説明

カバーの取り付け構造

【課題】電子機器のサブカバーを、工事部の有無に係わらず省スペースで実現し、機構が露呈せず、開閉力の調整、開閉の固定ができ、作業の邪魔にならないように取り付ける。
【解決手段】サブカバー20の両端にフック状のアーム25を設け、そのフック状のアーム25を、メインカバー21の被いを除いたシャーシ22の開放部23両端の隙間24に挿入して取り付ける。このため、サブカバーは、前記隙間24に取り付けるので工事部にスペースを要しないので、工事部の有無に係わらず取り付けられる。また、取り付け機構を隙間24に形成したので露出しない。さらに、サブカバー20は、シャーシ22のネジ孔27、アーム25の貫通孔31、メインカバー21の貫通孔28を介してネジ止めするので、ネジ36の締め付けで開閉に要する力の調整や固定ができる。また、フック状のアーム25は、サブカバー20をメインカバー21の上に持ち上げて、作業の邪魔にならないようにできる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、電子機器に用いられるカバーの取り付け構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
電子機器には、サブカバーを取り付けて接続ケーブルや調整ボリュームなどを見えなくしたものがある。
【0003】
例えば、(特許文献1)に示すものは、電話装置の主装置で、図8に示すように、装置本体1と装置本体1を被うカバー2とで構成されている。また、前記カバー2は、装置本体1の前面の上部を被うメインカバー3と、下部を被うサブカバー(サブカバー)4とで構成され、前記サブカバー4は、装置本体1の工事部5を被う。
ここで、工事部5は、主装置の配線部などケーブルとの接続部や調整用ボリュームなどを設けた部分である。
【0004】
このサブカバー4には、図9に示すように、上端(背面側)に係止用のツメ6、7と係合用のリング部材8が設けてある。ここで、係止用のツメ6,7は、上端の中央に設けられた主ツメ6とその主ツメ6の左右に設けた副ツメ7とで構成される。また、上端の左右に設けられたリング部材8は、途中に括れ嵌入部を設けた形状になっている。
【0005】
一方、装置本体1の工事部5には、上方に主ツメ6用の第1と第2の挿入穴9,10、および副ツメ7用の嵌合口11と係止用リブ12、それに、前記リング部材8を嵌める動作軸13が設けてある。ここで、動作軸13は、真ん中に空隙を設けた左右一対の軸から構成されたもので、前記動作軸13の空隙に、サブカバー4のリング部材8の括れ部分を通すことで、サブカバー4を脱着できるようになっている。
【0006】
また、リング部材8で動作軸13に取り付けたサブカバー4は、開閉自在に支持されるようになっており、こうして取り付けられたサブカバー4は、上端のツメ6,7を工事部の挿入穴9あるいは嵌合口11に嵌入することで、サブカバーを開けた状態で保持したり、閉じた状態で維持したりできるようになっている。
【0007】
すなわち、サブカバー4を開ける場合は、図8のように、サブカバー4の主ツメ6の上をメインカバー3の表面から押して、主ツメ6と第1の挿入穴9の奥(メインカバー3内)に設けたリブとの係合を解除し、サブカバーを下方にスライドする。そして、サブカバー4を開けて、主ツメ6を第2の挿入穴10に嵌入する。同時に、副ツメ7をリブ12に当接させて嵌合口11に嵌めることで開いた状態を保持する。一方、サブカバー4を閉じた状態で保持する場合は、サブカバー4を閉じて、上方にスライドさせる。そして、主ツメ6を第1の挿入穴9に嵌入して中のリブと係合させればよい。
このように、このサブカバー4は、ネジ止めせずに開いた状態や閉じた状態を保てるというものである。
【特許文献1】特開2006−147678号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、上記のサブカバーの取り付け構造では、工事部にリブ、嵌合口や動作軸などを設けなければならないため、工事部がメインカバーより露出している必要がある。しかも、工事部に、リブ、嵌合口や動作軸などを設けるための余分なスベースを確保しなければならない問題もある。
【0009】
また、動作軸を工事部内に設けたために、サブカバーを開けると、開けたサブカバーが工事部に被さって作業がし難い問題がある。
【0010】
さらに、サブカバーを外して使用する場合は、リブや動作軸などの取り付け機構の一部が露呈するので見苦しい上に、露呈したリブや動作軸は尖っているので危険である。
【0011】
加えて、サブカバーの保持は、主ツメや副ツメを挿入穴や嵌入口に係合させるという方法である。そのため、係合させる際に要する力は、主ツメ、副ツメ、挿入穴、嵌入口の寸法や製作精度などで決まってしまうので、その調節は難しく、開けた状態や閉じた状態で保持するのに失敗する問題がある。
【0012】
そこで、この発明の課題は、工事部の有無に係わらず、サブカバーを取り付けられるようにすること、その際、工事部にサブカバーを取り付けるための余分なスペースを要しないようにすること、作業の邪魔にならないように開けることができるようにすること、サブカバーを外した際に、取り付け機構が露出しないようにすること、開閉に要する力を調整できるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0013】
上記の課題を解決するため、この発明では、シャーシを被うメインカバーと、そのメインカバーの被いを除いた前記シャーシの開放部に、アームで開閉自在に取り付けられるサブカバーとで構成され、前記メインカバーと前記シャーシの開放部の両端との間に、サブカバーのアームを挿入する隙間が形成され、その隙間のシャーシ側にネジ孔が設けられるとともに、前記ネジ孔と対向する貫通孔がメインカバーに設けられ、かつ、前記貫通孔の周囲にアームと接する当接部が形成され、前記当接部に貫通孔から外向きに伸びる突条あるいは溝が形成されており、一方サブカバーは、両端にアームが設けられ、そのアームの先端に貫通孔が設けられるとともに、その貫通孔を設けた先端に、アームを隙間に挿入した際にメインカバーの当接部と接する摺動部が設けられ、その摺動部には貫通孔から外向きに伸びる溝あるいは突条が設けられおり、前記サブカバーのアームを開放部の両端に形成される隙間に挿入し、前記シャーシのネジ孔、アームの貫通孔、メインカバーの貫通孔を一致させて、メインカバーの貫通孔からネジを挿通してネジ止めし、アームの摺動部の溝あるいは突条と、メインカバーの当接部の突条あるいは溝を係合させてサブカバーを開閉するようにした構成を採用したのである。
【0014】
このような構成を採用したことにより、サブカバーは、開放部両端のシャーシとメインカバーとの隙間にフック状のアームを挿入して取り付ける。このため、工事部の有無に係わらず取り付けることができる。また、このように、サブカバーは、開放部両端のシャーシとメインカバーとの隙間に取り付けるので、工事部にサブカバーを取り付けるための余分なスペースを必要としない。このとき、アームでサブカバーをメインカバーの上に持ち上げるようにすれば、サブカバーが作業の邪魔にならないように開けた状態で保持できる。また、サブカバーはネジ止めしてあるので、ネジを外せば、簡単に取り外すことができる。その際、取り付け機構は、開放部両端のシャーシとメインカバーとの隙間に形成しているので露出しない。また、サブカバーは、シャーシのネジ孔、アームの貫通孔、メインカバーの貫通孔を一致させて、ネジ止めする構造なので、ネジの締め付けで係合量を決めれば、開閉に要する力を調整できる。また、このとき、アームとメインカバーは、当接部の溝と摺動部の突条とを係合させて係止するので、サブカバーを開けた状態や閉じた状態でネジ止めせずにしっかりと保持できる。さらに、ネジを締め付ければ確実に固定できる。
【0015】
このとき、サブカバーがケーブルを保護する保護カバーとしたりする構成を採用できる。
【発明の効果】
【0016】
この発明は、上記のように構成したことにより、工事部の有無に係わらず、取り付け機構を少ないスペースで実現し、外観に出さないようにできる。しかも、開閉に要する力の調整や開閉状態での固定も簡単にできる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1で示すこの形態は、無線LANのアクセスポイントに本願のカバーの取り付け構造を適用したものである。
【0018】
前記アクセスポイントは、メインカバー21をシャーシ22の前方に取り付ける構造で、そのメインカバー21の被いを除いた開放部(ここでは、シャーシ22の側方)23に、図2のように、サブカバー20を取り付ける構造となっている。
【0019】
この形態のメインカバー21とサブカバー20は樹脂製で、メインカバー21は、図1のように、シャーシ22の前面(図では上面)と開放部23を除く側面を被う形状のものである。
前記開放部23は、メインカバー21の被いを除き、ケーブル端子、リセットスイッチなどを設けた部分で、従来例で工事部と称した箇所に相当する部分である。
【0020】
この開放部23の両端には、図3(a)、図3(b)に示すように、隙間24が形成されている。前記隙間24は、シャーシ22とメインカバー21との間に形成したもので、その大きさは、後述するサブカバー20のアーム25を挿入できる寸法に設定してある。
また、この隙間24を形成するシャーシ22側には、図1のように、シャーシ22を折り曲げて支持部26を形成し、その支持部26にネジ孔27を設けた構成としてある。他方、メインカバー21側には、支持部(シャーシ22側の)26のネジ孔27と対向する部分に貫通孔28を設け、この貫通孔28の周囲に当接部29を形成してある。
また、前記当接部29は、後述のサブカバー20のアーム25と接する部分で、図4のような半楕円形の台座となっている。この当接部29には、突条30を形成してある。前記突条30は、貫通孔28から外向き(シャーシに対して前方方向)に形成した直方体形状のもので、シャーシ22に取り付けた際に、図4のように、シャーシ22に対して垂直になる。
【0021】
一方、サブカバー20は、開放部23と同幅に形成したカバー本体の両端に、アーム25を設けた構成となっている。前記アーム25は、略「コ」の字形に形成されたカバー本体の折り曲げ部分の上端に設けてある。このアーム25は、「ク」の字形をしたフック状のもので、このフックは、サブカバー20を開放部23に取り付けた際に、フックの開口が、図5のように、シャーシ22の前方(面)側になるように設けてある。また、アーム25は、フックの先端に貫通孔31を設け、その貫通孔31の周囲に摺動部32を設けてある。
この摺動部32は、アーム25を開放部23の隙間24に挿入した際、図3(a)、図3(b)のように、メインカバー21の当接部29と接する側に形成してある。すなわち、アーム25の外側を図1のように切り欠いて厚みを薄くし、その薄くした摺動部32が当接部29に係合するようにしてある。こうすることで、摺動部32と当接部29を係合させた際に、厚みが増して隙間24が大きくなるのを防止してコンパクト化を図っている。
【0022】
前記摺動部32には、2本の溝33a、bが設けてある。前記溝33a、bは、メインカバー21の当接部29の突条30と係合させるための直方体形状のもので、2本の溝33a、bは貫通孔31から90°の間隔をおいて設けられている。すなわち、一方の溝33aは、サブカバー20を開放部23に取り付けた際に、貫通孔31から外向き(前方)に伸びるように形成し、他方の溝33bは、貫通孔31から90°の間隔をおいて、外向き(側方方向)に伸びるように形成してある。
【0023】
ちなみに、サブカバー20の下端は、内側に湾曲させてあるのは、遮蔽効果と端部が先鋭にならないようにして安全性を図ったものである。また、アーム25の大きさは、後述のように、サブカバー20を閉じた状態でメインカバー21に連結し、かつ、開いた状態で、図6のようにメインカバー21の上に位置するように大きさを形成したもので、メインカバー21に合わせて適宜決められるものである。なお、符合35は、ケーブル挿通用の孔で、切り込み付き遮蔽板が取り付けてある。
【0024】
この形態は、上記のように構成され、この形態の無線LANのアクセスポイントは、図1のように、シャーシ22にメインカバー21を取り付けた状態のものに、サブカバー20を取り付ける。
【0025】
このサブカバー20の取り付けは、メインカバー21の被いが除かれた開放部23に取り付ける。このとき、サブカバー20は、アーム25の設けられた側を開放部23に向け、アーム25を開放部23の両端の隙間24に滑り込ませる。次に、滑り込ませたアーム25の摺動部32を図3(a)、図3(b)のように、シャーシ22の支持部26とメインカバー21の当接部29の間に入れて、シャーシ22の支持部26のネジ孔27、アーム25の摺動部32の貫通孔31およびメインカバー21の貫通孔28を一致させる。そして、その一致させた孔28、29、31にネジ36を挿通してネジ止めする。このとき、ネジ36の締め付け量は、サブカバー20を動かしながら調整すれば良い。
【0026】
このように取り付けたサブカバー20は、閉じた状態のときは、図5のように、メインカバー21の当接部29の突条30に、アーム25の摺動部32の溝(一方)33aが嵌り仮固定される。また、開いたときには、メインカバー21の当接部29の突条30に摺動部32の他方の溝33bが嵌り、仮固定される。このように、当接部29の溝33a、bと摺動部32の突条30とを係合させて係止するので、サブカバー20を開けた状態や閉じた状態でネジ止めせずにしっかりと保持できる。
このとき、突条30に溝33a、bが嵌る際にクリック感とクリック音を発するので、係止状態を確実に把握できる。
【0027】
また、開いたサブカバー20は、図6のように、アーム25を「ク」の字のフック状に形成したことによって、メインカバー21の上に持ち上げることができるので、作業の邪魔にならず、接続作業などが楽にできる。作業後は、サブカバー20を閉じて、しっかりと固定する場合は、当接部29の溝33a、bに摺動部32の突条30を嵌めた状態でネジ36を締め付ければ、強固な本固定ができる。
【0028】
すなわち、メインカバー21とサブカバー20は、いずれも樹脂製である。メインカバー21は、サブカバー20のアーム25を挟み込んでシャーシ22にネジ止めされる。このとき、メインカバー21とサブカバー20は、いずれも樹脂製であるから、ネジ36を緩く締めた仮止の状態であれば、アーム25の溝33a、33bにメインカバー21の突条30が係合した状態であっても、アーム25は内側に、メインカバー21は外側に撓むことで、サブカバー20を開閉することが可能である。そのため、ネジ36を締める強さによって、サブカバー20の開閉ができない本固定状態と、サブカバー20の開閉可能な仮固定状態とを調整することができるというものである。
【0029】
また、このとき、メインカバー21とサブカバー20は、いずれも樹脂製であるから。突条30が溝33a、33bに嵌ったり外れたりしても、突条30と溝33a、33bとは大きく磨耗することはない。
【0030】
一方、このサブカバー20は、開放部23の両端の隙間24に、フック状のアーム25を挿入して取り付ける。このため、工事部の有無に係わらず取り付けることができる。したがって、工事部5にサブカバー20を取り付けるための余分なスペースを要しない。
また、サブカバー20はネジ36を外せば、簡単に取り外すことができる。その際、取り付け構造は、開放部23両端の隙間24の中なので露出しない。また、サブカバー20は、シャーシ22の支持部26のネジ孔27、アーム25の貫通孔31、メインカバー21の貫通孔28を一致させネジ36で止める構造である。そのため、ネジ36の締め付けで当接部29と摺動部32との係合量を調整すれば、開閉に要する力を決められる。このとき、アーム25とメインカバー21は、当接部29の溝33bと摺動部32の突条30とを係合させてネジ止めするのでしっかりと保持できる
【0031】
また、この形態では、アーム25の摺動部32に溝33a、bを形成し、メインカバー21の当接部29に突条30を設けたが、アーム25の摺動部32に溝33a、bに換えて2本の突条30を設け、メインカバー21の当接部29に突条30に換えて1本の溝33aを設けるようにしても同様の作用効果を得ることができる。
また、この形態では、摺動部32に溝33a、33bを2本設けたものを示したが、これに限定されるものではない。例えば、前記2本の溝33a、33bの間に溝を設ければ、その間でのサブカバー20の複数の角度(多段階)での保持ができる。同様に、突条30を複数本設けることで、複数の角度でのサブカバー20の保持ができる。
【実施例1】
【0032】
この実施例1は、メインカバー20よりも工事部5が突出した場合に、本願の取り付け構造を適用したものである。
【0033】
図7に示すように、このサブカバー20は、開放部23の両端の隙間24、すなわち、シャーシ22とメインカバー21との間にフック状のアーム25を挿入して取り付ける構造である。そのため、図7のように、工事部5が突出した場合でも取り付けられる。
このように、工事部5の有無に係わらず。サブカバー20を取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】実施形態の分解斜視図
【図2】実施形態の斜視図
【図3(a)】実施形態の断面図
【図3(b)】実施形態の断面図
【図4】実施形態の作用説明図
【図5】実施形態の作用説明図
【図6】実施形態の作用説明図
【図7】実施例1の作用説明図
【図8】従来例の作用説明図
【図9】従来例の作用説明図
【符号の説明】
【0035】
20 サブカバー
21 メインカバー
22 シャーシ
23 開放部
24 隙間
25 アーム
26 支持部
27 ネジ孔
28 貫通孔
29 当接部
30 突条
31 貫通孔
32 摺動部
33a 第1の溝
33b 第2の溝
36 ネジ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
シャーシを被うメインカバーと、そのメインカバーの被いを除いた前記シャーシの開放部に、アームで開閉自在に取り付けられるサブカバーとで構成され、
前記メインカバーと前記シャーシの開放部の両端との間に、サブカバーのアームを挿入する隙間が形成され、その隙間のシャーシ側にネジ孔が設けられるとともに、前記ネジ孔と対向する貫通孔がメインカバーに設けられ、かつ、前記貫通孔の周囲にアームと接する当接部が形成され、前記当接部に貫通孔から外向きに伸びる突条あるいは溝が形成されており、
一方、サブカバーは、両端にアームが設けられ、そのアームの先端に貫通孔が設けられるとともに、その貫通孔を設けた先端に、アームを隙間に挿入した際にメインカバーの当接部と接する摺動部が設けられ、その摺動部には貫通孔から外向きに伸びる溝あるいは突条が設けられおり、
前記サブカバーのアームを開放部の両端に形成される隙間に挿入し、前記シャーシのネジ孔、アームの貫通孔、メインカバーの貫通孔を一致させて、メインカバーの貫通孔からネジを挿通してネジ止めし、アームの摺動部の溝あるいは突条と、メインカバーの当接部の突条あるいは溝を係合させてサブカバーを開閉するようにしたカバーの取り付け構造。
【請求項2】
上記サブカバーがケーブルを保護する保護カバーである請求項1に記載のカバーの取り付け構造。

【図1】
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【図2】
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【図3(a)】
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【図3(b)】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2010−129836(P2010−129836A)
【公開日】平成22年6月10日(2010.6.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−304057(P2008−304057)
【出願日】平成20年11月28日(2008.11.28)
【出願人】(000100746)アイコム株式会社 (273)
【Fターム(参考)】