説明

システムフロア

【課題】合成樹脂製床板部材の耐荷重強度を向上させ、高さ調節を容易にし、ケ−ブル類が上から見えるようにして後配線がし易く、縦揺れ及び横揺れに対する免震を制御できるシステムフロアを提供する。
【解決手段】床板1を合成樹脂製床板部材101中に複数の穴1021を開けたスチ−ル製補強部材102を内蔵させてなる床板1で構成し、床板1の端部に支持部材2を挿通できる孔部103を孔設し、床板1中のスチ−ル製補強部材102の孔部103位置にロック機構1022を設け、支持部材2を孔部103に挿通し、ロック機構1022により床板1を支持部材2に支持固定してなるシステムフロア。合成樹脂製床板部材101が、透明に構成され、蓋体4を備え、免震ゴム501とスプリング5021と金属線5022とを有してなる免震機構5を備えてなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、システムフロアに関するものである。
【背景技術】
【0002】
システムフロアの床板部材については、コンクリ−ト製やスチ−ル製など各種のものがある。
当該システムフロアの床板部材をプラスチックス製とすれば、コスト的にも安価になる等の利点があるが、当該プラスチックス製では、一般的に、コンクリ−ト製やスチ−ル製のものに比較して、耐荷重強度が劣り、システムフロアとして床板部材の上に載置したオフイスオ−トメ−ション機器などの重みに耐えることが出来ない。
その為、コンクリ−ト製やスチ−ル製の耐荷重の床板部材を、モノレ−ル式の架台に載置して、コンクリ−トスラブ等の基礎床との間に配線空間を設けて配線ピットとして利用している。
一方、プラスチックス製の床板部材は、上記のように、コスト的にも安価になる等の利点はあっても、耐荷重の面で、モノレ−ル式の架台等の支持脚の上に敷設することは不可能とされ、当該支持脚等の間隔形成手段を介さずに、コンクリ−トスラブ等の基礎床の上に直接載置する形態が採られている。しかるに、このような直置きのシステムフロアでは、前記のような配線空間が不足して作業性が悪く、又、直置きするには当該基礎床の表面が平らになっている必要があるが、その仕上げが悪いような場合には、直置き出来ないので樹脂セメントを当該基礎床の表面に流して平らにする作業が必要になる。
その為、プラスチックス製の床板部材は有利な面が多々あっても普及しがたいという問題があり、コンクリ−ト製やスチ−ル製のシステムフロアのような支持脚等の間隔形成手段を介して配線空間を設ける形式のシステムフロアの実現を拒んでいた。
当該システムフロアでは、合成樹脂製床板部材を使用したシステムフロアの構築に関連して、その組み立て作業の容易性、工期の短縮、配線ピットにおける配線のシステムフロア完成前後の先配線や後配線の両方に対処できること、配線の安全性、地震の際のシステムフロアの安全制御等が要求される。
支持脚等の間隔形成手段では、捻子やナットなどを用いて間隔の形成を行っていて、高さ調節機能を備えたシステムフロアも提案されているが(実開平5−61340号公報、特開平10−238084号公報、特開2003−213912号公報、特開2003−247331号公報、特開2007−9597号公報、特開平5−156790号公報、特開2007−77770号公報、特開2009−144378号公報、特開2009−127362号公報)、その組み立て作業が簡易に行われ得ることが必要である。
配線ピットにおいては、電力ケ−ブルや信号ケ−ブルなどのケ−ブル類が敷設されるが、先配線の後にも、後配線の必要が生じる場合があり、当該後配線の為に、一旦完成したシステムフロアの床板部材を持ち上げて後配線を行うことは大変手間が掛かることであり、その際に、床下は通常は不透明であるので、先配線の確認ができない。その為に、ケ−ブルに損傷を与え設備事故を起こすことが多々ある。当該先行配線を施した後であっても、後配線が問題なく出来て確認を行うことができる必要があり、両者に対処できることが必要である。
又、システムフロアでは、床板部材の上に載置したオフイスオ−トメ−ション機器などを地震から守ることが求られる場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実開平5−61340号公報、特開平10−238084号公報、特開2003−213912号公報、特開2003−247331号公報、特開2007−9597号公報、特開平5−156790号公報、特開2007−77770号公報、特開2009−144378号公報、特開2009−127362号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、上記従来技術の有する欠点を解消しつつ上記各種要請に応えることができる新規な技術を提供することを目的としたものである。
本発明の他の目的や新規な特徴については本件明細書及び図面の記載からも明らかになるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、床板を基礎床上に支持部材を介して適宜間隔の配線空間を設けて支持してなるシステムフロアであって、当該床板を合成樹脂製床板部材中に複数の穴の開けられたスチ−ル製補強部材を内蔵させてなる床板で構成し、当該床板の端部に当該支持部材を挿通できる孔部を孔設し、当該床板中の当該スチ−ル製補強部材の当該孔部位置にロック機構を設け、当該支持部材を当該孔部に挿通し、当該ロック機構により当該床板を当該支持部材に支持固定してなることを特徴とする。
本発明は、上記のシステムフロアにおいて、好ましい実施態様として、請求項2に記載のように、合成樹脂製床板部材が、透明に構成されてなることを特徴とする。
本発明は、上記のシステムフロアにおいて、好ましい実施態様として、請求項3に記載のように、床板の支持部材位置内側に蓋体を備えてなることを特徴とする。
本発明は、上記のシステムフロアにおいて、好ましい実施態様として、請求項4に記載のように、システムフロアが、免震ゴムとスプリングと金属線とを有してなる免震機構を備えてなることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、床板を合成樹脂製床板部材中に複数の穴の開けられたスチ−ル製補強部材を内蔵させてなる床板で構成することにより、耐荷重強度が向上し、コンクリ−ト製やスチ−ル製の床板部材と同様に、当該合成樹脂製の床板部材を使用してシステムフロアを構成することができる。
当該床板は、合成樹脂製床板部材中に複数の穴の開けられたスチ−ル製補強部材を内蔵させてなるので、当該合成樹脂製床板部材と補強部材とが一体化され、より一層、耐荷重強度を発揮できる。
スチ−ル製補強部材には、複数の穴の開けられており、当該穴を通して当該合成樹脂製床板部材と補強部材との剥離を防止できる。
当該床板の端部に支持部材を挿通できる孔部を孔設し、当該床板中の当該スチ−ル製補強部材にロック機構を設け、当該支持部材を当該孔部に挿通し、当該ロック機構により当該床板を支持部材に固定するようにすると、当該床板が容易に固定され、当該床板の敷設が容易となり、又、高さ調節しつつ敷設できる。
請求項2に記載のように、合成樹脂製床板部材を透明に構成すると、配線ピットにおける敷設された電力ケ−ブルや信号ケ−ブルなどのケ−ブル類を良好に見ることができ、先配線が良好に見えるので、後配線がし易く、工事に際し、ケ−ブルに損傷を与え設備事故に繋がる等の問題を引き起こすことを防止できる。
請求項3に記載のように、システムフロアにおける床板の支持部材位置内側に蓋体を備えることにより、配線ピットにおいて、先配線で敷設された電力ケ−ブルや信号ケ−ブルなどのケ−ブル類の点検や後配線の為に、一々、一旦完成後のシステムフロアの床板部材を持ち上げることなく、後配線配線の点検などができる。
請求項4に記載のように、本発明によれば、免震ゴムとスプリングと金属線とを有してなる免震機構を備えることにより、縦揺れ及び横揺れに対する免震を制御することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
次に、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
【実施例】
【0008】
本発明で使用される床板1は、合成樹脂製床板部材101とスチ−ル製補強部材102とを備えてなり、且つ、当該合成樹脂製床板部材101中にスチ−ル製補強部材102を内蔵させてなる。当該スチ−ル製補強部材102を中央にしてその表裏に合成樹脂製床板部材1を配設して当該スチ−ル製補強部材102を内蔵させる形態でもよく、又、合成樹脂製床板部材1の樹脂モールド中に当該スチ−ル製補強部材102を埋設する形態でもよい。
当該スチ−ル製補強部材102には、複数の穴1021が開けられている。当該穴1021は、当該補強部材102の上下を貫通して設けられているが、一定の深さの穴でもよい。
当該床板1において、合成樹脂製床板部材101中に複数の穴1021の開けられた補強部材102を内蔵させると、当該床板1の合成樹脂製床板部材101と当該補強部材102とが一体化し、耐荷重強度が向上して、当該床板1を使用してのシステムフロアを構成することができる。埋設させれば、穴1021を通して、より一層、当該床板1の合成樹脂製床板部材101と当該補強部材102とが一体化し、耐荷重強度が向上して、当該床板1を使用してのシステムフロアを構成することができる。
当該合成樹脂製床板部材1の代表例としては、例えば、ポリ塩化ビニルが挙げられるが、ガラス繊維強化プラスチックス(GFRP)、炭素繊維強化プラスチックス(CFRP)などでもよい。
当該合成樹脂製床板部材101は、透明に構成することが好ましい。コンクリ−ト製やスチ−ル製の床板部材では、透明にはしづらいが、合成樹脂製床板部材では、透明なものにすることができ、配線空間K(配線ピット)における敷設された電力ケ−ブルや信号ケ−ブルなどのケ−ブル類を良好にみることができ、先配線が良好に見えるので、後配線がし易く、工事に際し、ケ−ブルに損傷を与え設備事故に繋がる等の問題を引き起こすことを防止できる。
【0009】
図1A、図2及び図3に示すように、本発明のシステムフロアSでは、床板1の端部に、孔部103を孔設する。当該孔部103は、図示のように、当該床板1の上面から下面にかけて貫通させる。
当該床板1の端部の当該孔部103位置のスチ−ル製補強部材102には、図示のようなロック機構1022を設ける。当該ロック機構1022は、当該床板1の端部の当該孔部103の下部に設ける。
当該ロック機構1022は、図4に示すように、スチ−ル製補強部材102に十字型の切り込みを入れ、又、その中央に穴部を設けて、プレス加工にて当該穴部を下方向に押圧して形成することができる。
図4に示すように、当該ロック機構1022は、円形平面部10221と斜行部10222とを備えた中空立体で構成され、中央の中空部の上部開口10223の下部には上記中央穴部により形成された支持脚ボルト装着穴10224を備えてなる。当該斜行部10222の下部にて、支持脚ボルトを床板1にロック(固定)することができる。
図1A、図2及び図3に示すように、床板1の端部の孔部103に、支持部材2の支持脚ボルト201を上方向から挿通すると、当該ロック機構1022が当該支持脚ボルト201を当該床板1にロック(固定)する。
支持脚ボルト201が当該ロック機構1022の上部開口10223及び下部の支持脚ボルト装着穴10224を挿通してくると、当該下部の支持脚ボルト装着穴10224が支持脚ボルト201により拡開され、次いで、当該下部の支持脚ボルト装着10224が収縮して、当該支持脚ボルト201が床板1にロック(固定)される。当該下部の支持脚ボルト装着穴10224は、支持脚ボルト201の径よりもやや小さめに構成される。
上記のように、床板1に孔部103を孔設し、当該孔部103を通して上方向から支持部材2の支持脚ボルト201を挿着すると、ロック機構1022により当該床板1を基礎床上に殆んどワンタッチでロック(固定)することができるので、その組み立て作業は容易にできる。
【0010】
図1A、図2、図3及び図4に示すように、支持脚ボルト201に対し、床板1の裏側からナット202とワッシャ−203とスプリング204とワッシャ−205を装着して、ナット202を回動させて、ナット202とワッシャ−203とスプリング204とワッシャ−205を締付固定する。
図4に示すように、ナット202は、例えば、六角ナットにより構成される。支持脚ボルト201が装着できるような穴2021を有してなる。
スプリング204は、円形輪状に構成され、ナット202と同様に支持脚ボルト201が装着できるような穴を有してなる。
ワッシャ−203及び205は、スプリング204と同様に円形輪状に構成され、同様に支持脚ボルト201が装着できるような穴を有してなる。
当該ナット203とスプリング204とワッシャ−205とは、支持脚ボルト201に対するネジを刻設していてもよい。
ロック機構1022により、当該支持脚ボルト201は床板1にロック(固定)され、床ずれ等を起こさないが、当該ナット202とスプリング204とワッシャ−203及び205とを下方向から当該床板1の裏側に装着すると、床板1の前記ロック機構1022によるワンタッチのロック(固定)を補助して、耐荷重強度が向上し、床板1の床ずれなどをより一層防止できる。
【0011】
図1A、図2及び図3に示すように、床板1の端部の孔部103は、当該支持脚ボルト201が床板1にロック(固定)された後などには、キャップ部3により閉じられ、当該支持脚ボルト201が外部から見れないようにしたりする。
【0012】
本発明では、図8に示すように、システムフロアSにおける当該床板1の内側には、蓋体4を設けてなる。
当該蓋体4には、貫通穴401を設けてなる。当該貫通穴401は、図8に示すように、ドライバ−などの工具類Dを差し込むことができるので、当該蓋体4を容易に開けることができる。又、当該蓋体4の貫通穴401は、配線ケ−ブルを配線空間K(配線ピット)から取り出すことができるので、当該貫通穴401を通して外部に配線ケ−ブル等を引き出すことができる。
当該蓋体4は、当該合成樹脂製床板部材101と同様の材質で且つ透明に構成することが好ましい。
当該蓋体4が取り外しできることと、床板1の合成樹脂製床板部材101が透明であることから、配線空間K(配線ピット)における敷設された電力ケ−ブルや信号ケ−ブルなどのケ−ブル類を良好に見ることができるので、工事の際にケ−ブル被覆に損傷を与える設備事故を防止できる。
【0013】
本発明では、図5に示すように、当該床板1の端部に切込部(アゴ)104を設けるようにすることにより、複数の床板1を敷き詰めて敷設する際に、図示のように、一方の合成樹脂製床板部材1の片側の切込部104Bを他方の床板1の片側の切込部104Aに載置することができるので、高さを合わせることもなく作業時間が短縮できる。
当該床板1の端部に切込部(アゴ)104を設けるようにすることにより、図6に示すように、複数の床板1を、隙間無く敷き詰めて敷設することができる。
【0014】
当該支持脚ボルト201の下端部は、図1A、図2、図3及び図4に示すように、後述するような免震機構5を介して、支持台座206上に装着される。
図示のように、床板1の孔部103の孔設、支持脚ボルト201の挿着、ロック機構1022による当該支持脚ボルト201の床板1におけるロック(固定)、ナット202とワッシャ−203とスプリング204とワッシャ−205の装着、及び、当該支持脚ボルト201の下端部の支持台座206上への装着は、当該床板1の端部四隅において施工される。
モノレ−ル式の架台ではなく、4本の支持脚ボルト201で当該床板1を支持する構造になる。
【0015】
本発明のシステムフロアにおいては、図示のように、免震機構5を備えているので、システムフロアを地震の際に制御することができる。
当該免震機構5は、図9に示すように、免震ゴム501と振動減衰装置502とを備えてなり、縦揺れ及び横揺れに対する免震を制御することができる。
免震ゴム501は、例えば、ゴムと鉄板とを数十層積層したサンドイッチ構造体よりなり、別称「積層ゴム」とも呼ばれる。
免震ゴム501は、水平方向には非常に軟らかく、床板1を引き戻すバネの働きをするが、免震ゴム501は、一般的に、上下方向の地震動に対しては免震効果は少ない。
当該免震ゴム501の上下方向の地震動に対する免震効果をカバ−する為に、本発明では、図示のようなスプリングを用いた振動減衰装置502を備設している。
当該振動減衰装置502は、スプリング5021と金属線5022とを備えてなる。
当該振動減衰装置502は、図示のように、上下の振動減衰装置本体5023間に金属線5022が張設され、当該上下の振動減衰装置本体5023内部の上部に免震ゴム501が配設され、その下部にスプリング5021が配設されている。
振動減衰装置本体5023では、金属線5022により、又、スプリング5021により免震ゴム501が支持張設されている。
当該金属線5022は、例えば、ピアノ線により構成されている。
上下方向の地震動があると、金属線5022及びスプリング5021が上下震動を吸収するようになっている。
当該振動減衰装置502には、図示のように、ヘソ5024が、当該免震ゴム501の上下に付設されていて、免震ゴム501の「ずれ」を防止できる。
支持脚ボルト201は、当該免震機構5を介して、支持台座206に装着されている。
継ぎナット5025により、支持脚ボルト201の下端部と免震機構5の上端部5027とが連設され、当該免震機構5の下端部5027が支持台座206に装着される。
【0016】
本発明は上記実施例に限定されず、適宜変更が可能である。例えば、複数の穴の開けられたスチ−ル製補強部材の角を折り曲げて、更なる強度を高める形態にしてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0017】
本発明は、各種のシステムフロアに適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】図1Aは、本発明の実施例をシステムフロアの断面図、図1Bは、本発明の実施例をシステムフロアの平面図である。
【図2】本発明の実施例を図1Aに示すシステムフロアの拡大断面図である。
【図3】本発明の実施例を示すシステムフロアの施工説明断面図である。
【図4】本発明の実施例を示すシステムフロアの施工説明図である。
【図5】本発明の実施例を示すシステムフロアの施工説明断面図である。
【図6】本発明の実施例を示すシステムフロアの施工説明断面図である。
【図7】本発明の実施例を示すシステムフロアの平面図である。
【図8】本発明の実施例を示すシステムフロアの断面図である。
【図9】本発明の実施例を示すシステムフロアにおける免震機構の断面図である。
【0019】
1 床板
2 支持部材
3 キャップ部
4 蓋体
5 免震機構
101 合成樹脂製床板部材
102 スチ−ル製補強部材
103 孔部
201 支持脚ボルト
206 支持台座
501 免震ゴム
1021 穴
1022 ロック機構
5021 スプリング
5022 金属線
S システムフロア
K 配線空間
U 基礎床

【特許請求の範囲】
【請求項1】
床板を基礎床上に支持部材を介して適宜間隔の配線空間を設けて支持してなるシステムフロアであって、当該床板を合成樹脂製床板部材中に複数の穴の開けられたスチ−ル製補強部材を内蔵させてなる床板で構成し、当該床板の端部に当該支持部材を挿通できる孔部を孔設し、当該床板中の当該スチ−ル製補強部材の当該孔部位置にロック機構を設け、当該支持部材を当該孔部に挿通し、当該ロック機構により当該床板を当該支持部材に支持固定してなることを特徴とするシステムフロア。
【請求項2】
合成樹脂製床板部材が、透明に構成されてなることを特徴とする、請求項1に記載のシステムフロア。
【請求項3】
システムフロアが、床板の支持部材位置内側に蓋体を備えてなることを特徴とする、請求項1又は2に記載のシステムフロア。
【請求項4】
システムフロアが、免震ゴムとスプリングと金属線とを有してなる免震機構を備えてなることを特徴とする、請求項1、2又は3に記載のシステムフロア。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2013−14930(P2013−14930A)
【公開日】平成25年1月24日(2013.1.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−148106(P2011−148106)
【出願日】平成23年7月4日(2011.7.4)
【出願人】(502220492)小峯電業株式会社 (2)
【Fターム(参考)】