説明

シリコン剤分割インナーノズル

【課題】防水処理剤は、主にシリコン剤が使われている。防水処理作業後、シリコン剤を放置して置くとシリコン容器の先端ノズル内で硬化し張り付く為、次回作業で使用したい時に、残りのシリコン剤は押し出せず廃棄するしかなく多くのムダをだしている。今まで廃棄していた残ったシリコン剤もムダなく使え経済的で防水作業もスムーズに行えるシリコン容器を提供する。
【解決手段】インナーノズルbを入れ替えるだけで硬化したシリコン剤を素早く取り除く事が出来るように先端ノズルaの内側にインナーノズルbを設ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、防水処理剤としてシリコン剤が使われているが、そのシリコン剤を詰め込む容器(以後シリコン容器と言う)に取り付けている、シリコン容器先端ノズル(以後先端ノズルと言う)と、シリコン剤を分割する為に、インナーノズルを設けた事に関するものである。
【背景技術】
【0002】
これまで、防水処理剤としてシリコン剤が主に使われているが、防水処理作業後残ったシリコン剤は先端ノズル内で硬化し先端ノズルに張り付く為、再度、使用したい時に使えない不便さがあった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
今まで、次の様な問題点があった。
防水処理剤には、シリコン剤が主に使われているが、防水処理作業後残ったシリコン剤をそのままに放置しておくと先端ノズル内に残ったシリコン剤は硬化し先端ノズルに張り付く、先端ノズル内で硬化したシリコン剤は取り除く事は出来ない為、残ったシリコン剤を再度、使用したい時に使用できないでいる。
先端ノズルは、シリコン容器に一つしか付いていない為、先端ノズルの取替えが出来ず残ったシリコン剤はシリコン容器ごと破棄するしかなく、多くのムダを出し、不経済で防水処理作業の妨げになっている。
本発明は、以上の問題を解決する為に発明されたものである。
【課題を解決する為の手段】
【0004】
シリコン剤の硬化は防げない為、使用前にあらかじめシリコン容器から先端ノズルを取り外し先端ノズル内にインナーノズルを差し込んでから使用する。
再度、使用する際にはシリコン剤は、インナーノズル内で硬化している為インナーノズル抜き取り新しく入れ替えるだけで硬化したシリコン剤を素早く取り除くことが出来る。
【発明の効果】
【0005】
これまで、先端ノズル内に硬化し、張り付いたシリコン剤の為に防水作業に手間取っていたが、先端ノズル内のインナーノズルを入れ替えるだけで、硬化したシリコン剤を取り除くことが出来る為、これまで破棄していた、残ったシリコン剤をムダなく使え経済的である。
インナーノズルを新しく入れ替えるだけで硬化したシリコン剤にわずらわされず防水作業がスムーズに、繰り返えすことが出来る。
【発明を実施する為の最良の形態】
【0006】
以下、本発明の実施例について説明する。
先端ノズル(a)にインナーノズル(b)を差し込み、先端ノズル(a)をシリコン容器本体(C)に取り付ける。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の断面図と実施例である。
【図1−1】インナーノズル(b)を通常使用した断面図である。
【図1−2】インナーノズル(b)を使用した後、先端部分が硬化したシリコン剤(e)の断面図である。
【図1−3】使用済みインナーノズル(f)と新しいインナーノズル(b)を入れ替えた断面図である。
【図1−4】厚底にした底蓋(g)で最後までシリコン剤(d)を使用した断面図である。
【符号の説明】
【0008】
(a)先端ノズル
(b)インナーノズル
(c)シリコン容器本体
(d)シリコン剤
(e)硬化したシリコン剤
(f)使用済みインナーノズル
(g)厚底にした底蓋

【特許請求の範囲】
【請求項1】
防水処理剤としてシリコン剤が使われている。そのシリコ容器に取り付けた先端ノズルとシリコン剤とを分割つする為にインナーノズルを設けた事を特徴とする。

【図1−1】
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【図1−2】
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【図1−3】
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【図1−4】
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【公開番号】特開2010−105738(P2010−105738A)
【公開日】平成22年5月13日(2010.5.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−305484(P2008−305484)
【出願日】平成20年10月31日(2008.10.31)
【出願人】(304011407)
【Fターム(参考)】