説明

オーバードア及び、ドアパネル

【課題】アルミ製のドアパネルを用いて防火の役目を果たすことができるようにしたオーバードアとする。
【解決手段】複数のドアパネル1をヒンジ2で屈曲自在に連結してドア3とし、このドア3を開口部6の左右縦縁に取付けたガイドレール4に沿って昇降自在とし、前記ドアパネル1をアルミ製のパネル本体30と、このパネル本体30の背面に固着具で固着して取付けたアルミ製の放熱部材40を有するものとし、そのパネル本体30が正面から加熱された時に、その熱を放熱部材40から放熱して温度上昇を抑制することで、パネル本体30が溶融するまでの時間を長くして防火の役目を果たすことができるようにする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、倉庫、車庫、工場などの建物の開口部に取付けるオーバードア、及びそのオーバードアのドアパネルに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1にオーバードアが開示されている。
このオーバードアは、複数のドアパネルをヒンジで屈曲自在に連結してドアとし、このドアをガイドレールに沿って昇降自在とし、そのドアを下降することで閉状態、上昇することで開状態とするものである。
【0003】
【特許文献1】特開2000−337005号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前述したオーバードアにおいては、錆などが発生せずに長期間に亘って見栄えの良い外観が維持できてメンテナンスが不要であること、ドアを手動又は電動モータで昇降するので、そのドア重量が重いと昇降に要する力が大きく、手動で昇降する場合には大きな労力が必要となるし、電動モータで昇降する場合には消費電力が多く維持コストが高いものとなるからドアを軽量とすることから、ドアパネルをアルミ製としたオーバードアが提案されている。
しかし、アルミは鉄などに比べて融点が低く、火災時に短時間で溶融してしまうので防火の役目を果たすことができない。
【0005】
本発明の目的は、アルミ製のドアパネルを用いて防火の役目を果たすことができるオーバードア及び、そのドアパネルを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のオーバードアは、複数のドアパネル1をヒンジ2で屈曲自在に連結したドア3を、建物外壁5の屋内側面5aにおける開口部6の左右縦縁に取付けたガイドレール4に沿って、閉じ状態と開き状態に亘って昇降自在に取付け、
前記ドアパネル1を、アルミ製のパネル本体30と、このパネル本体30の背面に取付けた金属製の放熱部材40を有するものとしたことを特徴とするオーバードアである。
【0007】
本発明のオーバードアにおいては、建物外壁5の屋内側面5aにおける開口部6の左右縦縁と上横縁に沿って左右の縦加熱膨張材13と横加熱膨張材14を、ドア3の屋外側面と対向して取付けることができる。
【0008】
このようにすれば、火災時に縦・横加熱膨張材13,14が膨張して建物外壁5の屋内側面5aとドア3の屋外側面3aとの隙間を閉塞するので、火災が屋外側から屋内側に入り込むことを防止できる。
【0009】
本発明のオーバードアにおいては、最上部のドアパネル1のパネル本体30の上部と、建物外壁5の屋内側面5aとに亘って、ドア3が閉じ状態において当該パネル本体30が屋外側及び下方に移動することを規制する開き防止部材20を取付けることができる。
【0010】
このようにすれば、火災時に最上部のドアパネル1が加熱されて熱膨張した時に、そのパネル本体30が屋外側及び下方に向けて湾曲変形することを抑制し、そのドアパネル1と建物外壁5の屋内側面5aとが大きく離隔することを防止できる。
【0011】
本発明のドアパネルは、正面板31と背面板32が複数の連結片33で連結されて複数の中空部34を有するアルミ押出形材のパネル本体30と、
このパネル本体30の背面板32に固着具で固着して取付けした金属製の放熱部材40を有していることを特徴とするドアパネルである。
【0012】
本発明のドアパネルにおいては、放熱部材40をアルミ押出形材とすることができる。
【0013】
このようにすれば、パネル本体30と放熱部材40を別々に押出成形するので、その押出成形が容易である。
【0014】
本発明のドアパネルにおいては、縦板42aと上下横板42bを有した断面ほぼコ字形状の第1部材42と、縦板43aと上下横板43bを有した断面ほぼコ字形状の第2部材43を、その上下横板同士が接するように嵌合して固着具でそれぞれ固着して中空部40aを有する放熱部材40とし、
この放熱部材40の第1部材42の縦板42aをパネル本体30の背面板32に接して固着具で固着することができる。
【0015】
このようにすれば、パネル本体30が正面板31側から加熱された時に、パネル本体30の熱が背面板32から放熱部材40に効率良く伝熱し、その中空部40aを通して外部に放熱されると共に、放熱部材40の表面からも放熱される。
したがって、放熱部材40から放熱される熱量が多く、パネル本体30の温度上昇をより一層抑制することができるので、火災時にパネル本体30が溶融するまでの時間をより長くすることができる。
【0016】
また、第1部材42の縦板42aを背面板32に固着具で固着した後に、第2部材43を第1部材42に嵌合して固着することができるので、パネル本体30に放熱部材40を簡単に取付けできる。
また、第1部材42の上下横板42bと第2部材43の上下横板43bが接して中空形状としてあるので、その放熱部材40の断面二次モーメントが大きく、ドアパネル1が熱膨張により湾曲変形することを低減できる。
また、パネル本体30と第1部材42と第2部材43を別々に押出成形できるから、その押出成形が容易である。
【発明の効果】
【0017】
本発明のオーバードアによれば、ドアパネル1をアルミ製として軽量にできる。また、そのドアパネル1のパネル本体30が加熱された時に、その熱を放熱部材40で放熱してパネル本体30の温度上昇を抑制するから、加熱されてから溶融するまでの時間を長くできる。
したがって、アルミ製のドアパネルを用いて防火の役目を果たすことができる。
【0018】
本発明のドアパネルによれば、パネル本体30が加熱された時に、その熱を放熱部材40で放熱してパネル本体30の温度上昇を抑制できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
図1〜図3に示すように、複数のドアパネル1をヒンジ2で屈曲自在に連結したドア3を、ガイドレール4に沿って昇降自在に設けてオーバードアとしてある。
前記ドアレール4は、建物外壁5の屋内側面5aにおける開口部6の左右縦縁に沿って取付けてある。このガイドレール4は縦向部4aと横向部4bでほぼ鉤形状で、前記各ドアパネル1にそれぞれ取付けたローラ7が回動自在に接する。
そして、各ローラ7がガイドレール4の縦向部4aに接している時にはドア3が縦向きで前記開口部6を閉じる閉じ状態である。
前記各ローラ7がガイドレール4の横向部4bに接している時にはドア3は横向きで前記開口部6を開放する開き状態である。
前記最上部、最下部のドアパネル1にはローラ7が取付けてあると共に、それ以外のドアパネル1では、ローラ7がヒンジ2に取付けてあるが、そのローラ7はヒンジ2と別に取付けても良い。
前記ドア3の最下部のドアパネル1の下端部に水密材(ウエザーストリップ)8が取付けてあり、ドア3を閉じた時に水密材8が床などの開口部底面6aに接する。
【0020】
この実施の形態では、ガイドレール4はジャムアングル9で建物外壁5の屋内側面5aに取付けてある。
前記最上部のドアパネル1にはトロリーアーム10が連結され、このトロリーアーム10はトロリーレール11に沿って電動機12によって移動される。
【0021】
前記建物外壁5の屋内側面5aにおける開口部6の左右の縦縁に沿って左右の縦加熱膨張材13が図3に示すようにドアパネル1の屋外側面1aと対向してそれぞれ取付けてある。
前記建物外壁5の屋内側面5aにおける開口部6の上横縁に沿って横加熱膨張材14が図2に示すようにドアパネル1の屋外側面1aと対向して取付けてある。
この縦・横加熱膨張材13,14は複数の加熱膨張シートを重ね合わせたもので、縦加熱膨張材13は前記ジャムアングル9に取付けてあると共に、横加熱膨張材14はステンレスプレート14aに介して取付けてある。
【0022】
このようであるから、火災等によってドア3の屋外側から加熱されると、前記縦・横加熱膨張材13,14が膨張してドア3の屋外側面(ドアパネル1の屋外側面1a)と建物外壁5の屋内側面5aにおける開口部6の縦縁、上横縁との間が縦・横加熱膨張材13,14によって閉塞される。
したがって、火災時に火炎がドアの屋外側面と建物外壁5の屋内側面5aにおける開口部6の縦縁、上横縁との間から屋内側に侵入することを防止できる。
【0023】
図3に示すように、ドア3の屋外側面と建物外壁5の屋内側面5aにおける開口部6の左右の縦縁との間は縦気密材15で気密され、屋外から縦加熱膨張材13、ローラ7等が見えないようにしてある。
前記縦気密材15は縦片15aに装着され、その縦片15aをジャムアングル9で押さえるようにして取付けてある。
【0024】
前記ドア3の上部(最上部のドアパネル)と建物外壁5の屋内側面5aにおける開口部6の上横縁とに亘って開き防止部材20が取付けてある。
この開き防止部材20は、ドア3が加熱によって熱膨張して湾曲変形した際にドア3の上部が開口部6の上横縁から大きく離隔することを防止されるものである。
例えば、図2に示すように、最上部のドアパネル1の上部にトップ枠材21を固着具、例えばブラインドリベット22で固着して取付ける。
このトップ枠材21に上部補強金具23を固着具、例えばブラインドリベット24で固着して取付ける。
この上部補強金具23は最上部のドアパネル1の長手方向全長に亘って取付けてあると共に、下向き鉤部23aを有している。
前記建物外壁5の屋内側面5aに開き止め金具25を固着具で固着して取付け、その上向き鉤部25aに前記下向き鉤部23aを係合する。
【0025】
このようであるから、ドア3(最上部のドアパネル1)が加熱によって熱膨張し、下向き弓形状及び屋外側に向けて円弧形状に湾曲変形すると、その下向き鉤部23aが上向き鉤部25aに接し、その湾曲変形を規制してドア3の上部が開口部6の上横縁から大きく離隔することを防止する。
【0026】
前記最下部のドアパネル1の下端部にはボトム枠材16が固着具、例えばブラインドリベット17で固着して取付けてあり、このボトム枠材16に前記水密材8が装着してある。
【0027】
前記ドアパネル1はアルミ製のパネル本体30と、そのパネル本体30の背面に設けた金属製、例えばアルミ製の放熱部材40を備え、そのパネル本体30が屋外側に向かうと共に、放熱部材40が屋内側に向かうように取付けられる。
このようであるから、パネル本体10の正面側から加熱(例えば、火災時に火炎で加熱)された時に、その熱の一部が放熱部材40から背面側に放熱され、パネル本体30の温度が急激に上昇することを抑え、そのパネル本体30が溶融する温度まで上昇する時間が長くなる。
例えば、火災時温度850℃で20分間溶融せずに火炎が屋内側に噴出しないようにできる。
したがって、アルミ製のドアパネルを用いたオーバードアで防火の役目を果たすことができる。
【0028】
前述の実施の形態では、ドア3の最上部のドアパネル1はパネル本体30のみである。
これは、最上部のドアパネル1は、その上面が放熱面となるために、放熱部材40がなくとも十分な放熱ができ、溶融する温度まで上昇する時間が長くなるためである。
なお、最上部のドアパネル1を放熱部材40を有したものとしても良い。
要するに、ドア3の複数のドアパネル1における最上部、最下部のドアパネル以外は、上のドアパネル1の下部と下のドアパネル1の上部が接してドアパネル1の上面、下面が放熱面とならないので、放熱部材40を設けて十分な放熱ができるようにしてある。
また、最下部のドアパネル1は、下面に装着した水密材8が放熱の妨げとなるので、放熱部材40を有したものとしてある。
【0029】
また、放熱部材40によってパネル本体30が補強されてドアパネル1としての断面二次モーメントが大きいので、そのドアパネル1が熱膨張した時に屋内外側方向及び上下方向の湾曲変形量を小さくできる。
すなわち、ドアパネル1が屋外側から加熱されて熱膨張すると、ドアパネル1は屋外側に向けて円弧形状に湾曲変形し、その湾曲変形量が大きいとドアパネル1の長手方向両端部が開口部6の左右縦縁が外れることがあるので、前述のように放熱部材40でドアパネル1全体の断面二次モーメントを大きくし、前述の円弧形状の湾曲変形量を小さくしてドアパネル1の長手方向両端部が開口部6の左右縦縁から外れないようにする。
例えば、放熱部材40の断面二次モーメントをパネル本体30の断面二次モーメントの2.5倍以上を確保することが好ましい。
【0030】
次に、ドアパネル1の詳細を説明する。
前記パネル本体30は、屋内外側方向の寸法(厚さT)が小さく、上下方向の寸法(幅H)が大きい縦長で中空部を有する断面形状の長尺材である。
例えば、正面板31と背面板32と複数の連結片33で複数の中空部34を有する長尺材で、アルミ(アルミ合金)を素材とした押出形材を所定の長さに切断したものである。
【0031】
前記パネル本体30の上部には上向き凹部35が形成され、下部には突部36が形成され、この突部36と凹部35が相互に嵌まり合うようにしてある。
例えば、正面板31、背面板32の上部が最上部の連結片33よりも上方に突出して上向き凹部35を形成し、正面板31、背面板32の下部が最下部の連結片33よりも下方に突出して突部36としてある。
【0032】
このようであるから、ドア3が閉じ状態の時に、上下に隣接したドアパネル1の上向き凹部35と突部36が嵌まり合うことで、上下に隣接したドアパネル1が強固に連結される。
【0033】
前記放熱部材40は中空部材40aを有すると共に、平坦な取付面40bを備えた長尺材で、パネル本体30の背面板32(背面)に固着具、例えばブラインドリベット41で固着して取付けられる。この放熱部材40はアルミ(アルミ合金)を素材とした押出形材を所定の長さに切断したものである。
この放熱部材40の取付面40bがパネル本体30の背面板32に接し、放熱部材40とパネル本体30の接触面積が多く、パネル本体30から放熱部材40に熱が伝わり易くしてある。
【0034】
前記放熱部材40は、コ字形状の第1部材42とコ字形状の第2部材43を備え、この第1・第2部材42,43はアルミ(アルミ合金)を素材とした押出形材である。
前記第1部材42は縦板42aと上下横板42bでコ字形状で、その縦板42aが固着具で背面板32に固着して取付けられる。
前記第2部材43は縦板43aと上下横板43bでコ字形状で、その上下横板43bを第1部材42の上下横板42bに接して固着具、例えばブラインドリベット44で固着されて矩形中空形状の放熱部材40としてある。
【0035】
このようであるから、第1部材42をパネル本体30の背面板32に固着した後に、その第1部材42に第2部材43を嵌合して固着することで放熱部材40をパネル本体30に取付けできるので、その取付けが容易である。
また、パネル本体30と第1部材42、第2部材43がそれぞれ別体であるから、それぞれを別々に押出成形でき、その押出成形が容易である。
しかも、コ字形状の第1部材42とコ字形状の第2部材43を嵌合して固着して矩形中空形状としたので、その放熱部材40の断熱二次モーメントを大きくできる。
【0036】
前記パネル本体30の中空部34、放熱部材40の中空部40aは、長手方向両端部にそれぞれ開放し、その中空部34,40a内に空気がスムーズに流通するようにしてある。
これによって、ドアパネル1が加熱された時に、中空部34,40a内の空気が温められて外部に流出するから、ドアパネル1の温度上昇をより一層抑制できる。
【0037】
前記第1部材42と第2部材43は相互に係合して仮取付けできるようにしても良い。
例えば、図5に示すように各上下横板42b,43bの先端部に係合部45をそれぞれ設け、第1部材42の上下横板42bの基部に係合受部46を形成し、第2部材43の縦板43aに係合受部47を設ける。
そして、第2部材43を第1部材42に押し込むようにして嵌合することで、各係合部45が各係合受部46,47に係合するようにする。
【0038】
前記放熱部材40の断面形状は、前述の矩形状に限ることはなく、図6(a)〜(k)に示すように任意の断面形状とすることができる。また、放熱部材40は鉄、ステンレスなどのアルミ以外の金属とすることもできる。
【0039】
図2に示すように、最上部のドアパネル1は、その正面板31、背面板32の上端部が切断して除去され、トップ枠材21を正面板31と背面板32に亘って嵌合して取付け、固着具で固着して取付けてある。
最下部のドアパネル1の正面板31、背面板32の下端部に亘ってボトム枠材16が嵌合して取付けられ、固着具で固着して取付けてある。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本発明の実施の形態を示すオーバードアの屋内側正面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】ドアパネルの拡大断面図である。
【図5】放熱部材の他の実施の形態を示す断面図である。
【図6】ドアパネルの放熱部材の異なる実施の形態を示す断面図である。
【符号の説明】
【0041】
1…ドアパネル、2…ヒンジ、3…ドア、4…ガイドレール、5…建物外壁、5a…屋内側面、6…開口部、7…ローラ、13…縦加熱膨張材、14…横加熱膨張材、20…開き防止部材、21…トップ枠材、23…上部補強金具、25…開き止め金具、30…パネル本体、31…正面板、32…背面板、33…連結片、34…中空部、35…上向き凹部、36…突部、40…放熱部材、40a…中空部、42…第1部材、43…第2部材。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のドアパネル1をヒンジ2で屈曲自在に連結したドア3を、建物外壁5の屋内側面5aにおける開口部6の左右縦縁に取付けたガイドレール4に沿って、閉じ状態と開き状態に亘って昇降自在に取付け、
前記ドアパネル1を、アルミ製のパネル本体30と、このパネル本体30の背面に取付けた金属製の放熱部材40を有するものとしたことを特徴とするオーバードア。
【請求項2】
建物外壁5の屋内側面5aにおける開口部6の左右縦縁と上横縁に沿って左右の縦加熱膨張材13と横加熱膨張材14を、ドア3の屋外側面と対向して取付けした請求項1記載のオーバードア。
【請求項3】
最上部のドアパネル1のパネル本体30の上部と、建物外壁5の屋内側面5aとに亘って、ドア3が閉じ状態において当該パネル本体30が屋外側及び下方に移動することを規制する開き防止部材20を取付けた請求項1又は2記載のオーバードア。
【請求項4】
正面板31と背面板32が複数の連結片33で連結されて複数の中空部34を有するアルミ押出形材のパネル本体30と、
このパネル本体30の背面板32に固着具で固着して取付けした金属製の放熱部材40を有していることを特徴とするドアパネル。
【請求項5】
放熱部材40はアルミ押出形材である請求項4記載のドアパネル。
【請求項6】
縦板42aと上下横板42bを有した断面ほぼコ字形状の第1部材42と、縦板43aと上下横板43bを有した断面ほぼコ字形状の第2部材43を、その上下横板同士が接するように嵌合して固着具でそれぞれ固着して中空部40aを有する放熱部材40とし、
この放熱部材40の第1部材42の縦板42aをパネル本体30の背面板32に接して固着具で固着した請求項5記載のドアパネル。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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