説明

コンテンツ編集システム及びコンテンツ編集方法

【課題】従来求められていたようなレベル以上のスキルを有さない者であっても、一般顧客向けのコンテンツを作成することを可能とする。
【解決手段】テンプレートコード毎にグループ化されているオリジナルコンテンツファイル群を記憶する第1記憶手段、差し替え用素材ファイル群を記憶する第2記憶手段、コンテンツ名別のコンテンツファイル群を記憶する第3憶手段、第1記憶手段に記憶されているオリジナルコンテンツファイル群のうち、指定されたテンプレートコードに対応するオリジナルコンテンツファイル群を第3記憶手段に複写する手段、第3記憶手段に記憶されている一部のコンテンツファイルを第2記憶手段に記憶されているコンテンツファイルに差し替える手段を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンテンツを編集するためのコンテンツ編集システム及びコンテンツ編集方法に関し、特に、デジタルサイネージ(Digital Signage:電子看板)システムにおけるデジタル画像表示装置が表示するコンテンツを編集するためのコンテンツ編集システム及びコンテンツ編集方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、デジタル通信網とデジタル画像表示装置とを用いたデジタルサイネージシステムが普及しようとしている。デジタルサイネージシステムを用いて、デジタル画像表示装置に、静止画、動画、文字などのコンテンツを表示することができる。デジタル画像表示装置に表示するコンテンツをデジタル通信網を用いて遠隔操作することもできる。従って、コンテンツの内容を時間的に変更したり、デジタル画像表示装置が設置されている場所に応じて変更したりすることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005−196691号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1には、同一のテンプレートに挿入するコンテンツを変更するだけで、異なった画像を表示することが可能な発明が記載されている(図2、段落[0023]〜[0025]などを参照)。特許文献1には、それを可能とするためには、プレゼンテーションファイルに定義する素材データを変更するだけでよいことが記載されているが、それ以上の記載はない。
【0005】
従前では、デジタル画像表示装置に表示するコンテンツを作成することができる人は、或る程度のレベル以上のスキルを有する者に限られていた。従って、一般顧客向けにデジタルサイネージシステムを用いて表示できる程度のレベルの広告などを作成するためには、或る程度のレベル以上のスキルを有する者が必要となる。そのような者の数は限られているため、デジタルサイネージシステムを用いた多様な広告を提供するための足枷となっていた。
【0006】
そこで、本発明は、従来求められていたようなレベル以上のスキルを有さない者であっても、一般顧客向けのコンテンツを作成することを可能とするコンテンツ編集システム及びコンテンツ編集方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明によれば、テンプレートコード毎にグループ化されているオリジナルコンテンツファイル群を記憶するオリジナルコンテンツファイル群記憶手段と、差し替え用素材ファイル群を記憶する差し替え用素材ファイル群記憶手段と、コンテンツ名別のコンテンツファイル群を記憶するコンテンツ名別コンテンツファイル群記憶手段と、前記オリジナルコンテンツファイル群記憶手段に記憶されているオリジナルコンテンツファイル群のうち、ユーザにより指定されたテンプレートコードに対応するオリジナルコンテンツファイル群の複写を、前記コンテンツ名別コンテンツファイル群記憶手段に格納するコンテンツ名別コンテンツファイル群複写手段と、前記コンテンツ名別コンテンツファイル群に格納されている前記コンテンツ名に対応したコンテンツファイル群に含まれるコンテンツファイルのうちの前記ユーザにより指定されたコンテンツファイルを、前記差し替え用素材ファイル群記憶手段に記憶されている差し替え用素材ファイル群のうちの前記ユーザにより指定された差し替え用素材ファイルに差し替えるコンテンツファイル差し替え手段と、を備えることを特徴とするコンテンツ編集システムが提供される。
【0008】
また、本発明によれば、テンプレートコード毎にグループ化されているオリジナルコンテンツファイル群を記憶するオリジナルコンテンツファイル群記憶手段と、差し替え用素材ファイル群を記憶する差し替え用素材ファイル群記憶手段と、コンテンツ名別のコンテンツファイル群を記憶するコンテンツ名別コンテンツファイル群記憶手段と、を利用したコンテンツ編集方法において、前記オリジナルコンテンツファイル群記憶手段に記憶されているオリジナルコンテンツファイル群のうち、ユーザにより指定されたテンプレートコードに対応するオリジナルコンテンツファイル群の複写を、前記コンテンツ名別コンテンツファイル群記憶手段に格納するコンテンツ名別コンテンツファイル群複写ステップと、前記コンテンツ名別コンテンツファイル群に格納されている前記コンテンツ名に対応したコンテンツファイル群に含まれるコンテンツファイルのうちの前記ユーザにより指定されたコンテンツファイルを、前記差し替え用素材ファイル群記憶手段に記憶されている差し替え用素材ファイル群のうちの前記ユーザにより指定された差し替え用素材ファイルに差し替えるコンテンツファイル差し替えステップと、を有することを特徴とするコンテンツ編集方法が提供される。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ユーザは、オリジナルコンテンツ群記憶手段に記憶されているオリジナルコンテンツファイル群を基本として用い、必要に応じて、オリジナルコンテンツファイル群に含まれるコンテンツのうちの1以上のコンテンツを差し替え用素材ファイル群記憶手段に記憶されているコンテンツに差し替えることにより、全体として、異なった種類のコンテンツを作成することができる。
【0010】
従って、オリジナルコンテンツ群記憶手段及び差し替え用素材ファイル群記憶手段に、或る程度のレベル以上のスキルを有する者が作成したコンテンツ群を記憶させておくことにより、そのようなレベルのスキルを有しない者であっても、ある程度のレベル以上の品質を有したコンテンツを作成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の実施形態によるコンテンツ編集システムの全体の構成を表すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態によるテンプレートファイルを基に生成される画面のレイアウト例、テンプレート情報の記載例及びコンテンツ名別コンテンツファイル群記憶部の構造を示す図である。
【図3】本発明の実施形態によるテキスト画像FOファイルの一例を示す図である。
【図4】本発明の実施形態によるオリジナルコンテンツファイル群記憶部の構造を示す図である。
【図5】本発明の実施形態による差し替え用素材ファイル群記憶部の構造を示す図である。
【図6】本発明の実施形態によるユーザ別コンテンツファイル群記憶部に、ユーザが指定したコンテンツファイル群を格納する動作を説明するためのフローチャートである。
【図7】本発明の実施形態によるテンプレートコード群毎に表示されたオリジナルコンテンツ群を示す図である。
【図8】本発明の実施形態によるコンテンツ名を入力するための画面を示す図である。
【図9】本発明の実施形態によるコンテンツ名別コンテンツファイル群記憶部に格納されているコンテンツ群のうち何れかの静止画ファイル及び静止画プレビューファイルを変更する動作を説明するためのフローチャートである。
【図10】本発明の実施形態による変更する静止画又は動画を選択するための画面を示す図である。
【図11】本発明の実施形態による変更後の静止画を選択するための画面を示す図である。
【図12】本発明の実施形態によるコンテンツ名別コンテンツファイル群記憶部に格納されているコンテンツ群のうち何れかの動画ファイル及び動画プレビューファイルを変更する動作を説明するためのフローチャートである。
【図13】本発明の実施形態による変更後の動画を選択するための画面を示す図である。
【図14】本発明の実施形態によるコンテンツ名別コンテンツファイル群記憶部に格納されているコンテンツ群のうち何れかのテキスト画像ファイル及びテキスト画像FOファイルを変更する動作を説明するためのフローチャートである。
【図15】本発明の実施形態による変更するテキスト画像又はテキストを選択するための画面を示す図である。
【図16】本発明の実施形態によるテキスト及びそのスタイル情報を入力するための画面を示す図である。
【図17】本発明の実施形態によるコンテンツ名別コンテンツファイル群記憶部に格納されているコンテンツ群のうちテンプレート情報ファイルに記述されているテキストを変更する動作を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について詳細に説明する。
【0013】
図1に本発明の実施形態によるコンテンツ編集システムの全体の構成を表すブロック図を示す。
【0014】
図1を参照すると、このシステムは、クライアント、Webアプリケーションサーバ及びテキスト画像作成サーバを含む。図1には、クライアントは、1つしか示されていないが、実際には、1つ以上のクライアントが存在する。クライアントとWebアプリケーションサーバはインターネットなどのネットワークを介して、相互に接続されている。また、一般には、ネットワークとWebアプリケーションとの間にはWebサーバがあるが、本発明の特徴部分ではないため、図示していない。
【0015】
Webアプリケーションは、オリジナルコンテンツファイル群記憶部101、コンテンツ名別コンテンツファイル群記憶部103、差し替え用素材ファイル群記憶部105、コンテンツ名別コンテンツファイル作成部119、静止画、動画コンテンツ変更部121、テキスト画像FOファイル変更部123及びテキスト変換部125を有する。
【0016】
クライアントは、入力部106、コンテンツ作成開始受付部107、静止画変更指示受付部109、動画変更指示受付部111、テキスト画像変更指示受付部113、テキスト変更指示受付部115及び表示部117を含む。
【0017】
テキスト画像作成サーバ127は、テキスト画像作成部127を含む。
【0018】
オリジナルコンテンツファイル群記憶部101には、テンプレート情報ファイル、テンプレートファイル、テンプレートプレビューファイル、静止画ファイル、静止画プレビューファイル、動画ファイル、動画プレビューファイル、テキスト画像ファイル及びテキスト画像FOファイルが格納されている。一般には、これらのファイルは複数存在し、テンプレートコード毎にグループ化されている。
【0019】
テンプレート情報ファイルは、XML電子文書ファイルであり、例えば、図2のような記載があるものである。テンプレート情報ファイルには、表示するべきコンテンツのファイル名(フォルダ名を含む)、表示するべき画像コンテンツのサイズ、表示するべきテキストなどが記載されている。
【0020】
テンプレート・ファイルは、アドビ社のフラッシュで作成されたswfファイルである。表示部117に搭載されたフラッシュ・プレイヤー及びデジタル・サイネージ装置に搭載されたフラッシュ・プレイヤーは、テンプレートファイルを基本として、コンテンツを表示する。テンプレート・ファイルは、テンプレート情報ファイルを外部参照する。
【0021】
テンプレート・プレビュー・ファイルは、表示部117やデジタル・サイネージ装置の画面に表示されるコンテンツの或る瞬間のスナップショットであり、例えば、jpg形式を取っている。
【0022】
静止画ファイルは、テンプレートファイルから、テンプレート情報ファイルを参照して、呼び出されるものであり、この静止画ファイルを基に、表示部117やデジタル・サイネージ装置の画面に静止画が表示される。静止画ファイルは、例えば、jpg形式を取っている。
【0023】
静止画プレビューファイルは、表示部117が、静止画のプレビューを表示するときに利用される。ユーザは、リスト形式で表示された静止画のプレビューを見て、それらの中から、デジタル・サイネージ装置において表示することを希望する静止画を選択する。静止画プレビューファイルは、例えば、jpg形式を取っている。
【0024】
動画ファイルは、テンプレートファイルから、テンプレート情報ファイルを参照して、呼び出されるものであり、この動画ファイルを基に、表示部やデジタル・サイネージ装置の画面に動画が表示される。動画ファイルは、例えば、flv形式を取っている。
【0025】
動画プレビューファイルは、表示部117において、動画のプレビューを表示するときに利用される。ユーザは、リスト形式で表示された動画のプレビューを見て、それらの中から、デジタル・サイネージ装置において表示することを希望する動画を選択する。動画プレビューファイルは、動画のある瞬間における静止画のファイルであり、例えば、jpg形式を取っている。
【0026】
テキスト画像ファイルは、テキストのイメージのファイルであり、背景を透過処理できるように、例えば、png形式を取っている。
【0027】
テキスト画像FOファイルは、上記のテキスト画像ファイルをテキスト画像作成部127が作成する際に、その基となる入力データとして利用される。テキスト画像FOファイルは、XML形式を取り、テキスト、そのテキストのスタイル情報(フォント名、フォントサイズ、色などを含む)を含む。テキスト画像FOファイルの一例を図3に示す。
【0028】
コンテンツ名別コンテンツファイル群記憶部103には、テンプレート情報ファイル、テンプレートファイル、テンプレートプレビューファイル、静止画ファイル、静止画プレビューファイル、動画ファイル、動画プレビューファイル、テキスト画像ファイル及びテキスト画像FOファイルが格納されている。1つのコンテンツ名につき、テンプレート情報ファイル、テンプレートファイル、テンプレートプレビューファイルは、それぞれ、1つ存在する。また、1つのコンテンツ名につき存在する静止画ファイル、静止画プレビューファイルの数は、0以上であり、コンテンツの内容に応じて変化する。同様に、1つのコンテンツ名につき存在する動画ファイル、動画プレビューファイルの数は、0以上であり、コンテンツの内容に応じて変化する。更に、1つのコンテンツ名につき存在するテキスト画像ファイル、テキスト画像FOの数は、0以上であり、コンテンツの内容に応じて変化する。
【0029】
図2のテンプレートファイル151で示されるレイアウトにおいては、静止画ファイル、静止画プレビューファイルの数は、それぞれ、2である。また、動画ファイル、動画プレビューファイルの数は、それぞれ、1である。更に、テキスト画像ファイル、テキスト画像FOファイルの数は、それぞれ、1である。
【0030】
図1においては、コンテンツ名別コンテンツファイル群記憶部103には、1つのコンテンツ名についてのファイル群しか示されていないが、コンテンツ名毎に、このファイル群が複数存在する。
【0031】
差し替え用素材ファイル群記憶部105には、静止画ファイル、静止画プレビューファイル、動画ファイル、動画プレビューファイルが格納されている。差し替え用素材ファイル群記憶部105に格納されている静止画ファイルは、コンテンツ名別コンテンツファイル群記憶部103に格納されている静止画ファイルと差し替えることが可能なファイルである。同様に、差し替え用素材ファイル群記憶部105に格納されている動画ファイルは、コンテンツ名別コンテンツファイル群記憶部103に格納されている動画ファイルと差し替えることが可能なファイルである。
【0032】
入力部106及びコンテンツ作成開始受付部107は、ユーザによるテンプレートの選択と共に、コンテンツ名を入力する。
【0033】
コンテンツ名別コンテンツファイル作成部119は、オリジナルコンテンツファイル群記憶部101に格納されているコンテンツ群のうち、ユーザにより選択されたテンプレートに対応するオリジナルコンテンツ群の複写を、コンテンツ名別コンテンツファイル群記憶部103に格納する。そして、その複写にコンテンツ名を対応させる。
【0034】
入力部106及び静止画変更指示受付部109は、ユーザによる静止画の変更の指示を受け付ける。
【0035】
入力部106及び動画変更指示受付部111は、ユーザによる動画の変更の指示を受け付ける。
【0036】
静止画、動画コンテンツ変更部121は、コンテンツ名別コンテンツファイル群記憶部103に格納されているコンテンツ群のうち、更に、ユーザにより選択されたコンテンツ名に対応する何れかの静止画ファイル、静止画プレビューファイルのうち、ユーザにより選択された静止画に対応する静止画ファイル、静止画プレビューファイルを、差し替え用素材ファイル群記憶部105に格納されている静止画ファイル、静止画プレビューファイルのうち、ユーザにより選択された静止画に対応する静止画ファイル、静止画プレビューファイルに置き換える。
【0037】
同様に、静止画、動画コンテンツ変更部121は、コンテンツ名別コンテンツファイル群記憶部103に格納されているコンテンツ群のうち、更に、ユーザにより選択されたコンテンツ名に対応する何れかの動画ファイル、動画プレビューファイルのうち、ユーザにより選択された動画に対応する動画ファイル、動画プレビューファイルを、差し替え用素材ファイル群記憶部105に格納されている動画ファイル、動画プレビューファイルのうち、ユーザにより選択された動画に対応する動画ファイル、動画プレビューファイルに置き換える。
【0038】
入力部106及びテキスト画像変更指示受付部113は、ユーザによるテキスト画像の変更の指示を受け付ける。
【0039】
テキスト画像FOファイル変更部123は、コンテンツ名別コンテンツファイル群記憶部103に格納されているコンテンツ群のうち、更に、ユーザにより選択されたコンテンツ名に対応する何れかのテキスト画像ファイル、テキスト画像FOファイルのうち、ユーザにより選択されたテキスト画像に対応するテキスト画像ファイル、テキスト画像FOファイルを、新たなテキスト画像ファイル、テキスト画像FOファイルに置き換える。ここで、新たなテキスト画像FOファイルは、入力部106及びテキスト画像変更指示受付部113が入力したテキスト及びそのスタイル情報に基づいて、テキスト画像FOファイル変更部123が生成したものである。また、新たなテキスト画像ファイルは、テキスト画像FO変更部123が生成した新たなテキスト画像FOファイルに基づいて、テキスト画像作成部127が作成したものである。
【0040】
入力部106、テキスト変更指示受付部115は、ユーザによるテキストの変更の指示を受け付ける。
【0041】
テキスト変更部は、コンテンツ名別コンテンツ群記憶部103に格納されているコンテンツ群のうち、更に、ユーザにより選択されたテンプレートに対応するコンテンツ名に対応する何れかのテキスト領域のうち、テンプレート情報ファイルのテキストの記述箇所に、入力部106、テキスト変更指示受付部115が入力したテキストを挿入する。なお、このテキストには、テンプレートファイルのテキスト領域に設定されているスタイル情報が適用される。
【0042】
図2は、コンテンツ名別コンテンツ群記憶部103等に格納されるテンプレートファイル、テンプレート情報ファイル及び、コンテンツ名別コンテンツファイル群記憶部103に格納されるコンテンツ群に関する情報を示す図である。
【0043】
図2を参照すると、テンプレートファイルは、swfファイルである。テンプレートファイルには、符号151で示されるようなレイアウトを構成するための記述がある。
【0044】
テンプレート情報ファイルは、XMLファイルである。テンプレート情報ファイルは、テンプレートファイルから外部参照される。テンプレート情報ファイルには、コンテンツ名別のコンテンツに含めるべきコンテンツに対応したコンテンツファイル名が記述されている。図2の例では、1つの動画ファイル、2つの静止画ファイル、1つのテキスト画像FOファイル、1つのテキストが記述されている。
【0045】
コンテンツ名別コンテンツファイル群記憶部103のフォルダ構成は、図2の右側に示すようになっている。コンテンツコードのフォルダの下には、テンプレートファイル、静止画のフォルダ(image)、テキストのフォルダ(text)、動画のフォルダ(movie)、テンプレート情報ファイルのフォルダ(xml)、コンテンツコードの配下のコンテンツを全て表示した場合の画像を縮小したものであるプレビューのフォルダ(preview)が存在する。
【0046】
静止画のフォルダ(image)の下には、静止画ファイルのフォルダ(original)、静止画プレビューファイルのフォルダ(preview)が存在する。
【0047】
テキストのフォルダ(text)の下には、テキスト画像FOファイルのフォルダ(FO)、テキスト画像ファイルのフォルダ(image)が存在する。
【0048】
動画のフォルダ(movie)の下には、動画ファイルのフォルダ(original)、動画プレビューファイルのフォルダ(preview)が存在する。
【0049】
図4は、オリジナルコンテンツファイル群記憶部101のフォルダ構成を示す。図4には、1つのテンプレートコードしか記載されていないが、実際には、テンプレートコードのフォルダは、並列に複数存在する。従って、オリジナルコンテンツファイル群は、テンプレートコード毎にグループ化されている。テンプレートコードのフォルダの下には、テンプレートファイル、静止画のフォルダ(image)、テキストのフォルダ(text)、動画のフォルダ(movie)、テンプレート情報ファイルのフォルダ(xml)、テンプレートコードの配下のコンテンツを全て表示した場合の画像を縮小したものであるプレビュー画像のフォルダ(preview)が存在する。
【0050】
静止画のフォルダ(image)の下には、静止画ファイルのフォルダ(original)、静止画プレビューファイルのフォルダ(preview)が存在する。
【0051】
テキストのフォルダ(text)の下には、テキスト画像FOファイルのフォルダ(FO)、テキスト画像ファイルのフォルダ(image)が存在する。
【0052】
動画のフォルダ(movie)の下には、動画ファイルのフォルダ(original)、動画プレビューファイルのフォルダ(preview)が存在する。
【0053】
図5は、差し替え用素材ファイル群記憶部105のフォルダ構成を示す。共通フォルダ(common)は、ユーザ間で共通に利用できるコンテンツを包含するフォルダである。他方、ユーザフォルダ(user)は、ユーザ毎に分けられたコンテンツを包含するフォルダである。ユーザコードn(n=1、2、・・・)のユーザは、ユーザコードnのフォルダにあるコンテンツのみが利用でき、他のフォルダにあるコンテンツを利用することができない。ユーザコードによるユーザの区別は、末端から上に遡って2つ目のフォルダでつけられる。
【0054】
共通フォルダ(common)の下には、静止画フォルダ(image)、動画フォルダ(movie)が存在する。同様に、ユーザフォルダ(user)の下には、静止画フォルダ(image)、動画フォルダ(movie)が存在する。
【0055】
共通フォルダ(common)の下の静止画フォルダ(image)の下には、静止画ファイルのフォルダ(original)、大きな静止画プレビューファイルのフォルダ(preview)、小さな静止画プレビューファイルのフォルダ(preview small)が存在する。
【0056】
共通フォルダ(common)の下の動画フォルダ(movie)の下には、動画ファイルのフォルダ(original)、動画プレビューファイルのフォルダ(preview)が存在する。
【0057】
ユーザフォルダ(user)の下の静止画フォルダ(image)の下には、1以上のユーザ別フォルダ(ユーザコード1、ユーザコード2、・・・)が存在する。同様に、ユーザフォルダ(user)の下の動画フォルダ(movie)の下には、1以上のユーザ別フォルダ(ユーザコード1、ユーザコード2、・・・)が存在する。
【0058】
ユーザフォルダ(user)の下の静止画フォルダ(image)の下のユーザ別フォルダ(ユーザコード1、ユーザコード2、・・・)の下には、静止画ファイルのフォルダ(original)、大きな静止画プレビューファイルのフォルダ(preview)、小さな静止画プレビューファイルのフォルダ(preview)が存在する。
【0059】
ユーザフォルダ(user)の下の動画フォルダ(movie)の下のユーザ別フォルダ(ユーザコード1、ユーザコード2、・・・)の下には、動画ファイルのフォルダ(original)、動画プレビューファイルのフォルダ(preview)が存在する。
【0060】
各ユーザは、差し替え用素材ファイル群記憶部105に存在する差し替え用素材ファイルのうち、共通フォルダ(common)の配下にあるファイル及び自分のユーザコードの配下にあるファイルを利用することができる。
【0061】
また、各ユーザは、自分のユーザコードの配下にファイルをアップロードすることができる。
【0062】
次に、コンテンツ編集システムの動作について説明する。
【0063】
まず、ユーザ別コンテンツファイル群記憶部103に、ユーザが指定したコンテンツファイル群を格納する動作について説明する。
【0064】
図6を参照すると、或るユーザがクライアントからこのシステムにログインすると、表示部117は、オリジナルコンテンツファイル群記憶部101に格納されているテンプレートプレビューファイルに基づいて、図7に示すようにオリジナルコンテンツ群をテンプレートコード毎に表示する(ステップS301)。なお、テンプレートプレビューファイルは、図4のプレビュー画像のフォルダ(preview)の中に存在する。
【0065】
次に、入力部106、コンテンツ作成開始受付部107は、図7に示される何れかの編集ボタン162が押されるか否かをみる。或るオリジナルコンテンツの編集ボタン162が押されたことが、それに対応するテンプレートコードのオリジナルコンテンツ群が選択されたことに相当する(ステップS305)。
【0066】
或るテンプレートコードのオリジナルコンテンツ群が選択されたならば(ステップS305でYES)、クライアントの画面に図8に示すようなコンテンツ名を入力するためのポップアップを表示する。ユーザが図8に示すテキストボックスにコンテンツ名を入力したならば(ステップS307)、コンテンツ作成開始受付部107は、押された編集ボタンに対応するテンプレートコードとコンテンツ名をコンテンツ名別コンテンツファイル作成部119に送信する(ステップS309)。
【0067】
コンテンツ名別コンテンツファイル作成部119は、テンプレートコードとコンテンツ名を受信すると(ステップS311)、オリジナルコンテンツファイル群記憶部101に格納されているコンテンツのうち、受信したテンプレートコードに対応するオリジナルコンテンツファイル群の複写をコンテンツ名別コンテンツファイル群記憶部103に格納する(ステップS313)。
【0068】
次に、コンテンツ名別コンテンツファイル群記憶部103に格納されているコンテンツファイル群のうちの何れかの静止画ファイル及び静止画プレビューファイルを変更する動作について説明する。
【0069】
図9を参照すると、まず、表示部117は、コンテンツ名別コンテンツファイル群記憶部103に格納されているコンテンツファイル群を基に、デジタルサイネージ装置に表示されるべき画面(図10の符号201で示す画面)を表示する(ステップS321)。
【0070】
次に、表示部117は、画面201に含まれる静止画205、動画209、テキスト画像及びテキストの一覧204を表示する(ステップS325)。
【0071】
次に、入力部106及び静止画変更指示受付部109は、何れかの静止画に対応する挿入ボタン207が押されたか否かをみる(ステップS327)。
【0072】
何れかの静止画に対応する挿入ボタン207が押されたならば(ステップS327)、表示部117は、差し替え用素材ファイル群記憶部105に格納されている静止画ファイル及び静止画プレビューファイルのうち、共通フォルダの配下にあるもの及び現在のユーザのフォルダの配下にあるものを基に、図11に示すような画面を表示する(ステップS329)。
【0073】
図11を参照すると、符号213で示すものが静止画プレビューファイルを基に表示される静止画プレビューであり、符号215で示すものが選択されている静止画プレビューに対応した静止画ファイルを基に表示される静止画である。図11では、静止画2が選択されている。
【0074】
何れかの静止画が選択され、決定ボタン217が押されたならば(ステップS331でYES)、静止画変更指示受付部109は、ステップS327で押された挿入ボタン207に対応する静止画の識別情報とステップS331で決定ボタン217が押された時に選択されている静止画の識別情報を、静止画、動画コンテンツ変更部121に送信する(ステップS333)。
【0075】
静止画、動画コンテンツ変更部121は、ステップS327で押された挿入ボタン207に対応する静止画の識別情報とステップS331で決定ボタン217が押された時に選択されている静止画の識別情報を受信したならば(ステップS335)、ステップS327で押された挿入ボタン207に対応する静止画ファイル及び静止画プレビューファイルを、ステップS331で決定ボタン217が押された時に選択されている静止画に対応する静止画ファイル及び静止画プレビューファイルに置き換える(ステップS337)。
【0076】
次に、表示部117は、コンテンツ名別コンテンツファイル群103にあるコンテンツファイル群を基に、デジタルサイネージ装置に表示されるべき画面の表示を更新する(ステップS339)。
【0077】
次に、コンテンツ名別コンテンツファイル群記憶部103に格納されているコンテンツファイル群のうちの何れかの動画ファイル及び動画プレビューファイルを変更する動作について説明する。
【0078】
図12を参照すると、まず、表示部117は、コンテンツ名別コンテンツファイル群記憶部103に格納されているコンテンツファイル群を基に、デジタルサイネージ装置に表示されるべき画面(図10の符号201で示す画面)を表示する(ステップS351)。
【0079】
次に、表示部117は、画面201に含まれる動画、静止画、テキスト画像及びテキストの一覧204を表示する(ステップS355)。
【0080】
次に、入力部106及び動画変更指示受付部111は、何れかの動画に対応する挿入ボタン207が押されたか否かをみる(ステップS357)。
【0081】
何れかの動画に対応する挿入ボタン207が押されたならば(ステップS357)、表示部117は、差し替え用素材ファイル群記憶部105に格納されている動画ファイル及び動画プレビューファイルのうち、共通フォルダの配下にあるもの及び現在のユーザのフォルダの配下にあるものを基に、図13に示すような画面を表示する(ステップS359)。
【0082】
図13を参照すると、符号221で示すものが動画プレビューファイルを基に表示される動画プレビューであり、符号223で示すものが選択されている動画プレビューに対応した動画ファイルを基に表示される動画である。図13では、動画3が選択されている。
【0083】
何れかの動画が選択され、決定ボタン225が押されたならば(ステップS361でYES)、動画変更指示受付部111は、ステップS357で押された挿入ボタン207に対応する動画の識別情報とステップS361で決定ボタン225が押された時に選択されている動画の識別情報を、静止画、動画コンテンツ変更部121に送信する(ステップS363)。
【0084】
静止画、動画コンテンツ変更部121は、ステップS357で押された挿入ボタン207に対応する動画の識別情報とステップS361で決定ボタン225が押された時に選択されている動画の識別情報を受信したならば(ステップS365)、ステップS357で押された挿入ボタン207に対応する動画ファイル及び動画プレビューファイルを、ステップS361で決定ボタン225が押された時に選択されている動画に対応する動画ファイル及び動画プレビューファイルに置き換える(ステップS367)。
【0085】
次に、表示部117は、コンテンツ名別コンテンツファイル群103にあるコンテンツファイル群を基に、デジタルサイネージ装置に表示されるべき画面の表示を更新する(ステップS369)。
【0086】
次に、コンテンツ名別コンテンツファイル群記憶部103に格納されているコンテンツファイル群のうちの何れかのテキスト画像ファイル及びテキスト画像FOファイルを変更する動作について説明する。
【0087】
図14を参照すると、まず、表示部117は、コンテンツ名別コンテンツファイル群記憶部103に格納されているコンテンツファイル群を基に、デジタルサイネージ装置に表示されるべき画面(図10の符号201で示す画面)を表示する(ステップS381)。
【0088】
次に、表示部117は、画面201に含まれる動画、静止画、テキスト画像233及びテキスト237の一覧232を表示する(ステップS385)。
【0089】
次に、入力部106及びテキスト画像変更指示受付部113は、何れかのテキスト画像に対応する挿入ボタン235が押されたか否かをみる(ステップS387)。
【0090】
何れかのテキスト画像に対応する挿入ボタン235が押されたならば(ステップS387でYES)、表示部117は、図16に示すようなテキスト及びそのスタイル情報(フォント、スタイル、サイズ、行送り、垂直比率、水平比率、カラー、配置など)を入力するための画面を表示する(ステップS388)。
【0091】
ユーザにより、テキストボックス243にテキストが入力され、スタイル情報が選択される(ステップS389)。スタイル情報の選択にあたっては、符号245−1〜245−6のコンボボックス、符号245−7で示す部分を選択すると表示される色パレット、符号245−8で示す配列を表す図が利用される。決定ボタン247が押されたならば(ステップS391でYES)、テキスト画像変更指示受付部113は、ステップS387で押された挿入ボタン235に対応するテキスト画像の識別情報とステップS389で入力したテキスト及びそのスタイル情報を、テキスト画像FOファイル変更部123に送信する(ステップS393)。
【0092】
テキスト画像FOファイル変更部123は、ステップS387で押された挿入ボタン235に対応するテキスト画像の識別情報とステップS389で入力したテキスト及びそのスタイル情報を受信したならば(ステップS395)、テキスト画像作成部127にテキスト及びそのスタイル情報を与えて、テキスト画像を作成させる(ステップS397)。次に、テキスト画像FOファイル変更部123は、ステップS387で押された挿入ボタン235に対応するテキスト画像を、ステップS397で生成したテキスト画像に置き換える(ステップS399)。
【0093】
次に、表示部117は、コンテンツ名別コンテンツファイル群103にあるコンテンツファイル群を基に、デジタルサイネージ装置に表示されるべき画面の表示を更新する(ステップS401)。
【0094】
次に、コンテンツ名別コンテンツファイル群記憶部103に格納されているコンテンツファイル群のうちのテンプレート情報ファイル(XMLファイル)に記述されているコンテンツとしてのテキストを変更する動作について説明する。このテキストとは、例えば、図2に示すテンプレート情報ファイルの一例の下から3行目の「あいうえおかきくけこ」というテキストのことである。
【0095】
図17を参照すると、まず、表示部117は、コンテンツ名別コンテンツファイル群記憶部103に格納されているコンテンツファイル群を基に、デジタルサイネージ装置に表示されるべき画面(図10の符号201で示す画面)を表示する(ステップS411)。
【0096】
次に、表示部117は、画面201に含まれる静止画、動画、テキスト画像233及びテキスト237の一覧232を表示する(ステップS415)。
【0097】
次に、入力部106及びテキスト変更指示受付部115は、何れかのテキストに対応する挿入ボタン239が押されたか否かをみる(ステップS417)。
【0098】
何れかのテキストに対応する挿入ボタン239が押されたならば(ステップS417でYES)、表示部117は、図16に示すようなテキストを入力するための画面を表示する(ステップS418)。なお、符号245−1〜245−8で示す部分は、グレイアウトしていて、その部分を操作の対象とすることができないようにしている。
【0099】
ユーザにより、テキストボックス243にテキストが入力される(ステップS419)。決定ボタン247が押されたならば(ステップS421でYES)、テキスト変更指示受付部115は、ステップS417で押された挿入ボタン239に対応するテキストの識別情報とステップS419で入力したテキストを、テキスト変更部125に送信する(ステップS423)。
【0100】
テキスト変更部125は、ステップS417で押された挿入ボタン239に対応するテキストの識別情報とステップS419で入力したテキストを受信したならば(ステップS425)、テンプレート情報ファイル内の、ステップS417で押された挿入ボタン239に対応するテキストの識別情報で識別されるテキストをステップS419で入力したテキストに置き換える(ステップS427)。
【0101】
次に、表示部117は、コンテンツ名別コンテンツファイル群103にあるコンテンツファイル群を基に、デジタルサイネージ装置に表示されるべき画面の表示を更新する(ステップS429)。
【0102】
なお、図1に示すクライアントの各部は、ハードウェア、ソフトウェア又はそれらの組合わせにより実現することができる。Webアプリケーションサーバ内の各部のうち記憶部を除く部分もハードウェア、ソフトウェア又はそれらの組合わせにより実現することができる。ここで、ソフトウェアによる実現とは、コンピュータをその部分として機能させるためのプログラムをコンピュータが読み込んで実行することによる実現である。
【符号の説明】
【0103】
101 オリジナルコンテンツファイル群記憶部
103 コンテンツ名別コンテンツファイル群記憶部
105 差し替え用素材ファイル群記憶部
106 入力部
107 コンテンツ作成開始受付部
109 静止画変更指示受付部
111 動画変更指示受付部
113 テキスト画像変更指示受付部
115 テキスト変更指示受付部
117 表示部
119 コンテンツ名別コンテンツファイル作成部
121 静止画、動画コンテンツ変更部
123 テキスト画像FOファイル変更部
125 テキスト変更部
127 テキスト画像作成部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
テンプレートコード毎にグループ化されているオリジナルコンテンツファイル群を記憶するオリジナルコンテンツファイル群記憶手段と、
差し替え用素材ファイル群を記憶する差し替え用素材ファイル群記憶手段と、
コンテンツ名別のコンテンツファイル群を記憶するコンテンツ名別コンテンツファイル群記憶手段と、
前記オリジナルコンテンツファイル群記憶手段に記憶されているオリジナルコンテンツファイル群のうち、ユーザにより指定されたテンプレートコードに対応するオリジナルコンテンツファイル群の複写を、前記コンテンツ名別コンテンツファイル群記憶手段に格納するコンテンツ名別コンテンツファイル群複写手段と、
前記コンテンツ名別コンテンツファイル群に格納されている前記コンテンツ名に対応したコンテンツファイル群に含まれるコンテンツファイルのうちの前記ユーザにより指定されたコンテンツファイルを、前記差し替え用素材ファイル群記憶手段に記憶されている差し替え用素材ファイル群のうちの前記ユーザにより指定された差し替え用素材ファイルに差し替えるコンテンツファイル差し替え手段と、
を備えることを特徴とするコンテンツ編集システム。
【請求項2】
請求項1に記載のコンテンツ編集システムにおいて、
前記コンテンツ名別コンテンツファイル群複写手段は、通信回線により相互に接続された第1サーバ部と第1クライアント部とを含み、
前記第1クライアント部が、前記コンテンツ名別コンテンツファイル群複写手段の動作時におけるユーザによる指定を受け付け、前記通信回線を通じて、前記コンテンツ名別コンテンツファイル群複写手段の動作時におけるユーザによる前記指定を、前記第1サーバ部に送信し、
前記第1サーバ部が、前記コンテンツ名別コンテンツファイル群複写手段の動作時におけるユーザによる前記指定を、前記第1クライアント部から受信し、前記複写の格納を行うことを特徴とするコンテンツ編集システム。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のコンテンツ編集システムにおいて、
前記コンテンツファイル差し替え手段は、前記通信回線により接続された第2サーバ部と第2クライアント部とを含み、
前記第2クライアント部が、前記コンテンツファイル差し替え手段の動作時におけるユーザによる指定を受け、前記コンテンツファイル差し替え手段の動作時におけるユーザによる前記指定を、前記第2サーバ部に送信し、
前記第2サーバ部が、前記コンテンツファイル差し替え手段の動作時におけるユーザによる前記指定を、前記第2クライアント部から受信し、前記コンテンツ名別コンテンツファイル群に格納されている前記ユーザに対応したコンテンツファイル群に含まれるコンテンツファイルのうちの前記ユーザにより指定されたコンテンツファイルを、前記差し替え用素材ファイル群記憶手段に記憶されている差し替え用素材ファイル群のうちの前記ユーザにより指定された差し替え用素材ファイルに差し替えることを特徴とするコンテンツ編集システム。
【請求項4】
テンプレートコード毎にグループ化されているオリジナルコンテンツファイル群を記憶するオリジナルコンテンツファイル群記憶手段と、
差し替え用素材ファイル群を記憶する差し替え用素材ファイル群記憶手段と、
コンテンツ名別のコンテンツファイル群を記憶するコンテンツ名別コンテンツファイル群記憶手段と、
を利用したコンテンツ編集方法において、
前記オリジナルコンテンツファイル群記憶手段に記憶されているオリジナルコンテンツファイル群のうち、ユーザにより指定されたテンプレートコードに対応するオリジナルコンテンツファイル群の複写を、前記コンテンツ名別コンテンツファイル群記憶手段に格納するコンテンツ名別コンテンツファイル群複写ステップと、
前記コンテンツ名別コンテンツファイル群に格納されている前記コンテンツ名に対応したコンテンツファイル群に含まれるコンテンツファイルのうちの前記ユーザにより指定されたコンテンツファイルを、前記差し替え用素材ファイル群記憶手段に記憶されている差し替え用素材ファイル群のうちの前記ユーザにより指定された差し替え用素材ファイルに差し替えるコンテンツファイル差し替えステップと、
を有することを特徴とするコンテンツ編集方法。
【請求項5】
請求項4に記載のコンテンツ編集方法において、
前記コンテンツ名別コンテンツファイル群複写ステップを行う手段は、通信回線により相互に接続された第1サーバ部と第1クライアント部とを含み、
前記第1クライアント部が、前記コンテンツ名別コンテンツファイル群複写手段の動作時におけるユーザによる指定を受け付け、前記通信回線を通じて、前記コンテンツ名別コンテンツファイル群複写手段の動作時におけるユーザによる前記指定を、前記第1サーバ部に送信し、
前記第1サーバ部が、前記コンテンツ名別コンテンツファイル群複写手段の動作時におけるユーザによる前記指定を、前記第1クライアント部から受信し、前記複写の格納を行うことを特徴とするコンテンツ編集方法。
【請求項6】
請求項4又は5に記載のコンテンツ編集方法において、
前記コンテンツファイル差し替えステップを行う手段は、前記通信回線により接続された第2サーバ部と第2クライアント部とを含み、
前記第2クライアント部が、前記コンテンツファイル差し替え手段の動作時におけるユーザによる指定を受け、前記コンテンツファイル差し替え手段の動作時におけるユーザによる前記指定を、前記第2サーバ部に送信し、
前記第2サーバ部が、前記コンテンツファイル差し替え手段の動作時におけるユーザによる前記指定を、前記第2クライアント部から受信し、前記コンテンツ名別コンテンツファイル群に格納されている前記ユーザに対応したコンテンツファイル群に含まれるコンテンツファイルのうちの前記ユーザにより指定されたコンテンツファイルを、前記差し替え用素材ファイル群記憶手段に記憶されている差し替え用素材ファイル群のうちの前記ユーザにより指定された差し替え用素材ファイルに差し替えることを特徴とするコンテンツ編集方法。
【請求項7】
コンピュータを請求項1に記載のコンテンツ編集システムとして機能させるためのプログラム。
【請求項8】
コンピュータを請求項2に記載の第1クライアント部として機能させるためのプログラム。
【請求項9】
コンピュータを請求項2に記載の第1サーバ部として機能させるためのプログラム。
【請求項10】
コンピュータを請求項3に記載の第2クライアント部として機能させるためのプログラム。
【請求項11】
コンピュータを請求項3に記載の第2サーバ部として機能させるためのプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【公開番号】特開2011−186529(P2011−186529A)
【公開日】平成23年9月22日(2011.9.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−47948(P2010−47948)
【出願日】平成22年3月4日(2010.3.4)
【出願人】(000162113)共同印刷株式会社 (488)
【Fターム(参考)】