説明

スライドファスナー及びスライドファスナー付き靴

【課題】 過剰な引っ張り荷重が加わっても、務歯列同士の外れが防止されるとともに、縫い代が伸縮しないスライドファスナー及びスライドファスナー付き靴を得る。
【解決手段】 開閉される一対の務歯列のそれぞれがテープ13,13に支持されたスライドファスナー100であって、テープ13は、幅方向が、務歯列を支持する務歯取付部Aと、被着体に縫い付けられる縫着部Cと、務歯取付部Aと縫着部Cとの間に介在する伸縮部Bとからなり、務歯取付部A、伸縮部B及び縫着部Cに亘って伸縮性を有する緯糸15が設けられ、務歯取付部A及び縫着部Cには非伸縮性の経糸15が所定間隔dで織り込まれ、伸縮部Bには所定間隔dより大きな間隔Dで経糸17が設けられ、かつ伸縮部Bにおけるそれぞれの経糸17には一対の規制糸19,19が緯糸15と共に絡められる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、務歯列を支持するテープが幅方向に伸縮可能なスライドファスナー及びスライドファスナー付き靴に関し、特にブーツや長靴、地下足袋等に用いて好適なものである。
【背景技術】
【0002】
スライドファスナーは、一対の平行な務歯列のそれぞれをテープに設け、これらの務歯列同士を係合・係合解除して、対向する縁部等を簡便に着脱開閉できることから、種々の被着体に取り付けられる。例えば被着体の一つであるロングブーツでは、足を容易に出し入れできるように、脱ぎ履き開口部に臨む上下方向となる縁部分のスリットに、スライドファスナーが取り付けられている。ところが、足の太さには個人差があるため、係合状態の務歯列同士に大きな引っ張り力が作用すると、務歯が途中で外れることがある。
【0003】
そこで、従来より、テープに幅方向の伸縮性を持たせたスライドファスナー構造が提案されている。例えば下記特許文献1には、支持テープの長さ方向にウエールを形成した経メリヤステープにおいて、ファスナーエレメント取付部の区間に非弾性糸よりなる緯糸を、その他の区間に弾性糸よりなる緯糸をそれぞれ編み込み、その境界部の同一ウエール内の編み目に、両緯糸を経方向において交互に係合させると共に、両区間の組織密度、テープ厚さを同一にしたスライドファスナー用編物製支持テープが開示されている。
【0004】
また、下記特許文献2には、ファスナーの基地テープ部の二条の両方又は一方の構造が、長手方向の全部又は一部が伸縮する素材からなるファスナーが開示されている。
【0005】
さらに、下記特許文献3には、務歯列を含むスライドファスナー全体が少なくとも長さ方向に伸縮でき、その伸長が10%又はそれ以上で、伸長時の務歯ピッチが噛合頭部の高さの2倍未満に留まる範囲に制御される伸縮性を有するスライドファスナーが開示されている。
【特許文献1】特公昭53−22499号公報
【特許文献2】特開昭60−12004号公報
【特許文献3】特開昭63−294804号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に開示されるスライドファスナー用編物製支持テープは、糸がループ状に走る編み物であるため、経糸と緯糸を垂直に交差させる織物と異なり、長手方向にも伸縮性を有する。また、特許文献2,3に開示されるファスナーは、基地テープ部や、ファスナー全体が長手方向に伸縮する構成となっている。つまり、特許文献1,2,3に開示される従来の構成では、いずれの場合もテープが長手方向にも伸縮する。一般に、上記したようなロングブーツにスライドファスナーを取り付けるには、殆どの場合縫製されることが多く、その開口縁部分である縫着部分が長くなると、長手方向にテンションを加えながらの縫製作業となるため、スライドファスナーを真っ直ぐに縫着することが困難となり、完成品が、スライドファスナーに波打の生じた不良品となることが多かった。
【0007】
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、過剰な引っ張り荷重が加わっても、務歯列同士の外れが防止されるとともに、縫い代が伸縮しないスライドファスナー及びスライドファスナー付き靴を提供し、もって、スライドファスナー及びスライドファスナー付き靴の信頼性向上、縫着性の向上を図ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
本発明の請求項1記載のスライドファスナー100は、開閉される一対の務歯列11,11のそれぞれがテープ13,13に支持されたスライドファスナー100であって、
前記テープ13は、幅方向が、前記務歯列11,11を支持する務歯取付部Aと、被着体に縫い付けられる縫着部Cと、前記務歯取付部Aと該縫着部Cとの間に介在する伸縮部Bとからなり、
前記務歯取付部A、前記伸縮部B及び前記縫着部Cに亘って伸縮性を有する緯糸15が設けられ、
前記務歯取付部A及び前記縫着部Cには非伸縮性の経糸17が所定間隔dで織り込まれ、
前記伸縮部Bには前記所定間隔dより大きな間隔Dで前記経糸17が設けられ、かつ該伸縮部Bにおけるそれぞれの該経糸17には一対の規制糸19,19が前記緯糸15と共に絡められたことを特徴とする。
【0009】
このスライドファスナー100では、務歯取付部A、伸縮部B及び縫着部Cに亘って伸縮性を有する緯糸15が設けられるが、務歯取付部A及び縫着部Cに非伸縮性の経糸17が所定間隔dで密に織り込まれることで、当該務歯取付部A及び縫着部Cでは、緯糸15の伸びが密に織り込まれた経糸17との摩擦によって規制されて伸縮が阻止される。したがって、経糸17が元々非伸縮性であるので、務歯取付部A及び縫着部Cは、経緯とも伸縮しなくなる。一方、伸縮部Bには所定間隔dより大きな間隔Dで疎に経糸17が設けられていることで、緯糸15の伸縮が規制されず、伸縮部Bはテープ幅方向に伸縮可能となる。さらに、伸縮部Bにおけるそれぞれの経糸17に一対の規制糸19,19が緯糸15と共に絡められることで、緯糸15に、伸びすぎないように一定の規制がかけられるとともに、経糸17のテープ幅方向のずれが阻止され、しかも、疎に織り込まれた伸縮部Bの透けも抑止される。
【0010】
請求項2記載のスライドファスナー付き靴200は、脱ぎ履き開口部31に一端33aを臨ませてスリット33が設けられ、該スリット33に請求項1記載のスライドファスナー100が縫い付けられたスライドファスナー付き靴200であって、
それぞれの前記テープ31,31の縫着部C,Cが前記被着体であるスリット縁部33aに靴内側から縫い付けられ、
前記務歯取付部Aと前記スリット縁部33aとの間には前記伸縮部Bのみが靴外側に表出されたことを特徴とする。
【0011】
このスライドファスナー付き靴200では、例えばブーツの場合、脱ぎ履き開口部31の拡縮に応じてテープ13の伸縮部Bがテープ幅方向に伸縮可能となる。また、スリット縁部33bに縫い付けられる縫着部Cが伸縮せず、波打の生じない容易な縫着作業が可能となる。さらに、務歯取付部Aとスリット縁部33bとの間に伸縮部Bのみが表出されることで、スライドファスナー100の表出面積が少なくなる。
【発明の効果】
【0012】
本発明に係る請求項1記載のスライドファスナーによれば、務歯取付部、伸縮部及び縫着部に亘って伸縮性を有する緯糸が設けられ、務歯取付部及び縫着部には非伸縮性の経糸が所定間隔で織り込まれ、伸縮部には所定間隔より大きな間隔で経糸が設けられているので、経糸を疎に織り込んだ伸縮部によってテープが幅方向に伸縮可能となり、スライドファスナーが閉じられた状態で、過剰な引っ張り荷重が加わっても、伸縮部が伸び、務歯列同士の外れを防止できる。また、務歯取付部が伸縮しないので、これによっても務歯列同士の外れを防止できる。そして、縫い代となる縫着部が伸縮しないので、波打が生じず、容易な縫い付け作業を可能にできる。さらに、伸縮部におけるそれぞれの経糸には一対の規制糸が緯糸と共に絡められているので、緯糸の伸縮を妨げずに、かつ伸びすぎないように一定の規制をかけることができ、しかも、経糸のテープ幅方向のずれを阻止しながら、疎に織り込まれた伸縮部の透けを抑止できる。
【0013】
請求項2記載のスライドファスナー付き靴によれば、テープ幅方向に伸縮可能となった伸縮部を有するスライドファスナーを縫着したので、例えばスライドファスナーの部分が比較的長いロングブーツの場合には、異なる太さの足に対応させてスライドファスナーの開閉を可能にすることができる。また、テープの縫着部がスリット縁部に靴内側から縫い付けられ、務歯取付部とスリット縁部との間には伸縮部のみが靴外側に表出されるので、伸縮しない縫着部を容易にスリット縁部に縫い付けることができ、しかも、この縫着部が隠れ、伸縮部のみが表出するので、余計なテープ部分が表に現れず、スライドファスナーの表出面積を少なくして、意匠性を向上させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明に係るスライドファスナー及びスライドファスナー付き靴の好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係るスライドファスナーの要部平面図、図2は本発明に係るスライドファスナーの長手方向に直交する方向の断面図である。
本実施の形態によるスライドファスナー100は、開閉される一対のファスナーエレメント(務歯)列11,11(図2参照)のそれぞれがテープ13,13に支持されてなる。
【0015】
テープ13は、幅方向(図1の左右方向)が、務歯列11を支持する務歯取付部Aと、被着体(後述する例えばブーツ)に縫い付けられる縫着部Cと、務歯取付部Aと縫着部Cとの間に介在する伸縮部Bとからなる。これら務歯取付部A、伸縮部B及び縫着部Cは、務歯列11の長手方向(図1の上下方向)に延在する。
【0016】
このテープ13には、務歯取付部A、伸縮部B及び縫着部Cに亘って伸縮性を有する同一の緯糸15が設けられている。緯糸15としては、例えばソロテック(株)製のソロフレックス(商品名)(ポリトリメチレンテレフタレート繊維のサイド・バイ・サイドコンジュゲート ヤーン)を用いることができる。
【0017】
テープ13の務歯取付部A及び縫着部Cには非伸縮性の経糸17がテープ13の幅方向に所定間隔dで織り込まれている。この経糸17としては、例えばポリエステルを用いることができる。経糸17は、緯糸15に垂直な方向で、緯糸15の一本或いは二本ごとに、テープ13の表裏側となって織り込まれている。つまり、テープ13は、糸がループ状に走る編み物と異なる織物としての構造を有している。そして、テープ13,13は、この非伸縮性の経糸17が務歯列11,11に沿って延在することで、長手方向には伸縮しないようになっている。
【0018】
テープ13の伸縮部Bには、務歯取付部A及び縫着部Cにおける経糸17同士の所定間隔dより大きな間隔Dで、経糸17が設けられている。つまり、伸縮部Bは、経糸17が密に織り込まれた務歯取付部A及び縫着部Cより、経糸17が疎に織り込まれている。
【0019】
また、この伸縮部Bにおけるそれぞれの経糸17には一対の規制糸19が緯糸15と共に絡められて織り込まれている。この規制糸19としては、例えば伸縮性を有するテトロンウーリー(嵩高加工糸)を用いることができる。規制糸19は、緯糸15のテープ表面側で交差した経糸17に対し、緯糸15のテープ裏面側に掛けられて絡められる。これにより、緯糸15と経糸17とは交差部が規制糸19によって適宜締め付けられることとなる。
【0020】
務歯列11,11は、テープ13,13の務歯取付部Aに取り付けられる。務歯列11は、本実施の形態では合成樹脂製のコイルエレメントからなり、そのコイル内には芯紐条21が配置される。また、務歯列11,11の縫着糸は、少なくとも下糸23,23がポリエステルの嵩高加工糸とされる。
【0021】
このスライドファスナー100では、務歯取付部A、伸縮部B及び縫着部Cに亘って伸縮性を有する緯糸15が設けられる。その一方で、務歯取付部A及び縫着部Cには、非伸縮性の経糸17が所定間隔で密に織り込まれている。これにより、務歯取付部A及び縫着部Cでは、緯糸15の伸びが、密に織り込まれた経糸17との摩擦によって規制されてテープ幅方向の伸縮が阻止されている。これに対し、伸縮部Bでは経糸17が大きな間隔Dで疎に織り込まれているので、本来の緯糸15の伸縮性が、経糸17,17同士の間で発揮され、伸縮部Bがテープ幅方向に伸縮可能となっている。
【0022】
したがって、経糸17が元々非伸縮性であるので、務歯取付部A及び縫着部Cは、経緯とも伸縮しなくなる。一方、伸縮部Bは所定間隔dより大きな間隔Dで疎に経糸17が設けられていることで、緯糸15の伸縮が規制されず、伸縮部Bはテープ幅方向に伸縮可能となる。さらに、伸縮部Bにおけるそれぞれの経糸17に一対の規制糸19が緯糸15と共に絡められることで、緯糸15に、伸びすぎないように一定の規制がかけられるとともに、経糸17のテープ幅方向のずれが阻止されている。また、一対の規制糸19が経糸17ごとに絡められることで、疎に織り込まれた伸縮部Bの透けも抑止されるようになっている。
【0023】
このように、本実施の形態によるスライドファスナー100によれば、務歯取付部A、伸縮部B及び縫着部Cに亘って伸縮性を有する緯糸15が設けられ、務歯取付部A及び縫着部Cには非伸縮性の経糸17が所定間隔dで織り込まれ、伸縮部Bには所定間隔dより大きな間隔Dで経糸17が設けられているので、経糸17を疎に織り込んだ伸縮部Bによってテープ13,13が幅方向に伸縮可能となり、スライドファスナー100が閉じられた状態で、過剰な引っ張り荷重が加わっても、伸縮部Bが伸び、務歯列同士の外れを防止できる。また、務歯取付部Aが伸縮しないので、これによっても務歯列同士の外れを防止できる。
【0024】
そして、縫い代となる縫着部Cが伸縮しないので、波打が生じず、容易な縫い付け作業を可能にできる。さらに、伸縮部Bにおけるそれぞれの経糸17には一対の規制糸19が緯糸15と共に絡められているので、緯糸15の伸縮を妨げずに、かつ伸びすぎないように一定の規制をかけることができ、しかも、経糸17のテープ幅方向のずれを阻止しながら、疎に織り込まれた伸縮部Bの透けを抑止できる。
【0025】
次に、上記のスライドファスナーを取り付けた本発明に係るスライドファスナー付き靴を説明する。
図3は本発明に係るスライドファスナー付き靴の分解側面図、図4は本発明に係るスライドファスナー付き靴の外観図である。
スライドファスナー付き靴である例えばブーツ200は、上部の脱ぎ履き開口部31に一端33aを臨ませてスリット33が設けられる。このスリット33には、上記のスライドファスナー100が縫い付けられる。
【0026】
スライドファスナー100は、それぞれのテープ13,13の上記した縫着部C,Cが被着体であるスリット縁部33bに靴内側から縫い付けられ。縫着部Cは、接着剤が塗布されてスリット縁部33bに予め接着された後、縫い付けられる。スライドファスナー100は、務歯取付部Aとスリット縁部33bとの間に、伸縮部Bのみが靴外側に表出されるようにしてテープ13,13が縫着される。
【0027】
このブーツ200では、脱ぎ履き開口部31や立ち上がり部35の拡縮に応じてテープ13,13の伸縮部B,Bがテープ幅方向に伸縮可能となる。また、スリット縁部33bに縫い付けられる縫着部Cが伸縮せず、波打の生じない容易な縫着作業が可能となる。さらに、務歯取付部Aとスリット縁部33bとの間に伸縮部Bのみが表出されることで、スライドファスナー100の表出面積が少なくなる。
【0028】
したがって、本実施の形態によるブーツ200によれば、テープ幅方向に伸縮可能となった伸縮部Bを有するスライドファスナー100を縫着したので、異なる太さの足に対応させてスライドファスナー100の開閉を可能にすることができる。また、テープ13,13の縫着部Cがスリット縁部33bに靴内側から縫い付けられ、務歯取付部Aとスリット縁部33bとの間には伸縮部Bのみが靴外側に表出されるので、伸縮しない縫着部Cを容易にスリット縁部33bに縫い付けることができ、しかも、この縫着部Cが隠れ、伸縮部Bのみが表出するので、余計なテープ部分が表に現れず、スライドファスナー100の表出面積を少なくして、意匠性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】本発明に係るスライドファスナーの要部平面図である。
【図2】本発明に係るスライドファスナーの長手方向に直交する方向の断面図である。
【図3】本発明に係るスライドファスナー付き靴の分解側面図である。
【図4】本発明に係るスライドファスナー付き靴の外観図である。
【符号の説明】
【0030】
11…務歯列
13…テープ
15…緯糸
17…経糸
19…規制糸
31…脱ぎ履き開口部
33…スリット
33a…一端
33b…スリット縁部(被着体)
100…スライドファスナー
200…スライドファスナー付き靴
A…務歯取付部
B…伸縮部
C…縫着部
D…所定間隔より大きな間隔
d…所定間隔

【特許請求の範囲】
【請求項1】
開閉される一対の務歯列のそれぞれがテープに支持されたスライドファスナーであって、
前記テープは、幅方向が、前記務歯列を支持する務歯取付部と、被着体に縫い付けられる縫着部と、前記務歯取付部と該縫着部との間に介在する伸縮部とからなり、
前記務歯取付部、前記伸縮部及び前記縫着部に亘って伸縮性を有する緯糸が設けられ、
前記務歯取付部及び前記縫着部には非伸縮性の経糸が所定間隔で織り込まれ、
前記伸縮部には前記所定間隔より大きな間隔で前記経糸が設けられ、かつ該伸縮部におけるそれぞれの該経糸には一対の規制糸が前記緯糸と共に絡められたことを特徴とするスライドファスナー。
【請求項2】
脱ぎ履き開口部に一端を臨ませてスリットが設けられ、該スリットに請求項1記載のスライドファスナーが縫い付けられたスライドファスナー付き靴であって、
それぞれの前記テープの縫着部が前記被着体であるスリット縁部に靴内側から縫い付けられ、
前記務歯取付部と前記スリット縁部との間には前記伸縮部のみが靴外側に表出されたことを特徴とするスライドファスナー付き靴。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2006−116139(P2006−116139A)
【公開日】平成18年5月11日(2006.5.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−308405(P2004−308405)
【出願日】平成16年10月22日(2004.10.22)
【出願人】(000114606)モリト株式会社 (198)
【Fターム(参考)】