説明

タッチブレイン・トレーニング装置

【課題】 両手の手書きによって脳を活性化する。
【解決手段】 手書き入力装置1a,1bを有している。手書き入力装置1a,1bの各表示画面5a,5bには、手書きの文字が入力される。表示画面5a,5bは、入力情報に基づいて形成される文字を表示する液晶表示部18に、手書き入力の座標情報のデータを受け付けるタブレット19が重ねて設けられている。手書き入力装置1a,1bの対は、ホルダー2に平行に支えられている。一方の手書き入力装置の表示画面を右手用、他方の手書き入力装置の表示画面を左手用に使い分け、机上、あるいは膝の上に載せて使用する。それぞれの手書き入力装置に個別に入力された手書き入力に基づく座標情報に基づいて形成された文字は、各表示画面5a,5b上に個別に表示される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、両手を使って脳を活性化するタッチブレイン・トレーニング装置に関する。
【背景技術】
【0002】
脳の活性化方法として、特許文献1には、使用する手とは反対側の身体部位をマッサージすることによって、脳の酸素ヘモグロビン量を上昇させ、脳を活性化させる方法が記載され、特許文献2には、眼筋の運動能力を訓練して脳の活性化を図る方法が記載されている。また2009年7月11日(土) 19:56日本テレビの「世界一受けたい授業」の番組の中でタッチブレイン・トレーニングの手法が紹介された。この手法は、左右の脳をバランス良く活性化させるための運動である。これは空間の認識を司る「頭頂葉」と、運動のバランスを司る「小脳」を活性化させるとの知見に基づいて開発されたトレーニングの方法である(非特許文献1参照)。
【0003】
上記番組では以下のようなタッチブレイン・トレーニングの手法が紹介されている。すなわち、(1)右手で鼻をつまみ、左手で右耳をつまむ。左手で鼻をつまみ、右手で左耳をつまむ。上記の動作を素早く交互に行う「耳&鼻タッチ」の手法、(2)両手を出し、右手は親指を折り曲げておく。左右同時に、数を数えるように指を一本ずつ折り曲げていく「フェイント指折り」の手法、(3)両手で同じ文字を書いていく「両手文字」といわれる手法、(4)利き手ではないほうの手の親指でメールを打つ「早打ち携帯メール」の手法などである。
【0004】
実際に、両方の指を使う方法、とりわけ両手で文字を書く方法は、バランス良く脳の両側を刺激して脳を活性化させる有効な方法である。この方法で注意すべき点は、両手で同じ文字を書く場合には、それぞれの手で書いた文字が、読めるように書く。左右対称になるように文字を書くように訓練をしなければならないということである。
【0005】
両手で文字を書くという手法は、ノート、ホワイト・ボードなどを用いて簡単に行うことができるといった理由から特別な器具を用いられることは考えられていなかった。したがって両手で文字を書くという手法によってタッチブレイン・トレーニングを行うには、もっぱら机の上にノートを広げて行うか又は、ホワイト・ボード等が設置された室内といった特別の場所に限られていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特許公開2001−293049
【特許文献2】特許公開2005−334016
【特許文献3】特開平7−114345
【非特許文献】
【0007】
【非特許文献1】http://www.tvais.jp/html/2009_07_11/it_2067040/
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
解決しようとする問題点は、両手で同じ文字を書くという手法によって行うタッチブレイン・トレーニングは、ノート、ホワイト・ボードなどを用いて簡単に行うことができるため、従来から特別な器具を用いられることはなく、したがって、もっぱら机の上にノートを広げて行うか又は、ホワイト・ボード等が設置された室内といった特別の場所に限られていたという点である。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、液晶表示部にタブレットが重ねて設けられた手書き入力表示画面を有する電子機器の手書き入力装置の対を用い、一方の手書き入力表示画面を右手用、他方の手書き入力表示画面を左手用に使い分け、机上、あるいは膝の上に載せて使用するものである。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、手書き入力装置の対を一組とし、一方の画面に右手で文字を書き、他方の画面には、左手で右の画面と同じ文字、あるいは裏返しの文字、更には右の画面の文字と組み合わせて構成される熟語の1文字ずつを記載するが、対の手書き入力装置は、左右に配置するだけでなく、手書き入力装置の対の組合せを90°転回した状態で上下に配置して使用することができ、上下に配置して使用することによって、左右に配置して使用したときには、比較的容易に文字を記載できたものが、上下の配置によって同じ文字を書くことがより複雑な作業となり、脳の訓練に役立たせることができる。
【0011】
さらに、対をなす手書き入力装置の間隔は調整可能であり、使用者は無理なく左右の指を使って使用できる。また、画面に文字を記載するだけでなく、タッチペンを使って記載した文字を削除する操作をも組み合わせて右脳、左脳を鍛錬できる。本発明は、使用場所に制約されず、自由な場所での使用を可能としたものである。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】(a)は、本発明の1実施例を示すタッチブレイン・トレーニング装置を開いた状態を示す正面図、(b)はタッチブレイン・トレーニング装置の中央縦断面図である。
【図2】第1の手書き入力装置の正面図である。
【図3】タッチブレイン・トレーニング装置の電気回路を示す図である。
【図4】(a)〜(c)は本発明によるタッチブレイン・トレーニング装置の使用例を示す図である。
【図5】本発明によるタッチブレイン・トレーニング装置の他の実施例を示す図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下に本発明の具体的な構成を図1にもとづいて詳しく説明する。図1において、本発明によるタッチブレイン・トレーニング装置は、第1及び第2の手書き入力装置1a,1bの対と、両手書き入力装置を支えるホルダー2とを有している。
【0014】
各手書き入力装置は、表示画面上での手書き入力の押圧座標情報のデータを受け付けるとともに、一連の手書き入力操作に基づく座標情報に基づいて形成される文字、図形、記号などを前記表示画面上に表示させる装置であり、通常電子手帳、電子辞書などの電子機器にて使用されるタッチパネル式入力装置である。第1、第2の手書き入力装置は同じ構造であるため、以下第1の手書き入力装置について、その構造を説明し、第2の手書き入力装置については、第1の手書き入力装置と同一構成部分に、第1の手書き入力装置の構成と同一番号に符号bを付してその説明を省略する。
【0015】
図2において、第1の手書き入力装置1aは、その本体3aの窓枠4a内に、後述する液晶表示部にタブレットを重ねて設けられた手書き入力の表示画面5aを有し、窓枠4a内で手書き入力の表示画面5aの上部位置に設けられたクイックパレット(登録商標)には、表示画面5aに記載する線の太字用のペン、細字用のペンのハードアイコン6a、7aおよび入力表示画面5aに記載された文字あるいは線を消す小消しゴム、大消しゴムならびに全削除のハードアイコン8a〜10aが設けられ、さらにその上部には、表示画面5aに記載する文字あるいは図形などを描く線のカラー表示切り替え用のハードアイコン11aと、電源スイッチ12が配設されている。入力操作に基づく座標情報に基づいて形成される文字は、一定の幅の線に限らず、毛筆書きや万年筆書きによって表現することもできる。描画させる線の太さが常に一定の幅に設定されること無く、毛筆書きや万年筆書きなど、実際の紙面上手書き操作に応じた幅で表現することを可能としたタッチパネル式入力装置は、たとえば特許文献3に記載されている。
【0016】
前記のアイコンは、たとえば感圧式タブレットを介して手書き入力を可能とする電子手帳その他の情報機器に用いられている通常のハードアイコンであって、格別のものではない。本体3aにはさらにタッチペン13aが脱着可能に取り付けられている。なお、表示画面5aのタブレットには通常、光沢のある滑りやすい樹脂板が用いられるが、本発明においては、両手を使って表示画面に文字などを記載するため、液晶の表面には、梨字(エンボス)模様などを付してすべりを防止の処理が施されていることが望ましい。
【0017】
ホルダー2は、前記第1及び第2の手書き入力装置のカバーであり、ガイド14を有している。ガイド14は、各手書き入力装置1a、1bを支えて左右に平行移動させるガイドである。この実施例において、ガイド14は、ホルダー2の鞘であり、ホルダー2をガイド14から出し入れすることによって、手書き入力装置1a、1bの間隔を調整する例を示している。さらに、ホルダー2は、第1及び第2の手書き入力装置1a,1bを間に挟み、中央のヒンジ15を中心に2つ折に折り畳み可能である。
【0018】
図3に手書き入力装置の電子回路の構成を示すブロック図を示す。手書き入力装置の電子回路についても第1及び第2の手書き入力装置の電子回路は同一の構成のため、以下第1の手書き入力装置の電子回路について説明し、第2の手書き入力装置の電子回路についてはその説明を省略する。
【0019】
手書き入力装置は、主要な構成としてCPU(中央処理装置)17と、液晶表示部18と、タブレット(タッチパネル)19と、ROM20と、RAM21とを有している。液晶表示部18にはタブレット19が重ねて設けられ、手書き入力の表示画面5aを構成している。CPU17は、表示画面5a上に重ねられた透明のタブレット19から入力検出部22を介して入力される座標情報データに応じてROM20に予め記憶されているシステムプログラムを起動させ、このシステムプログラムにしたがって回路各部の動作制御を行うものである。
【0020】
液晶表示部18は、CPU17から入力される表示データに応じ、表示駆動回路23によって選択されたコモン電極又はセグメント電極にしたがって、ドットマトリクス形式で文字による表示動作を行う。タブレット19は、当該表示画面に対する手書き位置の座標情報に応じた電圧信号を出力し、手書き位置の座標情報に応じた電圧信号に基づき、前記入力検出部22では、表示画面上での手書き位置に対する平面座標(XY軸座標)が検出され、この検出されたデータに基づき、CPU17では液晶表示部18の表示画面に対する手書きの文字や線の軌跡や操作内容が判断される。
【0021】
ROM20には、手書き入力装置の動作を制御するプログラムが書き込まれ、また操作者が入力したデータの記憶領域に用いられるRAM21には、CPUのワークエリアや、操作者が入力した文字などを座標情報として記憶するレジスタなどを備えているが、いずれも公知の技術事項であるため、その詳細については説明を省略する。本発明に用いる電子回路は、手書き入力が行える電子機器に使用されるタッチパネル式入力装置に通常用いられる回路であればよく、必ずしも図3に示す電子回路に限られるものではない。
【0022】
以下に本発明の使用例を説明する。
第1の手書き入力装置1a又は第2の手書き入力装置1bのいずれか一方、あるいは双方をホルダー2に沿って平行移動させ、第1の手書き入力装置1aと第2の手書き入力装置1bとの間隔を操作者の両手の間隔に合わせて卓上あるいは膝の上に置き、それぞれの本体3a、3bからタッチペン13a,13bを抜き取り、右手に握ったタッチペン13aで第1の手書き入力装置1aの表示画面5aに文字を書き、左手に握ったタッチペン13bで第2の手書き入力装置1bの表示画面5bにそれぞれ文字を書く。第1及び第2の手書き入力装置1a、1bの表示画面5a、5bには、それぞれの手書き入力装置に個別に同時に入力されたときに、手書き入力の座標情報に基づいて形成される文字によって形成される文字の形状が同時に表示される。
【0023】
第1の手書き入力装置1a、第2の手書き入力装置1bは、機能としてはまったく同じである。それぞれの装置の画面上で手書き入力した文字は座標情報に基づいて形成され、手書きの文字の軌跡はそのまま本体の液晶表示部の画面に表示される。
【0024】
図4(a)は、右手で第1の手書き入力装置1aの表示画面5aに「あ」の文字を入力し、表示画面に「あ」の文字を表示し、同時に第2の手書き入力装置1bの表示画面5bには左手で「あ」の裏返しの文字を入力し、表示画面5bに「あ」の裏返しの文字を表示した例である。図4(b)は、両手書き入力装置1a、1bにいずれも「あ」の文字を入力し、両手書き入力装置の表示画面5a、5bに同じ「あ」の文字を表示した例である。太字、細字は、クイックパレット(登録商標)上の太字用のペン、細字用のペンのハードアイコン(6a、7a)を使い分ける。
【0025】
実際文字は、右利きの人は、右手で「あ」の文字を正しく入力することは容易であるが、左手で「あ」の文字、もしくは「あ」の裏返し文字を正しく入力することは必ずしも容易ではない。入力した手書きの文字の軌跡は、そのまま文字として手書き入力装置1a、1bの表示画面5a,5bにそれぞれ表示される。
【0026】
液晶表示部に表示された文字の文字を一部修正するときは、用意された大小の消しゴムのハードアイコン8a,9aを使いわけ、第1の手書き入力装置の表示画面5aに対しては右手で持ったタッチペンでアイコンをタッチし、第2の手書き入力装置の表示画面5bに対しては左手で持ったタッチペンでアイコンをタッチしたのち、表示画面に記載した文字の修正箇所をタッチペンでなぞることによって修正する。
【0027】
引き続いて次の文字を記載しようとするときには、「削除」のハードアイコンをタッチして液晶表示部の文字を削除する。入力した文字の手書きの文字の軌跡が正しく表示されれば合格であり、文字の形にならないとき、正しく表示されないときには、左右の文字が同じ程度になるまで繰り返し練習する。入力した文字の修正、削除の操作と併せて練習を重ねることによってバランス良く脳の両側が刺激され、タッチブレイン・トレーニングの成果が得られる。
【0028】
表示した文字を修正、削除する動作も文字の記載と同様に右利きの者が左手で片仮名、平仮名の文字を書くのは比較的容易であるが、漢字の場合は、2画の「人」や「刀」といった簡単な文字から画数の多いたとえば「鷺」、「鬱」などの複雑な文字まで多彩であり、練習の種がつきることはない。
【0029】
タッチブレイン・トレーニングは、両手で同じ文字を書いていくことによって脳を刺激し、左右の脳をバランス良く活性化させることができるという考え方ではあるが、必ずしも同じ文字である必要はなく、熟語のように互いに関連のある文字であってもよい。
【0030】
たとえば、図4(c)に示すように右手で第1の手書き入力装置1aの表示画面5aに「功」の文字を入力し、左手で第2の手書き入力装置1bの表示画面5bに「成」の文字を入力し、両手書き入力装置の表示画面に「成」「功」の文字を正しく表示できるまで練習を重ねることで、さらなる脳の活性化を図ることができる。
【0031】
以上実施例においては、第1の手書き入力装置1aと、第2の手書き入力装置1bとを左右に配置して使用する例を説明したが、第1の手書き入力装置と、第2の手書き入力装置との配置は、必ずしも左右に限るものではなく、手書き入力装置の対の組合せを転回した状態で上下、あるいは斜め上下に平行に配置し、上段の第1の手書き入力装置を右手で、下段の第2の手書き入力装置を左手で、あるいは逆に使用することによって、さらに操作を複雑化して脳を鍛錬することが可能となる。
【0032】
図5は、第1及び第2の手書き入力装置1a、1bに、電子辞書24を組み合わせた例である。電子辞書24とは、辞書のデジタルデータを内蔵し、高機能液晶ディスプレイなどの表示装置と、キーボードやスタイラスペンなどの入力装置を備え、見出し語検索のほかに、全文検索、部分一致検索、複数辞書の一括検索といった多様な検索方法を選択することができる携帯型の電子機器である。
【0033】
電子辞書24は、第1の手書き入力装置1aと第2の手書き入力装置1bとの間に設置してホルダー2に脱着可能に取付け、ホルダー2を手書き入力装置1aと電子辞書24との間、電子辞書24と手書き入力装置1bとの間の2箇所にヒンジ15を設け、カバーとして3つ折に折り畳んで第1及び第2の手書き入力装置及び電子辞書を保護する。この実施例によれば、電子辞書24の検索機能を利用し、操作者が練習しようとする文字の検索、記載した文字の意味の確認、文字の正否の確認、筆順の確認などに活用することができる。
【0034】
第1の手書き入力装置と、第2の手書き入力装置に記載する内容は、文字に限らず、記号、図形など任意に描くことができるのは云うまでもない。
【産業上の利用可能性】
【0035】
本発明によれば、タッチパネルとして構成された手書き入力処理装置として知られた情報機器の有する機能を活用して両手で同じ文字を書くという手法によって行うタッチブレイン・トレーニングを無理なく実現することができる。本発明による装置を活用することによって、右脳、左脳の働きを活発にし、脳の活性化を図り、また老人に特有の認知症、痴呆症の予防に役立つだけでなく、タッチブレイン・トレーニングを継続してきた結果、脳の伝達コミュニケーションが構築されていれば、後に不幸にも脳疾患、脳卒中、脳閉塞などが原因となって片麻痺が生じたような場合でも片方は従来どおりの手の動きが可能であり、日常の不便を最小限にとどめることができる。
【符号の説明】
【0036】
1a,1b 手書き入力装置、2 ホルダー、3a,3b 本体、4a 窓枠、5a,5b 表示画面、6a,7a,8a,9a,10a ハードアイコン、11a カラー表示切替用ハードアイコン、12 電源スイッチ、13a,13b タッチペン、14 ガイド、15 ヒンジ、17 CPU、18 液晶表示部、19 タブレット、20 ROM、21 RAM、22 入力検出部、23 表示駆動回路、24 電子辞書

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1及び第2の手書き入力装置の対と、両手書き入力装置を支えるホルダーとを有するタッチブレイン・トレーニング装置であって、
第1及び第2の手書き入力装置は、表示画面に入力された手書き入力の押圧座標情報のデータを受け付けるとともに、手書き入力操作に基づく座標情報に基づいて形成される文字を表示画面上に表示させるものであり、
表示画面は、手書き入力操作に基づく座標情報に基づいて形成される文字を表示する液晶表示部に、手書き入力の押圧座標情報のデータを受け付けるタブレットが重ねて設けられたものであり、
ホルダーは、第1及び第2の手書き入力装置の対を平行に支えるガイドを有するものであることを特徴とするタッチブレイン・トレーニング装置。
【請求項2】
前記第1及び第2の手書き入力装置は、右手用、左手用に割り当てられ、それぞれの手書き入力装置のタブレットに個別に入力された手書き入力に基づく座標情報に基づいて形成される文字を前記表示画面上に個別に表示させるものであることを特徴とする請求項1に記載のタッチブレイン・トレーニング装置。
【請求項3】
前記第1及び第2の手書き入力装置の表示画面は、それぞれの手書き入力装置に個別に同時に入力された手書き入力の座標情報に基づいて形成される文字によって形成される文字の形状を同時に表示するものであることを特徴とする請求項1に記載のタッチブレイン・トレーニング装置。
【請求項4】
前記ホルダーは、前記第1及び第2の手書き入力装置のカバーとして第1及び第2の手書き入力装置を間に挟んで折り畳み可能であることを特徴とする請求項1に記載のタッチブレイン・トレーニング装置。
【請求項5】
前記ガイドは、前記第1及び第2の手書き入力装置の相互の間隔を調整可能に保持するものであることを特徴とする請求項1に記載のタッチブレイン・トレーニング装置。
【請求項6】
前記第1及び第2の手書き入力装置に、電子辞書を組み合わせたタッチブレイン・トレーニング装置であって、
電子辞書は、第1の手書き入力装置と第2の手書き入力装置との間に設置され、操作者が練習しようとする文字の検索、記載した文字の意味の確認、文字の正否の確認、筆順の確認などに活用するものであることを特徴とする請求項1に記載のタッチブレイン・トレーニング装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2011−253164(P2011−253164A)
【公開日】平成23年12月15日(2011.12.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−128937(P2010−128937)
【出願日】平成22年6月4日(2010.6.4)
【出願人】(393023927)
【Fターム(参考)】