説明

グァバ茶葉の製造方法

【課題】 本発明は、さわやかな本来のグァバの葉の薄い緑色を維持し、かつ、ポリフェノールを充分に抽出でき、グァバ茶の従来の飲みにくさが無く、むしろ、グァバ茶を飲んでみたくなるようなさわやかなイメージとなるグァバ茶の製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 グァバの葉を採取し、洗浄後、蒸熱処理し、揉捻処理した後、乾燥処理して得られることを特徴とするグァバ茶の製造方法であり、乾燥処理した塊状のグァバの葉を中心用茶葉とし、八分乾燥処理した開いたグァバの葉を外皮用茶葉とし、塊状の中心用茶葉を開いたグァバの葉の外皮用茶葉で包むように巻き上げて整形し、再度乾燥処理してなることを特徴とするグァバ茶の製造方法である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、グァバを用いた茶葉の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
グァバは、フトモモ科バンジロウ属の植物で別名、蕃石榴(バンザクロ)とも称される亜熱帯性植物である。 沖縄県の北部の山岳地帯に多く自生している。
【0003】
沖縄では古くからその実を果実として食されており、葉の部分は乾燥処理を施した後、これを煎じてお茶として飲用されていた。
【0004】
このグァバの有効成分はケルセチンという物質であり、ポリフェノールの一種で抗酸化能力に優れた水溶性物質である。
【0005】
果実は、ビタミンA、B、Cが豊富とされている。葉に含まれるポリフェノールは、糖の吸収をおだやかにする作用があり、健康茶(グアバ茶)に使われている。特定保健用食品の許可がある製品もある。
【0006】
特開2007−117001号公報では、ストロベリーグァバの葉と茎を原料とし、健康に良くしかも飲み易いと共に、血糖値を下げる働きのあるポリフェノールの抽出を高めることのできるストロベリーグァバ茶及びストロベリーグァバ茶の製法を提供することを目的として、天日干しと煎ったストロベリーグァバの葉と茎を原料とするストロベリーグァバ茶、及びストロベリーグァバの秋芽の葉と茎をある程度の大きさに裁断し、これを天日干し、その後に釜で煎って得られるストロベリーグァバ茶の製法が開示されている。
【0007】
また、特開2003−274911号公報では、採取したグァバの生葉を天日干し乾燥させたグァバ茶、及び甘味材として用いるステビアと、羅漢果、そして香味料であり、かつ腐敗防止作用のあるクエン酸などの有する優れた栄養素および特性を損なわず、保存料や防腐剤など使用せず、血圧や血糖降下の効果を増幅させ、美容、健康飲料に供し、長期の保存を可能にするグァバ茶エキス入り健康茶とその製造法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特開2007−117001号公報
【特許文献2】特開2003−274911号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
このように、グァバの葉は、血糖値を下げる働きのあるポリフェノールであるケルセチンなどの有効成分が注目され、茶葉や清涼飲料として広く利用されるようになってきた。
【0010】
しかしながら、従来のグァバ茶は、青臭さが残り、飲みにくいという問題があった。
【0011】
また、従来の乾燥処理のみの場合、通常のお茶として飲用するときは、グァバの有効成分であるポリフェノールが充分に抽出されていないという問題もあった。
【0012】
前記の特開2007−117001号公報では、鉄鍋で15分〜20分煎ることにより、青臭さを抜き、また、ポリフェノールを抽出されやすくするものである。
【0013】
しかしながら、鉄鍋で煎るために、乾燥状態では、さわやかな薄い緑色であったものが一気に褐変してしまう。青々としたグァバのイメージが崩れてしまう。また、焙煎独特の苦みが出てしまう。
【0014】
また、加熱により、ポリフェノールの一部が変質、蒸散してしまうという問題もある。
【0015】
また、特開2003−274911号公報は、飲料として保存性を高める為の技術であり、グァバ茶にステビア、羅漢果、クエン酸などを混合するものであり、生臭さの解消ではなく、甘味料の混合による飲みやすい味への変化であり、グァバ茶を煮沸後、遠心分離でエキスの抽出を行うものであり、通常のお茶としての飲用とは全く異なる特別なエキスの強制抽出による飲料の製造方法である。
【0016】
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、さわやかな本来のグァバの葉の薄い緑色を維持し、かつ、ポリフェノールを充分に抽出でき、グァバ茶の従来の飲みにくさが無く、むしろ、グァバ茶を飲んでみたくなるようなさわやかなイメージとなるグァバ茶葉の製造方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0017】
本発明は上記の諸課題を解決するために、請求項1では、グァバの葉を洗浄後、蒸熱処理し、揉捻処理した後、乾燥処理して得られることを特徴とするグァバ茶葉の製造方法としたものである。
【0018】
グァバの葉は採取後、ただちに水洗い洗浄して使用するものである。採取後そのまま放置すると、生葉は発酵するので、鮮度保持の観点から、採取後素早く洗浄し、次の蒸熱処理を行うことが好ましい。
【0019】
蒸熱処理は、洗浄したグァバの葉を蒸し器に入れて5分〜10分程度まんべんなく蒸す。酸化酵素の働きを止め、茶葉の色を緑色に保持させながら青臭みを取り除くことができる。
【0020】
この蒸熱処理は、茶葉の色と品質(味、香りなど)に決定的な影響を与える重要な処理である。
【0021】
該揉捻処理は、上記の蒸熱処理により、茶葉の細胞膜が脆弱化しており、揉み解すことにより、繊維が切れて、成分抽出が容易となるようにする処理である。
【0022】
該揉捻処理は、5分〜30分程度が良く、好ましくは15分程度が良い。具体的な揉捻処理は、茶葉を揉みほぐすことができるものであればいずれでも良いが、揉捻台の上で茶葉を手で押し込むように押圧して揉みほぐしても良い。
【0023】
また、効率よく茶葉を揉みほぐすため、また揉捻時に茶葉の水分を効率よく除去するために、揉捻台の表面に凹凸を設けたり、表面を畳面としたり、表面に和紙等の吸水シートを設けたものなど、表面を適時加工した揉捻台を使用して茶葉を揉みほぐすようにすると効果的である。
【0024】
該乾燥処理は、揉捻処理後、茶葉の水分率が5%程度となるまで乾燥処理できるものであればいずれでも良い。乾燥後の茶葉の水分率が高いと、品質の低下を招くので好ましくない。
【0025】
該乾燥処理は、揉みほぐしたそのままの状態で乾燥させても良いし、グァバの葉を広げて自然乾燥させても良く、自然乾燥では陰干しが好ましい。その他、温風乾燥、低温乾燥、冷凍乾燥など適時の乾燥手段を用いても良い。
【0026】
請求項2では、グァバの葉を、前記の揉捻処理後、塊状に整形した後、乾燥処理することを特徴とするグァバ茶葉の製造方法としたものである。
【0027】
該塊状とは、揉捻後のグァバの葉を片手で軽く握るなどして、揉捻後の葉が、ある程度小さくまとまった状態をいう。大きさとしては、直径が2〜5cm程度が好ましい。大きすぎると中心部分が乾燥しにくくなる。
【0028】
この場合の乾燥手段は、自然乾燥でも良く、温風乾燥や低温乾燥、冷凍乾燥など適時の乾燥手段が使用できる。水分率が5%程度まで乾燥処理する。
【0029】
請求項3では、繊維が切れない程度に揉捻処理した後、葉を開いて整形した後、八分乾燥処理することを特徴とするグァバ茶葉の製造方法としたものである。
【0030】
該揉捻処理は、グァバの葉の形状が崩れない程度で、繊維が切れない程度に弱く揉みほぐすものであり、5分程度の揉捻処理とすることが好ましい。
【0031】
このように弱く揉捻処理したグァバの葉を開いて、形を整えてから乾燥させるものであり、乾燥は自然乾燥が好ましい。温風乾燥、低温乾燥、冷凍乾燥など適時の乾燥手段を使用できる。
【0032】
乾燥状態は、八分乾燥状態まで乾燥させる。八分乾燥状態とは、水分率が20%程度までの乾燥をいう。本格的な乾燥ではなく、若干、湿気がある程度とし、グァバの葉をある程度曲げても砕けたり、ひび割れしたりしない程度となるような、乾燥状態とするものである。
【0033】
請求項4では、前記の請求項2で乾燥処理した塊状のグァバの葉を中心用茶葉とし、前記の請求項3で八分乾燥処理した開いたグァバの葉を外皮用茶葉とし、前記の塊状の中心用茶葉を開いたグァバの葉の外皮用茶葉で包むように巻き上げて整形し、再度乾燥処理してなることを特徴とするグァバ茶葉の製造方法としたものである。
【0034】
中心用茶葉は、5%程度まで乾燥させたものを使用することが好ましい。中心用茶葉の水分率が高いまま外皮用茶葉で包んだ場合、巻き上げ整形後の再度乾燥処理において、中心部分まで充分に乾燥し難い場合があるので、中心用茶葉は充分に乾燥処理したものを用いることが好ましい。
【0035】
外皮用茶葉は、中心用茶葉を1枚の葉で巻き上げて包むものとして使用する。
【0036】
中心用茶葉を包み込んだ状態で、外皮用茶葉が開いてしまわないように、固定することが好ましい。糸を巻いたり、ピンで留めたり、ゴム輪で留めたりしても良い。
【0037】
該再度乾燥処理は、包み込んで整形したグァバ茶葉をそのままの形状で乾燥させるものであり、自然乾燥、温風乾燥、低温乾燥、冷凍乾燥など適時の乾燥手段が使用できる。
【0038】
再度乾燥処理は、急激な乾燥は避けて、ゆっくり、均一に乾燥させることが好ましい。外皮用茶葉の水分率が5%程度まで乾燥させることが好ましい。自然乾燥においては、陰干しとすることが好ましい。天日乾燥の場合には、乾燥状態が均一となり難く、外皮用茶葉の巻き状態が崩れてしまう場合がある。
【0039】
請求項5では、塊状のグァバの葉(中心用茶葉)が、開いたグァバの葉(外皮用茶葉)で包むように巻き上げて整形されていることを特徴とするグァバ茶葉としたものである。
【0040】
上記に示す本発明のグァバ茶葉は、熱湯を注いで、5分ほどすると、淡い緑色をしたグァバ茶となり、さわやかなグァバの風味のあるお茶となる。
【0041】
尚、このグァバ茶葉を煎じたり、水出ししても良い。煎じる場合には1〜2分程度、水出しの場合には30分程度で良く、熱湯を注いだ場合と同様な味わいのあるグァバ茶となる。
【0042】
生臭さは全くなく、グァバの香りのするわずかに淡い緑色を呈するお茶となる。焙煎していないので、焦げ臭さもなく、軽いハーブティーのような飲みやすくさわやかな茶となる。
【発明の効果】
【0043】
本発明は以下の効果を奏する。
1)従来のグァバ茶のような生臭さの全くないさわやかなグァバ茶を実現できる。
【0044】
2)蒸熱処理、揉捻処理により、細胞膜が破壊され、繊維が切れているので、グァバの葉の有効成分であるポリフェノールが充分に抽出されたグァバ茶を提供できる。
【0045】
3)グァバ茶の飲みにくいイメージを一新し、飲用する意欲を掻き立てる外観であり、今までにない形態のグァバ茶を提供できる。
【0046】
4)飲用するときに、熱湯で茶葉が開いていくため、お茶を入れることに楽しみを味わえる今までにないグァバ茶を提供できる。
【0047】
5)中心用茶葉と外皮用茶葉とを別々に揉捻、乾燥処理した後に、整形して巻き上げ、再度乾燥させることにより、巻いた状態のままで形を崩さずに乾燥させることができる。
【0048】
6)巻き上げたグァバ茶とすることにより、茶葉の使用量を気にすることなく、一定の茶葉を簡単に準備でき、かつ、熱湯を注ぐだけで簡単にグァバ茶を飲用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0049】
【図1】本発明による巻き上げグァバ茶の製造工程を示すフロー図である。
【図2】本発明による巻き上げグァバ茶の中心用茶葉を示す外観図である。
【図3】本発明による巻き上げグァバ茶の外皮用茶葉を示す外観図である。
【図4】本発明による巻き上げグァバ茶の巻き上げ処理状態を示す外観図である。
【図5】本発明による巻き上げグァバ茶を袋詰した状態を示す外観図である。
【図6】本発明による巻き上げグァバ茶の使用状態を示す外観図である。
【発明を実施するための形態】
【0050】
本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明による巻き上げグァバ茶の製造工程を示すフロー図である。
【0051】
本実施例では、中心茶葉を外皮用茶葉で巻き上げた2重構造の巻き上げグァバ茶の製造方法を示す。
【0052】
S−1)採取
グァバの葉を採取する。虫食い等のない、葉色が良く、鮮やかな緑色のものを採取する。
【0053】
S−2)水洗い処理
採取したグァバの葉をざる等に入れて、充分に水洗いし、ゴミや虫等を除去する。
【0054】
S−3)蒸熱処理
洗浄したグァバの葉を蒸し器に入れて、八分間蒸し上げる。
【0055】
S−4)揉捻処理(強)
蒸熱処理後のグァバの葉を表面に畳面を設けた揉捻台の上で、握って押しつけるように揉み解し、繊維が充分に切断されるように強く揉み解す。揉み解しは15分程度行う。本揉捻処理後のグァバの葉は中心用葉茶1に使用する。
【0056】
S−5)塊状化
充分に揉捻処理したグァバの葉を片手で軽く形を整えずに握った状態で塊状にする。寿司のしゃりを握るように片手に収まる程度の大きさとし、軽く握って円柱形状あるいは楕円体形状のように整えると良い。
【0057】
S−6)乾燥処理
塊状化したグァバの葉を陰干しにより乾燥させる。24時間自然乾燥させた。尚、乾燥手段は、乾燥後に塊形状が崩れず、また褐変色しないように乾燥できるものであればいずれでも良く、適時、温風乾燥、低温乾燥、冷凍乾燥などの手段でも良い。水分率は5%程度まで乾燥させた。
【0058】
S−7)中心用茶葉
上記の乾燥処理後、淡い緑色で、寿司しゃり形状のグァバの葉塊が出来上がる。このグァバの葉塊を中心用茶葉1とする。図2に乾燥後の中心用茶葉1を示す。
【0059】
S−8)揉捻処理(弱)
S−3)の蒸熱処理後のグァバの葉を表面に畳面を設けた揉捻台の上で、握って押しつけるように軽く揉み解す。繊維が切れない程度に弱く揉み解す。揉み解しは15分程度行う。本揉捻処理後のグァバの葉は外皮用葉茶2に使用する。
【0060】
S−9)開き整形
上記の軽い揉捻処理後のグァバの葉をきれいに開き、形を整える。
【0061】
S−10)八分乾燥処理
開いたグァバの葉を開いた状態を維持しながら乾燥させる。完全乾燥ではなく、ある程度柔らかさが残る程度の八分乾燥させる。概ね2時間程度、陰干しで自然乾燥させる。乾燥手段は、乾燥後に開いた形状が崩れず、若干の柔らかさが残るように乾燥できるものであればいずれでも良く、適時、温風乾燥、低温乾燥、冷凍乾燥などの手段を用いても良い。
【0062】
S−11)外皮用茶葉
上記の乾燥処理後、薄緑色で、わずかに柔らかさが残るグァバの葉となり、外皮用茶葉2となる。図3に八分乾燥の外皮用茶葉2を示す。
【0063】
S−12)巻き上げ処理
上記のS−7)の中心用茶葉を核として、その外側をS−11)の外皮用茶葉で一周させて巻き上げる。巻いた外皮用茶葉が開かないように、ゴミ輪などの固定手段で固定する。中心部が中心用茶葉でその外周部が外皮用茶葉で構成する2重構造のグァバ茶葉3となる。図4に巻き上げ処理後の巻き上げグァバ茶葉3を示す。
【0064】
S−13)最終乾燥処理
巻き上げ処理した2重構造のグァバの葉を陰干しにより自然乾燥した。24時間乾燥させた。水分率は5%程度まで乾燥させる。尚、この乾燥手段は、乾燥後に形状が崩れず、かつ褐変色しないように乾燥できるものであればいずれでも良く、適時、温風乾燥、低温乾燥、冷凍乾燥などの手段を用いても良い。
【0065】
S−14)巻き上げグァバ茶
このようにして、最終乾燥後は、淡い緑色のほのかにグァバの葉独特の香りする巻き上げグァバ茶となる。図5に袋詰めした巻き上げグァバ茶4を示す。
【0066】
こ巻き上げグァバ茶は、ティーポット等に入れ、熱湯を注ぎ、約5分程度でわずかに淡い緑色を呈するグァバ茶となる。
【0067】
このグァバ茶は、色は薄いが、香りはさわやかなグァバの香りがする。味は、従来のグァバ茶とは全く異なり、青臭さが無く、レモングラスなどのハーブティー同様なさわやかで、非常にも飲みやすいグァバ茶となった。図6に使用状態を示す。
【0068】
また、本グァバ茶は、蒸熱処理及び揉捻処理が施されているので、グァバの葉の成分が充分に抽出されやすくなっているの色はうすくても、充分に香りを味が出ている。
【0069】
また、煎じた場合には、1〜2分で良い。水出しも可能であり、30分程度で美味しいグァバ茶となる。
【0070】
本発明のような、蒸熱処理及び揉捻処理をしない場合には、グァバの葉独特のアクが取れないので、同様な味、香りを実現できない。また、生臭さを解消できない。本発明では焙煎処理をしていないので、褐変色することもなく、苦味も出ない。
【符号の説明】
【0071】
1 中心用茶葉
2 外皮用茶葉
3 巻き上げグァバの葉
S−1 採取
S−2 水洗い洗浄
S−3 蒸熱処理
S−4 揉捻処理(強)
S−5 塊状化
S−6 乾燥処理
S−7 中心用茶葉
S−8 揉捻処理(弱)
S−9 開き整形
S−10 八分乾燥処理
S−11 外皮用茶葉
S−12 巻き上げ処理
S−13 最終乾燥処理
S−14 巻き上げグァバ茶

【特許請求の範囲】
【請求項1】
グァバの葉を洗浄後、蒸熱処理し、揉捻処理した後、乾燥処理することを特徴とするグァバ茶葉の製造方法。
【請求項2】
グァバの葉を洗浄後、蒸熱処理し、揉捻処理した後、塊状に整形し、乾燥処理することを特徴とするグァバ茶葉の製造方法。
【請求項3】
グァバの葉を洗浄後、蒸熱処理し、繊維が切れない程度に揉捻処理した後、葉を開いて整形し、八分乾燥処理することを特徴とするグァバ茶葉の製造方法。
【請求項4】
前記の請求項2で乾燥処理した塊状のグァバの葉を中心用茶葉とし、前記の請求項3で八分乾燥処理した開いたグァバの葉を外皮用茶葉とし、前記の塊状の中心用茶葉を前記の開いた外皮用茶葉で包むように巻き上げて整形し、再度乾燥処理してなることを特徴とするグァバ茶葉の製造方法。
【請求項5】
塊状のグァバの葉(中心用茶葉)が、開いたグァバの葉(外皮用茶葉)で包むように巻き上げて整形されていることを特徴とするグァバ茶葉。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−50335(P2012−50335A)
【公開日】平成24年3月15日(2012.3.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−193009(P2010−193009)
【出願日】平成22年8月31日(2010.8.31)
【出願人】(510234906)
【Fターム(参考)】