ウォークイン浴槽用の扉アセンブリ
本発明は、ウォークイン浴槽用の扉アセンブリを提供する。本発明は、ウォークイン浴槽の壁の扉敷居内に嵌まる扉を含む。扉アセンブリはさらに、扉敷居に連結された第1の軸マウントと、扉の外側に連結された第2のマウントとを含む、ヒンジアセンブリを備える。二重軸ヒンジは、両方の軸マウントに連結され、それによって、扉を浴槽に接続する。二重軸ヒンジは、扉が、ヒンジと反対の方向にヒンジの遠位端において第2の軸の周囲で順に逆回転する場合に、浴槽の内部に向かって第1の軸の周囲で旋回することによって、扉を浴槽の内側に開放する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、概して、ウォークイン浴槽に関し、より具体的には、より容易なアクセスを可能にする、浴槽の側面用の改良型扉およびヒンジシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
ウォークイン浴槽は、高い内蔵型台座および側扉を有する高い浴槽壁を備え、ユーザが、低い浴槽内に昇り降りする必要なく、側方から浴槽の中にウォークインし、着席することを可能にする。図1は、従来技術に記載のウォークイン浴槽の典型的な例を示す。ウォークイン浴槽は、とりわけ、標準の低い浴槽に昇って入り浴槽から出ること、あるいはシャワー中に長時間起立することが困難または危険な身体的制限を有する個人に適している。そのような制限は、身体障害、または加齢とともに典型的に生じる単に低下した体力、平衡、および動作の範囲を含み得る。ウォークイン浴槽は、従来の浴槽およびシャワーと比較して、従来の浴槽よりも出入りするのが容易であるのみならず、滑りおよび転倒の可能性を低減させる。
【0003】
安全性に加えて、ウォークイン扉の側方を介して浴槽に入ることの容易さは、ユーザに自立性も提供し、彼らが、浴槽に出入りする時にもう1人の補助なしに入浴することを可能にする。
【0004】
ウォークイン浴槽にとっての主な重要性は、側扉自体の設計である。具体的に、扉の位置および揺動経路は、浴槽の操作およびその使い易さに影響を与える。側扉が浴槽の外側に開放する図1に示される設計に類似した従来技術設計は、浴槽に水を張る場合に、外部への水圧に対して適切なシールを維持する必要がある。全般的に、この作業課題は、扉を閉鎖および固定するために使用される係止ハンドルに委ねられる。ほとんどのウォークイン浴槽が扉枠を有さないという事実が、適切なシールを維持することをさらに困難にする。それどころか、扉は、ただ単に浴槽の壁上に直接ボルト固定されているだけである。浴槽の深さおよび構造に使用される材料によって、扉敷居の周囲(枠の不在下)は、水圧下で曲がって変形し、起こり得る漏水につながる。
【0005】
図2は、上述の課題の多くを打開する改良された従来技術設計を示す。この設計では、側扉201は、浴槽の内側に開放する。したがって、扉を閉鎖して浴槽に水を張る場合に、水は、閉鎖位置の方向に扉を押し込み、それによって、それに不利に働く代わりに、水封の強度を強化する。扉201がその上に載置された扉枠202も本設計に含まれる。枠は、扉敷居の周囲周辺を曲げて歪めることを阻止し、それによって、浴槽の壁に対する水圧からの曲げによる水封の漏水を阻止する。
【0006】
しかしながら、図2に示される改良された扉設計の利点にもかかわらず、それは、それ自体が新しい課題を引き起こす。図で見ることができるように、扉201が内側に開放するため、それは、浴槽の足下空間を横切って揺動しなければならない。人が浴槽内で起立または着席している時、脚を開放および閉鎖中に扉の経路から移動させなくてはならない。これが些細な不都合のように思え得るが、ウォークイン浴槽のほとんどのユーザは、ある程度の運動障害を有することを留意しなければならない。浴槽の足下空間の大きさ、ユーザの脚の大きさおよび長さ、ならびに障害の程度によって、ユーザは、浴槽の内側にいる間、扉を開放および閉鎖するのに多大な困難を有し得る。
【0007】
したがって、ウォークイン浴槽の内側に開放するが、浴槽の足下空間を通って揺動せず、それによって、ユーザの脚への妨害を回避する扉設計を有するのが望ましいであろう。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、ウォークイン浴槽用の扉アセンブリを提供する。本発明は、ウォークイン浴槽の側部または端部の扉敷居に合うように形成された扉を含む。扉は、扉敷居内に嵌まる敷居構成要素および扉が閉鎖される時に浴槽の内側に面する内部平面パネルを有する。扉アセンブリは、扉敷居に連結された第1の軸マウントおよび扉の外側に連結された第2の軸マウントを含む、少なくとも1つのヒンジアセンブリをさらに備える。二重軸ヒンジは、両方の軸マウントに連結され、それによって、扉を浴槽に接続する。代替の実施形態では、扉アセンブリは、複数のヒンジアセンブリを含み得る。
【0009】
二重軸ヒンジは、扉が、ヒンジと反対の方向にヒンジの遠位端において第2の軸の周囲で順に逆回転する場合に、浴槽の内部に向かって第1の軸の周囲で旋回することによって、扉を浴槽の内側に開放する。この扉の逆回転の結果として、扉の内側パネルは、開放および閉鎖位置の両方で、浴槽の内側に面する。
【0010】
扉の外側は、扉の幅にわたって延在し、かつ第2の軸マウントを収容するチャネルを有し、扉が開放および閉鎖位置にある場合に、ヒンジがチャネルの中へ入り込むのを可能にする。
【図面の簡単な説明】
【0011】
本発明の特徴と考えられる新規の特性が、添付の特許請求の範囲で説明される。しかしながら、本発明自体、ならびに好適な使用法、そのさらなる目的および利点は、添付図面と併せて精読される時、以下の例証的実施形態の詳細記述を参照することにより最もよく理解される。
【図1】図1は、従来技術に従う外側に揺動する側扉を伴うウォークイン浴槽の典型的な例を示す。
【図2】図2は、従来技術に従う内側に揺動する側扉を伴うウォークイン浴槽の斜視図を示す。
【図3A】図3A〜3Cは、本発明の好適な実施形態に従うウォークイン浴槽用のレバーヒンジ型側扉の斜視図を示す。
【図3B】図3A〜3Cは、本発明の好適な実施形態に従うウォークイン浴槽用のレバーヒンジ型側扉の斜視図を示す。
【図3C】図3A〜3Cは、本発明の好適な実施形態に従うウォークイン浴槽用のレバーヒンジ型側扉の斜視図を示す。
【図4A】図4A〜4Cは、本発明の好適な実施形態に従うウォークイン浴槽用のレバーヒンジ型側扉の平面図を示す。
【図4B】図4A〜4Cは、本発明の好適な実施形態に従うウォークイン浴槽用のレバーヒンジ型側扉の平面図を示す。
【図4C】図4A〜4Cは、本発明の好適な実施形態に従うウォークイン浴槽用のレバーヒンジ型側扉の平面図を示す。
【図5A】図5A〜5Cは、浴槽の端部に設置される扉を伴う本発明代替の実施形態の平面図を示す。
【図5B】図5A〜5Cは、浴槽の端部に設置される扉を伴う本発明代替の実施形態の平面図を示す。
【図5C】図5A〜5Cは、浴槽の端部に設置される扉を伴う本発明代替の実施形態の平面図を示す。
【図6A】図6A〜6Cは、複数の二重軸ヒンジを採用する本発明の別の実施形態を示す。
【図6B】図6A〜6Cは、複数の二重軸ヒンジを採用する本発明の別の実施形態を示す。
【図6C】図6A〜6Cは、複数の二重軸ヒンジを採用する本発明の別の実施形態を示す。
【図7A】図7A〜7Cは、扉が閉鎖位置にある場合に、浴槽扉を固定するために使用される係止機構を示す。
【図7B】図7A〜7Cは、扉が閉鎖位置にある場合に、浴槽扉を固定するために使用される係止機構を示す。
【図7C】図7A〜7Cは、扉が閉鎖位置にある場合に、浴槽扉を固定するために使用される係止機構を示す。
【図8A】図8A〜8Cは、本発明の扉ハンドルを示す。
【図8B】図8A〜8Cは、本発明の扉ハンドルを示す。
【図8C】図8A〜8Cは、本発明の扉ハンドルを示す。
【発明を実施するための形態】
【0012】
図3A〜3Cは、本発明の好適な実施形態に従うウォークイン浴槽用のレバーヒンジ型側扉斜視図を示す。図3A〜3Cは、側扉が開放する様式を示す。同様に、図4A〜4Cは、レバーヒンジ型側扉の平面図を示す。
【0013】
示される例において、レバーヒンジ型扉300は、図2に示される扉枠に類似した扉枠310に載置される。しかしながら、本発明を、敷居の周囲に扉枠を利用しないウォークイン浴槽とでも使用できることにも言及されるべきである。
【0014】
従来技術設計とは違い、本発明の扉300は、扉敷居上に直接蝶着しない。その代わりに、扉300は、中間の二重軸ヒンジ320によって枠310に接続される。第1のヒンジ軸マウント311を介して扉枠310に接続されるのは、この二重軸ヒンジ320である。ヒンジ320の他の端部は、第2のヒンジ軸マウント321を用いて、扉300のほぼ中心に接続する。
【0015】
二重軸ヒンジ320および2つの軸マウント311、321は、扉300に、開放および閉鎖中に2つの自由度を提供する。図3Bおよび4Bに示されるように、扉が開放される場合に、ヒンジ320は、図4Bの矢印330で表されるように、枠軸マウント311上を回転し、従来の扉によってたどられるであろう内側円弧をたどる。
【0016】
扉300自体は、第2の軸マウント321上で逆回転し、図4Bの矢印340で表されるように、それがヒンジ320の反対方向に旋回することを可能にする。図に見られるように、第2の軸マウント321上のこの扉300の逆回転は、扉の遠位端301に、足下空間を横切って揺動させるというよりはむしろ第1の軸マウント311に向かって逆回転させる。結果として、扉300の揺動経路は、ユーザの反対側であり、ユーザの脚から離れている。扉300は、開放および閉鎖中、浴槽の台座の前の足元の空間を遮ることなく、足下空間の一部、具体的には、(台座に対して)足下空間の遠方の外側の角のみを横断する。
【0017】
ヒンジ320が第1の軸マウント311の周囲で回転しながら、扉を第2の軸マウント321上に逆回転させることによって、扉300が横断する足下空間の領域は、扉の幅というよりはむしろ二重軸ヒンジの長さによって主に決定され、扉および扉枠の幅、ならびに足下空間の幅および長さによって変化する。したがって、扉300のほぼ中心に位置付けられる第2の軸マウント321によって、第2の軸マウント周囲の扉の回転は、足下空間を横切って揺動するのに扉の全体の幅を必要とする扉の1つの側に蝶着する従来技術設計と比較して、扉が横断する足下空間の領域をおよそ半分に減少させる。
【0018】
図3Cおよび4Cは、完全に開放された位置にある扉を示す。従来技術の内側に揺動する扉と同様に、本発明の扉300は、完全に開放される時、台座の反対の浴槽の内壁に沿って位置し、浴槽の出入りの容易なアクセスを提供する。しかしながら、図に示されるように、第2のヒンジ軸マウント321周囲の旋回のため、扉300の内面は、内壁に面する代わりに、台座に向かって内側に面する。
【0019】
図3A〜3Cに示されるように、扉300は、敷居構成要素302および平面パネル303を備える。その名称が示すように、敷居構成要素302は、扉敷居の空間を充填し、扉300の外面を形成する。平面パネル303は、扉の内面を形成し、扉敷居よりも幅広く、それによって、ガスケット(図示せず)に圧力を印加することによって扉敷居の周囲周辺に水封を形成する助けとなる。このガスケットは、敷居の周囲周辺の浴槽の内壁内、または枠310等の敷居内に載置された予形成された枠内に組み込まれる場合もある。代替の実施形態では、ガスケットは、扉300の平面パネルの周囲内に組み込まれる場合もある。
【0020】
本発明において、敷居構成要素302は、その幅にわたってチャネルを含み、図3Bに最も明瞭に示される。このチャネルは、ヒンジ320および第2の軸マウント321を収容し、図3Aおよび3Cに示されるように、扉が完全に閉鎖および開放された位置にある場合に、ヒンジが扉300の中に入り込むのを可能にする。図3Aは、ヒンジ端部のU字型形状が閉鎖位置で、どのように第2の軸マウント321をヒンジ320と嵌まるかを示す。逆に、図4Cは、扉が完全に開放されている時、第2の軸マウント321の雁首形状が、どのようにヒンジ320上に載置されたヒンジカバー(図5および6に示される)をヒンジ要素内に入れ子にすることを可能にする空間を作成するかを示す。
【0021】
二重軸ヒンジ320が敷居構成要素302の中に入り込むことを可能にすることによって、チャネルは、本発明の扉300が従来技術の扉と同一の空間を占有することができるようにし、それによって、本発明が現在の浴槽および扉枠設計を伴って実装され、現在の浴槽に改造されることを可能にする。
【0022】
扉上の第2の軸マウント321の取付点は、浴槽の設計によって異なり得る。図3A〜3Cおよび4A〜4Cに示される例において、ヒンジ320および対応する第2の軸マウント321は、扉300のほぼ中心で連結される。しかしながら、扉上のヒンジ軸の設置は、扉および浴槽の寸法ならびに扉の所望の揺動経路によって変化し得る。
【0023】
図5A〜5Cは、本発明の代替の実施形態を示す。図5A〜5Cは、扉が閉鎖位置および開放位置の間を移動する時の、浴槽500の斜視図ならびに平面図の両方を示す。この実施形態では、扉510は、台座520と反対の浴槽500の遠端に設置される。図に示されるように、扉510は、浴槽500の側面に沿って開放する。扉510の開放および閉鎖動作は、上述の扉300の開放および閉鎖動作と同一である。先の実施形態と同様に、この実施形態は、扉510が、足下空間を横断することなく、ユーザの脚から離れて揺動することを可能にする。
【0024】
図5に示されるような端部上の扉の設置は、従来の扉設計にとっては実用的ではない。浴槽の端部に配置される従来の扉は、ユーザに向かって足下空間を横断して内側に揺動する場合に、ユーザの膝に衝突するであろう。従来の扉がこの課題を回避し得る唯一の方法は、浴槽の長さ(特に足下空間)が増大される場合であり、それは、ユーザが台座に出入りするために移動しなければならないであろう距離、ならびに座位から扉を開放および閉鎖するのに必要な手の届く距離を増大させるであろう。かさねて、主なユーザ集団は、ある程度の運動障害を有することを常に念頭に置かなければならない。したがって、増大した浴槽の長さによるこれらの一見些細な不都合が、多くのユーザにとって重大な課題を提示し得る。扉510が側方に、かつユーザの膝から離れて揺動することを可能にすることによって、本発明の扉システムは、内側に開放する扉が、ユーザの脚を妨害することなく、さほど長くない(例えば、36×36インチ)浴槽の端部に配置されることを可能にする。
【0025】
図6A〜6Cは、複数の二重軸ヒンジを採用する本発明の別の実施形態を示す。複数のヒンジは、扉の大きさおよび重量に応じて、扉に開放および閉鎖中のさらなる構造的安定性を提供する。図6A〜6Cに示される例において、2つの二重軸ヒンジ620、630は、扉610に接続される。しかしながら、2つより多いヒンジを使用し得る。ヒンジ620、630の構造および操作は、ヒンジ320と同一である。
【0026】
図6A〜6Cに示される複数の二重軸ヒンジ扉を、側壁というよりはむしろ台座と反対の端部の扉を伴う、図5A〜5Cに示される浴槽構成に適用することができることを理解すべきである。
【0027】
図7A〜7Cは、扉が閉鎖位置にある場合に、浴槽扉を固定するために使用される係止機構を示す。図7Aは、開放位置での係止機構を示し、図7Bは、閉鎖位置での係止機構を示す。図7Cは、浴槽から分離した、係止機構、扉、および扉枠のより近接した図を示す。
【0028】
係止機構は、扉の内部にあり、ここでは外側の扉パネルを取り外して示される。機構は、一方の端部で係止ピン721、722に、他方の端部で中心回転マウント731に旋回可能に連結された2つの係止レバー711、712を備える。係止ピンは、クランクシャフトによって駆動されるピストンに対するシリンダと同様に、旋回可能に連結された係止レバー711、712によって押し込まれ、引き出される場合に、ピンを一直線に移動させ続けるそれぞれのピンガイド723、724内に保持される。回転マウント730は、扉の内側上のハンドル800(図8Aに示される)によって操作される。
【0029】
図に示されるように、係止レバー711、712は、相互に向かい合って、回転マウント730の反対端に旋回可能に連結された。各レバーは、それぞれの軸713、714(図7Cにより明瞭に示される)上を旋回する。今の例では、両方のレバー711、712は、回転部材730の外面に連結されるが、それらを、内面に、またはマウントの反対面上で同様に連結することができる。
【0030】
それらが反対方向を向くため、レバー711、712は、中心回転マウント730が旋回する時、反対方向に移動する。示される例では、回転マウント730が反時計方向に移動する時、係止レバー711、712は、外側に押し込まれ、旋回可能に連結された係止ピン721、722を、扉枠のそれぞれの係止凹部741、742内に摺動させながら、それによって扉を閉鎖位置に係止する(図7Bに描写される)。回転マウント730を時計回り方向に旋回させて、係止ピン721、722を係止凹部741、742から引き出し、それによって、扉を係脱する(図7Aに描写される)。
【0031】
回転マウント730が図7Bに示される係止位置を越えて反時計方向に回転し続ける場合、それは、係止ピン721、722を戻して引き出すであろうことに留意すべきである。しかしながら、以下でより詳細に説明されるように、回転マウント730を操作するハンドルは、それが係止位置を越えて回転するのを阻止する。
【0032】
図7A〜7Cに示される例では、扉は、2つの係止機構を含む。それらを一致して操作することを可能にするために、駆動チェーン750が、自転車のチェーンと同様に、2つの回転部材730、731を連結して、双方を扉ハンドルによって操作することができる。
【0033】
扉の中に組み込まれる係止機構の数は、扉の大きさおよび浴槽の深さによって決まる。1つの係止機構が小さい扉に対して十分であり得る一方で、より大きい扉に対しては3つ以上が必要となり得る。さらに、扉の大きさおよび幅によって、係止機構は、扉の両側を固定するために反対方向に移動する2つのレバーというよりはむしろ扉の一面に1つの係止レバーおよび係止ピンのみを含み得る。
【0034】
図8A〜8Cは、本発明の扉ハンドルを示す。図8Aは、浴槽扉850の内側パネル上に載置されたハンドル800を示す。図8Bは、ハンドルアセンブリがどのように扉パネル850に連結されるかを示す分解図である。図8Cは、ハンドルアセンブリがどのように図7A〜7Cに示される係止機構の回転マウント730に連結されるかの分解および組立図を示す。
【0035】
ハンドル800は、内側の扉パネル850を貫通するシャフト820を用いて回転マウント730を旋回させる。シャフト820は、図8Cに示されるように、シャフトが回転マウント内に挿入される場合に、シャフト820の穴部821を貫通するネジ840を用いて回転マウント730に固定される。シャフト820の他方の端部は、ハンドル800の基部の凹部801に係合する嵌合挿入部820に連結される。
【0036】
ハンドル800および回転マウント730の回転は、内側扉パネル850に固定されるフランジ付ハンドルマウント830によって制御される。扉マウント830上のフランジ831は半円であり、図8Bで最も明瞭に見ることができる。ハンドル800の基部の嵌合挿入部820は、扉マウント830のフランジ810に適合し、かつフランジ831内に突き当たる旋回停止突出部811(図8Cに示される)を有し、それによって、ハンドル800の回転をほぼ180度に制限する。
【0037】
本発明の記述は、図解および記述の目的のために提示されており、包括的であるように意図されておらず、または開示される形態で本発明を限定するように意図されていない。多くの修正および変形が当業者には明らかである。本実施形態は、本発明の原理、実用的応用を最良に説明するため、かつ他の当業者が企図される特定の使用に適するような様々な修正を伴う様々な実施形態において本発明を理解することを可能にするために選択および記載された。特許請求の範囲に開示される本発明の範囲を逸脱することなく、本開示の実施形態に多数の変形が可能であることが当業者に理解される。
【技術分野】
【0001】
本発明は、概して、ウォークイン浴槽に関し、より具体的には、より容易なアクセスを可能にする、浴槽の側面用の改良型扉およびヒンジシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
ウォークイン浴槽は、高い内蔵型台座および側扉を有する高い浴槽壁を備え、ユーザが、低い浴槽内に昇り降りする必要なく、側方から浴槽の中にウォークインし、着席することを可能にする。図1は、従来技術に記載のウォークイン浴槽の典型的な例を示す。ウォークイン浴槽は、とりわけ、標準の低い浴槽に昇って入り浴槽から出ること、あるいはシャワー中に長時間起立することが困難または危険な身体的制限を有する個人に適している。そのような制限は、身体障害、または加齢とともに典型的に生じる単に低下した体力、平衡、および動作の範囲を含み得る。ウォークイン浴槽は、従来の浴槽およびシャワーと比較して、従来の浴槽よりも出入りするのが容易であるのみならず、滑りおよび転倒の可能性を低減させる。
【0003】
安全性に加えて、ウォークイン扉の側方を介して浴槽に入ることの容易さは、ユーザに自立性も提供し、彼らが、浴槽に出入りする時にもう1人の補助なしに入浴することを可能にする。
【0004】
ウォークイン浴槽にとっての主な重要性は、側扉自体の設計である。具体的に、扉の位置および揺動経路は、浴槽の操作およびその使い易さに影響を与える。側扉が浴槽の外側に開放する図1に示される設計に類似した従来技術設計は、浴槽に水を張る場合に、外部への水圧に対して適切なシールを維持する必要がある。全般的に、この作業課題は、扉を閉鎖および固定するために使用される係止ハンドルに委ねられる。ほとんどのウォークイン浴槽が扉枠を有さないという事実が、適切なシールを維持することをさらに困難にする。それどころか、扉は、ただ単に浴槽の壁上に直接ボルト固定されているだけである。浴槽の深さおよび構造に使用される材料によって、扉敷居の周囲(枠の不在下)は、水圧下で曲がって変形し、起こり得る漏水につながる。
【0005】
図2は、上述の課題の多くを打開する改良された従来技術設計を示す。この設計では、側扉201は、浴槽の内側に開放する。したがって、扉を閉鎖して浴槽に水を張る場合に、水は、閉鎖位置の方向に扉を押し込み、それによって、それに不利に働く代わりに、水封の強度を強化する。扉201がその上に載置された扉枠202も本設計に含まれる。枠は、扉敷居の周囲周辺を曲げて歪めることを阻止し、それによって、浴槽の壁に対する水圧からの曲げによる水封の漏水を阻止する。
【0006】
しかしながら、図2に示される改良された扉設計の利点にもかかわらず、それは、それ自体が新しい課題を引き起こす。図で見ることができるように、扉201が内側に開放するため、それは、浴槽の足下空間を横切って揺動しなければならない。人が浴槽内で起立または着席している時、脚を開放および閉鎖中に扉の経路から移動させなくてはならない。これが些細な不都合のように思え得るが、ウォークイン浴槽のほとんどのユーザは、ある程度の運動障害を有することを留意しなければならない。浴槽の足下空間の大きさ、ユーザの脚の大きさおよび長さ、ならびに障害の程度によって、ユーザは、浴槽の内側にいる間、扉を開放および閉鎖するのに多大な困難を有し得る。
【0007】
したがって、ウォークイン浴槽の内側に開放するが、浴槽の足下空間を通って揺動せず、それによって、ユーザの脚への妨害を回避する扉設計を有するのが望ましいであろう。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、ウォークイン浴槽用の扉アセンブリを提供する。本発明は、ウォークイン浴槽の側部または端部の扉敷居に合うように形成された扉を含む。扉は、扉敷居内に嵌まる敷居構成要素および扉が閉鎖される時に浴槽の内側に面する内部平面パネルを有する。扉アセンブリは、扉敷居に連結された第1の軸マウントおよび扉の外側に連結された第2の軸マウントを含む、少なくとも1つのヒンジアセンブリをさらに備える。二重軸ヒンジは、両方の軸マウントに連結され、それによって、扉を浴槽に接続する。代替の実施形態では、扉アセンブリは、複数のヒンジアセンブリを含み得る。
【0009】
二重軸ヒンジは、扉が、ヒンジと反対の方向にヒンジの遠位端において第2の軸の周囲で順に逆回転する場合に、浴槽の内部に向かって第1の軸の周囲で旋回することによって、扉を浴槽の内側に開放する。この扉の逆回転の結果として、扉の内側パネルは、開放および閉鎖位置の両方で、浴槽の内側に面する。
【0010】
扉の外側は、扉の幅にわたって延在し、かつ第2の軸マウントを収容するチャネルを有し、扉が開放および閉鎖位置にある場合に、ヒンジがチャネルの中へ入り込むのを可能にする。
【図面の簡単な説明】
【0011】
本発明の特徴と考えられる新規の特性が、添付の特許請求の範囲で説明される。しかしながら、本発明自体、ならびに好適な使用法、そのさらなる目的および利点は、添付図面と併せて精読される時、以下の例証的実施形態の詳細記述を参照することにより最もよく理解される。
【図1】図1は、従来技術に従う外側に揺動する側扉を伴うウォークイン浴槽の典型的な例を示す。
【図2】図2は、従来技術に従う内側に揺動する側扉を伴うウォークイン浴槽の斜視図を示す。
【図3A】図3A〜3Cは、本発明の好適な実施形態に従うウォークイン浴槽用のレバーヒンジ型側扉の斜視図を示す。
【図3B】図3A〜3Cは、本発明の好適な実施形態に従うウォークイン浴槽用のレバーヒンジ型側扉の斜視図を示す。
【図3C】図3A〜3Cは、本発明の好適な実施形態に従うウォークイン浴槽用のレバーヒンジ型側扉の斜視図を示す。
【図4A】図4A〜4Cは、本発明の好適な実施形態に従うウォークイン浴槽用のレバーヒンジ型側扉の平面図を示す。
【図4B】図4A〜4Cは、本発明の好適な実施形態に従うウォークイン浴槽用のレバーヒンジ型側扉の平面図を示す。
【図4C】図4A〜4Cは、本発明の好適な実施形態に従うウォークイン浴槽用のレバーヒンジ型側扉の平面図を示す。
【図5A】図5A〜5Cは、浴槽の端部に設置される扉を伴う本発明代替の実施形態の平面図を示す。
【図5B】図5A〜5Cは、浴槽の端部に設置される扉を伴う本発明代替の実施形態の平面図を示す。
【図5C】図5A〜5Cは、浴槽の端部に設置される扉を伴う本発明代替の実施形態の平面図を示す。
【図6A】図6A〜6Cは、複数の二重軸ヒンジを採用する本発明の別の実施形態を示す。
【図6B】図6A〜6Cは、複数の二重軸ヒンジを採用する本発明の別の実施形態を示す。
【図6C】図6A〜6Cは、複数の二重軸ヒンジを採用する本発明の別の実施形態を示す。
【図7A】図7A〜7Cは、扉が閉鎖位置にある場合に、浴槽扉を固定するために使用される係止機構を示す。
【図7B】図7A〜7Cは、扉が閉鎖位置にある場合に、浴槽扉を固定するために使用される係止機構を示す。
【図7C】図7A〜7Cは、扉が閉鎖位置にある場合に、浴槽扉を固定するために使用される係止機構を示す。
【図8A】図8A〜8Cは、本発明の扉ハンドルを示す。
【図8B】図8A〜8Cは、本発明の扉ハンドルを示す。
【図8C】図8A〜8Cは、本発明の扉ハンドルを示す。
【発明を実施するための形態】
【0012】
図3A〜3Cは、本発明の好適な実施形態に従うウォークイン浴槽用のレバーヒンジ型側扉斜視図を示す。図3A〜3Cは、側扉が開放する様式を示す。同様に、図4A〜4Cは、レバーヒンジ型側扉の平面図を示す。
【0013】
示される例において、レバーヒンジ型扉300は、図2に示される扉枠に類似した扉枠310に載置される。しかしながら、本発明を、敷居の周囲に扉枠を利用しないウォークイン浴槽とでも使用できることにも言及されるべきである。
【0014】
従来技術設計とは違い、本発明の扉300は、扉敷居上に直接蝶着しない。その代わりに、扉300は、中間の二重軸ヒンジ320によって枠310に接続される。第1のヒンジ軸マウント311を介して扉枠310に接続されるのは、この二重軸ヒンジ320である。ヒンジ320の他の端部は、第2のヒンジ軸マウント321を用いて、扉300のほぼ中心に接続する。
【0015】
二重軸ヒンジ320および2つの軸マウント311、321は、扉300に、開放および閉鎖中に2つの自由度を提供する。図3Bおよび4Bに示されるように、扉が開放される場合に、ヒンジ320は、図4Bの矢印330で表されるように、枠軸マウント311上を回転し、従来の扉によってたどられるであろう内側円弧をたどる。
【0016】
扉300自体は、第2の軸マウント321上で逆回転し、図4Bの矢印340で表されるように、それがヒンジ320の反対方向に旋回することを可能にする。図に見られるように、第2の軸マウント321上のこの扉300の逆回転は、扉の遠位端301に、足下空間を横切って揺動させるというよりはむしろ第1の軸マウント311に向かって逆回転させる。結果として、扉300の揺動経路は、ユーザの反対側であり、ユーザの脚から離れている。扉300は、開放および閉鎖中、浴槽の台座の前の足元の空間を遮ることなく、足下空間の一部、具体的には、(台座に対して)足下空間の遠方の外側の角のみを横断する。
【0017】
ヒンジ320が第1の軸マウント311の周囲で回転しながら、扉を第2の軸マウント321上に逆回転させることによって、扉300が横断する足下空間の領域は、扉の幅というよりはむしろ二重軸ヒンジの長さによって主に決定され、扉および扉枠の幅、ならびに足下空間の幅および長さによって変化する。したがって、扉300のほぼ中心に位置付けられる第2の軸マウント321によって、第2の軸マウント周囲の扉の回転は、足下空間を横切って揺動するのに扉の全体の幅を必要とする扉の1つの側に蝶着する従来技術設計と比較して、扉が横断する足下空間の領域をおよそ半分に減少させる。
【0018】
図3Cおよび4Cは、完全に開放された位置にある扉を示す。従来技術の内側に揺動する扉と同様に、本発明の扉300は、完全に開放される時、台座の反対の浴槽の内壁に沿って位置し、浴槽の出入りの容易なアクセスを提供する。しかしながら、図に示されるように、第2のヒンジ軸マウント321周囲の旋回のため、扉300の内面は、内壁に面する代わりに、台座に向かって内側に面する。
【0019】
図3A〜3Cに示されるように、扉300は、敷居構成要素302および平面パネル303を備える。その名称が示すように、敷居構成要素302は、扉敷居の空間を充填し、扉300の外面を形成する。平面パネル303は、扉の内面を形成し、扉敷居よりも幅広く、それによって、ガスケット(図示せず)に圧力を印加することによって扉敷居の周囲周辺に水封を形成する助けとなる。このガスケットは、敷居の周囲周辺の浴槽の内壁内、または枠310等の敷居内に載置された予形成された枠内に組み込まれる場合もある。代替の実施形態では、ガスケットは、扉300の平面パネルの周囲内に組み込まれる場合もある。
【0020】
本発明において、敷居構成要素302は、その幅にわたってチャネルを含み、図3Bに最も明瞭に示される。このチャネルは、ヒンジ320および第2の軸マウント321を収容し、図3Aおよび3Cに示されるように、扉が完全に閉鎖および開放された位置にある場合に、ヒンジが扉300の中に入り込むのを可能にする。図3Aは、ヒンジ端部のU字型形状が閉鎖位置で、どのように第2の軸マウント321をヒンジ320と嵌まるかを示す。逆に、図4Cは、扉が完全に開放されている時、第2の軸マウント321の雁首形状が、どのようにヒンジ320上に載置されたヒンジカバー(図5および6に示される)をヒンジ要素内に入れ子にすることを可能にする空間を作成するかを示す。
【0021】
二重軸ヒンジ320が敷居構成要素302の中に入り込むことを可能にすることによって、チャネルは、本発明の扉300が従来技術の扉と同一の空間を占有することができるようにし、それによって、本発明が現在の浴槽および扉枠設計を伴って実装され、現在の浴槽に改造されることを可能にする。
【0022】
扉上の第2の軸マウント321の取付点は、浴槽の設計によって異なり得る。図3A〜3Cおよび4A〜4Cに示される例において、ヒンジ320および対応する第2の軸マウント321は、扉300のほぼ中心で連結される。しかしながら、扉上のヒンジ軸の設置は、扉および浴槽の寸法ならびに扉の所望の揺動経路によって変化し得る。
【0023】
図5A〜5Cは、本発明の代替の実施形態を示す。図5A〜5Cは、扉が閉鎖位置および開放位置の間を移動する時の、浴槽500の斜視図ならびに平面図の両方を示す。この実施形態では、扉510は、台座520と反対の浴槽500の遠端に設置される。図に示されるように、扉510は、浴槽500の側面に沿って開放する。扉510の開放および閉鎖動作は、上述の扉300の開放および閉鎖動作と同一である。先の実施形態と同様に、この実施形態は、扉510が、足下空間を横断することなく、ユーザの脚から離れて揺動することを可能にする。
【0024】
図5に示されるような端部上の扉の設置は、従来の扉設計にとっては実用的ではない。浴槽の端部に配置される従来の扉は、ユーザに向かって足下空間を横断して内側に揺動する場合に、ユーザの膝に衝突するであろう。従来の扉がこの課題を回避し得る唯一の方法は、浴槽の長さ(特に足下空間)が増大される場合であり、それは、ユーザが台座に出入りするために移動しなければならないであろう距離、ならびに座位から扉を開放および閉鎖するのに必要な手の届く距離を増大させるであろう。かさねて、主なユーザ集団は、ある程度の運動障害を有することを常に念頭に置かなければならない。したがって、増大した浴槽の長さによるこれらの一見些細な不都合が、多くのユーザにとって重大な課題を提示し得る。扉510が側方に、かつユーザの膝から離れて揺動することを可能にすることによって、本発明の扉システムは、内側に開放する扉が、ユーザの脚を妨害することなく、さほど長くない(例えば、36×36インチ)浴槽の端部に配置されることを可能にする。
【0025】
図6A〜6Cは、複数の二重軸ヒンジを採用する本発明の別の実施形態を示す。複数のヒンジは、扉の大きさおよび重量に応じて、扉に開放および閉鎖中のさらなる構造的安定性を提供する。図6A〜6Cに示される例において、2つの二重軸ヒンジ620、630は、扉610に接続される。しかしながら、2つより多いヒンジを使用し得る。ヒンジ620、630の構造および操作は、ヒンジ320と同一である。
【0026】
図6A〜6Cに示される複数の二重軸ヒンジ扉を、側壁というよりはむしろ台座と反対の端部の扉を伴う、図5A〜5Cに示される浴槽構成に適用することができることを理解すべきである。
【0027】
図7A〜7Cは、扉が閉鎖位置にある場合に、浴槽扉を固定するために使用される係止機構を示す。図7Aは、開放位置での係止機構を示し、図7Bは、閉鎖位置での係止機構を示す。図7Cは、浴槽から分離した、係止機構、扉、および扉枠のより近接した図を示す。
【0028】
係止機構は、扉の内部にあり、ここでは外側の扉パネルを取り外して示される。機構は、一方の端部で係止ピン721、722に、他方の端部で中心回転マウント731に旋回可能に連結された2つの係止レバー711、712を備える。係止ピンは、クランクシャフトによって駆動されるピストンに対するシリンダと同様に、旋回可能に連結された係止レバー711、712によって押し込まれ、引き出される場合に、ピンを一直線に移動させ続けるそれぞれのピンガイド723、724内に保持される。回転マウント730は、扉の内側上のハンドル800(図8Aに示される)によって操作される。
【0029】
図に示されるように、係止レバー711、712は、相互に向かい合って、回転マウント730の反対端に旋回可能に連結された。各レバーは、それぞれの軸713、714(図7Cにより明瞭に示される)上を旋回する。今の例では、両方のレバー711、712は、回転部材730の外面に連結されるが、それらを、内面に、またはマウントの反対面上で同様に連結することができる。
【0030】
それらが反対方向を向くため、レバー711、712は、中心回転マウント730が旋回する時、反対方向に移動する。示される例では、回転マウント730が反時計方向に移動する時、係止レバー711、712は、外側に押し込まれ、旋回可能に連結された係止ピン721、722を、扉枠のそれぞれの係止凹部741、742内に摺動させながら、それによって扉を閉鎖位置に係止する(図7Bに描写される)。回転マウント730を時計回り方向に旋回させて、係止ピン721、722を係止凹部741、742から引き出し、それによって、扉を係脱する(図7Aに描写される)。
【0031】
回転マウント730が図7Bに示される係止位置を越えて反時計方向に回転し続ける場合、それは、係止ピン721、722を戻して引き出すであろうことに留意すべきである。しかしながら、以下でより詳細に説明されるように、回転マウント730を操作するハンドルは、それが係止位置を越えて回転するのを阻止する。
【0032】
図7A〜7Cに示される例では、扉は、2つの係止機構を含む。それらを一致して操作することを可能にするために、駆動チェーン750が、自転車のチェーンと同様に、2つの回転部材730、731を連結して、双方を扉ハンドルによって操作することができる。
【0033】
扉の中に組み込まれる係止機構の数は、扉の大きさおよび浴槽の深さによって決まる。1つの係止機構が小さい扉に対して十分であり得る一方で、より大きい扉に対しては3つ以上が必要となり得る。さらに、扉の大きさおよび幅によって、係止機構は、扉の両側を固定するために反対方向に移動する2つのレバーというよりはむしろ扉の一面に1つの係止レバーおよび係止ピンのみを含み得る。
【0034】
図8A〜8Cは、本発明の扉ハンドルを示す。図8Aは、浴槽扉850の内側パネル上に載置されたハンドル800を示す。図8Bは、ハンドルアセンブリがどのように扉パネル850に連結されるかを示す分解図である。図8Cは、ハンドルアセンブリがどのように図7A〜7Cに示される係止機構の回転マウント730に連結されるかの分解および組立図を示す。
【0035】
ハンドル800は、内側の扉パネル850を貫通するシャフト820を用いて回転マウント730を旋回させる。シャフト820は、図8Cに示されるように、シャフトが回転マウント内に挿入される場合に、シャフト820の穴部821を貫通するネジ840を用いて回転マウント730に固定される。シャフト820の他方の端部は、ハンドル800の基部の凹部801に係合する嵌合挿入部820に連結される。
【0036】
ハンドル800および回転マウント730の回転は、内側扉パネル850に固定されるフランジ付ハンドルマウント830によって制御される。扉マウント830上のフランジ831は半円であり、図8Bで最も明瞭に見ることができる。ハンドル800の基部の嵌合挿入部820は、扉マウント830のフランジ810に適合し、かつフランジ831内に突き当たる旋回停止突出部811(図8Cに示される)を有し、それによって、ハンドル800の回転をほぼ180度に制限する。
【0037】
本発明の記述は、図解および記述の目的のために提示されており、包括的であるように意図されておらず、または開示される形態で本発明を限定するように意図されていない。多くの修正および変形が当業者には明らかである。本実施形態は、本発明の原理、実用的応用を最良に説明するため、かつ他の当業者が企図される特定の使用に適するような様々な修正を伴う様々な実施形態において本発明を理解することを可能にするために選択および記載された。特許請求の範囲に開示される本発明の範囲を逸脱することなく、本開示の実施形態に多数の変形が可能であることが当業者に理解される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ウォークイン浴槽用の扉アセンブリであって、
(a)該ウォークイン浴槽の壁の扉敷居に合うように形成された扉であって、該扉は、該敷居内に嵌まる外側と、該浴槽の内部に面する内側とを含む扉と、
(b)少なくとも1つのヒンジアセンブリであって、
(i)該敷居に連結された第1の軸マウントと、
(ii)チャネル内で、該扉の外側に連結された第2の軸マウントと、
(iii)該軸マウントの両方に連結され、それによって、該扉を該敷居に接続する二重軸ヒンジとを含む、ヒンジアセンブリと
を備え、
(c)該二重軸ヒンジは、該二重軸ヒンジが該浴槽の内部に向かって該第1の軸マウントの周りで旋回し、該扉自体が該ヒンジの旋回方向と反対の方向に該第2の軸マウントの周りで自由に逆回転することによって、該扉を該浴槽の内側に開放し、該扉の内側は、閉鎖位置および開放位置の両方で、該浴槽の内部に面している、
扉アセンブリ。
【請求項2】
前記扉敷居内に載置された扉枠をさらに備え、前記第1の軸マウントは、該枠に連結される、請求項1に記載の扉アセンブリ。
【請求項3】
前記扉の外側は、前記扉の幅にわたって延在する少なくとも1つのチャネルをさらに備え、前記二重軸ヒンジは、前記閉鎖位置および開放位置の両方で、該扉の外側における該チャネルの中へ入り込む、請求項1に記載の扉アセンブリ。
【請求項4】
前記二重軸ヒンジを被覆するパネルをさらに備え、前記第2の軸マウントは、該第2の軸マウントと前記扉の外側との間に空間を作成する雁首形状を有し、該パネルの端部は、前記扉が前記開放位置にある場合に、該空間内に嵌まる、請求項1に記載の扉アセンブリ。
【請求項5】
前記第2の軸マウントは、前記扉の外側の幅のほぼ中央に位置付けられる、請求項1に記載の扉アセンブリ。
【請求項6】
前記扉は、2つの部品であって、
前記ウォークイン浴槽の側面の前記扉敷居内に嵌まるように形成された外側キャップと、
該扉敷居の周辺よりも大きい周辺を有する内部パネルであって、該内部パネルは、該浴槽の内側における水封を形成することを支援する、内部パネルとの2つの部品
を備える、請求項1に記載の扉アセンブリ。
【請求項7】
前記扉の内側に、少なくとも1つの係止機構をさらに備え、該係止機構は、
回転マウントと、
少なくとも1つの係止レバーと、
前記扉敷居内の陥凹部内に嵌まる少なくとも1つの係止ピンと、
該係止ピンを保持し、かつ該係止ピンの一直線の前後運動を維持する少なくとも1つのピンガイドと
を備え、
該係止レバーの第1の端部は、該回転マウントに旋回可能に連結され、該係止レバーの第2の端部は、該係止ピンに旋回可能に連結され、
該係止レバーは、該回転マウントが第1の方向に旋回する場合に、該係止ピンを該扉敷居内の陥凹部に押し込み、該係止レバーは、該回転マウントが第2の方向に旋回する場合に、該係止ピンを該扉敷居内の陥凹部から引き出す、
請求項1に記載の扉アセンブリ。
【請求項8】
前記係止機構は、前記扉に連結されたハンドルによって制御される、請求項7に記載の扉アセンブリ。
【請求項9】
前記扉を前記浴槽に接続する複数のヒンジアセンブリをさらに備える、請求項1に記載の扉アセンブリ。
【請求項10】
ウォークイン浴槽であって、
(a)該浴槽の壁の扉敷居と、
(b)該敷居に嵌まるように形成された扉であって、該扉は、該敷居内で嵌まる外側と、該浴槽の内部に面する内側とを含む、扉と、
(c)少なくとも1つのヒンジアセンブリであって、
(i)該敷居に連結された第1の軸マウントと、
(ii)チャネル内で、該扉の外側に連結された第2の軸マウントと、
(iii)該軸マウントの両方に連結され、それによって、該扉を該敷居に接続する二重軸ヒンジとを含む、ヒンジアセンブリと
を備え、
(d)該二重軸ヒンジは、該二重軸ヒンジが該浴槽の内部に向かって該第1の軸マウントの周りで旋回し、該扉自体が該ヒンジの旋回方向と反対の方向に該第2の軸マウントの周りで自由に逆回転することによって、該扉を該浴槽の内側に開放し、該扉の内側は、閉鎖位置および開放位置の両方で、該浴槽の内部に面している、
ウォークイン浴槽。
【請求項11】
前記扉敷居内に載置された扉枠をさらに備え、前記第1の軸マウントは、該枠に連結される、請求項10に記載のウォークイン浴槽。
【請求項12】
前記扉の外側は、前記扉の幅にわたって延在する少なくとも1つのチャネルをさらに備え、前記二重軸ヒンジは、前記閉鎖位置および開放位置の両方で、該扉の外側の該チャネル内に入り込む、請求項10に記載のウォークイン浴槽。
【請求項13】
前記二重軸ヒンジを被覆するパネルをさらに備え、前記第2の軸マウントは、該第2の軸マウントと前記扉の外側との間に空間を作成する雁首形状を有し、該パネルの端部は、前記扉が前記開放位置にある場合に、該空間内に嵌まる、請求項10に記載のウォークイン浴槽。
【請求項14】
前記扉は、2つの部品であって、
前記ウォークイン浴槽の側面の前記扉敷居内に嵌まるように形成された外側キャップと、
該扉敷居の周辺よりも大きい周辺を有する内部パネルであって、該内部パネルは、該浴槽の内側における水封を形成することを支援する、内部パネルとの2つの部品
を備える、請求項10に記載のウォークイン浴槽。
【請求項15】
前記扉の内側に、少なくとも1つの係止機構をさらに含み、該係止機構は、
回転マウントと、
連結された少なくとも1つの係止レバーと、
前記扉敷居内の陥凹部内に嵌まる少なくとも1つの係止ピンと
を備え、
該係止レバーの第1の端部は、該回転マウントに連結され、該係止レバーの第2の端部は、該係止ピンに連結され、
該係止レバーは、該回転マウントが第1の方向に旋回する場合に、該係止ピンを該扉敷居内の陥凹部に押し込み、該係止レバーは、該回転マウントが第2の方向に旋回する場合に、該係止ピンを該扉敷居内の陥凹部から引き出す、
請求項10に記載のウォークイン浴槽。
【請求項16】
前記係止機構は、前記扉に連結されたハンドルによって制御される、請求項15に記載のウォークイン浴槽。
【請求項17】
前記扉を前記浴槽に接続する複数のヒンジアセンブリをさらに備える、請求項10に記載のウォークイン浴槽。
【請求項18】
前記扉敷居は、前記浴槽の側壁に位置する、請求項10に記載のウォークイン浴槽。
【請求項19】
前記扉敷居は、内蔵型台座の反対側の前記浴槽の端部に位置する、請求項10に記載のウォークイン浴槽。
【請求項20】
ウォークイン浴槽用の扉アセンブリであって、
(a)該ウォークイン浴槽の壁の扉敷居に合うように形成された扉であって、該敷居内に嵌まる外側と、該浴槽の内部に面する内側とを含む、扉と、
(b)該扉を該敷居に接続する少なくとも1つのヒンジアセンブリと、
(c)該扉の内側の少なくとも1つの係止機構であって、
(i)回転マウントと、
(ii)少なくとも1つの係止レバーと、
(iii)該扉敷居内の陥凹部内に嵌まる少なくとも1つの係止ピンと、
(iv)該係止ピンを保持し、かつ該係止ピンの一直線の前後運動を維持する少なくとも1つのピンガイドとを含む、係止機構と
を備え、
該係止レバーの第1の端部は、該回転マウントに旋回可能に連結され、該係止レバーの第2の端部は、該係止ピンに旋回可能に連結され、
該係止レバーは、該回転マウントが第1の方向に旋回する場合に、該係止ピンを該扉敷居内の陥凹部に押し込み、該係止レバーは、該回転マウントが第2の方向に旋回する場合に、該係止ピンを該扉敷居内の陥凹部から引き出す、
扉アセンブリ。
【請求項1】
ウォークイン浴槽用の扉アセンブリであって、
(a)該ウォークイン浴槽の壁の扉敷居に合うように形成された扉であって、該扉は、該敷居内に嵌まる外側と、該浴槽の内部に面する内側とを含む扉と、
(b)少なくとも1つのヒンジアセンブリであって、
(i)該敷居に連結された第1の軸マウントと、
(ii)チャネル内で、該扉の外側に連結された第2の軸マウントと、
(iii)該軸マウントの両方に連結され、それによって、該扉を該敷居に接続する二重軸ヒンジとを含む、ヒンジアセンブリと
を備え、
(c)該二重軸ヒンジは、該二重軸ヒンジが該浴槽の内部に向かって該第1の軸マウントの周りで旋回し、該扉自体が該ヒンジの旋回方向と反対の方向に該第2の軸マウントの周りで自由に逆回転することによって、該扉を該浴槽の内側に開放し、該扉の内側は、閉鎖位置および開放位置の両方で、該浴槽の内部に面している、
扉アセンブリ。
【請求項2】
前記扉敷居内に載置された扉枠をさらに備え、前記第1の軸マウントは、該枠に連結される、請求項1に記載の扉アセンブリ。
【請求項3】
前記扉の外側は、前記扉の幅にわたって延在する少なくとも1つのチャネルをさらに備え、前記二重軸ヒンジは、前記閉鎖位置および開放位置の両方で、該扉の外側における該チャネルの中へ入り込む、請求項1に記載の扉アセンブリ。
【請求項4】
前記二重軸ヒンジを被覆するパネルをさらに備え、前記第2の軸マウントは、該第2の軸マウントと前記扉の外側との間に空間を作成する雁首形状を有し、該パネルの端部は、前記扉が前記開放位置にある場合に、該空間内に嵌まる、請求項1に記載の扉アセンブリ。
【請求項5】
前記第2の軸マウントは、前記扉の外側の幅のほぼ中央に位置付けられる、請求項1に記載の扉アセンブリ。
【請求項6】
前記扉は、2つの部品であって、
前記ウォークイン浴槽の側面の前記扉敷居内に嵌まるように形成された外側キャップと、
該扉敷居の周辺よりも大きい周辺を有する内部パネルであって、該内部パネルは、該浴槽の内側における水封を形成することを支援する、内部パネルとの2つの部品
を備える、請求項1に記載の扉アセンブリ。
【請求項7】
前記扉の内側に、少なくとも1つの係止機構をさらに備え、該係止機構は、
回転マウントと、
少なくとも1つの係止レバーと、
前記扉敷居内の陥凹部内に嵌まる少なくとも1つの係止ピンと、
該係止ピンを保持し、かつ該係止ピンの一直線の前後運動を維持する少なくとも1つのピンガイドと
を備え、
該係止レバーの第1の端部は、該回転マウントに旋回可能に連結され、該係止レバーの第2の端部は、該係止ピンに旋回可能に連結され、
該係止レバーは、該回転マウントが第1の方向に旋回する場合に、該係止ピンを該扉敷居内の陥凹部に押し込み、該係止レバーは、該回転マウントが第2の方向に旋回する場合に、該係止ピンを該扉敷居内の陥凹部から引き出す、
請求項1に記載の扉アセンブリ。
【請求項8】
前記係止機構は、前記扉に連結されたハンドルによって制御される、請求項7に記載の扉アセンブリ。
【請求項9】
前記扉を前記浴槽に接続する複数のヒンジアセンブリをさらに備える、請求項1に記載の扉アセンブリ。
【請求項10】
ウォークイン浴槽であって、
(a)該浴槽の壁の扉敷居と、
(b)該敷居に嵌まるように形成された扉であって、該扉は、該敷居内で嵌まる外側と、該浴槽の内部に面する内側とを含む、扉と、
(c)少なくとも1つのヒンジアセンブリであって、
(i)該敷居に連結された第1の軸マウントと、
(ii)チャネル内で、該扉の外側に連結された第2の軸マウントと、
(iii)該軸マウントの両方に連結され、それによって、該扉を該敷居に接続する二重軸ヒンジとを含む、ヒンジアセンブリと
を備え、
(d)該二重軸ヒンジは、該二重軸ヒンジが該浴槽の内部に向かって該第1の軸マウントの周りで旋回し、該扉自体が該ヒンジの旋回方向と反対の方向に該第2の軸マウントの周りで自由に逆回転することによって、該扉を該浴槽の内側に開放し、該扉の内側は、閉鎖位置および開放位置の両方で、該浴槽の内部に面している、
ウォークイン浴槽。
【請求項11】
前記扉敷居内に載置された扉枠をさらに備え、前記第1の軸マウントは、該枠に連結される、請求項10に記載のウォークイン浴槽。
【請求項12】
前記扉の外側は、前記扉の幅にわたって延在する少なくとも1つのチャネルをさらに備え、前記二重軸ヒンジは、前記閉鎖位置および開放位置の両方で、該扉の外側の該チャネル内に入り込む、請求項10に記載のウォークイン浴槽。
【請求項13】
前記二重軸ヒンジを被覆するパネルをさらに備え、前記第2の軸マウントは、該第2の軸マウントと前記扉の外側との間に空間を作成する雁首形状を有し、該パネルの端部は、前記扉が前記開放位置にある場合に、該空間内に嵌まる、請求項10に記載のウォークイン浴槽。
【請求項14】
前記扉は、2つの部品であって、
前記ウォークイン浴槽の側面の前記扉敷居内に嵌まるように形成された外側キャップと、
該扉敷居の周辺よりも大きい周辺を有する内部パネルであって、該内部パネルは、該浴槽の内側における水封を形成することを支援する、内部パネルとの2つの部品
を備える、請求項10に記載のウォークイン浴槽。
【請求項15】
前記扉の内側に、少なくとも1つの係止機構をさらに含み、該係止機構は、
回転マウントと、
連結された少なくとも1つの係止レバーと、
前記扉敷居内の陥凹部内に嵌まる少なくとも1つの係止ピンと
を備え、
該係止レバーの第1の端部は、該回転マウントに連結され、該係止レバーの第2の端部は、該係止ピンに連結され、
該係止レバーは、該回転マウントが第1の方向に旋回する場合に、該係止ピンを該扉敷居内の陥凹部に押し込み、該係止レバーは、該回転マウントが第2の方向に旋回する場合に、該係止ピンを該扉敷居内の陥凹部から引き出す、
請求項10に記載のウォークイン浴槽。
【請求項16】
前記係止機構は、前記扉に連結されたハンドルによって制御される、請求項15に記載のウォークイン浴槽。
【請求項17】
前記扉を前記浴槽に接続する複数のヒンジアセンブリをさらに備える、請求項10に記載のウォークイン浴槽。
【請求項18】
前記扉敷居は、前記浴槽の側壁に位置する、請求項10に記載のウォークイン浴槽。
【請求項19】
前記扉敷居は、内蔵型台座の反対側の前記浴槽の端部に位置する、請求項10に記載のウォークイン浴槽。
【請求項20】
ウォークイン浴槽用の扉アセンブリであって、
(a)該ウォークイン浴槽の壁の扉敷居に合うように形成された扉であって、該敷居内に嵌まる外側と、該浴槽の内部に面する内側とを含む、扉と、
(b)該扉を該敷居に接続する少なくとも1つのヒンジアセンブリと、
(c)該扉の内側の少なくとも1つの係止機構であって、
(i)回転マウントと、
(ii)少なくとも1つの係止レバーと、
(iii)該扉敷居内の陥凹部内に嵌まる少なくとも1つの係止ピンと、
(iv)該係止ピンを保持し、かつ該係止ピンの一直線の前後運動を維持する少なくとも1つのピンガイドとを含む、係止機構と
を備え、
該係止レバーの第1の端部は、該回転マウントに旋回可能に連結され、該係止レバーの第2の端部は、該係止ピンに旋回可能に連結され、
該係止レバーは、該回転マウントが第1の方向に旋回する場合に、該係止ピンを該扉敷居内の陥凹部に押し込み、該係止レバーは、該回転マウントが第2の方向に旋回する場合に、該係止ピンを該扉敷居内の陥凹部から引き出す、
扉アセンブリ。
【図1】
【図2】
【図3A】
【図3B】
【図3C】
【図4A】
【図4B】
【図4C】
【図5A】
【図5B】
【図5C】
【図6A】
【図6B】
【図6C】
【図7A】
【図7B】
【図7C】
【図8A】
【図8B】
【図8C】
【図2】
【図3A】
【図3B】
【図3C】
【図4A】
【図4B】
【図4C】
【図5A】
【図5B】
【図5C】
【図6A】
【図6B】
【図6C】
【図7A】
【図7B】
【図7C】
【図8A】
【図8B】
【図8C】
【公表番号】特表2012−523893(P2012−523893A)
【公表日】平成24年10月11日(2012.10.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−505936(P2012−505936)
【出願日】平成22年4月15日(2010.4.15)
【国際出願番号】PCT/US2010/031295
【国際公開番号】WO2010/121065
【国際公開日】平成22年10月21日(2010.10.21)
【出願人】(511247356)セーフティー タブズ カンパニー, エルエルシー (1)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成24年10月11日(2012.10.11)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年4月15日(2010.4.15)
【国際出願番号】PCT/US2010/031295
【国際公開番号】WO2010/121065
【国際公開日】平成22年10月21日(2010.10.21)
【出願人】(511247356)セーフティー タブズ カンパニー, エルエルシー (1)
【Fターム(参考)】
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