説明

オートフォーカスシステム

【課題】フォーカス駆動の負荷変動により発生するバックラッシュ変化を補正し、レンズの停止精度の向上を図る。
【解決手段】前回の駆動と異なる方向に駆動することを判定する反転検出手段205と、フォーカスレンズ駆動の負荷を検出するフォーカス負荷検出手段206と、フォーカス負荷検出手段の出力結果をもとにバックラッシュ量を決定するバックラッシュ量決定手段207と、反転検出時にはバックラッシュ量検出手段で検出されたバックラッシュ量を駆動量算出手段204から算出された駆動量に加え、フォーカスレンズ210を駆動する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一眼レフカメラのオートフォーカスシステムに関し、特に反転時のフォーカスレンズの停止精度向上に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年のデジタルカメラの高画素化に伴い、オートフォーカス精度の向上が求められている。オートフォーカスの精度を決める要因として大きくは焦点検出の精度と検出結果に基づき駆動されるフォーカスレンズの停止精度が挙げられる。
【0003】
フォーカスレンズの停止精度において、特に精度を左右するものが反転時に発生するフォーカス駆動部とフォーカスレンズ間の伝達系のバックラッシュである。
【0004】
レンズの位置を直接検出すればバックラッシュの影響はないが、レンズ位置を直接検出することは検出系の配置上困難であり、モータ近傍に駆動量検出系を配置することが一般的である。
【0005】
そのため、フォーカス駆動の伝達系のバックラッシュが発生すると、その分がフォーカスレンズの停止精度誤差となる。
【0006】
上記バックラッシュを補正する手段として以下のような技術が開示されている。
【0007】
特許文献1では予めバックラッシュ量を設定しており、反転時にはフォーカス駆動量にバックラッシュ量を加えてフォーカス駆動することが挙げられている。
【0008】
特許文献2ではさらに予め設定されたバックラッシュ量が適正かどうかを判定する手段が提示されている。具体的には設定されたバックラッシュ量分加えてフォーカス駆動した後に焦点検出を行い、合焦しない場合はその誤差分を次回のバックラッシュ量に加えるというものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】特開平1−280712号公報
【特許文献2】特開平11−271594号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
バックラッシュ量は伝達系の遊びと伝達系のたわみにより発生する。
【0011】
その内、伝達系の遊びについては所定値に設定できるが、伝達系のたわみについては、伝達系に加わる負荷変動により変化する。つまり、温度変化や姿勢差により負荷が変動する場合、たわみが変化してバックラッシュ量が変化してしまう。
【0012】
上記、伝達系のたわみによるバックラッシュ量を鑑みると、特許文献1においてはバックラッシュ量が所定値に設定されるため、負荷変動に伴うバックラッシュに対応していない。
【0013】
一方、特許文献2においては動いている被写体のように被写体位置が不安定な場合、焦点検出結果に基づきバックラッシュ量の補正を行うとバックラッシュ量が不正確になり、かえってレンズ停止精度の誤差を大きくしてしまう。
【課題を解決するための手段】
【0014】
上記目的を達成するために、フォーカス駆動用のアクチュエータへの入力より、フォーカス駆動の負荷を検出して、その検出結果に基づきバックラッシュ量を補正することにした。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、フォーカス駆動の負荷変動発生時にも正確なバックラッシュ補正を可能にして精度良いオートフォーカスを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1a】本発明の実施形態であるカメラシステムの断面図である(その1)。
【図1b】本発明の実施形態であるカメラシステムの断面図であって、図1aの状態からズーム操作により変倍された状態を表す断面図である。
【図2】本発明の実施形態であるカメラシステムのブロック図である。
【図3】本発明の実施形態であるカメラシステムのフローチャート図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
[実施例1]
本発明の実施の形態を、図面を用いて説明する。
【0018】
図1a、は本発明の実施例を表すカメラシステムの断面図である。
【0019】
1はカメラボディー、2が装着された交換レンズである。カメラボディー1は3〜9の以下の構成部より成っている。3は撮影開始前はレンズ2を通ってきた光線の光軸上にあり、光線の一部をファインダー光学系に導くと共に一部の光線をサブミラー4を通して焦点検出部5へと分光し、撮影中は光軸より待避するミラーである。
【0020】
焦点検出部5は入射した光線を二つの光束に分割するコンデンサレンズと光線を再結像させる二つのセパレータレンズと、結像された被写体像を光電変換するCCD等のラインセンサーからなる位相差方式のAFセンサからなる。
【0021】
6は撮影中はレンズ2を通ってきた光線が結像し、結像された被写体像を光電変換するCMOSあるいはCCDなどの半導体撮像部である。
【0022】
ファインダー光学系は7のペンタプリズム、8のファインダー光学部より構成されている。9は撮影された被写体像を表示する液晶モニターである。
【0023】
交換レンズ2は11〜26の以下の構成部より成っている。
【0024】
11は第一のレンズ群でフォーカスと変倍補正系を兼ねるコンペンセイターレンズである。12は第二のレンズ群で変倍系となるバリエーターレンズである。13は第三のレンズ群でリレー系となる結像レンズである。第二、第三のレンズ群を通る光束(撮影光)は、絞り14で光量制限される。15は第一のレンズ群を保持する第一群鏡筒である。
【0025】
後述する直進筒18とヘリコイド結合するメスヘリコイド部15aと、後述する移動ギア25と噛み合うギア部15bを有している。
【0026】
16は第二のレンズ群と絞り14を保持する第二群鏡筒であり、後述する案内筒20の直進溝20aと後述するカム環19の第二群駆動用カム溝19bと係合するコロ16aを有する。
【0027】
17は第三のレンズ群を保持する第三群鏡筒であり、後述する案内筒20に固定される。
【0028】
18は直進筒で前述の第一群鏡筒15とヘリコイド結合するオスヘリコイド部18aと後述する案内筒20の直進溝20aと後述するカム環19の第一群駆動用カム溝19aと係合するコロ18bを有する。
【0029】
19はカム環で後述する案内筒20と径方向で嵌合しており、第一群、第二群をそれぞれ駆動するカム溝19a、19bと、案内筒に対しスラスト規制されるバヨネット溝19cを有する。
【0030】
20は案内筒でカム環19と径方向で嵌合しており、第一群、第二群をそれぞれの直進ガイドとなる直進溝20aと、カム環19をスラスト規制するバヨネット部20bを有する。
【0031】
21はズーム操作環で案内筒に回転可能に係合しており、ズームキー22を介して、その回転をカム環19に伝達する。
【0032】
23はフォーカス駆動部でモータ及びモータに連結される減速ギアからなり、その出力は回転伝達軸24により移動ギア25に伝達される。
【0033】
移動ギア25は直進筒に回転可能にスラスト規制されると共に、回転伝達軸24に対してはスラスト方向に自由に移動できると共に回転伝達軸24より回転のみ伝達される。
【0034】
26はレンズ側マウントであり、不図示のカメラ側マウントに対し脱着可能に係合する機能を有し、案内筒20に一体的に固定されている。
【0035】
図1bは図1aの状態からズーム操作により変倍された状態を表しており、1〜26の構成部は図1aと同部品である。
【0036】
以下にズーム作動とフォーカス作動について記載する。
【0037】
ズーム作動はズーム操作環21を回転させることにより行われる。
【0038】
ズーム操作環21の回転は前述したようにズームキー22を介してカム環19に伝達される。
【0039】
カム環19の回転により、カム環19の駆動用カム溝19a、19b及び案内筒の直進溝20aに係合する駆動用コロ18b、16aにより直進筒18、第二群鏡筒16が直進駆動される。
【0040】
直進筒18aが直進駆動するとヘリコイド結合する第一群鏡筒も直進駆動される。前記、第一群、第二群の駆動により変倍動作が行われる。
【0041】
前述したように移動ギア25は直進筒18に回転可能にスラスト規制されているため、ズーム時には直進筒18と共に移動する。
【0042】
一方、移動ギア25は回転伝達軸24に対して、スラスト方向に移動自由で回転のみ規制されているため、ズーム時に移動ギア25は回転伝達軸24に回転規制されたまま光軸方向に移動する。
【0043】
図1aと図1bを比較して判るように、上記構成のため、ズーム位置によりフォーカス駆動の伝達長さが変化し、フォーカス伝達系の剛性が変化することになる。
【0044】
フォーカスはカメラ側の情報に基づき、フォーカス駆動部23が駆動制御されることでフォーカス動作が行われる。
【0045】
フォーカス駆動部23の回転出力が回転伝達軸24を介して、移動ギア25に伝わると移動ギア25と噛み合う第一群鏡筒のギア部15bを介して第一群鏡筒が回転し、ヘリコイドにより回転繰出ししてフォーカス駆動が行われる。
【0046】
図2は、本発明に係る図1で説明した撮影装置を搭載したカメラシステムのブロック図である。
【0047】
図中、100はデジタルカメラ本体、200は交換レンズ本体を示している。
【0048】
101は、マイクロコンピュータで構成されるカメラCPUで、後述の如くカメラ本体100内の種々の装置の動作を制御するとともに、レンズ本体200の装着時にはカメラ接点102を介してレンズCPU201との送信及び受信を行なうものである。
【0049】
その送信される情報としては、後述する焦点検出情報に基づくディフォーカス情報等が含まれる。
【0050】
カメラ接点102はレンズ側に信号を伝達する信号伝達接点、レンズ側に電源を供給する電源用接点からなっている。
【0051】
103は、外部より操作可能な電源SW手段であり、カメラCPU101を立ち上げてシステム内の各アクチュエータやセンサ等への電源供給およびシステムの動作を可能な状態とするためのスイッチである。
【0052】
104は外部より操作可能な2段ストローク式のレリーズSW手段で、その信号はカメラCPU101に入力される。
【0053】
第1ストロークスイッチ(SW1)がONであれば、撮影準備動作(AE、AF)が行われる。
【0054】
第2ストロークスイッチ(SW2)がONまで操作されたことを検知するとミラーアップを行い、露光動作が開始される。
【0055】
105は測光手段であり、露光量の決定を行なう。106は焦点距離検出手段であり、図1の焦点検出部5により被写体を測距し、ディフォーカス量を検出して、前記ディフォーカス情報をカメラCPUへと伝える。107は露光手段(シャッタ)であり、シャッタの開放により露光を行う。108は撮像部で結像光学系を通った結像された被写体像を光電変換して、信号処理部109にてディジタル変換された画像信号を出力する。その画像データは画像記録手段110にてフラッシュメモリ等の半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク等の記録媒体に画像信号を記録、保存する。
【0056】
202はレンズ接点であり、カメラ側より信号を伝達される信号伝達接点、カメラ側から電源を供給される電源用接点からなっている。
【0057】
203はフォーカス駆動制御部で後述するフォーカス駆動量算出部204の情報を受けてフォーカス駆動部を制御する。
【0058】
具体的な制御としてはフォーカス駆動量算出部204からの目標駆動量とフォーカス駆動量検出部209の検出結果を比較し、目標駆動量に達したところで駆動を停止するように駆動位置の制御が行われる。
【0059】
また、フォーカス駆動量検出部209の検出結果から駆動速度を求め、駆動速度が所定の一定値になるように駆動部に入力される電圧を制御して駆動速度の制御が行われる。
【0060】
フォーカス駆動量算出部204ではカメラ側で検出されたディフォーカス出力をフォーカス駆動量に換算すると共に、後述する駆動方向判定部205とバックラッシュ量算出部の情報を加味してフォーカス駆動制御部203に目標のフォーカス駆動量を出力する。
【0061】
具体的には駆動判定部205から駆動方向が前回から反転したことを示す情報を受けるとディフォーカス量から換算した駆動量にバックラッシュ量を加え、駆動制御部203へ目標のフォーカス駆動量として出力する。
【0062】
一方、駆動方向が同一である情報を受けるとディフォーカス量から換算した駆動量をそのまま駆動制御部203へ目標のフォーカス駆動量として出力する。
【0063】
205は駆動方向判定部であり、前回のフォーカス駆動方行を記憶しており、次の駆動方向と同一方向かどうかの判定がなされ、その情報を駆動量算出部204へ出力する。
【0064】
206は負荷トルク検出部であり、フォーカス駆動制御部203からのフォーカス駆動部208への入力電圧を検出して、フォーカス駆動に要する駆動負荷に換算し、後述するバックラッシュ算出部207へ情報を出力する。
【0065】
具体的にはフォーカス駆動制御部203の制御により駆動速度が所定値となる入力電圧を検出し、その電圧に係数をかけることで駆動負荷情報とする。
【0066】
駆動速度が一定の場合、駆動負荷と駆動電圧はほぼ比例関係となることから駆動電圧から駆動負荷が推測されるためである。
【0067】
バックラッシュ算出部207では負荷トルク検出手段206から入力された駆動負荷情報とズーム検出手段から検出されたズーム位置情報からバックラッシュ補正量を算出する。
【0068】
具体的には駆動負荷量情報とズーム位置情報のマトリックスでそれぞれ設定されているバックラッシュ補正量を選択する。
【0069】
バックラッシュ補正量選択にあたり、ズーム位置情報を用いるのは、図1の説明にて記載したようにズーム位置によりフォーカス伝達系の剛性が変わるためである。
【0070】
前記バックラッシュ補正量を予め設定されたイニシャルのバックラッシュ量に加算して、その値を駆動量算出部204に出力する。
【0071】
208はフォーカス駆動手段であり(図1のフォーカス駆動部23、駆動伝達軸24、移動ギア25を含む)、前述の如くレンズCPU201内のフォーカス駆動制御部203によって制御される。
【0072】
209はフォーカス駆動量検出部であり、駆動部の回転をパルス板とインタラプタによりパルスカウントし、その情報をフォーカス駆動制御部203へ出力する。
【0073】
210は合焦動作を行うためのフォーカスレンズ(図1の第一群レンズ11に相当)である。211はズーム位置検出部で図1のカム環19に固定された不図示のブラシと案内筒20に配置された不図示のゾーン基板からなる。
【0074】
カム環19の回転によりブラシも回転し、ゾーン基板上のどのゾーンに電気的に接触しているかを検出して、ズーム位置を検出することになる。
【0075】
212は絞り装置(図1中では14)であり、前述の如くカメラCPU101から送信された絞り動作命令に従いレンズCPU201によって制御される絞り駆動部と、該絞り駆動部によって駆動され開口面積を決定する絞り部とから構成されている。
【0076】
図3は、図2に示したシステムにおける主要動作を示すフローチャート図である。
【0077】
まず、カメラ本体100の電源SW手段103をONにしレンズ本体200に電源の供給が開始される(または、新しい電池を入れた場合、カメラ本体100にレンズ本体200を装着した場合などカメラ本体100とレンズ本体200との間で通信が開始される。)(#1001)。
【0078】
次にカメラCPU101がレリーズSW手段104のSW1信号が発生しているか否かを判別する(#1002)。
【0079】
発生していればAFモードが選択されているかの判別が行われる(#1003)。
AFモードであるならば#1004へ、AFモードでなければ(マニュアルフォーカスモードならば)#1012へ進む。#1004では焦点検出が開始される。#1005で合焦判定が行われ、合焦であると判定されれば#1012へ、非合焦と判断されると#1006へ進む。#1006では焦点検出結果からフォーカスレンズの駆動量が算出される。
【0080】
次に#1007では前回の駆動に対し、今回の駆動方向が同一かどうかの判定が行われ、同一駆動方向であれば#1009へ、同一駆動方向でない(反転駆動)であれば、#1008へ進む。
【0081】
なお、最初の駆動時には同一駆動として#1009に進む。
【0082】
#1008では図2で説明したように前回駆動の駆動負荷情報と、現時点でのズーム情報からバックラッシュ補正量を算出し、イニシャルのバックラッシュ量に加え、さらにその値を#1006で算出されたフォーカス駆動量に加える。#1009では決定されたフォーカス駆動量に従いフォーカス駆動制御が行われる。
【0083】
ここで前述したように前回に対し同一駆動方向時には#1006で算出されたフォーカス駆動量で駆動され、同一駆動方向でない時にはバックラッシュ量を加えたフォーカス駆動量で駆動されることになる。
【0084】
#1010では目標のフォーカス駆動量に達したかどうかの判断がなされ、駆動量に到達していれば#1011へ進み、到達していなければ#1009へ進んでフォーカス駆動が継続される。
【0085】
#1011では前回の焦点検出の結果からフォーカス駆動量が所定値以下かどうかの判断がなされ、所定値以下であれば再度焦点検出が不要として#1012に進み、所定値以上であれば再度焦点検出が必要として#1004に進む。#1012では測光が行われる。
#1013ではSW2のオン/オフが検出され、オンであれば#1014へ、オフであれば#1002へと進む。#1014では露光動作が開始され、ミラーアップ後にシャッタを開いて撮像素子へ露光を行う。#1015では撮像素子の出力を記録し#1002へと進む。
【0086】
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
【符号の説明】
【0087】
1 カメラボディー
2 交換レンズ
3 ミラー
4 サブミラー
5 焦点検出部
6 半導体撮像部
11 第一のレンズ群(フォーカス、変倍補正系)コンペンセイターレンズ
12 第二のレンズ群(変倍系)バリエーターレンズ
13 第三のレンズ群(リレー系)結像レンズ
14 絞り
23 フォーカス駆動部
24 駆動伝達軸
25 移動ギア


【特許請求の範囲】
【請求項1】
合焦動作を行うフォーカスレンズと、フォーカスレンズを駆動する駆動部と、焦点距離検出手段の検出結果に基づきフォーカスレンズの駆動量を算出する駆動量算出手段と、前記駆動量検出手段の検出結果に基づきフォーカスレンズを駆動制御する駆動制御部を有するオートフォーカスシステムにおいて、
前回の駆動と異なる方向に駆動することを判定する反転検出手段とフォーカスレンズ駆動の負荷を検出するフォーカス負荷検出手段と前記フォーカス負荷検出手段の出力結果をもとにバックラッシュ量を決定するバックラッシュ量決定手段と前記反転検出時には前記バックラッシュ量検出手段で検出されたバックラッシュ量を駆動量算出手段から算出された駆動量に加え、フォーカスレンズを駆動することを特徴とするオートフォーカスシステム。
【請求項2】
前記駆動負荷検出手段はフォーカス駆動部への入力電力に関係する情報に基づき駆動負荷を検出することを特徴とする請求項1に記載のオートフォーカスシステム。
【請求項3】
ズーム位置情報と前記駆動負荷検出手段からの駆動負荷情報よりバックラッシュ量を決定するバックラッシュ量決定手段を有する請求項1に記載のオートフォーカスシステム。


【図1a】
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【図1b】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2013−80082(P2013−80082A)
【公開日】平成25年5月2日(2013.5.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−219766(P2011−219766)
【出願日】平成23年10月4日(2011.10.4)
【出願人】(000001007)キヤノン株式会社 (59,756)
【Fターム(参考)】