説明

コンピュータシステム

【課題】本発明は、実装密度が高く、且つハードディスクの放熱が優れるコンピュータシステムを提供する。
【解決手段】本発明のコンピュータシステムは、通風孔が設けられたケーシングと、ケーシングの内部に収容され、且つケーシングのフロントエンドから引き出すことができる引き出しと、を備え、引き出しの頂部及びバックエンドは開口しており、引き出しのフロントエンドは通風孔が設けられた前壁であり、引き出しの底部には電気回路基板が実装され、電気回路基板の上方には少なくとも2つのブラケットが設置され、各々のブラケットは前後に対向して設置される第一取付板及び第二取付板を備え、第一取付板と第二取付板との間には、複数のハードディスクが配列され、第一取付板及び第二取付板には、隣り合う2つのハードディスクの間の隙間に合わせて位置する複数の通風孔が設けられ、隣り合う2つのブラケットの間には、複数のハードディスクファンが左右方向に並べられる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンピュータシステムに関するものであり、特に高密度に電子部品を実装したコンピュータシステムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
コンピュータシステム、特にサーバーの分野において、高密度に電子部品を実装するようになった。高密度に実装された電子部品とは、コンピュータシステムに多く使用されるハードディスクを含む。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
高密度実装における、実装密度とハードディスクの放熱問題との間の矛盾が、該技術分野で解決しようとする課題である。
【0004】
本発明の目的は、前記課題を解決し、実装密度が高く且つハードディスクの放熱が優れたコンピュータシステムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記目的を達成するため、本発明に係るコンピュータシステムは、通風孔が開けられたケーシングと、前記ケーシングの内部に収容され且つ前記ケーシングのフロントエンドから引き出すことができる引き出しと、を備え、前記引き出しの頂部及びバックエンドは開口しており、前記引き出しのフロントエンドは、通風孔が設けられた前壁であり、前記引き出しの底部には、複数のソケットを有する電気回路基板が実装され、前記引き出し内の前記電気回路基板の上方には、少なくとも2つのブラケットが互いに離間して設置され、各々のブラケットは、前後に対向して設置される第一取付板及び第二取付板を備え、前記ブラケットの第一取付板と第二取付板との間には、複数のハードディスクが取り外し可能に左右方向に互いに離間して配列され、前記複数のハードディスクは、前記電気回路基板のソケットに分離可能にドッキングし、前記第一取付板及び前記第二取付板には、それぞれ複数の通風孔が設けられ、前記第一取付板及び前記第二取付板の通風孔は、隣り合う2つのハードディスクの間の隙間に合わせて位置し、隣り合う2つのブラケットの間には、複数のハードディスクファンが左右方向に並べられ、且つ前記引き出しの前壁に配向されている。
【発明の効果】
【0006】
本発明に係わるコンピュータシステムにおいて、通風孔が設けられたケーシングの内部に収容された引き出しの前壁に通風孔が設けられ、且つ前記引き出し内の各々のブラケットの第一取付板と第二取付板との間には、複数のハードディスクが左右方向に互いに離間して配列され、且つ隣り合う2つのブラケットの間には、複数のハードディスクファンが左右方向に並べられる。このようなハードディスク及びハードディスクファンの配列方式は、実装密度を高めるとともにハードディスクの放熱効果を高める。本発明のコンピュータシステムにおいて、前記引き出しを引き出して、前記ハードディスクを前記ブラケットの第一取付板と第二取付板との間に便利に挿入したり抜き出したりすることができ、占有空間が小さく、本発明のコンピュータシステムの実装密度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の実施形態に係るコンピュータシステムの立体図である。
【図2】図1に示すコンピュータシステムの1つのカバーを取り外した後の立体図である。
【図3】図1に示すコンピュータシステムの引き出しを引き出した後の立体図ある。
【図4】図3に示すコンピュータシステムの部分拡大図ある。
【図5】図1に示すコンピュータシステムの2つのカバーを全て取り外した後の上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1〜図3を参照すると、本発明の実施形態に係るコンピュータシステム10は、ケーシング20と、前記ケーシング20の内部に収容され且つ前記ケーシング20に相対してスライドできる引き出し30と、を備える。
【0009】
本実施形態において、前記ケーシング20は、3U又は4U規格のサーバーケースである。前記ケーシング20は、平らな長方体である。前記ケーシング20のフロントエンドには、開口21が設けられ、前記引き出し30を前記開口21から引き出すことができる。前記ケーシング20の開口21以外の部分は、全て金属板で囲まれる。前記ケーシング20の頂部は、2つのカバー23が前記ケーシング20の長手方向に沿って隣接してなり、2つの前記カバー23を全て取り外すことができる。前記ケーシング20のバックエンドには、複数の通風孔(図示せず)が設けられる。前記ケーシング20の内部の前半部分は、前記引き出し30を収容するために用いられ、前記ケーシング20の内部の後半部分は、複数のシステムファン50及びハードディスク以外の他の電子素子40(図5を参照)を収容するために用いられる。前記複数のシステムファン50は、前記引き出し30と前記電子素子40との間で前記ケーシング20の短手方向に沿って並べられ、且つ前記引き出し30に配向されている。
【0010】
前記引き出し30の頂部及びバックエンドは開口しており、他の部分は全て金属板で囲まれる。前記引き出し30のフロントエンドは、前記ケーシング20の開口21の形状にマッチする前壁31であり、前記引き出し30が前記ケーシング20の内部に完全に収容される場合、前記前壁31が前記開口21をしっかり塞ぐ。前記前壁31には、複数の通風孔310が設けられている。前記引き出し30の左右両側にはガイドレール32が設けられているため、前記引き出し30を前記ケーシング20から円滑に引き出すことができる。他の実施形態において、前記ガイドレール32を省略することができる。
【0011】
図3及び図4を参照すると、前記引き出し30の底部には、複数のソケット61を有する電気回路基板60が実装されている。前記引き出し30内の前記電気回路基板60の上方には、3つのブラケット70が、前記ケーシング20の長手方向に沿って互いに離間して設置される。各々の前記ブラケット70は、前後に対向して設置される第一取付板71及び第二取付板72を備える。前記第一取付板71及び前記第二取付板72は、全て前記前壁31に平行である。隣り合う2つのブラケット70の間には、複数のハードディスクファン100が、前記ケーシング20の短手方向に沿って並べられ、且つ前記引き出し30に配向されている。前記引き出し30の内部には、補強板80がさらに設けられる。前記補強板80は、前記前壁31及び前記電気回路基板60に直交し、且つ前記3つのブラケット70の中央部に接続して、前記3つのブラケット70の機械強度を補強する。他の実施形態において、もし前記ブラケット70の機械強度が十分に高ければ、前記補強板80を省略することもできる。
【0012】
各々の前記ブラケット70は、複数のハードディスク90を取り付けるために用いられ、前記ハードディスク90は、前記ブラケット70の第一取付板71と第二取付板72との間に取り付けられる。前記第一取付板71と前記第二取付板72との構造は同じである。前記第二取付板72の前記第一取付板71に対面する表面には、互いに平行な複数の把持スロット73(前記把持スロット73を識別するために、図4に前記把持スロット73の中心線730を表示した)が設けられる。前記把持スロット73の延在方向は、前記引き出し30のスライド方向に垂直である。本実施形態において、各々の前記把持スロット73は、前記第二取付板72の上部に位置する左右対向して設置される2つの第一タブ74及び前記第二取付板72の下部に位置する左右対向して設置される2つの第二タブ75によって構成される。前記第一タブ74及び前記第二タブ75は、全て前記第二取付板72の前記第一取付板71に対面する表面から該表面に直交するように延在する。各々の前記把持スロット73において、前記第二取付板72の下部に位置する2つの第二タブ75は、ちょうど前記第二取付板72の上部に位置する2つの第一タブ74の下方に位置し、且つ同じ側に位置する前記第二タブ75及び前記第一タブ74は同じ直線上に位置する。他の実施形態において、前記第一タブ74又は前記第二タブ75を省略することができ、残った前記第一タブ74又は前記第二タブ75の縦方向の長さを長くする。前記把持スロット73の頂部には、係合孔76が設けられている。前記第二取付板72の隣り合う2つの把持スロット73の間には、2つの通風孔77が上下方向に互いに離間して設置され、且つ上方に位置する通風孔77は、隣り合う2つの第一タブ74の間に位置し、下方に位置する通風孔77は、隣り合う2つの第二タブ75の間に位置する。他の実施形態において、前記第二取付板72の隣り合う2つの把持スロット73の間の他の箇所に通風孔77を設けることができ、且つ隣り合う2つの把持スロット73の間の2つの通風孔77を1つの通風孔77に連通することもできる。
【0013】
各々の前記ハードディスク90の底部には、コネクタ91が設けられている。各々の前記ハードディスク90の幅方向の両側には、それぞれ1つの取付アーム92が装着される。各々の前記取付アーム92は、前記ハードディスク90に固定される固定部93及び前記固定部93の頂部から延在する係合部94を備える。前記係合部94は、7字状であり、弾性シート95、操作シート96及び係合部97を備える。前記弾性シート95は、前記固定部93の上端から上に向かって前記ハードディスク90から離れる方向に斜めに延在する。前記操作シート96は、前記弾性シート95の上端から他の取付アーム92に向かって前記ハードディスク90の頂部に平行になるように延在し、且つ前記操作シート96と前記ハードディスク90の頂部との間には隙間がある。前記操作シート96には、孔960が設けられる。前記係合部97は、前記弾性シート95の外側に前記弾性シート95と一体成型されており、且つ前記係合部97の底面は、斜めに形成された案内面970である。
【0014】
前記ハードディスク90を取り付ける場合、先ず前記引き出し30を引き出す。次に、前記ハードディスク90をいずれかのブラケット70の中に挿入して、前記ハードディスク90の両側の取付アーム92は、前記ブラケット70の対応する把持スロット73に沿ってスライドして、前記係合部97が前記ブラケット70の対応する係合孔76に係合すると、前記ハードディスク90のコネクタ91も前記電気回路基板60のソケット61に接続される。前記係合部97が、前記ブラケット70の対応する係合孔76に係合する前に、前記係合部97の案内面970が先ず前記第一取付板71又は前記第二取付板72に当接するため、前記係合部97と一体成型された前記弾性シート95が、押圧されて弾性変形し、前記係合部97は、その案内面970に案内されて対応する係合孔76に円滑に係合する。前記ハードディスク90を取り付けると、前記ブラケット70の第一取付板71及び第二取付板72の通風孔77は、隣り合う2つのハードディスク90の間の隙間に合わせて位置する。
【0015】
前記ハードディスク90を取り外す場合、先ず前記引き出し30を引き出す。次に、前記ハードディスク90の2つの取付アーム92の孔960に手指を挿入してから、2つの前記取付アーム92の操作シート96を向かい合うように動かして、2つの前記取付アーム92の係合部97を対応する前記係合孔76から係脱する。それから前記操作シート96を上に向かって引っ張ると、前記ハードディスク90のコネクタ91が前記電気回路基板60のソケット61から離れて、前記ハードディスク90を抜くことができる。
【0016】
図5は、本発明のコンピュータシステム10の放熱機能を示す図である。前記システムファン50及び前記ハードディスクファン100の共同の作用により、外部空気は、前記引き出し30の前壁31の通風孔310から前記コンピュータシステム10の内部に入り、前記複数のブラケット70の通風孔77及び前記ブラケット70に実装された前記ハードディスク90の間の隙間によって前記引き出し30を通過し、続いて他の電子素子40の間を流れてから、前記ケーシング20のバックエンドの複数の通風孔から排出されて、前記ハードディスク90及び前記他の電子素子40から放熱する。前記ハードディスクファン100と前記システムファン50とは、空気の流動方向に直列に設置される。前記ハードディスクファン100を設置することにより、空気の流動速度を高めるとともに、気流を前記ハードディスク90の間で順調に流すことができ、従って空気が前記ハードディスク90の間を流れる際に、気流が弱まらないようにして、前記ハードディスク90の放熱効果を高める。他の実施形態において、前記システムファン50は、前記ケーシング20内の後方の他の位置、又は前記ケーシング20のバックエンドの通風孔の外側に取り付けることもできる。前記ケーシング20のバックエンド以外の他の箇所に通風孔を設けることができる。
【0017】
本発明のコンピュータシステム10において、各々の前記ブラケット70の第一取付板71と第二取付板72との間には、複数のハードディスク90が前記ケーシング20の短手方向に沿って互いに離間して配置され、且つ隣り合う2列の前記ハードディスク90の間には、複数のハードディスクファン100が、前記ケーシング20の短手方向に沿って互いに離間して配置される。このようなハードディスク及びハードディスクファンの配列方式は、実装密度を高めるとともにハードディスクの放熱効果を高める。なお、本発明のコンピュータシステム10において、前記引き出し30を引き出して、前記ハードディスク90を便利に挿入したり抜き出したりすることができる。又、本発明のハードディスク90が採用する取付アーム92は、従来のハードディスク支持架に比べて、構造が簡単であり、コストも低く、占有空間も小さいため、本発明のコンピュータシステム10の実装密度を高めることができる。
【0018】
他の実施形態において、前記ケーシング20の全長又は前記ケーシング20の前方の長さによって前記ブラケット70の数量を調整することができる。例えば、前記ブラケット70の数量が2つである場合、一列のみの前記ハードディスクファン100を必要とし、前記ブラケット70の数量が4つである場合、三列の前記ハードディスクファン100を必要とし、前記ブラケット70の数量が5つである場合、四列の前記ハードディスクファン100を必要とするように調整する。
【0019】
以上本発明を実施例に基づいて具体的に説明したが、本発明は、上述の実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々変更可能であることは勿論であって、本発明の保護範囲は、以下の特許請求の範囲から決まる。
【符号の説明】
【0020】
10 コンピュータシステム
20 ケーシング
21 開口
23 カバー
30 引き出し
31 前壁
32 ガイドレール
40 電子素子
50 システムファン
60 電気回路基板
61 ソケット
70 ブラケット
71 第一取付板
72 第二取付板
73 把持スロット
74 第一タブ
75 第二タブ
76 係合孔
77,310 通風孔
80 補強板
90 ハードディスク
91 コネクタ
92 取付アーム
93 固定部
94 係合部
95 弾性シート
96 操作シート
97 係合部
100 ハードディスクファン
730 中心線
960 孔

【特許請求の範囲】
【請求項1】
通風孔が設けられたケーシングと、前記ケーシングの内部に収容され且つ前記ケーシングのフロントエンドから引き出すことができる引き出しと、を備えてなるコンピュータシステムにおいて、
前記引き出しの頂部及びバックエンドは、開口しており、前記引き出しのフロントエンドは、通風孔が設けられた前壁であり、前記引き出しの底部には、複数のソケットを有する電気回路基板が装着され、前記引き出し内の前記電気回路基板の上方には、少なくとも2つのブラケットが互いに離間して設置され、
各々のブラケットは、前記引き出しの作動方向の前後に対向して設置される第一取付板及び第二取付板を備え、前記ブラケットの第一取付板と第二取付板との間には、複数のハードディスクが取り外し可能に左右方向に互いに離間して配列され、
前記複数のハードディスクは、前記電気回路基板のソケットに分離可能に装着され、
前記第一取付板及び前記第二取付板には、それぞれ複数の通風孔が設けられ、
前記第一取付板及び前記第二取付板の通風孔は、隣り合う2つのハードディスクの間の隙間に合わせて位置し、
隣り合う2つのブラケットの間には、複数のハードディスクファンが左右方向に並べられ、且つ前記引き出しの前壁に配向されていることを特徴とするコンピュータシステム。
【請求項2】
前記ブラケットの前記第一取付板及び前記第二取付板には、各々の前記ハードディスクに対応してそれぞれ1つの係合孔が設けられ、
各々の前記ハードディスクの幅方向の両側には、それぞれ1つの取付アームが装着され、
前記取付アームは、前記ハードディスクに固定される固定部及び前記固定部の頂部から延在する係合部を備え、
前記係合部は、前記固定部の上端から上に向かって前記ハードディスクから離れる方向に斜めに延在する弾性シート、前記弾性シートの上端から他の取付アームに向かって前記ハードディスクの頂部に平行になるように延在する操作シート、及び前記弾性シートの外側から突出した係合部を備え、
前記操作シートと前記ハードディスクとの頂部の間には隙間があり、前記操作シートには、孔が設けられ、前記係合部は対応する前記係合孔に係合し、前記ハードディスクの2つの取付アームの操作シートを向かい合って動かすと、2つの前記取付アームの係合部は対応する前記係合孔から係脱することを特徴とする請求項1に記載のコンピュータシステム。
【請求項3】
前記第一取付板及び前記第二取付板には、各々の前記ハードディスクに対応してそれぞれ1つの把持スロットが設けられ、前記ハードディスクの2つの前記取付アームの前記固定部は、別々に前記第一取付板の把持スロット及び前記第二取付板の把持スロットにスライド可能に収容されることを特徴とする請求項2に記載のコンピュータシステム。
【請求項4】
前記第一取付板及び前記第二取付板の前記通風孔は、隣り合う2つの前記把持スロットの間に位置し、前記係合孔は対応する前記把持スロットの頂部に位置することを特徴とする請求項3に記載のコンピュータシステム。
【請求項5】
前記把持スロットは、前記第一取付板又は前記第二取付板の上部に位置し左右に対向して設置される2つの第一タブと、前記第一取付板又は前記第二取付板の下部に位置し左右に対向して設置される2つの第二タブと、によって構成され、
前記ハードディスクの前記取付アームの前記固定部は、対応する2つの前記第一タブの間及び対応する2つの前記第二タブの間に挟まれることを特徴とする請求項4に記載のコンピュータシステム。
【請求項6】
前記第一取付板及び前記第二取付板の通風孔は、隣り合う2つの前記把持スロットの隣り合う2つの前記第一タブの間及び隣り合う2つの前記第二タブの間に位置することを特徴とする請求項5に記載のコンピュータシステム。
【請求項7】
通風孔が設けられたケーシングと、前記ケーシングの内部に収容され且つ前記ケーシングのフロントエンドから引き出すことができる引き出しと、を備えてなるコンピュータシステムにおいて、
前記引き出しの頂部及びバックエンドは、開口しており、前記引き出しのフロントエンドは、通風孔が設けられた前壁であり、前記引き出しの底部には、複数のソケットを有する電気回路基板が実装され、前記引き出し内の前記電気回路基板の上方には、少なくとも2つのブラケットが互いに離間して設置され、
各々の前記ブラケットは前後に対向して設置される第一取付板及び第二取付板を備え、 前記第一取付板の前記第二取付板に対面する表面には、複数の把持スロットが左右方向に互いに離間して配列され、
前記第二取付板の前記第一取付板に対面する表面には、複数の把持スロットが左右方向に互いに離間して配列され、
前記第一取付板の各々の前記把持スロットは、それぞれ前記第二取付板の1つの前記把持スロットに対応し、
前記第一取付板の隣り合う2つの前記把持スロットの間及び前記第二取付板の隣り合う2つの前記把持スロットの間には、それぞれ少なくとも1つの通風孔が設けられ、
隣り合う2つの前記ブラケットの間には、複数のハードディスクファンが左右方向に並べられ、且つ前記引き出しの前壁に配向されていることを特徴とするコンピュータシステム。

【図4】
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【図5】
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【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2011−146042(P2011−146042A)
【公開日】平成23年7月28日(2011.7.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−286051(P2010−286051)
【出願日】平成22年12月22日(2010.12.22)
【出願人】(503023069)鴻富錦精密工業(深▲セン▼)有限公司 (399)
【出願人】(500080546)鴻海精密工業股▲ふん▼有限公司 (1,018)
【Fターム(参考)】