タッチパネル式機器のクリーニング装置
【課題】構造が簡単で安価にタッチパネル式機器の表示画面をクリーニングする。
【解決手段】表示画面（２１）上に設けられ接触の位置と接触の有無を検出するタッチパネル式機器（２０）のクリーニング装置（１０）であって、長辺又は短辺に前記タッチパネル式機器を挿入する挿入口（１１ｃ）を有するケース（１１）と、前記ケースの挿入口付近に設けられ、前記タッチパネル式機器の挿入動作で前記表示画面を清掃する清掃部材（１２）と、前記ケース内に設けられ、挿入された前記タッチパネル式機器の表示画面に殺菌光を照射する殺菌灯（１３）とを備える。
【解決手段】表示画面（２１）上に設けられ接触の位置と接触の有無を検出するタッチパネル式機器（２０）のクリーニング装置（１０）であって、長辺又は短辺に前記タッチパネル式機器を挿入する挿入口（１１ｃ）を有するケース（１１）と、前記ケースの挿入口付近に設けられ、前記タッチパネル式機器の挿入動作で前記表示画面を清掃する清掃部材（１２）と、前記ケース内に設けられ、挿入された前記タッチパネル式機器の表示画面に殺菌光を照射する殺菌灯（１３）とを備える。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、携帯電話やＰＤＡなどのタッチパネル式機器の表示画面をクリーニングするタッチパネル式機器のクリーニング装置に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
従来、この種のクリーニング装置として、例えば、タッチパネルの表示画面を覆う保護シートを移動させ、この保護シートの表面に付着した汚れを除去するタッチパネルの清掃機構が知られている（例えば、特許文献１）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
【特許文献１】特開２００１−３２１７３２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかし、前述した従来の装置では、可動部分があるので、装置が大掛かりになり、高価であるという問題があった。
【０００５】
本発明の課題は、構造が簡単で安価なタッチパネル式機器のクリーニング装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
前記課題を解決するために、請求項１の発明は、表示画面（２１）上に設けられ接触の位置と接触の有無を検出するタッチパネル式機器（２０）のクリーニング装置（１０）であって、長辺又は短辺に前記タッチパネル式機器を挿入する挿入口（１１ｃ）を有するケース（１１）と、前記ケースの挿入口付近に設けられ、前記タッチパネル式機器の挿入動作で前記表示画面を清掃する清掃部材（１２）と、前記ケース内に設けられ、挿入された前記タッチパネル式機器の表示画面に殺菌光を照射する殺菌灯（１３）と、を備えたタッチパネル式機器のクリーニング装置を提供する。
請求項２の発明は、請求項１に記載のタッチパネル式機器のクリーニング装置において、前記清掃部材は、メラミン樹脂であること、を特徴とするタッチパネル式機器のクリーニング装置を提供する。
請求項３の発明は、請求項１又は請求項２に記載のタッチパネル式機器のクリーニング装置において、前記タッチパネル式機器を充電する充電器をさらに備えたこと、を特徴とするタッチパネル式機器のクリーニング装置を提供する。
以上、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明したが、これに限定されるものではない。なお、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成に代替してもよい。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、構造が簡単で安価にタッチパネル式機器の表示画面をクリーニングすることができる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
【図１】本発明によるタッチパネル式機器のクリーニング装置の実施形態を示す外観斜視図である。
【図２】本発明によるタッチパネル式機器のクリーニング装置の実施形態の内部構造を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、図面等を参照して、本発明の実施の形態について、さらに詳しく説明する。
（実施形態）
この実施形態のタッチパネル式機器のクリーニング装置１０は、表示画面上２１に設けられ、接触の位置と接触の有無を検出する携帯電話、スマートフォン、タブレット、ＰＤＡなどのタッチパネル式機器２０を清掃する装置であって、ケース１１と、清掃部材１２と、殺菌灯１３と、スイッチ１４と、電源回路１５と、プラグ１６，１７などとを備えている。
【００１０】
ケース１１は、ケース本体１１ａとケース蓋体１１ｂからなり、上部短辺側にタッチパネル式機器２０を挿入する挿入口１１ｃが設けられている。
【００１１】
清掃部材１２は、ケース１０の挿入口１１ｃ付近に設けられ、タッチパネル式機器２０の挿入又は取り出し動作で、表示画面２１を清掃する部材であり、例えば、棒状のメラミン樹脂などが好適に用いられる。
【００１２】
殺菌灯１３は、ケース本体１１ａ内に設けられ、挿入されたタッチパネル式機器２０の表示画面２１に殺菌光を照射するものであり、例えば、弱い紫外線を発光する短波長ＵＶランプを用いることができる。殺菌灯１３の裏面には、ケース本体１１ａ内の全体に紫外線が照射されるように、反射板１３ａが設けられている。
【００１３】
スイッチ１４は、タッチパネル式機器２０を挿入したときに、この装置１０がオンする起動スイッチである。また、ケース１１内には、電源回路１５が設けられており、殺菌灯１３に安定した電力を供給している。なお、１６は、外部電源用のプラグ、１７は、タッチパネル式機器２０に充電するためのプラグである。
【００１４】
以上説明したように、本実施形態によれば、クリーニング装置１０にタッチパネル式機器２０を挿入するときや取り出すときに、表示画面２１の表面が清掃部材１２によって拭き取られる。
また、挿入したタッチパネル式機器２０がスイッチ１４をオンすると、殺菌灯１３が一定時間（例えば、１０秒）だけ発光して、表示画面２１の表面を殺菌することができる。
さらに、充電するためのプラグ１７を設けてあるので、不使用時には、充電することができる。
【００１５】
（変形形態）
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。
例えば、タッチパネル式機器２０によっては、ケース１１は横長にして、長辺の側に挿入口を設けるようにしてもよい。
また、清掃部材１２は着脱式にして、適宜交換できるようにしてもよい。
【符号の説明】
【００１６】
１０ クリーニング装置
１１ ケース
１２ 清掃部材
１３ 殺菌灯
１４ スイッチ
１５ 電源回路
１６，１７ プラグ
２０ タッチパネル式機器
２１ 表示画面
【技術分野】
【０００１】
本発明は、携帯電話やＰＤＡなどのタッチパネル式機器の表示画面をクリーニングするタッチパネル式機器のクリーニング装置に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
従来、この種のクリーニング装置として、例えば、タッチパネルの表示画面を覆う保護シートを移動させ、この保護シートの表面に付着した汚れを除去するタッチパネルの清掃機構が知られている（例えば、特許文献１）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
【特許文献１】特開２００１−３２１７３２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかし、前述した従来の装置では、可動部分があるので、装置が大掛かりになり、高価であるという問題があった。
【０００５】
本発明の課題は、構造が簡単で安価なタッチパネル式機器のクリーニング装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
前記課題を解決するために、請求項１の発明は、表示画面（２１）上に設けられ接触の位置と接触の有無を検出するタッチパネル式機器（２０）のクリーニング装置（１０）であって、長辺又は短辺に前記タッチパネル式機器を挿入する挿入口（１１ｃ）を有するケース（１１）と、前記ケースの挿入口付近に設けられ、前記タッチパネル式機器の挿入動作で前記表示画面を清掃する清掃部材（１２）と、前記ケース内に設けられ、挿入された前記タッチパネル式機器の表示画面に殺菌光を照射する殺菌灯（１３）と、を備えたタッチパネル式機器のクリーニング装置を提供する。
請求項２の発明は、請求項１に記載のタッチパネル式機器のクリーニング装置において、前記清掃部材は、メラミン樹脂であること、を特徴とするタッチパネル式機器のクリーニング装置を提供する。
請求項３の発明は、請求項１又は請求項２に記載のタッチパネル式機器のクリーニング装置において、前記タッチパネル式機器を充電する充電器をさらに備えたこと、を特徴とするタッチパネル式機器のクリーニング装置を提供する。
以上、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明したが、これに限定されるものではない。なお、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成に代替してもよい。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、構造が簡単で安価にタッチパネル式機器の表示画面をクリーニングすることができる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
【図１】本発明によるタッチパネル式機器のクリーニング装置の実施形態を示す外観斜視図である。
【図２】本発明によるタッチパネル式機器のクリーニング装置の実施形態の内部構造を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、図面等を参照して、本発明の実施の形態について、さらに詳しく説明する。
（実施形態）
この実施形態のタッチパネル式機器のクリーニング装置１０は、表示画面上２１に設けられ、接触の位置と接触の有無を検出する携帯電話、スマートフォン、タブレット、ＰＤＡなどのタッチパネル式機器２０を清掃する装置であって、ケース１１と、清掃部材１２と、殺菌灯１３と、スイッチ１４と、電源回路１５と、プラグ１６，１７などとを備えている。
【００１０】
ケース１１は、ケース本体１１ａとケース蓋体１１ｂからなり、上部短辺側にタッチパネル式機器２０を挿入する挿入口１１ｃが設けられている。
【００１１】
清掃部材１２は、ケース１０の挿入口１１ｃ付近に設けられ、タッチパネル式機器２０の挿入又は取り出し動作で、表示画面２１を清掃する部材であり、例えば、棒状のメラミン樹脂などが好適に用いられる。
【００１２】
殺菌灯１３は、ケース本体１１ａ内に設けられ、挿入されたタッチパネル式機器２０の表示画面２１に殺菌光を照射するものであり、例えば、弱い紫外線を発光する短波長ＵＶランプを用いることができる。殺菌灯１３の裏面には、ケース本体１１ａ内の全体に紫外線が照射されるように、反射板１３ａが設けられている。
【００１３】
スイッチ１４は、タッチパネル式機器２０を挿入したときに、この装置１０がオンする起動スイッチである。また、ケース１１内には、電源回路１５が設けられており、殺菌灯１３に安定した電力を供給している。なお、１６は、外部電源用のプラグ、１７は、タッチパネル式機器２０に充電するためのプラグである。
【００１４】
以上説明したように、本実施形態によれば、クリーニング装置１０にタッチパネル式機器２０を挿入するときや取り出すときに、表示画面２１の表面が清掃部材１２によって拭き取られる。
また、挿入したタッチパネル式機器２０がスイッチ１４をオンすると、殺菌灯１３が一定時間（例えば、１０秒）だけ発光して、表示画面２１の表面を殺菌することができる。
さらに、充電するためのプラグ１７を設けてあるので、不使用時には、充電することができる。
【００１５】
（変形形態）
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。
例えば、タッチパネル式機器２０によっては、ケース１１は横長にして、長辺の側に挿入口を設けるようにしてもよい。
また、清掃部材１２は着脱式にして、適宜交換できるようにしてもよい。
【符号の説明】
【００１６】
１０ クリーニング装置
１１ ケース
１２ 清掃部材
１３ 殺菌灯
１４ スイッチ
１５ 電源回路
１６，１７ プラグ
２０ タッチパネル式機器
２１ 表示画面
【特許請求の範囲】
【請求項１】
表示画面上に設けられ接触の位置と接触の有無を検出するタッチパネル式機器のクリーニング装置であって、
長辺又は短辺に前記タッチパネル式機器を挿入する挿入口を有するケースと、
前記ケースの挿入口付近に設けられ、前記タッチパネル式機器の挿入動作で前記表示画面を清掃する清掃部材と、
前記ケース内に設けられ、挿入された前記タッチパネル式機器の表示画面に殺菌光を照射する殺菌灯と、
を備えたタッチパネル式機器のクリーニング装置。
【請求項２】
請求項１に記載のタッチパネル式機器のクリーニング装置において、
前記清掃部材は、メラミン樹脂であること、
を特徴とするタッチパネル式機器のクリーニング装置。
【請求項３】
請求項１又は請求項２に記載のタッチパネル式機器のクリーニング装置において、
前記タッチパネル式機器を充電する充電器をさらに備えたこと、
を特徴とするタッチパネル式機器のクリーニング装置。
【請求項１】
表示画面上に設けられ接触の位置と接触の有無を検出するタッチパネル式機器のクリーニング装置であって、
長辺又は短辺に前記タッチパネル式機器を挿入する挿入口を有するケースと、
前記ケースの挿入口付近に設けられ、前記タッチパネル式機器の挿入動作で前記表示画面を清掃する清掃部材と、
前記ケース内に設けられ、挿入された前記タッチパネル式機器の表示画面に殺菌光を照射する殺菌灯と、
を備えたタッチパネル式機器のクリーニング装置。
【請求項２】
請求項１に記載のタッチパネル式機器のクリーニング装置において、
前記清掃部材は、メラミン樹脂であること、
を特徴とするタッチパネル式機器のクリーニング装置。
【請求項３】
請求項１又は請求項２に記載のタッチパネル式機器のクリーニング装置において、
前記タッチパネル式機器を充電する充電器をさらに備えたこと、
を特徴とするタッチパネル式機器のクリーニング装置。
【図１】
【図２】
【図２】
【公開番号】特開２０１３−８６０１２（Ｐ２０１３−８６０１２Ａ）
【公開日】平成２５年５月１３日（２０１３．５．１３）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２０１１−２２７７９８（Ｐ２０１１−２２７７９８）
【出願日】平成２３年１０月１７日（２０１１．１０．１７）
【出願人】（５９７０４６４８７）株式会社ディー・エム・ティー (5)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２５年５月１３日（２０１３．５．１３）
【国際特許分類】
【出願日】平成２３年１０月１７日（２０１１．１０．１７）
【出願人】（５９７０４６４８７）株式会社ディー・エム・ティー (5)
【Ｆターム（参考）】
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