説明

キー入力装置、及び該キー入力装置を備えた画像形成装置

【課題】 キートップ上面に印刷された文字、記号等の長期使用による擦れ、消失を防止することができ、キートップを交換する必要もなく特に部品点数の増加もなく構成も単純なキー入力装置、及び該キー入力装置を備えた画像形成装置を提供すること。
【解決手段】 キートップ上面に文字又は記号が印刷された印字領域を有するキー入力装置であって、前記キートップ上面は前記印字領域よりも突出する部分を有することを特徴とするキー入力装置、及び該キー入力装置を備えた画像形成装置とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、文字、記号等が印刷された印字領域を保護したキー入力装置、及び当該キー入力装置を備えた画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
画像形成装置、電卓、リモコン、携帯電話機、テレビジョンやDVDレコーダ等の電子機器には、数字を入力するためのテンキーが用いられることが多い。テンキーを使用する場合、各キーに対応する数字をキーごとに表示する必要があるが、この場合、キーに対応する数字をキートップに印刷して表示する場合と、キートップには印刷されず対応するキー近傍のハウジング面に印刷される場合がある。特に、使用者が押したいキーを見つけやすくし、視覚的かつ直感的に押したいキーを押すことができることから、キートップ上に数字が印刷される場合が多い。
【0003】
しかしながら、テンキーは誤操作防止の観点からフィット感を重視する傾向にあり、図9のように、キートップ表面はゆるやかな凸曲面に成型される。そのため、使用者がテンキーを押すたびごとに、数字が印刷されたキートップ上の印字領域を指先で擦る機会が増えることとなり、使用頻度の高いキーにおいては、機械寿命よりも早い段階で文字や記号が擦れ、場合によっては、消失してしまう問題があった。
【0004】
この問題を解決するため、例えば特許文献1には、弾性脚下端の外向爪の上面中央部にリブを設けると共に、このリブの上方を弾性脚の外面に向かう傾斜面に形成することにより、単純な凹状の治具の挿入にて容易に引き抜き可能にしたことを特徴とするキートップが提案されている。これにより、たとえキートップ上に印刷された文字等が消失した場合であったとしても、容易にキートップを交換することが可能となっている。
ところが、キートップ上に印刷されている文字の消失を防ぐことができないため、キートップ上に印刷された文字、記号等が消失した場合は、使用者はキートップを交換する必要があり、たとえ交換が容易だとしても煩雑である。また、治具を必要とするため、部品点数も多く、構成が複雑である。
【0005】
特許文献2では、キートップの上面に嵌合穴を穿設し、該嵌合穴に押し込んで嵌合する突起を備え柔軟な弾性素材からなるキャップをキートップに着脱可能に取り付け、キートップの露出部を覆ったことを特徴とするキャップ付きキートップが提案されている。キャップは無色透明であり、該キャップによってキートップ上の印字領域が保護されていることから、使用者の指が直接印字領域に触れることがないため、キートップ上に印刷された数字、文字等が消失することを防ぐことができる。
しかし、キートップを覆うキャップを必要とすることから、部品点数が多く、構成が複雑になるという問題は依然解決されていない。
【0006】
【特許文献1】実開平3−66129号公報
【特許文献2】特開平10−207597号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、上記問題点を解決すべくなされたものであって、キートップ上面に印刷された文字、記号等の長期使用による擦れ、消失を防止することができ、キートップを交換する必要もなく特に部品点数の増加もなく構成も単純なキー入力装置、及び該キー入力装置を備えた画像形成装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1に係る発明は、キートップ上面に文字又は記号が印刷された印字領域を有するキー入力装置であって、前記キートップ上面は前記印字領域よりも突出する部分を有することを特徴とするキー入力装置に関する。
【0009】
請求項2に係る発明は、前記印字領域の周縁に凸形状のリブが設けられることを特徴とする請求項1に記載のキー入力装置に関する。
【0010】
請求項3に係る発明は、前記キートップ上面には凹部が設けられ、該凹部内に印字領域を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のキー入力装置に関する。
【0011】
請求項4に係る発明は、前記印字領域の近傍に複数の突起が設けられることを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載のキー入力装置に関する。
【0012】
請求項5に係る発明は、前記複数の突起が前記印字領域を挟んで対向するように設けられることを特徴とする請求項4に記載のキー入力装置に関する。
【0013】
請求項6に係る発明は、前記複数の突起が印字領域を中心とした多角形状に設けられることを特徴とする請求項4又は5に記載のキー入力装置に関する。
【0014】
請求項7に係る発明は、請求項1乃至6いずれかに記載のキー入力装置を備えた画像形成装置に関する。
【発明の効果】
【0015】
請求項1に係る発明によれば、キートップ上面に文字又は記号が印刷された印字領域を有するキー入力装置であって、キートップ上面は印字領域よりも突出する部分を有することから、キートップ上面の印字領域にはそれほど摩擦が生じないため、摩擦によるキートップ上面の文字、記号等の擦れ、消失を防止することができる。キートップ上面の印字領域よりも突出する部分にてキートップ上面の文字、記号等の擦れ、消失を防止することから、キートップを交換する必要もなく、新たな部品の追加等にもならず、構成も単純なキー入力装置とすることができる。
【0016】
請求項2に係る発明によれば、印字領域の周縁に凸形状のリブが設けられることから、キートップと一体に成型することができ、より単純な構成でキートップ上面に印刷された文字、記号等の擦れ、消失を防止することができる。使用者がキーを入力したときに、キートップ上面の印字領域に生じる摩擦を少なくすることにより、凸形状のリブに摩擦が生じるため、キーを入力しやすく、誤操作を防止することができる。
【0017】
請求項3に係る発明によれば、キートップ上面には凹部が設けられ、該凹部内に印字領域を有することから、使用者がキーを入力したときに印字領域に生じる摩擦が少なく、キートップ上面に印刷された文字、記号等の擦れ、消失を防止することができる。また、凹部に埃や塵等が滞留したとしても、簡単に拭き取ることができる。
【0018】
請求項4に係る発明によれば、印字領域の近傍に複数の突起が設けられることから、使用者がキーを入力したときに突起に摩擦が生じ、印字領域に生じる摩擦を少なくすることができ、キートップ上面に印刷された文字、記号等の擦れ、消失を防止することができる。突起を有するのみであることから、塵や埃が印字領域に滞留することを防止することができる。
【0019】
請求項5に係る発明によれば、複数の突起が印字領域を挟んで対向するように設けられることから、使用者がキーを入力したときに突起に摩擦が生じ、突起に挟まれた印字領域に生じる摩擦をより少なくすることができ、キートップ上面に印刷された文字、記号等の擦れ、消失をより防止することができる。
【0020】
請求項6に係る発明によれば、複数の突起が印字領域を中心とした多角形状に設けられることから、使用者がキーを入力したときに突起に摩擦が生じ、突起に囲まれた印字領域に生じる摩擦をより少なくすることができ、キートップ上面に印刷された文字、記号等の擦れ、消失をより防止することができる。
【0021】
請求項7に係る発明によれば、上記キー入力装置を備えた画像形成装置とすることから、画像形成装置に備えられたテンキー等のキートップ上に印刷された文字、記号等の擦れ、消失等を防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
以下、本発明に係るキートップ上面に印刷された文字、記号等の擦れ、消失を防止したキー入力装置、及び該キー入力装置を備えた画像形成装置の好適な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1(a)は、本発明に係るキー入力装置を示した図であり、(b)は、(a)のY−Y線断面図である。図2(a)は、本発明に係る第一の実施形態の図であり、(b)は、(a)のキートップ部分のC−C線拡大断面図である。図3は、第一の実施形態のキー入力装置の斜視図である。図4(a)は、本発明に係る第二の実施形態の図であり、(b)は、(a)のキートップ部分のC−C線拡大断面図である。図5は、第二の実施形態のキー入力装置の斜視図である。図6(a)は、本発明に係る第三の実施形態の図であり、(b)は、(a)のキートップ部分のC−C線拡大断面図である。図7は、第三の実施形態のキー入力装置の斜視図である。
【0023】
本発明に係るキー入力装置1は、キートップ2に印刷された数字、文字等の擦れ、消失を防止するため、キートップ2上面に印字領域よりも突出する部分(以下突出部3と称する)を有する構造となっている。
【0024】
図1(a)において示すキー入力装置1は、画像形成装置、電卓、リモコン、携帯電話機、テレビジョンやDVDレコーダ等の電子機器に備えられるものであって、数字を入力するテンキーと、夫々の電子機器の機能を発揮させるために備えられるキー、例えば、スタートキーやクリアキー、ストップキー、モード切替キーや、通話キー等とからなる。キー入力装置を構成する個々のキー4は、キートップ2とキースイッチ5を有するという構造をとっている。
キー入力装置1を構成する個々のキー4は、図1では円形であるが、多角形の形状、例えば四角形の形状でもよい。
【0025】
キートップ2は、上部6と鍔部7と下部8とからなる。
上部6は電子機器等のハウジング9から突出している部分であり、本発明においては、その表面にはキー4を押圧したときに入力される文字、記号等が印刷されている。
鍔部7は、上部6よりも一回り大きく成型されている部分であって、キートップ2が電子機器の操作部から脱落するのを防止する部分である。キー入力装置1が設置される電子機器のハウジング9には開口部が設けられ、キートップ2はハウジング9の開口部に内側から貫通するように設けられる。鍔部7がハウジング9に形成された開口部よりも大きく成型されることにより、キートップ2が電子機器の操作部から脱落するのを防止している。
下部8は、電子機器等のハウジング9内部に存在する部分であり、キースイッチ5を押圧する部分である。下部8がキースイッチ5と当接するようにキートップ2が設けられる。
【0026】
キースイッチ5は、電流が流れる状態と止めた状態とを切り替える部品であって、キースイッチ5のオンオフによって、キースイッチ5が配置された電子基盤10に接続された検出手段はキー4が押圧されたかどうかを認識する。キースイッチ5は、図示しない付勢手段によって、キートップ2方向に付勢され、キートップ2を電子機器外側へと付勢し、鍔部7がハウジング9に当接することによって、キートップ2の固定とハウジング9に設けられた開口部から埃や塵の電子機器内部への侵入を防止している。
【0027】
突出部3は、キートップ2上面の印字領域に印刷された文字、記号等を保護するように設けられた形状であって、キートップ2と一体に成型されたものである。突出部3をキートップ2と一体に成型することによって、部品点数が少なく、構成も単純なテンキー等のキートップ2上面の印字領域に印刷された文字、記号等の擦れ、消失等を防止することが可能なキー入力装置1とすることができる。
突出部3は、使用者がキー4を押圧した場合にキートップ2上面の印字領域に印刷された文字、記号等に摩擦が生じにくい形状であれば、どのような形状でも使用することができる。以下に好適な突出部3を有するキー入力装置1について説明する。
【0028】
第一の実施形態は、図2に示す通りキートップ2の上面において、突出部3として印字領域の周縁に凸状のリブ11を設け、該リブ11の内側に文字、記号等が印刷されたキー入力装置1である。使用者がキー4を押圧するときに、凸状のリブ11に摩擦生じることにより、キー4を入力しやすく、誤操作を防止することができ、内側に印刷された文字、記号にかかる摩擦が少なくなることにより、印刷された文字、記号等の擦れ、消失を防止することができる。図3において示される本実施形態のキー入力装置1は、数字1が印刷されているキー4が本実施形態のキーであり、それ以外のキーも図では省略しているが、同様のリブ11を有している。
【0029】
リブ11は、円状、三角形状、四角形状等の多角形状に設けることが可能であるが、多角形状だと隅に埃や塵が滞留する可能性があり、清掃が困難となるため円状に設けられるのが好ましい。リブ11の内側の大きさは、使用者の指、特に人差し指の大きさよりも小さいことが好ましく、大きくてもリブ11の内側が10mm程度が好ましい。内側の大きさが大きすぎると、使用者がキーを押圧した場合、指がリブ11の内部に嵌りこんでしまい、突出部3であるリブ11に摩擦が生じにくく、印刷された文字、記号に摩擦が生じるため長期間使用による擦れ、消失が発生する可能性があり、本発明の目的を達成することができないからである。
【0030】
リブ11の突出量は、特に限定されることはないが、突出量が少なすぎると使用者がキー4を押圧するときに印字領域に使用者の指が接触し、文字、記号等が印刷された印字領域に摩擦が生じやすくなり、突出量が多すぎると印字領域に印刷された文字、記号等が見にくくなる可能性があるため、1mm前後が好ましい。リブ11の幅は、キー4の大きさやリブ11の位置等により適宜選択される。
【0031】
第二の実施形態は、図4に示す通り、キートップ2の上面に凹部12を設け、該凹部12内の印字領域に文字又は記号が印刷されているキー入力装置1である。キートップ2上面に凹部12を有することにより、凹部12の周囲は印字領域に比べて一段高くなり突出部3となる。使用者がキー4を押圧したとしても、突出部3に摩擦が生じるため凹部12内に印刷された文字、記号等にはそれほど摩擦が生じることがなく、キートップ4上面の印字領域に印刷された文字、記号等の擦れ、消失等を防止することが可能なキー入力装置1とすることができる。図5において示される本実施形態のキー入力装置1は、数字1が印刷されているキー4が本実施形態のキーであり、それ以外のキーも図では省略しているが、同様の凹部12を有している。
【0032】
凹部12は、円状、三角形状、四角形状等の多角形状に設けることが可能であるが、多角形状だと隅に埃や塵が滞留する可能性があり、清掃が困難となるため円状に設けられるのが好ましい。凹部12の大きさは、使用者の指、特に人差し指の大きさよりも小さいことが好ましく、大きくても10mm程度が好ましい。凹部12の大きさが大きすぎると、使用者がキー4を押圧した場合、指が凹部12の内部に嵌りこんでしまい、凹部12内の印字領域に印刷された文字、記号に摩擦が生じるため長期間使用による擦れ、消失が発生する可能性があり、本発明の目的を達成することができないからである。
【0033】
凹部12の深さは、特に限定はされないが、浅すぎると使用者がキー4を押圧するときに文字、記号等が印刷された印字領域に摩擦が生じやすくなり、深すぎるとキートップ2の上部6を多く確保する必要がありキー4のハウジング9からの突出が多くなるため、1mm前後が好ましい。凹部12の形状は、底面が水平であってもよいし、底面が緩やかな凹曲面であってもよい。
【0034】
第三の実施形態は、突出部3として、キートップ2上面の印字領域に印刷された文字または記号近傍に複数の突起13を設けたキー入力装置1である。使用者がキー4を押圧するときに、複数の突起13に摩擦が生じることにより、キー4を入力しやすく、誤操作を防止することができ、内側に印刷された文字、記号等に生じる摩擦が少なくなることにより、印刷された文字、記号等の擦れ、消失を防止することができる。また、突出部3として突起13を有するのみであるため、キートップ2上に埃や塵が滞留するのを防止することができる。図7において示される本実施形態のキー入力装置1は、数字1が印刷されているキー4が本実施形態のキーであり、それ以外のキーも図では省略しているが、同様の突起13を有している。
【0035】
複数の突起13は、印刷された文字、記号の近傍に、少なくとも2箇所、印字領域に印刷された文字の上下、もしくは左右等、文字を挟んで対向するように設けられる。使用者がキー4を押圧するときに、印字領域に印刷された文字、記号を挟んで対向するように設けられた突起13に摩擦が生じ、突起13の間に挟まれた文字、記号には摩擦が生じにくくなるからである。従って、突起13の数が単数の場合や、突起13を2個以上複数箇所設けたとしても固めて配置した場合は、使用者の指が印刷された文字、記号等に触れるため、文字、記号等の擦れ、消失が生ずる可能性があり、好ましくない。突起13を3箇所以上設ける場合は、使用者がキー4を押圧したときに突起13に均等に摩擦が生じ、よりキートップ2上面の印字領域に印刷された文字、記号に摩擦を生じにくくするため、複数の突起13はキートップ2上面の印字領域に印刷された文字、記号を中心とした正多角形状に配置されるのが望ましい。
【0036】
突起13の形状は、円形状、三角形状や四角形状等多角形状に設けることが可能であるが、通常は円形状とされる。突起13の突出量は、特に限定はされないが、小さすぎると使用者がキー4を押圧するときに文字、記号等が印刷された印字領域に摩擦が生じやすくなり、大きすぎるとキートップ4表面の清掃が困難となることから1mm前後が好ましい。
【0037】
本発明は、使用頻度が高く、機械寿命が長い電子機器に使用することができる。図8は、画像形成装置14の図であり、操作部に本発明に係るキー入力装置1を好適に使用することができる。画像形成装置14は、機械寿命が長い電子機器であり、本発明に係るキー入力装置を使用することによって、図9に記載された従来の画像形成装置と比べて、画像形成装置の操作部に備えられたテンキー等のキートップ上面に印刷された文字、記号等の長期使用による擦れ、消失を防止することができる。
【産業上の利用可能性】
【0038】
本発明は、文字、記号等が印刷されたキー入力装置、及び当該キー入力装置を備えた画像形成装置、電卓、リモコン、携帯電話機、テレビジョンやDVDレコーダ等の電子機器に好適に利用されるものである。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】(a)は、本発明に係るキー入力装置を示した図であり、(b)は、(a)のY−Y線断面図である。
【図2】(a)は、本発明に係る第一の実施形態の図であり、(b)は、(a)のキートップ部分のC−C線拡大断面図である。
【図3】第一の実施形態のキー入力装置の斜視図である。
【図4】(a)は、本発明に係る第二の実施形態の図であり、(b)は、(a)のキートップ部分のC−C線拡大断面図である。
【図5】第二の実施形態のキー入力装置の斜視図である。
【図6】(a)は、本発明に係る第三の実施形態の図であり、(b)は、(a)のキートップ部分のC−C線拡大断面図である。
【図7】第三の実施形態のキー入力装置の斜視図である。
【図8】本発明に係るキー入力装置を備えた画像形成装置の図である。
【図9】画像形成装置に備えられた従来のキー入力装置の図である。
【符号の説明】
【0040】
1.キー入力装置
2.キートップ
3.突出部
4.キー
5.キースイッチ
6.上部
7.鍔部
8.下部
9.ハウジング
10.電子基盤
11.リブ
12.凹部
13.突起
14.画像形成装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
キートップ上面に文字又は記号が印刷された印字領域を有するキー入力装置であって、
前記キートップ上面は前記印字領域よりも突出する部分を有することを特徴とするキー入力装置。
【請求項2】
前記印字領域の周縁に凸形状のリブが設けられることを特徴とする請求項1に記載のキー入力装置。
【請求項3】
前記キートップ上面には凹部が設けられ、該凹部内に印字領域を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のキー入力装置。
【請求項4】
前記印字領域の近傍に複数の突起が設けられることを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載のキー入力装置。
【請求項5】
前記複数の突起が前記印字領域を挟んで対向するように設けられることを特徴とする請求項4に記載のキー入力装置。
【請求項6】
前記複数の突起が印字領域を中心とした多角形状に設けられることを特徴とする請求項4又は5に記載のキー入力装置。
【請求項7】
請求項1乃至6いずれかに記載のキー入力装置を備えた画像形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2008−299444(P2008−299444A)
【公開日】平成20年12月11日(2008.12.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−142597(P2007−142597)
【出願日】平成19年5月29日(2007.5.29)
【出願人】(000006150)京セラミタ株式会社 (13,173)
【Fターム(参考)】