説明

カートン、カートンブランク、及びそのための組み立て方法

複数の物品を包装するためのカートン、ブランク、及び方法であって、カートンは、管状構造を形成するために、互いに折り曲げ可能に接続された、上部パネル(40)、第1の側部壁(50)、第2の側部壁(60)、及び底部パネル(30)を形成するための複数のメインパネル(30、40、50、60)を備え、前記複数のメインパネルの第1のパネル(60)は、固定パネル(20)に折り曲げ可能に接続され、前記複数のメインパネルの第2のパネル(30)は、第2のパネル(30)から切り出された折り曲げ可能に接続されたパネル(10)を備え、前記折り曲げ可能に接続されたパネルが、前記固定パネルに対して前記第2のパネルの位置合わせを容易にするために、且つ前記固定パネルに対して前記折り曲げ可能に接続されたパネルを固定することを容易にするために、前記第2のパネルの平面から折り曲げ可能である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は、1つ又は複数の物品を包装するためのカートン、前記カートンを形成するためのブランク、及び前記カートンブランクから前記カートンを組み立てる方法に関する。より具体的には、限定はされないが、本願発明は、一群の1つ又は複数の物品に関して管状構造で、カートンブランクを固定する方法に関する。
【背景技術】
【0002】
包装の分野において、複数の主要な製品容器を備えているパッケージを消費者に提供することは、多くの場合必要とされる。そのような「マルチパック」は、配送のために、及び流通のために、及び情報及び広告の表示のために好ましい。そのよう「マルチパック」はまた、複数の主要な製品容器を輸送し、且つ格納するための便利な手段を消費者に提供する。
【0003】
巻き付け型カートンは、マルチパックを提供するためのパッケージスタイルの1つとして周知である。従来の巻き付け型カートンには、カートンの2つの隣接パネルを互いに固定するための機械式ロック又は複数の機械式ロックが提供される。そのような複数の機械式ロックはまた、隣接パネルを互いと位置合わせするために便利であり、それによって、組み立てられたカートンは適切に、複数の物品を保持することができる。接着剤は、そのような隣接パネルを固定するために機械式ロックに置き換わることができる。隣接パネルが接着材で固定されるそれらの巻き付け型カートンは、接着剤で固定された巻き付け型カートンが、複数の機械式ロックを有する巻き付け型カートンより様々な寸法の物品に対する高い許容範囲を有する点である意味でフレキシブルである。接着剤を使用して組み立てられた巻き付け型カートンは、それらがロックを処理するための固定装置を必要としないので、複雑ではない構成の包装装置を必要とする。接着剤を使用して組み立てられた巻き付け型カートンの1つの欠点は、2つの隣接パネルの位置合わせが必ずしも容易であるとは限らないことである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
それ故に、必要とされるものは、2つの隣接パネルが接着剤で互いに固定されると同時に、2つの隣接パネルの位置合わせを容易にするための手段を有するカートン、及びカートンブランクである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本願発明の第1の実施形態によれば、複数の物品を包装するためのカートンであって、前記カートンは管状構造を形成するように互いに折り曲げ可能に接続された複数のメインパネルを備えており、前記メインパネルは、第1の隣接パネル及び第2の隣接パネルを含み、前記第1の隣接パネルは固定パネルに折り曲げ可能に接続され、前記第2の隣接パネルは、前記第2の隣接パネルから切り出され、且つ前記第2の隣接パネルに折り曲げ可能に接続されている折り曲げ可能に接続されたパネルを備え、前記折り曲げ可能に接続されたパネルは、前記固定パネルに対して前記第2のパネルの位置合わせを容易にするように、且つ前記固定パネルに前記折り曲げ可能に接続されたパネルの固定を容易にするように、前記第2の隣接パネルの平面から折り曲げ可能であり、接着剤が前記固定パネルに塗布され、それによって直立状態でカートンを固定する、カートンは、提供される。
【0006】
好ましくは、前記固定パネルは、前記折り曲げ可能に接続されたパネルのみに接着剤で固定される。好ましくは、前記第2の隣接パネルの縁部は、前記第1の隣接パネルを前記第2の隣接パネルと位置合わせするための位置付け装置を提供する。
【0007】
好ましくは、前記折り曲げ可能に接続されたパネルは、略台形形状である。代替的には、前記折り曲げ可能に接続されたパネルは、略六角形形状である。
【0008】
好ましくは、前記カートンは、前記管状構造の各端部を閉鎖するための複数のメインパネルのそれぞれの対向した端部に折り曲げ可能に接続された一連の端部閉鎖パネルを備える。
【0009】
好ましくは、前記カートンは、前記管状構造の各端部で、一対の対向する端部閉鎖パネルのそれぞれに折り曲げ可能に接続されたビーム形成パネルを備える。
【0010】
好ましくは、前記固定パネルは、第1の折曲げ線に沿って前記第1の隣接パネルに折り曲げ可能に接続され、前記折り曲げ可能に接続されたパネルは、第2の折曲げ線に沿って前記第2の隣接パネルに折り曲げ可能に接続され、前記第1の折曲げ線が前記第2の折曲げ線より実質的に長い。
【0011】
好ましくは、前記折り曲げ可能に接続されたパネルは、少なくとも1つのガイド縁部が前記第2の隣接パネルによって提供されるように切り出され、前記少なくとも1つのガイド縁部は、前記第1の隣接パネルの平面に実質的に配置される。
【0012】
好ましくは、前記少なくとも1つのガイド縁部は、折曲げ線と実質的な位置合わせで配置され、前記折曲げ線に沿って、前記固定パネルは前記第1の隣接パネルに折り曲げ可能に接続される。
【0013】
好ましくは、前記少なくとも1つのガイド縁部は、折曲げ線に対して略平行であり、前記折曲げ線に沿って、前記折り曲げ可能に接続されたパネルが前記第2の隣接パネルに接続される。
【0014】
好ましくは、前記少なくとも1つのガイド縁部は一対の離隔したガイド縁部であり、前記折り曲げ可能に接続されたパネルは前記一対の離隔したガイド縁部の間に介在される。
【0015】
好ましくは、前記折り曲げ可能に接続されたパネルは、折曲げ線に沿って前記第2の隣接パネルに接続され、前記一対の離隔したガイド縁部は、前記折り曲げ可能に接続されたパネルによって少なくとも部分的に画定される前記第2の隣接パネルの一対の分岐縁部(divergent edges)によって前記折曲げ線に接続される。
【0016】
本願発明の第2の態様によれば、カートンを形成するためのブランクであって、前記カートンは、配置されたカートンで管状構造を形成するために、互いに折り曲げ可能に接続された上部パネル、第1の側部壁、第2の側部壁、及び底部パネルを形成するための複数のメインパネルを備え、前記複数のメインパネルの第1のパネルは、固定パネルに折り曲げ可能に接続され、前記複数のメインパネルの第2のパネルは、第2のパネルから切り出された折り曲げ可能に接続されたパネルを備え、前記折り曲げ可能に接続されたパネルは、前記固定パネルに対して前記第2のパネルの位置合わせを容易にするために、且つ前記固定パネルに前記折り曲げ可能に接続されたパネルを固定することを容易にするために、前記第2のパネルの平面から折り曲げ可能に接続されている、ブランクが提供される。
【0017】
好ましくは、前記折り曲げ可能に接続されたパネルは、略台形形状である。代替的には、前記折り曲げ可能に接続されたパネルは、略六角形形状である。
【0018】
好ましくは、前記ブランクは、前記管状構造の各端部を閉鎖するための前記複数のメインパネルのそれぞれの対向した端部に折り曲げ可能に接続された一連の端部閉鎖パネルを備える。
【0019】
好ましくは、前記ブランクは、前記第1の側部壁及び前記第2の側部壁を形成するための複数のパネルに折り曲げ可能に接続された前記端部閉鎖パネルのそれぞれに折り曲げ可能に接続されたビーム形成パネルを備える。
【0020】
本願発明の第3の態様によれば、パケージを形成するために、一群の1つ又は複数の物品に関してカートンを組み立てるための方法であって、前記方法は、前記上部パネルが前記一群の1つ又は複数の物品の上方表面と接触した状態になるように、前記一群の1つ又は複数の物品に上記のブランクを載置するステップと、前記一群の1つ又は複数の物品の側部に関して第1の側部壁及び第2の側部壁を略逆U字状の構造に折り曲げるステップと、前記一群の1つ又は複数の物品のベースに関して前記固定パネルを折り曲げるステップと、前記底部パネルの平面から前記折り曲げ可能に接続されたパネルを折り曲げるステップと、
前記一群の1つ又は複数の物品のベースに関して前記底部パネルを折り曲げるステップと、前記固定パネルに対して前記底部パネルを位置合わせするステップと、前記折り曲げ可能に接続されたパネルが前記固定パネルに固定されるように、前記固定パネル又は前記折り曲げ可能に接続されたパネルを調整するステップと、前記固定パネルと接触した状態になるように、前記底部パネルの平面に戻るように前記折り曲げ可能に接続されたパネルを折り曲げ、それによって、前記ブランクの前記メインパネルを管状構造で固定するステップと、を備える、カートンを組み立てる方法が提供される。
【0021】
好ましくは、固定パネルを調整するプロセスは、前記固定パネル又は前記折り曲げ可能に接続されたパネルに対する接着材料の塗布を備える。
【0022】
代替的には、第1の側部壁及び第2の側部壁を略逆U字状構造に折り曲げるプロセスは、一群の1つ又は複数の物品にブランクを載置するステップより前に実行される。
【0023】
好ましくは、管状構造の開口端部は、端部閉鎖パネルが折り曲げ可能に接続された前記複数のメインパネルのうちのそれぞれ1つと略垂直になるように、端部閉鎖パネルを折り曲げることによって、少なくとも部分的に閉鎖される。
【0024】
好ましくは、ビーム形成パネルは、各端部閉鎖パネルと略垂直になるように折り曲げられ、ビーム形成パネルが各端部閉鎖パネルに折り曲げ可能に接続され、それによって、前記各端部閉鎖パネルが管状構造の開口端部に関して折り曲げられる場合に、前記ビーム形成パネルがパッケージの各端部で一対の隣接する物品の間に挿入される。
【0025】
好ましくは、前記底部パネルの平面から前記折り曲げ可能に接続されたパネルを折り曲げることは、ウィンドウを生成し、該ウィンドウを通じて接着剤が前記折り曲げ可能に接続されたパネルに塗布されることができる。
【0026】
本願発明の第4の態様によれば、パッケージを形成するために、一群の1つ又は複数の物品に関してカートンを組み立てる方法であって、前記カートンがブランクから形成され、前記ブランクは、記載された順序で互いに折り曲げ可能に接続された固定パネル、第1の側部壁、上部パネル、第2の側部壁、及び底部パネルを備え、前記底部パネルは、前記底部パネルから切り出され、且つ前記底部パネルに折り曲げ可能に接続されている前記折り曲げ可能に接続されたパネルを含み、前記方法は、前記第1の側部壁に対して略垂直になるように、前記底部パネルを折り曲げるステップと、前記底部パネルの平面から前記折り曲げ可能に接続されたパネルを折り曲げるステップと、前記ブランクのベースパネルに前記一群の1つ又は複数の物品を載置するステップと、前記一群の1つ又は複数の物品に関して前記上部パネル及び前記第2の側部壁を折り曲げるステップと、前記一群の1つ又は複数の物品のベースに関して前記固定パネルを折り曲げるステップと、前記底部パネルを前記固定パネルに対して位置合わせするステップと、前記折り曲げ可能に接続されたパネルが前記固定パネルに固定されるように、前記固定パネル又は前記折り曲げ可能に接続されたパネルを調整するステップと、前記固定パネルと接触状態になるように、前記底部パネルの平面に戻るように前記折り曲げ可能に接続されたパネルを折り曲げ、それによって管状構造で前記ブランクのメインパネルを固定するステップと、を備えている、カートンを組み立てる方法が提供される。
【0027】
好ましくは、前記折り曲げ可能に接続されたパネルは、前記折り曲げ可能に接続されたパネルに対する接着剤の塗布のために、略垂直方向に折り曲げられる。
【0028】
好ましくは、接着剤は、折り曲げ可能に接続されたパネルが接着フラップのみに固定されるように塗布される。
【0029】
本願発明の例示的な実施形態は、添付した図面を参照して次に記載されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本願発明の第1の実施形態によるカートンを形成するためのブランクの平面図である。
【図2】カートンへの図1のブランクの組み立ての第1段階の下から見た斜視図である。
【図3】カートンへの図1のブランクの組み立ての第2段階の下から見た斜視図である。
【図4】カートンへの図1のブランクの組み立ての第3段階の下から見た斜視図である。
【図5A】カートンへの図1のブランクの組み立ての第4段階の下から見た斜視図である。
【図5B】カートンへの図1のブランクの組み立ての第5段階の下から見た斜視図である。
【図6A】カートンへの図1のブランクの組み立ての第6段階の下から見た斜視図である。
【図6B】カートンへの図1のブランクの組み立ての第7段階の下から見た斜視図である。
【図7】本願発明の第2の実施形態によるカートンを形成するためのブランクの平面図である。
【図8】本願発明の第3の実施形態によるカートンを形成するためのブランクの平面図である。
【図9A】本願発明の第3の実施形態によるカートンの組み立ての代替的な方法の第1段階の斜視図である。
【図9B】本願発明の第3の実施形態によるカートンの組み立ての代替的な方法の第2段階の斜視図である。
【図9C】本願発明の第3の実施形態によるカートンの組み立ての代替的な方法の第3段階の斜視図である。
【図9D】本願発明の第3の実施形態によるカートンの組み立ての代替的な方法の第4段階の斜視図である。
【図9E】本願発明の第3の実施形態によるカートンの組み立ての代替的な方法の第5段階の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0031】
図1を参照すると、カートンを形成するためのブランク1の平面図が示される。ブランク1はそれぞれ、折曲げ線13、15、17によって、互いに直線的に(in a linear series)折り曲げ可能に接続された底部パネル30、第1の側部壁50、上部パネル40、及び第2の側部壁60を形成するための一連のメインパネル30、40、50、60を備える。
【0032】
ブランク1はまた、それぞれ、折曲げ線21及び35によって底部パネル30の対向した端部縁部に折り曲げ可能に接続された一対の底部端部閉鎖フラップ32、34を備える。同様に、一対の上部端部閉鎖フラップ42、44は、それぞれ、折曲げ線25及び31によって上部パネル40の対向した端部縁部に折り曲げ可能に接続されて設けられる。
【0033】
第1の側部端部フラップ52、54は、第1の側部壁50に、それぞれ折曲げ線23及び33によって、対向した端部縁部に沿って折り曲げ可能に接続される。第1の側部端部フラップ52は、折曲げ線23に対向している端部縁部に沿って折曲げ線39によって第1のビーム形成パネル53(first beam forming panel)に折り曲げ可能に接続される。第1の側部端部フラップ54は、折曲げ線33に対向している端部縁部に沿って折曲げ線37によって第2のビーム形成パネル55に折り曲げ可能に接続される。
【0034】
第2の側壁端部フラップ62、64は、第2の側部壁60に、それぞれ折曲げ線27及び29によって、対向した端部縁部に沿って折り曲げ可能に接続される。第2の側部端部フラップ62は、折曲げ線27に対向した端部縁部に沿って折曲げ線41によって第3のビーム形成パネル63に折り曲げ可能に接続される。第2の側部端部フラップ64は、折曲げ線29に対向した端部縁部に沿って折曲げ線43によって第4のビーム形成パネル65に折り曲げ可能に接続される。
【0035】
底部パネル30は、開口31を備える。開口31は、ブランク1から形成されたカートンにおいて包装された物品Cのベース(図6B)を可視可能に検査するための手段を提供する。底部パネル30はまた、底部パネル30から切り出された折り曲げ可能に接続されたパネル10を備える。折り曲げ可能に接続されたパネル10は、折曲げ線11によって一部において画定され、且つ折曲げ線11の対向した端部から互いから分岐的に延在している切断線9A及び9Bによって一部において画定されている。好ましくは、折り曲げ可能に接続されたパネル10は、略台形形状を有する。必要に応じて、折り曲げ可能に接続されたパネル10は、切断線9A及び9Bのそれぞれの端部に隣接して配置された凹部を備え、それによってガイド縁部72、74は、底部パネル30によって提供される。折り曲げ可能に接続されたパネル10は、ガイド縁部72、74が底部パネル30によって提供されるように、底部パネル30から切り出される。カートンが組み立てられる場合に、ガイド縁部72、74は、第2の側部壁60の平面において実質的に配置され、及び同様に折曲げ線19と実質的に位置合わせされ、該折曲げ線19に沿って第2の固定パネル20が第2の側部壁60に折り曲げ可能に接続される。ガイド縁部72、74は、組み立て中にカートンのパネル20、30(及び/又はパネル30、60)の位置合わせを容易にするために、位置付け装置として使用される。
【0036】
ガイド縁部72、74は、折曲げ線11に略平行であり、その折曲げ線11に沿って、前記折り曲げ可能に接続されたパネル10は、底部パネル30に接続される。
【0037】
本願発明の一の実施形態において、ガイド縁部72、74は、一対の離隔したガイド縁部72、74であり、前記折り曲げ可能に接続されたパネル10は、前記一対の離隔したガイド縁部72、74の間に介在される。
【0038】
折り曲げ可能に接続されたパネル10は、折曲げ線11に沿って底部パネル30に接続されており、一対の離隔したガイド縁部72、74は、底部パネル30における切断線9A及び9Bによって形成された一対の分岐線によって、折曲げ線11に接続されている。
【0039】
固定パネル20は、底部パネル30に第2の側部壁60を固定するために提供される。第2の側部壁60は、第2の側部壁60を上部パネル40に折り曲げ可能に接続する折曲げ線17に対向した折曲げ線19によって固定パネル20に折り曲げ可能に接続される。
【0040】
例示的な実施形態において、接着剤フラップ又は固定パネル20が折曲げ線19に沿って第2の側部壁60に折り曲げ可能に接続され、且つ折り曲げ可能に接続されたパネル10が折曲げ線11に沿って底部パネル30に折り曲げ可能に接続されることは、留意されるべきである。折曲げ線19は、その長さにおいて折曲げ線11より実質的に長い。
【0041】
図2〜図6Bに図示されるように、カートンの組み立てを見ると、カートンが、直線装置(straight line machine)において実施されることができる一連の順次的な折り曲げ動作によって折り曲げられることができ、それによって、カートンがその組み立てを完成するために回転され、又は反転される必要がないことは、想像される。折り曲げプロセスは、以下に記載される説明に制限されず、且つ特定の製造要件に従って変更されることができる。
【0042】
図2において、ブランク1は、折り曲げられていない平坦な形態で、例えば飲料缶又は飲料ボトルなどの一群の物品Cに載置される。
【0043】
ブランク1が一群の物品に載置される(又は一群の物品Cがブランク1に載置される)と、第2の側部壁60は、上部パネル40と略垂直な関係になるように折曲げ線17に関して折り曲げられる。固定パネル20は次いで、図3に示されるように、第2の側部壁60と垂直関係になるように、一群の物品Cのベースに関して折り曲げられる。
【0044】
第1の側部壁50は次いで、図4に示されるように、上部パネル40と略垂直関係になるように折曲げ線15に関して折り曲げられる。
【0045】
代替的な実施形態において、ブランクが略U字状の構成で一群の物品に提供され、該略U字状の構成において、第1の側部壁50及び第2の側部壁60がそれぞれ、ブランク1が一群の物品Cに載置される前に、上部パネル40と略垂直関係になるように折曲げ線15及び17に関して折り曲げられることは、想像される。
【0046】
底部パネル30は次いで、一群の物品Cのベースに向けて折曲げ線13に関して折り曲げられる。これは、底部パネル30の平面から折曲げ線11に関して折り曲げ可能に接続されたパネル10を折り曲げることより前に、より後で、又は同時に同時に実施される。折り曲げ可能に接続されたパネル10は、固定フラップ20の一部を露出するように、平面から折り曲げられ、図5A及び図5Bに示されるように、固定パネル20に対する底部パネル30の位置合わせを容易にする。この方法において、底部パネル30の平面から折り曲げる場合に、折り曲げ可能に接続されたパネル10は、ウィンドウを作り出し、該ウィンドウを通じて、接着剤がウィンドウによって露出された固定パネル20の領域に塗布される。
【0047】
接着剤又は他の接着材料Gは次いで、図6Aに図示されるように、固定パネル20に塗布される。代替的には、接着剤は、折り曲げ可能に接続されたパネルに塗布され、好ましくは、接着剤は、折り曲げ可能に接続されたパネル10のみに塗布される。折り曲げ可能に接続されたパネル10は次いで、底部パネル30と平面的な関係に戻るように折曲げ線11に関して折り曲げられる。圧縮力は、折り曲げ可能に接続されたパネル10を固定パネル20に固定するため必要に応じて作用されることができ、それ故に、管状構造2は、一群の物品Cに関して形成される。
【0048】
カートンの組み立てはそれぞれ、第1の側部端部フラップ52、54及び第2の側部端部フラップ62、64と略垂直になるように第1のビーム形成パネル53、第2のビーム形成パネル55、第3のビーム形成パネル63、第4のビーム形成パネル65を折り曲げることによって完成される。ビーム形成パネル53、55、63、65は次いで、第1の側部壁50又は第2の側部壁60のそれぞれと略垂直になるように、第1の側部端部フラップ52、54及び第2の側部端部フラップ62、64を折り曲げることによって、一群の物品Cにおける一対の最も外側の物品Cの間に挿入され、該第1の側部壁50又は該第2の側部壁60にビーム形成パネル53、55、63、65が折り曲げ可能に接続されている。ビーム形成パネル53、55、63、65は、カートンに追加の強度を提供する。代替的な実施形態において、ビーム形成パネル53、55、63、65が省略される場合があることは、想像される。
【0049】
上部端部閉鎖フラップ42、44及び底部端部閉鎖フラップ32、34は次いで折り曲げられ、カートンの対向した端部を閉鎖した状態に維持するように、側部端部フラップ52、62、54、64の外側表面に接着剤を塗布される。
【0050】
図7及び図6を続いて参照すると、本願発明の代替的な実施形態は、接頭部「1」及び「2」を前に追加した状態で、可能であれば、同様の参照符号が同様の部分のために使用されるように図示され、それ故に図1〜図6Bに図示された実施形態との差異のみがより詳細に記載されるであろう。
【0051】
図7は、折り曲げ可能に接続されたパネル110が台形形状であり、凹部12(図1)は省略されているブランク101を図示する。開口131の位置が変更されることに留意されるべきである。
【0052】
図8は、ビーム形成パネルが省略されているブランク201を図示する。底部パネルには、2つの開口231が設けられることに注意されるであろう。
【0053】
上部端部閉鎖フラップ242及び244は、それぞれ折曲げ線225及び231に沿って折り曲げられる場合に、上部端部閉鎖フラップ242、244の中央部分243、245が対応する底部端部閉鎖フラップ232、234と重なるように、適合される。この方法において、接着剤又は他の接着材料Gの単一の塗布は、底部端部閉鎖フラップ232、234の全幅に亘って実質的に底部端部閉鎖フラップ232、234に塗布されることができ、それによって、底部端部閉鎖フラップ232、234が同時に、上部端部閉鎖フラップ234、234、第1の側部壁端部フラップ242、254、及び第2の側部壁端部フラップ262、264のうち各1つに固定されることができる。追加の接着剤又は接着材料Gは、底部パネル230に第2の位置で第1の側部壁端部フラップ252、254及び第2の側部壁端部フラップ262、264を固定するように、底部閉鎖端部フラップ232、234に塗布される。
【0054】
代替的な実施形態において、カートンが図9A〜図9Eに図示されるように、折り曲げることによって組み立てられることができることは、想像される。底部パネル230は、図9Bに示されるように、第1の側部壁250に対して略垂直になるように折り曲げられる。折り曲げ可能に接続されたパネル210は、図9Bに示されるように、好ましくは底部パネル230に対して略垂直になるように、底部パネル230の平面から折り曲げられる。
【0055】
本願発明の一の実施形態において、折り曲げ可能に接続されたパネル210が、略垂直な方向に向けられるように折り曲げられ、それによって梱包装置の一部を形成する接着装置を使用して、接着剤がその方向において折り曲げ可能に接続されたパネル210に塗布されることは、想像される。
【0056】
複数の物品Cは次いで、図9Cに図示されるように、底部パネル230上に供給される。上部パネル240及び第2の側部壁260は次いで、図9Dに示されるように、複数の物品Cに関して折り曲げられる。固定パネル220は、第2の側部壁260に対して垂直に折り曲げられ、底部パネル230の内面と接触関係で配置される。ガイド縁部272、274は、カートンの位置合わせを容易にするように位置付け装置を提供する。折曲げ線219は、底部パネル230及び第2の側部壁260が位置合わせ状態になるように、ガイド縁部272、274と位置合わせされる。
【0057】
接着剤は次いで、折り曲げ可能に接続されたパネル210に塗布され、次いで折り曲げ可能に接続されたパネル210は、図09Eに示されるように、固定パネル220と接触した状態になるように、底部パネル230の平面に戻るように折り曲げられる。これは、固定パネル220に折り曲げ可能に接続されたパネル210を固定し、それによって直立した状態でカートンを固定する。折り曲げ可能に接続されたパネル210のみが固定パネル220に固定されるように、接着剤又は他の接着材料が塗布されることは理解されるであろう。
【0058】
さらなる代替的な実施形態において、底部パネル230の外側面と接触状態になるように、固定パネル220が折り曲げられることは、想像される。接着剤はついで、折り曲げ可能に接続されたパネル210に塗布され、該折り曲げ可能に接続されたパネル210は引き続いて、固定パネル220が折り曲げ可能に接続されたパネル210と底部パネル230との間に挟まれるように、固定パネル220と接触関係で折り曲げられる。記載された全ての実施形態において、ガイド縁部272、274は、底部パネル230と第2の側部壁260との位置合わせを容易にするように、位置付け手段を提供し、第2の側部壁260と固定パネル220との間の折曲げ線は、ガイド縁部272、274と位置合わせされる。この代替的な組み立ての方法が図8の実施形態を参照して記載されると同時に、図1〜図7の実施形態のいずれかで実行されることができることは、想像される。
【0059】
折り曲げ可能に接続されたパネル210が底部パネル230の平面から折り曲げられる場合に、それが凹部を生成する。代替的な実施形態において、開口が形成されることができる。固定パネル220が開口又は凹部を通じて露出され、接着材又は他の接着材料が開口又は凹部を通じて固定パネル220に塗布されることが可能にする。
【0060】
様々な変化が本願発明の技術的範囲内で行われ、例えばパネル及び開口の寸法及び形状が異なる寸法及び形状の物品を収容するように調整されることができることは、理解されるであろう。本願発明の他の実施形態において、より多くの数の物品が代替的なアレイ形状において包装されることができることは、想像される。代替的な実施形態において、ブランクが、ブランク又はその一部に接着特性を付与するように、熱、光、又は化学物質の適用によって、調整装置などの代替的な手段によって、ブランク又はその一部に固定されることができることはまた、想像される。図7に図示されるような好ましい実施形態において、固定パネル120は、その奥行き、すなわち折り曲げ可能な接続部119と該折り曲げ可能な接続部119に対向した自由縁部151との間の寸法「D」が、折り曲げ可能に接続されたパネル110の幅「W」、すなわち折り曲げ可能な接続部111と該折り曲げ可能な接続部111に対向した自由縁部173との間の距離より小さくなるように寸法決めされることができる。しかしながら、代替的な実施形態において、固定パネルの奥行きが折り曲げ可能に接続されたパネルの奥行きより大きくなることができることは、想像される。
【0061】
本願で使用されるように、「上部」、「底部」、「前方」、「後方」、「端部」、「内側」、「外側」、「上方」、及び「下方」などの方向の基準がそのような方向に対する各パネルを制限することがないが、互いからそれらのパネルを識別するのに単に役立つことは、認識されるであろう。折り曲げ可能な接続部に対する任意の参照は、必要に応じて単一の折曲げ線のみを参照して解釈されるべきではない。実際には、折り曲げ可能な接続部が本願発明の技術的範囲を逸脱することなく、以下の短いスリット、折れ易い線、又は折曲げ線のうちの1つ又は複数から形成されることができることは想像される。
【符号の説明】
【0062】
1 ブランク
10 折り曲げ可能に接続されたパネル
13、15、17、21、23、25、27、29、30、31、33、37、39、41、43 折曲げ線
30、40、50、60 メインパネル
20 固定パネル
30 底部パネル
31 開口
32、34 底部端部閉鎖フラップ
40 上部パネル
42、44 上部端部閉鎖フラップ
50 第1の側部壁
52、54 第1の側部端部フラップ
53 第1のビーム形成パネル
55 第2のビーム形成パネル
60 第2の側部壁
62、64 第2の側壁端部フラップ
63 第3のビーム形成パネル
65 第4のビーム形成パネル
72、74 ガイド縁部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の物品を包装するためのカートンであって、
該カートンは、管状構造を形成するように互いに折り曲げ可能に接続された複数のメインパネルを備えており、
前記メインパネルは、第1の隣接パネル及び第2の隣接パネルを含み、
前記第1の隣接パネルは固定パネルに折り曲げ可能に接続され、
前記第2の隣接パネルは、前記第2の隣接パネルから切り出され、且つ前記第2の隣接パネルに折り曲げ可能に接続されている折り曲げ可能に接続されたパネルを備え、
前記折り曲げ可能に接続されたパネルは、前記固定パネルに対して前記第2のパネルの位置合わせを容易にするように、且つ前記固定パネルに前記折り曲げ可能に接続されたパネルの固定を容易にするように、前記第2の隣接パネルの平面から折り曲げ可能であることを特徴とする、カートン。
【請求項2】
前記固定パネルは、前記折り曲げ可能に接続されたパネルのみに接着剤で固定されることを特徴とする請求項1に記載のカートン。
【請求項3】
前記第2の隣接パネルの縁部は、前記第1の隣接パネルを前記第2の隣接パネルと位置合わせするための位置付け装置を提供することを特徴とする請求項1又は2に記載のカートン。
【請求項4】
前記折り曲げ可能に接続されたパネルは、略台形形状であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のカートン。
【請求項5】
前記折り曲げ可能に接続されたパネルは、略六角形形状であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のカートン。
【請求項6】
前記固定パネルは、第1の折曲げ線に沿って前記第1の隣接パネルに折り曲げ可能に接続され、
前記折り曲げ可能に接続されたパネルは、第2の折曲げ線に沿って前記第2の隣接パネルに折り曲げ可能に接続され、
前記第1の折曲げ線が前記第2の折曲げ線より実質的に長いことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のカートン。
【請求項7】
前記折り曲げ可能に接続されたパネルは、少なくとも1つのガイド縁部が前記第2の隣接パネルによって提供されるように前記第2の隣接パネルから切り出され、前記少なくとも1つのガイド縁部は、前記第1の隣接パネルの平面に実質的に配置されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のカートン。
【請求項8】
前記少なくとも1つのガイド縁部は、折曲げ線と実質的な位置合わせで配置され、前記折曲げ線に沿って、前記固定パネルは前記第1の隣接パネルに折り曲げ可能に接続されることを特徴とする請求項7に記載のカートン。
【請求項9】
前記少なくとも1つのガイド縁部は、折曲げ線に対して略平行であり、前記折曲げ線に沿って、前記折り曲げ可能に接続されたパネルが前記第2の隣接パネルに接続されることを特徴とする請求項7又は8に記載のカートン。
【請求項10】
前記少なくとも1つのガイド縁部は一対の離隔したガイド縁部であり、前記折り曲げ可能に接続されたパネルは前記一対の離隔したガイド縁部の間に介在されることを特徴とする請求項7〜9のいずれか一項に記載のカートン。
【請求項11】
前記折り曲げ可能に接続されたパネルは、折曲げ線に沿って前記第2の隣接パネルに接続され、前記一対の離隔したガイド縁部は、前記折り曲げ可能に接続されたパネルによって少なくとも部分的に画定される前記第2の隣接パネルの一対の分岐縁部によって前記折曲げ線に接続されることを特徴とする請求項10に記載のカートン。
【請求項12】
カートンを形成するためのブランクであって、
前記カートンは、一列に互いに折り曲げ可能に接続された複数のメインパネルを備え、それによって前記一列の対向した端部で前記メインパネルの第1のパネル及び第2のパネルを相互接続されることによって、管状構造が前記メインパネルから形成されることができ、
前記第1のパネルは、固定パネルに折り曲げ可能に接続され、前記第2のパネルは、前記第2のパネルから切り出され、且つ前記第2のパネルに折り曲げ可能に接続されている折り曲げ可能に接続されたパネルを備え、
前記折り曲げ可能に接続されたパネルは、前記固定パネルに対して前記第2のパネルの位置合わせを容易にするために、且つ前記固定パネルに対して前記折り曲げ可能に接続されたパネルの固定を容易にするために、前記第2のパネルの平面から折り曲げ可能であることを特徴とするブランク。
【請求項13】
前記折り曲げ可能に接続されたパネルは、略台形形状であることを特徴とする請求項12に記載のブランク。
【請求項14】
前記折り曲げ可能に接続されたパネルは、略六角形形状であることを特徴とする請求項12に記載のブランク。
【請求項15】
パッケージを形成するために、一群の1つ又は複数の物品に関してカートンを組み立てる方法であって、前記カートンがブランクから形成され、前記ブランクは、記載された順序で互いに折り曲げ可能に接続された固定パネル、第1の側部壁、上部パネル、第2の側部壁、及び底部壁を備え、前記底部パネルが前記底部パネルから切り出され、且つ前記底部パネルに折り曲げ可能に接続されている折り曲げ可能に接続されたパネルを含み、
前記方法は、
前記上部パネルが前記一群の1つ又は複数の物品の対向した端部表面のうち一方と接触した状態になるように、前記一群の1つ又は複数の物品に一致して前記ブランクを提供するステップと、
前記ブランクが略U字状の構造に形成されるように、前記一群の1つ又は複数の物品の対向した側部に関して前記第1の側部壁及び前記第2の側部壁を折り曲げるステップと、
前記一群の1つ又は複数の物品の対向した端部表面のうちの他方に関して前記固定パネルを折り曲げるステップと、
前記底部パネルの平面から前記折り曲げ可能に接続されたパネルを折り曲げるステップと、
前記一群の1つ又は複数の物品の前記他方の対向した端部表面に関して前記底部パネルを折り曲げるステップと、
前記底部パネルを前記固定パネルに対して位置合わせするステップと、
前記折り曲げ可能に接続されたパネルが前記固定パネルに固定されるように、前記固定パネル又は前記折り曲げ可能に接続されたパネルを調整するステップと、
前記固定パネルと接触した状態になるように、前記底部パネルの平面に戻るように前記折り曲げ可能に接続されたパネルを折り曲げ、それによって前記ブランクの前記メインパネルを管状構造で固定するステップと、
を備えることを特徴とするカートンを組み立てる方法。
【請求項16】
前記固定パネル又は前記折り曲げ可能に接続されたパネルを調整するステップは、前記固定パネル又は前記折り曲げ可能に接続されたパネルに対する接着材料の塗布を備えることを特徴とする請求項15に記載のカートンを組み立てる方法。
【請求項17】
前記底部パネルの平面から前記折り曲げ可能に接続されたパネルの折り曲げは、ウィンドウを生成し、該ウィンドウを通じて接着剤が前記固定パネルに塗布されることができることを特徴とする請求項15又は16に記載のカートンを組み立てる方法。
【請求項18】
パッケージを形成するために、一群の1つ又は複数の物品に関してカートンを組み立てる方法であって、前記カートンがブランクから形成され、前記ブランクは、記載された順序で互いに折り曲げ可能に接続された固定パネル、第1の側部壁、上部パネル、第2の側部壁、及び底部パネルを備え、前記底部パネルは、前記底部パネルから切り出され、且つ前記底部パネルに折り曲げ可能に接続されている前記折り曲げ可能に接続されたパネルを含み、
前記方法は
前記第1の側部壁に対して略垂直になるように、前記底部パネルを折り曲げるステップと、
前記底部パネルの平面から前記折り曲げ可能に接続されたパネルを折り曲げるステップと、
ベースパネルに前記一群の1つ又は複数の物品を載置するステップと、
前記一群の1つ又は複数の物品に関して前記上部パネル及び前記第2の側部壁を折り曲げるステップと、
前記一群の1つ又は複数の物品のベースに関して前記固定パネルを折り曲げるステップと、
前記底部パネルを前記固定パネルに対して位置合わせするステップと、
前記折り曲げ可能に接続されたパネルが前記固定パネルに固定されるように、前記固定パネル又は前記折り曲げ可能に接続されたパネルを調整するステップと、
前記折り曲げ可能に接続されたパネルが前記固定パネルと接触状態になるように、前記底部パネルの平面に戻るように前記折り曲げ可能に接続されたパネルを折り曲げるステップと、
を備え、それによって、前記ブランクのメインパネルが管状構造に形成されることを特徴とするカートンを組み立てる方法。
【請求項19】
前記折り曲げ可能に接続されたパネルは、前記折り曲げ可能に接続されたパネルに対する接着剤の塗布のために、略垂直位置に折り曲げられることを特徴とする請求項18に記載のカートンを組み立てる方法。
【請求項20】
前記接着剤は、前記折り曲げ可能に接続されたパネルが接着フラップのみに固定されるように塗布されることを特徴とする請求項19又は20に記載のカートンを組み立てる方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5A】
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【図5B】
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【図6A】
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【図6B】
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【図7】
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【図8】
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【図9A】
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【図9B】
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【図9C】
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【図9D】
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【図9E】
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【公表番号】特表2011−527657(P2011−527657A)
【公表日】平成23年11月4日(2011.11.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−517498(P2011−517498)
【出願日】平成21年7月6日(2009.7.6)
【国際出願番号】PCT/US2009/049674
【国際公開番号】WO2010/005887
【国際公開日】平成22年1月14日(2010.1.14)
【出願人】(503056492)ミードウエストヴェイコ・パッケージング・システムズ・エルエルシー (44)
【Fターム(参考)】