説明

キーボードのキースイッチ構造

【課題】照光寿命が長くて比較的安価な、また均一で良好な照光状態が得られるとともに、部品点数の少ないキーボードのキースイッチ構造を提供する。
【解決手段】キートップ111を透過性部材により形成するとともに、光透過性の抜き文字部111cを形成し、接点部を有し光透過性を有するメンブレンシート116の下部に光透過性部材からなるバックプレート117を配設する。バックプレート117は、光透過性を有するとともにキースイッチを固定する機能を有する。バックプレート117に対向してLED光源125を備える。バックプレート117に導光機能を固定機能を持たせることにより、部材の点数の削減が可能になる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理機器、測定機器、医療機器などにおける入力装置として用いられるキーボードのキースイッチ構造に関し、特に暗い環境下でも良好な操作性を確保できる照光機能を有するキースイッチ構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、暗い環境下でも良好な操作性を確保できるキーボード装置の開発が行われており、例えば、特開2002−251937号公報に開示されるものがある。この公報に開示される発明の実施の形態のキースイッチ構造は、押釦を上方に付勢する椀状の弾性部材にメンブレンスイッチを配設し、メンブレンスイッチの下側に貫通孔を有するベース基板および保護シートを介してEL素子を配列する構造となっている。
【0003】
以上のようにメンブレンスイッチの下面にEL素子を配置した照光式キーボードスイッチを構成したことにより、面発光するEL素子により、複数の押釦を同時に照光可能となり、押釦の明瞭な照光が得られ、使用部品数も少なくしたキーボードスイッチを提供することが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2002−251937号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら上記従来のEL素子を用いたキースイッチ構造のものは、EL素子の照光寿命が3000時間程度と比較的短いのが一般的であり、数年間の使用を保証する情報処理機器、測定機器または医療機器等には採用できないという問題があった。さらに、照光させるためには高周波・高電圧の交流を供給するインバータが必須であることにより、製品が高価になるという問題もあった。
【0006】
またノートパソコンに広く採用されているリンク機構部を有するキーボードにEL素子を設ける場合は、キートップの裏面に配設されたリンク機構部の直下にEL素子を設けることが難しく、リンク機構部の直下以外の箇所に配置せざるを得ない。そのため均一で良好なキートップへの照光を得ることが困難であるという問題もあった。
【0007】
また上記特許文献1に記載される照光式キーボードスイッチは、メンブレンスイッチの下側に鋼板やアルミニウム製のベース基板が設けられ、更にその下側に保護シートを介してEL素子が配設された構成となっているので、部品点数が多く、更に部品点数の少ない装置が望まれている。
【0008】
そこで本発明は、照光寿命が長くて比較的安価な、また均一で良好な照光状態が得られるとともに、部品点数の少ないキースイッチ構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために本発明は、光透過性の抜き文字部が形成されたキートップと、接点部を具備し、光透過性を有するメンブレンシートと、前記キートップを保持するホルダー部材と、前記メンブレンシートの下部に配設され、導光機能を有し前記ホルダー部材を固定するバックプレート部材と、前記バックプレート部材に対して発光する光源とを備え、前記光源を発光することにより前記バックプレート部材及び前記メンブレンシートを介して前記キートップの前記抜き文字部を照光することを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、メンブレンシートを光透過性として形成し、またメンブレンシートの下部に配設されたバックプレート部材を光透過性および光反射性に形成して、光源をバックプレート部材に対して発光するように配設しているので、均一で良好な照光状態が得られる。また光源として発光ダイオードを使用することにより、照光寿命が長く、安価な装置が得られる。さらにメンブレンシートの下部にバックプレート部材のみを配設する構成としているので、部品点数が少なくなる効果も有する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】実施例1のキースイッチ構造を示す断面図である。
【図2】実施例1のキースイッチ構造を示す分解斜視図である。
【図3】メンブレンシートおよびバックプレートを示す構造説明図である。
【図4】実施例1を示す断面図である。
【図5】実施例1のホルダーおよび補強ブリッジを示す斜視図である。
【図6】実施例2のキースイッチ構造を示す分解斜視図である。
【図7】キートップとLEDの位置関係を示す説明図である。
【図8】実施例2における照光状態を示す説明図である。
【図9】実施例3のキースイッチ構造を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の実施例を図面にしたがって説明する。各図面に共通する要素には同一の符号を付す。図1は実施例1のキースイッチ構造を示す断面図であり、図2は実施例1のキースイッチ構造を示す分解斜視図である。
【実施例1】
【0013】
図1、図2において、第1の実施の形態のキースイッチ110は、キートップ111と、キートップ111に対して摺動可能に設けられた第1リンク部材112、キートップ111に対して回転可能に設けられた第2リンク部材113、キートップ111が押下されることにより屈曲し、押下力が排除されるとキートップ111を元の位置に復帰させるラバードーム(弾性部材)114、第1、第2リンク部材112、113を保持するホルダー115、ラバードーム114の直下に接点部を有するメンブレンシート116、ホルダー115の溶着用ピン115aを固定する穴117aを有し、導光性、即ち、光透過性及び光反射性を有する材料(樹脂)により形成されたバックプレート(バックプレート部材)117、およびバックプレート117に対して並設され、複数のLED125を横方向に配列したLEDアレイ124(図2に示す)とにより構成されている。
【0014】
キートップ111は、図2に示すように、光の透過度合いを任意に調整した透明あるいは半透明の樹脂により形成された本体部111aと、本体部111aの上部に形成され、光の透過を抑えるために調整された単色または多色の塗装を施した塗装部111b、およびレーザマーキングなどで文字や記号の形に塗装を取り除くことにより、抜き文字あるいは抜き記号を形成した抜き文字部111cとを有する。なお抜き文字部111cは、キートップ111の上面に通常印刷される文字、記号、数字等をすべて含むものである。
【0015】
キートップ111の裏面には、第1リンク部材112の一端を回転可能に支持する回転支持部111dと、第2リンク部材113の一端を回転可能にかつ水平方向に移動可能に支持するスライド支持部111eが設けられている。第1リンク部材112は、一対の脚部112a、112bを有し、該脚部112a、112bの一端にはキートップ111の回転支持部111dに挿入支持される第1連結棒112cが脚部112a,112bを連結するように設けられ、同様に脚部112a,112bの他端には、第2連結棒112dが脚部112a,112bを連結するように設けられていて、更に、脚部112a,112bの各々の外面には、第1連結棒112cと第2連結棒112dとをつなぐ線上にあって、かつそれぞれの連結棒112c,112dに対して等距離となる位置に軸112e,112fが設けられている。
【0016】
第2リンク部材113は一対の脚部113a,113bを有し、該脚部113a,113bの一端にはキートップ111のスライド支持部111eに回転可能にかつ水平方向に平行移動可能に支持される第1支持突起113c,113dが外側に向けて設けられ、他端には第1リンク部材112の両連結棒112c,112d間と等しい距離に第2支持突起113e,113fが外側に向けて設けられている。また、第1支持突起113c,113dと第2支持突起113e,113fをつなぐ線上にあってかつ各々の支持突起113c,113d;113e,113fに対して等距離となる位置に軸穴113g,113hが設けられている。更に、脚部113a,113bは第1支持突起113c,113dよりも先端側において連結部113iにより連結されている。
【0017】
ラバードーム114は、ゴム等を素材として略カップ状に形成され、内面中央部に接点押下部114aが下方に向けて突出形成されている。ホルダー115は1キー単位に分割して枠状に形成され、その一端付近に第1リンク部材112の第2連結棒112dを回転可能にかつ水平方向に平行移動可能に支持するためのスライドガイド115bが設けられていて、他端付近には第2リンク部材113の第2支持突起113e,113fを回転自在に支持する回転ガイド115c,115dが設けられている。
【0018】
またホルダー115の両端中央には、ラバードーム114の外周部を固定する円弧形のガイド壁115eが対向するように設けられ、更にホルダー115の下面にはメンブレンシート116の貫通穴116fを囲むように複数個所に所定の長さの溶着用ピン115aが形成されている。
【0019】
メンブレンシート116は、図3に示すように、2枚の可撓性シート116a,116bと、この2枚の可撓性シート116a,116bに挟まれたスペーサシート116cから成り、このスペーサシート116cには図2に示すように、複数のキーに対応して複数の貫通穴116fが設けられている。貫通穴116fは2枚の可撓性シート116a,116b間に空間を形成し、この空間内で互いに対向して位置するように、バックプレート117側の可撓性シート116bには固定接点116dが、ラバードーム114側の可撓性シート116aには可動接点116eがそれぞれ設けられている。なお図3はメンブレンシートおよびバックプレートを示す構造説明図である。
【0020】
固定接点116dおよび可動接点116eにより接点部を構成する。また貫通穴116fの周囲に位置するようにメンブレンシート116に複数の透孔116gが設けられている。メンブレンシート116は上面116hが凹凸形状に形成されているとともに、全体が光透過性部材から形成されている。
【0021】
導光機能を持たせたバックプレート117は、以上の各部品を搭載するように下部に配置されもので、光透過性および光反射性を有する部材(樹脂)により形成されている。このバックプレート117にはメンブレンシート116の透孔116gに対応してメンブレンシート116とほぼ同等の厚さのスペーサ突起117bが形成されており、各スペーサ突起117bの中央にホルダー115の溶着用ピン115aを通す穴117aが貫通するように設けられている。更にバックプレート117の下面側には反射部123としての凹部が形成されている。反射部123は、図1に示すように、キートップ111の中央部の略直下に、円錐形状に形成され、その上面123aおよび側面123bは光の反射面となっている。バックプレート117の上面117cは凹凸形状に形成され、下部から透過してきた光を上方へ拡散する。
【0022】
図2に示すように、バックプレート117の一側面に対向してLEDアレイ124が設けられている。LEDアレイ124は複数のLED光源125をバックプレート117の側面に沿って列状に配設しており、バックプレート117の側面に対して光を照射する。LEDアレイ124は、図示しない電源が投入されると点灯する。LEDアレイ124から発せられる光は、バックプレート117の内部を屈曲しながら通過し、キートップ111の中央部の直下に形成された反射部123の上面123aおよび側面123bに光が反射し、反射した光はメンブレンシート116側に入る。
【0023】
バックプレート117には、図4、図5に示すように、断面が矩形の突起状の補強ブリッジ117dが形成されている。補強ブリッジ117dはバックプレート117と一体に形成され、隣接するキースイッチ110のホルダー115間に設けられている。各キースイッチ110のホルダー115は、上述のように、溶着用ピン115aを介してバックプレート117に固定されているが、補強ブリッジ117dによりさらに強固に固定される。溶着用ピン115aを補強ブリッジ117dに対して溶着するようにしてもよいし、あるいは補強ブリッジ117d間にホルダー115を嵌め込むだけにしてもよい。なお図4は実施例1を示す断面図、図5は実施例1のホルダーおよび補強ブリッジを示す斜視図である。
【0024】
次に動作を説明する。図1、図2、図3において、キートップ111を上方から任意の荷重で押下すると、キートップ111は下方に移動し、これによりラバードーム114が屈曲し、ラバードーム114の接点押下部114aが、メンブレンシート116の可動接点116eを押圧する。これにより可動接点116eが固定接点116dに接触し、スイッチ閉状態となる。
【0025】
図示しない電源によりLEDアレイ124に配設されたLED光源125が点灯されると、LED光源125から発せられる光は、透明樹脂で形成されたバックプレート117の内部を通過する。バックプレート117の上面117cは凹凸形状になっているので、バックプレート117を通過した光はバックプレート117から出る際に矢印で示すように、拡散する。またキートップ11の中央部の直下に形成された反射部123の上面123aおよび側面123bに光が反射し、反射した光の一部はメンブレンシート116に入る。側面123bは斜めに傾斜して形成されているので、バックプレート117を通過してきた光はメンブレンシート116方向へ反射される。
【0026】
メンブレンシート116に入った光は、メンブレンシート116が光透過性であるためにメンブレンシート116を通過する。このとき通過する光は、メンブレンシート116から出る際に、メンブレンシート116の上面116hの凹凸形状により再度拡散される。そして拡散された光の一部は、ラバードーム114の外側から、第1リンク部材112および第2リンク部材113をすり抜けてキートップ111の裏面に到達する。
【0027】
キートップ111には、図6に示すように、抜き文字部111cが形成されており、この抜き文字部111cに光が裏面から照光されることにより、キートップ111上面に形成されている文字や記号の形に光って見える。図6はキートップと反射部の位置関係を示す説明図である。
【0028】
LED光源125から発せられる光は、きわめて指向性の強いものであるが、実施例1によれば、LEDアレイ124に配設されたLED光源125から発せられた光は、透明樹脂で形成されたバックプレート117を通過する際にその上面117cの凹凸形状により拡散され、さらにメンブレンシート116を通過する際にもその上面116hの凹凸形状により拡散されるので、メンブレンシート116の上部に設けられる第1、第2リンク部材112、113をすり抜けてキートップ111下面に到達することができる。その結果、キートップ111に形成された抜き文字部111cを照光することが可能となる。光が細かく拡散されることにより、抜き文字部111cに照光する光は均一となり、キートップ111の上部から見た場合、文字や記号等が見易くなる。
【0029】
実施例1によれば、単一の部材であるバックプレート117にキースイッチの各部品を搭載する機能と導光性部材としての機能を持たせたので、部品点数が削減され、キースイッチの全高が低くなり、キーボードの薄型化を図ることができる。またキースイッチのベース部が薄くなるので、キーボード本体へのキースイッチの実装(例えば、従来の非照光式のものから照光式のものへの置き換え)が容易になる。
【0030】
また部品点数が削減できることから、製造コストを削減することが可能になる。さらにバックプレート117に補強ブリッジ117dを設けたことにより、ホルダー115が強固に保持され、とくにキーボードを湾曲させた場合の強度(保持力)が向上する効果が得られる。
【実施例2】
【0031】
次に実施例2を説明する。図7は実施例2のキースイッチ構造を示す分解斜視図、図8は実施例2のキースイッチを示す断面図である。図7、図8において、実施例2のバックプレート217は、実施例1と同様に、キースイッチの各部品を搭載するようにこれらの部品の下部に配置されもので、光透過性および光反射性を有する樹脂部材により形成されている。
【0032】
バックプレート217には、実施例1で示したスペーサ突起は設けられておらず、即ち、バックプレート217は平板状になっており、平板状の部分にホルダー115の溶着用ピン115aを通す穴217aが貫通するように設けられている。またバックプレート217の下面側には反射部123が形成されており、上面217bには凹凸が形成されている。またバックプレート217の一側面に対向して、複数のLED光源125を設けたLEDアレイ124が設けられている。その他の構成は実施例1と同様である。
【0033】
実施例2における照光動作は実施例1と同様である。実施例2によれば、実施例1の有する効果に加えて、バックプレート217が平板状になっているので、製造が容易であり、実施例1に対して初期投資を抑えることができる。
【実施例3】
【0034】
次に実施例3のキースイッチ構造を説明する。図9は実施例3のキースイッチ構造を示す断面図である。図9において、実施例3のキースイッチ310は、キートップ311、ホルダー312、ラバードーム313、メンブレンシート314およびバックプレート315から構成されている。キートップ311の裏面にはステム311aとクランプ爪311bが下方に向けて形成されている。
【0035】
ホルダー312の中央部には摺動孔312aが形成され、この摺動孔312aにキートップ311のステム311aが摺動可能に挿入される。またホルダー312には抜け止め用の突起部312bが形成され、キートップ311が上方に移動した場合にクランプ爪311bがこの突起部312bに引っ掛かってキートップ311がホルダー312から外れないようになっている。ホルダー312には下方に向いた固定用ボス312cが一体に形成されている。固定用ボス312cには段差が形成され、内部にネジ孔が形成されている。
【0036】
ラバードーム313は弾性材料で形成され、その上部がキートップ311のステム311aに接するように、メンブレンシート314の上部に配設される。ラバードーム313の内部には接点押下部313aが形成されている。メンブレンシート314は、第1の実施の形態と同様に、上面314aが凹凸形状に形成され、また全体が光透過性部材から形成されている。またメンブレンシート314には貫通孔314bが形成されている。
【0037】
バックプレート315は光透過性および光反射性を有する材料により形成され、上面315aが凹凸形状に形成されている。バックプレート315にも貫通孔315bが形成され、この貫通孔315bとメンブレンシート314の貫通孔314bに、ホルダー312の固定用ボス312cが挿通されている。固定用ボス312cにネジ316が嵌め込まれることにより、バックプレート315およびメンブレンシート314とホルダー312とが固定される。固定した状態において、メンブレンシート314の上面314aとホルダー312の下面との間に間隙が形成される。また図示していないが、バックプレート315の一側面に対向して、実施例1で説明した複数のLED光源を有するLEDアレイが配設されている。
【0038】
以上のように構成した実施例3においても、照光動作は実施例1と同様である。第3の実施の形態によれば、メンブレンシート314とホルダー312との間に間隙を有しているので、バックプレート315から入った光がメンブレンシート314を通過する際にその上面314aの凹凸形状で良好に拡散される効果を有する。
【0039】
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、実施例2においても補強ブリッジを設けるようにしてもよい。またバックプレートに形成した反射部は1つに限らず、複数個設けてもよい。また設ける位置についても、キートップ上の抜き文字部111cの位置に合わせて配置するようにしてもよい。
【符号の説明】
【0040】
110 キースイッチ
111 キートップ
111c 文字部
116 メンブレンシート
116h メンブレンシート上面
117 バックプレート
117a バックプレート上面
123 反射部
124 LEDアレイ
125 LED光源

【特許請求の範囲】
【請求項1】
光透過性の抜き文字部が形成されたキートップと、
接点部を具備し、光透過性を有するメンブレンシートと、
前記キートップを保持するホルダー部材と、
前記メンブレンシートの下部に配設され、導光機能を有し前記ホルダー部材を固定するバックプレート部材と、
前記バックプレート部材に対して発光する光源とを備え、
前記光源を発光することにより前記バックプレート部材及び前記メンブレンシートを介して前記キートップの前記抜き文字部を照光することを特徴とするキーボードのキースイッチ構造。
【請求項2】
前記バックプレート部材は光源からの光を前記キートップ方向へ反射する反射部を有する請求項1記載のキーボードのキースイッチ構造。
【請求項3】
前記バックプレート部材は前記ホルダー部材を補強する突起状の補強ブリッジを有する請求項1又は請求項2記載のキーボードのキースイッチ構造。
【請求項4】
前記バックプレート部材は、前記ホルダー部材に形成された固定用の突起部を固定する固定部を有する請求項1、2または3記載のキーボードのキースイッチ構造。
【請求項5】
前記固定部は、前記バックプレート部材の平板部に形成された穴である請求項4記載のキーボードのキースイッチ構造。
【請求項6】
前記メンブレンシートの上面及び前記バックプレート部材の上面は凹凸形状を有する請求項1記載のキーボードのキースイッチ構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2012−134182(P2012−134182A)
【公開日】平成24年7月12日(2012.7.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−87728(P2012−87728)
【出願日】平成24年4月6日(2012.4.6)
【分割の表示】特願2007−74487(P2007−74487)の分割
【原出願日】平成19年3月22日(2007.3.22)
【出願人】(000000295)沖電気工業株式会社 (6,645)
【Fターム(参考)】