説明

ガラス組成

一般に耐火性のブランケット又は容器に有用で、華氏2,400度及びそれ以上の高温で高い溶け落ち抵抗を与える改善されたガラス組成が、通常、シリカ、酸化ナトリウム、酸化カリウム、酸化カルシウム、酸化マグネシウム、酸化第一鉄+酸化第二鉄、及び酸化チタンを具えている。さらに、改善したガラス組成は、アルミナ、酸化リチウム、及び酸化ホウ素を有してもよい。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ガラス組成に関し、特に、良好な採糸性、高強度、高温での耐久性、及び高弾性率を有するガラス組成に関する。
【背景技術】
【0002】
特に、断熱及び防音の適用で使用する繊維に首尾よく形成できるガラス繊維組成の需要がある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
手頃なコストでこのような特性を開発し適切な製品を提供することに関する問題点が、ガラスの業界で長い間認識されているが、満足のいく組成が、所望の特性を有する長く且つ小径のガラス繊維の形成に利用できていない。
【0004】
従来技術における高温用ガラス組成は、加工温度範囲が狭く及び/又は、高コストな原材料及び/又はエネルギ所要量のため製造コストが高いという欠点がある。
【0005】
民間航空機用のガラス繊維組成は特に重要であり、米国連邦航空局は、航空機の安全性に関する要件を長く作成している。よく知られているように、火災によって人命が失われ航空機が破壊されている。このような破壊の多くは、ブランケットが関係している高温で溶けた繊維を具体化しているため、火がまわるのを遅らせなかった断熱ブランケットによるものとされている。
【0006】
本発明の目的は、良好な断熱及び防音特性、高い耐熱性、及び高強度及び高弾性率を有するガラス繊維の提供である。
【0007】
別の目的は、高強度で、長くて強いガラス繊維に延伸し得るガラスの提供である。
【0008】
比較的安価な原材料の使用及び比較的低いエネルギ消費により、かなりの節約が達成される。本発明に係る組成は、比較的安価な原材料及びガラス繊維に材料を加工する際の低いエネルギ需要のため、他の高温用繊維と比較して約20%のコスト削減をもたらす。さらに、繊維の表面状態が改善され高強度なため、既知の利用可能な組成よりも、より少ないバインダで足りることが見受けられる。不純物がないものを提供するのに精錬時間を減らしてもよいため、連続又は不連続繊維を比較的容易に製造し得る。本発明に係るガラス組成を、長い及び/又は短い安定したガラス繊維に形成できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
本発明は、ガラス組成に関し、特に良好な採糸性、高強度、高温での耐久性、及び高い弾性係数を有するガラス組成に関する。
【0010】
研究開発への尽力の過程で、一般に0.5から5ミクロンの範囲にわたって繊維の直径とは独立して得られる高温断熱値を具えることで、米国連邦航空当局(Federal Aviation Authority)の溶け落ちの要件を満たす、幅広い繊維径が研究されている。
【0011】
シリカ、アルミナ、チタニア、及び他の酸化物を含む特定の原材料を用いてガラス試料が用意された。ガラスは、従来の耐熱性の容器を用いて、約華氏2600度から約華氏3000度の間の温度範囲で一群の原材料を溶解することにより用意された。本発明に係るガラス組成は、約華氏2400度の液相線温度(liquidous temperature)を有しているため、ガラスの形成に適している。
【0012】
垂直及び水平方向の遠心回転プロセス、又は発泡及び火炎プロセスを用いて、断熱及び防音部材用の繊維にガラスを形成できる。それを、連続的な安定した繊維に延伸することができる。
【0013】
本発明に係る材料は、形成温度で失透に対する良好な抵抗を有するという点で、従来技術の繊維とは異なり、他の高温用繊維よりもプロセスエネルギを要しない。
【0014】
溶融ガラスを、華氏2,400度から華氏約2,600度の間の温度で、1分間当たり最大12,000フィートの回転スピードの従来の延伸ホイール上で繊維に形成してもよい。理想的な繊維の特性を得るのに、1分間当たり約3,000フィートから約10,000フィートの間の回転スピードが好ましい。繊維を約9ミクロンから約14ミクロンの間の直径に延伸してもよく、好適には約9ミクロンの直径に延伸するのがよく、繊維は、遠心プロセス、又は発泡及び火炎プロセスを用いて製造される。
【0015】
研究活動の過程で、得られる繊維を金属製のコンベヤの上に集めて、後の製造プロセスの間、その上に保持した。
【0016】
断熱繊維径は、一般に、約0.5から5ミクロンに及ぶ。
【0017】
開発されたガラスの組成により、良好な採糸性、高強度、耐久性、高弾性率及び良好な遮熱性及び防音特性を有するガラスを提供する。
【0018】
開発努力が、繊維が0.5ミクロンから2.0ミクロンの範囲内あることを要求する航空機の溶け落ち及び防音上の要求に関する代替材料の要請に合うよう向けられた。
【0019】
研究活動の過程で、得られる長期的結果が、アモルファスのガラス繊維が溶け落ち試験の際に繊維の完全性を維持する繊維マットを形成するセラミックガラスに遷移することによって提供されると仮定したため、高温が本発明に係るファイバを含む断熱ブランケットを通り抜けない。バッチ(batch)混合物が、航空機の断熱ブランケットに使用する際のFAAの溶け落ち要件に適合する華氏2,400度の温度で耐熱及び耐火性を有する繊維を形成する。
【0020】
初期の研究事業に続く初期の開発事業では、目的は、様々な少ない酸化物の選択及び使用により加工の複雑さを減らしつつ所望の特性を改善することであった。
【0021】
典型的なガラス組成のバッチ混合物が、耐熱炉で混合及び溶解され、得られたガラスを首尾よく連続的及び非連続的なガラス繊維に繊維化した。
【0022】
本発明の実施例に係る説明に役立つ実例を以下に説明する。











【0023】
研究活動において、得られた繊維を金属製のコンベヤの上に集めて、後の製造プロセスの間、その上に保持した。
【0024】
本発明に係る組成は、航空機で現在使用されている繊維ブランケットの代替品として試験を行った他の高温断熱材料と比較して、コスト削減をもたらした。使用した典型的な原材料は、ケイ砂、酸化鉄、カオリン(kaolin)、ソーダ灰、pot ash、炭化リチウム、ホウ砂、石灰石ドロマイト、石灰石、二酸化チタン(titania dioxide)、フライアッシュ(飛散灰)、及び玄武岩であった。
【0025】
航空機の断熱ブランケット用の本発明に係る繊維は、以下に記載された範囲の割合の組成を有してもよい。


【0026】
本書に記載した高温繊維は、比較的安価な材料、低いエネルギを使用するため、製造するのに高価ではなく、ガラス繊維に材料を加工する際に高い生産性を有する。さらに、繊維の表面状態が改善されて高強度であるため、市販の断熱繊維よりも少ないバインダで足りることが分かっている。断熱繊維径は、約0.5ミクロンから5ミクロンの範囲でよい。記載したプロセス全てを使用して、上記の範囲の径のガラス繊維を製造してもよい。
【0027】
航空機の繊維ブランケット用の好適な繊維径は、0.5ミクロンから2.0ミクロンである。堅く結合された表面に関する本書に記載したガラス組成の化学成分により、特性として航空機に要求される、非常に高い強度及び高い耐化学性(耐薬品性)を有する。本発明に係る繊維ブランケットの別の利点は、適切に取り扱われる場合のその耐水性である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
高耐熱性のガラス繊維を形成するためのガラスの組成であって、
約40.00から約82.00重量パーセントまでの範囲の量のSiOと、
約0.00から約27.00重量パーセントまでの範囲の量のAlと、
約0.00から約6.00重量パーセントまでの範囲の量のNaOと、
約0.00から約4.00重量パーセントまでの範囲の量のKOと、
約0.00から約10.00重量パーセントまでの範囲の量のCaOと、
約0.00から約5.00重量パーセントまでの範囲の量のMgOと、
約0.00から約12.00重量パーセントまでの範囲の量のFe+FeOと、
約0.00から約2.00重量パーセントまでの範囲の量のTiOと、
約0.00から約5.00重量パーセントまでの範囲の量のBと、
約0.00から約7.00重量パーセントまでの範囲の量のLiOと、
を具えることを特徴とするガラスの組成。
【請求項2】
高耐熱性のガラス繊維を形成するためのガラスの組成であって、
約61.65重量パーセントの量のSiOと、
約11.82重量パーセントの量のAlと、
約2.57重量パーセントの量のNaOと、
約0.00重量パーセントの量のKOと、
約8.18重量パーセントの量のCaOと、
約4.01重量パーセントの量のMgOと、
約10.18重量パーセントの量のFe+FeOと、
約1.57重量パーセントの量のTiOと、
を具えることを特徴とするガラスの組成。
【請求項3】
高耐熱性のガラス繊維を形成するためのガラスの組成であって、
約46.47重量パーセントの量のSiOと、
約26.04重量パーセントの量のAlと、
約2.41重量パーセントの量のNaOと、
約0.82重量パーセントの量のKOと、
約8.31重量パーセントの量のCaOと、
約4.08重量パーセントの量のMgOと、
約10.27重量パーセントの量のFe+FeOと、
約1.59重量パーセントの量のTiOと、
を具えることを特徴とするガラスの組成。
【請求項4】
高耐熱性のガラス繊維を形成するためのガラスの組成であって、
約56.47重量パーセントの量のSiOと、
約16.04重量パーセントの量のAlと、
約2.50重量パーセントの量のNaOと、
約0.82重量パーセントの量のKOと、
約10.00重量パーセントの量のCaOと、
約2.31重量パーセントの量のMgOと、
約10.27重量パーセントの量のFe+FeOと、
約1.59重量パーセントの量のTiOと、
を具えることを特徴とするガラスの組成。
【請求項5】
高耐熱性のガラス繊維を形成するためのガラスの組成であって、
約61.34重量パーセントの量のSiOと、
約11.77重量パーセントの量のAlと、
約2.36重量パーセントの量のNaOと、
約0.80重量パーセントの量のKOと、
約8.14重量パーセントの量のCaOと、
約3.99重量パーセントの量のMgOと、
約10.04重量パーセントの量のFe+FeOと、
約1.56重量パーセントの量のTiOと、
を具えることを特徴とするガラスの組成。
【請求項6】
高耐熱性のガラス繊維を形成するためのガラスの組成であって、
約76.78重量パーセントの量のSiOと、
約0.00重量パーセントの量のAlと、
約2.26重量パーセントの量のNaOと、
約2.26重量パーセントの量のKOと、
約3.79重量パーセントの量のCaOと、
約1.82重量パーセントの量のMgOと、
約11.60重量パーセントの量のFe+FeOと、
約1.48重量パーセントの量のTiOと、
を具えることを特徴とするガラスの組成。
【請求項7】
高耐熱性のガラス繊維を形成するためのガラスの組成であって、
約65.55重量パーセントの量のSiOと、
約11.23重量パーセントの量のAlと、
約2.26重量パーセントの量のNaOと、
約2.26重量パーセントの量のKOと、
約3.79重量パーセントの量のCaOと、
約3.81重量パーセントの量のMgOと、
約9.60重量パーセントの量のFe+FeOと、
約1.48重量パーセントの量のTiOと、
を具えることを特徴とするガラスの組成。
【請求項8】
高耐熱性のガラス繊維を形成するためのガラスの組成であって、
約70.50重量パーセントの量のSiOと、
約0.00重量パーセントの量のAlと、
約3.30重量パーセントの量のNaOと、
約1.80重量パーセントの量のKOと、
約10.00重量パーセントの量のCaOと、
約5.00重量パーセントの量のMgOと、
約8.30重量パーセントの量のFe+FeOと、
約1.10重量パーセントの量のTiOと、
を具えることを特徴とするガラスの組成。
【請求項9】
高耐熱性のガラス繊維を形成するためのガラスの組成であって、
約72.63重量パーセントの量のSiOと、
約3.00重量パーセントの量のAlと、
約3.97重量パーセントの量のNaOと、
約0.67重量パーセントの量のKOと、
約6.77重量パーセントの量のCaOと、
約3.31重量パーセントの量のMgOと、
約8.35重量パーセントの量のFe+FeOと、
約1.29重量パーセントの量のTiOと、
を具えることを特徴とするガラスの組成。
【請求項10】
高耐熱性のガラス繊維を形成するためのガラスの組成であって、
約70.50重量パーセントの量のSiOと、
約1.00重量パーセントの量のAlと、
約5.04重量パーセントの量のNaOと、
約1.01重量パーセントの量のKOと、
約6.56重量パーセントの量のCaOと、
約4.28重量パーセントの量のMgOと、
約10.28重量パーセントの量のFe+FeOと、
約1.34重量パーセントの量のTiOと、
を具えることを特徴とするガラスの組成。
【請求項11】
高耐熱性のガラス繊維を形成するためのガラスの組成であって、
約72.38重量パーセントの量のSiOと、
約0.00重量パーセントの量のAlと、
約2.41重量パーセントの量のNaOと、
約0.95重量パーセントの量のKOと、
約8.31重量パーセントの量のCaOと、
約4.08重量パーセントの量のMgOと、
約10.27重量パーセントの量のFe+FeOと、
約1.60重量パーセントの量のTiOと、
を具えることを特徴とするガラスの組成。
【請求項12】
高耐熱性のガラス繊維を形成するためのガラスの組成であって、
約77.78重量パーセントの量のSiOと、
約0.00重量パーセントの量のAlと、
約2.57重量パーセントの量のNaOと、
約2.57重量パーセントの量のKOと、
約3.78重量パーセントの量のCaOと、
約3.98重量パーセントの量のMgOと、
約8.60重量パーセントの量のFe+FeOと、
約0.71重量パーセントの量のTiOと、
を具えることを特徴とするガラスの組成。
【請求項13】
高耐熱性のガラス繊維を形成するためのガラスの組成であって、
約73.83重量パーセントの量のSiOと、
約0.00重量パーセントの量のAlと、
約2.31重量パーセントの量のNaOと、
約1.81重量パーセントの量のKOと、
約8.42重量パーセントの量のCaOと、
約3.99重量パーセントの量のMgOと、
約8.54重量パーセントの量のFe+FeOと、
約1.10重量パーセントの量のTiOと、
を具えることを特徴とするガラスの組成。
【請求項14】
高耐熱性のガラス繊維を形成するためのガラスの組成であって、
約77.63重量パーセントの量のSiOと、
約0.00重量パーセントの量のAlと、
約1.97重量パーセントの量のNaOと、
約0.67重量パーセントの量のKOと、
約6.77重量パーセントの量のCaOと、
約3.31重量パーセントの量のMgOと、
約8.36重量パーセントの量のFe+FeOと、
約1.29重量パーセントの量のTiOと、
を具えることを特徴とするガラスの組成。
【請求項15】
高耐熱性のガラス繊維を形成するためのガラスの組成であって、
約80.49重量パーセントの量のSiOと、
約0.00重量パーセントの量のAlと、
約2.03重量パーセントの量のNaOと、
約0.01重量パーセントの量のKOと、
約6.55重量パーセントの量のCaOと、
約4.27重量パーセントの量のMgOと、
約5.28重量パーセントの量のFe+FeOと、
約1.37重量パーセントの量のTiOと、
を具えることを特徴とするガラスの組成。
【請求項16】
高耐熱性のガラス繊維を形成するためのガラスの組成であって、
約73.54重量パーセントの量のSiOと、
約0.00重量パーセントの量のAlと、
約2.45重量パーセントの量のNaOと、
約0.97重量パーセントの量のKOと、
約8.44重量パーセントの量のCaOと、
約4.15重量パーセントの量のMgOと、
約10.43重量パーセントの量のFe+FeOと、
約0.00重量パーセントの量のTiOと、
を具えることを特徴とするガラスの組成。
【請求項17】
高耐熱性のガラス繊維を形成するためのガラスの組成であって、
約77.20重量パーセントの量のSiOと、
約0.00重量パーセントの量のAlと、
約2.55重量パーセントの量のNaOと、
約2.55重量パーセントの量のKOと、
約3.75重量パーセントの量のCaOと、
約3.95重量パーセントの量のMgOと、
約9.96重量パーセントの量のFe+FeOと、
約0.00重量パーセントの量のTiOと、
を具えることを特徴とするガラスの組成。
【請求項18】
高耐熱性のガラス繊維を形成するためのガラスの組成であって、
約81.59重量パーセントの量のSiOと、
約0.00重量パーセントの量のAlと、
約2.06重量パーセントの量のNaOと、
約0.01重量パーセントの量のKOと、
約6.64重量パーセントの量のCaOと、
約4.33重量パーセントの量のMgOと、
約5.35重量パーセントの量のFe+FeOと、
約0.00重量パーセントの量のTiOと、
を具えることを特徴とするガラスの組成。
【請求項19】
高耐熱性のガラス繊維を形成するためのガラスの組成であって、
約60.00から約82.00重量パーセントまでの範囲の量のSiOと、
約0.00から約14.00重量パーセントまでの範囲の量のNaOと、
約0.00から約3.00重量パーセントまでの範囲の量のKOと、
約0.00から約10.00重量パーセントまでの範囲の量のCaOと、
約0.00から約5.00重量パーセントまでの範囲の量のMgOと、
約0.00から約12.00重量パーセントまでの範囲の量のFe+FeOと、
約0.00から約2.00重量パーセントまでの範囲の量のTiOと、
約0.00から約6.00重量パーセントまでの範囲の量のBと、
約0.00から約6.00重量パーセントまでの範囲の量のLiOと、
を具えることを特徴とするガラスの組成。
【請求項20】
高耐熱性のガラス繊維を形成するためのガラスの組成であって、
約77.63重量パーセントの量のSiOと、
約0.67重量パーセントの量のNaOと、
約1.97重量パーセントの量のKOと、
約6.77重量パーセントの量のCaOと、
約3.31重量パーセントの量のMgOと、
約8.35重量パーセントの量のFe+FeOと、
約1.29重量パーセントの量のTiOと、
を具えることを特徴とするガラスの組成。
【請求項21】
高耐熱性のガラス繊維を形成するためのガラスの組成であって、
約75.63重量パーセントの量のSiOと、
約0.67重量パーセントの量のNaOと、
約1.97重量パーセントの量のKOと、
約6.77重量パーセントの量のCaOと、
約3.31重量パーセントの量のMgOと、
約10.36重量パーセントの量のFe+FeOと、
約1.29重量パーセントの量のTiOと、
を具えることを特徴とするガラスの組成。
【請求項22】
高耐熱性のガラス繊維を形成するためのガラスの組成であって、
約78.61重量パーセントの量のSiOと、
約3.97重量パーセントの量のNaOと、
約0.67重量パーセントの量のKOと、
約6.40重量パーセントの量のCaOと、
約10.35重量パーセントの量のFe+FeOと、
を具えることを特徴とするガラスの組成。
【請求項23】
高耐熱性のガラス繊維を形成するためのガラスの組成であって、
約72.26重量パーセントの量のSiOと、
約2.36重量パーセントの量のNaOと、
約1.04重量パーセントの量のKOと、
約8.34重量パーセントの量のCaOと、
約4.09重量パーセントの量のMgOと、
約10.31重量パーセントの量のFe+FeOと、
約1.60重量パーセントの量のTiOと、
を具えることを特徴とするガラスの組成。
【請求項24】
高耐熱性のガラス繊維を形成するためのガラスの組成であって、
約79.33重量パーセントの量のSiOと、
約1.03重量パーセントの量のNaOと、
約5.43重量パーセントの量のCaOと、
約3.91重量パーセントの量のMgOと、
約8.78重量パーセントの量のFe+FeOと、
約1.52重量パーセントの量のTiOと、
を具えることを特徴とするガラスの組成。
【請求項25】
高耐熱性のガラス繊維を形成するためのガラスの組成であって、
約76.34重量パーセントの量のSiOと、
約7.14重量パーセントの量のCaOと、
約3.99重量パーセントの量のMgOと、
約8.95重量パーセントの量のFe+FeOと、
約0.57重量パーセントの量のTiOと、
約3.01重量パーセントの量のBと、
を具えることを特徴とするガラスの組成。
【請求項26】
高耐熱性のガラス繊維を形成するためのガラスの組成であって、
約69.93重量パーセントの量のSiOと、
約2.92重量パーセントの量のNaOと、
約0.96重量パーセントの量のKOと、
約8.40重量パーセントの量のCaOと、
約11.94重量パーセントの量のFe+FeOと、
約1.84重量パーセントの量のTiOと、
約4.01重量パーセントの量のBと、
を具えることを特徴とするガラスの組成。
【請求項27】
高耐熱性のガラス繊維を形成するためのガラスの組成であって、
約78.44重量パーセントの量のSiOと、
約2.91重量パーセントの量のNaOと、
約6.63重量パーセントの量のCaOと、
約3.09重量パーセントの量のMgOと、
約8.94重量パーセントの量のFe+FeOと、
を具えることを特徴とするガラスの組成。
【請求項28】
高耐熱性のガラス繊維を形成するためのガラスの組成であって、
約67.06重量パーセントの量のSiOと、
約3.00重量パーセントの量のAlと、
約14.00重量パーセントの量のNaOと、
約0.75重量パーセントの量のKOと、
約6.23重量パーセントの量のCaOと、
約3.06重量パーセントの量のMgOと、
約3.70重量パーセントの量のFe+FeOと、
約2.20重量パーセントの量のBと、
を具えることを特徴とするガラスの組成。
【請求項29】
高耐熱性のガラス繊維を形成するためのガラスの組成であって、
約67.74重量パーセントの量のSiOと、
約1.00重量パーセントの量のAlと、
約14.00重量パーセントの量のNaOと、
約6.70重量パーセントの量のCaOと、
約3.85重量パーセントの量のMgOと、
約2.37重量パーセントの量のFe+FeOと、
約4.35重量パーセントの量のBと、
を具えることを特徴とするガラスの組成。
【請求項30】
高耐熱性のガラス繊維を形成するためのガラスの組成であって、
約78.62重量パーセントの量のSiOと、
約0.83重量パーセントの量のKOと、
約8.60重量パーセントの量のCaOと、
約2.05重量パーセントの量のMgOと、
約8.78重量パーセントの量のFe+FeOと、
約1.13重量パーセントの量のTiOと、
を具えることを特徴とするガラスの組成。
【請求項31】
高耐熱性のガラス繊維を形成するためのガラスの組成であって、
約72.38重量パーセントの量のSiOと、
約2.55重量パーセントの量のNaOと、
約8.31重量パーセントの量のCaOと、
約4.08重量パーセントの量のMgOと、
約10.33重量パーセントの量のFe+FeOと、
約2.41重量パーセントの量のBと、
を具えることを特徴とするガラスの組成。
【請求項32】
高耐熱性のガラス繊維を形成するためのガラスの組成であって、
約78.34重量パーセントの量のSiOと、
約2.59重量パーセントの量のNaOと、
約4.02重量パーセントの量のCaOと、
約0.81重量パーセントの量のMgOと、
約10.18重量パーセントの量のFe+FeOと、
約4.24重量パーセントの量のBと、
を具えることを特徴とするガラスの組成。
【請求項33】
高耐熱性のガラス繊維を形成するためのガラスの組成であって、
約78.34重量パーセントの量のSiOと、
約2.03重量パーセントの量のNaOと、
約6.55重量パーセントの量のCaOと、
約3.27重量パーセントの量のMgOと、
約8.53重量パーセントの量のFe+FeOと、
約1.01重量パーセントの量のBと、
を具えることを特徴とするガラスの組成。
【請求項34】
高耐熱性のガラス繊維を形成するためのガラスの組成であって、
約70.05重量パーセントの量のSiOと、
約2.00重量パーセントの量のAlと、
約11.57重量パーセントの量のNaOと、
約7.18重量パーセントの量のCaOと、
約3.01重量パーセントの量のMgOと、
約5.18重量パーセントの量のFe+FeOと、
約1.01重量パーセントの量のLiOと、
を具えることを特徴とするガラスの組成。
【請求項35】
高耐熱性のガラス繊維を形成するためのガラスの組成であって、
約72.51重量パーセントの量のSiOと、
約2.41重量パーセントの量のNaOと、
約8.31重量パーセントの量のCaOと、
約4.08重量パーセントの量のMgOと、
約10.27重量パーセントの量のFe+FeOと、
約1.59重量パーセントの量のTiOと、
約0.83重量パーセントの量のLiOと、
を具えることを特徴とするガラスの組成。
【請求項36】
高耐熱性のガラス繊維を形成するためのガラスの組成であって、
約72.51重量パーセントの量のSiOと、
約2.41重量パーセントの量のNaOと、
約0.82重量パーセントの量のKOと、
約8.31重量パーセントの量のCaOと、
約4.08重量パーセントの量のMgOと、
約10.27重量パーセントの量のFe+FeOと、
約1.59重量パーセントの量のTiOと、
を具えることを特徴とするガラスの組成。
【請求項37】
高耐熱性のガラス繊維を形成するためのガラスの組成であって、
約73.10重量パーセントの量のSiOと、
約1.36重量パーセントの量のNaOと、
約8.14重量パーセントの量のCaOと、
約3.99重量パーセントの量のMgOと、
約10.04重量パーセントの量のFe+FeOと、
約1.56重量パーセントの量のTiOと、
約1.81重量パーセントの量のLiOと、
を具えることを特徴とするガラスの組成。
【請求項38】
高耐熱性のガラス繊維を形成するためのガラスの組成であって、
約72.78重量パーセントの量のSiOと、
約2.26重量パーセントの量のNaOと、
約1.26重量パーセントの量のKOと、
約3.79重量パーセントの量のCaOと、
約2.81重量パーセントの量のMgOと、
約9.60重量パーセントの量のFe+FeOと、
約1.48重量パーセントの量のTiOと、
約6.01重量パーセントの量のLiOと、
を具えることを特徴とするガラスの組成。
【請求項39】
高耐熱性のガラス繊維を形成するためのガラスの組成であって、
約77.23重量パーセントの量のSiOと、
約0.37重量パーセントの量のAlと、
約1.92重量パーセントの量のNaOと、
約0.67重量パーセントの量のKOと、
約6.22重量パーセントの量のCaOと、
約4.04重量パーセントの量のMgOと、
約8.28重量パーセントの量のFe+FeOと、
約1.27重量パーセントの量のTiOと、
を具えることを特徴とするガラスの組成。
【請求項40】
高耐熱性のガラス繊維を形成するためのガラスの組成であって、
約75.36重量パーセントの量のSiOと、
約0.15重量パーセントの量のAlと、
約3.97重量パーセントの量のNaOと、
約0.67重量パーセントの量のKOと、
約6.22重量パーセントの量のCaOと、
約4.06重量パーセントの量のMgOと、
約8.30重量パーセントの量のFe+FeOと、
約1.27重量パーセントの量のTiOと、
を具えることを特徴とするガラスの組成。

【公表番号】特表2009−513474(P2009−513474A)
【公表日】平成21年4月2日(2009.4.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−537845(P2008−537845)
【出願日】平成18年10月23日(2006.10.23)
【国際出願番号】PCT/US2006/041317
【国際公開番号】WO2007/050529
【国際公開日】平成19年5月3日(2007.5.3)
【出願人】(508125461)グラス インコーポレイテッド (1)
【出願人】(508125450)
【Fターム(参考)】