説明

キーボード文字付指キャップ

【課題】キーボード入力時や学習時に装着しても、違和感を持せず、文字配置の検索が素早く出来き、時と場所に囚われる事無く、パソコンの文字配列や各指の役割文字を覚え、指さばきを、学習するが出来るキーボード文字付指キャップを提供する。
【解決手段】パソコン用キーボードの文字配列に基づいて、入力の基本的な、指使い、行と列の配置から成る文字配列が、指の甲だけで解る様に、該部材表面にパソコン文字列に対応した文字表示部材を施し、文字盤の表面に彩色識別を設け、指の第三関節に、挿通させる軽装な円筒状の指キャップを設け、指の甲(上部)に記載する、人差し指、中指、薬指、小指、から成る4本の付け根に連結材を設け、左右一体式にする事によって、指への脱着が、スムーズに行えて、保管面でも、紛失を防ぐ役割を果たす。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
パソコンの要である、キーボードの入力操作に必要な、ひらがな文字及び、アルファベット(ローマ字)のキーボードの文字配列、指さばきを、日常生活を送りながら、速やかに、学習して取得する事が出来る。キーボード文字付指キャップである。
【背景技術】
【0002】
従来のパソコン用、入力学習教材の装置は、パソコンのキーボード前でしか、学習用装置を指に付け、更に、キーボード文字表示盤(打鍵)にも、其の操作と、連動させた部材を、取り付け無ければ、学習を行えなかったのである。(特許文献を参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実願平5−61346
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
気軽にパソコン用キーボードの入力学習を行える様に、軽装な装置に施し、キーボード入力時や学習時に装置していっても、違和感を持せず、手元の指装着具から、文字配置の検索が、素早く出来き、時と場所に囚われる事無く、パソコンの文字配列や各指の役割文字を覚え、指さばきを、学習するが出来る。
【0005】
パソコン用キーボードの文字配列に基づいて、入力の基本的な、指使い、行と列の配置から成る文字配列が、指の甲だけで解る様に、該部材表面にパソコン文字列に対応した文字表示部材を施し、文字盤の表面に彩色識別を設け、指の第三関節に、挿通させる軽装な円筒状の指キャップを設け、指の甲(上部)に記載する、人差し指、中指、薬指、小指、から成る4本の付け根に連結材を設け、左右一体式にする事によって、指への脱着が、スムーズに行えて、保管面でも、紛失を防ぐ役割を果たす、キーボード文字付指キャップである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
パソコン用キーボードの文字配列に基づいて、入力の基本的な、指使いと文字配列の打ち込みポジションの行、列の配置が解る様に、指の第三関節に、円筒状のキャップを設け、指の甲(上部)には、キーボードと同じ配列の文字を記入した。又、左右の各指に装着させる、人差し指、中指、薬指、小指、の4本に連結材を設け、左右一体式に事によって、指の脱着が、スムーズに行えて、管理面でも、紛失を防止する役割を果たす、キーボード文字付指キャップである。
【発明の効果】
【0007】
パソコンのキーボードの前で学習する以外に、日常生活を送っている時にも、装飾を施す事も出来、軽装な装置なので、学習時間の無い者、通勤、通学時間中でも、指に付けて文字配列、指使いを、場所と時間を選ばず学習する事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明品を用いて操作する場合の平面図を示し、指に挿通させ、指の付け根に、連結材を施した、キーボード文字付指キャップである。
【図2】本発明の他の実施例を示す上面から見た斜視図であり、指に挿通させ、(B)は右手用を、(C)は左用を示し、連結材(9a)を施した、キーボード文字付指キャップである。
【図3】本発明品を用いて操作する場合の平面図を示し、指に挿通させ、指の付け根に、連結材(9a)を用いず、単体のキーボード文字付指キャップである。
【図4】本発明の他の実施例を示す上面から見た斜視図であり、指に挿通させ、(B)は右手用を、(C)は左用を示し、連結材(9a)を用いず、単体のキーボード文字付指キャップである。
【図5】本発明品を用いて操作する場合の平面図を示し、指の上部へ直貼りに施した、キーボード文字表示部材のシートである。
【図6】本発明品を用いて操作する、文字表示部材の文字列を表した平面図を示し、指に挿通させ、指の付け根に、連結材を施した物(図1、図2、)、単体の物(図3、図4、)、指の上部へ直貼り(図5、)施した、3種類を表し、直に貼り付ける裏面を(E)で表し、断面を(F)で表した、文字表示部材である。
【図7】本発明品の文字表示部材の平面図を示し、各指での、文字表示列と彩色区別を表し実施例(1)は右人差指、(2)は右中指、(3)は右薬指、(4)は右小指、(5)は左人差指、(6)は左人差指、(7)は左薬指、(8)は左小指、(9)はアルファベット(ローマ字)の色彩区別の実施例を表す意味の一覧である。
【図8】本発明品の文字表示部材の平面図を示し、各指での、文字表示列と彩色区別を表し実施例、図7と同様に(1)〜(8)は、親指以外の左右の指を表し、(9)は、ひらがなの色彩区別の実施例を表す意味の一覧である。
【図9】本発明品の文字表示部材の平面図を示し、各指での、文字表示列と彩色区別を表し実施例、図7、図8、と同様に(1)〜(8)は、親指以外の左右の指を表し、アルファベット(ローマ字)と、ひらがな文字から成る複合文字の色彩区別の実施例を表す、文字表示部材である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
この考案の最適な実施形態を図に基づいて、説明する。図1は、本発明品の操作する装置を表し、指の上部面には、キーボードの文字配列基づいて、文字表示を配置し記載した指キャップを、親指以外の左右の指に挿通させ、指の付け根に、連結材を施した、第三関節に装着する。
【0010】
図2は、(B)右手用、(C)左手用、指の挿通部材の斜視図の拡大を表し、1aは、右手人差し指、 2aは、右手中指、3aは、右手薬指、4aは、右手小指、5aは、左手人差指、6aは、左手中指、7aは、左手薬指、8aは、左手小指、を表し、計8本分挿通させ、連結材を施した、キーボード文字付指付キャップである。
【0011】
図3は、図1、同様の左右の指計8本から成る装置で、但し連結材を施さず、単体で第三関節に装着する。
【0012】
図4は、(B)右手用、(C)左手用、指の挿通部材の斜視図の拡大を表し、1bは、右手人差し指、2bは、右手中指、3bは、右手薬指、4bは、右手小指、5bは、左手人差指、6bは、左手中指、7bは、左手薬指、8bは、左手小指、を表し、計8本分挿通させ、連結材を施さず、キーボード文字付指付キャップである。
【0013】
図5は、本発明品の操作する装置を表し、指の上部面には、キーボードの文字配列に基づいて、文字表示を配置し記載した文字シートを、親指以外の左右の指に直に貼り付け、第三関節に貼り付ける。
【0014】
図6は、キーボードの文字配列基づいて、文字表示を配置し記載した文字表示部材シートの平面図を表す、(D)は、アルファベット(ローマ字)を表し、(E)は、ひらがな文字を表し、(F)は、アルファベット(ローマ字)と、ひらがな文字を複合文字を表し、(G)は、文字盤の裏面である、粘着面の粘着テープを表し、(H)は、断面を表し、図5の拡大を表し、1cは、右手人差し指、直貼りシート、2cは、右手中指、直貼りシート、3cは、右手薬指、直貼りシート、4cは、右手小指、直貼りシート、5cは、左手人差指、直貼りシート、6cは、左手中指、直貼りシート、7cは、左手薬指、直貼りシート、8cは、左手小指、を表し、計指8本分の直貼りシート用、文字表示部材である。
【0015】
図7は、本発明品を用いて操作する文字表示部材の平面図を示し、各指での、文字表示列と彩色区別を表し(1)は、右人差指、(2)は、右中指、(3)は、右薬指、(4)は、右小指、(5)は、左人差指、(6)は、左人差指、(7)は、左薬指、(8)は、左小指、を表し、(1)〜(8)は、アルファベット(ローマ字)を主とする。(9)は、アルファベット(ローマ字)の色彩区別の実施例を表す一覧である。
【0016】
図8は、本発明品を用いて操作する文字表示部材の平面図を示し、各指での、文字表示列と彩色区別を表す実施例、図7と同様に(1)〜(8)は、親指以外の左右の指を表し、ひらがな文字を主とする。(9)は、ひらがなの色彩区別の実施例を表す一覧である。
【0017】
図9は、本発明品を用いて操作する文字表示部材の平面図を示し各指での、文字表示列と彩色区別を表し実施例、図7、図8、と同様に(1)〜(8)は、親指以外の左右の指を表し、アルファベット(ローマ字)と、ひらがな文字から成る複合文字を主とする。キーボード文字付指キャップである。
【実施例】
【0018】
指に挿通する素材を、薄手の塩化ビニールで、透明もしくは、半透明の伸び縮みをする。形状は、円筒状で指にフィットし、左右の各指の付け根部分に連結材を設けて、左右各4本ずつを、まとめ一体式、又は、連結材を持たず全て独立して単体式。にすることが出来る、キーボード文字付指キャップである。
【0019】
指に装置する素材を、ポリウレタン、シリコン、ゴム、紙、プラスチックを用いて、施す事が出来る。文字表示部材、及びキーボード文字付指キャップである。
【0020】
図7(9)で表した様に、アルファベット(ローマ字)は、母音+(プラス)子音から成る入力変換構成から、アルファベット(ローマ字)の文字盤彩色を施す、母音(A、I、U、E、O、)黄色。子音(K、S、T、N、H、M、Y、R、W、)オレンジ色。左右のポジションキーの人差指(J、F、)ピンク色。小文字入力キー(X、L、)赤色。その他のキー(「、カンマ」、「。句点」、P、「;セミコロン」、「・中点」、G、B、V、D、C、Q、Z、)白色。一連の文字検索と入力を素早く出来る様に、文字表示部材に彩色を施した、キーボード文字付指キャップである。
【0021】
図8(9)で表した様に、ひらがなの文字盤彩色を施し、あ行(あ、い、う、え、お、)赤色。か行(か、き、く、け、こ、)柿色。さ行(さ、し、す、せ、そ、)青色。た行(た、ち、つ、て、と、)黄色。な行(な、に、ぬ、ね、の、)水色。は行(は、ひ、ふ、へ、ほ、)白色。ま行(ま、み、む、め、も、)黄緑色。や行(や、ゆ、よ、)緑色。わ行(わ、を、ん、)ピンク色左右のポジションキーの人差指(は、ま、)枠の色を赤色。一連の文字検索と入力を素早く出来る様に、行、事の最初の文字に連想イメージの湧く色を決め、色分けする、例えば、あ行、(朝日は、赤色)と言った様に、検索する行を素早く探し入力し易く、文字表示部材に、彩色を施した、キーボード文字付指キャップである。
【0022】
老若男女を問わず、パソコン教育を受けていない者、これから学ぶ者を対象に、考案した物である。装着するだけで、キーボードの文字配列が指先で解り、文字列の指使いを、どの指を使って行うのかが、一目瞭然で解る。
【0023】
パソコンのキーボードの前で学習する以外に、日常生活を送っている時にも、装飾を施す事の出来る、装置なので、学習時間の無い者、通勤、通学時間中でも、指に付けて文字配列、使用する指使いを覚える事が出来る。
【産業上の利用可能性】
【0024】
今後益々、普及して行くであろう、パソコン、タイプライターの使用するに当って、老若男女問わず、キーボード操作を学ぶ際に、学習取得の必需品に成る。
【0025】
生産コストの掛らない、キーボード配列を基準とする、キーボード文字付指キャップは、国内に留まらず、各国のキーボード配列に準ずる物を生産すれば、海外の教育現場でも幅広く普及する。
【符号の説明】
【0026】
A、標準キーボード本体
B、右手、装置部材
C、左手、装置部材
D、アルファベットの文字表示部材
E、ひらがな文字の文字表示部材
F、アルファベット文字と、ひらがな文字の複合文字表示部材、
G、文字表示部材の裏面接着用、粘着テープ、
H、文字表示部材の断面
a、キーボードの文字、数字の1行目
b、キーボードの文字、数字の2行目
c、キーボードの文字、数字の3行目
d、キーボードの文字、数字の4行目
e、キーボードの文字、数字1列目、
f、キーボードの文字、数字2列目、
g、キーボードの文字、数字3列目、
h、キーボードの文字、数字4列目、
i、キーボードの文字、数字5列目、
j、キーボードの文字、数字6列目、
k、キーボードの文字、数字7列目、
l、キーボードの文字、数字8列目、
m、キーボードの文字、数字9列目、
n、キーボードの文字、数字10列目、
o、キーボードの文字、数字11列目、
p、キーボードの文字、数字12列目、
1a、連結材付、キーボード文字付指キャップ、右手人差し指用、
2a、連結材付、キーボード文字付指キャップ、右手中指用、
3a、連結材付、キーボード文字付指キャップ、右手薬指用、
4a、連結材付、キーボード文字付指キャップ、右手小指用、
5a、連結材付、キーボード文字付指キャップ、左手人差し指用、
6a、連結材付、キーボード文字付指キャップ、左手中指用、
7a、連結材付、キーボード文字付指キャップ、左手薬指用、
8a、連結材付、キーボード文字付指キャップ、左手小指用、
9a、左右の指連結材、
1b、単体、キーボード文字付指キャップ、右手人差し指用、
2b、単体、キーボード文字付指キャップ、右手中指用、
3b、単体、キーボード文字付指キャップ、右手薬指用、
4b、単体、キーボード文字付指キャップ、右手小指用、
5b、単体、キーボード文字付指キャップ、左手人差し指用、
6b、単体、キーボード文字付指キャップ、左手中指用、
7b、単体、キーボード文字付指キャップ、左手薬指用、
8b、単体、キーボード文字付指キャップ、左手小指用、
1c、直貼シート、文字表示部材、右手人差し指用、
2c、直貼シート、文字表示部材、右手中指用、
3c、直貼シート、文字表示部材、右手薬指用
4c、直貼シート、文字表示部材、右手小指用、
5c、直貼シート、文字表示部材、左手人差し指用、
6c、直貼シート、文字表示部材、左手中指用、
7c、直貼シート、文字表示部材、左手薬指用、
8c、直貼シート、文字表示部材、左手小指用、
(1)、彩色区別の文字盤、文字表示部材、右手人差し指用、
(2)、彩色区別の文字盤、文字表示部材、右手中指用、
(3)、彩色区別の文字盤、文字表示部材、右手薬指用、
(4)、彩色区別の文字盤、文字表示部材、右手小指用、
(5)、彩色区別の文字盤、文字表示部材、左手人差し指用、
(6)、彩色区別の文字盤、文字表示部材、左手中指用、
(7)、彩色区別の文字盤、文字表示部材、左手薬指用、
(8)、彩色区別の文字盤、文字表示部材、左手小指用、
(9)、彩色区別の文字盤、文字表示部材、の意味を表した、実施例一

【特許請求の範囲】
【請求項1】
パソコン用、キーボードの文字配列に基づいて、指の甲に取り付けて用い、パソコン用キーボードの入力操作時に用いる部材であって、該部材表面にパソコン文字列に対応した文字を記載したことを特徴とする文字表示部材である。
【請求項2】
文字表示部材は、文字を記載した面の裏面に、粘着テープを施したシート状であることを特徴とする、請求項1、記載の文字表示部材である。
【請求項3】
文字表示部材は、指に挿通可能なキャップ状としたことを特徴とする、請求項1、のキーボード文字付指キャップである。
【請求項4】
文字表示部材は、指に挿通可能なキャップ状とし、更に指の付け根側を連結部材で、つないだことを特徴とする請求項1、のキーボード文字付指キャップである。
【請求項5】
文字表示部材は、文字列に対応して異なる色で、文字の記載した面に着色したことを特徴とする、請求項1、ないし請求項3、請求項4、のいずれにも記載の文字表示部材である。
【請求項6】
指に挿通可能なキャップ状の部分に、文字表示部材、以外の面に装飾性を高める、彩色模様、柄模様、絵模様、を用いることを特徴とする請求項3、請求項4、のキーボード文字付指キャップである。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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