説明

コンデンサ内蔵ジョイントコネクタ

【課題】作業を簡単化した上でコンデンサのノイズ除去能力を確保できるようにする。
【解決手段】帯状連結部15の一側縁に複数の端子部16が間隔を開けて並んで設けられたジョイント端子10と、帯状連結部15の両端から個別に延出形成された一対のコンデンサ接続部18A,18Bと、ジョイント端子10をインサート成形により収容したハウジング20と、ハウジング20に装着され一対のリード線42A,42Bがコンデンサ接続部18A,18Bに個別に接続されるコンデンサ40と、が具備される。ハウジング20には、ジョイント端子10の帯状連結部15を長さ方向の任意位置で切断可能に外部に露出させる切断用開口部35が設けられ、帯状連結部15が切断されることにより正極側端子群11Aと負極側端子群11Bとが分離された形態で形成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ノイズ除去用のコンデンサを内蔵したジョイントコネクタに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種のコンデンサ内蔵ジョイントコネクタとしては、下記特許文献1に記載されたものが知られている。このものは、間隔を開けて並設された複数の正極側端子部の基端同士を連結部で連結した正極側バスバーと、間隔を開けて並設された複数の負極側端子部の基端同士を連結部で連結した負極側バスバーとが、ハウジング内に圧入により並んで装着され、各バスバーの端子群が、ハウジングの側面等に相手コネクタと嵌合可能に設けられたコネクタ嵌合部に臨んで配されるとともに、ハウジング内にコンデンサが収容されてその一対のリード線が、前記各バスバーの連結部にそれぞれ設定されたコンデンサ接続部に個別に溶接等で接続された構造となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2007−287644号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで上記従来構造のものでは、コネクタの組立完了時には、コンデンサの各リード線が、電気的に分離されている正極側バスバーと負極側バスバーとに個別に接続された状態にあり、この状態で放置されると、コンデンサに対して逆方向に電荷がチャージされる場合がある。そうすると、コンデンサに漏れ電流が流れてある種の絶縁破壊が生じることにより、静電容量の減少を招き、除去し得る高周波成分の周波数特性が変わってしまう等、ノイズ除去能力が低下するおそれがある。
【0005】
そのため従来、比較的長期間の放置が予想される場合には、両バスバー間を別途備えた短絡部材で短絡し、ハーネスと接続する前の段階で同短絡部材を外して短絡を解除することによって、ノイズ除去能力の低下を防止する手当てを施しているが、面倒な手間が余分に掛かるために、さらなる改良が切望されていた。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、作業を簡単化した上でコンデンサのノイズ除去能力を確保できるようにするところにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、間隔を開けて並設された複数の正極側端子部の基端同士を連結部で連結した正極側端子群と、間隔を開けて並設された複数の負極側端子部の基端同士を連結部で連結した負極側端子群とが、それぞれの前記連結部同士を接続することで隣接して配されたジョイント端子と、このジョイント端子における各連結部から個別に引き出されたコンデンサ接続部と、一対のリード線を備え各リード線が前記各コンデンサ接続部と個別に接続されるコンデンサと、前記ジョイント端子と前記コンデンサとを収容したハウジングと、が具備され、かつ前記ジョイント端子と前記コンデンサが前記ハウジングに収容された状態において、前記正極側端子群と前記負極側端子群の連結部同士の接続部分が切断可能となっているところに特徴を有する。
【0007】
初めの組立時では、ジョイント端子は正極側端子群と負極側端子群とが電気的に接続された形態にあって、コンデンサの両リード線の間は短絡された状態にある。当該ジョイントコネクタをハーネスに接続する等で使用する前には、正極側端子群と負極側端子群の連結部同士の接続部分を切断することで、正極側端子群と負極側端子群とが電気的に分離され、併せて分離された正極側端子群と負極側端子群との間にコンデンサが介設された形態となる。
初めの組立状態で放置されてもコンデンサの両端が短絡されていることで絶縁破壊等を起こすおそれがなく、当該ジョイントコネクタの使用時には、コンデンサが正規のノイズ除去能力を発揮することができる。そのための組立後の必要な作業も、正極側端子群と負極側端子群の連結部同士の接続部分を切断するだけで良いから、簡単な作業で対応することができる。
【0008】
また、以下のような構成としてもよい。
(1)一本の帯状連結部の一側縁に複数の端子部が間隔を開けて並んで設けられたジョイント端子と、このジョイント端子における前記帯状連結部の両端から個別に延出形成された一対のコンデンサ接続部と、前記ジョイント端子をインサート成形により収容したハウジングと、このハウジングに装着され一対のリード線が前記コンデンサ接続部に個別に接続されるコンデンサと、が具備され、前記ハウジングには、相手コネクタが嵌合可能であって前記ジョイント端子の前記端子部を臨ませてなるコネクタ嵌合部と、前記ジョイント端子の前記帯状連結部を任意位置で切断可能に外部に露出させる切断用開口部とが設けられ、前記帯状連結部が切断されることにより前記正極側端子群と前記負極側端子群とが分離された形態で形成されている。
【0009】
組立完了後で使用する前には、ハウジングの切断開口部からそこに臨んだジョイント端子の帯状連結部を任意位置で切断すると、正極側端子群と負極側端子群とが電気的に分離され、併せて分離された正極側端子群と負極側端子群との間にコンデンサが介設された形態となる。
コンデンサの絶縁破壊等を起こすのを未然に防止できて、当該ジョイントコネクタの使用時にはコンデンサに対して正規のノイズ除去能力を発揮させることができ、それに加え、帯状連結部の切断位置を変更することで、正極側端子群と負極側端子群との極数の変更が簡単にでき、すなわち回路仕様の変更に簡単に対応することができる。
【0010】
(2)前記ジョイント端子における前記帯状連結部の両端からは、同帯状連結部の前記端子部が並設された側とは反対の側方に回り込みつつ互いに向き合うように延出した延出部が形成され、各延出部の延出端が前記帯状連結部とは反対側に屈曲されることで前記一対のコンデンサ接続部が間隔を開けて並んで形成されている。
コンデンサ接続部を含むジョイント端子を、金属板のフープ材をプレス加工することにより形成でき、引き続いて同ジョイント端子をインサートとしてハウジングをインサート成形することができる。製造コストの低減に寄与できる。
【発明の効果】
【0011】
本発明のコンデンサ内蔵ジョイントコネクタによれば、作業を簡単化した上でコンデンサのノイズ除去能力を確保することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明の一実施形態に係るインサート成形ラインの平面図
【図2】ジョイント端子を分断する前のジョイントコネクタの平面図
【図3】同底面図
【図4】同正面図
【図5】同側面図
【図6】分断前のジョイント端子とコンデンサとの接続形態を示す平面図
【図7】ジョイント端子を分断した後のジョイントコネクタの平面図
【図8】分断後のジョイント端子とコンデンサとの接続形態を示す平面図
【発明を実施するための形態】
【0013】
<実施形態>
以下、本発明の一実施形態を図1ないし図8に基づいて説明する。
この実施形態のコンデンサ内蔵型ジョイントコネクタは、図7に示すように、7極の正極側端子群11Aと5極の負極側端子群11Bとが隣接して配されたジョイント端子10と、正極側端子群11Aと負極側端子群11Bとの間に介設されたコンデンサ40と、ジョイント端子10とコンデンサ40とを収容したハウジング20とから構成されている。
【0014】
詳細な構造を、製造工程とも併せて説明する。
ジョイント端子10は、導電性に優れた金属板からなるフープ材をプレスラインを搬送する間に、打ち抜き加工、曲げ加工等を施すことで形成されるようになっており、図1に示すように、キャリア12を挟んだ両側に、互いに背中合わせの対称姿勢をなしてそれぞれ一列に連なった形態で形成されるようになっている。
【0015】
ジョイント端子10は、図6に示すように、帯状連結部15の一側縁に、複数(図示12本)のタブ状の端子部16が等ピッチで並んで突設されている。帯状連結部15の両端からは、この帯状連結部15における端子部16が並設された側とは反対の側方に回り込んだのち、帯状連結部15とは平行姿勢でかつ互いに向き合うように延出した延出部17A,17Bが形成されている。両延出部17A,17Bの延出端は、帯状連結部15の中央長さ位置よりも少し一側(図6の左側)に寄った位置において、間隔を開けて対向しており、各延出部17A,17Bの延出端からは、帯状連結部15とは反対側に直角をなして突出したコンデンサ接続部18A,18Bが形成されている。両コンデンサ接続部18A,18Bのうち正極側(同図の左側)のコンデンサ接続部18Aの方が、負極側のコンデンサ接続部18Bよりも先端部が手前側に突出している。
【0016】
以上のような形状のジョイント端子10がプレス成形されたのち、これらのジョイント端子10が一連に繋がれたまま、引き続くインサート成形ラインを搬送される。この成形ラインでは、上記のジョイント端子10をインサートとした合成樹脂材のインサート成形によってハウジング20が形成される。ハウジング20は、キャリア12を挟んだ両側で表裏反転した姿勢で成形され、例えばキャリア12を挟んだ両側が対をなし、この対をなすハウジング20が一組ずつ若しくは複数組ずつ成形される。
【0017】
ハウジング20は、図2ないし図5に示すように、全体としては横長の扁平な形状をなし、ジョイント端子10における各端子部16の所定寸法前方位置から、延出部17A,17Bの所定寸法後方位置に亘るハウジング本体21を有している。ただし、同ハウジング本体21の後縁では、ジョイント端子10における両コンデンサ接続部18A,18Bと対応する左右方向の長さ領域において、両コンデンサ接続部18A,18Bの付け根部分が開口される程度まで凹部22が形成され、この凹部22の一側(図2の右側)に、コンデンサ装着部27が張り出し形成されているとともに、他側に保護壁28が張り出し形成されている。
【0018】
上記したハウジング本体21の前端部には、図4に示すように、横長のフード部24(本発明のコネクタ嵌合部に相当)が形成されており、ジョイント端子10の全端子部16がフード部24の奥壁25から突出し、同フード部24内に全端子部16が横方向に等間隔を開けて並んで収容された形態となっている。このハウジング20のフード部24内には、ハーネスの端末に接続された図示しない相手コネクタが嵌合可能であり、相手コネクタに収容された端子金具と対応する端子部16とが嵌合接続可能となっている。
【0019】
コンデンサ40は、アルミ電解コンデンサであって、円柱形状をなす本体部41の一端面から正負一対のリード線42A,42Bが引き出された構造となっており、長い方が正極のリード線42Aである。
ハウジング20におけるコンデンサ装着部27には、コンデンサ40の本体部41を載置可能な円弧形をなす載置面30が横向きに形成され、同載置面30の一側(図2の左側)に立てられた壁部31には、コンデンサ40の正負一対のリード線42A,42Bを挿入する2本の挿入溝32A,32Bが、前後方向に間隔を開けて上縁から切り込み形成されている。
【0020】
さて、ハウジング本体21には、ジョイント端子10における帯状連結部15の埋設領域において、同帯状連結部15を長さ方向の任意位置で切断可能に外部に露出させる切断用開口部35が形成されている。詳細には切断用開口部35は、帯状連結部15のうち、左右両端の端子部16と、それぞれの内側の端子部16とを接続する部分を除いた他の長さ領域を露出させるべく、横長形状でかつ上下両面に開口して形成されている。
【0021】
上記のようにインサート成形ラインによってハウジング20が形成されたら、キャリア12を切断することによって、ジョイント端子10を埋設したハウジング20が個別に形成される。
各ハウジング20は、コンデンサ40の装着装置に搬入され、ここでは、ハウジング20が装着台(図示せず)にセットされる。そののち、図2に示すように、ハウジング20のコンデンサ装着部27の載置面30にコンデンサ40が所定の姿勢で載置される。それとともに一対のリード線42A,42Bが挿入溝32A,32Bに挿入されて、長い方の正極側のリード線42Aが手前側に突出した正極側のコンデンサ接続部18Aの先端に当てられ、また、短い方の負極側のリード線42Bが奥側に後退している負極側のコンデンサ接続部18Bの先端に当てられ、それぞれ抵抗溶接あるいは半田付けによって接続される。
以上により、ジョイント端子10が正極側端子群11Aと負極側端子群11Bとに未だ分かれていない、いわゆる分断前のジョイントコネクタが形成され、この状態でストックされる。
【0022】
完成品としてのジョイントコネクタは、以下のように形成される。まず、当該ジョイントコネクタが使用される電気回路の種類に対応して、ジョイント端子10における正極側端子群11Aと負極側端子群11Bのそれぞれの極数が確認される。この例では、正極側端子群11Aが7極、負極側端子群11Bが5極である。
分断するに当たっては、分断前のジョイントコネクタが分断装置の作業台上にセットされ、ハウジング20に形成された切断用開口部35を通してジョイント端子10の帯状連結部15の所定箇所が切断される。より具体的には、上記の極数に対応して、図2及び図3の鎖線に示すように、帯状連結部15のうちの、図2における左から7本目と8本目の端子部16の接続部分15Xが切断される。
【0023】
これにより完成品としてのジョイントコネクタが得られ、同ジョイントコネクタでは、図7及び図8に示すように、7極の正極側端子群11Aと5極の負極側端子群11Bとが、電気的には分離された状態で横並びとなってハウジング20のフード部24内に臨んでいる一方、正極側端子群11Aと負極側端子群11Bの間にコンデンサ40が介設された形態となる。なお、このジョイントコネクタには、防水等も兼ねてカバー(図示せず)が装着される。
【0024】
ジョイントコネクタのフード部24内には、ハーネスの端末に装着された相手コネクタが嵌合され、ジョイント端子10における正極側端子群11Aと負極側端子群11Bとに、相手コネクタに装着された対応する正側端子と負側端子とがそれぞれ接続されることで所定の電気回路が構成され、かつコンデンサ40が、当該電気回路に乗った高周波成分等のノイズを除去することになる。
【0025】
本実施形態のコンデンサ内蔵ジョイントコネクタでは、適用する電気回路の仕様に応じて、正極側端子群11Aと負極側端子群11Bとの極数を変える必要がある場合に、ジョイント端子10における帯状連結部15の切断位置を変更することで、簡単に対応することができる。この実施形態では、正極側端子群11Aと負極側端子群11Bとの極数を、「10:2」〜「2:10」に任意に変更することができる。
【0026】
なお、この種のコンデンサ内蔵ジョイントコネクタにおいて、初めに組み付けられた場合に既に正極側端子群11Aと負極側端子群11Bとが分断されて、コンデンサ40の各リード線42A,42Bが正極側端子群11Aと負極側端子群11Bとに個別に接続された状態にあり、この状態で所定の電気回路に組み込まれるまでの間放置されると、コンデンサ40に対して逆方向に電荷がチャージされる場合がある。そうすると、コンデンサ40に漏れ電流が流れてある種の絶縁破壊が生じることにより、静電容量の減少を招き、除去し得る高周波成分の周波数特性が変わってしまう等、ノイズ除去能力が低下するおそれがある。
【0027】
それに対して本実施形態のジョイントコネクタでは、使用される前の放置される可能性のある期間では、正極側端子群11Aと負極側端子群11Bとが未だ分断されない形態にあって、すなわちコンデンサ40の両端が短絡されていることから絶縁破壊等を起こすことが未然に防止され、その結果、当該ジョイントコネクタの使用時には、コンデンサ40が正規のノイズ除去能力を発揮することができる。
【0028】
また、分断前のジョイントコネクタを製造するに当たり、コンデンサ接続部18A,18Bを含むジョイント端子10を、金属板のフープ材をプレス加工することにより形成でき、引き続いて同ジョイント端子10をインサートとしてハウジング20をインサート成形により形成できるから、製造工程が簡略化できてコスト低減に寄与できる。
【0029】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、ジョイント端子において端子部が12本である場合を例示したが、端子部の数は任意であり、もちろんそれらの端子部を任意の極数の正極側端子群と負極側端子群に分断することができる。
(2)コンデンサの配設位置やそのリード線の接続構造は、上記実施形態に例示したものに限らず、ハウジングの形状等の条件に応じて適宜に変更することができる。
(3)本発明は、無電極形式のコンデンサを装着したものにも、同様に適用することが可能である。
【符号の説明】
【0030】
10…ジョイント端子
11A…正極側端子群
11B…負極側端子群
15…帯状連結部(連結部)
15X…(切断される)接続部分
16…端子部
17A,17B…延出部
18A,18B…コンデンサ接続部
20…ハウジング
21…ハウジング本体
24…フード部(コネクタ嵌合部)
27…コンデンサ装着部
35…切断用開口部
40…コンデンサ
42A,42B…リード線

【特許請求の範囲】
【請求項1】
間隔を開けて並設された複数の正極側端子部の基端同士を連結部で連結した正極側端子群と、間隔を開けて並設された複数の負極側端子部の基端同士を連結部で連結した負極側端子群とが、それぞれの前記連結部同士を接続することで隣接して配されたジョイント端子と、
このジョイント端子における各連結部から個別に引き出されたコンデンサ接続部と、
一対のリード線を備え各リード線が前記各コンデンサ接続部と個別に接続されるコンデンサと、
前記ジョイント端子と前記コンデンサとを収容したハウジングと、が具備され、
かつ前記ジョイント端子と前記コンデンサが前記ハウジングに収容された状態において、前記正極側端子群と前記負極側端子群の連結部同士の接続部分が切断可能となっていることを特徴とするコンデンサ内蔵ジョイントコネクタ。
【請求項2】
一本の帯状連結部の一側縁に複数の端子部が間隔を開けて並んで設けられたジョイント端子と、
このジョイント端子における前記帯状連結部の両端から個別に延出形成された一対のコンデンサ接続部と、
前記ジョイント端子をインサート成形により収容したハウジングと、
このハウジングに装着され一対のリード線が前記コンデンサ接続部に個別に接続されるコンデンサと、が具備され、
前記ハウジングには、相手コネクタが嵌合可能であって前記ジョイント端子の前記端子部を臨ませてなるコネクタ嵌合部と、
前記ジョイント端子の前記帯状連結部を任意位置で切断可能に外部に露出させる切断用開口部とが設けられ、
前記帯状連結部が切断されることにより前記正極側端子群と前記負極側端子群とが分離された形態で形成されていることを特徴とする請求項1記載のコンデンサ内蔵ジョイントコネクタ。
【請求項3】
前記ジョイント端子における前記帯状連結部の両端からは、同帯状連結部の前記端子部が並設された側とは反対の側方に回り込みつつ互いに向き合うように延出した延出部が形成され、各延出部の延出端が前記帯状連結部とは反対側に屈曲されることで前記一対のコンデンサ接続部が間隔を開けて並んで形成されていることを特徴とする請求項2記載のコンデンサ内蔵ジョイントコネクタ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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