説明

グリホセート、グルホシネート又はそれらの塩を含む除草性組成物

本発明は、a) グリホセート、グルホシネート及びそれらの塩から選択される少なくとも1種の除草剤Aと、b) 3−[5−(ジフルオロメトキシ)−1−メチル−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−4−イルメチルスルホニル]−4,5−ジヒドロ−5,5−ジメチル−1,2−オキサゾール[一般名:ピロキサスルホン]である除草剤Bと、を含む除草性組成物に関する。本発明は、特定的には、a) グリホセート、グルホシネート及びそれらの塩から選択される少なくとも1種の除草剤Aと、b) 3−[5−(ジフルオロメトキシ)−1−メチル−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−4−イルメチルスルホニル]−4,5−ジヒドロ−5,5−ジメチル−1,2−オキサゾール[一般名:ピロキサスルホン]である除草剤Bと、c) 除草剤C.1群〜C.8群、すなわち、C.1 アセト乳酸シンターゼ阻害剤(ALS阻害剤)の群に属する除草剤、C.2 プロトポルフィリノーゲンオキシダーゼ阻害剤(PPO阻害剤)の群に属する除草剤、C.3 オーキシンの群に属する除草剤、C.4 4−ヒドロキシフェニルピルビン酸ジオキシゲナーゼ阻害剤(HPPD阻害剤)の群に属する除草剤、C.5 フィトエンデサチュラーゼ阻害剤(PDS阻害剤)の群に属する除草剤、C.6 光化学系II阻害剤(PSII阻害剤)の群に属する除草剤、C.7 マイクロチューブリン阻害剤の群に属する除草剤、及びC.8 極長鎖脂肪酸の合成の阻害剤(VLCFA阻害剤)の群に属する除草剤から選択される少なくとも1種のさらなる除草剤Cと、を含む除草性組成物に関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
a) グリホセート、グルホシネート及びそれらの塩から選択される少なくとも1種の除草剤Aと、
b) 3−[5−(ジフルオロメトキシ)−1−メチル−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−4−イルメチルスルホニル]−4,5−ジヒドロ−5,5−ジメチル−1,2−オキサゾールである除草剤Bと、
を含む、除草性組成物。
【請求項2】
除草剤Aと除草剤Bとの重量比が2000:1〜1:10である、請求項1に記載の除草性組成物。
【請求項3】
C.1) アセト乳酸シンターゼ阻害剤の群に属する除草剤、
C.2) プロトポルフィリノーゲンオキシダーゼ阻害剤の群に属する除草剤、
C.3) オーキシンの群に属する除草剤、
C.4) 4−ヒドロキシフェニルピルビン酸ジオキシゲナーゼ阻害剤の群に属する除草剤、
C.5) フィトエンデサチュラーゼ阻害剤の群に属する除草剤、
C.6) 光化学系II阻害剤の群に属する除草剤、
C.7) マイクロチューブリン阻害剤の群に属する除草剤、及び
C.8) VLCFA阻害剤の群に属する除草剤、
から選択される少なくとも1種のさらなる除草剤Cを含む、請求項1又は2に記載の除草性組成物。
【請求項4】
少なくとも1種のさらなる除草剤Cが、イミダゾリノン系除草剤の群から選択される少なくとも1種のアセト乳酸シンターゼ阻害剤C.1を含む、請求項3に記載の除草性組成物。
【請求項5】
少なくとも1種のアセト乳酸シンターゼ阻害剤C.1が、イマザピル、イマザモックス、イマザキン、イマザピック、イマゼタピル、それらの農業上許容される塩及びそれらの混合物の群から選択される、請求項4に記載の除草性組成物。
【請求項6】
少なくとも1種のさらなる除草剤Cが、ピリミジンジオン系除草剤及びN−フェニルフタルイミド系除草剤の群から選択される少なくとも1種のプロトポルフィリノーゲンオキシダーゼ阻害剤C.2を含む、請求項3に記載の除草性組成物。
【請求項7】
少なくとも1種のプロトポルフィリノーゲンオキシダーゼ阻害剤C.2が、サフルフェナシル、フルミオキサジン、それらの農業上許容される塩及びそれらの混合物から選択される、請求項6に記載の除草性組成物。
【請求項8】
少なくとも1種のプロトポルフィリノーゲンオキシダーゼ阻害剤C.2に加えて、
C.1) アセト乳酸シンターゼ阻害剤の群に属する除草剤、
C.3) オーキシンの群に属する除草剤、
C.4) 4−ヒドロキシフェニルピルビン酸ジオキシゲナーゼ阻害剤の群に属する除草剤、
C.6) 光化学系II阻害剤の群に属する除草剤、
C.7) マイクロチューブリン阻害剤の群に属する除草剤、及び
C.8) VLCFA阻害剤の群に属する除草剤、
から選択される少なくとも1種のさらなる除草剤化合物を含む、請求項6又は7に記載の除草性組成物。
【請求項9】
少なくとも1種のさらなる除草剤Cが、イミダゾリノン系除草剤の群から選択される少なくとも1種のアセト乳酸シンターゼ阻害剤C.1を含む、請求項8に記載の除草性組成物。
【請求項10】
少なくとも1種のアセト乳酸シンターゼ阻害剤C.1が、イマザピル、イマザモックス、イマザキン、イマザピック、イマゼタピル、それらの農業上許容される塩及びそれらの混合物の群から選択される、請求項9に記載の除草性組成物。
【請求項11】
少なくとも1種のさらなる除草剤Cが、安息香酸系除草剤の群から選択される少なくとも1種のオーキシン系除草剤C.3を含む、請求項3又は8に記載の除草性組成物。
【請求項12】
少なくとも1種のオーキシン系除草剤C.3が、ジカンバ又はその農業上許容される塩である、請求項11に記載の除草性組成物。
【請求項13】
少なくとも1種のさらなる除草剤Cが、メソトリオン、スルコトリオン、テンボトリオン、イソキサフルトール及びトプラメゾンの群から選択される少なくとも1種の4−ヒドロキシフェニルピルビン酸ジオキシゲナーゼ阻害剤C.4を含む、請求項3又は8に記載の除草性組成物。
【請求項14】
少なくとも1種のさらなる除草剤Cが、ピリジンカルボキサミド系除草剤の群から選択される少なくとも1種のフィトエンデサチュラーゼ阻害剤C.5を含む、請求項3に記載の除草性組成物。
【請求項15】
少なくとも1種のフィトエンデサチュラーゼ阻害剤C.5が、ジフルフェニカン、ピコリナフェン、それらの農業上許容される塩及びそれらの混合物の群から選択される、請求項14に記載の除草性組成物。
【請求項16】
少なくとも1種のさらなる除草剤Cが、クロロトリアジン系除草剤、トリアジン(ジ)オン系除草剤、メチルチオトリアジン系除草剤及びウレア系除草剤の群から選択される少なくとも1種の光化学系II阻害剤C.6を含む、請求項3又は8に記載の除草性組成物。
【請求項17】
少なくとも1種の光化学系II阻害剤C.6が、アトラジン、テルブチラジン、アメトリン、ヘキサジノン、メトリブジン、ジウロン、イソプロツロン、テルブチウロン、及びそれらの農業上許容される塩並びにそれらの混合物の群から選択される、請求項16に記載の除草性組成物。
【請求項18】
少なくとも1種のさらなる除草剤Cが、ジニトロアニリン系除草剤の群から選択される少なくとも1種のマイクロチューブリン阻害剤C.7を含む、請求項3又は8に記載の除草性組成物。
【請求項19】
少なくとも1種のマイクロチューブリン阻害剤C.7が、ペンジメタリン又はオリザリンである、請求項18に記載の除草性組成物。
【請求項20】
少なくとも1種のさらなる除草剤Cが、クロロアセトアミド系除草剤の群から選択される少なくとも1種のVLCFA阻害剤C.8を含む、請求項3又は8に記載の除草性組成物。
【請求項21】
少なくとも1種のVLCFA阻害剤C.8が、ジメテナミド、フルフェナセット及びメタザクロールの群から選択される、請求項20に記載の除草性組成物。
【請求項22】
望ましくない植生を防除する方法であって、望ましくない植生が存在するか又は存在すると予想される場所に請求項1〜21のいずれかに記載の組成物を施用することを含む、上記方法。
【請求項23】
作物の植栽前又は出芽前に、作物が植栽される場所に、
a) グリホセート、グルホシネート及びそれらの塩から選択される少なくとも1種の除草剤Aと、
b) 3−[5−(ジフルオロメトキシ)−1−メチル−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−4−イルメチルスルホニル]−4,5−ジヒドロ−5,5−ジメチル−1,2−オキサゾールである除草剤Bと、
を施用することを含む、作物における望ましくない植生のバーンダウン処理方法。
【請求項24】
少なくとも1種の除草剤A及び除草剤Bが、作物の植栽の9ヶ月前までの日に施用される、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
除草剤Aが、50g a.i./ha〜2000g a.i./haの量で施用される、請求項23又は24に記載の方法。
【請求項26】
除草剤Bが、1g a.i./ha〜500g a.i./haの量で施用される、請求項23〜25のいずれかに記載の方法。
【請求項27】
作物の植栽前及び/又は植栽後に除草剤Cを施用することをさらに含み、該除草剤Cが、
C.1) アセト乳酸シンターゼ阻害剤の群に属する除草剤、
C.2) プロトポルフィリノーゲンオキシダーゼ阻害剤の群に属する除草剤、
C.3) オーキシンの群に属する除草剤、
C.4) 4−ヒドロキシフェニルピルビン酸ジオキシゲナーゼ阻害剤の群に属する除草剤、
C.5) フィトエンデサチュラーゼ阻害剤の群に属する除草剤、
C.6) 光化学系II阻害剤の群に属する除草剤、
C.7) マイクロチューブリン阻害剤の群に属する除草剤、及び
C.8) VLCFA阻害剤の群に属する除草剤、
よりなる群から選択される、請求項23〜26のいずれかに記載の方法。
【請求項28】
作物が、イネ、メイズ、マメ類作物、ワタ、カノーラ、小子実穀類、ダイズ類、ラッカセイ、サトウキビ、ヒマワリ、プランテーション作物、樹木作物、堅果類及びブドウ類から選択される、請求項23〜27のいずれかに記載の方法。
【請求項29】
作物が、除草剤寛容性作物から選択される、請求項23〜28のいずれかに記載の方法。
【請求項30】
作物の植栽後及び/又は出芽後に少なくとも1種の除草剤A及び除草剤Bを施用することをさらに含む、請求項26に記載の方法。

【公表番号】特表2011−520939(P2011−520939A)
【公表日】平成23年7月21日(2011.7.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−509972(P2011−509972)
【出願日】平成21年5月20日(2009.5.20)
【国際出願番号】PCT/EP2009/056105
【国際公開番号】WO2009/141367
【国際公開日】平成21年11月26日(2009.11.26)
【出願人】(508020155)ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア (2,842)
【氏名又は名称原語表記】BASF SE
【住所又は居所原語表記】D−67056 Ludwigshafen, Germany
【Fターム(参考)】