説明

コンバインの刈取穀稈搬送装置

【課題】引起し後の穀稈を漏れなく確実に取り込むことができるものとし、刈取作業の能率を高める。
【解決手段】刈取装置(9)と脱穀装置(3)との間に刈取後の穀稈を引き継いで搬送して脱穀装置(3)に供給する供給搬送装置(15)を設け、供給搬送装置(15)の搬送始端側には、刈取穀稈を掻き込む掻込スターホイル(21)と、多数の掻込ラグ(25)を起伏自在に備えた掻込搬送チェン(26)を備え、掻込ラグ(25)の掻込作用域を掻込スターホイル(21)の掻込作用域に対して搬送方向上手側に偏倚させて配置する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、刈取後の穀稈を脱穀装置に搬送供給するコンバインの刈取穀稈搬送装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、刈取装置と脱穀装置との間に設けた供給搬送装置の始端側において、穀稈を掻き込む掻込爪と、該掻込爪に隣接して穀稈引起し装置による引起し範囲内で穀稈を引継ぎ搬送する起立可能な起立ラグを設けた構成のものが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2006−174741号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来構成のものでは、起立ラグは掻込爪と同一軸芯回りに作用する構成であるため、起立ラグによる掻込作用範囲が搬送方向上手側に大きくとれず、引起し後の穀稈の取り込みが確実に行い難い問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この発明は、上記課題を解決すべく次のような技術的手段を講じた。
すなわち、請求項1記載の発明は、刈取装置(9)と脱穀装置(3)との間に刈取後の穀稈を引き継いで搬送して脱穀装置(3)に供給する供給搬送装置(15)を設け、該供給搬送装置(15)の搬送始端側には、刈取穀稈を掻き込む掻込スターホイル(21)と、多数の掻込ラグ(25)を起伏自在に備えた掻込搬送チェン(26)を備え、前記掻込ラグ(25)の掻込作用域を掻込スターホイル(21)の掻込作用域に対して搬送方向上手側に偏倚させて配置したことを特徴とするコンバインの刈取穀稈搬送装置とする。
【0006】
引起し後の穀稈は、刈り取られる前に掻込搬送チェン(26)の掻込ラグ(25)によって後方に掻き込まれ、掻込スターホイル(21)に引き継がれる。そして、その引起し後の穀稈が根元から切断されると、この掻込スターホイル(21)によって供給搬送装置(15)の搬送経路始端部に確実に掻き込まれる。
【0007】
掻込ラグ(25)の掻込作用域が掻込スターホイル(21)の掻込作用域よりも搬送方向上手側に偏倚しているため、引起し後の穀稈は掻込ラグ(25)によって確実に掻き込むことができる。
【0008】
請求項2記載の発明は、前記供給搬送装置(15)は、穂先側搬送装置(13)と該穂先側搬送装置(13)の下側に配置した株元側搬送装置(14)とからなり、該穂先側搬送装置(13)と株元側搬送装置(14)との間に、株元側搬送装置(14)の始端部に設けたスプロケット(19)と同軸で回転駆動される駆動側掻込スターホイル(18)を配置し、該駆動側掻込スターホイル(18)に噛み合って回転駆動される従動側の掻込スターホイル(21)を設け、該従動側の掻込スターホイル(21)を軸支する従動側掻込スターホイル軸(22)と同軸に設けた駆動スプロケット(23)と、該駆動スプロケットよりも前側に偏倚して配置するカムローラ(24)とにわたって掻込搬送チェン(26)を掛け回したことを特徴とする請求項1記載のコンバインの刈取穀稈搬送装置とする。
【0009】
株元側搬送装置(14)の回転によって駆動側掻込スターホイル(18)がスプロケット(19)を介して回転駆動され、従動側の掻込スターホイル(21)は、駆動側掻込スターホイル(18)に噛み合って従動回転される。掻込搬送チェン(26)は、従動側掻込スターホイル軸(22)から駆動スプロケット(23)、カムローラ(24)を介して駆動され、掻込ラグ(25)はカムローラ(24)に至って起立回動する。
【0010】
請求項3記載の発明は、前記掻込搬送チェン(26)の移動速度と従動側の掻込スターホイル(21)の周速度を略同速に設定したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のコンバインの刈取穀稈搬送装置とする。
【0011】
掻込ラグ(25)から従動側の掻込スターホイル(21)への穀稈の引継ぎに乱れがなく、両者によってスムーズに掻込搬送される。
請求項4記載の発明は、前記掻込搬送チェン(26)を従動側の掻込スターホイル(21)の上側に配置したことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3記載のコンバインの刈取穀稈搬送装置とする。
【0012】
上記構成によると、ラグ付掻込搬送チェン(26)が従動側の掻込スターホイル(21)の上側にあるため、穀稈が長稈の場合の掻込に適し、安定した掻込性能を維持することができる。
【発明の効果】
【0013】
請求項1記載の発明によれば、掻込ラグ(25)の掻込作用域が掻込スターホイル(21)の掻込作用域よりも搬送方向上手側に大きく偏倚しているため、引起し後の穀稈を掻込ラグ(25)によって漏れなく確実に取り込むことができ、掻込ラグ(25)による掻込作用と掻込スターホイル(21)による掻込作用との協同作用によって掻込性能が向上し、刈取作業の能率を高めることができる。
【0014】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果を奏するものでありながら、簡素な伝動機構によって掻込搬送チェン(26)を回転駆動することができ、故障が少なく、製造原価を低減して安価に提供することができる。
【0015】
請求項3記載の発明によれば、請求項1又は請求項2記載の発明の効果を奏するものでありながら、掻込ラグ(25)の周速と従動側の掻込スターホイル(21)の周速を略同速に設定することで、掻込ラグ(25)から掻込スターホイル(21)への穀稈の引継ぎを円滑に行うことができ、刈取作業の能率が向上する。
【0016】
請求項4記載の発明によれば、請求項1又は請求項2又は請求項3記載の発明の効果を奏するものでありながら、掻込搬送チェン(26)が従動側の掻込スターホイル(21)の上側にあるため、穀稈が長稈の場合の掻込に適し、安定した掻込性能を維持できる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】コンバインの要部の側面図
【図2】コンバイン要部の正面図
【図3】刈取部の要部の平面図
【図4】刈取部の平面図
【図5】掻込スターホイルとラグ付掻込搬送チェンの関連構成を示す平面図
【図6】同上切断正面図
【図7】図5の別実施例を示す平面図
【図8】図6の別実施例を示す切断正面図
【図9】穂先案内カバーの左側面図
【図10】同上平面図
【図11】同上正面図
【図12】同上背面図
【図13】刈取部の要部の平面図
【図14】同上要部の正面図
【図15】同上要部の側面図
【図16】同上要部の平面図
【図17】刈取部の要部の正面図
【図18】同上要部の側面図
【図19】引起し装置と供給搬送装置との関係位置を示す従来例の側面図
【図20】(イ)(ロ)(ハ)は、引起し装置と供給搬送装置の関係変動状態を示す側面図
【発明を実施するための形態】
【0018】
この発明の実施例を図面に基づき説明する。
図1及び図2は、コンバインを示すものであり、この走行車体1には、左右一対の走行クローラ2,2を備え、後部に脱穀フィードチェン3aを備えた脱穀装置(脱穀部)3を搭載すると共に、その前方部には刈取部4を装備している。刈取部4の横側部には運転席5や操作ボックス6等を有する運転操作部を備え、更に、その運転操作部の後方には脱穀粒を一時的に貯留するグレンタンクGを装備している。
【0019】
刈取部4は、立毛する穀稈を左右に分草する分草体7,7…と、分草後の穀稈を引き起す4条分の穀稈引起し装置8…と、引起し後の穀稈を刈り取るバリカン式の刈取装置9と、引起し時の穀稈を刈取装置9側に誘導する掻込ベルト10と、刈取後の穀稈を後方に掻き込む掻込装置11と、掻込後の穀稈を引き継いで後方に搬送し終端側で合流させる左右合流搬送装置12L,12Rと、合流部からの合流穀稈を引き継いで後方の脱穀部3に向けて揚上搬送して脱穀フィードチェン3aに受け渡す上下2段の穂先側搬送装置13及び株元側搬送装置14を備えた供給搬送装置15とからなり、車体に対して横軸を支点に上下昇降可能で前後方向に沿わせて設けた刈取縦フレーム16及び該刈取縦フレームの先端に左右横方向に沿わせて設けた刈取横フレームに装備している。
【0020】
掻込装置11は、図3に示すように、左側に架設されて2条分の穀稈を掻き込む左右一対の掻込爪11a,11bと、右側に架設されて2条分の穀稈を掻き込む左右一対の掻込爪11c,11dとからなり、左側の掻込爪11a,11bは外径が同径であり、右側の掻込爪11c,11dのうち、外側の掻込爪11dは左側の掻込爪11a,11bの外径と同径とし、内側の掻込爪11cのみ外側の掻込爪11dよりも外径が小さくなるよう小径に構成している。そして、小径の掻込スターホイル11cは、前側に寄せることによってこの前面が各掻込爪11a,11b,11dの前面に対し略横方向同一ライン上に位置するよう配置している。
【0021】
掻込後の穀稈を引き継いで後方に搬送する左右の搬送装置12L,12Rの終端側合流部では、左側搬送チェン30の終端に対して右側搬送チェン31の終端部が下方に位置する如く所定の段差を設けた構成としている。
【0022】
右側搬送チェン31の始端部には、小径掻込スターホイル11cへの巻付き防止ガイドを兼ねた棒状の固定挟持部材32が対設されている。また、右側搬送チェン31のチェンレール側搬送経路には、ピアノ線のような棒材からなる弾性変位可能な挟持ガイド部材33が前後に分割して対設されている。すなわち、この挟持ガイド部材33は、始端側の固定挟持部材32に続く前側挟持ガイド部材33aと、搬送チェン終端位置まで延設される後側挟持ガイド部材33bとからなり、これら前後のガイド部材が搬送方向前後に大きくラップし、かつ、上下に位置をずらせた状態に配置されている。
【0023】
供給搬送装置15は、穂先側搬送装置13と株元側搬送装置14の始端側を上下に位置変更することによって脱穀部3の扱室内への扱ぎ深さが穀稈の長短に応じて変更調節されるようになっている。
【0024】
穂先側搬送装置13と株元側搬送装置14との間には、該株元側搬送装置14によって駆動される駆動側掻込スターホイル18を配置すると共に、この駆動側掻込スターホイル18は、株元側搬送装置14の始端位置に設けられたスプロケット19の軸20と同軸で駆動する構成としてあり(図4参照)、この駆動側掻込スターホイル18の対向側には、該駆動側掻込スターホイル18に噛み合って回転駆動される従動側の掻込スターホイル21を設け、この従動側の掻込スターホイル21を軸支する従動側掻込スターホイル軸22と同一軸芯で回転駆動される駆動スプロケット23と、該駆動スプロケット23よりも前側に偏倚して軸架されるカムローラ24とにわたって起伏可能な掻込ラグ25付の掻込搬送チェン26を掛け回して掻込搬送可能に構成している(図4、図5参照)。掻込ラグ25は、カムローラ24の前半周部に沿う摺接移行により起立して穀稈を強制的に掻込搬送し、掻込搬送後は倒伏した状態で回転移行するようになっている。
【0025】
掻込ラグ25の回動軌跡Kの径は、従動側の掻込スターホイル21の回転径よりも小さくし、掻込搬送チェン26の移動速度と従動側の掻込スターホイル21の周速度を略同速とすることによって、掻込ラグ25から掻込スターホイル21への穀稈の引継ぎを良好にし、掻込搬送がスムーズに行えるようにしている。
【0026】
また、掻込搬送チェン26の速度アップのため、駆動スプロケット23の軸23aを従動側掻込スターホイル軸22よりも後方とし、大径の駆動スプロケット23で掻込搬送チェン26を回転させ、増速させることによって搬送能力を高めるように構成することもできる(図7参照)。かかる伝動構成は、従動側掻込スターホイル軸22からスパーギヤ27、カウンタギヤ28を介して駆動スプロケット23aを駆動するよう連動構成している。
【0027】
多数の掻込ラグ25を備えた掻込搬送チェン26は、図6に示すように、従動側の掻込スターホイル21の上側に配置することによって、長稈に対する掻込搬送性能を向上させることができる。また、逆に、掻込搬送チェン26を従動側の掻込スターホイル21の下側に配置した場合(図8参照)には、短稈に対する適応性が向上するものとなる。
【0028】
なお、29は、従動側の掻込スターホイル21及びラグ付掻込搬送チェン26の要所をカバーする掻込搬送カバーであるが、穂先側搬送装置13及び株元側搬送装置14を支持するU字パイプ17に支持ステー17aを介して装着支持されている。
【0029】
中央側の穀稈引起し装置8C1,8C2(図4参照)の背部には、左右の引起し装置8L,8R側から中央側に合流される穀稈の穂先側部を案内する穂先案内カバー35が設けられている。この穂先案内カバー35の左側部には、掻込搬送チェン26の掻込始端側から合流部にかけて掻込ラグ25の円弧回動軌跡Kに対応した凸形案内面部36を設けることによって、掻込ラグによるキャッチングが良好、確実に行えるようにしている。また、穂先案内カバー35は、左右側面が下側ほど幅広くなっており、合流部に向かって収束する形状になっている。
【0030】
前記穂先案内カバー35の下方側には左右側からの搬送穀稈をガイドする株元案内ガイド部材38が配置されている。この左右の株元案内ガイド部材38,38は、左右側搬送チェン30,31の上側に沿って設けられ、供給搬送装置15の株元側搬送装置14の始端部に向かって左右側からの搬送穀稈をガイドしながらスムーズに合流させるように構成している。この構成によると、供給搬送装置への合流穀稈の引継ぎ搬送が安定よくスムーズに行える。
【0031】
左側引起し装置8L側(未刈地側)にある分草体7Lの中央より上方部まで張り出した分草ガイド39であって、各引起し装置8の前面及び上部側を被覆する左右横方向に長く構成された引起しフロントカバー40とサイドカバー41上部のアッパサイドカバー42が揺動開閉するとき、これに干渉しないように該分草カバーの上端側を未刈地側へ屈曲させて支持させた構成になっている。また、分草ガイド39の外方への最も張り出した位置は、サイドカバー41の外面より内側で、左分草体7Lよりも内側近傍又は同一位置としている。
【0032】
なお、アッパサイドカバー42は、横軸芯Qを回動支点として上下に揺動開閉する構成であるが、図17、図18に示すように、分草ガイド39の上端側取付位置をアッパサイドカバー42の揺動開閉圏内より下方に設定することによっても干渉を回避することができる。
【0033】
図19に示すように、従来例では、扱ぎ深さ調節のため、供給搬送装置15を支点P1を中心として上下に揺動変位させると、引起し装置8との関係位置が前後に変化し、常に一定の関係位置に保持できないため、引起し後の穀稈の引継ぎ作用が良好に行い難い問題がある。本例では、図20に示すように、引起し装置8を支点P2を中心として傾斜角変更自在に構成し、供給搬送装置15の始端部を上下に変位させても、これに関連して引起し装置8の傾斜角を変更し(図20(イ)(ロ)(ハ)参照)、両者が常に一定の関係位置を保持するように構成している。この構成によると、穀稈が長稈の場合には、供給搬送装置の始端側を上げにし、短稈の場合には下げにし、穀稈の長短に応じて扱ぎ深さ調節を行うが、この時、この扱ぎ深さ調節に関連して引起し装置の傾斜角度を手動的又は自動的に変更して両者の関係位置を一定に保持するので、穀稈の引き継ぎ作用が常に良好に行える。
【符号の説明】
【0034】
3 脱穀装置
9 刈取装置
13 穂先側搬送装置
14 株元側搬送装置
15 供給搬送装置
18 駆動側掻込スターホイル
19 スプロケット
20 スプロケット軸
21 従動側の掻込スターホイル
22 従動側掻込スターホイル軸
23 駆動スプロケット
24 カムローラ
25 掻込ラグ
26 掻込搬送チェン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
刈取装置(9)と脱穀装置(3)との間に刈取後の穀稈を引き継いで搬送して脱穀装置(3)に供給する供給搬送装置(15)を設け、該供給搬送装置(15)の搬送始端側には、刈取穀稈を掻き込む掻込スターホイル(21)と、多数の掻込ラグ(25)を起伏自在に備えた掻込搬送チェン(26)を備え、前記掻込ラグ(25)の掻込作用域を掻込スターホイル(21)の掻込作用域に対して搬送方向上手側に偏倚させて配置したことを特徴とするコンバインの刈取穀稈搬送装置。
【請求項2】
前記供給搬送装置(15)は、穂先側搬送装置(13)と該穂先側搬送装置(13)の下側に配置した株元側搬送装置(14)とからなり、該穂先側搬送装置(13)と株元側搬送装置(14)との間に、株元側搬送装置(14)の始端部に設けたスプロケット(19)と同軸で回転駆動される駆動側掻込スターホイル(18)を配置し、該駆動側掻込スターホイル(18)に噛み合って回転駆動される従動側の掻込スターホイル(21)を設け、該従動側の掻込スターホイル(21)を軸支する従動側掻込スターホイル軸(22)と同軸に設けた駆動スプロケット(23)と、該駆動スプロケットよりも前側に偏倚して配置するカムローラ(24)とにわたって掻込搬送チェン(26)を掛け回したことを特徴とする請求項1記載のコンバインの刈取穀稈搬送装置。
【請求項3】
前記掻込搬送チェン(26)の移動速度と従動側の掻込スターホイル(21)の周速度を略同速に設定したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のコンバインの刈取穀稈搬送装置。
【請求項4】
前記掻込搬送チェン(26)を従動側の掻込スターホイル(21)の上側に配置したことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3記載のコンバインの刈取穀稈搬送装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【公開番号】特開2012−65599(P2012−65599A)
【公開日】平成24年4月5日(2012.4.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−213719(P2010−213719)
【出願日】平成22年9月24日(2010.9.24)
【出願人】(000000125)井関農機株式会社 (3,813)
【Fターム(参考)】