説明

ゲーム機

【課題】ユーザが家庭用ビデオゲーム機で使い慣れた操作パッドを使用できるようにする技術を提供する。
【解決手段】ゲーム機(10)は、固有の操作部(35)と、操作具を着脱可能に接続するための操作具接続部(42)と、前記固有の操作部と、前記操作具接続部に接続された操作具とのいずれかを操作の入力手段として選択する操作部選択手段(21、22、23、24)と、前記操作部選択手段(21、22、23、24)により前記操作具が選択されたときに、前記固有の操作部に代わって、前記操作具による操作を受け付ける操作受付手段(21、22、23、24)と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ゲーム機に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、業務用ゲーム機には、ゲーム機に据え付けてある操作スティック、押しボタン等の固有の操作部があり、これらのゲーム機では、その操作部を操作してゲームをすることが一般的である。例えば、特許文献1〜4に、据え付けられた操作部を有するゲーム機の例が示されている。
【特許文献1】特開平8−828号公報
【特許文献2】特開平10−156040号公報
【特許文献3】特開2002−282529号公報
【特許文献4】特開2006−346001号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、ゲーム機に据え付けてある操作スティック、押しボタン等の固有の操作部の操作方法は、ユーザによって変更できるものではなかった。また、その操作方法は、必ずしも、家庭用ビデオゲームで使用する一般的な操作具と同じではなかった。したがって、ユーザは使いにくいと思ってもその仕様に合わせるしかなかった。
【0004】
そこで、本発明は、ユーザが操作しやすいゲーム機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
【0006】
請求項1の発明は、固有の操作部(35)と、操作具を着脱可能に接続するための操作具接続部(42)と、前記固有の操作部と、前記操作具接続部に接続された操作具とのいずれかを操作の入力手段として選択する操作部選択手段(21、22、23、24)と、前記操作部選択手段(21、22、23、24)により前記操作具が選択されたときに、前記固有の操作部に代わって、前記操作具による操作を受け付ける操作受付手段(21、22、23、24)と、を備えることを特徴とするゲーム機である。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1に記載のゲーム機において、前記操作部選択手段(21、22、23、24)は、前記操作具接続部に前記操作具が接続されたことにより、前記操作具を操作の入力手段として選択することを特徴とするゲーム機である。
請求項3の発明は、請求項1又は2のいずれかに記載のゲーム機において、料金収納部(18)を備え、前記操作部選択手段(21、22、23、24)は、前記料金収納部に料金が収納されたことにより、前記操作具を操作の入力手段として選択することを特徴とするゲーム機である。
請求項4の発明は、請求項1から3のいずれかに記載のゲーム機において、前記操作受付手段(21、22、23、24)は、前記操作具により受け付けた操作の一部を無効とすることを特徴とするゲーム機である。
請求項5の発明は、請求項1から3のいずれかに記載のゲーム機において、前記操作受付手段(21、22、23、24)は、前記操作具に設けられた複数の操作部材のうち少なくとも2つを組み合わせて操作することにより前記固有の操作部の少なくとも1つの操作部材と同様に利用できることを特徴とするゲーム機。
請求項6の発明は、請求項1から5のいずれかに記載のゲーム機において、前記操作具接続部は、無線により前記操作具と接続されることを特徴とするゲーム機である。
請求項7の発明は、請求項1から5のいずれかに記載のゲーム機において、前記操作具接続部は、接続端子により前記操作具と接続されることを特徴とするゲーム機である。
なお、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)本発明は、業務用ゲーム機を、ゲーム機に据え付けてある操作スティック、押しボタン等の固有の操作部のみならず、ユーザがパーソナルコンピュータや家庭用ビデオゲーム機等で使い慣れた操作パッドでも利用することができる。したがって、操作感の違いから業務用ビデオゲームを敬遠していたパーソナルコンピュータや家庭用ビデオゲーム等のユーザも容易に業務用ゲーム機を楽しむことができる。
【0009】
(2)本発明は、追加の料金を支払ったときにのみ、家庭用ビデオゲーム機の操作パッドを利用することができるので、家庭用ビデオゲーム機のユーザを取り込んで、ゲームセンターの経営者にとって新たな収益機会を確保することができる。
(3)本発明は、ゲーム機に接続端子を備えることにより接続可能な操作具接続部を設け、ゲーム機の操作部と操作具の操作を対応づけるので、現在市場に出回っている各種の操作パッド、とりわけ広く普及しているUSB操作パッドが利用可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
本発明は、ユーザが操作しやすいゲーム機を提供するという目的を、ゲーム機が、固有の操作部と、操作具を着脱可能に接続するための操作具接続部と、固有の操作部と、操作具接続部に接続された操作具とのいずれかを操作の入力手段として選択する操作部選択手段と、操作部選択手段により操作具が選択されたときに、固有の操作部に代わって、操作具による操作を受け付ける操作受付手段と、を備えることによって実現した。
【0011】
(第1実施形態)
以下、本発明を実施するための最良の形態について図を参照しながら説明する。なお、これはあくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
【0012】
[ゲーム機の概観図]
図1は、ゲーム機10の概観図である。固有の操作部35として操作スティック11と押しボタン12〜14を有する他、ゲームの進行を表示するための液晶表示装置等のディスプレイ16、ゲームの音声を出すスピーカ17−1〜17−4、コインを投入するための料金収納部18、ゲームを開始するときのゲーム開始ボタン19を有する。また、後述する、USB(universal serial bus)操作パッドを接続するためのUSBコネクタ42が、ゲーム機10の正面に露出するように設置されている。ゲーム機10は、ゲームセンター等に設置される大型の装置であり、例えば、プレイヤがキャラクタを操作して仮想の敵と戦うロールプレイングゲームを行うビデオゲーム機である。
【0013】
[ゲーム機の構成図]
図2は、ゲーム機10の構成図である。
ゲーム機10のメインユニット20は、コンピュータであり、制御部21、演算部22、ROM23、RAM24、入出力部25、基板コネクタ26を備えた情報処理装置である。
【0014】
制御部21は、上述したハードウェアと協働し、本発明に係る各種機能を実現している。演算部22は、ROM23に記憶されたプログラムを読み出し、演算処理をする。制御部21と演算部22はCPU(中央処理装置)等から構成される。ROM23は、管理プログラムのほか、ゲームのプログラムも記憶されている読み出し専用メモリである。なお、ROM23には後述するテーブルが記憶されている。RAM24は、データの書き込みと読み出しが随時可能な半導体メモリであり、演算部22が演算処理を実行するとき、ワークエリアとして使用される。入出力部25は、料金収納部18からのデータの入力と、ディスプレイ16、スピーカ17へデータの出力を行う。基板コネクタ26は、I/O基板30とゲーム機10のメインユニット20を接続するためのコネクタである。本実施形態では、JVS規格(JAMMA VIDEO STANDARD)に基づいて、ゲーム機10のメインユニット20とI/O基板30との間で通信が行われる。JVS規格とは、ビデオゲーム機基板と周辺機器との接続に関して、各ゲームメーカーで統一された規格である。
【0015】
I/O基板30は、固有の操作部35の入力を受け付け、ゲーム機10のメインユニット20に信号を送信するための電気基板であり、制御部31、専用コネクタ32、基板コネクタ33、34から構成される。
制御部31は、専用コネクタ32、基板コネクタ33、34を介して行う通信の制御を行う。専用コネクタ32は、固有の操作部35からの操作信号を受け取るコネクタである。基板コネクタ33は、ゲーム機10のメインユニット20の基板コネクタ26と接続され、ゲーム機10のメインユニット20とI/O基板30との間の通信を行う。基板コネクタ34は、I/O基板40の基板コネクタ43と接続され、I/O基板30とI/O基板40との間の通信を行う。I/O基板30はJVS規格の電気基板であり、基板間の接続のための基板コネクタ33、34を標準に有する。固有の操作部35は、ゲーム機10の一部を構成し、ユーザがゲームを行うときに操作を行う。
【0016】
I/O基板40は、パーソナルコンピュータや家庭用ビデオゲーム機等の装置で使用される市販のUSB操作パッド50の入力を受け付け、I/O基板30を介して、ゲーム機のメインユニット20に信号を送信するための電気基板であり、制御部41、USBコネクタ42、基板コネクタ43、44から構成される。
制御部41は、USBコネクタ42、基板コネクタ43を介して行う通信の制御を行う。USBコネクタ42は、USB操作パッド50からの操作信号を受け取る入力側のコネクタである。基板コネクタ43は、I/O基板30の基板コネクタ34と接続され、I/O基板30とI/O基板40との間の通信を行う。基板コネクタ44は、更に他のI/O基板とも接続可能であるが、本実施形態ではターミネータ処理がされており、他のI/O基板とは接続されていない。I/O基板40もJVS規格の基板であり、基板間の接続のための基板コネクタ43、44を標準に有する。I/O基板40は、I/O基板30の専用コネクタ32をUSBコネクタ42に置き換え、制御部41でその制御を行うようにしたものである。USB操作パッド50は、パーソナルコンピュータや家庭用ビデオゲーム機等で使用される、USB接続端子を有する市販の操作パッドであり、後述するように、USBコネクタ42に接続して、ユーザはゲームの操作を行う。
【0017】
[操作部]
図3は、固有の操作部35を示す図である。固有の操作部35は、ゲーム機10の一部を構成し、ゲーム機10に据え付けられており、工具等を用いなければ着脱ができないため、ユーザ(プレイヤ)が取り外すことができない。図3(a)では、操作スティック11と押しボタン12〜14とから構成される例を、図3(b)では、操作スティック11と押しボタン12〜14、36、37から構成される例を示している。操作スティック11は360度全方向に傾動することができ、その動きは前後左右4つの方向j、k、m、nに分解されて認識され、信号として専用コネクタ32に入力される。
図4は、USB操作パッド50を示す図である。USB操作パッド50の操作部は、十字キー51と押しボタン52〜55から構成される。十字キー51は360度全方向に操作することができ、その動きは前後左右4つの方向j、k、m、nに分解されて認識され、信号としてUSBコネクタ42に入力される。USB操作パッド50は、更にUSBコネクタ42に、着脱可能に接続するためのUSB接続端子56が設けられたケーブル57を有する。
【0018】
[テーブル]
図5は、USB操作パッド50と固有の操作部35との、操作の対応テーブルであり、ROM23に記憶されている。図5(a)は、固有の操作部35が図3(a)の構成を有するときの、USB操作パッド50の操作100と、固有の操作部35の操作101との対応を示している。この場合、固有の操作部35の押しボタンの数がUSB操作パッド50の押しボタンの数より少ないので、USB操作パッド50のDの押しボタン(押しボタン55)の操作が無効とされている。
【0019】
図5(b)は、固有の操作部35が図3(b)の構成を有するときの、USB操作パッド50の操作110と、固有の操作部35の操作111との対応を示している。この場合、固有の操作部35の押しボタンの数がUSB操作パッド50の押しボタンの数より多いので、USB操作パッド50のAの押しボタン(押しボタン52)とBの押しボタン(押しボタン53)とを同時に押したときの操作を、固有の操作部35のYの押しボタン(押しボタン37)を押したときの操作に対応させている。このようにすることで、固有の操作部35とUSB操作パッド50の押しボタンの数が異なるような場合でも、ゲームの操作をすることができる。また、固有の操作部35が操作スティック11や押しボタン12〜14、36、37等とは異なる操作部から構成されている場合であっても、これらの操作部を用いて行える操作に対する信号を、USB操作パッド50の十字キー51と押しボタン52〜55を用いた操作の組み合わせ(例えば、十字キー51をjの方向に押しながら、押しボタン52と押しボタン53とを押す等)に対応させることで、同様に処理することができる。
【0020】
[処理フロー]
次に図6に従って、ゲーム機10の処理について説明する。
料金収納部18に料金が投入されると、制御部21(操作部選択手段)は、まず固有の操作部35の操作を有効とするように選択する(S1000)。そして、制御部21は、ゲーム開始ボタン19が押されたかどうか監視する(S1010)。ゲーム開始ボタン19が押されると、制御部21は、ゲームを開始する(S1010:Yes)。ゲーム開始ボタン19が押されるまでは(S1010:No)、制御部21(操作部選択手段)は、USB操作パッド50がUSBコネクタ42に接続されているか否かを監視する(S1020)。USB操作パッド50が接続される前に(S1020:No)、ゲーム開始ボタン19が押されると(S1010:Yes)、制御部21は、ゲームを開始する。制御部21(操作部選択手段)は、ゲーム開始ボタン19が押される前に、USB操作パッド50がUSBコネクタ42に接続されたことをI/O基板40からの信号により検知すると(S1020:Yes)、制御部21(操作部選択手段)は、その後の操作を、固有の操作部35に代わって、USB操作パッド50を有効とするよう選択する(S1030)。具体的には、RAM24内にフラッグを設け、そのフラッグをオンとする等の処理を行う。その後、制御部21(操作受付手段)は、USB操作パッド50による操作を、対応テーブル(図5)に従って、固有の操作部35による操作信号に読み替える処理を開始する(S1040)。そして、制御部21は、ゲーム開始ボタンが押されるのを待ち(S1050)、ゲーム開始ボタンが押されると(S1050:Yes)、ゲームを開始する。
【0021】
このようにすることで、業務用ゲーム機は、ゲーム機に据え付けてある操作スティック、押しボタン等の固有の操作部のみならず、ユーザがパーソナルコンピュータや家庭用ビデオゲーム機等で使い慣れた操作パッドでも利用することができる。したがって、操作感の違いから業務用ゲームを敬遠していたパーソナルコンピュータや家庭用ビデオゲーム機等のユーザも容易に業務用ゲーム機を楽しむことができる。また、ゲーム機10にUSB接続端子56を有する操作パッド50を接続することができるので、市販のUSB操作パッド50がそのまま利用できる。
【0022】
(第2実施形態)
次に、本発明を適用した第2実施形態について説明する。
第2実施形態は、操作部選択手段が固有の操作部35に代わって、USB操作パッド50の方を有効とするように選択する条件を変えたものである。
なお、以下の説明及び図面において、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾に同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
【0023】
第2実施形態では、ゲーム機10の処理フローを除き、第1実施形態と同様であるので、処理フローについてのみ図7に従って説明する。
制御部21(操作部選択手段)は、USB操作パッド50がUSBコネクタ42に接続されたことを検知した後(S1020:Yes)、すぐにはUSB操作パッド50を有効とせず、料金収納部18に追加の料金が投入されたか否かを監視する(S1025)。制御部21(操作部選択手段)は、料金収納部18に追加の料金が投入されたことを料金収納部18からの信号により検知すると(S1025:Yes)、以下、第1実施形態と同様の処理を行う(S1030〜S1050)。
なお、制御部21(操作部選択手段)が、料金収納部18に追加の料金が投入されたことを検知する前に(S1025:No)、ゲーム開始ボタン19が押されると(S1010:Yes)、制御部21は、ゲームを開始する。この場合は、USB操作パッド50は有効とはならない。
【0024】
このように、第2実施形態のゲーム機は、料金を払ったユーザにのみUSB操作パッド50の使用を認めることで、ゲームセンターの経営者は、新たな収益機会を見つけることができる。
【0025】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の範囲内である。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載したものに限定されない。なお、上述した実施形態及び後述する変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
【0026】
(変形形態)
以上の実施形態では、I/O基板40にUSBコネクタ42を設け、USB操作パッド50を接続する例について説明した。しかし、これに限らず、USB以外のインターフェース規格でもよい。本発明の特徴は、業務用ゲーム機において、据え付けられた固有の操作部に加えて、着脱可能な操作具を接続できるところにあるからである。
また、以上の実施形態では、USB操作パッド50がUSBコネクタ42にケーブルで接続されている例について説明した。しかし、これに限らず、IrDA(Infrared Data Association:赤外線を使ってデータを転送するための通信規格)のような赤外線通信や電磁波を用いた無線通信でもよい。接続方式を無線にすることにより、ケーブルの取り回しに気を取られることなく、自由に操作パッドを操作することができる。
また、以上の実施形態では、USB操作パッド50の操作部が十字キー51と押しボタン52〜55から構成される例を示したが、これに限られるものではない。操作スティックやハンドル等の操作部を備えるものであってもよい。この場合、当該操作部と固有の操作部35との操作の対応テーブルを設ければ同様に処理でき、多様な操作に対応したパッドを提供可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本実施形態の一例に係るゲーム機10の概観図である。
【図2】本実施形態の一例に係るゲーム機10の構成図である。
【図3】本実施形態の一例に係る固有の操作部35を示す図である。
【図4】本実施形態の一例に係るUSB操作パッド50を示す図である。
【図5】本実施形態の一例に係るUSB操作パッド50と固有の操作部35との、操作の対応テーブルである。
【図6】第1実施形態の一例に係るゲーム機10の処理のフローチャートを示す図である。
【図7】第2実施形態の一例に係るゲーム機10の処理のフローチャートを示す図である。
【符号の説明】
【0028】
10 ゲーム機
11 操作スティック
12〜14、36、37、52〜55 押しボタン
16 ディスプレイ
17 スピーカ
18 料金収納部
20 ゲーム機本体
21、31、41 制御部
22 演算部
23 ROM
24 RAM
25 入出力部
30、40 I/O基板
26、33、34、43、44 基板コネクタ
32 専用コネクタ
35 固有の操作部(操作スティック+押しボタン)
42 USBコネクタ
50 USB操作パッド
51 十字キー
56 USB接続端子
57 ケーブル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
固有の操作部と、
操作具を着脱可能に接続するための操作具接続部と、
前記固有の操作部と、前記操作具接続部に接続された操作具とのいずれかを操作の入力手段として選択する操作部選択手段と、
前記操作部選択手段により前記操作具が選択されたときに、前記固有の操作部に代わって、前記操作具による操作を受け付ける操作受付手段と、
を備えることを特徴とするゲーム機。
【請求項2】
請求項1に記載のゲーム機において、
前記操作部選択手段は、前記操作具接続部に前記操作具が接続されたことにより、前記操作具を操作の入力手段として選択することを特徴とするゲーム機。
【請求項3】
請求項1又は2のいずれかに記載のゲーム機において、
料金収納部を備え、
前記操作部選択手段は、前記料金収納部に料金が収納されたことにより、前記操作具を操作の入力手段として選択することを特徴とするゲーム機。
【請求項4】
請求項1から3のいずれかに記載のゲーム機において、
前記操作受付手段は、前記操作具により受け付けた操作の一部を無効とすることを特徴とするゲーム機。
【請求項5】
請求項1から3のいずれかに記載のゲーム機において、
前記操作受付手段は、前記操作具に設けられた複数の操作部材のうち少なくとも2つを組み合わせて操作することにより前記固有の操作部の少なくとも1つの操作部材と同様に利用できることを特徴とするゲーム機。
【請求項6】
請求項1から5のいずれかに記載のゲーム機において、
前記操作具接続部は、無線により前記操作具と接続されることを特徴とするゲーム機。
【請求項7】
請求項1から5のいずれかに記載のゲーム機において、
前記操作具接続部は、接続端子により前記操作具と接続されることを特徴とするゲーム機。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2009−11494(P2009−11494A)
【公開日】平成21年1月22日(2009.1.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−175438(P2007−175438)
【出願日】平成19年7月3日(2007.7.3)
【出願人】(306019111)株式会社タイトー (475)
【Fターム(参考)】