説明

コードを変調し、コンテンツをユーザに提供するために有効なシステム

【課題】コンテンツをユーザに提供するために有効なシステム及び方法の提供。
【解決手段】システムは、サウンド装置と、スマートフォンと、プロセッサとを含んでもよい。サウンド装置は、コードを変調してもよく、ここで、第1の周波数セットが、ロジック0を表し、第2の周波数セットが、ロジック1を表す。スマートフォンは、変調されたコードを復調して、コードを再生してもよい。スマートフォンは、コードを、プロセッサへのクエリとして送信してもよい。プロセッサは、クエリを受信し、コードに関連するコンテンツを決定し、コンテンツを、ネットワーク上で、スマートフォンに送信してもよい。スマートフォンは、更に、コンテンツを受信し、コンテンツを、ディスプレイ上に表示してもよい。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、2011年9月23日出願の、「SYSTEM EFFECTIVE TO ENCODE A SIGNAL AND PROVIDE CONTENT TO A USER(信号をエンコードし、コンテンツをユーザに提供するために有効なシステム)」と題され、発明者としてAlex Bell(アレックス・ベル)及びJonathan Glanz(ジョナサン・グランツ)が挙げられた、同時係属中の、仮出願第61/538,370号の優先権を主張するものであり、かつ、2011年9月23日出願の、「SYSTEM EFFECTIVE TO DECODE A SIGNAL AND PROVIDE CONTENT TO A USER(信号をデコードし、コンテンツをユーザに提供するために有効なシステム)」と題され、発明者としてAlex Bell(アレックス・ベル)及びJonathan Glanz(ジョナサン・グランツ)が挙げられた、同時係属中の、仮出願第61/538,395号の、及び、2011年9月23日出願の、「DEVICE EFFECTIVE TO ENCODE A SIGNAL AND TO PROVIDE CONTENT TO A USER(信号をエンコードするため、及びコンテンツをユーザに提供するために有効な装置)」と題され、発明者としてAlex Bell(アレックス・ベル)及びJonathan Glanz(ジョナサン・グランツ)が挙げられた、同時係属中の、仮出願第61/538,443号の優先権を主張するものであり、これらの3つの出願は全て、それらの全体が参照によって本明細書中に援用される。
【0002】
この開示は、コードを変調するため、及び、サウンド装置とのサウンド通信状態にあるスマートフォーンのユーザに、的を絞ったコンテンツを提供するために有効な、システム及び方法に関する。
【背景技術】
【0003】
スマートフォンは、セルラ又は衛星ネットワーク上で通信することが可能な、装置及び構成を含んでもよい。スマートフォンは、また、スマートフォンが入手できるデータのいくらかを利用することが可能な、アプリケーションを記憶することが可能であってもよい。例えば、アプリケーションは、ユーザの連絡先リストと位置とを組み合わせて、ユーザのための追加のコンテンツを生成することが可能であってもよい。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の一実施形態は、コンテンツをユーザに提供するために有効なシステムである。このシステムは、第1の周波数セットの、ロジック0のための、及び、第2の周波数セットの、ロジック1のための割り当てによって、コードを変調して、変調されたコードを生成し、変調されたコードを出力するために有効な、サウンド装置を含んでもよい。このシステムは、サウンド装置と通信状態にあるスマートフォンを更に含んでもよい。スマートフォンは、変調されたコードを受信し、変調されたコードを復調して、コードを再生し、コードを、ネットワーク上で、プロセッサへのクエリとして送信するために有効であってもよい。プロセッサは、コードを含むクエリを受信し、コードに関連するコンテンツを決定し、コンテンツを、スマートフォンに送信するために有効であってもよい。スマートフォンは、コンテンツを受信し、コンテンツを出力するために更に有効であってもよい。
【0005】
本発明の別の実施形態は、コンテンツをユーザに提供する方法である。この方法は、サウンド装置によって、第1の周波数セットを、ロジック0のために、及び、第2の周波数セットを、ロジック1のために使用して、コードを変調して、変調されたコードを生成することを含んでもよい。この方法は、サウンド装置によって、変調されたコードを出力することを更に含んでもよい。この方法は、プロセッサにおいて、コードを含むクエリを、スマートフォンから受信することを更に含んでもよい。この方法は、プロセッサにおいて、コードに関連するコンテンツを決定することを更に含んでもよい。この方法は、コンテンツを、スマートフォンに送信することを更に含んでもよい。
【0006】
本発明の更に別の実施形態は、コンテンツをユーザに提供するために有効なスマートフォンである。スマートフォンは、マイクロフォンと、メモリと、マイクロフォン及びメモリと通信状態にある、第1のプロセッサとを含んでもよい。マイクロフォンは、変調されたコードを受信するために有効であり、変調されたコードは、第1の周波数セットを、ロジック0のために、及び、第2の周波数セットを、ロジック1のために使用して変調されたコードを含む。第1のプロセッサは、メモリ内の命令に基づいて、変調されたコードを復調して、コードを再生するために有効であってもよい。第1のプロセッサは、コードを、ネットワーク上で、第2のプロセッサへのクエリとして送信するために有効であってもよい。第1のプロセッサは、クエリに応えた、第2のプロセッサからの、コンテンツを受信するために有効であってもよい。第1のプロセッサは、コンテンツを出力するために有効であってもよい。
【0007】
この開示の、前述の、及びその他の特徴は、以下の説明、及び添付の特許請求の範囲を、添付の図面と組み合わせて参照することによって、より完全に明らかになるであろう。これらの図面は、本開示によるいくつかの実施形態のみを示し、従って、本開示の範囲を限定するものとみなされるべきではないことを理解して、添付の図面を参照することによって、本開示は、追加の特定性及び詳細と共に説明される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の一実施形態による、コードを変調し、コンテンツをユーザに提供するために有効なシステムの、システム図である。
【図2】本発明の一実施形態によって実行されてもよいプロセスを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下の詳細な説明では、その一部を形成する添付の図面を参照する。文脈によって特に指示されない限り、図面において、同様の記号は、通常、同様の構成要素を識別する。詳細な説明、図面、及び特許請求の範囲に記載された、例示的な実施形態は、限定することを意図するものではない。本明細書中で提示される主題の精神又は範囲を逸脱することなく、その他の実施形態が利用されてもよく、その他の変更が行われてもよい。本明細書中に全般的に記載された、及び添付の図面で示された、本開示の態様は、幅広い様々な構成において、配列、置換、組み合わせ、分離、及び/又は設計されてもよく、それらの全ては本明細書中で明確に企図される、ということは容易に理解されるであろう。
【0010】
図1を参照すると、本発明の一実施形態によるシステム100が示されている。要約すれば、スマートフォン104が、サウンド装置106によって出力されたオーディオ波136を受信するように構成されてもよい。波136は、バイナリコード138を変調するために周波数変調されたものであってもよい。スマートフォン104は、波136内で送信された、変調されたコード152から、コード138を復調して、コード138を再生してもよい。スマートフォン104は、強化されたコード140を、ネットワーク116を通じて、プロセッサ150へのクエリとして送信してもよい。強化されたコード140を含むクエリに応えて、プロセッサ150は、スマートフォン104によって出力されるべきコンテンツ148を、スマートフォン104に送信してもよい。ユーザ102は、スマートフォン104の振動などを介して、コンテンツ148の受信を通知されてもよい。コンテンツ148は、クーポン、音声、映像、音声映像、デジタルコンテンツピース、映画、ウェブページ、コンテンツへのポインタなどの、スマートフォンによって出力されることが可能な任意のものであってもよい。
【0011】
スマートフォン104は、アンテナ112、ディスプレイ116、メモリ118、ユーザインタフェース146、マイクロフォン145、カメラ144(全てプロセッサ113と通信状態にある)を含んでもよい。アンテナ112は、ネットワーク122内のセルラ基地局144又は衛星142との無線通信を可能にしてもよい。メモリ118は、プロセッサ113に命令を提供するために有効な、アプリケーション134を記憶してもよい。
【0012】
サウンド装置106は、サウンド波を出力することが可能な任意の装置であってもよい。例えば、サウンド装置106は、スマートフォン120、テレビ124、コンピュータ126、会議において参加者が装着してもよいバッジ130、ビーコンなどのスピーカ128、などであってもよい。サウンド装置106がビーコン128である例では、ビーコン128は、例えば、店内の棚154の上に配置されてもよい。スピーカ128は、拡声システム内などにある、人間に聞こえるサウンド波を出力するために有効なスピーカであってもよい。サウンド装置106は、プロセッサ156と、コード138を含んでもよいメモリ132とを、含んでもよく、かつ/又は、それらと通信状態にあってもよい。サウンド装置106は、サウンド装置106と、スマートフォン104を使用している潜在的ユーザ102との間の、所望の距離に基づいて、サウンド波136のボリュームの大きさを調節するように構成されてもよい。サウンド波136のボリュームの大きさに基づいて、変調されたコード152をスマートフォン104が復調するのが困難な位置、及び、変調されたコード152をスマートフォン104が復調できる位置を含む、範囲が規定されてもよい。
【0013】
発明者らは、多くの様々なタイプの装置がサウンド装置106のために使用されてもよいため、多くの様々な周波数範囲が、サウンド波136上にコード138を変調するために使用されてもよく、変調されたコード152の復調が複雑になっている、ということを発見した。更に、サウンド装置106の周囲の環境は、雑音が多い可能性がある。コード138は、ロジック0及びロジック1を含む、バイナリコードであってもよい。サウンド装置106は、プロセッサ156などを介して、第1の周波数範囲の、ロジック「0」のための割り当て、及び、第2の周波数範囲の、ロジック「1」のための割り当てによって、変調されたコード152を、変調及び出力するように構成されてもよい。これにより、様々なスピーカ分解能出力を有してもよい、複数の別個のサウンド装置106から、変調されたコード152が出力されることが可能になる。
【0014】
例えば、ロジック「0」が、約20,550Hzと約21,000Hzとの間の範囲内の周波数を有する、波136の中のサウンドパルスに割り当てられてもよい。同様に、ロジック「1」が、約21,000Hzから約22,000Hzまでの範囲内の周波数を有するサウンドパルスに割り当てられてもよい。各サウンドパルスは、例えば、持続時間が約1msであってもよい。サウンド装置106は、従って、第1の周波数範囲、及び第2の周波数範囲内のサウンドパルスをそれぞれ出力することによって、一連のロジック0及び1を含む、変調されたコード152を生成することが可能であってもよい。変調されたコード152全体は、約32msの間続いてもよく、そして、32のロジックビットを含んでもよい。変調されたコード152は、サウンド装置106によって、繰り返して、かつ周期的に出力されてもよい。一例では、各サウンドパルスの間に、クロックパルスが出力されてもよい。例えば、クロックパルスは、第1及び第2の周波数範囲の中間を中心とするものなどの、第3の周波数セットにおけるものであってもよい。この例では、クロックパルスは、21,000Hzにおけるものであってもよい。クロックパルスは、新たなビットの開始を示すために使用されてもよい。
【0015】
サウンド波136は、スマートフォン104のマイクロフォン145によって受信され、プロセッサ113によって、アプリケーション134内の命令を使用して処理されてもよい。プロセッサ113は、変調されたコード152を復調して、コード138を再生してもよい。プロセッサ113は、次に、コード138に、スマートフォン104に関連する追加のコンテキストデータを追加して、強化されたコード140を生成してもよい。例えば、プロセッサ113は、スマートフォン104上に記憶されたアプリケーションの所有者に関連する情報(特定のブランド、マーク、又は会社の指示など)を追加してもよい。例えば、アプリケーション134は、会社Xによって所有されていてもよく、かつ、会社Xに関連する製品の販売を促進するために使用されてもよい。強化されたコード140は、スマートフォン104の位置、及び/又は、サウンド装置106の位置に関する情報を含んでもよい。強化されたコード140を受け取り次第、プロセッサ150が、スマートフォン104にコンテンツ148を繰り返して送信しなくてもよいように、強化されたコード140は、スマートフォン104の識別子を含んでもよい。
【0016】
上述のように、強化されたコード140は、ネットワーク116上で、プロセッサ150へのクエリとして送信されてもよい。強化されたコード140に応えて、プロセッサ150は、コンテンツ148を、ネットワーク116上で、スマートフォン104に、ディスプレイ116上に出力するために送信してもよい。
【0017】
一例では、ビーコン128は、棚154の上に置かれて、ブランドXに関連するコード138を含む波136を出力してもよい。スマートフォン104は、波136を受信し、コード138を復調し、強化されたコード140を生成してもよい。プロセッサ150は、強化されたコード140を受信して、ブランドXに関連するコンテンツ148を、スマートフォン104に送信してもよい。例えば、コンテンツ148は、ブランドXに関連するクーポンを含んでもよい。
【0018】
いくつかある利点の中でも特に大きな利点は、ユーザが現実世界の場所とのサウンド通信状態にある場合、又は、ユーザがメディアを体験している場合に、本開示によるシステムを使用している広告主が、ユーザのスマートフォンに安価に到達できる可能性がある、ということである。特定の周波数値がクエリとして使用される状況などにおいて、特定の周波数が放射されることを保証するために、プロセッサとフィードバックループとを必要とする、他の装置におけるような、高価なハードウェアが使用される必要はない。店内の通路などの、特定の位置における、潜在的ユーザのスマートフォンが対象にされてもよい。別の例では、変調されたコードを有するサウンド波を出力するために有効な、ビーコンを有する、安価な使い捨てのバッジを、会議の参加者が装着してもよい。コードは、(バッジを有する)人がスマートフォンのすぐ近くにいることを示すコンテンツ148をもたらしてもよく、バッジを装着している人に関する情報を更に提供してもよい。テレビコマーシャルが、人間には聞こえないコードを、聞こえるコマーシャルと組み合わせて出力してもよい。
【0019】
図2を参照すると、本発明の一実施形態によって実行されてもよいプロセスが示されている。このプロセスは、例えば、図1に関して上述した、システム100を使用して実施されてもよい。
【0020】
図示されているように、ステップS2で、サウンド装置は、第1の周波数セットを、ロジック0のために、及び、第2の周波数セットを、ロジック1のために使用して、コードを変調して、変調されたコードを生成するために有効であってもよい。ステップS4で、サウンド装置は、変調されたコードを出力してもよい。
【0021】
ステップS6で、スマートフォンは、変調されたコードを受信してもよい。ステップS8で、スマートフォンは、変調されたコードを復調して、コードを再生してもよい。ステップS10で、スマートフォンは、コードを、ネットワーク上で、プロセッサへのクエリとして送信してもよい。
【0022】
ステップS12で、プロセッサは、コードを含むクエリを、スマートフォンから受信してもよい。ステップS14で、プロセッサは、コードに関連するコンテンツを決定してもよい。ステップS16で、プロセッサは、コンテンツを、スマートフォンに送信してもよい。
【0023】
ステップS18で、スマートフォンは、コンテンツを受信してもよい。ステップS20で、スマートフォンは、コンテンツを出力してもよい。
【0024】
様々な態様及び実施形態が、本明細書中で開示されたが、その他の態様及び実施形態は、当業者にとって明らかであろう。本明細書中で開示された様々な態様及び実施形態は、説明の目的のためのものであり、限定することを意図するものではなく、真の範囲及び精神は、特許請求の範囲によって示されている。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンテンツをユーザに提供するために有効なシステムであって、前記システムは、
第1の周波数セットの、ロジック0のための、及び、第2の周波数セットの、ロジック1のための割り当てによって、コードを変調して、変調されたコードを生成し、
前記変調されたコードを出力する
ために有効な、サウンド装置と、
前記サウンド装置と通信状態にあるスマートフォンと
を備え、前記スマートフォンは、
前記変調されたコードを受信し、
前記変調されたコードを復調して、前記コードを再生し、
前記コードを、ネットワーク上で、プロセッサへのクエリとして送信する
ために有効であり、前記プロセッサは、
前記コードを含む前記クエリを受信し、
前記コードに関連するコンテンツを決定し、
前記コンテンツを、前記スマートフォンに送信する
ために有効であり、前記スマートフォンは、前記コンテンツを受信し、前記コンテンツを出力するために更に有効である、システム。
【請求項2】
前記サウンド装置は、前記変調されたコードを、サウンドパルスを介して出力するために有効であり、各サウンドパルスは、時間幅を有し、かつ、前記第1の周波数セットの、又は前記第2の周波数セットのものである、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記スマートフォンは、前記コンテンツを、ディスプレイ上に表示するために有効である、請求項1に記載のシステム。
【請求項4】
前記サウンド装置は、前記サウンドパルスの前に、第3の周波数セットにおけるクロックパルスを出力するために有効である、請求項2に記載のシステム。
【請求項5】
前記サウンド装置は、テレビを含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項6】
前記サウンド装置は、バッジである、請求項1に記載のシステム。
【請求項7】
前記サウンド装置は、人間に聞こえる音を出力するために、及び、前記変調されたコードを出力するために有効な、スピーカを含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項8】
前記スマートフォンは、強化されたコードを、前記ネットワーク上で、前記プロセッサに送信するために有効であり、
前記強化されたコードは、前記スマートフォンの位置に関する情報を含む、
請求項1に記載のシステム。
【請求項9】
前記スマートフォンは、強化されたコードを、前記ネットワーク上で、前記プロセッサに送信するために有効であり、
前記強化されたコードは、前記サウンド装置の位置に関する情報を含む、
請求項1に記載のシステム。
【請求項10】
前記スマートフォンのメモリ内に記憶されたアプリケーションを更に備え、
前記スマートフォンは、強化されたコードを、前記ネットワーク上で、前記プロセッサに送信するために有効であり、
前記強化されたコードは、前記アプリケーションの所有者に関する情報を含む、
請求項1に記載のシステム。
【請求項11】
前記スマートフォンは、強化されたコードを、前記ネットワーク上で、前記プロセッサに送信するために有効であり、
前記強化されたコードは、前記スマートフォンの識別情報を含む、
請求項1に記載のシステム。
【請求項12】
前記サウンド装置は、前記変調されたコードを、サウンドパルスを介して出力するために有効であり、各サウンドパルスは、時間幅を有し、かつ、前記第1の周波数セットの、又は前記第2の周波数セットのものであり、
前記スマートフォンは、前記コンテンツを、ディスプレイ上に表示するために有効であり、
前記スマートフォンは、強化されたコードを、前記ネットワーク上で、前記プロセッサに送信するために有効であり、
前記強化されたコードは、アプリケーションの所有者に関する情報を含み、かつ、
前記強化されたコードは、前記スマートフォンの識別情報を含む、
請求項1に記載のシステム。
【請求項13】
コンテンツをユーザに提供する方法であって、前記方法は、
サウンド装置によって、第1の周波数セットを、ロジック0のために、及び、第2の周波数セットを、ロジック1のために使用して、コードを変調して、変調されたコードを生成し、
前記サウンド装置によって、前記変調されたコードを出力し、
プロセッサにおいて、前記コードを含むクエリを、スマートフォンから受信し、
前記プロセッサにおいて、前記コードに関連するコンテンツを決定し、
前記コンテンツを、前記スマートフォンに送信すること
を含む、方法。
【請求項14】
前記サウンド装置によって、前記変調されたコードを、サウンドパルスを介して出力することを更に含み、各サウンドパルスは、時間幅を有し、かつ、前記第1の周波数セットの、又は前記第2の周波数セットのものである、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記プロセッサによって、前記スマートフォンの位置に関する情報を含む、強化されたコードを受信することを更に含む、請求項13に記載の方法。
【請求項16】
前記プロセッサによって、前記サウンド装置の位置に関する情報を含む、強化されたコードを受信することを更に含む、請求項13に記載の方法。
【請求項17】
前記プロセッサによって、前記スマートフォン上に記憶されたアプリケーションの所有者に関する情報を含む、強化されたコードを受信することを更に含む、請求項13に記載の方法。
【請求項18】
前記プロセッサによって、前記スマートフォンの識別情報に関する情報を含む、強化されたコードを受信することを更に含む、請求項13に記載の方法。
【請求項19】
コンテンツをユーザに提供するために有効なスマートフォンであって、前記スマートフォンは、
マイクロフォンと、
メモリと、
前記マイクロフォン及び前記メモリと通信状態にある、第1のプロセッサとを備え、
前記マイクロフォンは、変調されたコードを受信するために有効であり、前記変調されたコードは、第1の周波数セットを、ロジック0のために、及び、第2の周波数セットを、ロジック1のために使用して変調されたコードを含み、
前記第1のプロセッサは、
前記メモリ内の命令に基づいて、前記変調されたコードを復調して、前記コードを再生し、
前記コードを、ネットワーク上で、第2のプロセッサへのクエリとして送信し、
前記クエリに応えた、前記第2のプロセッサからの、コンテンツを受信し、
前記コンテンツを出力する
ために有効である、スマートフォン。
【請求項20】
前記プロセッサは、
強化されたコードを、前記ネットワーク上で、前記プロセッサに送信する
ために更に有効であり、前記強化されたコードは、前記命令の所有者に関する情報を含み、かつ、
前記強化されたコードは、前記スマートフォンの識別情報を含む、
請求項19に記載のスマートフォン。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2013−69295(P2013−69295A)
【公開日】平成25年4月18日(2013.4.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−209466(P2012−209466)
【出願日】平成24年9月24日(2012.9.24)
【出願人】(512247625)ソニック ノーティファイ インコーポレイテッド (3)
【Fターム(参考)】