ガス供給集積ユニット
【課題】
本発明は、徹底した軽量化の実現を図るとともに、ガスの圧力損失を少なくでき、また、製作費が安く、かつ施工性も優れる効果を備え、かつ汎用性のあるガス供給集積ユニットを提供することを目的とする。
【解決手段】
本発明は、以下の特徴を有する。(1)ガスの流れを制御するモジュールと、モジュールが搭載されるベースと、を有するガス供給集積ユニットにおいて、板状受け部34とU字配管部35とからなるU字配管部材12を有すること。(2)モジュールとU字配管部材12との間に配設され、ボルト32によりベースに締結されるテンプレート13を有すること。(3)テンプレート13には、ベースとの締結部13aとU字配管部材12の位置決め部13bとからなる略コの字型断面が形成されていること。(4)ベースとして、レール11を使用すること。
本発明は、徹底した軽量化の実現を図るとともに、ガスの圧力損失を少なくでき、また、製作費が安く、かつ施工性も優れる効果を備え、かつ汎用性のあるガス供給集積ユニットを提供することを目的とする。
【解決手段】
本発明は、以下の特徴を有する。(1)ガスの流れを制御するモジュールと、モジュールが搭載されるベースと、を有するガス供給集積ユニットにおいて、板状受け部34とU字配管部35とからなるU字配管部材12を有すること。(2)モジュールとU字配管部材12との間に配設され、ボルト32によりベースに締結されるテンプレート13を有すること。(3)テンプレート13には、ベースとの締結部13aとU字配管部材12の位置決め部13bとからなる略コの字型断面が形成されていること。(4)ベースとして、レール11を使用すること。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ガス供給集積ユニットに関するものである。
【背景技術】
【0002】
ガス供給集積ユニットの従来技術として、以下のような特許文献が存在する。
<従来技術1>
まず、特許文献1および特許文献2では、図8に示すように、ユニット101に対して上方向にネジ131を外すだけで容易に流体制御弁121の取り外しができるとする。また、排気手段122を流体制御弁121の近傍に取り付けることにより、流路内のガスの滞留を防止できるとする。
<従来技術2>
また、特許文献3および特許文献4では、図9に示すように、横流路ブロック211〜218を断面略凸形状とし、余分な肉厚部分が削除されるとして、ガス供給集積ユニット201の軽量化を図ろうとしている。
<従来技術3>
また、特許文献5および特許文献6では、図10に示すように逆止弁321、パージ弁322、レギュレータ323、マスフローコントローラ324、ガス供給弁325などのモジュール数を少なくし、これらを一つのベースブロック311に搭載するとして、ガス供給集積ユニット301の軽量化を図ろうとしている。
【特許文献1】特許2568365号公報(第0014−0017段落、第1図)
【特許文献2】特許2875958号公報(第0010−0012段落、第1図)
【特許文献3】特開平11−351500号公報(第0006−0008段落、第2図)
【特許文献4】特開2000−35148号公報(第0014段落、第2図)
【特許文献5】特開2001−227657号公報(第0011段落など、第1図)
【特許文献6】特開2001−235099号公報(第0034段落、第1図)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上記特許文献における従来技術には以下の問題点がある。
図8に示すように、特許文献1および特許文献2では、出力弁ブロック113、方向変換ブロック114,115、入力ブロック116などを使用するが、いずれも流路部以外に余分な肉厚部分が存在し、重量が大きい。そのため、ユニット101全体の重量が大きくなってしまう。
また、特許文献1および特許文献2では、流路内のガスの滞留を防止するために別途排気手段122を取り付けなければならない。
また、図9に示すように、特許文献3および特許文献4では、横流路ブロック211〜218が自ら各モジュールを支えたり、流路スペースを確保する必要があるため、余分な肉厚部分を削除できる量には限界がある。そのため、搭載するモジュールなどによってはガス供給集積ユニット201の軽量化を図ることが困難な場合が生じてしまう。
また、特許文献5および特許文献6では、搭載できるモジュール数が制限され、ガス供給集積ユニット301の汎用化を図れなくなってしまう。
【0004】
そこで本発明は、徹底した軽量化の実現を図るとともに、ガスの圧力損失を少なくでき、また、製作費が安く、かつ施工性も優れる効果を備え、かつ汎用性のあるガス供給集積ユニットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明のガス供給集積ユニットは、上記課題を解決するために以下のような構成上の特徴を有している。
(1)ガスの流れを制御するモジュールと、モジュールが搭載されるベースと、を有するガス供給集積ユニットにおいて、板状受け部とU字配管部とからなるU字配管部材を有すること。
(2)モジュールとU字配管部材との間に配設され、ボルトによりベースに締結されるテンプレートを有すること。
(3)テンプレートには、ベースとの締結部とU字配管部材の位置決め部とからなる略コの字型断面が形成されていること。
(4)ベースとして、レールを使用すること。
【発明の効果】
【0006】
本発明のガス供給集積ユニットは、次のように作用効果を奏する。
本発明のガス供給集積ユニットは、ガスの流れを制御するモジュールと、モジュールが搭載されるベースとを有するガス供給集積ユニットにおいて、板状受け部とU字配管部とからなるU字配管部材を有するので、U字配管部材自体に余分な肉厚部分が無くガス供給集積ユニットの軽量化を図ることができ、流路内にガスの滞留部分が発生せずガスの圧力損失を少なくすることができ、U字配管部材の加工方法が簡単で製作費を安くすることができ、このようなU字配管部材を使用することにより安い製作費でガス供給集積ユニットを組み立てることができ、U字配管部材を連ねて必要な数のモジュールを集積することができガス供給集積ユニットとしての汎用性を実現することができる。
【0007】
本発明のガス供給集積ユニットは、モジュールとU字配管部材との間に配設され、ボルトによりベースに締結されるテンプレートを有するので、テンプレートの板厚の大きさの調整によって、モジュールの流路とU字配管部材の流路の接合部分に挟まれるガスケットの過剰な締め付けを防止でき、ガス供給集積ユニットの組み立て時における別途調整が不要で、その施工性が優れる。
【0008】
本発明のガス供給集積ユニットは、テンプレートには、U字配管部材との接触部およびベースとの接触部とからなる略コの字型断面が形成されているので、テンプレートによりU字配管部材のライン方向の位置決めがなされ、ガス供給集積ユニットの組み立て時における別途調整が不要で、その施工性が優れる。
【0009】
本発明のガス供給集積ユニットは、ベースとして、レールを使用するので、搭載品のライン方向の配置が自由であり、使用状況や目的に応じたガス供給集積ユニットの組み立てができ、その施工性が優れる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明に係るガス供給集積ユニットの実施例について説明する。
【実施例1】
【0011】
まず、実施例1として、ガス供給集積ユニット1の構成を説明する。図1は、ガス供給集積ユニット1の正面図と側面図を示す。
図1に示すように、ガス供給集積ユニット1はレール11、U字配管部材12、テンプレート13を有している。そして、モジュールの集積の一例として、手動バルブモジュール21、レギュレータモジュール22、圧力センサ23、バルブモジュール24,25、マスフローコントローラ26、バルブモジュール27を搭載している。
また、図2に示すように、U字配管部材12は板状受け部34とU字配管部35で構成されている。
なお、図1における側面図に示すようにレール11は2本使用され、その間にU字配管部材12のU字配管部35が配設されている。そのため、実際には外観からU字配管部35は確認できないが、説明の都合上、図1における正面図では手前側のレール11を取り外して示している。
【0012】
ここで、上記に示したように、U字配管部材12は板状受け部34とU字配管部35で構成されている。そのため、従来のように、金属のブロック体に対し単純に流路を成形した配管ブロックに比べ、余分な肉厚部分が無く、U字配管部材12の軽量化を図ることができる。従って、このようなU字配管部材12を使用することにより、ガス供給集積ユニット1全体において徹底した軽量化を図ることができる。
また、U字配管部35として流路をU字形状にするので、流路内にガスの滞留部分が発生せず、ガスの圧力損失を少なくすることができる。
さらに、U字配管部材12の加工方法は、市販の配管をU字に曲げたものを板状の部材に溶接などで接合させる方法などが考えられる。このように、加工方法は簡単なので製作費を安くすることができる。従って、このようなU字配管部材12を使用することにより、安い製作費でガス供給集積ユニットを組み立てることができる。また、市販の配管を使用するので、そのサイズを適宜選定することにより、その使用場所に応じてU字配管部材12の大きさを自由に変更することができる。
なお、図2の(a)上面図に示すように、U字配管部材12には、ガス流路口12aと、ボルト31を取り付けるためのネジ孔12bが形成されている。
【0013】
また、上記した各モジュールは、各々ボルト31によりテンプレート13を挟んでU字配管部材12に締結されている。ここで、テンプレート13の形状を図3に示す。このテンプレート13は、その締結部13aにおいて、ボルト32によりレール11内のネジ止め部品36に締結されている。そのため、各モジュールはテンプレート13を介して間接的にレール11に締結されていることになる。
さらに、テンプレート13は、その位置決め部13bにおいて、同時にU字配管部材12をガス供給集積ユニット1のライン方向(ガス供給経路方向)に位置決めすることができる。そのため、U字配管部材12の流路の位置が定まるので、モジュールの搭載時においてU字配管部材12の流路とモジュールの流路との間の位置調整が容易となる。
【0014】
また、上記のように、テンプレート13により、U字配管部材12はライン方向に位置決めがなされているが、図11に示すように、高さ方向においてはレール11との間にある程度のスペースを持たせている。そのため、ボルト31によってU字配管部材12と締結される各モジュールは、ボルト31の締め付け度合いによりその設置高さを調整しながら搭載することができる。
さらに、ネジ止め部品36はゴムなどの弾性部材であるので、ボルト32の締め付け度合いによりテンプレート13を介して、各モジュールの設置高さを調整しながら搭載することもできる。なお、同様の効果を得るために、ネジ止め部品36とテンプレート13の間にゴムワッシャーやバネ座金などを挟み込むこととしてもよい。
【0015】
また、各モジュールの流路とU字配管部材12の流路の接合部分には、ガス漏れを防止するためガスケット33を挟む必要がある。ここで、図4に示すように、本発明ではモジュール(図4では手動バルブモジュール21を参考例とする。)とU字配管部材12の間にテンプレート13が挟まれている。そのため、テンプレート13の板厚の大きさを調整することにより、ガスケット33のつぶし量を管理して、ガスケット33の過剰な締め付けを防止することができる。従って、ガス供給集積ユニット1の組み立て時に、ガスケット33の締め付けに対して余計な注意を払う必要はない。
なお、図3の(a)上面図に示すように、テンプレート13には、上記のようにガスケット33の過剰な締め付けを防止する役割を有するシール孔13c、ボルト31を通すための通し孔13d、ボルト32を通すための通し孔13eが形成されている。
【0016】
次に、本発明に係るガス供給集積ユニット1の組み立て方法を説明する。
(1)まず、レール11を2本用意する。(2)このレール11上に一つ目のテンプレート13を任意の位置に位置決めし、ボルト32で固定する。(3)次に、一つ目のU字配管部材12をレール11上に搭載し、一つ目のテンプレート13の位置決め部13bに接触させる。(4)次に、二つ目のテンプレート13をレール11上に搭載し、その位置決め部13bを一つ目のU字配管部材12に接触させてボルト32で固定する。以降、このような方法で順次組み立てていき、これにボルト31で締結しながら各モジュールを搭載することによりモジュールの集積を図ることができる。
【0017】
以上のような実施例1の発明により、以下の効果が得られる。
本発明のガス供給集積ユニット1では、ガスの流れを制御するモジュールと、モジュールが搭載されるレール11と、を有するガス供給集積ユニットにおいて、板状受け部34とU字配管部35とからなるU字配管部材12を有するので、U字配管部材12自体に余分な肉厚部分が無くガス供給集積ユニットの軽量化を図ることができ、流路内にガスの滞留部分が発生せずガスの圧力損失を少なくすることができ、U字配管部材12の加工方法が簡単で製作費を安くすることができ、このようなU字配管部材12を使用することにより安い製作費でガス供給集積ユニットを組み立てることができ、U字配管部材12を連ねて必要な数のモジュールを集積することができガス供給集積ユニットとしての汎用性を実現することができる。
【0018】
本発明のガス供給集積ユニット1では、モジュールとU字配管部材12との間に配設され、ボルト32によりレール11に締結されるテンプレート13を有するので、テンプレート13の板厚の大きさの調整によって、モジュールの流路とU字配管部材12の流路の接合部分に挟まれるガスケットの過剰な締め付けを防止でき、ガス供給集積ユニットの組み立て時における別途調整が不要で、その施工性が優れる。
【0019】
本発明のガス供給集積ユニット1では、テンプレート13に、レール11との締結13a部とU字配管部材12の位置決め部13bとからなる略コの字型断面が形成されているので、テンプレートによりU字配管部材12のライン方向の位置決めがなされ、ガス供給集積ユニットの組み立て時における別途調整が不要で、その施工性が優れる。
【0020】
本発明のガス供給集積ユニット1では、ベースとして、レール11を使用するので、モジュールや配管ブロック12やテンプレート13などの搭載品のライン方向の配置が自由であり、使用状況や目的に応じたガス供給集積ユニット1の組み立てが図れ、その施工性が優れる。
【実施例2】
【0021】
次に、実施例2として、ガス供給集積ユニット2の構成を説明する。
基本的に実施例1のガス供給集積ユニット1と共通するので、かかる共通点については説明を省略し、異なる特徴点を以下に説明する。
図5に示すように、ガス供給集積ユニット2はレール11の代わりにベース14を使用する点、テンプレート15およびテンプレート16の形状が異なる点、フランジ17を使用する点で実施例1のガス供給集積ユニット1と異なる。
テンプレート15の形状を図6に、テンプレート16の形状を図7に示す。
ここで、テンプレート15,16の位置決め部15b,16bの長さは、実施例1のテンプレート13の位置決め部13bよりも大きい。これにより、U字配管部材12の設置空間を確保できるとともに、このテンプレート15,16を使用することにより、ガス供給集積ユニット全体において、より徹底した軽量化を図ることができる。
なお、図6,7の(a)上面図に示すように、テンプレート15,16には、上記のようにガスケット33の過剰な締め付けを防止する役割を有するシール孔15c,16c、ボルト31を通すための通し孔15d,16d、ボルト32を通すための通し孔15e,16eが形成されている。
【0022】
次に、本発明に係るガス供給集積ユニット2の組み立て方法を説明する。
(1)まず、ベース14にフランジ17とテンプレート15を取り付ける。(2)次に、テンプレート15のブロック受け部15fに一つ目のU字配管部材12の一方側を載せ、その後一つ目のテンプレート16をベース14に取り付けつつU字配管部材12の他方側を、このテンプレート16の一方のブロック受け部16fに載せる。(3)次に、このテンプレート16の他方のブロック受け部16fにU字配管部材12の一方側を載せる。以降、このような方法で順次組み立てていき、これにボルト31で締結しながら各モジュールを搭載することによりモジュールの集積を図ることができる。
【0023】
以上のような実施例2の発明により、以下の効果が得られる。
本発明のガス供給集積ユニット2では、ガスの流れを制御するモジュールと、モジュールが搭載されるベース14と、を有するガス供給集積ユニットにおいて、板状受け部34とU字配管部35とからなるU字配管部材12を有するので、U字配管部材12自体に余分な肉厚部分が無くガス供給集積ユニットの軽量化を図ることができ、流路内にガスの滞留部分が発生せずガスの圧力損失を少なくすることができ、U字配管部材12の加工方法が簡単で製作費を安くすることができ、このようなU字配管部材12を使用することにより安い製作費でガス供給集積ユニットを組み立てることができ、U字配管部材12を連ねて必要な数のモジュールを集積することができガス供給集積ユニットとしての汎用性を実現することができる。
【0024】
本発明のガス供給集積ユニット2では、モジュールとU字配管部材12との間に配設され、ボルト32によりベース14に締結されるテンプレート15,16を有するので、テンプレート13の板厚の大きさの調整によって、モジュールの流路とU字配管部材15,16の流路の接合部分に挟まれるガスケットの過剰な締め付けを防止でき、ガス供給集積ユニットの組み立て時における別途調整が不要で、その施工性が優れる。
【0025】
本発明のガス供給集積ユニット2では、テンプレート15,16に、ベース14との締結部15a,16aとU字配管部材12の位置決め部15b,16bとからなる略コの字型断面が形成されているので、テンプレート15,16によりU字配管部材12のライン方向の位置決めがなされ、ガス供給集積ユニットの組み立て時における別途調整が不要で、その施工性が優れる。
【0026】
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】実施例1のガス供給集積ユニットの外観図である。
【図2】U字配管部材の形状を表す図である。((a)上面図、(b)上面図のA−A断面、(c)側面図を示す。)
【図3】実施例1のテンプレートの形状を表す図である。((a)上面図、(b)上面図のA−A断面、(c)側面図、(d)背面図を示す。)
【図4】モジュールの流路と配管ブロックの流路の接合部分を表す図である。((a)ボルトの締め付け前、(b)ボルトの締め付け後を示す。)
【図5】実施例2のガス供給集積ユニットの外観図である。
【図6】実施例2のテンプレートの形状を表す図である。((a)上面図、(b)上面図のA−A断面、(c)側面図、(d)背面図を示す。)
【図7】実施例2のテンプレートの形状を表す図である。((a)上面図、(b)上面図のA−A断面、(c)側面図、(d)背面図を示す。)
【図8】特許文献1および特許文献2のガス供給集積ユニットの外観図である。
【図9】特許文献3および特許文献4のガス供給集積ユニットの外観図である。
【図10】特許文献5および特許文献6のガス供給集積ユニットの外観図である。
【図11】実施例1のガス供給集積ユニットにおいて、テンプレート周辺の拡大図である。
【符号の説明】
【0028】
1 ガス供給集積ユニット
2 ガス供給集積ユニット
11 レール
12 配管ブロック
13 テンプレート
14 ベース
15 テンプレート
16 テンプレート
17 フランジ
33 ガスケット
36 ネジ止め部品
【技術分野】
【0001】
本発明は、ガス供給集積ユニットに関するものである。
【背景技術】
【0002】
ガス供給集積ユニットの従来技術として、以下のような特許文献が存在する。
<従来技術1>
まず、特許文献1および特許文献2では、図8に示すように、ユニット101に対して上方向にネジ131を外すだけで容易に流体制御弁121の取り外しができるとする。また、排気手段122を流体制御弁121の近傍に取り付けることにより、流路内のガスの滞留を防止できるとする。
<従来技術2>
また、特許文献3および特許文献4では、図9に示すように、横流路ブロック211〜218を断面略凸形状とし、余分な肉厚部分が削除されるとして、ガス供給集積ユニット201の軽量化を図ろうとしている。
<従来技術3>
また、特許文献5および特許文献6では、図10に示すように逆止弁321、パージ弁322、レギュレータ323、マスフローコントローラ324、ガス供給弁325などのモジュール数を少なくし、これらを一つのベースブロック311に搭載するとして、ガス供給集積ユニット301の軽量化を図ろうとしている。
【特許文献1】特許2568365号公報(第0014−0017段落、第1図)
【特許文献2】特許2875958号公報(第0010−0012段落、第1図)
【特許文献3】特開平11−351500号公報(第0006−0008段落、第2図)
【特許文献4】特開2000−35148号公報(第0014段落、第2図)
【特許文献5】特開2001−227657号公報(第0011段落など、第1図)
【特許文献6】特開2001−235099号公報(第0034段落、第1図)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上記特許文献における従来技術には以下の問題点がある。
図8に示すように、特許文献1および特許文献2では、出力弁ブロック113、方向変換ブロック114,115、入力ブロック116などを使用するが、いずれも流路部以外に余分な肉厚部分が存在し、重量が大きい。そのため、ユニット101全体の重量が大きくなってしまう。
また、特許文献1および特許文献2では、流路内のガスの滞留を防止するために別途排気手段122を取り付けなければならない。
また、図9に示すように、特許文献3および特許文献4では、横流路ブロック211〜218が自ら各モジュールを支えたり、流路スペースを確保する必要があるため、余分な肉厚部分を削除できる量には限界がある。そのため、搭載するモジュールなどによってはガス供給集積ユニット201の軽量化を図ることが困難な場合が生じてしまう。
また、特許文献5および特許文献6では、搭載できるモジュール数が制限され、ガス供給集積ユニット301の汎用化を図れなくなってしまう。
【0004】
そこで本発明は、徹底した軽量化の実現を図るとともに、ガスの圧力損失を少なくでき、また、製作費が安く、かつ施工性も優れる効果を備え、かつ汎用性のあるガス供給集積ユニットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明のガス供給集積ユニットは、上記課題を解決するために以下のような構成上の特徴を有している。
(1)ガスの流れを制御するモジュールと、モジュールが搭載されるベースと、を有するガス供給集積ユニットにおいて、板状受け部とU字配管部とからなるU字配管部材を有すること。
(2)モジュールとU字配管部材との間に配設され、ボルトによりベースに締結されるテンプレートを有すること。
(3)テンプレートには、ベースとの締結部とU字配管部材の位置決め部とからなる略コの字型断面が形成されていること。
(4)ベースとして、レールを使用すること。
【発明の効果】
【0006】
本発明のガス供給集積ユニットは、次のように作用効果を奏する。
本発明のガス供給集積ユニットは、ガスの流れを制御するモジュールと、モジュールが搭載されるベースとを有するガス供給集積ユニットにおいて、板状受け部とU字配管部とからなるU字配管部材を有するので、U字配管部材自体に余分な肉厚部分が無くガス供給集積ユニットの軽量化を図ることができ、流路内にガスの滞留部分が発生せずガスの圧力損失を少なくすることができ、U字配管部材の加工方法が簡単で製作費を安くすることができ、このようなU字配管部材を使用することにより安い製作費でガス供給集積ユニットを組み立てることができ、U字配管部材を連ねて必要な数のモジュールを集積することができガス供給集積ユニットとしての汎用性を実現することができる。
【0007】
本発明のガス供給集積ユニットは、モジュールとU字配管部材との間に配設され、ボルトによりベースに締結されるテンプレートを有するので、テンプレートの板厚の大きさの調整によって、モジュールの流路とU字配管部材の流路の接合部分に挟まれるガスケットの過剰な締め付けを防止でき、ガス供給集積ユニットの組み立て時における別途調整が不要で、その施工性が優れる。
【0008】
本発明のガス供給集積ユニットは、テンプレートには、U字配管部材との接触部およびベースとの接触部とからなる略コの字型断面が形成されているので、テンプレートによりU字配管部材のライン方向の位置決めがなされ、ガス供給集積ユニットの組み立て時における別途調整が不要で、その施工性が優れる。
【0009】
本発明のガス供給集積ユニットは、ベースとして、レールを使用するので、搭載品のライン方向の配置が自由であり、使用状況や目的に応じたガス供給集積ユニットの組み立てができ、その施工性が優れる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明に係るガス供給集積ユニットの実施例について説明する。
【実施例1】
【0011】
まず、実施例1として、ガス供給集積ユニット1の構成を説明する。図1は、ガス供給集積ユニット1の正面図と側面図を示す。
図1に示すように、ガス供給集積ユニット1はレール11、U字配管部材12、テンプレート13を有している。そして、モジュールの集積の一例として、手動バルブモジュール21、レギュレータモジュール22、圧力センサ23、バルブモジュール24,25、マスフローコントローラ26、バルブモジュール27を搭載している。
また、図2に示すように、U字配管部材12は板状受け部34とU字配管部35で構成されている。
なお、図1における側面図に示すようにレール11は2本使用され、その間にU字配管部材12のU字配管部35が配設されている。そのため、実際には外観からU字配管部35は確認できないが、説明の都合上、図1における正面図では手前側のレール11を取り外して示している。
【0012】
ここで、上記に示したように、U字配管部材12は板状受け部34とU字配管部35で構成されている。そのため、従来のように、金属のブロック体に対し単純に流路を成形した配管ブロックに比べ、余分な肉厚部分が無く、U字配管部材12の軽量化を図ることができる。従って、このようなU字配管部材12を使用することにより、ガス供給集積ユニット1全体において徹底した軽量化を図ることができる。
また、U字配管部35として流路をU字形状にするので、流路内にガスの滞留部分が発生せず、ガスの圧力損失を少なくすることができる。
さらに、U字配管部材12の加工方法は、市販の配管をU字に曲げたものを板状の部材に溶接などで接合させる方法などが考えられる。このように、加工方法は簡単なので製作費を安くすることができる。従って、このようなU字配管部材12を使用することにより、安い製作費でガス供給集積ユニットを組み立てることができる。また、市販の配管を使用するので、そのサイズを適宜選定することにより、その使用場所に応じてU字配管部材12の大きさを自由に変更することができる。
なお、図2の(a)上面図に示すように、U字配管部材12には、ガス流路口12aと、ボルト31を取り付けるためのネジ孔12bが形成されている。
【0013】
また、上記した各モジュールは、各々ボルト31によりテンプレート13を挟んでU字配管部材12に締結されている。ここで、テンプレート13の形状を図3に示す。このテンプレート13は、その締結部13aにおいて、ボルト32によりレール11内のネジ止め部品36に締結されている。そのため、各モジュールはテンプレート13を介して間接的にレール11に締結されていることになる。
さらに、テンプレート13は、その位置決め部13bにおいて、同時にU字配管部材12をガス供給集積ユニット1のライン方向(ガス供給経路方向)に位置決めすることができる。そのため、U字配管部材12の流路の位置が定まるので、モジュールの搭載時においてU字配管部材12の流路とモジュールの流路との間の位置調整が容易となる。
【0014】
また、上記のように、テンプレート13により、U字配管部材12はライン方向に位置決めがなされているが、図11に示すように、高さ方向においてはレール11との間にある程度のスペースを持たせている。そのため、ボルト31によってU字配管部材12と締結される各モジュールは、ボルト31の締め付け度合いによりその設置高さを調整しながら搭載することができる。
さらに、ネジ止め部品36はゴムなどの弾性部材であるので、ボルト32の締め付け度合いによりテンプレート13を介して、各モジュールの設置高さを調整しながら搭載することもできる。なお、同様の効果を得るために、ネジ止め部品36とテンプレート13の間にゴムワッシャーやバネ座金などを挟み込むこととしてもよい。
【0015】
また、各モジュールの流路とU字配管部材12の流路の接合部分には、ガス漏れを防止するためガスケット33を挟む必要がある。ここで、図4に示すように、本発明ではモジュール(図4では手動バルブモジュール21を参考例とする。)とU字配管部材12の間にテンプレート13が挟まれている。そのため、テンプレート13の板厚の大きさを調整することにより、ガスケット33のつぶし量を管理して、ガスケット33の過剰な締め付けを防止することができる。従って、ガス供給集積ユニット1の組み立て時に、ガスケット33の締め付けに対して余計な注意を払う必要はない。
なお、図3の(a)上面図に示すように、テンプレート13には、上記のようにガスケット33の過剰な締め付けを防止する役割を有するシール孔13c、ボルト31を通すための通し孔13d、ボルト32を通すための通し孔13eが形成されている。
【0016】
次に、本発明に係るガス供給集積ユニット1の組み立て方法を説明する。
(1)まず、レール11を2本用意する。(2)このレール11上に一つ目のテンプレート13を任意の位置に位置決めし、ボルト32で固定する。(3)次に、一つ目のU字配管部材12をレール11上に搭載し、一つ目のテンプレート13の位置決め部13bに接触させる。(4)次に、二つ目のテンプレート13をレール11上に搭載し、その位置決め部13bを一つ目のU字配管部材12に接触させてボルト32で固定する。以降、このような方法で順次組み立てていき、これにボルト31で締結しながら各モジュールを搭載することによりモジュールの集積を図ることができる。
【0017】
以上のような実施例1の発明により、以下の効果が得られる。
本発明のガス供給集積ユニット1では、ガスの流れを制御するモジュールと、モジュールが搭載されるレール11と、を有するガス供給集積ユニットにおいて、板状受け部34とU字配管部35とからなるU字配管部材12を有するので、U字配管部材12自体に余分な肉厚部分が無くガス供給集積ユニットの軽量化を図ることができ、流路内にガスの滞留部分が発生せずガスの圧力損失を少なくすることができ、U字配管部材12の加工方法が簡単で製作費を安くすることができ、このようなU字配管部材12を使用することにより安い製作費でガス供給集積ユニットを組み立てることができ、U字配管部材12を連ねて必要な数のモジュールを集積することができガス供給集積ユニットとしての汎用性を実現することができる。
【0018】
本発明のガス供給集積ユニット1では、モジュールとU字配管部材12との間に配設され、ボルト32によりレール11に締結されるテンプレート13を有するので、テンプレート13の板厚の大きさの調整によって、モジュールの流路とU字配管部材12の流路の接合部分に挟まれるガスケットの過剰な締め付けを防止でき、ガス供給集積ユニットの組み立て時における別途調整が不要で、その施工性が優れる。
【0019】
本発明のガス供給集積ユニット1では、テンプレート13に、レール11との締結13a部とU字配管部材12の位置決め部13bとからなる略コの字型断面が形成されているので、テンプレートによりU字配管部材12のライン方向の位置決めがなされ、ガス供給集積ユニットの組み立て時における別途調整が不要で、その施工性が優れる。
【0020】
本発明のガス供給集積ユニット1では、ベースとして、レール11を使用するので、モジュールや配管ブロック12やテンプレート13などの搭載品のライン方向の配置が自由であり、使用状況や目的に応じたガス供給集積ユニット1の組み立てが図れ、その施工性が優れる。
【実施例2】
【0021】
次に、実施例2として、ガス供給集積ユニット2の構成を説明する。
基本的に実施例1のガス供給集積ユニット1と共通するので、かかる共通点については説明を省略し、異なる特徴点を以下に説明する。
図5に示すように、ガス供給集積ユニット2はレール11の代わりにベース14を使用する点、テンプレート15およびテンプレート16の形状が異なる点、フランジ17を使用する点で実施例1のガス供給集積ユニット1と異なる。
テンプレート15の形状を図6に、テンプレート16の形状を図7に示す。
ここで、テンプレート15,16の位置決め部15b,16bの長さは、実施例1のテンプレート13の位置決め部13bよりも大きい。これにより、U字配管部材12の設置空間を確保できるとともに、このテンプレート15,16を使用することにより、ガス供給集積ユニット全体において、より徹底した軽量化を図ることができる。
なお、図6,7の(a)上面図に示すように、テンプレート15,16には、上記のようにガスケット33の過剰な締め付けを防止する役割を有するシール孔15c,16c、ボルト31を通すための通し孔15d,16d、ボルト32を通すための通し孔15e,16eが形成されている。
【0022】
次に、本発明に係るガス供給集積ユニット2の組み立て方法を説明する。
(1)まず、ベース14にフランジ17とテンプレート15を取り付ける。(2)次に、テンプレート15のブロック受け部15fに一つ目のU字配管部材12の一方側を載せ、その後一つ目のテンプレート16をベース14に取り付けつつU字配管部材12の他方側を、このテンプレート16の一方のブロック受け部16fに載せる。(3)次に、このテンプレート16の他方のブロック受け部16fにU字配管部材12の一方側を載せる。以降、このような方法で順次組み立てていき、これにボルト31で締結しながら各モジュールを搭載することによりモジュールの集積を図ることができる。
【0023】
以上のような実施例2の発明により、以下の効果が得られる。
本発明のガス供給集積ユニット2では、ガスの流れを制御するモジュールと、モジュールが搭載されるベース14と、を有するガス供給集積ユニットにおいて、板状受け部34とU字配管部35とからなるU字配管部材12を有するので、U字配管部材12自体に余分な肉厚部分が無くガス供給集積ユニットの軽量化を図ることができ、流路内にガスの滞留部分が発生せずガスの圧力損失を少なくすることができ、U字配管部材12の加工方法が簡単で製作費を安くすることができ、このようなU字配管部材12を使用することにより安い製作費でガス供給集積ユニットを組み立てることができ、U字配管部材12を連ねて必要な数のモジュールを集積することができガス供給集積ユニットとしての汎用性を実現することができる。
【0024】
本発明のガス供給集積ユニット2では、モジュールとU字配管部材12との間に配設され、ボルト32によりベース14に締結されるテンプレート15,16を有するので、テンプレート13の板厚の大きさの調整によって、モジュールの流路とU字配管部材15,16の流路の接合部分に挟まれるガスケットの過剰な締め付けを防止でき、ガス供給集積ユニットの組み立て時における別途調整が不要で、その施工性が優れる。
【0025】
本発明のガス供給集積ユニット2では、テンプレート15,16に、ベース14との締結部15a,16aとU字配管部材12の位置決め部15b,16bとからなる略コの字型断面が形成されているので、テンプレート15,16によりU字配管部材12のライン方向の位置決めがなされ、ガス供給集積ユニットの組み立て時における別途調整が不要で、その施工性が優れる。
【0026】
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】実施例1のガス供給集積ユニットの外観図である。
【図2】U字配管部材の形状を表す図である。((a)上面図、(b)上面図のA−A断面、(c)側面図を示す。)
【図3】実施例1のテンプレートの形状を表す図である。((a)上面図、(b)上面図のA−A断面、(c)側面図、(d)背面図を示す。)
【図4】モジュールの流路と配管ブロックの流路の接合部分を表す図である。((a)ボルトの締め付け前、(b)ボルトの締め付け後を示す。)
【図5】実施例2のガス供給集積ユニットの外観図である。
【図6】実施例2のテンプレートの形状を表す図である。((a)上面図、(b)上面図のA−A断面、(c)側面図、(d)背面図を示す。)
【図7】実施例2のテンプレートの形状を表す図である。((a)上面図、(b)上面図のA−A断面、(c)側面図、(d)背面図を示す。)
【図8】特許文献1および特許文献2のガス供給集積ユニットの外観図である。
【図9】特許文献3および特許文献4のガス供給集積ユニットの外観図である。
【図10】特許文献5および特許文献6のガス供給集積ユニットの外観図である。
【図11】実施例1のガス供給集積ユニットにおいて、テンプレート周辺の拡大図である。
【符号の説明】
【0028】
1 ガス供給集積ユニット
2 ガス供給集積ユニット
11 レール
12 配管ブロック
13 テンプレート
14 ベース
15 テンプレート
16 テンプレート
17 フランジ
33 ガスケット
36 ネジ止め部品
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ガスの流れを制御するモジュールと、前記モジュールが搭載されるベースと、を有するガス供給集積ユニットにおいて、
板状受け部とU字配管部とからなるU字配管部材を有することを特徴とするガス供給集積ユニット。
【請求項2】
請求項1に記載するガス供給集積ユニットにおいて、
前記モジュールと前記U字配管部材との間に配設され、ボルトにより前記ベースに締結されるテンプレートを有することを特徴とするガス供給集積ユニット。
【請求項3】
請求項2に記載するガス供給集積ユニットにおいて、
前記テンプレートには、前記ベースとの締結部と前記U字配管部材の位置決め部とからなる略コの字型断面が形成されていることを特徴とするガス供給集積ユニット。
【請求項4】
請求項1乃至請求項3に記載するいずれか一つのガス供給集積ユニットにおいて、
前記ベースとして、レールを使用することを特徴とするガス供給集積ユニット。
【請求項1】
ガスの流れを制御するモジュールと、前記モジュールが搭載されるベースと、を有するガス供給集積ユニットにおいて、
板状受け部とU字配管部とからなるU字配管部材を有することを特徴とするガス供給集積ユニット。
【請求項2】
請求項1に記載するガス供給集積ユニットにおいて、
前記モジュールと前記U字配管部材との間に配設され、ボルトにより前記ベースに締結されるテンプレートを有することを特徴とするガス供給集積ユニット。
【請求項3】
請求項2に記載するガス供給集積ユニットにおいて、
前記テンプレートには、前記ベースとの締結部と前記U字配管部材の位置決め部とからなる略コの字型断面が形成されていることを特徴とするガス供給集積ユニット。
【請求項4】
請求項1乃至請求項3に記載するいずれか一つのガス供給集積ユニットにおいて、
前記ベースとして、レールを使用することを特徴とするガス供給集積ユニット。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【公開番号】特開2006−46502(P2006−46502A)
【公開日】平成18年2月16日(2006.2.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−228637(P2004−228637)
【出願日】平成16年8月4日(2004.8.4)
【出願人】(000106760)シーケーディ株式会社 (627)
【出願人】(502128800)株式会社オクテック (83)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成18年2月16日(2006.2.16)
【国際特許分類】
【出願日】平成16年8月4日(2004.8.4)
【出願人】(000106760)シーケーディ株式会社 (627)
【出願人】(502128800)株式会社オクテック (83)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]