説明

エアーキャノピー

【課題】屋外でのスポーツ活動やイベントは、雨や雪などの悪天候のために開催の延期や中止を強いられる。
【解決手段】排出口を設けたパイプを地上高く組み上げ、これに高圧の空気を送り込み、排出口より噴出された空気によって悪天候による雨や雪などを横に吹き飛ばし、定められたエリアに落ちないように、又は制御して屋外でのスポーツ活動やイベントなどの実施を可能にする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、雨や雪などの悪天候を制御し、屋外に於けるスポーツ活動やイベントなどの実施を可能化する事に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、悪天候による雨や雪などを避けるためには何らかの物体で頭上を覆う以外に方法はない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
屋外でのスポーツ活動やイベントは雨や雪などの悪天候に対してなすすべもなく、余儀なくされる開催の延期や中止は金銭的なものも含めて、それに係わる人々にとって途方もない損失を招く。
【0004】
悪天候を避けるために屋内化することは開放感を取り去り、自然の光を遮断し、又、ある種のスポーツ競技は名目上屋外であるべき条件を変えてしまうことになる、本発明は、このような条件を変えずに定められたエリアで、そして日程で目的とするイベントを開催出来るようにする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
側面に排出口を設けたパイプ(図4)を目的とするエリア上に高く組み上げ高圧の空気を吹き込む。
【0006】
この排出口より噴出された空気によって雨や雪などを定めらたエリア外に吹き飛ばす。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、上述したような方法によって雨や雪などを制御し、屋外に於ける悪天候下でのスポーツ活動やイベントなどの実施を可能化することを提供する。
【発明の実施するための最良の形態】
【0008】
目的とするエリア上にパイプ状の支柱を立て、更にその上に外側面に排出口を設けたパイプを組み上げ空気が抜けられるように連結する。図1
【0009】
エアーポンプより支柱に送り込まれた空気は上部のパイプへと流れ排出口より噴出される。図3
【0010】
上部のパイプに設けた平たく突き出た排出口は、噴出された空気の分散を防ぎ、噴出力をより遠くまで持続させることを目的とした構造である。図4
【0011】
空中より落下してくる雨や雪などを図3のように横に吹き飛ばし、第2のそしてさらに第3のパイプへと引き継ぎエリア外に吹き飛ばす。
【0012】
目的とするエリアの広さや形によってその形状や構築は異なり、小さいエリアでは図5のようになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】 本発明の外観図
【図2】 図1の俯瞰図
【図3】 落下物と吹き払う方策の断面図解
【図4】 排出を設けたパイプの断面図
【図5】 本発明の外観図−小さなエリアの場合
【符号の説明】
【0014】
A 支柱
B 排出口を設けたパイプ
C 目的とするエリア

【特許請求の範囲】
【請求項1】
空中より落下してくる雨や雪などを、噴出する空気の力によって吹き飛ばし、目的とするエリアに落ちないように又は和らげ制御する。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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