説明

ガスタービンの排気設備

【課題】ガスタービンの排気設備の排気管の外周に断熱用のラギングを施すことがなく、作業上の動線の確保を妨げている配管を支える支柱や梁の数を削減でき、且つ施工が容易で小型化が可能なガスタービンの排気設備を提供すること。
【解決手段】ガスタービンの排気設備であって、二重構造排気管27を設け、内側管27−1にガスタービン12からの燃焼ガス102を通し、外側管27−2にガスタービンパッケージからの排風を通すように構成した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ガスタービンからの燃焼ガスと、ガスタービンパッケージからの排風と、該ガスタービンパッケージが配置されている室内の換気の排気を行うガスタービンの排気設備に関するものである。
【背景技術】
【0002】
図1は従来のガスタービンの排気設備の構成例を示す図である。室10内にガスタービンパッケージ11が配置されている。ガスタービン12から排出された燃焼ガス101は一次消音器13、燃焼排気管14、二次消音器15を通って排気口25から排出される。ガスタービンパッケージ11の排風102は空冷排気管16、パッケージ用消音器17、空冷排気管16を通って排気口26から排気される。なお、本ガスタービンの排気設備例では、室10内に空気を導入する空気導入ファン18、室10内の空気を排出する空気排出ファン19、排風102を誘引する排風誘引ファン20を設けている。
【0003】
上記のように従来のガスタービンの排気設備では、燃焼ガスを排気する燃焼排気管14とガスタービンパッケージ11の排風を排気する空冷排気管16が別々に設置されているため、配管の設置容積を大きくなり、設備全体が大きくなる。特に燃焼ガスを排気するための燃焼排気管14とガスタービンパッケージ11からの排風102を換気するための空冷排気管16を支持するための支柱21、22及び梁は2系統に用いるため、その数量、寸法が大きくなり、作業上の動線を確保する際に大きな障害となっていた。
【0004】
また、燃焼排気管14は安全性と室10内に熱を放射しないようにする理由から、断熱材を周囲に巻くラギング23を一般的に行っている。ラギング23は取り合い部などの形状が複雑な場合、その施工が難しく、見た目も悪い。また、断熱材の厚みは表面温度が高いほど厚くする必要があり、75mm以上となるのが一般的であり、ラギング23によって配管容積が大きくなる。
【0005】
上記問題を解決するための一つとして、図2に示すように、一つの合流排気管24を設け、該合流排気管24にガスタービン12からの燃焼ガス101とガスタービンパッケージ11からの排風102を合流させることで、排気管を1本とし該排気管を支える支柱の本数を削減するものがある。しかしながら、その場合でも合流排気管24の表面温度が高温となるため、合流排気管24の外表面にラギング23を厚く施工する必要があり、このラギング施工の問題点は解決されていない。また、合流排気管24にガスタービンパッケージ11の排風102が合流する部分から燃焼ガスが矢印Aに示すようにガスタービンパッケージ11内部に逆流しないようにする為の例えば逆止弁を設ける等の工夫が必要となり、設置スペース上や設備が高価になるなどの問題が生じる。なお、図2において、図1と同一符号を付した部分は同一部分又は相当部分を示す。また、他の図面においても同様とする。
【特許文献1】特開2001−4129号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、ガスタービンの排気設備の排気管の外周に断熱用のラギングを厚く施すことがなく、条件によってはラギングを不要とし、作業上の動線の確保を妨げている配管を支える支柱や梁の数を削減でき、且つ施工が容易で小型化が可能なガスタービンの排気設備を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため請求項1に記載の発明は、ガスタービンからの燃焼ガスとガスタービンパッケージからの排風を排出するガスタービンの排気設備であって、二重構造排気管を設け、該二重構造排気管の内側管に前記ガスタービンからの燃焼ガスを通し、外側管に前記ガスタービンパッケージからの排風を通すように構成したことを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の発明は、ガスタービンからの燃焼ガスとガスタービンパッケージからの排風を排出するガスタービンの排気設備であって、前記ガスタービンパッケージが配置されている室内の空気を取り込むバックアップ用ファンを設け、前記二重構造排気管の内側管に前記ガスタービンからの燃焼ガスを通し、外側管に前記前記ガスタービンパッケージからの排風と前記バックアップ用ファンで取り込んだ前記室内からの空気を通すように構成したことを特徴とする。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のガスタービンの排気設備において、前記二重構造排気管の上流側に外側管に連通するチャンバーを設け、該チャンバー内に前記ガスタービンパッケージからの排風とバックアップ用ファンで取り込んだ前記室内からの空気を導くように構成したことを特徴とする。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のガスタービンの排気設備において、前記二重構造排気管の下流側に消音器を設けたことを特徴とする。
【0011】
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のガスタービンの排気設備において、前記内側管と外側管とは管長手方向の一方で互いに固定され、他方で所定の自由度を持って内側管が外側管に支持されていることを特徴とする。
【0012】
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のガスタービンの排気設備において、前記二重構造排気管の内側管の外周面を断熱材で覆ったことを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
請求項1に記載の発明によれば、二重構造排気管の内側管に前記ガスタービンからの燃焼ガスを通し、外側管に前記ガスタービンパッケージからの排風を通すように構成したので、内側管には高温のガスタービンからの燃焼ガスが通るが、その外周にある外側管には温度の低いガスタービンパッケージからの排風が通るので、この排風が断熱材として作用し、外側管の表面温度を低く抑えるから、外側管の表面に断熱材、即ちラギングの施工を施すことがなくなる。また、ラギングの断面積を外側管の断面積として利用できるから、ガスタービンパッケージの排風を排出する空冷排気管等を設ける必要がない分、配管容量を削減できる。更に、配管にラギングを施さないから、配管の見栄えもよく、施工コストも低くなる。また、二重構造排気管とするので、配管を支持する支柱や梁などが少なくなるので、作業上の動線がとりやすくなる。
【0014】
請求項2に記載の発明によれば、バックアップ用ファンを設け、二重構造排気管の内側管にガスタービンからの燃焼ガスを通し、外側管に前記ガスタービンパッケージからの排風とバックアップ用ファンで取り込んだ室内からの空気を通すように構成したので、内側管の温度により、外側管に流す風量を調整することが可能となり、内側管の温度が変動しても外側管の外周表面温度を安全な所定の温度に維持することができる。また、室内排気設備(空気排出ファン19の容量)が小さくできる。
【0015】
請求項3に記載の発明によれば、二重構造排気管の上流側に外側管に連通するチャンバーを設け、該チャンバー内にガスタービンパッケージからの排風とバックアップ用ファンで取り込んだ室内からの空気を導くように構成したので、該チャンバー内でガスタービンパッケージからの排風と室内からの空気を混合させてから、外側管に均一温度の空気を流すことになり、内側管の外周温度が均等となり、外側管の外周表面温度を安全な所定の温度に維持することが容易となる。
【0016】
請求項4に記載の発明によれば、二重構造排気管の下流側に消音器を設けたので、消音作用が得られる。
【0017】
請求項5に記載の発明によれば、内側管と外側管とは管長手方向の一方で互いに固定され、他方で所定の自由度を持って内側管が外側管に支持されているので、二重構造排気管の内側管と外側管の間に温度差による熱膨張差があっても、内側管は外側管に対して管長手方向に自由に伸縮できるから、その熱膨張差を吸収し、内側管及び外側管に無理な力(ストレス)が加わることない。
【0018】
請求項6に記載の発明によれば、二重構造排気管の内側管を通る燃焼ガスの放熱量が大きすぎる場合、外側配管に流す空気の風量も多くしなければならないが、バックアップファンの容量に制限等があって、外側配管に流す空気の風量を多くできない時は、二重構造排気管の内側管の外周面を部分的もしくは必要最小限の断熱材で覆うことにより、内側管の放熱量を抑制することができる。従って、外側管の外周表面温度を安全な一定温度にすることが容易になる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、本願発明の実施の形態例を図面に基づいて説明する。図3は本発明に係るガスタービンの排気設備の構成例を示す図である。図示するように、本ガスタービンの排気設備は内側管27−1の外周に外側管27−2を設けた構成の二重構造排気管27を備え、二重構造排気管27の先端(下流側端)に二次消音器15を設け、後端(上流側端)に外側管27−2内に連通するチャンバー28を設けている。また、内側管27−1の後端(上流側端)には、一次消音器13を通してガスタービン12の排出口が接続されている。また、チャンバー28には、ガスタービンパッケージ11が配置された室10内の空気を該チャンバー28内に吸引するバックアップファン29が設けられている。
【0020】
ガスタービン12からの燃焼ガス101は一次消音器13を通って内側管27−1及び二次消音器15を通り、排気口25から排出される。ガスタービンパッケージ11からの排風102はチャンバー28を通って外側管27−2及び二次消音器15をとおり、上記燃焼ガス101と同様、排気口25から排出される。また、バックアップファン29でチャンバー28内に吸引された室10内の空気103は、外側管27−2内でガスタービンパッケージ11からの排風102と合流して排気口25から排出される。このバックアップファン29から送られる空気103の風量を制御することにより、内側管27−1の温度が変動しても外側管27−2の温度を一定値に抑えることができる。例えば外側管27−2の外表面温度を検出する温度センサを設け、該外側管27−2の外表面が一定の温度に維持されるようにバックアップファン29で室10内から取り込む空気103の風量をを制御することにより、外側管27−2の温度を安全な所定の値に維持することができる。また、バックアップファン29で室10内の空気を吸引して排出するので、その分空気排出ファン19の容量を小さくできる。
【0021】
二重構造排気管27の内側管27−1と外側管27−2の間の間隙の断面積には、従来のラギング23の断面積をも利用しているので、その分図1及び図2に示す従来の排気設備に比較し、配管容量を削減できる。また、二重構造排気管27とし図1に示す排気設備のように別途空冷排気管16やパッケージ用消音器17を設けることがないから、配管を支持する支柱の本数も削減できる。
【0022】
図4は上記二重構造排気管27の断面図である。図示するように、二重構造排気管27の内側管27−1の上流側端部近傍内面と外側管27−2の上流側端部近傍内面とを支柱30で互いに固定すると共に、外側管27−2の下流側端部近傍内面に支柱31の一端を固定する。該支柱31の他端は内側管27−1が貫通するリング状部材39に固定され、内側管27−1は支柱31に固定されていない。即ち、内側管27−1はリング状部材39を介して伸縮自在に外側配管に支持されている。内側管27−1の下流側端部にはフランジ32を介してフレキシブル管33が接続されている。なお、34、35はフレキシブル管33の両端に固着されたフランジである。また、内側管27−1の上流側端部にはフランジ36が固着され、外側管27−2の上流側端部と下流側端部にはそれぞれフランジ37、38が固定されている。
【0023】
上記構成の二重構造排気管27を一次消音器13と二次消音器15の間に取り付ける。即ち、内側管27−1とフレキシブル管33の結合体をその両端のフランジ36、35を介してそれぞれ一次消音器13の枠体と二次消音器15の枠体に固定し、外側管27−2の両端をそれぞれフランジ37、38を介して一次消音器13の枠体と二次消音器15の枠体に固定して取り付ける。二重構造排気管27の内側管27−1と外側管27−2の温度差による熱膨張差により、その長さに差が発生した場合、内側管27−1はリング状部材39を貫通しているから、外側管27−2に影響を与えることなく、自由に伸縮し、更にその伸縮はフレキシブル管33で吸収されるから、二重構造排気管27の内側管27−1は外側管27−2に対して管長手方向に自由に伸縮でき外側管27−2に無理な力が作用することなく、撓み等が発生しない。
【0024】
上記のようにガスタービンの排気設備に二重構造排気管27を用い、内側管27−1にガスタービン12からの燃焼ガス101を通し、外側管27−2にチャンバー28内のガスタービンパッケージ11の排風102とバックアップファン29で室10内からの取り込む空気103を流している。これにより下記の放熱計算で放熱が不足する場合は、バックアップファン29で室10内から取り込む空気103を多くする。これにより、外側管27−2の外表面温度を安全な所定の温度に維持することができる。
【0025】
二重構造排気管27の外側管27−2の風量をV(m3/min)とした場合、
V=Q/(60・Δt・Cp・ρ)
但しQ:放熱量(kcal/h)
Δt:外側管27−2の表面温度(TA℃)と室温(TB℃)との差(Δt=TA
B
Cp:空気の定容積比熱(kcal/kg℃)
ρ:空気の密度(kg/m3
【0026】
放熱量Qは燃焼排気管(内側管27−1)が円筒だった場合下式から求まる。
Q=2π・r・L・h・(TA−TB)(W)
ここでr:外側管27−2の半径(m)
h:熱伝達率(W/m2・K)
L:配管(二重構造管27)の長さ(m)
【0027】
放熱量Qは配管の長さLに比例する。また、外側管27−2を通過する風量Vは放熱量Qに比例することから、風量Vは配管の長さLによって決定する。外側管27−2を通過する風量Vはガスタービンパッケージ11の排風102とバックアップファン29で取り込んだ空気103の混合量なので、バックアップファン29で取り込む空気103の量を二重構造排気管27の長さLに合せて調整することができる。
【0028】
図5は二重構造排気管27の外側管27−2に内側管27−1を支持する支持構造の他の例を示す図である。外側管27−2に内側管27−1を支持する支柱40は2枚の支持板41、42を合せた構成である。支持板41、42のそれぞれの中間部に互いに対向するように円弧状の凹部を形成し、該凹部の肉厚を他の部分より薄くしている。そして支持板41の凹部と支持板42の凹部で形成された空間にセラミックファイバ等の断熱材43を挿入している。支柱40をこのように構成とすることにより、内側管27−1から支柱の支持板41、42を通って伝わる熱は、凹部の肉厚の薄い部分で多く放熱され、外側管27−2に伝わり難くなる。また、内側管27−1の熱で支柱40の支持板41、42が加熱された場合、支持板41、42が伸びるが凹部の薄肉部が図5(b)から図5(c)の外側に向かって膨張し、各支持板41、42の延びを吸収するから、支柱40の高さ(内側管27−1と外側管27−2の間隔)Hは変わらない。
【0029】
図6は二重構造排気管27の構成例を示す断面図である。本二重構造排気管27は図4の二重構造排気管27の支柱31及びリング状部材39に替え、内側管27−1の下流側端部近傍外周を外側管27−2の内周面に取り付けたU字状部材44で吊り下げて支持した構成である。このように構成することにより、内側管27−1は外側管27−2に拘束されることなく、管長手方向に熱伸縮自在となる。
【0030】
図3に示す構成のガスタービンの排気設備において、二重構造排気管27の内側管27−1を通る燃焼ガス101の放熱量が大きすぎる場合、外側配管27−2に流す空気の風量も多くしなければならない。バックアップファン29の容量に制限等があって、外側配管27−2に流す空気の風量を多くできない場合は、図7に示すように内側管27−1の外周面を部分的もしくは必要最小限の断熱材45で覆うことにより、放熱量を調整することができる。
【0031】
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお、二重構造排気管は基本的に形状に依存しなく、上記に示した円形のほかに長方形等でも構わない。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】従来のガスタービンの排気設備の構成例を示す断面図である。
【図2】従来のガスタービンの排気設備の構成例を示す断面図である。
【図3】本発明に係るガスタービンの排気設備の構成例を示す断面図である。
【図4】本発明に係るガスタービンの排気設備の二重構造排気管の構成例を示す断面図である。
【図5】本発明に係るガスタービンの排気設備の二重構造排気管の構成例を示す図で、図5(a)は横断面図、図5(b)、(c)は支柱の熱伸縮状態を示す図である。
【図6】本発明に係るガスタービンの排気設備の二重構造排気管の構成例を示す断面図である。
【図7】本発明に係るガスタービンの排気設備の二重構造排気管の構成例を示す断面図である。
【符号の説明】
【0033】
10 室
11 ガスタービンパッケージ
12 ガスタービン
13 一次消音器
14 燃焼排気管
15 二次消音器
16 空冷排気管
17 パッケージ用消音器
18 空気導入ファン
19 空気排出ファン
20 排風誘引ファン
21 支柱
22 支柱
23 ラギング
24 合流排気管
25 排気口
26 排気口
27 二重構造排気管
27−1 内側管
27−2 外側管
28 チャンバー
29 バックアップファン
30 支柱
31 支柱
32 フランジ
33 フレキシブル管
34 フランジ
35 フランジ
36 フランジ
37 フランジ
38 フランジ
39 リング状部材
40 支柱
41 支持板
42 支持板
43 断熱材
44 U字状部材
45 断熱材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ガスタービンからの燃焼ガスとガスタービンパッケージからの排風を排出するガスタービンの排気設備であって、
二重構造排気管を設け、該二重構造排気管の内側管に前記ガスタービンからの燃焼ガスを通し、外側管に前記ガスタービンパッケージからの排風を通すように構成したことを特徴とするガスタービンの排気設備。
【請求項2】
ガスタービンからの燃焼ガスとガスタービンパッケージからの排風を排出するガスタービンの排気設備であって、
前記ガスタービンパッケージが配置されている室内の空気を取り込むバックアップ用ファンを設け、
前記二重構造排気管の内側管に前記ガスタービンからの燃焼ガスを通し、外側管に前記ガスタービンパッケージからの排風と前記バックアップ用ファンで取り込んだ前記室内からの空気を通すように構成したことを特徴とするガスタービンの排気設備。
【請求項3】
請求項2に記載のガスタービンの排気設備において、
前記二重構造排気管の上流側に外側管に連通するチャンバーを設け、該チャンバー内に前記ガスタービンパッケージからの排風とバックアップ用ファンで取り込んだ前記室内からの空気を導くように構成したことを特徴とするガスタービンの排気設備。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれか1項に記載のガスタービンの排気設備において、
前記二重構造排気管の下流側に消音器を設けたことを特徴とするガスタービンの排気設備。
【請求項5】
請求項1乃至4のいずれか1項に記載のガスタービンの排気設備において、
前記内側管と外側管とは管長手方向の一方で互いに固定され、他方で所定の自由度を持って内側管が外側管に支持されていることを特徴とするガスタービンの排気設備。
【請求項6】
請求項1乃至5のいずれか1項に記載のガスタービンの排気設備において、
前記二重構造排気管の内側管の外周面を断熱材で覆ったことを特徴とするガスタービンの排気設備。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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