いて撮影してもよく、続いて制御デバイスは、フィルムからいくつかのサンプル画像を引き出してもよく、あるいは第1の変換器においてまたは制御デバイスにおいて処理装置がそうした連続的な工程を扱うように構成された場合には連続的に算出するものであってもよい。ここで「開放され状態のシャッター」とは、機械的な部品を備えるカメラを使用するが、デジタルカメラあるいは他の技術の使用時に、シャッターが記録媒体、例えば化学フィルム、もしくはデジタルまたは磁気記録媒体に光が入ることを可能にする別のデバイスによって置換されていることに関連して使用されている。第2のおよび/または第3のカメラは第1のカメラと同様の方式で構成されてもよい。
【0047】
図1には、第1のカメラ22が、取り付けポイント13の手間で第1のウェブの第1の領域の第1の画像を撮影した状態を示す。上述したように、取り付けポイントは、第1のウェブが第2のウェブに取り付けられる領域である。本発明の説明をより簡単にするために、図1においては第1のカメラ22の映写経路が破線で示されている。第1の領域において、第1の中央線9が第2の中央線10とは整列されていない状態で示されている。差異がΔdでマーク付けされており、かつそれは、どの程度、第1のウェブ6または第2のウェブ7が移動しなければならないのかの基準c2−c1である。ここで「c1」は、第1の中央線9に関連しており、かつ「c2」は第2の中央線10に関連している。制御デバイスは、第1の画像における情報および第2の中央線のポジションに関する情報からΔdを算出する。制御デバイス18は、Δdに対応する距離で流れに直交する方向に第1のウェブの進路を変更させるよう構成された第1の案内デバイス17を制御するためにその情報を使用する。
【0048】
図1には、取り付けポイント13の後方で、第1の中央線9が第2の中央線10と整列されている状態を示す。図1は、さらに、潜在的に第2の中央線10とずれている第1の中央線9’、および第1のウェブの横方向ポジションが取り付けポイントの手間で移動されなかった場合に生じるであろう対応するずれ距離Δd’を示す。
【0049】
図2は、図1の取り付けライン1の側面図を概略的に示す。図2は、取り付けポイント13が一連のローラーの形態の結合デバイス14を備えている。ローラーは、第1および第2のウェブの選択された部分をともに押圧する。続いて選択された部分は従来の方法を使用して互いに結合される。ローラーは、例えば超音波結合および/または機械的結合および/または熱結合などの手段を備えていてもよい。ただし、ローラーは第1のウェブが移動するとき、第1および第2のウェブを結合するための他の適切なデバイス、例えば超音波溶着デバイスまたは機械結合デバイスあるいは溶着デバイスによって置換されてもよい。溶着デバイスはレーザーデバイスまたは他の熱デバイスのタイプのものであってもよい。
【0050】
ローラーは、第1のウェブを個々の部片に分割するための分割デバイスとして使用することもできる。ローラーは、ローラーの回転中に第1のウェブを切断する所定のパターンに形成された切断エッジを備えていてもよい。各部片は、好ましくは吸収体の形状の構成要素に対応する形状あるいは他の所定の形態のものである。図2において、分割デバイス15は、結合デバイス14とは別個のユニットである。分割デバイス15は、結合デバイス14に関連してあるいは結合デバイス14の後方に位置決めされてもよい。分割デバイス15は、ウェブが移動するときにウェブからなるラミネートを分割するための、切断デバイスまたはせん断デバイスもしくは他の適切なデバイスであってもよい。ここで、「ラミネート」は、第1のウェブ6および/または第2のウェブ7および/または第3のウェブ27を備えるものであってもよい。図2において、分割デバイス15は、切断のための直線的な動作を行うものであるが、分割デバイスは、切断またはせん断エッジ(図3参照)を備える二つの対向するローラーを備えていてもよく、これらエッジは、回転時に、流れ方向において層状になされた第1のウェブ6、第2のウェブ7および第3のウェブ27とともに回転し、かつ層状になされたウェブを切断する。
【0051】
取り付けライン1は結合デバイス14を備えていてもよく、結合デバイス14は、吸収体の周囲の周縁継目において第3のウェブを第1のウェブに結合させ、それによって吸収体3をトップシート(すなわち第1のウェブ)とバックシート(すなわち第3のウェブ)とによって形成された閉鎖空間内に封入するものである。続いて第1のウェブ6を吸収体3に付着する必要はないが、吸収体3は吸収体3の移動を防ぐのに十分なほど小さい閉鎖空間によって適所に保持され得る。取り付けライン1は、ウェブ6,7,27のラミネートを切断するよう構成された分割デバイス15をさらに備えていてもよく、それによって、吸収用品が形成されるようになる。ゆえに、第2のウェブ7が連続ウェブである場合には、切断デバイスはさらに第2のウェブを切断するために構成されている。
【0052】
取り付けラインは、第3のウェブ27の第3の中央線制御するために第3のカメラ29を備えていてもよい。制御デバイスとともに第3のカメラ29は、第1のカメラ22および第2のカメラに関連して説明したのと同じように使用されてもよい。
【0053】
図3には、吸収用品がバックシート5および吸収性トップシート4のみを備える場合の本発明の実施形態について概略的に示す。この場合、第1のウェブ6はトップシートと吸収体とを兼ね備えるものであり、第2のウェブはバックシートであるが、これらは反対でもよい。図3における取り付けライン1は、本発明の位置合わせの工程に関連する図1および2における取り付けラインと同じものである。異なる点としては、図3においては、第1のウェブ6と第2のウェブ7のみが使用されていること、および分割デバイス15が、それぞれが切断エッジ31を有する二つの対向するローラー30を備えていることである。図1および2に関連して説明したように、分割デバイス15はローラー30に限定されず、せん断デバイスあるいは他の適切な分割デバイスであってもよい。
【0054】
図4〜9には、本発明の工程のフローチャートを概略的に示す。以下に図4のボックス301〜305を示す。
【0055】
ボックス301
視覚的な第1の中央線を伴うパターンを備える連続的な第1のウェブをコンベヤベルトから離れたポジションに供給する。第1のウェブは図1〜3に基づく第1の移送システムによってそのポジションまで供給される。コンベヤベルトは、第2のウェブの上に第1のウェブを配置可能なように第2のウェブを移送するための他の適切な手段に置き換えられてもよい。次にボックス304へ行く。
【0056】
ボックス302
複数の吸収体の形態の非連続な第2のウェブを図1〜3に基づく第2の移送システムによってコンベヤベルトに供給する。各吸収体は、第2の中央線を備えており、かつ所定の位置においてコンベヤベルト上に配置される。続いてボックス303へ行く。
【0057】
ボックス303
所定のポジションに第2のウェブを配置することによって、第2の中央線のポジションが制御デバイスによって認識される。あらかじめ決められたポジションは、第2の中央線と整列されるようになる参考線を備えていてもよい。続いて参考線は、整列された第2の中央線のポジションが認識されるように、制御ユニットによって認識され得る。他の実施形態において、第2の中央線は、コンベヤベルトに対する第2の中央線の横方向ポジションを検出する適応検出手段によって、制御デバイスに認識されてもよい。検出手段は、ボックス304得説明されるようにカメラであってもよい。次はボックス310へ行く。
【0058】
ボックス304
カメラは連続的な第1のウェブをモニタリングしており、かつ画像サンプルがパターンから取得される。第1のウェブが第2のウェブから距離をおいて位置決めされたとき、すなわち第1のウェブが第2のウェブと接触するようにもたらされる前に、画像は撮影される。ゆえに、カメラは、取り付けポイント、つまり第1のウェブが第2のウェブと接触するようにもたらされるポイントの手前に配置される。有利には、第2のカメラは、第1のウェブの横方向ポジションを制御するよう構成された第1の案内デバイスに近接して配置される。
【0059】
ボックス305
画像サンプルにおける情報が第1の変換器によって第1の信号へ変換される。ボックス306へ行く。
【0060】
図6にはボックス306〜307を示す。
【0061】
ボックス306
制御デバイスは、第1の信号に含まれた情報から第1のウェブにおける第1の中央線のポジションを算出する。制御デバイスは、図1〜3に関連して説明した技術を使用してもよい。ボックス307へ行く。
【0062】
ボックス307
第1のウェブにおける第1の中央線のポジションを特定した後、制御デバイスは、第1の中央線のポジションが第2の中央線に対して合っているか否かを調べる。第2の中央線は制御デバイスに認識されている。
【0063】
ボックス307a
ボックス307におけるクエスチョンに対する答えがイエスならば、続いてボックス310へ行き、その答えがイエスなら、第1の中央線と第2の中央線とは整列状態となっているため、制御デバイスが第2の中央線に対する第1の中央線のポジションを変更する必要はない。
【0064】
ボックス307b
ボックス307におけるクエスチョンに対する答えがノーならば、続いてボックス308へ行く。その答えがノーなら、制御デバイスは、第1の中央線と第2の中央線とが整列状態となるように、第2の中央線に対する第1の中央線のポジションを変更する必要がある。
【0065】
図6にはボックス308〜312を示す。
【0066】
ボックス308
ボックス307bからである。
制御デバイスは、第1の中央線と吸収体の第2の中央線との間のずれにおける距離Δdを算出する。
【0067】
ボックス309
第1の中央線と第2の中央線とが整列されるように、流れに直交する方向に第1のウェブのポジションを移動するための第1の案内デバイスを制御するべく、制御デバイスはボックス307bにおける距離Δdに関する情報を使用する。
【0068】
ボックス310
ボックス303またはボックス307aからのものである。
【0069】
ボックス310
連続的な第1のウェブが吸収体上に配置される。それによって、第1のウェブが第2のウェブと接触されるようにもたらされる前に、第1のウェブは第2のウェブ上に距離をおいて配置される。
【0070】
ボックス311
第1のウェブが第2のウェブに取り付けられる。これは上述した公知の手段、たとえば溶着、接着などによって実現することができる。もし第3のウェブが備えられる場合、第1のウェブに関連する吸収用品の対向する側への取り付けにおいて、その取り付けは、吸収体の周縁に沿う第3のウェブに対して第1のウェブを間接的に取り付けることによってなされてもよい。ただし、吸収体はジョイントの一部であってもよい、つまり第1のウェブ、第2のウェブおよび第3のウェブは互いに取り付けられてもよい。
【0071】
ボックス312
第1のウェブが吸収体同士の間で切断される。したがって、この工程は積層されたウェブを吸収用品に分離するものである。切断は公知の方法でなされてもよく、かつ積層されたウェブは、吸収用品に所望の形状が付与されるように、選択された形状に沿って切断されてもよい。
【0072】
図7〜9は、第1の中央線が第2の中央線と整列されるかどうかを決定するときの、ボックス306において行われることのフローチャートを示す。
【0073】
ボックス306
図7:
ボックス601
制御デバイスは、複数の第1のid−信号が記憶されておりかつ記憶することができ、複数の第1のid−信号は、第1のウェブにおける正しいパターンおよび/または瑕疵のあるパターンを含む複数の対応する第1の画像を示すものである。「正しい」および「瑕疵のある」との語は、図1〜3に関連して説明したとおりである。
【0074】
ボックス602
第1のウェブにおける正しいあるいは瑕疵のあるパターンを特定するために、制御デバイスは、記憶された第1のid−信号と、最新の画像の第1の信号における情報を比較する。
【0075】
ボックス603
制御デバイスは、最新の第1の信号が記憶されたid−信号のいずれかに対応するかどうかをチェックする。
【0076】
ボックス603a
ボックス306におけるクエスチョンに対する答えがノーならば、続いてボックス604へ行く。最新の第1の信号は、正しいパターンと特定されるか、あるいは瑕疵のあるパターンと特定される。
【0077】
ボックス603b
ボックス306におけるクエスチョンに対する答えがイエスならば、続いてボックス605へ行く。
【0078】
ボックス604
最新の第1の信号はパターンであるのか?制御デバイスが最新の第1の信号が記憶されたid−信号のいずれにも対応しないことを明らかにした場合、制御デバイスは最新の第1の信号がパターンであるかどうかをチェックする。ボックス601に関連して上で説明したように、制御デバイスは、非パターン(すなわち瑕疵のあるパターン、あるいは何らかの理由によって瑕疵があると判断されたパターン)を示す記憶されたid−信号を代わりにまたはさらに含んでいてもよい。続いて制御デバイスは、第1のウェブのポジションを制御するために瑕疵のあるパターンならびにパターンの両方を使用する。
【0079】
ボックス604a
ボックス604におけるクエスチョンに対する答えがノーならば、ボックス801へ行く。ボックス604に関連して説明したように、パターンは、そのパターンが所望のパターンでなく、あるいはそのパターンが瑕疵のあるパターンであるかにかかわらず、制御デバイスに記憶されていてもよい。ここで、機械操作者が、その画像(すなわち最新の信号)がパターンではないがボックス601に基づいて制御デバイスに記憶されるべきものであるか、そして続いてボックス801へ行くか、について決定することができる。最新の信号が瑕疵のあるパターンとして記憶されるべきものかどうかを操作者が調査する代わりとして、例えば自動検出システムがさらに設けられてもよい。
【0080】
ボックス604b
ボックス604におけるクエスチョンに対する答えがイエスならば、ボックス606へ行く。ここで、機械操作者は画像(すなわち最新の信号)がパターンであるかどうかを決定してもよい。最新の信号がパターンとして記憶されるべきものかどうかを操作者が調査する代わりとして、例えば自動検出システムがさらに設けられてもよい。
【0081】
ボックス605
最新の第1の信号はパターンであるのか?制御デバイスが最新の第1の信号が記憶されたid−信号のいずれかに対応すると判定した場合、制御デバイスは最新の第1の信号がパターンであるかどうかをチェックする。
【0082】
ボックス605a
ボックス605におけるクエスチョンに対する答えがノーならば、ボックス801へ行く。
【0083】
ボックス605b
ボックス605におけるクエスチョンに対する答えがイエスならば、ボックス701へ行く。
【0084】
ボックス606
ボックス601に基づいて最新の第1の信号を制御デバイスに記憶させ、ボックス701へ行く。
【0085】
図8:ボックス605bまたはボックス606からである。
ボックス701
第1のウェブにおける第1の中央線のポジションが最新の第1の信号における情報から算出される。ボックス702へ行く。ここで制御デバイスは、第1の中央線の以前のポジション(すなわち以前に算出したポジション)と新しいポジションとを比較でき、次いで第1の中央線を横方向に算出された距離を物理的に移動させておくことが可能かを調べる。これが不可能である場合には、制御デバイスはその結果を無視しかつ次の画像へスキップする、つまり新しい画像の調査のためにボックス304へ行くべきである;もし可能であればボックス702へ連続するべきである。
【0086】
ボックス702
第1のウェブにおける第1の中央線のポジションを、対応する第1位の信号とともに制御デバイスに記憶する。ボックス307へ行く。
【0087】
図9:ボックス604aまたはボックス605aからである。
ボックス801
新しい画像であるかチェックする?制御デバイスが、最新の第1の信号が記憶されたid−信号のいずれにも対応しないと判定し、かつボックス604aに基づくパターンでもないと判定した場合、一つのアクションプランが要求される。制御デバイスが最新の第1の信号が記憶されたid−信号のいずれかに対応すると判定し、かつそれがパターンではないと判定した場合も、アクションプランの必要性が依然として存在する。アクションプランIは、ここで、製造を連続するか否かを判定するためのものである。したがって、調査に対する基本的なクエスチョンとは、最新の画像を無視すべきか否か?ならびに新しい画像を検査すべきか否か?である。
【0088】
ボックス801a
ボックス801におけるクエスチョンに対する答えがノーならば、ボックス803へ行く。ゆえに、最新の第1の画像の調査に基づく結果が妥当であり、かつ新しい画像が代わって検査してはならない場合に、取り付けラインを停止させるか否かを決定するためにアクションプランが必要とされる。
【0089】
ボックス801b
ボックス801におけるクエスチョンに対する答えがイエスならば、ボックス304へ行く。したがって、最新の第1の画像の調査に基づく結果が不適切だと考えられ、新しい画像を代わりに検査しなければならない場合に、取り付けラインを停止させるか否かを決定するためにアクションプランが必要とされる。制御デバイスに関する応答時間が取り付けラインの速度に対して素早い場合には、取り付けラインを停止する決定を下す前に少なくとも一つの瑕疵を見つけるために、一つの新しい画像または複数の新しい画像がボックス304に基づいて検査されてもよい。
【符号の説明】
【0090】
1 取り付けライン
2 吸収用品
3 吸収体
4 トップシート
5 バックシート
6 第1のウェブ
7 第2のウェブ
8 パターン
9 第1の中央線
10 第2の中央線
11 コンベヤベルト
12 取り付けステーション
13 取り付けポイント
14 結合デバイス
15 分割デバイス
16 第1の移送システム
17 第1の案内デバイス
18 制御デバイス
19 第2の移送システム
20 参考ライン
21 第2の案内デバイス
22 第1のカメラ
23 横方向縁部
24 側部
25 中央部
26 継目
27 第3のウェブ
28 第3の案内デバイス
29 第3のカメラ
30 ローラー
31 切断エッジ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
連続的なまたは非連続的な第2のウェブ(7)に対して連続的な第1のウェブ(6)を取り付けるための適合性のある取り付けライン(1)であって、
前記取り付けライン(1)は、流れ方向(X)に第1および第2のウェブ(7)を供給するよう構成されており、前記取り付けライン(1)は、前記第1のウェブ(6)の第1の画像を撮影するよう構成された第1のカメラ(22)を具備してなる制御デバイス(18)を具備してなり、前記制御デバイスは、前記第1の画像を第1の信号に変換するための第1の変換器を具備してなり、前記制御デバイス(18)は、前記第2のウェブ(7)に対する前記第1のウェブ(6)のポジションを制御するよう構成されており、
前記第1のカメラ(22)は、前記第1のウェブ(6)を前記第2のウェブ(7)に取り付ける前に、画像を撮るように構成されており、かつ、前記制御デバイス(18)は、前記第1のウェブにおける第1の中央線(9)のポジションを特定するために前記第1の信号を使用するよう構成されており、かつ、前記制御デバイス(18)は、前記第1のウェブ(6)を前記第2のウェブ(7)に取り付ける間に前記第1の中央線が前記第2のウェブ(7)に設けられた第2の中央線(10)と整列されるように、第1のウェブ(6)および/または第2のウェブ(7)のポジションを調整するために前記第1の信号を使用するよう構成されていることを特徴とする適合性のある取り付けライン(1)。
【請求項2】
前記制御デバイス(18)は、前記第1のウェブ(6)におけるパターン(8)を特定するように構成されており、かつ前記制御デバイス(18)は、前記第1のウェブ(6)に設けられた前記パターン(8)に対する前記第1のウェブ(6)における前記中央線(9)のポジションを算出するよう構成されていることを特徴とする請求項1に記載の適合性のある取り付けライン(1)。
【請求項3】
前記第1のウェブ(6)は、前記流れ方向(X)における二つの継目(26)によって互いに結合された、二つの側部(24)と中央部(26)とを流れに交差する方向において具備してなり、前記パターン(8)は、前記二つの継目(26)の一方あるいはその両方を具備してなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の適合性のある取り付けライン(1)。
【請求項4】
前記第1の中央線(9)は、視覚的な中央線であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の適合性のある取り付けライン(1)。
【請求項5】
前記制御デバイス(18)は、前記第1の画像における前記パターンの特定のための前記第1のウェブ(6)における前記パターン(8)の識別特性、および/または前記第1のウェブにおける不適切なパターンの特定のための瑕疵のあるパターン(8)の識別特性を記憶していることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の適合性のある取り付けライン(1)。
【請求項6】
前記第2の中央線(10)は、取り付け前に前記制御デバイス(18)に認識されるようになっていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の適合性のある取り付けライン(1)。
【請求項7】
前記第1のカメラ(22)は、連続的にまたは定期的に撮影を行うものであることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の適合性のある取り付けライン(1)。
【請求項8】
前記第1および第2の中央線(9,10)は、前記流れ方向(X)に延在していることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載の適合性のある取り付けライン(1)。
【請求項9】
前記取り付けラインは、コンベヤベルト(11)を具備してなり、かつ前記第2のウェブは前記コンベヤベルト(11)上に配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載の適合性のある取り付けライン(1)。
【請求項10】
前記制御デバイス(18)は、前記第1のウェブ(6)を、前記流れ方向(X)に本質的に直交する、流れに交差する方向(Y)に制御するよう構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか一項に記載の適合性のある取り付けライン(1)。
【請求項11】
第2のカメラが前記第2のウェブ(7)の第2の画像を撮影するよう構成されており、前記取り付けライン(1)は、前記第2の画像を第2の信号に変換するための第2の変換器を具備してなり、前記制御デバイス(18)は、前記第2のウェブ(7)における前記第2の中央線(10)のポジションを特定するために前記第2の信号を使用するよう構成されており、かつ前記制御デバイス(18)は、前記第1のウェブを前記第2のウェブに取り付ける間に前記第1の中央線(9)が前記第2の中央線(10)と整列されるように、前記第1のウェブ(6)および/または前記第2のウェブ(7)のポジションを制御するために前記第2の信号を使用するよう構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれか一項に記載の適合性のある取り付けライン(1)。
【請求項12】
連続的なあるいは非連続的な第2のウェブ(7)に対して連続的な第1のウェブ(6)を取り付けるための適合性のある取り付けライン(1)のための方法であって、
前記取り付けライン(1)は、流れ方向(X)に第1および第2のウェブ(7)を供給し、前記取り付けライン(1)は、前記第1のウェブ(6)の第1の画像を撮影する第1のカメラ(22)を具備してなる制御デバイス(18)を具備してなり、前記制御デバイスは、前記第1の画像を第1の信号に変換するための第1の変換器を具備してなり、前記制御デバイス(18)は、前記第2のウェブ(7)に対する前記第1のウェブ(6)のポジションを制御し、かつ、
前記第1のカメラ(22)は、前記第1のウェブ(6)を前記第2のウェブ(7)に取り付ける前に画像を撮影し、かつ、前記制御デバイス(18)は、前記第1のウェブにおける第1の中央線(9)のポジションを特定するために前記第1の信号を使用し、かつ、前記制御デバイス(18)は、前記第1のウェブ(6)を前記第2のウェブ(7)に取り付ける間に前記第1の中央線が前記第2のウェブ(7)に設けられた第2の中央線(10)と整列されるように、第1のウェブ(6)および/または第2のウェブ(7)のポジションを制御するために前記第1の信号を使用することを特徴とする方法。
【請求項13】
前記制御デバイス(18)は、前記第1のウェブ(6)におけるパターン(8)を特定し、かつ前記制御デバイス(18)は、前記第1のウェブ(6)に設けられた前記パターン(8)に対する前記第1のウェブ(6)における前記中央線(9)のポジションを算出することを特徴とする請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記第1のウェブ(6)は、前記流れ方向(X)における二つの継目(26)によって互いに結合された、二つの側部(24)と中央部(26)とを流れに交差する方向において具備してなり、前記パターン(8)は、前記二つの継目(26)の一方あるいはその両方を具備してなることを特徴とする請求項12または13に記載の方法。
【請求項15】
前記第1の中央線(9)は、視覚性な中央線であることを特徴とする請求項12ないし請求項14のいずれか一項に記載の方法。
【請求項16】
前記制御デバイス(18)は、前記第1の画像における前記パターンの判定のための、前記第1のウェブ(6)における前記パターン(8)の識別特性、および/または前記第1のウェブにおける不適切なパターンの判定のための瑕疵のあるパターン(8)の識別特性を記憶することを特徴とする請求項12ないし請求項15のいずれか一項に記載の方法。
【請求項17】
前記第2の中央線(10)は、取り付け前に前記制御デバイス(18)に認識されるようになっていることを特徴とする請求項12ないし請求項16のいずれか一項に記載の方法。
【請求項18】
前記第1のカメラ(22)は、連続的にまたは定期的に撮影を行うことを特徴とする請求項12ないし請求項17のいずれか一項に記載の方法。
【請求項19】
前記第1および第2の中央線(9,10)は、前記流れ方向(X)に延在することを特徴とする請求項12ないし請求項18のいずれか一項に記載の方法。
【請求項20】
前記取り付けラインは、コンベヤベルト(11)を具備してなり、前記第2のウェブは前記コンベヤベルト(11)上に配置されることを特徴とする請求項12ないし請求項19のいずれか一項に記載の方法。
【請求項21】
前記制御デバイス(18)は、前記第1のウェブ(6)を、前記流れ方向(X)に本質的に直交する、流れに交差する方向(Y)に制御することを特徴とする請求項12ないし請求項20のいずれか一項に記載の方法。
【請求項22】
第2のカメラが前記第2のウェブ(7)の第2の画像を撮影し、前記取り付けライン(1)は、前記第2の画像を第2の信号に変換するための第2の変換器を具備してなり、前記制御デバイス(18)は、前記第2のウェブ(7)における前記第2の中央線(10)のポジションを特定するために前記第2の信号を使用し、かつ前記制御デバイス(18)は、前記第1のウェブを前記第2のウェブに取り付ける間に前記第1の中央線(9)が前記第2の中央線(10)と整列されるように、前記第1のウェブ(6)および/または前記第2のウェブ(7)のポジションを制御するために前記第2の信号を使用することを特徴とする請求項12ないし請求項21のいずれか一項に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公表番号】特表2010−537917(P2010−537917A)
【公表日】平成22年12月9日(2010.12.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−522858(P2010−522858)
【出願日】平成20年8月28日(2008.8.28)
【国際出願番号】PCT/SE2008/000480
【国際公開番号】WO2009/029017
【国際公開日】平成21年3月5日(2009.3.5)
【出願人】(506215320)エスセーアー・ハイジーン・プロダクツ・アーベー (157)
【Fターム(参考)】