説明

ガスメーターの復帰ボタン用照明装置

【課題】復帰ボタンの操作中であっても復帰ボタンの存在を視覚的に把握できるようにする。
【解決手段】ガスメーター本体部の内部にガスの通過を遮断する遮断弁が設けられると共に、遮断弁を外部から開く復帰ボタン12がガスメーター本体部に対して進退可能に設けられ、遮断弁が閉弁した場合にガスメーター本体部の内部で光源が発光し、光源の光がガスメーター本体部に取り付けられた光透過部材を経て外部に透過するガスメーターの復帰ボタン用照明装置において、光透過部材が復帰ボタンの周りを囲むボタンケース13であって復帰ボタンを進退可能に収容する収容孔34を備えていることを特徴とするガスメーターの復帰ボタン用照明装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ガスメーターの復帰ボタンの位置を明確にするための照明装置に関する。
【背景技術】
【0002】
マイコンガスメーターの使用中に異常が検出されると、遮断弁が自動的に閉鎖される。また、その際にはLED(発光ダイオード)が点滅することにより、遮断弁が閉鎖されたことを使用者に知らせるようにしてある。
【0003】
マイコンガスメーターを再度使用する場合には、復帰ボタンを押して遮断弁を開く復旧作業が必要である。しかしながら、復旧作業を初めて行う人は、どれが復帰ボタンなのか判断のつかないことがある。そのため、復旧手順を絵と文字で示してある操作絵札がマイコンガスメーターには取り付けられていることがある。
【0004】
しかし、マイコンガスメーターの設置場所は、一般的に人目のつきにくいところが多く、そのような場所には照明が設置されていないことがある。従って、日没後には、暗くて操作絵札が視難くなる。こういった場合に遮断弁が閉鎖すると、ガス会社に電話して、復旧作業の手順を教えてもらうことになる。しかしながら、電話で、復帰ボタンの位置を正確に教えることは容易ではない。そこで、復帰ボタンの位置を分かり易くすることが望まれている。
【0005】
図6、図7には、従来の一般的なマイコンガスメーターが示されている。この例では、復帰ボタンとLEDがかなり離れた位置に配置されており、LEDと復帰ボタンは、ガスメーター本体部によって明確に仕切られている。
【0006】
このような例の場合に、遮断弁が閉鎖されてLEDが点滅していると、暗闇では作業者の注意は発光するLEDに向けられ、復帰ボタンの存在には気付かないことになる。
しかも、LEDは、小さく、電池の消耗を考慮した点滅(十数ミリセカンドの短時間の点灯を数秒毎に繰り返すもの。)であるため、目の焦点を合わせることが困難であり、距離感が掴み難い。
また、上記例の場合、図8、図9に示すように、LEDからの光は、平面視した場合で約100度の範囲からしか視認できなかった。
【0007】
なお、復帰ボタンの位置を分かり易くすることを目的とした特許出願としては、例えば、復帰ボタンそのものを光らせるために、遮断弁を開弁するスイッチと開弁時に点滅する表示ランプを一体化した照光式スイッチをプリント基板に固定し、この照光式スイッチの前方に透光性材料からなる押しボタンキー(復帰ボタン)が進退可能に設けられたものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特許第4354032号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、前記特許出願は、復帰ボタン自体を光らせるものであるため、暗闇の中では復帰ボタンを発見することが可能となるが、その反面、復帰ボタンに指を合わせると、暗闇となってしまう。通常、マイコンガスメーターにおいては、復帰ボタンを操作すると、表示ランプが一定時間点灯し、復帰信号が入力されたことを教える。それにも関わらす、この間に暗闇となってしまえば、点灯していることが把握できないので、復帰操作が正常に行われたか判断が出来ない。従って、このような場合であっても、表示ランプの状態を視覚的に把握できることが望ましい。
【0010】
本発明は、上記実情を考慮して創作されたもので、復帰ボタンの操作中であっても復帰ボタンの存在を視覚的に把握できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明は、ガスメーター本体部の内部にガスの通過を遮断する遮断弁が設けられると共に、遮断弁を外部から開く復帰ボタンがガスメーター本体部に対して進退可能に設けられ、遮断弁が閉弁した場合にガスメーター本体部の内部で光源が発光し、光源の光がガスメーター本体部に取り付けられた光透過部材を経て外部に透過するガスメーターの復帰ボタン用照明装置を前提とする。
【0012】
そして、本発明は、光透過部材が復帰ボタンの周りを囲むボタンケースであって復帰ボタンを進退可能に収容する収容孔を備えていることを特徴とする。
【0013】
復帰ボタンの材料は問わない。しかし、光の明度による対比効果によって復帰ボタンを視認し易くするには次のようにすることが望ましい。
すなわち、復帰ボタンがボタンケースよりも光透過率の悪い材料で形成されることである。
【0014】
また、より視認し易くするには次のようにすることが望ましい。
すなわち、復帰ボタンが不透明材料で形成されていることである。
【0015】
ボタンケースは、発光具合を問わない。従って、ボタンケースは、その全体の明度を均一に光らせるものであっても良いが、発光の明度の対比効果を発揮させることにより、復帰ボタンをより視認し易くするものであっても良い。
すなわち、ボタンケースは、光源からの光をガスメーター本体部の正面に通過させつつ、周囲にも拡散させる光拡散レンズであることである。
【0016】
より具体的には次のようにすることが望ましい。
すなわち、ボタンケースは、単一の部品であり、光源からの光を正面に向って導く筒状の案内部と、案内部の先に導かれた光で発光する発光部とから構成され、発光部は、案内部から導かれた光を正面及び周囲に拡散する光拡散部と、収容孔を有していることである。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、ボタンケースとしての光透過部材の中に復帰ボタンが収容されているので、復帰ボタンよりも広い領域で発光しているので、復帰ボタンに指先を当てた場合にでも、周囲が暗くなることはなく、復帰ボタンの操作中であっても復帰ボタンの存在を視覚的に把握できる。しかも、ボタンケースが発光するので、従来よりも目の焦点が合わせ易く、距離感を掴み易いし、広い角度範囲で視認することができる。
【0018】
また、復帰ボタンをボタンケースよりも光透過率の悪い材料で形成してあれば、光の明度による対比効果によって復帰ボタンが浮かび上がるように視認される。その結果、復帰ボタンが視認し易いものとなる。しかも、復帰ボタンを不透明材料で形成してあれば、一段と視認し易いものとなる。
【0019】
更に、ボタンケースが光源からの光をガスメーター本体部の正面に通過させつつ、周囲にも拡散させる拡散レンズであれば、ボタンケース自体に光の明度が生じる部分ができ、光を拡散させた暗い部分によって、ボタンケースがより浮かび上がるように視認される。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明のマイコンガスメーターの復帰ボタン用照明装置の一例を示す正面図である。
【図2】復帰ボタン用照明装置の主要部品を分解した状態を示す斜視図である。
【図3】本発明のマイコンガスメーターの復帰ボタン用照明装置の一例を示す縦断面図である。
【図4】ボタンケースの縦断面図である。
【図5】本発明のマイコンガスメーターの復帰ボタン用照明装置の一例を一部切欠いて示す平面図である。
【図6】従来のマイコンガスメーター(膜式)の一例を示す正面図である。
【図7】従来のマイコンガスメーター(超音波式)の一例を示す正面図である。
【図8】従来のマイコンガスメーター(膜式)の一例を、一部切欠いて示す平面図である。
【図9】従来のマイコンガスメーター(超音波式)の一例を、一部切欠いて示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
図1〜図4には本発明のガスメーターの復帰ボタン用照明装置の一実施例が示されている。この実施例での照明装置は、主要な部品として、復帰ボタン12、復帰ボタン12を進退可能に収容するボタンケース13、ボタンケース13への雨水の浸入を防ぐケースパッキン11、復帰ボタン12の位置を定位置に保つ弾性部材としてのゴムキャップ14、光源としてのLED17、遮断弁の開弁用スイッチ18、ゴムキャップ14の後方への変形を開弁用スイッチ18に伝達するスペーサ15、ボタンケース13を前ボディ92に固定する押え板16を備えている。以下、これら主要な部品についてその構成や部品同士の連結構造を述べる。
【0022】
ケースパッキン11は、四角形の板状である。
【0023】
復帰ボタン12は、光を通さない合成樹脂の不透明材料で形成される。また、復帰ボタン12は、円盤状のボタン本体部21と、ボタン本体部21の中央部から後方に突出する棒状の固定部22とから構成される。
【0024】
ゴムキャップ14は、前方に向ってお碗状に膨らむ膨出部41と、膨出部41の外周の全長に亘って外側に突出するリング状の連結部42とから構成される。
【0025】
ボタンケース13は、単一の部品、すなわち合成樹脂の一体成型品であって、光透過材料によって形成される。つまり、光透過部材である。また、ボタンケース13は、LED17からの光を正面に向って導く案内部31と、案内部31から前方に導かれた光で発光する発光部32と、から構成される。
【0026】
案内部31は、前後方向に延長する筒状(円筒状)に形成されており、この中をLED17の光が直進する。
【0027】
発光部32は、肉厚の厚い板状であって、正面視して案内部31よりも外側(左右及び上下方向)に広がる形状、図示の例では左右方向よりも上下方向に広がる縦長形状であって、外周がトラック形状をしている。
このようなトラック形状の発光部32の後部は、前部に比べてその外周が全長に亘って大きな段付き形状の外鍔部32aとなっている。一方、発光部32の前部の形状に対応させて、ケースパッキン11、ガスメーター本体部91の前ボディ92に貫通孔11a、92aが前後方向に貫通して形成されている。従って、前ボディ92とケースパッキン11の各貫通穴92a、11aに発光部32の前部を嵌め込むことにより、前ボディ92に対してケースパッキン11とボタンケース13が位置決めされる。なお、前ボディ92の貫通孔92aの下には、復帰ボタン12の存在を視認させるために、「復帰スイッチ」あるいは「開スイッチ」等の表記がしてある。
【0028】
また、発光部32の前面上部には、光拡散部としての凹部33が形成されている。凹部33の中心は、案内部31の円筒の中心と一致するようになっている。また、凹部33は、テーパー状に窪んでおり、LED17から放射された光の一部が凹部33の中心部を直進し、光の残りが凹部33の外周部に当たって凹部33よりも外側に拡散されることによって、凹部33を明るく光らせ、凹部33よりも外周側を暗く光らせる。従って、発光部32を含むボタンケース13は、光拡散レンズである。
凹部33は透明で、発光部32の正面部(前面)にすりガラス状の細かい凹凸をつけてある。従って、凹部33の外周部に当たって凹部33よりも外側に拡散された光は、すりガラス状の細かい凹凸に反射することにより、ボタンケース13を光らせる効果が高まる。
【0029】
更に、発光部32の前面下部には、復帰ボタン12を進退可能に収容する収容孔34が前後方向に貫通して形成されている。収容孔34は、正面視円形であって、前部の直径に比べて後部のそれが内向きに絞られて小さくなっている段付き形状である。つまり、収容孔34の後部は、内側に突出する円形状の内鍔部34aによって狭まっている。段付き形状をした収容孔34の前部は、復帰ボタン12のボタン本体部21よりもよりも僅かに大きく、収容孔34の後部は、ゴムキャップ14の膨出部41の形状にほぼ一致する大きさとしてある。
【0030】
また、発光部32を背面視すると、後面には収容孔34の全周に亘って連続する円形状の溝部35が形成されている。この溝部35の外周部は、内周部よりも深く形成されている。そして、この溝部35の外周部に対応する円形状の係止部42aがゴムキャップ14の連結部42の外周部から前側に突出して形成されている。係止部42aを溝部35の外周部に嵌め込むことにより、ゴムキャップ14がボタンケース13に位置決めされ、このとき内鍔部34aよりも前方にゴムキャップ14の膨出部41の前部が突出する状態となる。
【0031】
ゴムキャップ14の膨出部41は、その前面中央部に窪んだ受入穴41aを有している。一方、復帰ボタン12の固定部22の先部(後部)は、その直径がそれ以外の部分(前部)よりも大きくなっており、受入穴41aの形状に対応した形である。従って、固定部22の先部が受入穴41aに収容されることにより、復帰ボタン12とゴムキャップ14が連結される。
【0032】
連結された復帰ボタン12のボタン本体部21と、収容孔34の奥部の外周を形成する内鍔部34aとの前後間に、隙間が形成されており、この隙間が復帰ボタン12を後方に移動可能とする間隔となる。そして、復帰ボタン12が固定されるゴムキャップ14の膨出部41(受入穴41a)の裏面側にスペーサ15が配置される。
【0033】
スペーサ15は、正面視円形のブロックで、押え板16の厚みよりも前後方向に長い形状である。
【0034】
押え板16は、スペーサ15を進退可能に収容する第2の孔62が前後方向に貫通して形成されている。スペーサ15を安定して収容するために、押え板16は第2の孔62の周りを形成する部分の肉厚を厚く形成してある。また、第2の孔62の形成位置は、開弁用スイッチ18に対向する位置でもある。そして、押え板16に収容されたスペーサ15は、普段においてはその前部が押え板16よりも前方に突出しており、復帰ボタン12の後退時には対応して後方に移動する。
【0035】
また、押え板16には第2の孔62よりも上側に第1の孔61が前後方向に貫通して形成されている。第1の孔61は、ボタンケース13の案内部31を挿通するもので、LED17に対向する位置に形成されている。
【0036】
このような押え板16は、前ボディ92に固定する。このため、正面視四角形の押え板16の四隅にはビス止め用の小孔63が前後方向に貫通して形成されており、前ボディ92の後面の対応する箇所には図示しない雌ネジ穴が形成されている。また、四角形のケースパッキン11の四隅、ボタンケース13の発光部32(外鍔部32a)の対応箇所にも、ビス留め用の切欠部11b、32bが形成されている。押え板16を前ボディ92にビス留めすることにより、押え板16と前ボディ92との間に、ケースパッキン11、ボタンケース13の外鍔部32aが挟まれ、これら各部品が位置決めして保持される。また、押え板16とボタンケース13の発光部32との間にゴムキャップ14が挟持される。
【0037】
このように、筐体としてのガスメーター本体部91の前ボディ92に対して押え板16を取り付けることにより、ケースパッキン11、ボタンケース13、ゴムキャップ14及びスペーサ15が取り付けられる。一方、LED17と開弁用スイッチ18は、マイコンガスメーターの制御を司るマイクロコンピュータ等を固定する基板90に対して正面視して間隔をあけて取り付けられている。
【0038】
なお、ガスメーター本体部91は、その上部に配管用のガス入口93とガス出口94を突出して設けてあり、内部にはガス入口93とガス出口94を繋ぐ図示しない流路が形成されている。また、この流路を開閉可能な遮断弁(図示省略)が設けられている。ちなみに、前ボディ92の上部の幅中央部には液晶表示部95が設けられ、幅左側にはボタンケース13及び復帰ボタン12が設けられている。
【0039】
上述した主要な部品を備えたガスメーターの復帰ボタン用照明装置は、以下のように作用する。マイコンガスメーターの使用中に異常が検出されると、遮断弁が自動的に閉鎖される。すると、LED17が点滅する。発光部32の凹部33では、強い光が発せられ、凹部33以外の箇所では、弱い光が発せられる。凹部33によって光が拡散されることから、図5に示すように、平面視すると、約160度の角度範囲でLEDを視認することができる。また、復帰ボタン12の周りを囲むようにボタンケース13の発光部32が形成されていることから、LED17の光によって発光するボタンケース13と、光を通さない復帰ボタン12との光の明度の対比効果により、LED17の中に復帰ボタン12が浮かび上がるように視認される。
【0040】
また、遮断弁を開くために指先を復帰ボタン12に当てた場合でも、ボタンケース13の発光部32は、その表面を全く塞がれない。復帰ボタン12を押し込むと、その動きに連動してゴムキャップ14の膨出部41が後方に凹み、膨出部41の後に順次配置されているスペーサ15、開弁用スイッチ18が押し込まれる。そして、開弁用スイッチ18の開弁信号を受けて、マイクロコンピュータがLED17を一定時間点灯させる。それに伴ってボタンケース13が発光する。また、一定時間経過後にマイクロコンピュータが開弁信号を図示しないアクチュエータに出力し、そのアクチュエータが遮断弁を自動的に開弁する。
【0041】
押し込んだ指を復帰ボタン12から外すと、開弁用スイッチ18の先部が前方に突出して元通りの形状となり、ゴムキャップ14の膨出部41もその弾性力によって復元して、復帰ボタン12が前方に移動する。
【0042】
本発明は、上記例に限定されるものではない。例えば、ボタンケース13の発光部32は、縦長のトラック形状であったが、横長等の他形状であっても良い。また、復帰ボタンは、光を通さない不透明材料に限らず、ボタンケースよりも光透過率の悪い(低い)材料で形成されていても良い。
【符号の説明】
【0043】
11ケースパッキン
11a貫通孔
11b切欠部
12復帰ボタン
13ボタンケース(光透過部材)
14ゴムキャップ(弾性部材)
15スペーサ
16押え板
17LED(光源)
18開弁用スイッチ
21ボタン本体部
22固定部
31案内部
32発光部
32a外鍔部
32b切欠部
33凹部(光拡散部)
34収容孔
34a内鍔部
35溝部
41膨出部
41a受入穴
42連結部
42a係止部
61第1の孔
62第2の孔
63小孔
90基板
91ガスメーター本体部
92前ボディ
92a貫通孔
93ガス入口
94ガス出口
95液晶表示部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ガスメーター本体部の内部にガスの通過を遮断する遮断弁が設けられると共に、遮断弁を外部から開く復帰ボタンがガスメーター本体部に対して進退可能に設けられ、遮断弁が閉弁した場合にガスメーター本体部の内部で光源が発光し、光源の光がガスメーター本体部に取り付けられた光透過部材を経て外部に透過するガスメーターの復帰ボタン用照明装置において、
光透過部材が復帰ボタンの周りを囲むボタンケースであって復帰ボタンを進退可能に収容する収容孔を備えていることを特徴とするガスメーターの復帰ボタン用照明装置。
【請求項2】
復帰ボタンがボタンケースよりも光透過率の悪い材料で形成されることを特徴とする請求項1に記載のガスメーターの復帰ボタン用照明装置。
【請求項3】
復帰ボタンが不透明材料で形成されていることを特徴とする請求項2に記載のガスメーターの復帰ボタン用照明装置。
【請求項4】
ボタンケースは、光源からの光をガスメーター本体部の正面に通過させつつ、周囲にも拡散させる光拡散レンズであることを特徴とする請求項1、2又は3に記載のガスメーターの復帰ボタン用照明装置。
【請求項5】
ボタンケースは、単一の部品であり、光源からの光を正面に向って導く筒状の案内部と、案内部の先に導かれた光で発光する発光部とから構成され、
発光部は、案内部から導かれた光を正面及び周囲に拡散する光拡散部と、収容孔を有していることを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載のガスメーターの復帰ボタン用照明装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2013−40821(P2013−40821A)
【公開日】平成25年2月28日(2013.2.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−176938(P2011−176938)
【出願日】平成23年8月12日(2011.8.12)
【出願人】(000222211)東洋ガスメーター株式会社 (34)
【Fターム(参考)】