説明

ジグヘッド用錘と該錘を使用したジグヘッド

【課題】破損した鈎だけを交換することが出来るジグヘッド用錘を提供することを目的とする。
【解決手段】鈎(40)のアイ(40a)が挿入される凹部(11)、凹部(11)に挿入された鈎(40)のシャンク(40b)に沿って突設するように配設された軟質ルアー係合用のキーパー(12)及び凹部(11)の穴底(11a)からキーパー(12)の取り付け面の反対側の面(11b)に貫通するリーダー挿通孔(11c)とが形成されていることを特徴とするもので、ジグヘッド用錘(10)を残したままで鈎(40)を自由に取り換えることができ、釣り場の鉛汚染を大幅に軽減ができると同時にしかも損傷していない高額なジグヘッド用錘(10)を投棄しなくても済むので経済的なメリットも見込める。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、軟弾性樹脂やゴム等の軟質素材で形成した軟質ルアーを装着してルアー釣りに使用する新規なジグヘッド用錘と該錘を使用したジグヘッドに関する。
【背景技術】
【0002】
釣り用の軟質ルアー(B)には種々のものがあるが、その中で酢酸ビニル系やゴム系の軟質素材からなり、ミミズやゴカイなどに似せた軟質ルアー(B)(いわゆるワームなど)が知られている。この軟質ルアー(B)はジグヘッド(1)に取り付けられて用いられる。
【0003】
図8は従来のジグヘッド(1)を示した図である。このジグヘッド(1)は、大略、鉛合金などからなる略球状の錘部(2)と、この錘部(2)上方に取り付けられた釣糸結束部(3)と、軸の先端が錘部(2)の後部に埋設された鈎部(4)とで構成されている。
【0004】
このジグヘッド(1)を使用する際には、釣竿に取着したリール(図示せず)から引き延ばしたリーダー(釣糸)(5)の先端を釣糸結束部(3)に結束し、鈎部(4)に軟質ルアー(B)を取り付ける。そして、これをキャストして所定のポイントに投入した後、魚を誘うため釣り人のロッド操作により例えば「シェイキング」を行ないルアー(B)に動きを与えたり、その他の様々な動きを与える。前記「シェイキング」とは、釣竿を小刻みに振り、水中の軟質ルアー(B)を微妙に震わせることである。
【0005】
魚がルアーに喰いつくと鈎部(4)ごと軟質ルアー(B)を吸い込む。これに合わせて竿を操作してリーダー(5)を引き、鈎部(4)の鋭利な先端を魚の口内に突き刺し、魚を釣り上げる。魚の口内は種類によって異なるが、内部の身を食べるために堅い外皮を持つ甲殻類や岩にへばりついている貝類の貝殻を噛み砕く種類の魚(例えばチヌやクロダイ)の場合、この部分が非常に硬く、鈎部(4)の鋭利な先端が突き刺さると先端が欠けたり曲がったりしてその後の使用に耐え得なくなることが頻繁に発生している。また、シェイキングやリーダー(5)の巻上げ時に底(G)の岩に鈎部(4)の鋭利な先端が引っ掛かり、欠けたり曲がったりすることもある。
【0006】
針先が欠けたり曲がったりすれば、魚がヒットしても針先が硬い口内を突き通すことができずハラしてしまうことになるため、新しいものと交換を余儀なくされる。ジグヘッド(1)は前述のように鉛合金製の錘部(2)と鈎部(4)とが一体になっているため、針先が破損すると鈎部(4)と共に使用可能な錘部(2)も廃棄せざるを得ず、資源の無駄遣いになるだけでなくコストが釣り人を直撃することになる。しかも、錘部(2)は鉛合金製であるから、釣り場でこれを投棄すれば、長期間の間に鉛が海中に溶けだし、環境汚染を引き起こす。また、釣れる魚の大きさや種類によって釣りの最中に鈎部(4)の番手を変更する必要に迫られることがあるが、一体型の場合には番手ごとに多種類のジグヘッド(1)を用意しておかなければならないことになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開平10−66479号公報
【特許文献2】特開2001−224280号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明はこのような鈎部−錘部一体型のジグヘッドの問題に鑑みてなされたもので、第1には釣りの最中に仮に鈎の針先が破損したとしても、破損した鈎だけを交換することが出来、第2には鈎の番手を魚に合わせて自在に変更ができる替え鈎式のジグヘッド用錘並びにジグヘッドを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項1に記載した発明は、「鈎(40)のアイ(40a)が挿入される凹部(11)と、凹部(11)に挿入された鈎(40)のシャンク(40b)に沿って突設するように配設されたルアー係合用のキーパー(12)及び凹部(11)からキーパー(12)の取り付け面の反対側の面(11b)に貫通するリーダー挿通孔(11c)とが形成されている」ことを特徴とするジグヘッド用錘(10)である。
【0010】
このように凹部(11)がジグヘッド用錘(10)に形成されているので、鈎(40)の針先が損傷した時、ジグヘッド用錘(10)を残したままで凹部(11)から鈎(40)を抜き取って新しいものと交換することができる。換言すれば、損傷した鈎(40)だけを交換することができ、非常に経済的であると同時に釣り場の環境を守ることができる。
【0011】
請求項2に記載した発明は、「鈎(40)のアイ(40a)が挿入される凹部(16)と、凹部(16)にリーダー挿通孔(11c)に連通する連通孔(16b)が形成され、キーパー(12)の近傍にて錘本体(13)に穿設された収納穴(14)に収納される弾性鈎取付部(15)が更に設けられている」ことを特徴とする。
【0012】
このように弾性鈎取付部(15)を設けることにより、凹部(16)内に装着された鈎(40)のアイ(40a)がこれにより両側から弾性的に挟みつけられて保持され、使用中における鈎(40)のぐら付きがなくなる。また、このようにアイ(40a)が両側から弾性的に挟みつけられて保持されることから、鈎(40)の番手を換えたとしてもぐら付きなく保持が可能となるし、軟質ルアー(B)の装着時においても、鈎(40)がぐら付かず装着が容易になる。
【0013】
請求項3に記載した発明は、「アイ(40a)が挿入される凹部(11)または(16)の挿入部(18a)(18b)が十字又はT字或いはL字に形成されている」ことを特徴とするもので、いずれかの挿入部(18a)(18b)を使用することで、アイ(40a)、シャンク(40b)及び腰曲がり部(40c)を含む平面(H)に対して平行な鈎(40A)または同平面(H)に対して直角な鈎(40B)のいずれでも対処することができる。
【0014】
請求項4に記載した発明は、「凹部(11)または(16)がキーパー(12)方向に向かって溝幅が狭くなる段付き状に形成されている」ことを特徴とし、請求項5は「凹部(11)または(16)は開口側の空間(18e)の開口幅が広く、奥部側の空間(18f)の開口幅が空間(18e)よりも狭く形成された段付き空間状に形成されている」ことを特徴とするもので、幅広の挿入部(18c)或いは空間(18e)には番手の大きい鈎(40)の装着に用いられ、幅狭の挿入部(18d)或いは空間(18f)には番手の小さい鈎(40)の装着に用いられる。即ち、複数の番手或いはアイ(40a)の方向が異なる鈎(40)を1つのジグヘッド用錘(10)で対処することができる。段付きの凹部(11)も請求項1のように縦・横のみならず、十字又はT字或いはL字にも適用可能であるし、弾性鈎取付部(15)の凹部(16)にも適用可能である。
【0015】
請求項6は請求項1〜5に記載のジグヘッド用錘(10)と鈎(40)とで構成されたジグヘッド(A)で、ジグヘッド用錘(10)と鈎(40)が分離されているので、ジグヘッド用錘(10)を残したままで鈎(40)を自由に取り換えることができる。
【発明の効果】
【0016】
以上のように本発明では、ジグヘッド用錘(10)を残したままで鈎(40)を自由に取り換えることができるので、損傷した鈎(40)だけを交換したり、必要な番手に交換することができ、主として鉛合金で形成されるジグヘッド用錘(10)が釣り場に投棄されることが格段に少なくなり、釣り場の鉛汚染を大幅に軽減できる。しかも損傷していない高額なジグヘッド用錘(10)を投棄しなくても済むので経済的なメリットも大である。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明のジグヘッド用錘の使用方法を示す図である。
【図2】本発明のジグヘッド用錘の第1実施例の斜視図である。
【図3】本発明のジグヘッド用錘の第2実施例の斜視図である。
【図4】本発明のジグヘッド用錘或いはその弾性鈎取付部の凹部の他の例の斜視図である。
【図5】本発明のジグヘッド用錘と弾性鈎取付部との関係を示す斜視図である。
【図6】本発明の弾性鈎取付部の他の例を示す斜視図である。
【図7】本発明のジグヘッド用錘の第3実施例の正面図である。
【図8】従来のジグヘッドの正面図である。
【図9】本発明で使用される鈎の正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明を図示実施例に従って詳述する。図2に示すこの発明の一実施例のジグヘッド用錘(10)は、鈎(40)のアイ(40a)を装着し、これに軟質ルアー(B)を取り付けて使用するためのもので、錘本体(13)とキーパー(12)とで構成されている。また、鈎(40)には図9に示すようにアイ(40a)、シャンク(40b)及び腰曲がり部(40c)を含む平面(H)に対してそのアイ(40a)が平行のものと直角のものがあり、更に大きさの異なるものが複数種類用意されている。直角のものは(40B)で示し、平行のものは(40A)で示す。
【0019】
錘本体(13)は、ジグヘッド用錘(10)に対して所定の重さを与える錘であり、比重が大きく且つ加工が容易な鉛合金などの材料を所定の形状(図1、2、3、5の場合は巻貝状であり、図7は略球状であり、その他適宜の形状が採用される。)に成形すると共に、図2の場合は、鈎(40)のアイ(40a)が挿入される凹部(11)が錘本体(13)の太径側(巻貝形状の開口側)の一角に凹設されている。そして凹部(11)の開口近傍にて凹部(11)の1の内側面(11d)に平行にキーパー(12)の基部が埋設されている。キーパー(12)の突出部分の先端は凹部(11)の反対側(勿論、鈎(40)の挿入に支障がなければその方向は問わない。)にJ字状に屈曲されている。この部分を屈曲部分(12a)とする。
【0020】
この錘本体(13)は平行型の鈎(40A)に適用されるもので、凹部(11)の形成方向はキーパー(12)に平行に掘り込まれている。凹部(11)の内面形状はアイ(40a)が収納されてぐらつかなければ別段特定されるものではないが、図では穴底(11a)は直角に掘り込まれている。勿論、アイ(40a)に合わせて穴底(11a)を円弧状に形成してもよい。
【0021】
凹部(11)の穴底(11a)にはキーパー(12)の反対側の面(11b)に貫通するリーダー挿通孔(11c)が形成されている。リーダー挿通孔(11c)はリーダー(L)を挿通するだけの内径があれば足る。
【0022】
図に示す巻き貝状の錘本体(13)では、キーパー(12)の屈曲部分(12a)の先端側が使用時に海底や川底などの底面(G)に接するように、腹(13a)側が平べったくて腹(13a)側に重心が来るように設計されている。従って、凹部(11)はキーパー(12)を中心に錘本体(13)の背(13b)側に形成されていることになる。
【0023】
次に、図1に従ってその使用方法について説明する。リーダー(L)を錘本体(13)のリーダー挿通孔(11c)に通し、凹部(11)側から引き出して鈎(40A)のアイ(40a)に結び付ける(図1(a))。続いて、鈎(40)を軟質ルアー(B)に刺し通して該部分をシャンク(40b)まで移動させ、シャンク(40b)に対して軟質ルアー(B)を真直ぐにセットする(図1(b))。
【0024】
次に、セットした軟質ルアー(B)をシャンク(40b)から腰曲がり部(40c)まで一旦ずらし(図1(c))、リーダー(L)を引っ張って、アイ(40a)を凹部(11)内に挿入する(図1(d))。最後に、軟質ルアー(B)を錘本体(13)方向に移動させ、キーパー(12)を軟質ルアー(B)に刺す。キーパー(12)の突出部分の屈曲部分(12a)により軟質ルアー(B)は錘本体(13)から抜けにくく保持されることになり、ジグヘッド用錘(10)、鈎(40)及び軟質ルアー(B)が一体となる(図1(e))。この状態で水中に投げ入れると、錘本体(13)の腹(13a)側が底に接するようになり、針先が常に上を向く。
【0025】
魚が軟質ルアー(B)に喰いつくと、鈎(40)の針先の先端が魚の堅い口内に突き刺さる。その瞬間、魚が身を翻して逃げようとし、針先に大きな衝撃がかかり、折れたり曲がったりすることがある。このような場合この欠損した鈎(40)は使えないから交換する必要がある。
【0026】
その場合は、軟質ルアー(B)をキーパー(12)及び鈎(40)から外し、鈎(40)をジグヘッド用錘(10)から引き出し、欠損した鈎(40)を新しいものに交換する。そして、前述のように軟質ルアー(B)を装着して釣りを継続する。また、鈎(40)の番手を替える場合も同様の操作を行う。
【0027】
図3は直角方向の横型の鈎(40B)に用いるジグヘッド用錘(10)であり、凹部(11)が横方向に形成されている。換言すれば、幅広側の内面がキーパー(12)側に平行に配置される。これにより、横型の鈎(40B)のアイ(40b)を凹部(11)に挿入した場合、縦型の鈎(40A)と同様、針先が錘本体(13)の背(13b)側を向く。軟質ルアー(B)の装着方法や鈎(40B)の交換方法は図2の場合と同じである。
【0028】
図4(a)〜(c)は凹部(11)の変形例で、(a)は凹部(11)の開口が十字状、(b)はT字状、(c)はL字状に形成されており、縦または横の挿入部(18a)(18b)を選ぶことにより、1つのジグヘッド用錘(10)で縦型又は横型の鈎(40A)(40B)に対応することができる。図4(d)(e)は2段に形成されたもので、幅広の挿入部(18c)又は空間(18e)を選ぶことにより大きい鈎(40A)を装着でき、幅狭の挿入部(18d)又は空間(18f)を選ぶことにより小さい鈎(40A)を装着できる。なお、リーダー挿通孔(11c)は、T及びL字、2段の場合は、それぞれに適合する位置に設けられることになる。空間(18e)と空間(18f)の中心軸を一致させておけば、リーダー挿通孔(11c)は共通させることができる。この凹部(11)の形状は後述するように弾性鈎取り付け部(15)にも適用できる。
【0029】
図7は球状の錘本体(13)に鏃状のカエリ(12b)を前後2箇所設けたキーパー(12)を有するジグヘッド用錘(10)を示す。キーパー(12)の上面には鈎(40)のシャンク(40b)が嵌りこむ溝(12a)が形成されている例である。その他は前記実施例と同じである。
【0030】
図5は弾性鈎取付部(15)を用いる場合で、素材としてはゴムやある程度弾性を有する腰のある合成樹脂などが用いられる。図の弾性鈎取付部(15)には開口部が十字状の凹部(16)「この部分は錘本体(13)に直接形成される凹部(11)に相当する。」が形成されているものを示している。凹部(16)の穴底(16a)にはリーダー挿通孔(11c)に連通する連通孔(16b)が形成されている。図の実施例では弾性鈎取付部(15)の外形は円柱状で、その中央に十字状の凹部(11)が形成されているが、勿論、これに限られるものではなく、図4に示すような凹部(16)を形成することが出来る。錘本体(13)側ではこの弾性鈎取付部(15)を収納できる形状の収納穴(14)がキーパー(12)の近傍に形成されることになり、この場合は収納穴(14)の穴底(14a)からリーダー挿通孔(11c)が適正位置に適数個穿設されることになる。図6(a)(b)は縦型用または横型用の鈎(40A)(40B)用の弾性鈎取付部(15)の例で、これらは図2、3に示す錘本体(13)の凹部(11)の位置に図示しない収納穴を設けてこれら弾性鈎取付部(15)を装着することになる。
【0031】
弾性鈎取付部(15)の収納穴(14)への装着方法は接着、図示していないが嵌め殺しなどの適宜の方法が採用される。前述のように弾性鈎取付部(15)を設けることにより、凹部(16)内に装着された鈎(40)のアイ(40a)がこれにより両側から弾性的に挟みつけられて保持されることになるので、使用中や、鈎(40)の番手の交換、軟質ルアー(B)の装着時においてぐら付きがなくなり扱いやすくなる。
【符号の説明】
【0032】
(10)・・・ジグヘッド用錘
(11)・・・凹部
(11a)・・・穴底
(11b)・・・キーパーの反対側の面
(11c)・・・リーダー挿通孔
(12)・・・キーパー
(15)・・・弾性鈎取付部
(16)・・・凹部
(16a)・・・穴底
(16b)・・・連通孔
(18c)・・・挿入部
(40)(40A)(40B)・・・鈎
(40a)(40b)・・・アイ
(40b)・・・シャンク
(40c)・・・腰曲がり部
(H)・・・・平面
(L)・・・・リーダー


【特許請求の範囲】
【請求項1】
鈎のアイが挿入される凹部、凹部に挿入された鈎のシャンクに沿って突設するように配設されたルアー係合用のキーパー及び凹部からキーパーの取り付け面の反対側の面に貫通するリーダー挿通孔とが形成されていることを特徴とするジグヘッド用錘。
【請求項2】
鈎のアイが挿入される凹部と、凹部にリーダー挿通孔に連通する連通孔が形成され、キーパーの近傍にて錘本体に穿設された収納穴に収納される弾性鈎取付部が更に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のジグヘッド用錘。
【請求項3】
アイが挿入される凹部の挿入部が十字又はT字或いはL字に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のジグヘッド用錘。
【請求項4】
凹部がキーパー方向に向かって溝幅が狭くなる段付き状に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のジグヘッド用錘。
【請求項5】
凹部は開口側の空間の開口幅が広く、奥部側の空間の開口幅が空間よりも狭く形成された段付き空間状に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のジグヘッド用錘。
【請求項6】
請求項1〜5のいずれかに記載のジグヘッド用錘と鈎とで構成されたことを特徴とするジグヘッド。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2013−42(P2013−42A)
【公開日】平成25年1月7日(2013.1.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−133140(P2011−133140)
【出願日】平成23年6月15日(2011.6.15)
【出願人】(000125967)株式会社がまかつ (20)
【Fターム(参考)】