説明

オートフォーカス装置

【課題】測定対象物の表面に段差部があった場合でも好適に測定できるオートフォーカス装置を提供する。
【解決手段】光出射部10と、光出射部10からの出射光とワークWからの戻り光とを通過させる対物レンズ部30と、戻り光によりフォーカス検出を行う検出部50A,50Bと、を備え、光出射部10は、発散光を出射する光源11と、光源11からの発散光を集光させる集光レンズ12と、集光レンズ12の焦点位置に配設される光形状変形部材13と、を備え、光形状変形部材13は、異なる方向に延在する直線状又は曲線状のスリットからなる光透過領域Sを備え、集光レンズ12からの出射光を透過させて当該出射光の形状を光透過領域Sの形状に変形させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、オートフォーカス装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、画像計測機や光学機器に設けられるオートフォーカス装置が知られている。
オートフォーカス装置は、単一の光ビームを測定対象物(ワーク)に集光してフォーカス検出を行い、合焦位置を取得する。
具体的に、オートフォーカス装置では、例えば、図8に示すように、レーザダイオード501から出射したレーザ光を、対物レンズ502を介してワークWに照射させ、ワークWの表面で反射されて対物レンズ502及びチューブレンズ503を介して戻ってきた反射光を、ビームスプリッタ504で分岐して受光素子505A及び受光素子505Bに照射させるようになっている。このとき、ワークWの表面には、微小スポットPが結像されている。
【0003】
このようなオートフォーカス装置では、例えば、図9に示すように、ワークWの表面に段差部があった場合、この段差部にてフォーカス検出がなされると段差部に照射される単一の光ビームが段差部の境界線(エッジ)によって散乱するため、フォーカス検出を実行できないという問題があった。
そのため、例えば、シリンドリカルレンズを用いて、ワークWの表面上に結像するレーザ光の形状をライン形状とし、平均化効果を向上させて、段差部でもフォーカス検出を可能とする技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2006−276320号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記の特許文献1に記載の発明では、例えば、図10に示すように、段差部のエッジの方向とレーザ光のラインの方向が一致した場合など、ワークWの向き(段差の方向)によっては依然として光の散乱が発生してしまい、フォーカス検出が困難な場合がある。
【0006】
本発明の課題は、測定対象物の表面に段差部があった場合でも好適に測定できるオートフォーカス装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、
請求項1に記載の発明は、オートフォーカス装置において、
光を出射する光出射部と、
前記光出射部と測定対象物との間に配され、前記光出射部からの出射光と前記測定対象物からの戻り光とを通過させる対物レンズ部と、
前記対物レンズ部を通過した前記戻り光によりフォーカス検出を行う検出手段と、を備え、
前記光出射部は、
発散光を出射する光源と、
前記光源からの発散光を集光させる集光レンズと、
前記集光レンズの焦点位置に配設される光形状変形部材と、を備え、
前記光形状変形部材は、
異なる方向に延在する直線状又は曲線状のスリットからなる光透過領域を備え、前記集光レンズからの出射光を透過させて当該出射光の形状を前記光透過領域の形状に変形させることを特徴とする。
【0008】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のオートフォーカス装置において、
前記光形状変形部材には、異なる複数の前記光透過領域が備えられ、
複数の前記光透過領域の中から所定の前記光透過領域を選択可能となっていることを特徴とする。
【0009】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のオートフォーカス装置において、
前記光透過領域は環状に形成されていることを特徴とする。
【0010】
また、請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載のオートフォーカス装置において、
前記光源からの出射光の色が変更可能であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、光出射部は、発散光を出射する光源と、光源からの発散光を集光させる集光レンズと、集光レンズの焦点位置に配設される光形状変形部材と、を備え、光形状変形部材は、異なる方向に延在する直線状又は曲線状のスリットからなる光透過領域を備え、集光レンズからの出射光を透過させて当該出射光の形状を光透過領域の形状に変形させるようになっている。
このため、測定対象物の表面に光透過領域の形状のパターン像が結像され、平均化効果が向上するので、測定対象物の表面に段差部があった場合でもフォーカス検出ができることとなる。また、その段差部が如何なる向きであっても、ライン形状のように段差部形状と一致して光が散乱することが無く、フォーカス検出ができることとなる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明のオートフォーカス装置の焦点位置における構成を示す模式図である。
【図2】図1のオートフォーカス装置の焦点位置前後における構成を示す模式図である。
【図3】図1のオートフォーカス装置の制御構成を示すブロック図である。
【図4】測定対象物の表面のパターン像と段差部とを示す模式図である。
【図5】パターン像の色を変更した状態を示す模式図である。
【図6】光透過領域の変形例を示す図である。
【図7】光形状変形部材の変形例を示す図である。
【図8】従来のオートフォーカス装置の構成を示す模式図である。
【図9】従来のオートフォーカス装置の問題点を説明するための図である。
【図10】従来のオートフォーカス装置の問題点を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、図を参照して、本発明に係るオートフォーカス装置について、詳細に説明する。
本発明のオートフォーカス装置は、例えば、顕微鏡、画像計測機などの光学装置に搭載されるものである。
【0014】
まず、構成について説明する。
本実施形態におけるオートフォーカス装置100は、図1〜3に示すように、光出射部10と、ビームスプリッタ20と、対物レンズ部30と、ビームスプリッタ40と、検出部50A,50Bと、演算部60と、ステージ70と、ステージ駆動機構部80と、制御部90と、等を備えている。
なお、本実施形態においては、図1に示すように、光出射部10からビームスプリッタ20に向かう方向をX方向(左右方向)、ビームスプリッタ20から対物レンズ部30に向かう方向をZ方向(高さ方向)、X方向及びZ方向に直交する方向をY方向(前後方向)とする。
【0015】
本実施形態の光出射部10は、光源11と、集光レンズ12と、光形状変形部材13と、を備えている。
【0016】
光源11は、例えば、LED(Light Emitting Diode)などが用いられ、光源11のX方向右側に配置された集光レンズ12に対して発散光を出射する。
【0017】
集光レンズ12は、光源11からの発散光を、集光レンズ12のX方向右側に配置された光形状変形部材13上に集光させる。
【0018】
光形状変形部材13は、集光レンズ12の焦点位置に配設されている。
光形状変形部材13の中央部には光透過領域Sが形成されている。
光透過領域Sは、異なる方向に延在する直線状(又は曲線状)の複数のスリットからなる。本実施形態においては、光透過領域Sは、図1、2に示すように、8本の直線状のスリットを互いに異なる方向に延在させてなる放射線形状となっている。
集光レンズ12からの出射光は、このような光形状変形部材13の光透過領域Sを透過することによって、光透過領域Sの形状に変形される。
そして、集光レンズ12からの出射光が光透過領域Sの形状に変形されることで、ワークWの表面においても光透過領域Sの形状のパターン像が結像されることとなる。
ここで、光透過領域Sは、放射線形状であるため、方向依存性がなく、ワークWの表面にエッジがあった場合でも、また、エッジがパターン像に対して如何なる向きとなっていてもフォーカス検出ができるようになっている。
【0019】
ビームスプリッタ20は、光出射部10(光形状変形部材13)から出射された光を、当該ビームスプリッタ20のZ方向下側に配置された対物レンズ部30に向かって反射させる。ビームスプリッタ20により反射された光は、対物レンズ部30に上方から照射される。
また、ビームスプリッタ20は、ワークWの表面にて反射され、下方から対物レンズ部30を透過して進んできた戻り光を透過させて、ビームスプリッタ40に向かって照射する。
【0020】
対物レンズ部30は、ビームスプリッタ20とワークWとの間に配され、光出射部10からの出射光とワークWからの戻り光とを通過させる。
対物レンズ部30は、上方から順にチューブレンズ31と、対物レンズ32と、を備えている。なお、チューブレンズ31及び対物レンズ32は、光軸が同一となっている。
【0021】
チューブレンズ31は、ビームスプリッタ20から入射した光を平行光として、下方の対物レンズ32に照射する。また、チューブレンズ31は、対物レンズ32からの戻り光をビームスプリッタ20に照射する。
【0022】
対物レンズ32は、ワークWに対向して備えられ、チューブレンズ31から照射された光によりワークWの表面にパターン像を結像させ、ワークWの表面からの戻り光をチューブレンズ31に照射する。
このとき、パターン像は、図4に示すように、光形状変形部材13の光透過領域Sの形状(ここでは放射線形状)となる。そして、上記したが、パターン像が光透過領域Sの形状であるため、ワークWの表面のエッジの有無やエッジの向きに関わらず、フォーカス検出ができるようになっている。
ワークWの表面にて反射されたワークWからの戻り光は、対物レンズ部30とビームスプリッタ20とを透過して、ビームスプリッタ40に向かう。
【0023】
ビームスプリッタ40は、ビームスプリッタ20のZ方向上側に配置され、対物レンズ部30及びビームスプリッタ20を下方から透過してきたワークWの表面からの戻り光を2つに分岐して、検出部50A,50Bに入射させる。
【0024】
検出部(検出手段)50A,50Bは、受光素子51A,51Bと、各受光素子51A,51Bに備えられたピンホール52A,52Bと、から構成されている。
検出部50A,50Bは、ビームスプリッタ40により2つに分岐された光のうち一方をそれぞれ受光し、受光した光の光量を検出する。
なお、図1に示すように、受光素子51A及び受光素子51Bの出力が等しいとき、対物レンズ32とワークWとの距離がレーザ焦点位置に対応する距離となっている。
また、図2(a)に示すように、受光素子51Aの出力が受光素子51Bの出力より大きい場合、対物レンズ32とワークとの距離が、レーザ焦点位置より遠くに離れている。
また、図2(b)に示すように、受光素子51Aの出力が受光素子51Bの出力より小さい場合、対物レンズ32とワークとの距離が、レーザ焦点位置より近くなっている。
【0025】
演算部60は、検出部50A,50Bからの出力信号のそれぞれを、増幅器(図示省略)により増幅し、演算回路(図示省略)によりそれらの増幅信号の差をとることにより、フォーカス誤差信号を取得する。
【0026】
ステージ70は、対物レンズ32のZ方向の下方において、その上面にワークWを載置している。このステージ70は、ステージ駆動機構部80により水平(X、Y方向)及び垂直(Z方向)の3方向に移動可能となっている。
【0027】
ステージ駆動機構部80は、ステージ70をX、Y、Z方向に移動可能に支持している。
ステージ駆動機構部80は、制御部90が出力する制御信号に応じてステージ70をX、Y、Z方向に移動させると共に、ステージ70のX、Y、Z方向における位置(位置座標)を制御部90に出力する。従って、ステージ駆動機構部80により、ステージ70と対物レンズ32との間の相対距離を変化させ、ワークWの表面に焦点を合わせる(フォーカスを検出する)ことが可能となっている。
【0028】
なお、本発明の実現は光出射部10の波長によらない為、光出射部10の光源11を適宜変更して、光出射部10から出射する光の波長を変更することが出来る。即ち、光源11からの出射光の色を変更可能となっている。
そして、光源11からの出射光の色を変更することで、図5(a)(b)に示すように、ワークWの表面に現れるパターン像の色が変更される。つまり、ワークWの色や反射率などの特性に応じてパターン像の色が変更できるようになっている。
【0029】
制御部90は、図3に示すように、CPU(Central Processing Unit)91、RAM(Random Access Memory)92、記憶部93、等を備え、光出射部10、検出部50A,50B、演算部60、ステージ駆動機構部80、等と接続されている。
【0030】
CPU91は、例えば、記憶部93に記憶されている各種処理プログラムに従って、各種の制御処理を行う。
【0031】
RAM92は、CPU91により演算処理されたデータを格納するワークメモリエリアを形成している。
【0032】
記憶部93は、例えば、CPU91によって実行可能なシステムプログラムや、そのシステムプログラムで実行可能な各種処理プログラム、これら各種処理プログラムを実行する際に使用されるデータ、CPU91によって演算処理された各種処理結果のデータなどを記憶する。なお、プログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形で記憶部93に記憶されている。
【0033】
次に、作用について説明する。
オートフォーカス装置100では、光出射部10から出射した光は、ビームスプリッタ20及び対物レンズ部30を透過してワークWに照射される。
このとき、本実施形態の光出射部10は、光源11、集光レンズ12、及び光形状変形部材13を備えており、光源11から出射した発散光は、集光レンズ12によって光形状変形部材13上に集光され、当該光形状変形部材13の光透過領域Sの形状に変換される。このため、ワークWの表面には、光透過領域Sの形状のパターン像が結像される。
ここで、パターン像が光透過領域Sの形状であるため、平均化効果が向上し、ワークWの表面にエッジがあった場合でもフォーカス検出が可能となる。また、パターン像が光透過領域Sの形状であるため、エッジの方向が如何なる向きであっても、ライン形状のように段差部形状と一致して光が散乱することが無く、フォーカス検出が可能である。
なお、ワークWの表面にて反射した戻り光は、対物レンズ部30及びビームスプリッタ20を順に透過し、ビームスプリッタ40で2つに分岐されて、検出部50A,50Bにて検出される。
【0034】
以上にように、本実施形態のオートフォーカス装置100によれば、光出射部10は、発散光を出射する光源11と、光源11からの発散光を集光させる集光レンズ12と、集光レンズ12の焦点位置に配設される光形状変形部材13と、を備え、光形状変形部材13は、異なる方向に延在する直線状のスリットからなる光透過領域Sを備え、集光レンズ12からの出射光を透過させて当該出射光の形状を光透過領域Sの形状に変形させるようになっている。
このため、ワークWの表面に光透過領域Sの形状のパターン像が結像され、スポット状のパターン像に比べて平均化効果が向上するので、ワークWの表面にエッジがあった場合でもフォーカス検出ができることとなる。
また、そのエッジが如何なる向きであっても、パターン像が光透過領域Sの形状であるため、ライン形状のようにエッジの形状と一致して光が散乱すること無く、フォーカス検出ができることとなる。
【0035】
また、本実施形態のオートフォーカス装置100によれば、光源11からの出射光の色が変更可能であるため、ワークWの色や反射率などの特性に応じてパターン像の色が変更でき、利便性が高い。
【0036】
なお、上記実施形態においては、光透過領域Sが放射線形状である場合を例示して説明したが、光透過領域Sは、異なる方向に延在する直線状又は曲線状の複数のスリットからなる形状であれば、放射線形状に限定されない。
具体的には、例えば、図6(a)に示すように、光透過領域Sを、8つの直線状スリットからなる正方形の環状としても良いし、例えば、図6(b)に示すように、4つの曲線状スリットからなる円環状としても良い。
また、例えば、図6(c)に示すように、光透過領域Sを、4つの直線状スリットからなる正方形の環状としても良いし、例えば、図6(d)に示すように、3つの直線状スリットからなる三角形の環状としても良い。
図6(a)〜(d)のいずれの形状であっても、上記実施形態と同様に、ワークWの表面のエッジの有無やエッジの向きに関わらず、フォーカス検出が可能となる。更に、図6(a)〜(d)のように光透過領域Sの形状を環状にした場合、光透過領域Sの中心部は暗部となるため、当該中心部が見やすくなりより好ましい。
或いは、図示は省略するが、光透過領域Sを、例えば、円状、四角状、三角状などに形成することもできる。このように形成した場合、光形状変形部材13を打ち抜くだけで光透過領域Sを形成できるため、製造が容易である。
このように、光透過領域Sの形状は用途に応じて適宜変更すれば良い。
【0037】
また、上記実施形態においては、光形状変形部材13は、中央部に光透過領域Sを1つ備えた構成であるものとして説明したが、光形状変形部材に複数の光透過領域を備えることとしても良い。
具体的に、例えば、図7に示すように、同一形状(ここでは放射線形状)で大きさの異なる光透過領域S1、S2、S3の形成された光形状変形部材13Aとすることができる。
このとき、光形状変形部材13Aは、集光レンズ12に対してY、Z方向(前後方向、高さ方向)にスライド可能に備えられている。
このように構成した場合、ユーザは、測定に際し、ワークWに応じて光透過領域の大きさを選択することができるため、より使いやすく、汎用性が高い。
なお、図7では、同一形状で大きさの異なる光透過領域S1、S2、S3が備えられた光形状変形部材13Aを例示したが、これ以外にも、異なる形状の複数の光透過領域を備えることとしても良いし、形状も大きさも異なる光透過領域を複数備えることとしても良い。
【0038】
なお、上記実施形態のオートフォーカス装置においては、何れもピンホール法の構成を例示しているが、例えば、ナイフエッジ法、フーコー法、非点収差法、等のピンホール法以外の検出原理を用いることとしても良い。
【符号の説明】
【0039】
100 オートフォーカス装置
10 光出射部
11 光源
12 集光レンズ
13、13A 光形状変更部材
20 ビームスプリッタ
30 対物レンズ部
31 チューブレンズ
32 対物レンズ
40 ビームスプリッタ
50A,50B 検出部(検出手段)
60 演算部
70 ステージ
80 ステージ駆動機構部
90 制御部
W ワーク
S、S1〜S3 光透過領域

【特許請求の範囲】
【請求項1】
光を出射する光出射部と、
前記光出射部と測定対象物との間に配され、前記光出射部からの出射光と前記測定対象物からの戻り光とを通過させる対物レンズ部と、
前記対物レンズ部を通過した前記戻り光によりフォーカス検出を行う検出手段と、を備え、
前記光出射部は、
発散光を出射する光源と、
前記光源からの発散光を集光させる集光レンズと、
前記集光レンズの焦点位置に配設される光形状変形部材と、を備え、
前記光形状変形部材は、
異なる方向に延在する直線状又は曲線状のスリットからなる光透過領域を備え、前記集光レンズからの出射光を透過させて当該出射光の形状を前記光透過領域の形状に変形させることを特徴とするオートフォーカス装置。
【請求項2】
前記光形状変形部材には、異なる複数の前記光透過領域が備えられ、
複数の前記光透過領域の中から所定の前記光透過領域を選択可能となっていることを特徴とする請求項1に記載のオートフォーカス装置。
【請求項3】
前記光透過領域は環状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のオートフォーカス装置。
【請求項4】
前記光源からの出射光の色が変更可能であることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のオートフォーカス装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2012−8431(P2012−8431A)
【公開日】平成24年1月12日(2012.1.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−145914(P2010−145914)
【出願日】平成22年6月28日(2010.6.28)
【出願人】(000137694)株式会社ミツトヨ (979)
【Fターム(参考)】