説明

エレベータ乗りかごの照明カバー装置

【課題】第1ロック機構に加えて第2ロック機構を設けることにより覆い位置での照明カバーのロックを確実に行い、第2ロック機構のロック操作及びロック解除操作を容易に行えるようにする。
【解決手段】乗りかごの天井に取付けられた照明器具21の下側を覆う覆い位置と照明器具21の下側を開放する開放位置との間で上下方向回動可能な照明カバー24を設け、照明カバー24を覆い位置でロックする第1ロック機構25と第2ロック機構26とを設ける。第2ロック機構26は、小径部と大径部とを有するダルマ穴39が形成されてスライド可能なスライド部材と、大径部に挿通されている場合には照明カバー24を開放位置へ回動させることにより大径部から抜け出し可能で、小径部に挿通されている場合には照明カバー24が開放位置へ回動することを規制するロックピン34とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、エレベータ乗りかごの照明カバー装置に関する。
【背景技術】
【0002】
エレベータの乗りかごには、乗りかご内を照明する天井照明装置が設けられており、エレベータの天井照明装置の一例として下記特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1に記載されたエレベータの天井照明装置には、かご室の天井に取付けられた照明器具の下側を覆う覆い位置と、照明器具の下側を開放する開放位置との間で上下方向回動可能な可動部(照明カバー)を備えたエレベータ乗りかごの照明カバー装置が設けられている。
【0003】
このようなエレベータ乗りかごの照明カバー装置には、照明カバーを覆い位置でロックするためのロック装置が設けられている。
【0004】
照明器具の交換やメンテナンス、清掃等の作業は、ロック装置による照明カバーのロック状態を解除し、照明カバーを開放位置へ回動させて行っている。
【0005】
また、特許文献1には、図9に示すように、ロック装置が誤動作して照明カバーが開放位置へ不意に回動することを防止するため、第2のロック装置としてロックネジを設けることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2010−6572号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1の図9に記載されたエレベータ乗りかごの照明カバー装置では、照明器具の交換やメンテナンス、清掃等の作業を行う場合には、ロックネジによるロック状態を解除し、ついで、ロック装置によるロック状態を解除した後、照明カバーを開放位置へ回動させている。
【0008】
ロックネジによるロック状態を解除する場合や、作業終了後にロックネジをロック状態に戻す場合には、作業員が手作業でロックネジを回している。
【0009】
ロックネジを回す作業は、乗りかご内に設けられたケース側板と乗りかごの側板との間の狭いスペースに手を入れて行うため、手間がかかっている。さらに、ロックネジをロック状態に戻す場合には、ロックネジの先端部と照明カバーの側面に形成されているネジ穴との位置合わせを行なわなければならず、手間がかかっている。したがって、ロックネジを用いた場合には、照明カバーを覆い位置と開放位置との間で回動させる作業に手間と時間とがかかっている。
【0010】
なお、ロックネジをロックしたりロック解除したりする操作性を高めるためには、ロックネジの取付位置を照明カバーの側面の下側に寄せることが考えられる。しかし、その場合には、ロックネジがエレベータ利用者から見え易くなってエレベータの美観を損ねることになり、さらに、エレベータ利用者によりロックネジをいたずらされ易くなる。
【0011】
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、その目的は、第1ロック機構に加えて第2ロック機構を設けることにより覆い位置に回動させた照明カバーのロックを確実に行うとともに、第2のロック機構のロック操作及びロック解除操作を容易に行えるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0012】
実施形態のエレベータ乗りかごの照明カバー装置は、一端側を回動可能に支持され、乗りかごの天井に取付けられた照明器具の下側を覆う覆い位置と前記照明器具の下側を開放する開放位置との間で上下方向回動可能な照明カバーと、前記照明カバーを覆い位置でロックする第1ロック機構と、前記照明カバーを覆い位置でロックする第2ロック機構と、を有し、前記第2ロック機構は、前記照明カバーの他端側にスライド可能に取付けられ、スライド方向に沿った方向に位置する小径部と大径部とを有するダルマ穴が形成されたスライド部材と、前記乗りかご内に設けられ、前記照明カバーが覆い位置に位置する場合には前記ダルマ穴に挿通され、前記大径部に挿通されている場合には前記照明カバーを開放位置へ回動させることにより前記大径部から抜け出し可能であり、前記小径部に挿通されている場合には前記照明カバーが開放位置へ回動することを規制するロックピンと、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の第1の実施の形態のエレベータ乗りかごの照明カバー装置を備えたエレベータの全体構造を示す断面図である。
【図2】かご室の断面図である。
【図3】図2に示したかご室のA−A線断面図である。
【図4】第1ロック機構と第2ロック機構とを拡大して示す断面図である。
【図5】第2のロック機構のスライド部材を示す斜視図である。
【図6】スライド部材のダルマ穴の小径部にロックピンが挿通されている状態を示す平面図である。
【図7】スライド部材のダルマ穴の大径部にロックピンが挿通されている状態を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、エレベータ1は、昇降路2内に配置された乗りかご3と釣合いおもり4とを備えている。エレベータ1が設置されている建物の各利用階には、乗りかご3に乗り降りするためのエレベータホール5が設けられている。エレベータホール5には、ホール出入口6と昇降路2との間を開閉するホールドア7が設けられている。
【0015】
昇降路2の上方には機械室8が設けられ、機械室8内には、巻上機9と、エレベータ1の全体を制御する制御装置10とが設けられている。巻上機9は、メインシーブ11と、このメインシーブ11を回転駆動するモータ12とを備えている。メインシーブ11にはメインロープ13が巻き掛けられ、メインロープ13の両端には乗りかご3と釣合いおもり4とが釣瓶式に連結されている。
【0016】
乗りかご3は、かご枠14とかご室15とを備えている。かご枠14は、水平方向に延びた上梁と下梁、及び、鉛直方向に延びた一対の縦枠を枠状に組み立てて形成されている。かご室15は、エレベータ利用者が乗車可能な箱形に形成され、かご枠14の内側に取付けられている。
【0017】
かご室15は、図2及び図3に示すように、かご床16と、側板17と、天井側板18と、天井板19と、かごドア20とを有している。
【0018】
天井側板18は、天井板19の周縁部に固定されて下方に延びるとともに、その下端部がかご室15の外側に向けて水平方向に折れ曲がっている。そして、折れ曲がった天井側板18の下端部に側板17の上端部が連結されている。
【0019】
かご室15の天井板19には、蛍光灯などの照明器具21と、照明器具21を覆う照明カバー装置22とが取付けられている。
【0020】
照明カバー装置22は、照明カバー取付部23と、照明カバー24と、第1ロック機構25と、第2ロック機構26とを備えている。
【0021】
照明カバー取付部23は、天井側板18に固定されており、照明器具21の水平方向の外周部を囲む四辺形の枠状に形成されるとともに、各辺の断面形状がL字形に形成されている。
【0022】
照明カバー24は、照明器具21から出射された光を透光する素材により四辺形の板状に形成され、照明器具21の下側を覆う覆い位置と照明器具21の下側を開放する開放位置との間で上下方向回動可能に照明カバー取付部23に取付けられている。照明カバー取付部23への照明カバー24の取付けは一対のヒンジ27を用いて行われており、ヒンジ27の上部が照明カバー取付部23に固定され、ヒンジ27の下部に水平方向の軸心を有する支軸28により照明カバー24が連結されている。なお、一対のヒンジ27は、照明カバー24の一端側の両側に配置されている。
【0023】
第1ロック機構25は、図3において実線で示す覆い位置に回動させた照明カバー24をその覆い位置でロックするための一つ目の機構であり、フック29と、フック保持部30と、ラッチ31とを備えている。
【0024】
フック保持部30は、照明カバー24の他端側(ヒンジ27が設けられている側の反対側)における照明カバー24の上面両側に一対固定され、このフック保持部30にフック29が回動可能に保持されている(図4参照)。ラッチ31は、照明カバー取付部23に固定され、照明カバー24が覆い位置に位置する場合にフック29と上下方向で対向する位置に配置されている。フック29を回動させることによりラッチ31に引っ掛けることが可能であり、フック29を回動させてラッチ31に引っ掛けることにより、覆い位置に位置している照明カバー24が第1ロック機構25によるロックされる。また、フック29を回動させてラッチ31への引っ掛かりを解除することにより、第1ロック機構25による照明カバー24のロックが解除される。
【0025】
フック29には、フック29をラッチ31に引っ掛ける位置とフック29への引っ掛かりを解除する位置とへ回動させるための操作レバー32が設けられている。フック29を回動させるための操作レバー32の操作は、例えば、操作治具(図示せず)を側板17と照明カバー24の側面との間の隙間から差し込んで行う。
【0026】
第2ロック機構26は、図3において実線で示す覆い位置に回動させた照明カバー24をその覆い位置でロックするための二つ目の機構であり、スライド部材33と、ロックピン34とを備えている。
【0027】
スライド部材33は、図5に示すように直角に屈曲された第1屈曲部35と第2屈曲部36とを有し、照明カバー24の他端側の側面にスライド可能に取付けられている。スライド部材33のスライド方向は、照明カバー24が覆い位置に位置する場合における水平方向とされている。なお、照明カバー24へのスライド部材33の取付けは、図3、図6及び図7に示すように、第2屈曲部36を照明カバー24の側面に対向させる向きに行われている。
【0028】
第2屈曲部36には、スライド部材33のスライド方向に沿った方向に向けて第1屈曲部35より延出した延出部36aが設けられている。
【0029】
スライド部材33の第1屈曲部35には、スライド部材33のスライド方向に沿った方向に位置する小径部37と大径部38とを有するダルマ穴39が一対形成されている。
【0030】
スライド部材33の延出部36aには、スライド部材33のスライド方向に沿った長い長穴40が形成されている。この長穴40には、スライド部材33をスライド可能に照明カバー24に取付ける取付部材である取付ネジ41が挿通され、取付ネジ41と長穴40とは相対的にスライド可能とされている。なお、取付ネジ41の頭部41aの直径は、長穴40の幅寸法より大きく形成されている。
【0031】
ロックピン34は、乗りかご3内の不動部である天井側板18における水平方向に折れ曲がった部分に固定された部材であり、照明カバー24が覆い位置に位置する場合にはロックピン34の一端側がダルマ穴39に挿通されている。ロックピン34におけるダルマ穴39に挿通される側の端部には、小径部37の幅寸法より大きく、大径部38の幅寸法より小さい直径の頭部34aが形成されている。
【0032】
図7に示すようにロックピン34が大径部38に挿通されている場合には、照明カバー24を開放位置へ回動させることによりロックピン34が大径部38から抜け出し可能であり、照明カバー24を開放位置へ回動させることが可能となる。また、図6に示すようにロックピン34が小径部37に挿通されている場合には、照明カバー24を開放位置へ回動させようとした場合には頭部34aが小径部37の縁部に干渉して小径部37から抜け出せず、照明カバー24が開放位置へ回動することが規制される。
【0033】
スライド部材33のスライド方向に沿った一端側である第1屈曲部35の一端側には、スライド部材33をスライドさせる場合に押圧される押圧操作部42が屈曲形成されている。なお、この押圧操作部42は、スライド部材33をスライドさせる場合に押圧される個所に形成されていればよく、例えば、第1屈曲部35の他端側に形成されていてもよく、あるいは、第2屈曲部36のスライド方向に沿った端部に形成されていてもよい。
【0034】
このような構成において、図2及び図3において実線で示す照明カバー24は、覆い位置に位置するとともにその覆い位置で第1ロック機構25と第2ロック機構26とによりロックされた状態を示している。第1ロック機構25は、フック29を回動させてラッチ31に引っ掛けることにより照明カバー24を覆い位置でロックしている。また、第2ロック機構25は、ロックピン34が小径部37に挿通される位置にスライド部材33をスライドさせることにより照明カバー24を覆い位置でロックしている。
【0035】
このように、覆い位置に位置する照明カバー24が第1ロック機構25と第2ロック機構26とによって二重にロックされることにより、覆い位置に位置する照明カバー24に対して様々な振動や衝撃が加わった場合でも、照明カバー24のロック状態が外れて照明カバー24が開放位置に不意に回動するという誤動作を防止することができる。
【0036】
照明器具21の交換やメンテナンス、清掃等の作業を行う場合には、作業員がかご室15内に入り、図3において実線で示す覆い位置でロックされている照明カバー24を、図3において二点鎖線で示す開放位置へ回動させる。
【0037】
覆い位置でロックされている照明カバー24を開放位置へ回動させる場合には、まず、第2ロック機構26によるロック状態を解除し、ついで、第1ロック機構25によるロック状態を解除し、その後、照明カバー24を開放位置へ回動させる。
【0038】
第2ロック機構26は、図6に示すように、ロックピン34がダルマ穴39の小径部37に挿通される位置にスライド部材33をスライドさせることによりロック状態とされている。この図6に示す状態からスライド部材33をスライドさせ、図7に示すようにロックピン34をダルマ穴39の大径部38に位置させることにより、第2ロック機構26によるロック状態が解除される。なお、この場合のスライド部材33のスライドは、取付ネジ41が長穴40内をスライドするようにスライド部材33をスライドさせることにより行える。
【0039】
第2ロック機構26によるロック状態を解除した後は、例えば、操作治具を側板17と照明カバー24の側面との間の隙間から差し込み、操作レバー32を押圧してフック29を回動させる。この回動によってフック29のラッチ31への引っ掛かりを解除することにより、第1ロック機構25によるロック状態が解除される。
【0040】
第2ロック機構26によるロック状態と第1ロック機構25によるロック状態とを解除した後、ヒンジ27の支軸28を支点として照明カバー24を下方向きに回動させる。この回動操作時には、ロックピン34は大径部38の縁部に干渉することなく大径部38から抜け出し、照明カバー24は図3において二点鎖線で示す開放位置へ回動する。
【0041】
ここで、第2ロック機構26によるロック状態を解除する作業は、ロックピン34が小径部37に挿通されているスライド部材33をスライドさせ、ロックピン34を大径部38に挿通させるようにすればよい。したがって、第2ロック機構26によるロック状態を解除する操作を、手間と時間とをかけずに容易に行うことができる。さらに、スライド部材33のスライド操作は、スライド部材33に形成されている押圧操作部42を押すことにより行えるので、そのスライド操作を容易に行うことができる。
【0042】
照明器具21の交換やメンテナンス、清掃等の作業を終了した後に照明カバー24を覆い位置に戻してロックする場合には、まず、開放位置に位置している照明カバー24を覆い位置に回動させる。なお、照明カバー24を覆い位置に回動させることにより、ロックピン34がダルマ穴39の大径部38に挿通される。ついで、操作治具を用いて操作レバー32を押圧し、フック29を回動させてラッチ31に引っ掛け、第1ロック機構25をロック状態とする。その後、スライド部材33をスライドさせ、ロックピン34を小径部37に挿通させ、第2ロック機構26をロック状態とする。
【0043】
したがって、第2ロック機構26をロック状態にする操作を、スライド部材33をスライドさせることにより手間と時間とをかけずに容易に行うことができる。
【0044】
スライド部材33を照明カバー24に取付ける取付ネジ41が挿通される長穴40は、第2屈曲部36の延出部36aに形成されている。このため、スライド部材33を取付ネジ41により照明カバー24に取付ける場合や、スライド部材33の交換、調整等を行うために取付ネジ41を操作する場合において、第1屈曲部35が邪魔にならずに取付ネジ41の操作を容易に行うことができる。
【0045】
なお、第2ロック機構26によるロック状態を解除したり第2ロック機構26をロック状態に戻す操作は、スライド部材33をスライドさせることにより行えるとともに、ダルマ穴39とロックピン34との位置合わせが不要である。このため、スライド部材33を含む第2ロック機構26の取付位置を照明カバー24の側面の上側に寄せても、第2ロック機構26のロック解除操作、及び、第2ロック機構26をロック状態に戻す操作を容易に行える。そして、スライド部材33の取付位置を照明カバー24の側面の上方寄りの位置とすることにより、スライド部材33を含む第2ロック機構26がエレベータ利用者から見えにくくなり、乗りかご3内の美観を向上させることができる。さらに、第2ロック機構26がエレベータ利用者から見えにくくなることにより、第2ロック機構26に対するいたずらを抑制することができる。
【符号の説明】
【0046】
3 乗りかご
21 照明器具
22 照明器具ケース
24 照明カバー
25 第1ロック機構
26 第2ロック機構
33 スライド部材
34 ロックピン
35 第1屈曲部
36 第2屈曲部
36a 延出部
37 小径部
38 大径部
39 ダルマ穴
40 長穴
41 取付部材
42 押圧操作部


【特許請求の範囲】
【請求項1】
一端側を回動可能に支持され、乗りかごの天井に取付けられた照明器具の下側を覆う覆い位置と前記照明器具の下側を開放する開放位置との間で上下方向回動可能な照明カバーと、
前記照明カバーを覆い位置でロックする第1ロック機構と、
前記照明カバーを覆い位置でロックする第2ロック機構と、
を有し、
前記第2ロック機構は、
前記照明カバーの他端側にスライド可能に取付けられ、スライド方向に沿った方向に位置する小径部と大径部とを有するダルマ穴が形成されたスライド部材と、
前記乗りかご内に設けられ、前記照明カバーが覆い位置に位置する場合には前記ダルマ穴に挿通され、前記大径部に挿通されている場合には前記照明カバーを開放位置へ回動させることにより前記大径部から抜け出し可能であり、前記小径部に挿通されている場合には前記照明カバーが開放位置へ回動することを規制するロックピンと、
を備えることを特徴とするエレベータ乗りかごの照明カバー装置。
【請求項2】
前記スライド部材は直角に屈曲された第1屈曲部と第2屈曲部とを有し、
前記第1屈曲部に前記ダルマ穴が形成され、
前記第2屈曲部に、前記スライド部材を前記照明カバーにスライド可能に取付ける取付部材が挿通される長穴が形成され、
前記第2屈曲部には、前記スライド部材のスライド方向に沿った方向に向けて前記第1屈曲部より延出した延出部が設けられ、
前記延出部に前記長穴が形成されている、
ことを特徴とする請求項1記載のエレベータ乗りかごの照明カバー装置。
【請求項3】
前記スライド部材のスライド方向に沿った一端側に、前記スライド部材をスライドさせる場合に押圧される押圧操作部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のエレベータ乗りかごの照明カバー装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2012−56734(P2012−56734A)
【公開日】平成24年3月22日(2012.3.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−202789(P2010−202789)
【出願日】平成22年9月10日(2010.9.10)
【出願人】(390025265)東芝エレベータ株式会社 (2,543)
【Fターム(参考)】