説明

ガスタービンエンジンおよびガスタービンエンジンの保守方法

【課題】ガスタービンエンジン(20)の保守にかかる時間および費用を削減する。
【解決手段】ガスタービンエンジン(20)の保守方法は、ガスタービンエンジン(20)の前方部から軸受コンパートメント内に収容されたギアボックス(90)へのアクセスを提供することを含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ガスタービンエンジンに関し、特に、ガスタービンエンジンのケース構造に関する。
【背景技術】
【0002】
ガスタービンエンジンは、一般に、タービン部から圧縮機部およびファン部に動力と回転運動を伝達する1つまたは複数のロータシャフトを備える。ロータシャフトは、ボルト止めフランジで連結された個々のケース部からなるモジュールから一般に構成されるエンジンの静止構造体内に支持される。フランジは、エンジンの静止構造体を介して伝達される種々の荷重に耐えうる接続部を成す。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ガスタービンエンジンの継続的な課題は、保守の容易さおよび速さである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の例示的な形態によるガスタービンエンジンの保守方法は、ガスタービンエンジンの前方部から軸受コンパートメント内に収容されたギアボックスにアクセスを提供することを含む。
【0005】
上述のガスタービンエンジンの保守方法のさらなる限定的でない実施例では、軸受コンパートメントを取り外すことは、前方センタボディ支持部から前方壁を取り外すことを含みうる。加えて、または代わりに、前方部から前方センタボディ支持部内に取り付けられた可撓性支持部にアクセスを提供することができ、可撓性支持部はギアボックスに取り付けられている。加えて、または代わりに、軸受ユニットを前方センタボディ支持部から取り外すことができる。加えて、または代わりに、前方壁は、ギアボックスによって駆動される出力シャフトから取り外すことができる。
【0006】
本発明の他の例示的な形態によるガスタービンエンジンの保守方法は、前方センタボディアセンブリの前方部から低スプールによって駆動されるギアボックスにアクセスを提供することを含みうる。
【0007】
上述のいずれかのガスタービンエンジンの保守方法の他の限定的でない実施例では、ファンをギアボックスに接続することができる。加えて、または代わりに、ファンをギア付構造体から取り外すことができる。
【0008】
上述のいずれかの方法のさらなる限定的でない実施例では、前方センタボディアセンブリの前方部内に位置する複数の締結具を外して、前方センタボディアセンブリの前方センタボディ支持部から前方壁を取り外すことができる。加えて、または代わりに、複数の締結具は、ガスタービンエンジンの前方部からアクセスを提供するように設けることができる。
【0009】
本発明の他の例示的な形態によるガスタービンエンジンは、エンジン軸を中心に画成された前方センタボディ支持部と、前方センタボディ支持部に取り付けられた前方壁と、を含む。前方壁は、ギアボックスへのアクセスを提供するように、前方センタボディ支持部から取外すことができる。
【0010】
上述のいずれかのガスタービンエンジンの実施例のさらなる限定的でない実施例では、ガスタービンエンジンは、エンジンの長手方向軸を中心に前方センタボディ支持部を画成しうる。
【0011】
上述のいずれかのガスタービンエンジンの実施例のさらなる限定的でない実施例では、ガスタービンエンジンは、前方センタボディ支持部に取り付けられたシールユニットを含みうる。
【0012】
上述のいずれかのガスタービンエンジンの実施例のさらなる限定的でない実施例では、ガスタービンエンジンは、前方センタボディ支持部に取り付けられた軸受ユニットと、ギアボックスを駆動するように動作可能な低スプールと、を含みうる。加えて、または代わりに、前方センタボディ支持部は、前方壁のフランジと接触するフランジを含みうる。
【0013】
上述のいずれかのガスタービンエンジンの実施例のさらなる限定的でない実施例では、ガスタービンエンジンは、前方壁のフランジを前方センタボディ支持部のフランジに取り付ける複数の締結具を含みうる。加えて、または代わりに、これらの複数の締結具は、ガスタービンエンジンの前方部からアクセス可能であり得る。
【0014】
上述のいずれかのガスタービンエンジンの実施例のさらなる限定的でない実施例では、前方壁は、ギアボックスによって駆動される出力シャフトを支持するために軸受ユニットを支持しうる。さらに、出力シャフトは、ファンを駆動するように動作可能である。
【0015】
上述のいずれかのガスタービンエンジンの実施例のさらなる限定的でない実施例では、ギアボックスは、低速スプールの速度とは異なる速度でファン部を駆動しうる。
【0016】
上述のいずれかのガスタービンエンジンの実施例のさらなる限定的でない実施例では、前方センタボディは少なくとも部分的にコア流路を画成しうる。
【0017】
当業者には、以下に開示された限定的でない実施例の詳細な説明から種々の特徴が明らかになる。詳細な説明に付随する図面について、以下に簡単に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】ガスタービンエンジンの実施例の概略的な断面図である。
【図2】前方センタボディアセンブリを示す、ガスタービンエンジンの部分拡大断面図である。
【図3】ガスタービンエンジンのギア付構造体の拡大断面図である。
【図4】前方センタボディアセンブリの分解斜視図である。
【図5】前方センタボディアセンブリの前方センタボディ支持部の拡大された部分断面斜視図である。
【図6】前方センタボディ支持部の拡大断面図である。
【図7】前方センタボディ支持部の分解図である。
【図8】ガスタービンエンジンから前方ギアボックスを外す手順を示す概略説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
図1は、ガスタービンエンジン20を概略的に示している。ガスタービンエンジン20は、ここでは、ファン部22、圧縮機部24、燃焼器部26およびタービン部28を一般に内蔵する2軸ターボファンとして示している。代替のエンジンは、他のシステムや特徴部の中で特にオグメンタ部(図示省略)を含みうる。ファン部22は、バイパス流路に沿って空気を送り、圧縮機部24は、コア流路に沿って空気を送って圧縮するとともに燃焼器部26に連通させ、続いてタービン部28を通って膨張させる。開示された限定的でない実施例では、ターボファンガスタービンエンジンとして示しているが、ここで説明する概念は、ターボファンでの使用に限定されず、他の種類のタービンエンジンにも教示が適用可能であることを理解されたい。
【0020】
エンジン20は、一般に、低スプール30と高スプール32を備え、これらのスプール30,32は、複数の軸受支持部38を介してエンジンの長手方向中心軸Aを中心にエンジンの静止構造体36に対して回転するように取り付けられている。低スプール30は、一般に、ファン42と、低圧圧縮機44と、低圧タービン46と、を連結する内側シャフト40を含む。内側シャフト40は、ファン42を低スプール30よりも低速で駆動するためにギア付構造体48を介してファン42を駆動する。高スプール32は、高圧圧縮機52と高圧タービン54を連結する外側シャフト50を含む。燃焼器56が、高圧圧縮機52と高圧タービン54との間に設けられる。内側シャフト40と外側シャフト50は、同軸でかつこれらの長手方向軸と同一直線上にあるエンジン長手方向中心軸Aを中心に回転する。
【0021】
コア空気流は、低圧圧縮機44で圧縮されてから高圧圧縮機52で圧縮され、燃料と混合されて燃焼器56で燃焼され、次いで高圧タービン54および低圧タービン46を通って膨張する。タービン54,46は、膨張に応じて対応する低スプール30および高スプール32を回転駆動する。
【0022】
主エンジンシャフト40,50は、静止構造体36内で軸受システム38によって複数の箇所で支持される。限定的でない一実施例では、軸受システム38は、圧縮機部24内に位置する第2軸受支持部38Aを含む。
【0023】
図2を参照すると、圧縮機部24に近接するエンジンの静止構造体36は、第2軸受支持部38Aに隣接して前方センタボディアセンブリ60を備える。前方センタボディアセンブリ60は、一般に前方センタボディ支持部62を有する。第2軸受支持部38Aは、一般に、シールユニット64、軸受ユニット66、可撓性支持部68およびセンタリングスプリング70を含む。
【0024】
図3を参照すると、可撓性支持部68は、前方センタボディ支持部62(図4にも図示)内でギア付構造体48のための可撓性の取付部を提供する。可撓性支持部68は、ギア付構造体48からのねじり荷重に反作用し、防振や他の支持機能が容易に得られるようにする。センタリングスプリング70は、フランジの端部構造体の間に延在する複数のビームを備える全体として円筒形のケージ様構造部品である(図4にも図示)。センタリングスプリング70は、低スプール30に対して軸受ユニット66を弾性的に位置決めする。一実施例では、ビームは、径方向のばね率を制御するために周方向に並んだダブルテーパビームであり、ばね率は、軸受荷重、軸受寿命、ロータ力学、およびロータのたわみに関する事項を含むがこれらに限定されない複数の考慮事項に基づいて選択される。
【0025】
前方センタボディ支持部62は、軸Aを中心に画成された前方センタボディ部72と軸受部74を含み、これらの間に円錐台形のインターフェイス部76がある(図5参照)。前方センタボディ部72は、低圧圧縮機44に通じるコア流路を少なくとも部分的に画成する。前方センタボディ部72は、複数の前方センタボディベーン72A,72Bを有する環状のコア通路を含む。軸受部74は、前方センタボディ部72の径方向内側に画成されている。軸受部74は、低スプール30に対して軸受ユニット66とシールユニット64を位置決めする。円錐台形のインターフェイス部76は、前方センタボディ部72と軸受部74を連結して、従来のフランジ連結部で典型的なよじれが実質的に生じない、軸受ユニット66からエンジンの静止構造体36の外側周辺部までの一本化された荷重経路を形成する。円錐台形のインターフェイス部76は、溶接部W(図5参照)を含むか、または前方センタボディ支持部62が一体部品となるように一体の部分とすることができる。
【0026】
円錐台形のインターフェイス部76のフランジがない構成によって、軽量で部品数が少なく、かつ全体的な剛性がより調整可能でロータ力学的要件を達成する構造体が容易に得られる。このような構造体によって、軸受ユニット66を囲む軸受コンパートメント内で潤滑油や空気の供給などの機能がさらに統合される。
【0027】
図6を参照すると、前方センタボディ支持部62は、可撓性支持部68を受ける取付機構を含む。開示された限定的でない一実施例では、前方センタボディ支持部62の取付機構は、前方センタボディ部72に設けられた内歯スプライン78と径方向内向きの締結フランジ80を含む。可撓性支持部68は、対応する外歯スプライン82と径方向外向きの締結フランジ84を含む。可撓性支持部68は、スプライン78,82によって構成されるスプラインインターフェイス86で前方センタボディ支持部に受け入れられ、締結フランジ84が締結フランジ80と接触するように前方センタボディ内に保持される。ボルトなどの一組の締結具88が、締結フランジ80,84に螺合され、可撓性支持部68を前方センタボディ支持部62内に取り付ける。
【0028】
図7を参照すると、締結具88は、第2軸受システム38Aの軸受ユニット66の反対側で前方センタボディアセンブリ60の前方部からのアクセスを提供するように前方に設けられている。これにより、締結具88を容易に取り外してギア付構造体48のギアボックス90にアクセスすることができる。
【0029】
エンジン20の前方からギア付構造体48へのアクセスを提供するために、ファン42の後方に位置する前方壁102が前方センタボディ支持部62の前部に取り付けられている。前方壁102は、複数の締結具105によってフランジ60において前方センタボディ支持部62に取付可能なフランジ103を含み、締結具105は、限定的でない一実施例ではボルトとすることができる。前方壁102と前方センタボディ支持部62は、軸受ユニット66に取り付けられる軸受コンパートメント100(図2にも図示)を画成する。前方壁102は、ギアボックス90がモジュールとしてアクセス可能となるように取外し可能となっている。これにより、ギアボックス90は、迅速なオンウィング保守を容易にするようにアクセス可能となる。
【0030】
潤滑油を封止するとともに出力シャフト108の回転を支持するために、(概略的に図示し、図2にも図示した)種々の軸受構造体104および(概略的に図示し、図2にも図示した)シール106を前方壁102で支持することができる。出力シャフト108は、ファン42を駆動するためにギア付構造体48と接続されている。ファンブレード42Bがファンハブ110から延在し、ファンハブ110は出力シャフト108に取り付けられて出力シャフト108とともに回転する。開示された限定的でない実施例では、ファンハブ110を取り外した後で、軸受構造体104やシール106をユニットとして前方壁102から取り外すことができる。
【0031】
ギアボックス90は、連結シャフト112を介して低スプール30(図1参照)によって駆動される。連結シャフト112は、軸受ユニット66を介してギアボックスにトルクを伝達するとともに、振動や他の過渡的な現象の分離を容易にする。連結シャフト112は、一般に、前方連結シャフト部114と、軸受ユニット66から延在する後方連結シャフト部116と、を含む。前方連結シャフト部114は、後方連結シャフト部116の後方スプライン120と噛み合うインターフェイススプライン118を含む。この限定的でない実施例では、後方連結シャフト部116のインターフェイススプライン122が、低圧圧縮機44の低圧圧縮機ハブ126に設けられたスプライン124とのスプライン係合によって連結シャフト112を低スプール30に接続する。
【0032】
ギアボックスを外すには、出力シャフト108からファンハブ110が取り外される。次に、複数の締結具105を外して、前方センタボディ支持部62から前方壁102を分離する。続いて、複数の締結具88がエンジン20の前方から取り外される。その後、ギア付構造体48が、前方センタボディ支持部62から前方にスライドして外され、これにより、インターフェイススプライン118が後方スプライン120からスライドして外されるとともに外側スプライン82が内部スプライン78からスライドして外される。その結果、ギア付構造体48が、モジュールとしてエンジン20から取り外し可能となる(図8に概略的に図示)。エンジン20からギア付構造体48を外すために他の構成要素を取り外す必要があり得るが、このような取外しはさほど重要でなく、詳細な説明は不要である。さらに、軸受ユニット66やシール64などの他の構成要素も、エンジン20の前方から容易にアクセス可能となる。
【0033】
上述したようにエンジン20の前方からギアボックスを外すことにより、時間および費用が大幅に節減される。ギア付構造体48は、エンジン20からモジュールとして取り外すことができ、それ以上分解する必要がない。さらに、軸受ユニット66とシール64にアクセスするためにはギア付構造体48をエンジンから外す必要があるが、エンジンコア自体へのアクセスにはギア付構造体48を外す必要がない。
【0034】
全図を通して、対応部および相当部には同様の参照符号を付している。図示の実施例では構成要素の特定の配置が示されているが、他の配置も可能である。
【0035】
特定のステップシーケンスが開示、説明および請求項に記載されているが、特に記載がない限り、ステップはあらゆる順番で実行可能であるとともに、分離または組合せ可能であり、なお本発明の利益を受ける。
【0036】
それぞれの異なる実施例は図示された特定の構成要素を有するが、本発明の実施例は、これらの特定の組合せに限定されるものではない。1つの実施例のいくつかの構成要素や特徴部を他の実施例の構成要素や特徴部と組み合わせて使用することができる。
【0037】
上述の説明は、例示的なものであり、限定的なものではない。種々の限定的でない実施例を開示したが、当業者であれば分かるように、上述の教示に照らした種々の改良や変形は添付の請求項の範囲内に含まれる。よって、添付の請求項の範囲内であれば、詳細に説明した以外の方法で本発明を実施することができる。このため、本発明の真の範囲および内容を判断するためには添付の請求項の検討が必要である。
【符号の説明】
【0038】
24…圧縮機部
38A…第2軸受支持部
48…ギア付構造体
60…前方センタボディアセンブリ
62…前方センタボディ支持部
64…シールユニット
66…軸受ユニット
68…可撓性支持部
70…センタリングスプリング
90…ギアボックス
100…軸受コンパートメント
102…前方壁
104…軸受構造体
106…シール

【特許請求の範囲】
【請求項1】
軸受コンパートメントを取り外し、
ガスタービンエンジンの前方部から前記軸受コンパートメント内に収容されたギアボックスへのアクセスを提供することを含むことを特徴とするガスタービンエンジンの保守方法。
【請求項2】
前記軸受コンパートメントを取り外すことは、前方センタボディ支持部から前方壁を取り外すことを含むことを特徴とする請求項1記載のガスタービンエンジンの保守方法。
【請求項3】
前方部から前方センタボディ支持部内に取り付けられた可撓性支持部へのアクセスを提供することをさらに含み、前記可撓性支持部は、前記ギアボックスに取り付けられていることを特徴とする請求項2記載のガスタービンエンジンの保守方法。
【請求項4】
前方センタボディ支持部から軸受ユニットを取り外すことをさらに含むことを特徴とする請求項2記載のガスタービンエンジンの保守方法。
【請求項5】
前記ギアボックスによって駆動される出力シャフトから前記前方壁を取り外すことをさらに含むことを特徴とする請求項2記載のガスタービンエンジンの保守方法。
【請求項6】
前方センタボディアセンブリの前方部から低スプールによって駆動されるギアボックスへのアクセスを提供することを特徴とするガスタービンエンジンの保守方法。
【請求項7】
ギア付構造体に取り付けられたファンを取り外すことをさらに含むことを特徴とする請求項6記載のガスタービンエンジンの保守方法。
【請求項8】
前方センタボディアセンブリの前方部内に位置する複数の締結具を外して、前方センタボディアセンブリの前方センタボディ支持部から前方壁を取り外すことをさらに含むことを特徴とする請求項6記載のガスタービンエンジンの保守方法。
【請求項9】
エンジン軸に沿って画成されたギアボックスと、
前記エンジン軸を中心に画成された前方センタボディ支持部と、
前方センタボディ支持部に取り付けられた前方壁と、を有し、前記前方壁は、前記ギアボックスにアクセスするために前方センタボディ支持部から取外し可能となっていることを特徴とするガスタービンエンジン。
【請求項10】
前方センタボディ支持部は、エンジンの長手方向中心軸を中心に画成されていることを特徴とする請求項9記載のガスタービンエンジン。
【請求項11】
前方センタボディ支持部に取り付けられたシールユニットをさらに有することを特徴とする請求項9記載のガスタービンエンジン。
【請求項12】
前方センタボディ支持部に取り付けられた軸受ユニットと、前記ギアボックスを駆動するように動作可能な低スプールと、をさらに有することを特徴とする請求項9記載のガスタービンエンジン。
【請求項13】
前方センタボディ支持部は、前記前方壁のフランジと接触するフランジを含むことを特徴とする請求項9記載のガスタービンエンジン。
【請求項14】
前記前方壁の前記フランジを前方センタボディ支持部の前記フランジに取り付ける複数の締結具をさらに有することを特徴とする請求項13記載のガスタービンエンジン。
【請求項15】
前記複数の締結具は、ガスタービンエンジンの前方部からアクセス可能であることを特徴とする請求項14記載のガスタービンエンジン。
【請求項16】
前記前方壁は、前記ギアボックスによって駆動される出力シャフトを支持するために軸受ユニットを支持しており、前記出力シャフトは、ファンを駆動するように動作可能であることを特徴とする請求項9記載のガスタービンエンジン。
【請求項17】
前記ギアボックスは、低速スプールの速度とは異なる速度でファン部を駆動することを特徴とする請求項9記載のガスタービンエンジン。
【請求項18】
前方センタボディは、コア流路を少なくとも部分的に画成していることを特徴とする請求項9記載のガスタービンエンジン。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2013−96410(P2013−96410A)
【公開日】平成25年5月20日(2013.5.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−236238(P2012−236238)
【出願日】平成24年10月26日(2012.10.26)
【出願人】(590005449)ユナイテッド テクノロジーズ コーポレイション (581)
【氏名又は名称原語表記】UNITED TECHNOLOGIES CORPORATION