説明

グリップ形状を有する印刷装置流体リザーバ

【課題】ユーザが単純に且つ信頼性よく液体リザーバを液体噴射印刷装置のシャーシに挿入することを許容する。
【解決手段】流体リザーバ2は、第1の表面と、第1の表面の下に位置された流体含有ボディ8とを含む。第1の表面は突出グリップ6を含み、流体含有ボディ8は、そこから延在しているレバー10を含む。突出グリップ6とレバー10との両方が、レバー10を流体含有ボディ8に向かって加圧し、流体リザーバ21の運搬を容易にし、印刷装置のシャーシへの/からの流体リザーバ2の装填及び/又は開放を容易にする締め付け力を受けるように構成した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、グリップ形状を有する印刷装置流体溜りに関している。特に、本発明は、流体溜りの保持、挿入、及びシャーシからの取り外しを容易にする流体リザーバのためのグリップ形状に関する。
【背景技術】
【0002】
インクジェットプリンタのような流体射出印刷装置は、通常は少なくとも一つの流体リザーバとその流体リザーバを支持するシャーシとを有している。流体リザーバとシャーシとの組み合わせは、ここでは「流体提供システム」と称される。流体リザーバは、流体を印刷ヘッドに提供する一つ又はそれ以上の流体チャンバを含み得る。流体リザーバが一つより多くのインクチャンバを有していれば、各々のそのようなチャンバはしばしば、多色印刷のために異なる色の流体を保持する。一方、流体リザーバが単一のインクチャンバのみを有していれば、典型的には、そのようなチャンバは白黒印刷のための黒インクを保持するために使用される。
【0003】
印刷ヘッドは、通常、シャーシに直接的に又は間接的に接続されている。イメージを形成するために、印刷ヘッドは、シャーシ及び流体リザーバと共に、典型的には、流体が印刷ヘッドから射出されるにつれて紙のような基材の幅を横切って横方向に移動される。印刷ヘッドが基材の幅に沿ってイメージの一列部分を形成した後に、基材は、基材の長さに沿った横方向に垂直な方向に前進され、印刷ヘッドは、イメージの引き続く一列部分を形成することができる。各一列部分に対して基板を前進するこのプロセスは、次の基材が必要とされるか又はイメージが完成されるまで反復される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】米国特許第5,646,654号明細書
【特許文献2】米国特許第6,155,678号明細書
【特許文献3】米国特許第6,350,025号明細書
【特許文献4】米国特許第6,390,601号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
流体リザーバ内のインクチャンバの流体が無くなると、ユーザは、シャーシから空の流体リザーバを取り外して満タンの流体リザーバでそれを置き換える責任を負う。したがって、流体リザーバをシャーシ内に戻すタスクは単純でなければならず、常にシャーシ内への流体リザーバの適切な連動を達成しなければならない。そうでなければ、流体リザーバがシャーシに対して不適切に挿入されると、流体の漏れによって印刷装置に対してダメージを与えてしまう。そして、流体リザーバから印刷ヘッドへの流体の連通が不適切であると、イメージが不成功に形成されてしまい、ユーザの不満足をもたらす結果となり得る。さらに、ユーザが流体リザーバをシャーシに挿入する作業が簡単でなければ、あるいは適切な装填がユーザにとって明らかでなければ、ユーザは、流体リザーバをシャーシへ挿入する時に過剰な力を入れてしまう可能性がある。この場合、流体リザーブ上の壊れ易い構成部品の間及び/又はシャーシとの間の過剰な接触が生じてしまい、それによってダメージがもたらされる結果となる。したがって、当該分野において、ユーザが単純に且つ信頼性よく流体リザーバを流体射出印刷装置のシャーシに挿入することを許容する挿入解決策に対する必要性が存在している。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、印刷装置に対してイメージ形成流体を提供するように構成された流体リザーバにおいて、第1の表面と、第2の表面と、前記第1の表面と前記第2の表面との間に延在する少なくとも一つの第3の表面と、前記流体リザーバが動作するように構成される向きに前記流体リザーバあるときに、前記第1の表面の下に位置される流体含有ボディと、
第2の表面から第1の表面へ向かう方向に第3の表面から延在している加圧可能なレバーと、を備え、前記レバーは、前記流体リザーバが取り外されたとき、前記流体含有ボディに向かって動くように加圧されることを特徴とする。
【0007】
また、前記流体リザーバがシャーシに挿入されると、前記レバーが前記流体含有ボディに向かって動くように構成されていることが好適である。
【0008】
また、前記レバーが、シャーシへの挿入時に、前記流体リザーバがシャーシに適切に挿入されると可聴音を生成するように構成されていることが好適である。
【0009】
また、前記レバーの第1の部分が、前記第1の表面に対して実質的に垂直であることが好適である。
【0010】
本発明の実施形態に従ったグリップ形状を有する印刷装置流リザーバによって、上記の問題が取り扱われて、当該技術分野における技術的な解決策が達成される。本発明のある実施形態では、流体リザーバは、第1の表面と、流体リザーバが動作するように構成されている向きに流体リザーバがあるときに第1の表面の下に位置された流体含有ボディと、を含む。本発明のある実施形態によれば、第1の表面は突出グリップを含み、流体含有ボディは、そこから延在しているレバーを有する。本発明のある実施形態によれば、突出グリップとレバーとの両方が、レバーを流体含有ボディに向かって加圧し、流体リザーバの運搬を容易にし、印刷装置のシャーシへの/からの流体リザーバの装填及び/又は開放を容易にする締め付け力を受けるように構成されている。本発明の実施形態による突出グリップ及びレバー構成の利点は、それが、流体溜りの運搬、シャーシへのその装填、及びシャーシからのその取り外しという複数の目的に役に立つ。
【0011】
本発明のある実施形態によれば、突出グリップが流体含有ボディの端を越えて水平又は実質的に水平に延在している。本発明の他の実施形態によれば、突出グリップは平坦又は実質的に平坦であり得て、これが流体リザーバの印刷装置への適合をより容易にし得る。さらに、これに関して、突出グリップ及び流体リザーバの第1の表面は単一の平坦な又は実質的に平坦な表面を形成し、これはまた、流体リザーバの印刷装置への適合をより容易にし得る。一方、突出グリップは(流体溜りの第1の表面と共に又はそれとは別個に)、締め付け力を印加する指とのより良い相互作用を容易にするように湾曲し得る。さらに、突出グリップは、把持と締め付け力を印加する指とのより良い相互作用とを容易にするテクスチャー領域を含み得る。
【0012】
本発明のある実施形態によれば、流体含有ボディから延在しているレバーは、流体リザーバが動作するように構成されている向きに流体リザーバがあるときに、少なくとも部分的に突出グリップの下に置かれ得る。レバーは、突出グリップよりも遠くまで、流体含有ボディから延在し得る。あるいは、レバーは、突出グリップと同じ又は実質的に同じ距離だけ流体含有ボディから、あるいは、突出グリップよりもより少ない距離だけ流体含有ボディから、延在し得る。本発明のある実施形態によれば、レバーは、その形状によって指を保持するように構成され得る。例えば、レバーは、締め付け力を印加する指の受けとめを容易にすることを援助するようにへこんでいる締め付け力受けとめ領域を有し得る。
【0013】
本発明のある実施形態によれば、レバーは、及びオプションとしてシャーシは、流体リザーバが印刷装置のシャーシに適切に挿入されると可聴音を生成する材料で形成され及び/又はそのような構成に配置されている。この実施形態によれば、ユーザは、流体リザーバのシャーシへの適切な挿入時に関する即時の可聴フィードバックを受ける。本発明の実施形態によれば、センシング装置が印刷装置に含まれ得て、流体リザーバが支持シャーシに適切に挿入されているかどうかを判定するために、そのような可聴クリックが生成されたかどうかをモニタして判定する。
【0014】
上述の実施形態に加えて、更なる実施形態は、図面を参照することによって、及び以下の詳細な記述を学習することによって、明らかになるであろう。
【0015】
本発明は、添付の図面と共に考慮される以下に提示される例示的な実施形態の詳細な記述から、より容易に理解されるであろう。添付の図面が本発明の概念を描く目的のものであり、スケールが合っていないこともあり得ることが、理解されるべきである。
【0016】
本発明によれば、ユーザが単純に且つ信頼性よく流体リザーバを流体射出印刷装置のシャーシに挿入することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明のある実施形態に従った、グリップ形状を有する単一チャンバ流体リザーバを描く図である。
【図2】本発明のある実施形態に従った、グリップ形状を有するマルチチャンバ流体リザーバを描く図である。
【図3】本発明のある実施形態に従った、支持シャーシへの適切な挿入のちょうど前の流体リザーバを描く図である。
【図4】本発明のある実施形態に従った、支持シャーシへ適切に挿入された流体リザーバを描く図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
本発明の実施形態は、締め付け力を受けるように構成された突出グリップとレバーとの組み合わせを提供し、これによって、流体リザーバは容易に運搬され、支持シャーシに挿入され、又は支持シャーシから取り外され得る。ここに述べるように、平坦な又は実質的に平坦な突出グリップ、湾曲した突出グリップ、突出グリップ上のテクスチャー、レバーの締め付け力印加表面の適切な湾曲、及びシャーシ内の係合位置にレバーがスナップするときの可聴クリックのような付加的な特徴は、本質的に付加的な効果を提供し、ここに記述される他の特徴と組み合わされて使用される必要は無い。
【0019】
図1には、本発明のある実施形態に従って単一チャンバ流体リザーバ2が描かれている。そのような流体リザーバ2は、流体を保持するように構成された単一の内部流体チャンバ(図示されず)を含む。インクジェット印刷の場合、流体チャンバ(図示されず)は、白黒印刷のための黒インクを保持するために使用され得る。
【0020】
図1の実施形態によれば、流体リザーバ2は第1の又は平坦な表面4を有しており、そこからグリップ6が突出している(「突出グリップ」とも称される)。図1の実施形態によれば、突出グリップ6は、流体含有ボディ8の端14を越えて水平に又は実質的に水平に延在している。図1の実施形態は、第1の表面4及び突出グリップ6が単一の平坦な表面を形成しているように描いているが、当業者は、そのような構成が必要とされないことを理解するであろう。例えば、突出グリップ6は、締め付け力12を印加する指との相互作用を容易にする形状に湾曲していても良い。しかし、平坦な又は実質的に平坦な表面4と突出グリップ6とは、ある具現化では有益であり得て、流体リザーバ2が印刷装置(図示されず)の内部に適合する容易さを改善し得る。
【0021】
図1の実施形態によれば、流体リザーバ2は流体含有ボディ8を含み、これは、流体リザーバ2が動作するように構成されている向きに流体リザーバ2があるときに、第1の表面4の下に位置される。図1の実施形態では、流体リザーバ2は、動作中に水平方向7に向けられるように、すなわち頂部表面4が水平方向7に実質的に沿うように構成される。また、図1の実施形態によれば、レバー10が、取り付け点9で流体含有ボディ8の表面18から延在している。突出グリップ6及びレバー10の組み合わせは、流体リザーバ2の運搬、流体リザーバ2のシャーシ24への挿入(図3及び図4に示される)、及びシャーシ24からの流体リザーバ2からの取り外しを容易にする締め付け力12を受けるように構成されている。これに関して、必要とはされないが、レバー10の締め付け力印加部21はへこんで湾曲していてもよく、締め付け力12を印加する指の受けとめを容易にするために、突出グリップ6に平行に又は実質的に平行に近付く。結果として、レバー10の一部は頂部表面4に垂直又は実質的に垂直であるが、締め付け力印加部21のある領域が頂部表面4に平行又は実質的に平行である。加えて、部分21の締め付け力印加表面20は、より信頼性のある把持のために、テクスチャーを設けられるか、又はそうでなければ、例えば粘着性表面又はエラストマ表面のような摩擦誘引表面を設けられても良い。さらにこれに関して、必要とされないが、突出グリップ6はその上に、領域16が締め付け力12を印加する指との相互作用を容易にするように、領域16を有し得る。表面20のように、領域16は、より信頼性のある把持のために、テクスチャーを設けられるか、又はそうでなければ摩擦誘引表面を設けられても良い。あるいは、またはテクスチャー表面と組み合わせて、領域16は突出グリップ6のへこみに位置されても良い。ここで、指という用語が一般的に使用され、親指以外の指又は親指のいずれかを指し得る。典型的には、親指は突出グリップ6に掛けられ、人差し指が締め付け力印加表面20に掛けられるが、他の把持配置も可能であり、指という言葉がここで及び請求項で使用される。
【0022】
図1の実施形態によれば、突出グリップ6及びレバー10の組み合わせは、突出グリップ6及び締め付け力印加表面20に垂直又は実質的に垂直な方向に締め付け力12を受けるように構成される。さらに、突出グリップ6及びレバー10の表面20の組み合わせは、流体リザーバ2がシャーシ24から取り外される初期方向25に平行又は実質的に平行な方向に、締め付け力12を受けるように構成され得る(図3及び図4参照)。この配置の効果は、突出グリップ6及びレバー10が持ち上げ運動を支持する間に、ユーザが締め付け力12を印加し、それから流体リザーバ2を初期方向25に持ち上げて、それをシャーシ24から取り外すことを許容することである。
【0023】
締め付け力12の印加時に、レバー10は流体含有ボディ8の表面18に向かって方向11に動く。そのような動きは、流体リザーバ2がシャーシ24に装填されるとき、ラッチ13を開放し、それによってシャーシから流体リザーバ2を係合から外す。流体リザーバ2のシャーシ24への挿入に当たって、突出グリップ6に印加される下向きの圧力15が、レバー10及びそのラッチ13を、シャーシ24の係合位置にスナップさせる(以下に詳細に描かれる)。典型的には、下向き圧力15は、締め付け力12が開放された後に印加される。そのような係合は、以下により詳細に説明されるように、クリック音のような可聴音を生じさせる。本発明のある実施形態によれば、流体リザーバ2を、表面4が一番上にある向きで運ぶとき、上向きの力がレバー10の部分21に印加される。流体リザーバ2の運搬を、それが手から滑り出ないように容易にするために、突出グリップ6に平行又は実質的に平行なレバー10の部分21の領域は、好ましくは、表面18に垂直又は実質的に垂直な方向に最低4mmだけ延在するように設計される。加えて、レバー10が締め付けられていないと、部分21は、レバー10と表面18との間のギャップを含めて、表面18から最低10mmの距離だけ延在するように設計される。
【0024】
ここで図2をみると、本発明のある実施形態によれば、マルチチャンバ流体リザーバ3が描かれている。図2の実施形態は、同じ又は同様の形状を示すために同じ参照番号を使用している。図2の実施形態によれば、マルチチャンバ流体リザーバ3は、マルチチャンバ流体リザーバ3がより幅広く、複数の別個のチャンバ(図示せず)を含み、その各々がそれ自身の流体供給源を保有することを除いて、図1の単一チャンバ流体リザーバ2と同じ又は同様の形状を有する。例えば、流体チャンバ3が、インクジェットプリンタと共に使用されるマルチチャンバインクタンクであれば、各チャンバ(図示せず)は、多色印刷のためにシアン、マゼンタ、イエロー、及び黒のインクをそれぞれ保持するために使用され得る。
【0025】
図1及び図2の両実施形態によれば、頂部表面4及び突出グリップ6は、流体含有ボディ8に取り付けられた蓋又はカバーからなり得る。そのような場合、蓋4、6は、ボディ8の流体による充填に先立って、溶接又は接着剤によってボディ8に取り付けられる。
【0026】
図3及び図4は、本発明のある実施形態に従った流体提供システム1を描く。連続して見ると、図3及び図4は、本発明のある実施形態にしたがって、マルチチャンバ流体リザーバ3のシャーシ24への挿入を描いている。この順で、締め付け力12が突出グリップ6及びレバー10に印加され得て、流体リザーバ3を図3に示される位置に運ぶ。その後、レバー10は押し下げられる必要は無く、下向きに押し下げ力15が突出グリップ6に印加され得て、流体リザーバ3をシャーシ24に押し付ける。押し下げ力15の印加後に、流体リザーバ3は、図4に示されるようにシャーシ24に係合される。そのような係合は、ラッチ13がシャーシ24に係合されるときにクリック音のような可聴音を生じさせる。図4がシャーシ24に挿入された流体リザーバ3を示し、力又は音の全てが同時に印加可能ではないことに留意されたい。流体リザーバ3が図3におけるように挿入されると、締め付け力12が印加されるが、流体リザーバ3が図4に示されるようにシャーシ24に係合すると、締め付け力12は典型的には開放されて、押し下げ力15が印加される。図4が締め付け力12を示している理由は、これが、流体リザーバ3をシャーシ24から取り外すときに必要とされる力であるからである。このとき、押し下げ力15は印加されず、ラッチが係合から外されるときに、より小さな音をもたらす。本発明の実施形態によれば、レバー10は、可聴クリック音22を生成する材料から形成され、且つその配置を有している。本発明のある実施形態によれば、シャーシ24は、ガラス充填ポリフェニレン酸化物のような射出成型可能な比較的堅いプラスチックから形成される。流体リザーバ3及びその取り付けレバー10は、好ましくはポリプロピレンのような単一のプラスチック材料から射出成型される。
【0027】
流体リザーバ3をシャーシ24から取り外すために、本発明のある実施形態によれば、締め付け力12が突出グリップ6とレバー10の締め付け力印加表面20とに印加されて、レバー10を流体含有ボディ8に向かって加圧し、それによってラッチ13をシャーシ24から開放する。そのような開放は、流体リザーバ3がシャーシ24から取り外されることを可能にする。
【符号の説明】
【0028】
1 流体提供システム、2 流体リザーバ、3 マルチチャンバ流体リザーバ、4 第1の表面、6 突出グリップ、8 流体含有ボディ、9 取り付け点、10 レバー、11 方向、12 締め付け力、13 ラッチ、14 端、15 下向きの圧力、16 テクスチャー、18 流体含有ボディの表面、20 表面、21 レバーの部分、22 クリック、24 シャーシ、25 方向。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
印刷装置に対してイメージ形成流体を提供するように構成された流体リザーバにおいて、
第1の表面と、
第2の表面と、
前記第1の表面と前記第2の表面との間に延在する少なくとも一つの第3の表面と、
前記流体リザーバが動作するように構成される向きに前記流体リザーバあるときに、前記第1の表面の下に位置される流体含有ボディと、
第2の表面から第1の表面へ向かう方向に第3の表面から延在している加圧可能なレバーと、
を備え、
前記レバーは、前記流体リザーバが取り外されたとき、前記流体含有ボディに向かって動くように加圧される、
ことを特徴とする流体リザーバ。
【請求項2】
前記流体リザーバがシャーシに挿入されると、前記レバーが前記流体含有ボディに向かって動くように構成されている、請求項1に記載の流体リザーバ。
【請求項3】
前記レバーが、シャーシへの挿入時に、前記流体リザーバがシャーシに適切に挿入されると可聴音を生成するように構成されている、請求項1に記載の流体リザーバ。
【請求項4】
前記レバーの第1の部分が、前記第1の表面に対して実質的に垂直である、請求項1に記載の流体リザーバ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−11784(P2012−11784A)
【公開日】平成24年1月19日(2012.1.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−199727(P2011−199727)
【出願日】平成23年9月13日(2011.9.13)
【分割の表示】特願2009−542793(P2009−542793)の分割
【原出願日】平成19年12月6日(2007.12.6)
【出願人】(590000846)イーストマン コダック カンパニー (1,594)
【Fターム(参考)】