説明

タイヤ寸法減少/ワイア分離システム

【課題】
容易に且つ効率的に製造販売され得る先行技術のタイヤ減少分離システムの全ての利点を有する新規で改良されたタイヤ寸法減少/ワイヤ分離システムを提供すること。
【解決手段】
タイヤ寸法減少/ワイヤ分離システム(10)は駆動軸(12)と、駆動軸に据え付けられた複数のロータ(26)であって、各ロータが各ロータ内に取り外し可能に固定された回転切断刃(34)をもつ軸方向スロット(28)を有するものと、駆動軸とロータを支持する独立したハウジングとから成る。独立したハウジングは静止切断刃(58)をもつ中央領域を有する。静止切断刃の根と峰は回転切断刃の根と峰に関して適合して配向されている。独立したハウジングはさらに、ロータの軸方向端に縦方向に固定された環状摩擦リング(72)を包含する横方向領域を有する。各横方向領域はさらに摩擦リング備える磨耗ライナー(76)を包含する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、タイヤ寸法減少/ワイア分離システムに関し、更に特に再生利用回収手段のために分離されるのに必要であり、混合される性質を有する他の材料と一緒にスクラップタイヤ材料、ケーブルとワイアの安全且つ効率的タイヤ寸法減少及びワイア分離用のタイヤ寸法減少/ワイア分離システムに関する。
【背景技術】
【0002】

公知の設計と構成をもつタイヤ減少分離システムの使用は、先行技術において公知である。更に特に、前もって工夫され且つ利用された公知の設計と構成の減少分離システムは、無数の目的と要件を満たすために開発された混雑した先行技術により包含された無数の設計にもかかわらず、基本的に普通の期待され且つ明白な構造的構成から成るよう知られている。
【0003】
例として、ドイツ人に1965年10月26日に許可された米国特許第3214106号明細書(特許文献1)はカーバイト傾斜チッパーを開示する。Chafeeに1973年12月18日に許可された米国特許第3779123号明細書(特許文献2)は切断刃ホルダーとその切断刃を開示する。Mitts と Winstonに1922年7月25日に許可された米国特許第1423867号明細書(特許文献3)は切断機を開示する。Morrisに1991年6月18日に許可された米国特許第5024386号明細書(特許文献4)はタイヤ転向方法と装置を開示する。
【0004】
これら装置はこれらそれぞれの特に目的と要件を満たすけれども、前記特許は再生利用回収手段のために分離されるのに必要であり、混合される性質を有する他の材料と一緒にスクラップタイヤ材料、ケーブルとワイアの安全且つ効率的タイヤ寸法減少及びワイア分離用のタイヤ寸法減少/ワイア分離システムを記載していない。
【0005】
この観点では、本発明によるタイヤ寸法減少/ワイア分離システムは、先行技術の従来の概念と設計から実質的に出発し、そうすることで、再生利用回収手段のために分離されるのに必要であり、混合される性質を有する他の材料と一緒にスクラップタイヤ材料、ケーブルとワイアの安全且つ効率的タイヤ寸法減少及びワイア分離の目的のために主として開発された装置を提供する。
【0006】
それ故に、再生利用回収手段のために分離されるのに必要であり、混合される性質を有する他の材料と一緒にスクラップタイヤ材料、ケーブルとワイアの安全且つ効率的タイヤ寸法減少及びワイア分離のために使用される新規で改良したタイヤ寸法減少/ワイア分離システムの継続必要性が存在することが認められている。これに関して、本発明は実質的にこの必要性を満たす。
【特許文献1】米国特許第3214106号明細書
【特許文献2】米国特許第3779123号明細書
【特許文献3】米国特許第1423867号明細書
【特許文献4】米国特許第5024386号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
先行技術において表現された公知の設計と構成の公知のタイプのタイヤ寸法減少/ワイア分離システムにおいて固有の前記不利益の観点では、本発明は改良したタイヤ寸法減少/ワイア分離システムを提供する。それで、本発明の一般的目的は、実質的にかなり詳細に記載され、先行技術の利点のすべてを有し、不利益を有しない新規で改良したタイヤ寸法減少/ワイア分離システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】

これを達成するために、本発明は、拡大直径の中央部分と減少した直径の端部分、中央部分と端部分の間に位置した中間直径の中間部分と、回転の水平軸線を中心として軸を回転させるために中間部分に軸を支持する一対の間隔を置いた軸受と、回転動力源に連結されるのに適した端部分を備えるほぼ円筒状構成の駆動軸から成る組合せを特徴とする、再生利用回収手段のために分離されるのに必要であり、混合される性質を有する他の材料と一緒にスクラップタイヤ材料、ケーブルとワイアの安全且つ効率的タイヤ寸法減少及びワイア分離用のタイヤ寸法減少/ワイア分離システムから成る。
【0009】
次に、駆動軸と共に回転するために駆動軸の中央部分に据え付けられた複数のほぼ円筒状ロータであって、このロータが駆動軸の回転軸線と同じ空間にある回転共通軸線を有し、各ロータが8個の等間隔の軸方向スロットを備える周辺を有し、各軸方向スロットが浅い領域と深い領域とを有し、歯をもつ回転切断刃が一次楔と二次楔をもつ各浅い領域内に分解可能に固定され、各一次楔と深い溝が固定目的のボルトを備えるねじ付き穿孔を有し、交換可能な磨耗板(ウエアプレート)が各一次楔と次の隣接スロットの回転切断刃の間にあり、各磨耗板とその隣接ロータが固定目的のボルトを備えるねじ付き穿孔を有し、各ロータの切断刃が互いのロータの切断刃から回転的に片寄せられてロータの回転中にロータの軸方向中心へ材料を移動させる螺旋を形成するものである。
【0010】
次に、独立したハウジング、軸受、駆動軸と独立したハウジング内のロータとを支持するベース板であり、そして駆動軸の端部分が独立したハウジングから横方向に延びているベース板である。
【0011】
この独立したハウジングは、静止切断刃を備える中央領域を有し、各切断刃が縦方向に延びる根とロータの水平中間平面に隣接する峰とをもつ水平に整合固定された歯を有し、静止切断刃の根と峰は回転切断刃の根と峰に関して適合配向され、回転切断刃と静止切断刃の根と峰が混合された材料の切断、引裂きと分離を可能とするよう間隔を置いている。
【0012】
独立したハウジングは回転切断刃と静止切断刃により寸断される材料を受ける室を備えるロータの中間平面上に上領域を有する。
【0013】
独立したハウジングは、ロータの中間平面下の下領域を有し、下領域が回転切断刃と静止切断刃の間に通過する材料を通す通路のロータと同心円の半円筒状スクリーンを包含する。
【0014】
最後に、独立したハウジングはロータの軸方向端に隣接する横方向領域を有し、各横方向領域がロータの直径より大きな外径を備えて且つロータと共に回転するためにロータの軸方向端に縦方向に固定された環状磨耗リングを包含し、各横方向領域が室に関して縦方向に固定され且つロータの軸方向端に隣接して位置され且つそれに関して固定された磨耗ライナー(ウエアライナー)を包含し、各磨耗ライナーが磨耗リングの外径より大きい直径を備え且つその開口内に磨耗リング(ウエアリング)を同心的に受けて且つ小粒子の通過の間の隙間を形成する円形開口を有し、各横方向領域が室に関して縦方向に固定され且つ磨耗リングの横方向外部に位置され且つその磨耗リングに関して固定された補給板を包含し、ロータの各端における補給板と磨耗リングが上領域から下領域まで小材料を移動させる通路を形成する。隙間と通路が交換可能なワイパーの使用により清潔に保持される。
【0015】
それ故に、次の詳細な記載がより良く理解されるために、且つ技術に対する本貢献がより良く認識されるために、この発明の更に重要な特徴がむしろ幅広く概説された。無論、この後に記載され且つ添付請求項の主事項を形成するこの発明の追加的特徴である。
【0016】
この観点では、この発明の少なくとも一つの実施態様を詳細に説明する前に、この発明は構造の細部に対する応用と次の説明に記載された或いは図面に例示された成分の配列に限定されない。この発明は他の実施態様を実施され且つ種々の方法で実行される。さらに、この明細書に使用された言回しと用語は記述の目的のためであり、制限として考慮されるべきでないことが理解される。
【0017】
それ故に、当業者は、この開示が基礎としている概念は他の構造を設計する基礎や本発明の幾つかの目的を実行する方法とシステムとして容易に利用され得ることを認識する。それ故に、請求項が本発明の精神や範囲から逸脱しない限りは請求項がそのような等価構造を包含するものと見做されることが重要である。
【0018】
それ故に、本発明の目的は、容易に且つ効率的に製造販売され得る先行技術のタイヤ減少分離システムの全ての利点を有する新規で改良されたタイヤ寸法減少/ワイヤ分離システムを提供することである。
【0019】
本発明の他の目的は、耐久力があって信頼できる構造である新規で改良されたタイヤ減少分離システムを提供することである。
【0020】
本発明の更に他の目的は、材料と労力の両方に関して低価格の製造に影響され易く、したがって、消費者に対する低価格の販売に影響され易く、それにより購買者にとって経済的に有益であるそのようなタイヤ減少分離システムを形成する新規で改良されたタイヤ減少分離システムを提供することである。
【0021】
本発明の更にまた他の目的は、再生利用回収手段のために分離されるのに必要であり、混合される性質を有する他の材料と一緒にスクラップタイヤ材料、ケーブルとワイアの安全且つ効率的タイヤ寸法減少及びワイア分離用のタイヤ減少分離システムを提供することである。
【0022】
最終的に、本発明の目的は、駆動軸と;駆動軸に据え付けられた複数のロータであって、各ロータが各スロット内に分解可能に固定された回転ナイフをもつ軸方向スロットを有するものと;独立したハウジング、軸受、駆動軸とロータを支持するベース板とから成り、独立したハウジングは静止切断刃を有し、静止切断刃の根と峰が回転切断刃の根と峰に関して適合配向され、独立したハウジングはロータの軸方向端に隣接した横方向領域を有し、各横方向領域はロータの直径より大きな外径をもつ且つロータと共に回転するためにロータの軸方向端に固定した環状磨耗リングとワイパーを包含し、各横方向領域はロータの軸方向端に隣接して縦方向に固定された且つロータに関して固定された磨耗ライナーを包含し、各磨耗ライナーは磨耗リングの外径より大きな直径を持ち且つ開口内に磨耗リングを同心円に受けて、磨耗リングに交換可能なワイパーにより清潔に保持される隙間を形成する円形開口を有することを特徴とする新規で改良されたタイヤ減少分離システムを提供することである。
【0023】
この発明の他の目的と一緒のこれら目的は、この発明を特徴付ける新規性の種々の特徴と一緒に、特にこの開示に付記され且つ開示の一部を形成する請求項において指摘されている。発明、その使用によって得られたその作動利点や特殊目的のより良い理解のために、この明細書に記載される如くこの発明の好ましい実施態様が例示されている添付図面や記述事項を参照するべきである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
この発明はより良く理解され、次の詳細な説明を参照されるときに前記目的以外の目的も明らかになる。そのような説明は添付図面を参照して行なう。同じ参照符号は種々の図に渡って同じ部品を示す。
【0025】
今図面を参照して、特に図1を参照すると、本発明の原理や概念を具体化する新規で改良されたタイヤ寸法減少/ワイヤ分離システムの好ましい実施態様は記載される。
【0026】
本発明、即ちタイヤ寸法減少/ワイヤ分離システムは複数の成分から構成されている。その幅広い中味のそのような成分は駆動軸、切断刃をもつロータと、中央、上や下部分をもつ独立したハウジングを包含する。そのような成分は所望の目的を得るために互いに関して個々に構成且つ関連されている。成分は再生利用回収手段のために分離されるのに必要であり、混合される性質を有する他の材料と一緒にスクラップタイヤ材料、ケーブルとワイアの安全且つ効率的タイヤ寸法減少及びワイア分離用のタイヤ減少分離システムを形成する。
【0027】
システムの第一成分は一般的に円筒状構成の駆動軸12である。駆動軸は拡大直径の中央部分4を有する。駆動軸はまた減少直径の端部分16を有する。駆動軸は中央部分と端部分の間に位置された中央直径をもつ中央部分18を有する。一対の間隔を置いた軸受は回転水平軸線を中心に軸を回転させる中間部分に軸を支持する。端部分は回転動力源に連結されるようになっている。
【0028】
複数のほぼ円筒状ロータ26はロータと共に回転するために駆動軸の中央部分に据え付けられる。ロータは駆動軸の回転軸線と同一の広がりをもつ回転共通軸線を有する。各ロータは8個の等間隔に配置された軸方向スロット28をもつ周辺を有する。各軸方向スロットは浅い領域30と深い領域32とを有する。歯をもつ回転可能な切断刃34は一次楔36と二次楔44と一緒に各浅い領域内に取り外し可能に固定されている。各一次楔と深い溝は固定目的のボルト42をもつネジ付き穿孔40を有する。磨耗板46は各一次楔と次の隣接スロットの回転切断刃の間に設けられている。各磨耗板とそれに隣接したロータは固定目的のボルト50を備えるねじ付き穿孔48を有する。各ロータの切断刃は互いのロータから回転的に片寄っていて、ロータの回転中にロータの軸方向中心の方へ材料を移動させる螺旋を形成する。
【0029】
次に、ベース板54が設けられている。このベース板は独立したハウジング24、軸受22、駆動軸12とロータ26を支持する。駆動軸の端部分は独立したハウジングから横方向に延びている。
【0030】
独立したハウジングは静止切断刃をもつ中央領域を有する。各切断刃はロータの水平中間平面に隣接して縦方向に延びる根と峰をもつ水平方向に固定した歯を有する。静止切断刃の根と峰は回転切断刃の根と峰に関して適合して配向されている。回転切断刃と静止切断刃は混合された材料の切断、引裂き、分離を許容するように間隔を置かれている。
【0031】
独立したハウジングは回転切断刃と静止切断刃により寸断される材料を受ける室64をもつロータの水平中間平面上に上領域を有する。
【0032】
独立したハウジングは更に水平中間平面下の下領域を有する。この下領域は回転切断刃と静止切断刃の間に通過する材料を通すためにロータと同心円の半円筒状スクリーン68を包含する。
【0033】
最後に、独立したハウジングは更にロータの軸方向端に隣接する横方向領域を有する。各横方向領域はロータの直径より大きい外径をもち且つロータと共に回転するためにロータの軸方向端に縦方向に固定された環状磨耗リング72を包含する。各横方向領域は更に室に関して縦方向に固定され且つロータの軸方向端に隣接して位置され且つロータに関して固定された磨耗ライナーを包含する。各磨耗ライナーは磨耗リング72の外径より大きい直径をもち且つその開口内に磨耗リングを同心的に受けて且つ小粒子を通過させるために磨耗リング間の隙間80を形成する円形開口を有する。各横方向領域は更に室に関して縦方向に固定され且つ磨耗ライナーの外部に横方向に位置され且つ磨耗ライナーに関して固定された補給板84を包含する。ロータの各端における補給板と磨耗リングは、上領域から下領域へ小さい材料を移動する通路86を包含する。隙間80と通路86は交換可能なワイパー20の使用により清潔に保持される。
【0034】
本発明の使用と作用の方法に関して、この使用と作用は上記記載から明らかである。したがって、使用と作用の方法に関連したそれ以上の論議は行なわれない。
【0035】
上記記載に関して、寸法、材料、形状、作用の機能と方法、組立てや使用の変更を含む発明の部品の最適な寸法関係が当業者にとって容易に明らかに且つ明白に判断され、図面に例示され且つ明細書に記載されたものと総て均等な関係が本発明により包含されるよう企図されることが実現される。
【0036】
それ故に、前述は発明の原理のみを例示として考慮されている。さらに、無数の修正例や変更例が当業者にとって容易に生じるので、示され且つ記述された正確な構造と作用に発明を限定することは望まれなく、したがって、全ての修正例や等価物はこの発明の範囲内に入ることを求められている。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明の原理によって構成されたタイヤシュレッダーシステムの例示斜視図である。
【図2】図1のシステムの回転軸線を縦方向に通る横断面図であり、図2は明瞭性のために多数のロータを包含するものを示す。
【図3】図2の円3に取られた隙間と隣接成分の拡大表示である。
【図4】図1のシステムの回転軸線を縦方向に通る横断面図であり、図4は円5に注目している。
【図5】図4の円5に取られた拡大横断面図である。
【図6】図1乃至2の回転軸線を横切って取られた断面図である。
【図7】図2に示された堆積したロータの前正面図である。
【図8】図1、2と7に示されたロータの一つの例示斜視図である。
【図9】図7と8の切断刃、第一楔と第二楔の拡大側面図である。
【符号の説明】
【0038】
12.....駆動軸
14.....中央部分
16.....端部分
18.....中間部分
20.....ワイパー
22.....軸受
24.....独立したハウジング
26.....ロータ
28.....軸方向スロット
30.....浅い領域
32.....深い領域
34.....回転切断刃
36.....一次楔
40.....ネジ付き穿孔
42.....ボルト
44.....二次楔
46.....磨耗板(ウエアプレート)
48.....ネジ付き穿孔
50.....ボルト
54.....ベース板
58.....静止切断刃
64.....室
72.....磨耗リング(ウエアリング)
76.....磨耗ライナー(ウエアライナー)
80.....隙間
84.....補給板
86.....通路

【特許請求の範囲】
【請求項1】
再生利用回収手段のために分離されるのに必要であり、混合される性質を有する他の材料と一緒にスクラップタイヤ材料、ケーブルとワイアの安全且つ効率的タイヤ寸法減少及びワイア分離用のタイヤ寸法減少/ワイア分離システムにおいて、システムは、
拡大直径の中央部分と減少した直径の端部分、中央部分と端部分の間に位置した中間直径の中間部分と、回転の水平軸線を中心として軸を回転させるために中間部分に軸を支持する一対の間隔を置いた軸受と、回転動力源に連結されるのに適した端部分を備えるほぼ円筒状構成の駆動軸と;
駆動軸と共に回転するために駆動軸の中央部分に据え付けられた複数のほぼ円筒状ロータであって、このロータが駆動軸の回転軸線と同じ空間にある回転共通軸線を有し、各ロータが8個の等間隔の軸方向スロットを備える周辺を有し、各軸方向スロットが浅い領域と深い領域とを有し、歯をもつ回転切断刃が一次と二次楔をもつ各浅い領域内に分解可能に固定され、各一次楔と深い溝が固定目的のボルトを備えるねじ付き穿孔を有し、交換可能な磨耗板が各一次楔と次の隣接スロットの回転切断刃の間にあり、各磨耗板とその隣接ロータが固定目的のボルトを備えるねじ付き穿孔を有し、各ロータの切断刃が互いのロータの切断刃から回転的に片寄せられてロータの回転中にロータの軸方向中心へ材料を移動せる螺旋を形成するものと;
独立したハウジング内のロータと独立したハウジングから横方向に延びる駆動軸の端部分とをもつ軸受を支持するベース板を有する独立したハウジングと;
この独立したハウジングは静止切断刃を備える中央領域を有し、各切断刃が縦方向に延びる根とロータの水平中間平面に隣接する峰とをもつ水平に整合固定された歯を有し、静止切断刃の根と峰は回転切断刃の根と峰に関して適合配向され、回転切断刃と静止切断刃の根と峰が混合された材料の切断、引裂きと分離を可能とするよう間隔を置いており;
独立したハウジングは回転切断刃と静止切断刃により寸断される材料を受ける室を備えるロータの中間平面上に上領域を有し;
独立したハウジングはロータの中間平面下の下領域を有し、下領域が回転切断刃と静止切断刃の間に通過する材料を通す通路のロータと同心円の半円筒状スクリーンを包含し; 独立したハウジングはロータの軸方向端に隣接する横方向領域を有し、各横方向領域がロータの直径より大きな外径を備えて且つロータと共に回転するためにロータの軸方向端に縦方向に固定された環状磨耗リングを包含し、各横方向領域が室に関して縦方向に固定され且つロータの軸方向端に隣接して位置され且つロータに関して固定された磨耗ライナーを包含し、各磨耗ライナーが磨耗リングの外径より大きい直径を備え且つその開口内に磨耗リングを同心的に受けて且つ小粒子の通過の間の隙間を形成する円形開口を有し、各横方向領域が室に関して縦方向に固定され且つ磨耗リングの横方向外部に位置され且つその磨耗リングに関して固定された補給板を包含し、ロータの各端における補給板と磨耗リングが上領域から下領域まで小材料を移動させる通路を形成し、隙間と通路が交換可能なワイパーの使用により清潔に保持されることから成ることを特徴とするタイヤ寸法減少/ワイア分離システム。
【請求項2】
タイヤ寸法減少/ワイア分離システムにおいて、駆動軸と;駆動軸に据え付けられた複数のロータであって、各ロータが各スロット内に分解可能に固定された回転切断刃をもつ軸方向スロットを有するものと;独立したハウジング、駆動軸とロータを支持するベース板とから成り、独立したハウジングは静止切断刃を有し、静止切断刃の根と峰が回転切断刃の根と峰に関して適合配向され、独立したハウジングはロータの軸方向端に隣接した横方向領域を有し、各横方向領域はロータの直径より大きな外径をもつ且つロータと共に回転するためにロータの軸方向端に固定した環状磨耗リングとワイパーを包含し、各横方向領域はロータの軸方向端に隣接して縦方向に固定された且つロータに関して固定された磨耗ライナーを包含し、各磨耗ライナーは磨耗リングの外径より大きな直径を持ち且つ開口内に磨耗リングを同心円に受ける円形開口を有することを特徴とするシステム。
【請求項3】
各スロットは浅い領域と深い領域を有し、歯をもつ回転切断刃が各浅い領域内に分解可能に固定され、一次楔が各深い領域内に分解可能に受けられ、各スロットの二次楔が各回転切断刃と一次楔の間にあることを特徴とする請求項2に記載のシステム。
【請求項4】
各ロータの切断刃は互いのロータの切断刃から回転的に片寄せられ、ロータの回転中にロータの軸方向中心へ材料を移動させる螺旋を形成することを特徴とする請求項2に記載のシステム。
【請求項5】
各磨耗リングとその連動された磨耗ライナーは材料の小粒子の通路の間の隙間を形成するように間隔を置いており、隙間と通路は磨耗リングに取り付けられた交換可能なワイパーの使用により清潔に保持されることを特徴とする請求項2に記載のシステム。
【請求項6】
独立したハウジングはサービスや交換のような目的のために駆動軸、軸受とベース板組立体から離れて容易に取り外されることを特徴とする請求項2に記載のシステム。
【請求項7】
ロータ磨耗板が交換でき且つロータを磨耗腐食から保護することを特徴とする請求項2に記載のシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公表番号】特表2008−522792(P2008−522792A)
【公表日】平成20年7月3日(2008.7.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−544324(P2007−544324)
【出願日】平成17年6月13日(2005.6.13)
【国際出願番号】PCT/US2005/020679
【国際公開番号】WO2006/062547
【国際公開日】平成18年6月15日(2006.6.15)
【出願人】(507181741)コロンバス・マッキノン・コーポレイション (1)
【Fターム(参考)】