説明

ソフトパッケージ

【課題】フィルム包装を省略することができるソフトパッケージを提供する。
【解決手段】ソフトパッケージ2は、たばこ商品4の商品束と、たばこ商品4の商品束の回りに矩形の包材8を折り込んで形成され、たばこ商品4の商品束を包み込む外被16とからなり、外被16は、包材8における外周縁の重ね合わせにより、その内部を閉空間に形成する縦シール18、上部横シール26および下部横シール30を含み、これらシールは、包材8の端部を合掌貼りにより貼り合わせることによって形成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、パッケージに関し、より詳しくは、ソフトパッケージに関する。
【背景技術】
【0002】
被収容物を収容する包装容器としては、被収容物の性質を考慮し、種々のものが開発されている。被収容物が、例えば、フィルタシガレットやシガレット等のたばこ商品である場合、その包装容器としては、ヒンジリッド型のハードパッケージが多用されている。
このハードパッケージは、通常、被収容物であるたばこ商品がすべて消費されると、廃棄される。しかしながら、このハードパッケージは、製造コストが比較的高いので、例えば、特許文献1に示されるタバコ容器のように、ハードパッケージを再利用することが考えられている。
【0003】
特許文献1に示されるタバコ容器は、従来公知のヒンジリッド型ハードパッケージである再利用可能なボックス4に、タバコ商品を収容した箱3が収容されている。そして、タバコ商品が無くなると箱3がボックス4に詰め替えられる。
この箱3は、外側パッケージ7を有しており、この外側パッケージ7は、空気を通さない外側包装材9により更に包み込まれている。
【特許文献1】特表2005−522386号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来公知のタバコ容器において、詰替用のタバコ商品は、箱3、外側パッケージ7および外側包装材9により三重に包装されており、過剰包装であると考えられる。近年の省資源化の流れからすると、過剰包装は控え、包装を簡略化することが望まれており、特にフィルム包装は省略することが好ましい。
しかしながら、フィルム包装は、大気の影響、例えば、湿気や環境下の不快なにおい等がパッケージ内部に収容されている被収容物に及ばないように、密封性を保持するためになされているので、このフィルム包装を省略するとパッケージ内の被収容物の品質が低下するおそれがある。
【0005】
本発明は、上記の事情に基づいてなされたものであり、その目的とするところは、フィルム包装を省略することができる詰替用ソフトパッケージを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、請求項1の本発明のソフトパッケージは、被収容物と、前記被収容物の回りに矩形の包材を折り込んで形成され、前記被収容物を包み込む外被とからなり、前記外被は、前記包材における外周縁の重ね合わせにより、その内部を閉空間に形成するシームラインを含むことを特徴とするものである。
請求項2の本発明のソフトパッケージは、請求項1に記載のソフトパッケージにおいて、前記シームラインは、前記被収容物の胴回りに前記包材を胴巻きした後に前記包材の両側端縁同士を重ね合わせて形成され、前記ソフトパッケージの上下方向に延びる縦シームと、前記包材の上端縁同士を重ね合わせて形成され、前記ソフトパッケージの上面に位置付けられ且つ前記ソフトパッケージの幅方向に沿って延びる上部横シームと、前記包材の下端縁同士を重ね合わせて形成され、前記ソフトパッケージの下面に位置付けられ且つ前記ソフトパッケージの幅方向に沿って延びる下部横シームとを含むことを特徴とする。
【0007】
請求項3の本発明のソフトパッケージは、請求項2に記載のソフトパッケージにおいて、前記縦シーム、上部横シーム及び下部横シームは、合掌貼りの形態を有することを特徴とする。
請求項4の本発明のソフトパッケージは、請求項2又は3に記載のソフトパッケージにおいて、前記縦シーム、上部横シーム及び下部横シームは、ヒートシールによって得られた縦シール、上部横シール及び下部横シールであることを特徴とする。
【0008】
請求項5の本発明のソフトパッケージは、請求項1〜4の何れかに記載のソフトパッケージにおいて、前記ソフトパッケージは、前記外被と前記被収容物との間にインナフレームを含むことを特徴とする。
請求項6の本発明のソフトパッケージは、請求項5に記載のソフトパッケージにおいて、前記インナフレームは、前記被収容物を囲む断面U字形状をなし、背面壁、両側面壁及び開放面を有することを特徴とする。
【0009】
請求項7の本発明のソフトパッケージは、請求項6に記載のソフトパッケージにおいて、前記縦シームは、前記インナフレームの前記開放面に覆う前記外被の部位に設けられ、一方の前記側面壁近傍に位置付けられていることを特徴とする。
請求項8の本発明のソフトパッケージは、請求項1〜7の何れかに記載のソフトパッケージにおいて、前記ソフトパッケージの外被は、その上部にて前記被収容物の胴回りに形成された分離帯を含むことを特徴とする。
【0010】
請求項9の本発明のソフトパッケージは、請求項8に記載のソフトパッケージにおいて、前記ソフトパッケージの外被は、前記分離帯の内面に開封テープを備え、前記開封テープの一端が前記外被から突出していることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
請求項1乃至請求項9に記載の本発明によれば、パッケージは、包材における外周縁の重ね合わせにより、その内部を閉空間に形成するシームラインを含む外皮により被収容物を包み込んでいるので、密封性が高く、被収容物の品質低下を抑えることができる。そのため、フィルム包装を省略することができ、省資源化に貢献できる。
請求項2に記載の本発明によれば、パッケージは、縦シーム、上部横シーム及び下部横シームにより三方がシールされ、パッケージ内の密封性が高められており、被収容物の品質維持が図れる。
【0012】
請求項3に記載の本発明によれば、包材の端部を合掌貼りしているのでパッケージの密封性の向上が図れる。
請求項4に記載の本発明によれば、縦シーム、上部横シーム及び下部横シームは、ヒートシールによって得られた縦シール、上部横シール及び下部横シールとしてパッケージを形成しているので、容易にパッケージを製造でき、生産効率の向上が図れる。
【0013】
請求項5に記載の本発明によれば、パッケージ内にインナフレームが含まれているので、パッケージの外部から圧縮力が加えられた際に被収容物を保護することができる。また、パッケージの成形性の向上にも寄与する。
請求項6に記載の本発明によれば、インナフレームを比較的簡便に形成することができるので、被収容物の保護性に優れたパッケージの生産効率の向上が図れる。
【0014】
請求項7に記載の本発明によれば、縦シームがインナフレームの開放面に対応する外被の部位に位置付けられている。これにより、外被が二重になっている縦シームの部分によりインナフレームの開放面に位置する被収容物の保護性の向上が図れる。
請求項8に記載の本発明によれば、パッケージの上部に分離帯が存在するので、パッケージを簡単に開封でき、パッケージの開封性が向上する。
【0015】
請求項9に記載の本発明によれば、分離帯の内面に開封テープが存在するので、かかる開封テープを引き剥がすことにより、分離帯は容易に切り離されていきパッケージの開封性が更に向上する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明に係るソフトパッケージの実施の形態を図面を参照して説明する。
図1〜3は、一実施例の詰替用ソフトパッケージを示す。
このパッケージ2は、略直方体形状をなし、被収容物であるたばこ商品4の集合体と、この集合体を包み込む外被16とからなる。この場合、パッケージ2内のたばこ商品4は、具体的には、長さが85mmのキングサイズのフィルタシガレットであり、その本数は20本である。
【0017】
たばこ商品4の集合体は、インナフレーム6により一纏めにされて商品束単位14となっている。
インナフレーム6は、たばこ商品4の長さと同じサイズの高さ寸法を有し、略U字形状をなしており、矩形状の背面壁10と、背面壁10に直交するようにその両側縁に連結された、矩形状の側面壁12,12とを有する。インナフレーム6は、たばこ商品4の集合体を、その背部および両側部の三方にて囲い、たばこ商品4の商品束単位14を形成している。このインナフレーム6は、たばこ商品4を保護するとともに、パッケージ2の成形性を高める働きをする。
【0018】
外被16は、包材8を商品束単位14の回りに折り込むことにより形成される。より詳しくは、矩形形状をなす包材8が、先ず、商品束単位14の胴回りに沿って巻き付けられ、そして、図4に示すように、商品束単位14の前面にて、その両端縁を合掌形態で重ね合わした縦シール18が形成される。このような縦シール18は、包材8の上下方向全域に亘って延び、この後、縦シール18は商品束単位14の一方の側面に向けて折り込まれ(図4中矢印A方向)、上述の巻き付けにより形成された外被16の前面20に重ね合わされる。
【0019】
上述した縦シール18が形成されると、包材8は商品束単位14の上下方向にそれぞれ突出する突出部位36を形成する。これら突出部位36はその両側部でのガセット折りを経て、対応する商品束単位14の上面及び下面を覆うべく折り込まれ、外被16の上面22及び下面24をそれぞれ形成する。ここでの折込みは、図5に示すように、この外被16の上面22の中央にて合掌形態で重ね合わせた上部横シール26を形成し、この上部横シール26は外被16の上面全域に亘って、その幅方向に延びている。この後上部横シール26は、背面28に向け(図5中矢印B方向)折り込まれることで、外被16の上面22に重ね合わされる。一方、外被16の下面24においても同様な折込みがなされ、下部横シール30が形成される。そして、下部横シール30も背面28に向け(図5中矢印B方向)折り込まれることで外被16の下面24に重ね合わされる。このようにしてパッケージ2の成形が完了する。
【0020】
更に詳しくは、上述した縦シール18は、外被16の前面20上において、一方の側面40寄りの位置に位置付けられるべくパッケージ2に配置され、上部横シール26からパッケージ2の上下方向全域に亘って縦断し、そして、下部横シール30まで延びている。なお、縦シール18の上下の両端部は、上部横シール26および下部横シール30とオーバラップした状態にある。
【0021】
また、図1から明らかなように、パッケージ2は、その胴回りに分離帯32を備えており、この分離帯32の内面には開封テープ34が貼り付けられて設けられている。
分離帯32は、外被16の上面22から下方へ僅かに下がった位置に位置付けられ、一対の分離線38,38で挟まれた領域により形成されている。この分離線38は、包材8に脆弱層を設けることにより形成される。分離線38を穿孔列で形成すると、パッケージ2の密封性が損なわれるおそれがあるので、パッケージ2の分離線に穿孔列は採用しない。
【0022】
開封テープ34は、分離帯32より幅が短かく、その先端34aが縦シール18の先端縁に形成した切欠部位18aから露出されている。
図6は、包材8の内面側を示した展開図である。包材8は、略矩形状をなしており、図6中の2点鎖線は、商品束単位14が内包材8により包み込まれたとき、包材8に形成される折込み線を示している。この展開図から明らかなように、折込み線により区画された包材8の各領域は前述した外被16の各部を形成する。更に、包材8はその内面が熱溶着性フィルムにより形成されており、この熱溶着性フィルムは前述した縦シール18、上部横シール26及び下部横シール30の形成を可能とする。
【0023】
より詳しくは、包材8の各領域には、外被16の前面20の一部となる下部前面領域44、この下部前面領域44の図6中右側に順次位置し、外被16の側面42となる下部側面領域46、外被16の背面28となる下部背面領域48、外被16の側面40となる下部側面領域50、外被16の前面20となる下部前面領域52が含まれている。
更に、領域44,46,48,50,52の下側には、外被16の下面24となる下面領域54,56,58,60,62がそれぞれ位置している。
【0024】
一方、領域44,46,48,50,52はそれらの上側に分離帯32となる分離帯領域64を有し、この分離帯領域64に開封テープ34が接着されている。
更に、分離帯領域64の上側、即ち、44,46,48,50,52の上側には、外被16の上面22となる上面領域76,78,80,82,84がそれぞれ位置している。
前述の説明から明らかなように、領域54,44,76の図6中左側に位置する左端部18aと、領域62,52,84の図6中右側に位置する右端部18bは互いに重ね合わされ、ヒートシールにより縦シール18を形成する。
【0025】
また、図6から明らかなように、包材8の上端縁においては、領域76,78,80,82,84の上端部26aが互いに重ね合わされ、ヒートシールにより上部横シール26を形成する。更に、包材8の下端縁においても、領域54,56,58,60,62の下端部30aが互いに重ね合わされ、ヒートシールにより下部横シール30を形成する。
なお、上部及び下部横シール26,30は、縦シール18の上端部および下端部をそれぞれ含んでいる。また、下面領域56,60および上面領域78,82内の2点鎖線は、これら領域56,60,78,82にて前述のガセット折りがなされることを示す。
【0026】
このパッケージ2を購入した消費者は、まず、開封テープ34の先端34aをつまんで引き剥がしていく。これにより、分離帯34が切り離され、分離帯34より上部の外被16の部分が除去され、図3に示すように、パッケージ2が開封される。開封されたパッケージ2は、直方体状のハードケースとして採用する従来公知のヒンジリッド型のハードパッケージ86に詰め替えられる。より詳しくは、図7に示すように、パッケージ2は、ハードパッケージ86の上部開口端88からハードパッケージ86内に挿入される。このようにして、ハードパッケージ86に対し、たばこ商品4の詰め替えが行われる。
【0027】
たばこ商品4が詰め替えられたハードパッケージ86においては、リッド90を閉じることにより、たばこ商品4を格納できる。また、たばこ商品4を取り出す場合、消費者は、リッド90を開き、上部開口端88よりたばこ商品4を取り出す。
たばこ商品4がすべて消費された場合、空のパッケージ2を廃棄し、上述したのと同じ手順で新たなパッケージ2をハードパッケージ86に詰め替える。このように本実施例に係るパッケージ2は、ハードパッケージ86を再利用することができる。また、本実施例のパッケージ2によれば、包材8はその内面に熱溶着性フィルムを有し、そして、包材8からなる外被16のシームラインが縦シール18、上部横シール26及び下部横シール30により形成されていることから、パッケージ2の密封性は高く、外装フィルムを省略することができ、省資源化の要請に応えることができる。
【0028】
また、合掌貼り形態の縦シール18、上部横シール26及び下部横シール30は、そのヒートシール時、たばこ商品4への熱影響を少なくでき、包材8の端部の内面と外面とを重ね合わせるような他の貼り合わせ形態のシールに比べて優れたものとなる。
なお、縦シール18、上部横シール26及び下部横シール30は、接着剤による接着により形成しても構わない。
【0029】
更に、本実施例においては、ハードパッケージ86としては、紙製のヒンジリッド型ハードパッケージを採用したが、詰替用ソフトパッケージ2を詰め替えるハードケースとしては、特に限定されるものではなく、カード紙、マニラボール紙等により製造された従来公知のヒンジリッド型ハードパッケージの他、プラスチック材料、金属材料等により製造されたハードケースを採用しても構わない。
【0030】
本発明は上述した一実施例に制約されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、本実施例では、キングサイズのたばこ商品の20本の商品束単位14を1個収容するタイプについて説明したが、長さが95mm程度のスーパーキングサイズのたばこ商品20本を収容する商品束単位1個を収容するタイプに適用しても構わない。また、本実施例においては、詰替用のソフトパッケージについて説明したが、本発明に係るソフトパッケージは、この態様に限定されるものではなく、ハードケースに収容せず、ソフトパッケージのまま使用することもできる。更に、収容できる商品としては、たばこ商品に限定されるものではなく、お菓子などの食品等他の商品であってもよく、本発明のソフトパッケージは、これら商品のパッケージとしても適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】実施例に係る詰替用ソフトパッケージの開封前の状態を示す斜視図である。
【図2】実施例に係る詰替用ソフトパッケージの開封前の状態を後方下側よりみた斜視図である。
【図3】実施例に係る詰替用ソフトパッケージの開封後の状態を示す斜視図である。
【図4】実施例に係る詰替用ソフトパッケージの包材にて縦シールが形成されている状態を示す斜視図である。
【図5】実施例に係る詰替用ソフトパッケージの包材にて上部横シール及び下部横シールが形成されている状態を示す斜視図である。
【図6】包材の展開図である。
【図7】実施例に係る詰替用ソフトパッケージをハードパッケージに詰め替える状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0032】
2 パッケージ
4 たばこ商品
6 インナフレーム
8 包材
10 背面壁
12 側面壁
14 商品束単位
16 外被
18 縦シール
20 前面
22 上面
24 下面
26 上部横シール
28 背面
30 下部横シール
32 分離帯
34 開封テープ
36 突出部位
38 分離線
40 側面
42 側面
86 ハードパッケージ
88 上部開口端
90 リッド

【特許請求の範囲】
【請求項1】
被収容物と、
前記被収容物の回りに矩形の包材を折り込んで形成され、前記被収容物を包み込む外被とからなり、
前記外被は、前記包材における外周縁の重ね合わせにより、その内部を閉空間に形成するシームラインを含むことを特徴とするソフトパッケージ。
【請求項2】
前記シームラインは、
前記被収容物の胴回りに前記包材を胴巻きした後に前記包材の両側端縁同士を重ね合わせて形成され、前記ソフトパッケージの上下方向に延びる縦シームと、
前記包材の上端縁同士を重ね合わせて形成され、前記ソフトパッケージの上面に位置付けられ且つ前記ソフトパッケージの幅方向に沿って延びる上部横シームと、
前記包材の下端縁同士を重ね合わせて形成され、前記ソフトパッケージの下面に位置付けられ且つ前記ソフトパッケージの幅方向に沿って延びる下部横シームと
を含むことを特徴とする請求項1に記載のソフトパッケージ。
【請求項3】
前記縦シーム、上部横シーム及び下部横シームは、合掌貼りの形態を有することを特徴とする請求項2に記載のソフトパッケージ。
【請求項4】
前記縦シーム、上部横シーム及び下部横シームは、ヒートシールによって得られた縦シール、上部横シール及び下部横シールであることを特徴とする請求項2又は3に記載のソフトパッケージ。
【請求項5】
前記ソフトパッケージは、前記外被と前記被収容物との間にインナフレームを含むことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のソフトパッケージ。
【請求項6】
前記インナフレームは、前記被収容物を囲む断面U字形状をなし、背面壁、両側面壁及び開放面を有することを特徴とする請求項5に記載のソフトパッケージ。
【請求項7】
前記縦シームは、前記インナフレームの前記開放面に覆う前記外被の部位に設けられ、一方の前記側面壁近傍に位置付けられていることを特徴とする請求項6に記載のソフトパッケージ。
【請求項8】
前記ソフトパッケージの外被は、その上部にて前記被収容物の胴回りに形成された分離帯を含むことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載のソフトパッケージ。
【請求項9】
前記ソフトパッケージの外被は、前記分離帯の内面に開封テープを備え、前記開封テープの一端が前記外被から突出していることを特徴とする請求項8に記載のソフトパッケージ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2009−292519(P2009−292519A)
【公開日】平成21年12月17日(2009.12.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−149239(P2008−149239)
【出願日】平成20年6月6日(2008.6.6)
【出願人】(000004569)日本たばこ産業株式会社 (406)
【出願人】(000003193)凸版印刷株式会社 (10,630)
【Fターム(参考)】