説明

ウォームポケット付きジャケット

ユーザーのフィールド活動を妨げることなしにユーザーの手を温めることができるウォームポケット付きジャケットが開示される。前記ジャケットは、その中にウォーマーを収納するように、内皮及び外皮の二重層構造を有する。ポケットは、前記内皮及び前記外皮をポケット状に縫製することによって前記ジャケットの前部又は後部に形成される。前記ポケットは、ユーザーが両手を前記ポケットに入れることができるように、その両側に開口部付きで形成される。その片側にハンドウォーマー受入部分付きで形成された内部ポケットは前記内皮外面に連結される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はウォームポケット付きジャケットに関するものであり、より具体的には、本発明は、ユーザーのフィールド活動を妨げることなしにユーザーの手を温めることができるウォームポケット付きジャケットに関するものである。
【0002】
ゴルフ、インラインスケーティングなどの一部のスポーツは、その性質から戸外でプレーしなければならない。
【0003】
特にゴルフの場合、ゴルフクラブを正確にグリップすることが重要であるため、ゴルファーが厚手の手袋を着用することは稀である。冬季でもゴルファーはスムーズにスイング動作を行えるように、ゴルファーの身体に密着する薄手のジャケットを着用する場合もある。前記薄手ジャケットはシンプルな必要があるので、前記薄手ジャケットにはティーなどの小さなゴルフ用品を収納するのに好適な小ポケットのみが付いている。そのため、ゴルファーは前記小ポケットにその手を容易に入れることもできない。冬季に、ゴルファーが薄手のゴルフ手袋を着用してゴルフをプレーする場合、指の感覚が薄れることもあるので、ゴルファーは最高のスコアを出すことができない。
【背景技術】
【0004】
上記問題を解決するため、図50に示すような保温具が提案されている。
【0005】
図50は従来の保温具を図解説明する図である。
【0006】
図50に示すように、従来の保温具は、ゴルフ手袋2を着用するユーザーの手1を受け入れることができる保温手袋10である。
【0007】
前記保温手袋10は、前記ゴルフ手袋2を着用するユーザーの手1を容易に受け入れられるようにミトン形式で作られる。ユーザーは、前記保温手袋10に形成された開口部12を介して前記保温手袋10を着脱できる。
【0008】
しかしながら、前記保温手袋10は、ユーザーのジャケットに紐で接続される必要があるので、ユーザーのスイング動作を妨げる場合もある。さらに、ユーザーが前記保温手袋10をその片手に着用するためには、別の片手で前記保温手袋10を保持する必要があるために前記保温手袋10は使用に不便である。
【0009】
上記問題を解決するため、図51及び図52に示すような別の保温具が提案されている。
【0010】
図51は別の従来の保温具を図解説明する斜視図であり、図52は、別の従来の保温具の使用状態を図解説明する図である。
【0011】
図51に示すように、別の従来の保温具は、腰紐24を介してユーザーの腰に密着する保温バッグ20である。前記保温バッグ20は、前記保温バッグ20に沿って長さ方向に延びているポケット22とともにその内部部分に形成されると同時に、前記保温バッグ20の両側端部分に開口部を形成するので、ユーザーが前記保温バッグ20のポケットに22に両手を入れることができるようになっている。さらに、バックルの挿入部分26及び受入部分28も前記腰紐24の両端部分に設けられている。
【0012】
図51に示すように、ユーザーは上記構造の前記保温バッグ20を腰紐24を用いてユーザーのジャケット30の腰周りに連結することができる。
【0013】
しかしながら、ユーザーがその手を前記ポケット22に容易に出し入れできるように、前記保温バッグ20に形成された前記ポケット22が円筒状構造を有するので、前記ポケット22はユーザーの活動を妨げる可能性もあり、前記保温バッグ20の美観が損なわれる可能性もある。さらに、ユーザーがオーバーコートを着用する際には、ユーザーは前記保温バッグ20を取り外し、別の場所に保管しなくてはならないので前記保温バッグ20の使用を不便なものとする。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0014】
本発明は、従来技術において生じる前述の問題点に鑑みてなされたものであり、ユーザーのスイング動作や戸外活動を妨げることなしにユーザーの両手を温めることができるウォームポケット付きジャケットを提供することが本発明の目的である。
【0015】
本発明の別の目的は、たとえユーザーが前記ジャケットの上にオーバーコートの上にジャケットを着用しても、服装のスタイルを損なわないウォームポケット付きジャケットを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0016】
次に挙げる本発明の説明では、用語「ジャケット」にベストなどの各種アウターウェアを含む場合もある。
【0017】
上記目的を達成するため、本発明の一態様によれば、取付可能部材を前記ジャケットに連結することによって形成されたウォームポケット付きジャケットが提供されるものであって、ここでは、前記取付可能部材が、前記ウォームポケットを前記ジャケットの外皮外面に形成するように、前記ジャケットの外皮外面に連結されるか、又は前記取付可能部材が、前記ウォームポケットを前記ジャケットの外皮内面に形成するように、前記ジャケットの外皮内面に連結され、そこではユーザーが前記ウォームポケットに両手を入れることができるように、開口部が前記ウォームポケットの両側に形成される。
【0018】
中間部材は、前記取付可能部材と、前記取付可能部材に対応する前記ジャケットの所定部分と、の間に挟入され、前記取付可能部材は前記中間部材によって前記ジャケットに連結される。
【0019】
前記取付可能部材は、前記ウォームポケットを前記ジャケットに密着させて形成するように、前記ジャケットの外皮に密接して連結されるか、又は高さ調整部分は、前記ウォームポケットが前記ジャケットから間隔をおいて配されるように、前記取付可能部材の横側面に形成される。
【0020】
本発明の別の態様によれば、取付可能部材を前記ジャケットに連結することによって形成されたウォームポケット付きジャケットが提供されるものであって、ここでは、前記取付可能部材が、前記ウォームポケットを前記ジャケットの内皮外面に形成するように、前記ジャケットの内皮外面に連結されるか、又は前記取付可能部材が、前記ウォームポケットを前記ジャケットの内皮内面に形成するように、前記ジャケットの内皮内面に連結され、そこではユーザーが前記ウォームポケットに両手を入れることができるように、開口部が前記ウォームポケットの両側に形成される。
【0021】
中間部材は、前記取付可能部材と、前記取付可能部材に対応する前記ジャケットの所定部分と、の間に挟入され、前記取付可能部材は前記中間部材によって前記ジャケットに連結され、前記内皮は前記中間部材によって外皮に連結される。
【0022】
前記取付可能部材は、前記ウォームポケットを前記ジャケットに密着させて形成するように、前記ジャケットの内皮に密接して連結されるか、又は高さ調整部分は、前記ウォームポケットが前記ジャケットから間隔をおいて配されるように、前記取付可能部材の横側面に形成される。
【0023】
本発明のさらに別の態様によれば、取付可能部材を前記ジャケットに連結することによって形成されたウォームポケット付きジャケットが提供されるものであって、ここでは、前記取付可能部材が、前記ジャケットの外皮外面、外皮内面、内皮外面、及び内皮内面のうちの1つに連結され、前記取付可能部材がボックス形状を有し、開口部が前記取付可能部材の両側に形成されてユーザーが前記ウォームポケットに両手を入れることができることを特徴とする。
【0024】
本発明のさらなる一態様によれば、二重層構造の内皮及び外皮を有するジャケットが提供されるものであって、ここでは、ウォームポケットを形成するように、前記内皮が前記外皮に連結され、ユーザーが前記ウォームポケットに両手を入れることができるように、開口部が前記ウォームポケットの両側に形成されることを特徴とする。
【0025】
中間部材は前記内皮と外皮との間に挟入されて前記ウォームポケットを構成し、前記中間部材によって前記内皮が前記外皮に連結される。
【0026】
前記内皮は、前記ウォームポケットを前記ジャケットに密着させて形成するように、前記外皮に密接して連結されるか、又は高さ調整部分は、前記ウォームポケットが前記ジャケットから間隔をおいて配されるように、前記内皮と外皮の横側面部分に形成される。
【0027】
その片側に形成されたウォーマーを受け入れるための開口ポートを有する内部ポケットは、前記ウォーマーポケットの内面に連結される。
【0028】
前記ウォームポケット、前記ジャケットの内皮、又は前記内皮の一部には可撓性材料が含まれる。
【0029】
前記内皮は、ユーザーの腹部に対応する前内皮と、ユーザーの背部に対応する後内皮と、に分かれており、前記前内皮はベルクロテープによって前記後内皮に連結されている。
【0030】
開閉ユニットを装備した横開口部部分は、ユーザーが前記横開口部部分に手を入れることによって前記前内皮を前記後内皮に合わせることができるようになっている前記ジャケットの前部と後部が出会う前記ジャケットの横側面部分に形成される。
【0031】
その長さを調整できる長さ調整部材は、前記ウォームポケットをユーザーの腰周りに密着させるように、前記ジャケットのウォームポケットの両側、前記外皮外面、前記外皮内面、前記内皮外面、及び前記内皮内面のうちの1つにさらに連結される。
【0032】
前記長さ調整部材は、前記ジャケットのウォームポケットの両側、前記外皮外面、前記外皮内面、前記内皮外面、及び前記内皮内面のうちの1つに着脱可能に連結される。
【0033】
開閉ユニットを装備した横開口部部分は、ユーザーが前記横開口部部分に手を入れることによって前記長さ調整部材を調整できるようになっている前記ジャケットの前部と後部が出会う前記ジャケットの横側面部分に形成される。
【0034】
着脱可能部材は、前記取付可能部材又は前記内部ポケットがそれぞれ前記ジャケット又は前記ウォームポケットに着脱可能に連結されるように、前記取付可能部材の下部分又は前記ジャケットの内部ポケットの下部分に設けられる。
【0035】
締結部材は、前記ウォームポケット又は前記内部ポケットを選択的に開閉するように、前記ウォームポケットの開口部又は前記内部ポケットの入口に形成される。
【0036】
前記締結部材にはスライドファスナー、ベルクロファスナー、及びボタンからなるグループから選択されるものが1つが含まれる。
【0037】
前記ジャケットの外皮の横内部部分は、ユーザーが前記ウォームポケットの開口部を介して前記ジャケットの前内部部分から後内部部分に手を入れられるように開かれる。
【0038】
前記ウォームポケットは、前記ジャケットの前部又は後部に選択的に形成されるか、又は前記ジャケットの前部及び後部の両方に同時に形成される。
【0039】
前記ウォームポケットは、それ左右のポケット部分に分割する縫製部分で形成される。
【発明の効果】
【0040】
前述のように本発明によれば、前記ウォームポケットは前記ジャケットに密接して連結されるので、前記ウォームポケットがユーザーのフィールド活動を妨げることがない。
【0041】
つまり、前記外皮と前記内皮とを組み合わせることによって前記ウォームポケットを前記二重層構造のジャケットに形成すること、又は前記取付部材を前記ジャケットの内皮又は外皮の内面又は外面に連結することによって前記ウォームポケットを単層又は二重層構造の前記ジャケットに形成すること、が可能である。さらに、前記ウォームポケットは、ボックス形状を有する前記取付部材を前記ジャケットの内皮又は外皮の内面又は外面に連結することによって形成することも可能である。そのため、多様なポケット付きの前記ジャケットを提供することが可能である。
【0042】
前記中間部材が、前記取付部材と前記ジャケットとの間、又は前記二重層構造のジャケットの内皮と外皮との間に挟入される場合では、前記ジャケットを前記取付部材に連結させること、又は前記内皮を前記中間部材を介して前記外皮に連結させること、が可能であり、その縫い目を隠すこともできるので、前記ジャケットをシンプルなデザインにすることができるようになっている。さらに、前記ジャケットの材質に拘わらず、内部ポケットを前記中間部材によって安定的に支えることも可能である。
【0043】
さらに、本発明によれば、前記ジャケットが二重層構造を有する場合、又は前記取付部材が前記ジャケットに密接して連結される場合、前記内皮は前記外皮に密接して連結されるので、スリムでシンプルな構造の前記ジャケットを提供することが可能である。高さ調整部分が前記ジャケットと前記取付部材との間、及び前記内皮と外皮との間に設けられている場合、ユーザーはその手を前記ウォームポケットに容易に挿入することができ、カジュアルなジャケットを実現することが可能である。
【0044】
特に、前記ポケットの開口部がベルクロファスナー又はスライドファスナーによってシールされている場合、前記ジャケットをポケットなしジャケットの構造と実質的に同一の構造にすることも可能である。そのため、前記ポケットが下方にたるまないので、前記ポケットはユーザーのスイング動作を妨げることがない。
【0045】
さらに、その片側に形成された前記ハンドウォーマー受入部分を有する内部ポケットが前記内皮外面に連結されるので、ユーザーの必要に応じて前記ウォーマーを前記内部ポケットに収納することが可能である。この場合、前記ジャケットの保温効率を向上させることが可能である。
【0046】
さらに、前記内部ポケットを前記着脱可能部材によって前記内皮に着脱可能に連結することが可能であるので、たとえば冬季などに前記ウォーマーが必要な際にユーザーは前記内部ポケットを選択的に利用することができる。そのため、前記ジャケットの構造をシンプルにすることが可能であり、前記ジャケットの重量を低減することも可能である。
【0047】
さらに、前記内部ポケットがスパンデックスなどの可撓性材料からなるので、前記内部ポケットを多様なサイズを有する前記ウォーマーを受け入れるように適合させることも可能である。前記内部ポケットが可撓性材料からなる場合、別個の締結部材が前記ウォーマー受入部分の入口に設けられていない場合でさえも、前記ウォーマーが偶発的に前記ウォーマー受入部分から分離することを防止できる。
【0048】
なお、前記ウォーマーが前記ウォーマー受入部分から分離されるのを完全に防止するように、ジッパー、ボタン、ベルクロファスナー、又はスナップなどの締結部材を前記内部ポケットの入口に設けることができる。
【0049】
さらに、前記内部ポケットとともに形成された前記内皮全体又は前記内皮の一部が可撓性材料からなる場合、前記ウォーマーの重量のために前記ポケットが下方にたるむことをさらに防止することが可能である。
【0050】
前記内皮は、前記前内皮に形成された前記ジャケットの腹部と、前記ジャケットの背部に形成された前記後内皮と、に分割することも可能であるが、ベルクロテープを用いて前記前内皮を前記後内皮と連結することもできる。さらに、エラスチックバンドなどの前記長さ調整部材は前記内皮の横部分に連結することが可能である。この場合、前記ウォーマーの重量のために、前記ポケットが下方にたるむことをさらに防止することが可能である。
【0051】
さらに、前記ウォーマーをユーザーの身体に緊密に密着させることも可能であるので、前記ジャケットの美観が損なわれないようになっている。前記ウォーマーはユーザーの身体に緊密に密着するので、ユーザーの手に加えてユーザーの身体を温めることも可能である。
【0052】
なお、開閉ユニットを有する横開口部は、前記ジャケットの前部が前記ジャケットの後部に出会うようになっている前記ジャケットの横側面部分に形成されるので、ユーザーはその手を前記横開口部に入れることによって前記前内皮、前記後内皮及び長さ調整部材を互いに連結させることができる。
【0053】
本発明によれば、前記ウォームポケットを左右のポケット部に分割するために、その縫製部分を前記ウォームポケットの中心部分に形成することが可能である。この場合、前記ウォームポケットが標準的なジャケットに一般的に形成されるポケットの構造と同一の構造を有するので、前記ウォームポケットはユーザーの好みを満足させることも可能である。
【0054】
さらに、本発明に係るウォームポケットを前記ジャケットの前部ないしは後部に形成することが可能である。そのため、ユーザーがスイング動作を行う際、前記ジャケットの後部に形成された前記ウォームポケットのみを使用することも可能であると同時に、ユーザーがジッパー又はベルクロテープを用いて前記ジャケットの前部に形成された前記ウォームポケットを締結できるので、前記ウォームポケットはユーザーのスイング動作を妨げない。さらに、ユーザーが他の活動を行う際に、ユーザーは前記ジャケットの前部に形成された前記ウォームポケットを使用することが可能である。
【0055】
本発明によれば、着脱可能部材は、前記ポケットを前記ジャケットの外皮に着脱可能に連結できるように、その中に前記ハンドウォーマーを有する前記ポケットの下面に設けられる。この場合、ユーザーは、その必要に応じて前記ポケットを選択的に使用することが可能である。
【0056】
さらに、本発明によれば、前記内部ポケットならびに前記ウォームポケット、及び前記長さ調整部材は、前記単層又は二重層ジャケットに着脱可能に連結されるので、ユーザーの手を温めることが不要な際には、ユーザーが前記内部ポケット、前記ウォームポケット及び前記長さ調整部材を前記ジャケットから取り外すことが可能になっている。よって、ユーザーの手を温めることが不要な際、ユーザーは服装のスタイルを損なうことなしにシンプルな構造の前記ジャケットを着用することが可能である。
【0057】
さらに、本発明の長さ調整部材を、前記外皮の内面又は外面、前記内皮、又は前記二重層ジャケットのウォームポケットに連結すること、又は前記外皮外面又は内面、又は前記単層ジャケットのウォームポケットに連結すること、が可能である。そのため、前記長さ調整部材は人体に密着するので、前記保温効率をさらに向上させることが可能になっている。さらに、前記長さ調整部材を前記ジャケットの内部部分に連結することが可能であるので、服装のスタイルを損なわない。また、前記長さ調整部材を前記ジャケットの外側部分に連結することが可能である。この場合、前記長さ調整部材を装備する前記ジャケットの製造コストを低減することが可能であると同時に、前記長さ調整部材の使用の利便性を向上させることもできる。つまり、前記長さ調整部材は、ユーザーの好みに従って多様な方式で前記ジャケットに連結することが可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0058】
以下に本発明の実施形態を説明する。
【0059】
本発明の以下の説明では、本明細書の一部とした公知の機能及び形態の詳細な説明が本発明の主題を不明確にする恐れがある際は、その説明を省略する。さらに、本発明で使用する用語は、その機能を考慮して選択されている。かかる用語が製造者の意図又はその習慣に応じてさまざまに変化する場合もあるので、その用語の定義は本明細書における全体の文脈の前後関係に基づいて判定されなければならない。
【0060】
(実施形態1)
以下に、本発明の第1実施形態に係るウォームポケット付きジャケットを図1〜図3を参照して説明する。
【0061】
図1は、本発明の第1実施形態に係るジャケットを図解説明する部分前方斜視図であり、図2は、本発明の第1実施形態に係るジャケットを図解説明する部分後方斜視図であり、図3は図に示したI−I断面図である。
【0062】
図1〜図3に示すように、本発明の第1実施形態に係るウォームポケットを有するジャケット100(以下、特に解説を要さない場合は単にジャケットと呼ぶ)は外皮110のみを含む単層構造を有する。しかしながら、前記ジャケット100は前記外皮110に加えて内皮を含む二重層構造を有することも可能である。
【0063】
前記ウォームポケットは、前記ジャケット100の腹部ないしは背部に形成される。この実施形態では、取付可能外皮110aは前記ジャケット100の外皮110に密接して連結される。
【0064】
前記ウォームポケットを形成するために、前記取付可能外皮110aは前記ジャケット100の外皮110外面に縫製される。そのため、前記ジャケット100の外皮110は、前記ウォームポケットの内皮となり、前記取付可能外皮110aは前記ウォームポケットの外皮となる。
【0065】
開口部112は、ユーザーが前記ウォームポケットに両手を入れることができるように、前記ウォームポケットの両側に形成される。
【0066】
ハンドウォーマーなどのウォーマー140を受け入れるための入口122を有する内部ポケット120(以下、特に解説を要さない場合は内部ポケットと呼ぶ)は、前記ウォームポケットの内皮に連結される。
【0067】
[発明の実施態様]
(実施形態2)
以下、本発明の第2実施形態に係るジャケットを図4及び図5を参照して説明する。
【0068】
図4は、本発明の第2実施形態に係るジャケットを図解説明する部分前方斜視図であり、さらに、図5は図に示したII−II断面図である。
【0069】
図4及び図5に示すように、本発明の第2実施形態に係るジャケット200には、前記ジャケット200の外皮210に連結された取付可能外皮210aと、前記取付可能外皮210a及び前記外皮210の間に挟入される中間部材215と、が含まれる。そのため、前記取付可能外皮210aと前記外皮210とは、前記中間部材215を介して互いに連結される。
【0070】
前記中間部材215のため、前記ウォームポケットを前記ジャケット200の材質に拘わらず、前記ジャケット200に安定的に連結することが可能である。
【0071】
なお、本発明の第2実施形態は、前記二重層構造又は前記外皮のみを含む前記単層構造のいずれのジャケットに対しても適用可能である。前記第1実施形態における要素と同一の要素については後述しない。
【0072】
(実施形態3)
以下、本発明の第3実施形態に係るジャケットを図6及び図7を参照して説明する。
【0073】
図6は、本発明の第3実施形態に係るジャケットを図解説明する部分前方斜視図であり、図7は図に示したIII-III断面図である。
【0074】
図6及び図7に示すように、本発明の第3実施形態に係るジャケット300には、前記ジャケット300の外皮310に連結された取付可能外皮310aが含まれる。前記第3実施形態は、高さ調整部分317が前記ウォームポケットの横部分に設けられているという点で前記第1実施形態と異なる。
【0075】
つまり、前記取付可能外皮110aが前記外皮110に密着されている前記第1実施形態と異なり、本発明の第3実施形態によれば、前記ウォームポケットが前記ジャケット300から所定間隔をおいて位置するように、前記高さ調整部分317は前記ウォームポケットの横部分に設けられる。
【0076】
なお、本発明の第3実施形態は、前記二重層構造又は前記外皮のみを含む前記単層構造のいずれのジャケットに対しても適用可能である。前記第1実施形態における要素と同一の要素については後述しない。
【0077】
(実施形態4)
以下、本発明の第4実施形態に係るジャケットを図8及び図9を参照して説明する。
【0078】
図8は、本発明の第4実施形態に係るジャケットを図解説明する部分前方斜視図であり、さらに、図9は図に示したIV-IV断面図である。
【0079】
図8及び図9に示すように、本発明の第4実施形態によれば、取付可能内皮430aは前記ジャケット400の外皮410内面に連結される。そのため、前記ジャケット400の外皮410は前記ウォームポケットの外皮となり、前記取付可能内皮430aは前記ウォームポケットの内皮となる。
【0080】
前記外皮410に密接して連結された前記取付可能内皮430aと、ウォーマーを受け入れるための開口ポート422を有する前記ウォームポケット420と、は前記取付可能内皮430aに連結される。開口部412は、ユーザーが前記ウォームポケット420に両手を入れることができるように、前記ウォームポケット420の両側に形成される。
【0081】
なお、本発明の第4実施形態は、前記二重層構造又は前記単層構造のいずれのジャケットに対しても適用可能である。
【0082】
(実施形態5)
以下、本発明の第5実施形態に係るジャケットを図10及び図11を参照して説明する。
【0083】
図10は、本発明の第5実施形態に係るジャケットを図解説明する部分前方斜視図であり、さらに、図11は図に示したV-V断面図である。
【0084】
図10及び図11に示すように、本発明の第5実施形態に係るジャケット500には、前記ジャケット500の外皮510内面に連結された取付可能内皮530aと、前記取付可能内皮530a及び前記ジャケット500の外皮510の間に挟入される中間部材515と、が含まれる。そのため、前記取付可能内皮530a及び前記ジャケット500の外皮510は、前記中間部材515を介して互いに連結される。
【0085】
前記中間部材515のために、その縫い目を隠すこともできるので、前記ジャケット500がシンプルなデザインを有し、前記ジャケット500の材質に拘わらず前記ウォームポケットを前記ジャケット500に安定的に連結することが可能である。
【0086】
前記中間部材515は前記外皮510の全体領域に連結することが可能である。この実施形態よれば、前記中間部材515は、開口部512が形成される前記外皮510の所定部分に連結される。
【0087】
なお、本発明の第5実施形態は、前記二重層構造又は前記外皮のみを含む前記単層構造のいずれのジャケットに対しても適用可能である。前記第4実施形態における要素と同一の要素については後述しない。
【0088】
(実施形態6)
以下、本発明の第6実施形態に係るジャケットを図12及び図13を参照して説明する。
【0089】
図12は、本発明の第6実施形態に係るジャケットを図解説明する部分前方斜視図であり、さらに、図13は図に示したVI-VI断面図である。
【0090】
図12及び図13に示すように、本発明の第6実施形態に係るジャケット600には、前記ジャケット600の外皮610内面に連結された取付可能内皮630aが含まれる。前記第6実施形態は、高さ調整部分617が前記ウォームポケットの横部分に設けられるという点で前記第4実施形態と異なる。
【0091】
なお、本発明の第6実施形態は、前記二重層構造又は前記外皮のみを含む前記単層構造のいずれのジャケットに対しても適用可能である。前記第4実施形態における要素と同一の要素については後述しない。
【0092】
(実施形態7)
以下、本発明の第7実施形態に係るジャケットを図14及び図15を参照して説明する。
【0093】
図14は、本発明の第7実施形態に係るジャケットを図解説明する部分前方斜視図であり、さらに、図15は図に示したVII-VII断面図である。
【0094】
図14及び図15に示すように、本発明の第7実施形態に係るジャケット700には外皮710及び内皮730が含まれ、そこでは取付可能外皮710aが前記ジャケット700の内皮730外面に連結される。そのため、前記取付可能外皮710aは前記ウォームポケットの外皮となり、前記ジャケット700の内皮730は前記ウォームポケットの内皮となる。
【0095】
開口部712は、ユーザーが前記ウォームポケットに両手を入れることができるように、前記ウォームポケットの両側に形成される。
【0096】
ウォーマー740を受け入れるための開口ポート722を有する内部ポケット720は、前記ウォームポケットの内皮に連結される。
【0097】
この実施形態によれば、前記取付可能外皮710aが、前記ウォームポケットを形成するように、前記ジャケット700の内皮730に密接して連結されるので、前記ウォームポケットが前記ジャケット700の外皮710から間隔をおいて位置するようになっている。前記ジャケット700の外皮710は、ユーザーが前記ウォームポケットに両手を入れることができるように、前記取付可能外皮710aの開口部712に連結される。
【0098】
さらに、開閉ユニット752を有する横開口部750は、ユーザーが両手を前記横開口部750に入れることができるように、前記ジャケット700の前部及び後部の間に位置する横側面部分に形成される。前記横開口部750の詳細構造は他の実施形態を参照して後述する。
【0099】
(実施形態8)
以下、本発明の第8実施形態に係るジャケットを図16及び図17を参照して説明する。
【0100】
図16は、本発明の第8実施形態に係るジャケットを図解説明する部分前方斜視図であり、さらに、図17は図に示したVIII-VIII断面図である。
【0101】
本発明の第8実施形態に係るジャケット800は、前記ジャケット800の内皮830内面に連結された取付可能外皮810aと、前記取付可能外皮810a及び前記ジャケット800の内皮830の間に挟入される中間部材815と、を含む二重層構造を有する。そのため、前記取付可能外皮810aと前記ジャケット800の内皮830とは、前記中間部材815を介して互いに連結される。
【0102】
前記中間部材815のために前記ウォームポケットは前記ジャケット800の材質に拘わらず前記ジャケット800を安定的に連結することが可能である。
【0103】
前記第7実施形態における要素と同一の要素については後述しない。
【0104】
(実施形態9)
以下、本発明の第9実施形態に係るジャケットを図18及び図19を参照して説明する。
【0105】
図18は、本発明の第9実施形態に係るジャケットを図解説明する部分前方斜視図であり、さらに、図19は図に示したIX-IX断面図である。
【0106】
図18及び図19に示すように、本発明の第9実施形態に係るジャケット900には、前記ジャケット900の内皮930外面に連結された取付可能外皮910aが含まれる。前記第9実施形態は、高さ調整部分917が前記ウォームポケットの横部分に設けられているという点で前記第7実施形態と異なる。
【0107】
前記第7実施形態における要素と同一の要素については後述しない。
【0108】
(実施形態10)
以下、本発明の第10実施形態に係るジャケットを図20及び図21を参照して説明する。
【0109】
図20は、本発明の第10実施形態に係るジャケットを図解説明する部分前方斜視図であり、さらに、図21は図に示したX-X断面図である。
【0110】
図20及び図21に示すように、本発明の第10実施形態に係るジャケット1000には外皮1010及び内皮1030が含まれ、そこでは取付可能内皮1030aが前記ジャケット1000の内皮1030内面に連結される。そのため、前記ジャケット1000の内皮1030は前記ウォームポケットの外皮となり、前記取付可能内皮1030aは前記ウォームポケットの内皮となる。
【0111】
開口部1012の構造とウォーマーを受け入れるための内部ポケット1020の構造とは、その他の実施形態の構造と同一である。
【0112】
この実施形態によれば、前記取付可能内皮1030aが、前記ウォームポケットを形成するように、前記ジャケット1000の内皮1030に密接して連結されるので、前記ウォームポケットは前記ジャケット1000の外皮1010から間隔をおいて位置するようになっている。取付可能外皮1010aの開口部1012に連結される前記ジャケット1000の横開口部1050の構造と前記外皮1010の構造とは、前記第7実施形態の構造と同一である。
【0113】
(実施形態11)
以下、本発明の第11実施形態に係るジャケット図22及び図23を参照して説明する。
【0114】
図22は、本発明の第11実施形態に係るジャケットを図解説明する部分前方斜視図であり、さらに、図23は図に示したXI-XI断面図である。
【0115】
図22及び図23に示すように、本発明の第11実施形態に係るジャケット1100は、前記ジャケット1100の内皮1130内面に連結された取付可能内皮1130aと、前記取付可能内皮1130a及び前記ジャケット1100の内皮1130の間に挟入された中間部材1115と、を含む二重層構造を有する。そのため、前記取付可能内皮1130a及び前記ジャケット1100の内皮1130は、前記中間部材1115を介して互いに連結される。
【0116】
前記中間部材1115のために前記ウォームポケットは前記ジャケット1100の材質に拘わらず、前記ジャケット1100に安定的に連結することが可能である。
【0117】
前記第10実施形態における要素と同一の要素については後述しない。
【0118】
(実施形態12)
以下、本発明の第12実施形態に係るジャケットを図24及び図25を参照して説明する。
【0119】
図24は、本発明の第12実施形態に係るジャケットを図解説明する部分前方斜視図であり、さらに、図25は図に示したXII-XII断面図である。
【0120】
図24及び図25に示すように、本発明の第12実施形態に係るジャケット1200には、前記ジャケット1200の内皮1230内面に連結された取付可能内皮1230aが含まれる。前記第12実施形態は、高さ調整部分1217が前記ウォームポケットの横部分に設けられているという点で前記第10実施形態と異なる。
【0121】
前記第10実施形態における要素と同一の要素については後述しない。
【0122】
(実施形態13)
以下、本発明の第13実施形態に係るジャケットを図26及び図27を参照して説明する。
【0123】
図26は、本発明の第13実施形態に係るジャケットを図解説明する部分前方斜視図であり、さらに、図27は図に示したXIII-XIII断面図である。
【0124】
図26及び図27に示すように、本発明の第13実施形態に係るジャケット1300には、前記ジャケット1300の外皮1310外面に連結された取付可能部材が含まれる。前記取付可能部材はボックス形状を有し、取付可能外皮1310a及び取付可能内皮1330aを含む。
【0125】
ウォーマーを受け入れるための開口ポート1322を有する内部ポケット1320は、前記取付可能内皮1330aの外面に連結される。開口部1312は、ユーザーが前記ウォームポケットに両手を入れることができるように、前記取付可能外皮1310aの両側に形成される。
【0126】
前記ボックス形状の取付可能部材は、前記ジャケット1300の外皮1310に固定連結されることが可能である。この実施形態によれば、前記ボックス形状の取付可能部材は、ベルクロテープ1318及び1338によって前記ジャケット1300の外皮1310に着脱可能に連結することが可能である。
【0127】
なお、本発明の第13実施形態は、前記二重層構造又は前記外皮のみを含む前記単層構造のいずれのジャケットに対しても適用可能である。
(実施形態14)
【0128】
以下、本発明の第14実施形態に係るジャケットを図28及び図29を参照して説明する。
【0129】
図28は、本発明の第14実施形態に係るジャケットを図解説明する部分前方斜視図であり、さらに、図29は図に示したXIV-XIV断面図である。
【0130】
図28及び図29に示すように、本発明の第14実施形態に係るジャケット1400には、ウォームポケットを形成するように、前記ジャケット1400の外皮1410内面に連結されるボックス形状の取付可能部材が含まれる。その他の要素は前記第13実施形態の要素と同一なので、冗長性を回避するため後述しない。
【0131】
(実施形態15)
以下、本発明の第15実施形態に係るジャケットを図30及び図31を参照して説明する。
【0132】
図30は、本発明の第15実施形態に係るジャケットを図解説明する部分前方斜視図であり、さらに、図31は図に示したXV-XV断面図である。
【0133】
図30及び図31に示すように、本発明の第15実施形態に係るジャケット1500には外皮1510及び内皮1530が含まれ、そこではボックス形状の取付可能部材がウォームポケットを形成するように、前記ジャケット1500の内皮1530外面に連結される。その他の要素は前記第13実施形態の要素と同一なので、冗長性を回避するため後述しない。
【0134】
(実施形態16)
以下、本発明の第16実施形態に係るジャケットを図32及び図33を参照して説明する。
【0135】
図32は、本発明の第16実施形態に係るジャケットを図解説明する部分前方斜視図であり、さらに、図33は図に示したXVI-XVI断面図である。
【0136】
図32及び図33に示すように、本発明の第16実施形態に係るジャケット1600には外皮1610及び内皮1630が含まれ、そこではボックス形状の取付可能部材がウォームポケットを形成するように、前記ジャケット1600の内皮1630内面に連結される。その他の要素は前記第13実施形態の要素と同一なので、冗長性を回避するため後述しない。
【0137】
(実施形態17)
以下、本発明の第17実施形態に係るジャケットを図34及び図35を参照して説明する。
【0138】
図34は、本発明の第17実施形態に係るジャケットを図解説明する部分前方斜視図であり、さらに、図35は図に示したXVII-XVII断面図である。
【0139】
図34及び図35に示すように、本発明の第17実施形態に係るジャケット1700には外皮1710及び内皮1730が含まれ、そこではウォームポケットを形成するように、前記外皮1710が前記内皮1730に連結される。
【0140】
つまり、前記ジャケット1700の外皮1710は前記ウォームポケットの外皮となり、前記ジャケット1700の内皮1730は前記ウォームポケットの内皮となる。開口部1712は、ユーザーが前記ウォームポケットに両手を入れることができるようにウォームポケットの外皮の両側に形成される。
【0141】
ウォーマー1740を受け入れるための開口ポート1722を有する内部ポケット1720は、前記ウォームポケットの内皮に連結される。
【0142】
前記ジャケット1700の横開口部1750の構造は、前記第7実施形態に記載のジャケットの構造と同一である。
【0143】
(実施形態18)
以下、本発明の第18実施形態に係るジャケットを図36及び図37を参照して説明する。
【0144】
図36は、本発明の第18実施形態に係るジャケットを図解説明する部分前方斜視図であり、さらに、図37は図に示したXVIII-XVIII断面図である。
【0145】
図36及び図37に示すように、本発明の第18実施形態に係るジャケット1800には内皮1830及び前記内皮1830に連結された外皮1810が含まれ、そこでは中間部材1815が前記ジャケット1800の外皮1810と内皮1830との間に挟入される。そのため、前記外皮1810は、前記中間部材1815を介して前記内皮1830に連結される。
【0146】
前記中間部材1815のために、その縫い目を隠すこともできるので、前記ジャケット1800がシンプルなデザインを有することも可能であり、前記ジャケット1800の材質に拘わらず、前記ウォームポケットは前記ジャケット1800に安定的に連結することが可能である。
【0147】
前記第17実施形態における要素と同一の要素については後述しない。
【0148】
(実施形態19)
以下、本発明の第19実施形態に係るジャケットを図38及び図39を参照して説明する。
【0149】
図38は、本発明の第19実施形態に係るジャケットを図解説明する部分前方斜視図であり、さらに、図39は図に示したXIX-XIX断面図である。
【0150】
図38及び図39に示すように、本発明の第19実施形態に係るジャケット1900には、内皮1930及び前記内皮1930に連結された外皮1910が含まれる。前記第19実施形態は、高さ調整部材1917が中間部材1915によって形成されているという点で前記第17実施形態と異なる。
【0151】
前記第17実施形態における要素と同一の要素については後述しない。
【0152】
(実施形態20)
以下、本発明の第20実施形態に係るジャケットを図40及び図41を参照して説明する。
【0153】
図40は、本発明の第20実施形態に係るジャケットを図解説明する斜視図であり、さらに、図41は図に示したXX-XX断面図である。
【0154】
図40及び図41に示すように、本発明の第20実施形態によれば、取付可能外皮2010aはウォームポケットを形成するように、前記ジャケット2000の外皮2010に連結される。開口部113が前記取付可能外皮110aの両側に別個に形成されている第1実施形態と異なり、前記取付可能外皮2010aの上下部分は、その横部分が開口可能なように、前記ジャケット2000の外皮2010に連結されており、それによって開口部2017を形成している。
【0155】
その他の要素は前記第1実施形態の要素と同一なので、冗長性を回避するため後述しない。
【0156】
(実施形態21)
以下、本発明の第21実施形態に係るジャケットを図42及び図43を参照して説明する。
【0157】
図42は、本発明の第21実施形態に係るジャケットを図解説明する斜視図であり、さらに、図43は図に示したXXI-XXI断面図である。
【0158】
図42及び図43に示すように、本発明の第21実施形態に係るジャケット2100は、前記ウォームポケットを左右のポケット部に分割する縫製部分(a)を除いて、本発明の第1〜第20実施形態のジャケットと実質的に同一である。
【0159】
この場合、2つのウォーマー2140を前記ウォームポケットに収納可能なので、その保温効率を向上させることができるようになっている。
【0160】
(実施形態22)
以下、本発明の第22実施形態に係るジャケットを図を参照して説明する。
【0161】
図44は、本発明の第22実施形態に係るジャケットのウォームポケットを図解説明する断面図である。
【0162】
図44に示すように、本発明の第22実施形態に係るジャケット2200には外皮2210及び内皮2230が含まれ、そこでは前記内皮2230が前内皮2232及び後内皮2234に分割される。
【0163】
ベルクロファスナーテープ2235は、前記前内皮2232及び前記後内皮2234の両横側面に付加的に取り付けられる。
【0164】
前記ベルクロファスナーテープ2235の連結長さを調整することによって、前記ジャケット2200の内皮2230の直径をユーザーのウエストサイズに合わせて調整可能であり、前記ジャケット2200の着心地を向上させることができる。
【0165】
なお、ユーザーは、その手を前記ウォームポケットの開口部2212に入れることによって、前記前内皮2232と前記後内皮2234との間の連結長さを調整することが可能である。別法として、ユーザーは、前記ジャケットの前部及び後部2200の間に位置する横側面部分に形成された横開口部2250にその手を入れることによって、前記前内皮2232と前記後内皮2234との間の連結長さを調整することが可能である。
【0166】
特に、前記ウォームポケットが前記ジャケットの背部のみに形成される場合、ユーザーは前記横開口部を介して前記ジャケットの内皮の直径を容易に調整することが可能である。
【0167】
前記横開口部2250は、前記ジャケットの前部が前記ジャケットの後部と出会う前記ジャケットの横側面に形成され、スライドファスナーなどの開閉ユニットを備えている。そのため、前記横開口部2250の不使用時には、前記開閉ユニットによって前記横開口部2250が閉じられるので、前記ジャケットをシンプルかつ整然と保つことが可能になっている。
【0168】
本発明の第22実施形態に係る内皮の構造は、前記外皮及び前記内皮の両方を含む前記ジャケットに対しても適用可能である。
【0169】
(実施形態23)
以下、本発明の第23実施形態に係るジャケットを図を参照して説明する。
【0170】
図45は、本発明の第23実施形態に係るジャケットのウォームポケットを図解説明する断面図である。
【0171】
図45に示すように、本発明の第23実施形態に係るジャケット2300には、その一部が前内皮2332と後内皮2334に分割されている内皮2330が含まれる。ベルクロファスナーテープ2335は、前記前内皮2332及び前記後内皮2334の両横側面に取り付けられる。
【0172】
つまり、前記第22実施形態と異なり、前記内皮2330の一部のみが前記前内皮2332及び前記後内皮2334に分割されているので、横開口部2350は、前記ジャケット2300外皮2310の片側のみに形成される。
【0173】
本発明の第23実施形態に係る内皮の構造は、前記外皮及び前記内皮の両方を含む前記ジャケットに対しても適用可能である。
【0174】
(実施形態24)
以下、本発明の第24実施形態に係るジャケットを図を参照して説明する。
【0175】
図46は、本発明の第24実施形態に係るジャケットのウォームポケットを図解説明する断面図である。
【0176】
図46に示すように、本発明の第24実施形態に係るジャケット2400には、前記ジャケット2400の内皮2430に連結された長さ調整部材2460が含まれる。
【0177】
前記長さ調整部材2460はベルクロファスナーテープ2462とともにその両側に形成され、前記ジャケット2400の内皮2430と一体的に形成することが可能である。この実施形態によれば、前記長さ調整部材2460は、前記ジャケット2400の内皮2430に着脱可能に連結することが可能である。
【0178】
さらに、前記ジャケット2200は、前記ベルクロファスナーテープ2462の連結長さを調整することによってユーザーの身体に合うように調整することが可能である。本発明には前記ベルクロファスナーテープ2462によって前記ジャケット2400の内皮2430に連結された前記長さ調整部材2460を示すが、本発明はそれに限定されるものではない。実例としては、前記ベルクロファスナーテープ2462の代わりにボタンを使用すること、又は前記長さ調整部材2460の一端を前記内皮2430に縫製することが可能である。
【0179】
そのため、本発明の第24実施形態に係るジャケット2400は優れた着心地を実現する。
【0180】
さらに、この実施形態では、前記長さ調整部材2460が前記ジャケット2400の内皮2430の内部部分に付加的に連結されると説明したが、本発明はそれに限定されるものではない。本発明の別の実施形態によれば、前記ウォームポケットをユーザーの腰周りに密着させるように、前記長さ調整部材を前記外皮外面、前記外皮内面、及び前記ジャケットの内皮外面のうちの1つに付加的に連結することが可能である。
【0181】
つまり、前記長さ調整部材は前記二重層構造又は前記単層構造のいずれのジャケットに適用することが可能である。前記二重層構造のジャケットの場合、前記長さ調整部材を前記内皮又は前記外皮の内面又は外面、又は前記ウォームポケットに選択的に連結することが可能である。前記単層構造のジャケットの場合、前記長さ調整部材を前記ジャケットの内面又は外面、又は前記ウォームポケットに選択的に連結することが可能である。
【0182】
(実施形態25)
以下、本発明の第25実施形態に係るジャケットを図を参照して説明する。
【0183】
図47は、本発明の第25実施形態に係るジャケットを図解説明する斜視図である。
【0184】
図47に示すように、本発明の第25実施形態に係るジャケット2500には、前記ジャケット2500の内皮に連結されたエラスチックバンド2560が含まれる。
【0185】
前記エラスチックバンド2560はその長さを調整できる長さ調整部材であり、前記エラスチックバンド2560の両端が前記ジャケットの内皮2500に接続されるので、前記エラスチックバンド2560はユーザーの身体に合うように調整することと、着心地を向上させること、が可能になっている。さらに、前記エラスチックバンド2560は前記ジャケットの内皮2500に接続されるので、前記エラスチックバンド2560が外側に露出することがなく、前記ジャケットの外観を損なわない。そのため、前記内皮はユーザーの身体に緊密に密着し、前記外皮が自然に外側に露出される。
【0186】
なお、本実施形態では、前記エラスチックバンド2560が前記ジャケット2500の内皮2530に付加的に連結されると説明したが、本発明はそれに限定されるものではない。本発明の別の実施形態によれば、前記ウォームポケットをユーザーの腰周りに密着させるように、前記長さ調整部材を前記外皮外面、前記外皮内面、及び前記ジャケットの内皮外面のうちの1つに付加的に連結することが可能である。
【0187】
(実施形態26)
以下、に係るジャケット本発明の第26実施形態を図を参照して説明する。
【0188】
図48は、本発明の第26実施形態に係るジャケットのウォームポケットを図解説明する部分分解斜視図である。
【0189】
図48に示すように、本発明の第26実施形態に係るジャケット2600では、前記ウォームポケットを形成するように、内部ポケット2620及び取付可能外皮2610aは、それぞれベルクロ手段2618及び2628によって前記ジャケット2600の外皮2610に着脱可能に連結される。
【0190】
本発明の第26実施形態によれば、前記ウォーマーの不使用時には前記内部ポケット2620ばかりでなく、前記ウォームポケットも前記ジャケット2600から取り外すことが可能である。そのため、前記ウォーマーが不要な場合、ユーザーは前記ジャケット2600を普通のゴルフ着として便利に使用することが可能である。
【0191】
なお、本実施形態では、前記ウォームポケットを形成するように、前記内部ポケット及び前記取付可能部材を前記ジャケットの外皮2710に着脱可能に連結することが可能であると説明したが、本発明は、前記取付可能部材によって形成された前記ウォームポケットを有する多様なジャケットに対しても適用可能である。さらに、前記ベルクロテープの代わりにスライドファスナー、ボタン、又は接着テープを使用することも可能である。
【0192】
さらに、前記内部ポケットのみを着脱可能に連結することも可能である。
【0193】
つまり、本発明の第26実施形態に係る構造は、前記内皮及び前記外皮を含む単層構造又は二重層構造のいずれのジャケットに対して適用可能である。この場合、前記ウォームポケットを前記ジャケットに着脱可能に連結することができる。
【0194】
つまり、前記ジャケットが前記単層構造を有する場合、前記ウォームポケットを形成するように、取付可能外皮又は取付可能内皮は前記ジャケットの外面又は内面に連結される。この時点で、前記取付可能外皮又は前記取付可能内皮をベルクロテープ又はファスナーテープによって前記ジャケットに着脱可能に連結できる。
【0195】
さらに、前記外皮及び前記内皮を含む前記単層構造又は前記二重層構造のジャケットにおいては、前記ウォームポケットは、ポケット内皮及びポケット外皮を含むポケット部材を前記ジャケットの外皮に連結することによって形成される。この時点で、前記ポケット部材は上記連結ユニットによって前記ジャケットに着脱可能に連結される。そのため、前記単層構造又は前記二重層構造などの多様な構造を有する前記ウォームポケットを前記ジャケットに着脱可能に連結することができるのである。
【0196】
(実施形態27)
以下、本発明の第27実施形態に係るジャケットを図を参照して説明する。
【0197】
図49は本発明の第27実施形態に係るジャケットを示す正面図である。
【0198】
図49に示すように、本発明の第27実施形態に係るジャケット2700には、締結ユニットとして開口部に適用されるスライドファスナー2719が含まれる。しかしながら、本発明はそれに限定されるものではなく、前記スライド2719の代わりにボタン又はベルクロテープを使用することが可能である。
【0199】
本発明の第27実施形態によれば、前記ジャケット2700のウォームポケットはシールすることが可能であるので、前記ジャケット2700の美観及び前記保温ポケットの保温効率を向上させることができる。
【0200】
本発明の第27実施形態の締結ユニットは、本発明の第1〜第26実施形態に対しても適用可能である。
【0201】
(他の実施形態)
以上に実施形態1〜27を説明したが、本発明はそれらに限定されるものではなく、下記のように上記実施形態のうちの少なくとも1つを組み合わせることによっても実施することが可能である。
【0202】
好ましくは、前記内皮全体、又は前記ジャケットの内皮の一部、前記ウォームポケット、又は前記内部ポケットは多様なサイズのウォーマーをその中に収納するように可撓性材料からなる。
【0203】
さらに、前記ウォーマーを受け入れるように、前記内部ポケットに形成された前記開口ポートは、前記ウォーマーが前記内部ポケットから偶発的に出て落ちることを防止するようにベルクロテープ又はスライドファスナーなどの締結部材を装備することが可能である。
【0204】
前記締結部材には、限定するものではないが、スライドファスナー、ベルクロファスナー、ボタン、又はクリップが含まれる。
【0205】
前記ウォーマーが前記内部ポケットに入れられる場合、前記ウォーマーは前記内部ポケットと前記内皮との間に位置する。さらに、前記内皮は可撓性部材からなるので、前記ウォーマーから生じた熱をユーザーの身体に効果的に伝達することが可能である。
【0206】
さらに、前記内部ポケットは前記内皮に連結されるので、たとえその中に収納された前記ウォーマーの重量のために前記内部ポケットが下方にたるんでも前記内部ポケットが前記外皮に悪影響を及ぼす可能性がないので、前記ジャケットの美観又はその着心地は損なわれない。
【0207】
さらに、前記ウォームポケットが前記ジャケットの前部又は後部に選択的に形成されること、又は前記ジャケットの前部及び後部の両方に同時形成されること、が可能であり、さらに前記ウォームポケットを左右のポケット部に分割するように縫製部分を前記ウォームポケットの中心に設けることも可能である。
【産業上の利用可能性】
【0208】
本発明の好適な実施形態は例示的な目的で記述したものであって、当業者であれば種々の変更、付加および代替を添付の特許請求の範囲で開示した本発明の範囲および真の趣旨から逸脱することなく行い得ることを理解されるであろう。
【0209】
実例としては、前記ウォームポケットの形状は矩形形状に限定されるものでなく、前記ジャケットの形状に応じてさまざまにデザインされることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【0210】
【図1】図1は、本発明の第1実施形態に係るジャケットを図解説明する部分前方斜視図である。
【図2】図2は、本発明の第1実施形態に係るジャケットを図解説明する部分後方斜視図である。
【図3】図3は図1に示したI−I断面図である。
【図4】図4は、本発明の第2実施形態に係るジャケットを図解説明する部分前方斜視図である。
【図5】図5は図4に示したII−II断面図である。
【図6】図6は、本発明の第3実施形態に係るジャケットを図解説明する部分前方斜視図である。
【図7】図7は図6に示したIII-III断面図である。
【図8】図8は、本発明の第4実施形態に係るジャケットを図解説明する部分前方斜視図である。
【図9】図9は図8に示したIV-IV断面図である。
【図10】図10は、本発明の第5実施形態に係るジャケットを図解説明する部分前方斜視図である。
【図11】図11は図10に示したV-V断面図である。図12は、本発明の第6実施形態に係るジャケットを図解説明する部分前方斜視図である。
【図12】図12は、本発明の第6実施形態に係るジャケットを図解説明する部分前方斜視図である。
【図13】図13は図12に示したVI-VI断面図である。
【図14】図14は本発明の第7実施形態に係るジャケットを図解説明する部分前方斜視図である。
【図15】図15は図14に示したVII-VII断面図である。
【図16】図16は、本発明の第8実施形態に係るジャケットを図解説明する部分前方斜視図である。
【図17】図17は図16に示したVIII-VIII断面図である。
【図18】図18は、本発明の第9実施形態に係るジャケットを図解説明する部分前方斜視図である。
【図19】図19は図18に示したIX-IX断面図である。
【図20】図20は、本発明の第10実施形態に係るジャケットを図解説明する部分前方斜視図である。
【図21】図21は図20に示したX-X断面図である。
【図22】図22は、本発明の第11実施形態に係るジャケットを図解説明する部分前方斜視図である。
【図23】図23は図22に示したXI-XI断面図である。
【図24】図24は、本発明の第12実施形態に係るジャケットを図解説明する部分前方斜視図である。
【図25】図25は図24に示したXII-XII断面図である。
【図26】図26は、本発明の第13実施形態に係るジャケットを図解説明する部分前方斜視図である。
【図27】図27は図26に示したXIII-XIII断面図である。
【図28】図28は、を図解説明する部分前方斜視図であり、本発明の第14実施形態に係るジャケットである。
【図29】図29は図28に示したXIV-XIV断面図である。
【図30】図30は、本発明の第15実施形態に係るジャケットを図解説明する部分前方斜視図である。
【図31】図31は図30に示したXV-XV断面図である。
【図32】図32は、本発明の第16実施形態に係るジャケットを図解説明する部分前方斜視図である。
【図33】図33は図32に示したXVI-XVI断面図である。
【図34】図34は、本発明の第17実施形態に係るジャケットを図解説明する部分前方斜視図である。
【図35】図35は図34に示したXVII-XVII断面図である。
【図36】図36は、本発明の第18実施形態に係るジャケットを図解説明する部分前方斜視図である。
【図37】図37は図36に示したXVIII-XVIII断面図である。
【図38】図38は、本発明の第19実施形態に係るジャケットを図解説明する部分前方斜視図である。
【図39】図39は図38に示したXIX-XIX断面図である。
【図40】図40は、本発明の第20実施形態に係るジャケットを図解説明する斜視図である。
【図41】図41は図40に示したXX-XX断面図である。
【図42】図42は、本発明の第21実施形態に係るジャケットを図解説明する斜視図である。
【図43】図43は図42に示したXXI-XXI断面図である。
【図44】図44は、本発明の第22実施形態に係るジャケットのウォームポケットを図解説明する断面図である。
【図45】図45は、本発明の第23実施形態に係るジャケットのウォームポケットを図解説明する断面図である。
【図46】図46は、本発明の第24実施形態に係るジャケットのウォームポケットを図解説明する断面図である。
【図47】図47は、本発明の第25実施形態に係るジャケットを図解説明する斜視図である。
【図48】図48は、本発明の第26実施形態に係るジャケットのウォームポケットを図解説明する部分分解斜視図である。
【図49】図49は、本発明の第27実施形態に係るジャケットを示す正面図である。
【図50】図50は、従来の技術に係る保温具の使用状態を図解説明する図である。
【図51】図51は、別の従来の技術に係る保温具の使用状態を図解説明する斜視図である。
【図52】図52は、別の従来の技術に係る保温具の使用状態を図解説明する図である。
【符号の説明】
【0211】
1:手
2:ゴルフ手袋
10:ウォーム手袋
12:開口部
20:ウォーム背部
22:開口部
24:腰紐
26:凸部分
28:凹部分
30:ジャケット(ベストなどを含む)
100、200、300、400、500、600、700、800、900、1000、1100、1200、1300、1400、1500、1600、1700、1800、1900、2000、2100、2200、2300、2400、2500:ウォームポケット付きジャケット
110、210、310、410、510、610、710、810、910、1010、1210、1310、1410、1510、1610、1710、1810、1910、2010、2110、2210、2310、2410、2510:外皮
112、212、312、412、512、612、712、812、912、1012、1112、1212、1312、1412、1512、1612、1712、1812、1912、2012、2112、2212:開口部
515、1115:中間部材
130、230、330、430、530、630、730、830、930、1030、1130、1230、1340、1530、1630、1930、2130、2330、2430:内皮
110a、210a、310a、710a、810a、910a、1310a、1410a、1510a、1610a、1710a、1810a:取付可能外皮
430a、530a、630a、1030a、1130a、1230a、1330a、1430a、1530a、1630a:取付可能内皮
150、250、350、450、550、650、750、850、950、1050、1150、1250、1350、1450、1550、1650:横開口部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
取付可能部材をジャケットに連結することによって形成されたウォームポケット付きジャケットであって、前記取付可能部材が、前記ウォームポケットを前記ジャケットの外皮外面に形成するように、前記ジャケットの外皮外面に連結されるか、又は前記取付可能部材が、前記ウォームポケットを前記ジャケットの外皮内面に形成するように、前記ジャケットの外皮内面に連結され、ユーザーが前記ウォームポケットに両手を入れることができるように、開口部が前記ウォームポケットの両側に形成されることを特徴とするウォームポケット付きジャケット。
【請求項2】
請求項1で特許請求のジャケットであって、中間部材が前記取付可能部材と、前記取付可能部材に対応する前記ジャケットの所定部分と、の間に挟入され、さらに前記取付可能部材が前記中間部材によって前記ジャケットに連結されることを特徴とするジャケット。
【請求項3】
請求項1で特許請求のジャケットであって、前記ウォームポケットを前記ジャケットに密着させて形成するように、前記取付可能部材が前記ジャケットの外皮に密接して連結されるか、又は前記ウォームポケットが前記ジャケットと間隔を置くように、高さ調整部分が前記取付可能部材の横側面に形成されることを特徴とするジャケット。
【請求項4】
取付可能部材をジャケットに連結することによって形成されたウォームポケット付きジャケットであって、前記取付可能部材が、前記ウォームポケットを前記ジャケットの内皮外面に形成するように、前記ジャケットの内皮外面に連結されるか、又は前記取付可能部材が、前記ウォームポケットを前記ジャケットの内皮内面に形成するように、前記ジャケットの内皮内面に連結され、ユーザーが前記ウォームポケットに両手を入れることができるように、開口部が前記ウォームポケットの両側に形成されることを特徴とするウォームポケット付きジャケット。
【請求項5】
請求項4で特許請求のジャケットであって、中間部材が前記取付可能部材と、前記取付可能部材に対応する前記ジャケットの所定部分と、の間に挟入され、さらに前記取付可能部材が前記中間部材によって前記ジャケットに連結されることを特徴とするジャケット。
【請求項6】
請求項4で特許請求のジャケットであって、前記ウォームポケットを前記ジャケットに密着させて形成するように、前記取付可能部材が前記ジャケットの内皮に密接して連結されるか、又は前記ウォームポケットが前記ジャケットと間隔を置くように、高さ調整部分が前記取付可能部材の横側面に形成されることを特徴とするジャケット。
【請求項7】
取付可能部材をジャケットに連結することによって形成されたウォームポケット付きジャケットであって、前記取付可能部材が、前記ジャケットの外皮外面、外皮内面、内皮外面、及び内皮内面のうちの1つに連結され、前記取付可能部材がボックス形状を有し、開口部が前記取付可能部材の両側に形成されてユーザーが前記ウォームポケットに両手を入れることができることを特徴とするウォームポケット付きジャケット。
【請求項8】
内皮及び外皮の二重層構造を有するジャケットであって、ウォームポケットを形成するように、前記内皮が前記外皮に連結され、ユーザーが前記ウォームポケットに両手を入れることができるように、開口部が前記ウォームポケットの両側に形成されることを特徴とするジャケット。
【請求項9】
請求項8で特許請求のジャケットであって、中間部材が前記内皮と外皮との間に挟入されて前記ウォームポケットを構成し、前記内皮が前記中間部材によって前記外皮に連結されることを特徴とするジャケット。
【請求項10】
請求項8で特許請求のジャケットであって、前記ウォームポケットを前記ジャケットに密着させて形成するように、前記内皮が前記外皮に密接して連結されるか、又は前記ウォームポケットが前記ジャケットと間隔を置くように、高さ調整部分が前記内皮及び外皮の横側面部分に形成されることを特徴とするジャケット。
【請求項11】
請求項1〜10の任意の一項で特許請求のジャケットであって、その片側に形成されたウォーマーを受け入れるための開口ポートを有する内部ポケットが前記ウォーマーポケットの内面に連結されることを特徴とするジャケット。
【請求項12】
請求項11で特許請求のジャケットであって、前記ウォームポケット、前記ジャケットの内皮、又は前記内皮の一部に可撓性材料が含まれることを特徴とするジャケット。
【請求項13】
請求項4〜10の任意の一項で特許請求のジャケットであって、前記内皮がユーザーの腹部に対応する前内皮と、ユーザーの背部に対応する後内皮と、に分かれており、前記前内皮がベルクロテープによって前記後内皮に連結されていることを特徴とするジャケット。
【請求項14】
請求項13で特許請求のジャケットであって、ユーザーが前記横開口部部分に手を入れることによって前記前内皮を前記後内皮に合わせることができるように、開閉ユニットを装備した横開口部部分が前記ジャケットの前部と後部とが出会う前記ジャケットの横側面部分に形成されていることを特徴とするジャケット。
【請求項15】
請求項1〜10の任意の一項で請求のジャケットであって、前記ウォームポケットをユーザーの腰周りに密着させるように、その長さを調整できる長さ調整部材が前記ジャケットのウォームポケットの両側、前記外皮外面、前記外皮内面、前記内皮外面、及び前記内皮内面のうちの1つにさらに連結されることを特徴とするジャケット。
【請求項16】
請求項15で特許請求のジャケットであって、前記長さ調整部材が前記ジャケットのウォームポケットの両側、前記外皮外面、前記外皮内面、前記内皮外面、及び前記内皮内面のうちの1つに着脱可能に連結されることを特徴とするジャケット。
【請求項17】
請求項15で特許請求のジャケットであって、ユーザーが前記横開口部部分に手を入れることによって前記長さ調整部材を調整できるように、開閉ユニットを装備した横開口部部分が前記ジャケットの前部と後部が出会う前記ジャケットの横側面部分に形成されることを特徴とするジャケット。
【請求項18】
請求項11で特許請求のジャケットであって、前記取付可能部材又は前記内部ポケットがそれぞれ前記ジャケット又は前記ウォームポケットに着脱可能に連結されるように、着脱可能部材が前記取付可能部材の下部分又は前記ジャケットの内部ポケットの下部分に設けられることを特徴とするジャケット。
【請求項19】
請求項11で特許請求のジャケットであって、前記ウォームポケット又は前記内部ポケットを選択的に開閉するように、締結部材が前記ウォームポケットの開口部又は前記内部ポケットの入口に形成されることを特徴とするジャケット。
【請求項20】
請求項19で特許請求のジャケットであって、前記締結部材にはスライドファスナー、ベルクロファスナー、及びボタンからなるグループから選択されるものが1つが含まれることを特徴とするジャケット。
【請求項21】
請求項1〜10の任意の一項で特許請求のジャケットであって、ユーザーが前記ウォームポケットの開口部を介して前記ジャケットの前内部部分から後内部部分に手を入れられるように、前記ジャケットの外皮の横内部部分が開かれることを特徴とするジャケット。
【請求項22】
請求項11で特許請求のジャケットであって、前記ウォームポケットが、前記ジャケットの前部又は後部に選択的に形成されるか、又は前記ジャケットの前部及び後部の両方に同時に形成されることを特徴とするジャケット。
【請求項23】
請求項22で特許請求のジャケットであって、前記ウォームポケットが前記ウォームポケットを左右のポケット部分に分割する縫製部分で形成されることを特徴とするジャケット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【図45】
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【図46】
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【図47】
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【図48】
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【図49】
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【図50】
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【図51】
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【図52】
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【公表番号】特表2009−516782(P2009−516782A)
【公表日】平成21年4月23日(2009.4.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−542226(P2008−542226)
【出願日】平成18年11月13日(2006.11.13)
【国際出願番号】PCT/KR2006/004741
【国際公開番号】WO2007/061194
【国際公開日】平成19年5月31日(2007.5.31)
【出願人】(508153338)
【Fターム(参考)】