説明

カラオケの画像組み込みシステム

【課題】 カラオケのプロモーションビデオの製作にコンピューターグラフィックや画像処理技術を用いることで、デジタルカメラで撮像した画像やアニメーション画像をプロモーションビデオに組み込むことを特徴とするカラオケの画像組み込みシステムを提供する。
【解決手段】 カラオケのプロモーションビデオの製作にコンピューターグラフィックや画像処理技術を用いることで、デジタルカメラで撮像した画像やアニメーション画像をプロモーションビデオに組み込むことを特徴とするカラオケの画像組み込みシステム。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、カラオケのプロモーションビデオの製作時にコンピューターグラフィックや画像処理技術を用いることで、デジタルカメラで撮像した画像やアニメーション画像をプロモーションビデオに組み込むことを特徴とするカラオケの画像組み込みシステムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、カラオケのプロモーションビデオは、どこかの風景や役者が撮影されている画面に歌詞が表示されている。その表示されている歌詞にそってカラオケを歌う形態がとられている。
【特許文献1】特許公開2005−215158号公報
【特許文献2】特許公開2007−188609号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
そのために、次のような問題点があった。
(イ)プロモーションビデオが画像を組み込める形態になっていない。(ソフトウェアの問題)
(ロ)カラオケの機器自体に画像を入力する接続口がない。(ハードウェアの問題)
【課題を解決するための手段】
【0004】
プロモーションビデオの製作をコンピューターグラフィックや画像処理技術を用いて構築することによって、デジタルカメラで撮像した画像やアニメーション画像を組み込むことができる形態のプロモーションビデオを構築する。
さらにカラオケの機器自体に画像を入力する接続口を設ける。
こうすることによりカラオケのプロモーションビデオに好きな画像を表示することが可能となる。以上を特徴とするカラオケの画像組み込みシステムである。
【発明の効果】
【0005】
本発明は、プロモーションビデオの製作手法の改良およびカラオケ機器の改造により好きな画像をプロモーションビデオに表示することが可能となる。
これにより、今までのカラオケと異なって、歌っている人が好きな画像を表示することが出来るようになるために今まで以上にカラオケを楽しむことが出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(イ)プロモーションビデオの製作をコンピューターグラフィックや画像処理技術を用い て、静止画または動画の画像データ(以後画像データと記述)が組み込めることを考慮 して構築する。
(ロ)製作したプロモーションビデオはカラオケ機器(9)で使用し、リモコン(14) を用いてカラオケ曲と画像データの選択をする。
(ハ)曲と画像データを選択すると曲番号表示部(10)に曲番号が表示され、表示画面 (7)の歌詞表示部(8)に歌詞とともに画像データをプロモーションビデオとして表 示する。
(二)プロモーションビデオに組み込む画像データは、以下のいずれかの手法にて画像デ ータを準備する。
(a)カラオケ店にプリクラのようなカメラシステム撮影Box(5)を設置する。そ の撮影Box(5)によって撮影者(6)を撮像し、画像データを作成する。
カメラ1(1)のみで1次元画像の作成をする場合と撮像者(6)の周囲に配置 された合計4台のカメラカメラ1(1)カメラ2(2)カメラ3(3)カメラ4 (4)で3次元画像データを作成する場合とがある。
(b)デジタルカメラや携帯電話のカメラ機能にて撮像し、画像データを作成すること が可能である。
(c)アニメーションの画像データを利用することが可能で、その場合には記録媒体( SDカード、コンパクトフラッシュ、USBメモリ等)に画像データを保存する 。
(二)カラオケ機器に作成した画像データを転送するための接続口を設ける。
画像データの転送接続口は、赤外線通信部(11)にあたる無線形式(赤外線通信、Bluetooth通信等)とUSB接続口(12)にあたる有線形式(USB通信等)を設ける。
また、記録媒体の画像データを転送するためにUSBカードリーダー(13)も設ける。
本発明は、以上の構成より成り立っている。
本発明を使用するときは、
(イ)以下のいずれかの手法にて画像データを準備する。
(a)カラオケ店に設置されたプリクラのようなカメラシステム撮影Box(5)によ って撮影者(6)を撮像し、画像データを作成する。
カメラ1(1)のみで1次元画像の作成をする場合と撮像者(6)の周囲に配置 された合計4台のカメラカメラ1(1)カメラ2(2)カメラ3(3)カメラ4 (4)で3次元画像データを作成する場合とがある。
(b)デジタルカメラや携帯電話のカメラ機能にて撮像し、画像データを作成すること が可能である。
(c)アニメーションの画像データを利用することが可能で、その場合には記録媒体( SDカード、コンパクトフラッシュ、USBメモリ等)に画像データを保存する 。
(ロ)準備した画像データをカラオケ機器に転送する。
(a)カラオケ店での撮像の場合は、利用する部屋を選択することで該当のカラオケ機 器へ画像データを有線にて転送する。
(b)その他の場合にはカラオケ機器(9)に設置されている赤外線通信部(11)に あたる無線接続方式(赤外線通信やBluetooth通信等)あるいはUSB 接続口(12)にあたる有線接続方式(USB接続等)により画像データの転送 を行う。
(c)記録媒体の画像データを転送する場合はUSBカードリーダー(13)を利用し て画像の転送を行う。
(ハ)リモコン(14)を用いてカラオケ曲と画像データを選択し、どの曲とどの画像デ ータをリンクさせるか設定する。
(二)選択した曲と画像データがリンクされ、プロモーションビデオとして再生される。 曲、歌詞と同時に選択した画像データが画面に表示され、カラオケを楽しむ。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の店頭でのカメラ撮像設備を示した上面図である。
【図2】本発明の店頭でのカメラ撮像設備を示した側面図である。
【図3】本発明の店頭でのカメラ撮像設備を示した正面図である。
【図4】本発明の改造カラオケ機器の分離斜視図である。
【符号の説明】
【0008】
1 カメラ1
2 カメラ2
3 カメラ3
4 カメラ4
5 撮影Box
6 撮影者
7 表示画面
8 歌詞表示部
9 カラオケ機器
10 曲番号表示部
11 赤外線通信部
12 USB接続部
13 USBカードリーダー
14 リモコン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
カラオケのプロモーションビデオをコンピューターグラフィックや画像処理技術を用いて製作し、人物部分やキャラクター部分の画像をデジタルカメラで撮像した画像やアニメーション画像と差し替えを行うことを可能とすることにより歌っている人物のデジタルカメラ画像やアニメーション画像をカラオケのプロモーションビデオに組み込むことができることを特徴とするカラオケの画像組み込みシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2010−61089(P2010−61089A)
【公開日】平成22年3月18日(2010.3.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−257832(P2008−257832)
【出願日】平成20年9月3日(2008.9.3)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.コンパクトフラッシュ
2.Bluetooth
【出願人】(508296107)
【Fターム(参考)】