説明

タービン翼列エンドウォール

【課題】クロスフローを低減させることができるとともに、クロスフローに伴う二次流れ損失を低減させることができて、タービン性能の向上を図ることができるタービン翼列エンドウォールを提供すること。
【解決手段】一のタービン静翼B1またはタービン動翼と、このタービン静翼B1またはタービン動翼に隣接配置された他のタービン静翼B1またはタービン動翼との間に、5〜25%Caxの位置において0〜20%ピッチの位置に頂点P1を有し、この頂点P1から下流側および隣接配置されたタービン静翼B1またはタービン動翼の背面に向かって緩やかに傾斜するとともに、この頂点P1から上流側に向かってやや急に傾斜する、全体的になだらかに隆起した第1の凸部11を備え、前記第1の凸部11の前記頂点P1の高さは、該第1の凸部11に隣接配置されたタービン静翼B1またはタービン動翼の軸方向長さの5%〜20%とされている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、タービン翼列エンドウォールに関するものである。
【背景技術】
【0002】
流体の運動エネルギーを回転運動に変えて動力を得る動力発生装置としてのタービンにおけるタービン翼列エンドウォール上では、一のタービン翼の腹側から隣接するタービン翼の背側に向かって、いわゆる「クロスフロー(二次流れ)」が発生する。
タービン性能の向上を図るには、このクロスフローを低減させるとともに、このクロスフローに伴って発生する二次流れ損失を低減させる必要がある。
【0003】
そこで、このようなクロスフローに伴う二次流れ損失を低減させて、タービン性能の向上を図るものとして、タービン翼列エンドウォール上に、非軸対称に形成された凹凸を有するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】米国特許第6283713号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献に開示されているタービン翼列エンドウォールには、一のタービン翼の腹側後縁側に凹部が形成され、隣接するタービン翼の背側後縁側に凸部が形成されている。
しかしながら、背側後縁側に形成された凸部では、そこで静圧が低下し、翼出口の流出角度が増大してしまい、凹凸を有する対象翼列の下流に位置する翼列における性能を悪化させ、複数の翼列を有するタービン全体の性能を却って低下させてしまう恐れがある。
【0006】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、クロスフローを低減させることができるとともに、クロスフローに伴う二次流れ損失を低減させることができて、タービン性能の向上を図ることができるタービン翼列エンドウォールを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用した。
本発明に係るタービン翼列エンドウォールは、環状に配列された複数のタービン静翼またはタービン動翼の、チップ側またはハブ側に位置するタービン翼列エンドウォールであって、0%Caxを軸方向におけるタービン静翼またはタービン動翼の前縁位置、100%Caxを軸方向におけるタービン静翼またはタービン動翼の後縁位置とし、0%ピッチをタービン静翼またはタービン動翼の腹面における位置、100%ピッチを前記タービン静翼またはタービン動翼の腹面と対向するタービン静翼またはタービン動翼の背面における位置とした場合に、一のタービン静翼またはタービン動翼と、このタービン静翼またはタービン動翼に隣接配置された他のタービン静翼またはタービン動翼との間に、5〜25%Caxの位置において0〜20%ピッチの位置に頂点を有し、この頂点から下流側および隣接配置されたタービン静翼またはタービン動翼の背面に向かって緩やかに傾斜するとともに、この頂点から上流側に向かってやや急に傾斜する、全体的になだらかに隆起した凸部を備え、前記凸部の前記頂点の高さは、該凸部に隣接配置されたタービン静翼またはタービン動翼の軸方向高さの5%〜20%とされている。
【0008】
本発明に係るタービン翼列エンドウォールによれば、凸部近傍の静圧を低下させることができ、作動流体の軸方向への流れを増加させることができるので、クロスフローを低減させることができるとともに、クロスフローに伴う二次流れ損失を低減させることができて、タービン性能の向上を図ることができる。
【0009】
上記タービン翼列エンドウォールのスロート近傍に、全体的になだらかに隆起する第2の凸部が設けられているとさらに好適である。
【0010】
このようなタービン翼列エンドウォールによれば、スロート近傍を通過する作動流体の流速が増加し、その静圧が低下するとともに、タービン静翼またはタービン動翼の背面において翼高さ方向に発生する圧力勾配が緩和されることとなるので、タービン静翼またはタービン動翼の背面に発生する巻き上がりを抑制することができて、この巻き上がりに伴う二次流れ損失を低減させることができる。
【0011】
本発明に係るタービンによれば、クロスフローを低減させることができるとともに、クロスフローに伴う二次流れ損失を低減させることができるタービン翼列エンドウォールを具備しているので、タービン全体の性能の向上を図ることができる。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、クロスフローを低減させることができるとともに、クロスフローに伴う二次流れ損失を低減させることができて、タービン性能の向上を図ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の第1実施形態に係るタービン翼列エンドウォールの要部平面図である。
【図2】本発明の第2実施形態に係るタービン翼列エンドウォールの要部平面図である。
【図3】本発明の第1参考実施形態に係るタービン翼列エンドウォールの要部平面図である。
【図4】本発明の第2参考実施形態に係るタービン翼列エンドウォールの要部平面図である。
【図5】本発明の他の実施形態に係るタービン翼列エンドウォールの要部平面図である。
【図6】図5に示すタービン静翼の背面における等圧線を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明に係るタービン翼列エンドウォールの第1実施形態について、図1を参照しながら説明する。
図1に示すように、本実施形態に係るタービン翼列エンドウォール(以下、「第3段静翼チップエンドウォール」という。)10は、一のタービン第3段静翼(以下、「第3段静翼」という。)B1と、この第3段静翼B1に隣接配置された第3段静翼B1との間に、第1の凸部11をそれぞれ有するものである。
なお、図1中の第3段静翼チップエンドウォール10上に描いた実線は、第1の凸部11の等高線、後述する第2の凸部12の等高線、および後述する第3の凸部13の等高線を示している。
【0015】
第1の凸部11は、5〜25%Cax(本実施形態では略14%Cax)の位置において0〜20%ピッチ(本実施形態では略7%ピッチ)の位置に頂点(ピーク)P1を有し、この頂点P1から下流側および隣接配置された第3段静翼B1の背面に向かって緩やかに傾斜するとともに、この頂点P1から上流側に向かってやや急に傾斜する(頂点P1から下流側および隣接配置された第3段静翼B1の背面に向かう傾斜角よりも大きな(急な)傾斜角で傾斜する)、全体的になだらかに(滑らかに)隆起した部分である。
ここで、0%Caxとは、軸方向における第3段静翼B1の前縁位置のことを指し、100%Caxとは、軸方向における第3段静翼B1の後縁位置のことを指している。また、−(マイナス)は第3段静翼B1の前縁位置から軸方向に沿って上流側に遡った位置のことを指し、+(プラス)は第3段静翼B1の前縁位置から軸方向に沿って下流側に下った位置のことを指している。さらに、0%ピッチとは、第3段静翼B1の腹面における位置のことを指し、100%ピッチとは、第3段静翼B1の背面における位置のことを指している。
そして、この第1の凸部11の頂点P1の高さ(凸量)は、第3段静翼B1の軸コード長(第3段静翼B1の軸方向長さ)の5%〜20%(本実施形態では約13%)とされている。
【0016】
なお、図1に示すように、本実施形態に係る第3段静翼チップエンドウォール10は、第1の凸部11の他に、略0%Caxの位置において略100%ピッチの位置から第1の凸部11の裾野に向かって緩やかに傾斜する第2の凸部12と、略90%Caxの位置において略100%ピッチの位置から第1の凸部11の裾野に向かって緩やかに傾斜する第3の凸部13とを有している。
【0017】
本実施形態に係る第3段静翼チップエンドウォール10によれば、第1の凸部11近傍の静圧を低下させることができ、作動流体の軸方向への流れを増加させることができるので、クロスフローを低減させることができるとともに、クロスフローに伴う二次流れ損失を低減させることができて、タービン性能の向上を図ることができる。
【0018】
本発明に係るタービン翼列エンドウォールの第2実施形態について、図2を参照しながら説明する。
図2に示すように、本実施形態に係るタービン翼列エンドウォール(以下、「第3段静翼ハブエンドウォール」という。)20は、一のタービン第3段静翼(以下、「第3段静翼」という。)B1と、この第3段静翼B1に隣接配置された第3段静翼B1との間に、第4の凸部21をそれぞれ有するものである。なお、図2中の第3段静翼ハブエンドウォール20上に描いた実線は、第4の凸部21の等高線、および後述する第5の凸部22の等高線を示している。
【0019】
第4の凸部21は、5〜25%Cax(本実施形態では略14%Cax)の位置において0〜20%ピッチ(本実施形態では略3%ピッチ)の位置に頂点(ピーク)P2を有し、この頂点P2から下流側および隣接配置された第3段静翼B1の背面に向かって緩やかに傾斜するとともに、この頂点P2から上流側に向かってやや急に傾斜する(頂点P2から下流側および隣接配置された第3段静翼B1の背面に向かう傾斜角よりも大きな(急な)傾斜角で傾斜する)、全体的になだらかに(滑らかに)隆起した部分である。
そして、この第4の凸部21の頂点P2の高さ(凸量)は、第3段静翼B1の軸コード長(第3段静翼B1の軸方向長さ)の5%〜20%(本実施形態では約12.5%)とされている。
【0020】
なお、図2に示すように、本実施形態に係る第3段静翼ハブエンドウォール20は、隣接配置された第3段静翼B1の略−10%Caxから略85%Caxの間に位置する背面から、第4の凸部21の裾野に向かって緩やかに傾斜する第5の凸部22を有している。
【0021】
本実施形態に係る第3段静翼ハブエンドウォール20によれば、第4の凸部21近傍の静圧を低下させることができ、作動流体の軸方向への流れを増加させることができるので、クロスフローを低減させることができるとともに、クロスフローに伴う二次流れ損失を低減させることができて、タービン性能の向上を図ることができる。
【0022】
本発明に係るタービン翼列エンドウォールの第1参考実施形態について、図3を参照しながら説明する。
図3に示すように、本実施形態に係るタービン翼列エンドウォール(以下、「第4段静翼チップエンドウォール」という。)30は、一のタービン第4段静翼(以下、「第4段静翼」という。)B2と、この第4段静翼B2に隣接配置された第4段静翼B2との間に、第1の凹部31をそれぞれ有するものである。なお、図3中の第4段静翼チップエンドウォール30上に描いた実線は、第1の凹部31の等深線、および後述する第6の凸部32の等深線を示している。
【0023】
第1の凹部31は、5〜25%Cax(本実施形態では略17%Cax)の位置において70〜90%ピッチ(本実施形態では略83%ピッチ)の位置に底点(窪みのピーク)P3を有し、この底点P3から下流側および隣接配置された第4段静翼B2の腹面に向かって緩やかに傾斜するとともに、この底点P3から上流側に向かってやや急に傾斜する(底点P3から下流側および隣接配置された第4段静翼B2の腹面に向かう傾斜角よりも大きな(急な)傾斜角で傾斜する)、全体的になだらかに(滑らかに)陥没した部分である。
そして、この第1の凹部31の底点P3の深さ(凹量)は、第4段静翼B2の軸コード長(第4段静翼B2の軸方向長さ)の5%〜15%(本実施形態では約6%)とされている。
【0024】
なお、図3に示すように、本実施形態に係る第4段静翼チップエンドウォール30は、略90%Caxの位置において略90%ピッチの位置に頂点(ピーク)P4を有するとともに、底点P3および隣接配置された第4段静翼B2の腹面に向かって緩やかに傾斜する第6の凸部32を有している。
【0025】
本実施形態に係る第4段静翼チップエンドウォール30によれば、第1の凹部31近傍の静圧を増加させることができ、作動流体の軸方向への流れを増加させることができるので、クロスフローを低減させることができるとともに、クロスフローに伴う二次流れ損失を低減させることができて、タービン性能の向上を図ることができる。
【0026】
本発明に係るタービン翼列エンドウォールの第2参考実施形態について、図4を参照しながら説明する。
図4に示すように、本実施形態に係るタービン翼列エンドウォール(以下、「第4段静翼ハブエンドウォール」という。)40は、一のタービン第4段静翼(以下、「第4段静翼」という。)B2と、この第4段静翼B2に隣接配置された第4段静翼B2との間に、第2の凹部41をそれぞれ有するものである。なお、図4中の第4段静翼ハブエンドウォール40上に描いた実線は、第2の凹部41の等深線を示している。
【0027】
第2の凹部41は、5〜25%Cax(本実施形態では略18%Cax)の位置において70〜90%ピッチ(本実施形態では略81%ピッチ)の位置に底点(窪みのピーク)P5を有し、この底点P5から下流側および隣接配置された第4段静翼B2の腹面に向かって緩やかに傾斜するとともに、この底点P5から上流側に向かってやや急に傾斜する(底点P5から下流側および隣接配置された第4段静翼B2の腹面に向かう傾斜角よりも大きな(急な)傾斜角で傾斜する)、全体的になだらかに(滑らかに)陥没した部分である。
そして、この第2の凹部41の底点P5の深さ(凹量)は、第4段静翼B2の軸コード長(第4段静翼B2の軸方向長さ)の5%〜15%(本実施形態では約9.4%)とされている。
【0028】
本実施形態に係る第4段静翼ハブエンドウォール40によれば、第2の凹部41近傍の静圧を増加させることができ、作動流体の軸方向への流れを増加させることができるので、クロスフローを低減させることができるとともに、クロスフローに伴う二次流れ損失を低減させることができて、タービン性能の向上を図ることができる。
【0029】
また、上述した実施形態に係るタービン翼列エンドウォール10,20,30,40を具備したタービンによれば、クロスフローを低減させることができるとともに、クロスフローに伴う二次流れ損失を低減させることができるタービン翼列エンドウォール10,20,30,40を具備しているので、タービン全体の性能の向上を図ることができる。
【0030】
なお、上述した実施形態において、スロート近傍のタービン翼列エンドウォール10,20,30,40上に、図5に示すような第7の凸部51が設けられている(形成されている)とさらに好適である。
このような第7の凸部51をスロート近傍のタービン翼列エンドウォール10,20,30,40上に設けることにより、スロート近傍を通過する作動流体の流速が増加し、その静圧が低下するとともに、第3段静翼B1,第4段静翼B2の背面において翼高さ方向(図6において上下方向)に発生する圧力勾配が、図6中の翼面内に実線で示す等圧線のごとく緩和されることとなるので、第3段静翼B1,第4段静翼B2の背面に発生する巻き上がりを抑制することができて、この巻き上がりに伴う二次流れ損失を低減させることができる。
【0031】
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で適宜必要に応じて変形実施、変更実施、および組合せ実施可能である。
【0032】
また、上述した実施形態においては、タービン翼列エンドウォールとして第3段静翼チップエンドウォール、第3段静翼ハブエンドウォール、第4段静翼チップエンドウォール、および第4段静翼ハブエンドウォールを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、タービン動翼のハブエンドウォールや、タービン動翼のチップエンドウォール、あるいはその他の段の静翼チップエンドウォール、もしくはその他の段の静翼チップエンドウォールにも適用することができる。
【0033】
さらに、本発明に係るタービン翼列エンドウォールは、ガスタービンおよび蒸気タービンの双方に適用することができる。
【符号の説明】
【0034】
10 第3段静翼チップエンドウォール(タービン翼列エンドウォール)
11 第1の凸部(凸部)
20 第3段静翼ハブエンドウォール(タービン翼列エンドウォール)
21 第4の凸部(凸部)
30 第4段静翼チップエンドウォール(タービン翼列エンドウォール)
31 第1の凹部(凹部)
40 第4段静翼ハブエンドウォール(タービン翼列エンドウォール)
41 第2の凹部(凸部)
51 第7の凸部(第2の凸部または凸部)
B1 第3段静翼(タービン静翼)
B2 第4段静翼(タービン静翼)
P1 頂点
P2 頂点
P3 底点
P4 頂点
P5 底点

【特許請求の範囲】
【請求項1】
環状に配列された複数のタービン静翼またはタービン動翼の、チップ側またはハブ側に位置するタービン翼列エンドウォールであって、
0%Caxを軸方向におけるタービン静翼またはタービン動翼の前縁位置、100%Caxを軸方向におけるタービン静翼またはタービン動翼の後縁位置とし、0%ピッチをタービン静翼またはタービン動翼の腹面における位置、100%ピッチを前記タービン静翼またはタービン動翼の腹面と対向するタービン静翼またはタービン動翼の背面における位置とした場合に、
一のタービン静翼またはタービン動翼と、このタービン静翼またはタービン動翼に隣接配置された他のタービン静翼またはタービン動翼との間に、5〜25%Caxの位置において0〜20%ピッチの位置に頂点を有し、この頂点から下流側および隣接配置されたタービン静翼またはタービン動翼の背面に向かって緩やかに傾斜するとともに、この頂点から上流側に向かってやや急に傾斜する、全体的になだらかに隆起した第1の凸部を備え、
前記第1の凸部の前記頂点の高さは、該第1の凸部に隣接配置されたタービン静翼またはタービン動翼の軸方向高さの5%〜20%とされていることを特徴とするタービン翼列エンドウォール。
【請求項2】
スロート近傍に、全体的になだらかに隆起する第2の凸部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のタービン翼列エンドウォール。
【請求項3】
請求項1または2に記載のタービン翼列エンドウォールを備えてなることを特徴とするタービン。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2013−108504(P2013−108504A)
【公開日】平成25年6月6日(2013.6.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2013−41708(P2013−41708)
【出願日】平成25年3月4日(2013.3.4)
【分割の表示】特願2008−30937(P2008−30937)の分割
【原出願日】平成20年2月12日(2008.2.12)
【出願人】(000006208)三菱重工業株式会社 (10,378)
【Fターム(参考)】