説明

ダイカストマシンの制御方法

【課題】製品の生産性を向上させたダイカストマシンの制御方法を提供する。
【解決手段】型開閉用サーボモータ8を電動動力源として金型の型開閉を行う型開閉工程と、射出駆動用サーボモータ12を電動動力源として型閉された金型のキャビティに金属溶湯を射出充填する射出工程と、油圧ユニット17を油圧動力源として金型のキャビティ内に中子15を進退する中子進退工程と、油圧ユニット17を油圧動力源として金型のキャビティ内にスクイズピン16を進退するスクイズピン進退工程とを備えたダイカストマシン1の制御方法であって、金型の型開工程中には中子15の中子後退工程が並行実行され、金型の型閉工程中にはスクイズピン16のスクイズピン後退工程が並行実行される。これにより、成形サイクル時間の短縮化を図ることができ、製品の生産効率を向上することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ダイカストマシンの動作の制御方法に関し、特に1サイクル内に行われる複数の工程のうち、油圧動力源による工程と電動動力源による工程とを並行して実行させることにより成形サイクル時間の短縮化を図ったダイカストマシンの制御方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、金型のキャビティに溶融金属材料を射出充填して鋳造製品を得るダイカストマシンがある。こうしたダイカストマシンにおいては、凹部や孔などの複雑な形状を製品に形成するため、金型に中子を設ける場合があり、また、そのほかにも金型に設けられるものとして、金型のキャビティに溶湯が充填されたときに、溶融金属材料の充填されたキャビティに向けて圧入し、製品に引けや巣が発生することを防止するスクイズピンが知られている。
【0003】
中子やスクイズピンを備えた従来の一般的なダイカストマシンにおいては、金型を開いたり閉じたりする型開閉工程、中子を金型のキャビティ内に挿脱する中子進退工程、及び、スクイズピンを金型のキャビティ内に挿脱するスクイズピン進退工程が、蓄圧されたアキュームレータなどからなる単独の油圧ユニットの油圧動力源を共通利用し、油圧回路における流量調整切替弁を切り替えるなどして、前記各工程がそれぞれ異なるタイミングで動作制御されることが一般化されており、前記複数の工程が1サイクル毎に繰り返し実行されることより、鋳造製品を量産していたわけではあるが、さらに生産性を向上するためには、1サイクル内に行われる複数の工程のうち、何れかの工程が実行されている途中で、それ以外の工程を並行して実行させることで、1サイクルにおける時間の短縮化を図ることが知られている。
【0004】
本願出願人と同一である特許文献1には、射出成形機において、金型の型開閉動作と成形品を取り出す際のエジェクト動作とを並行実行させ、成形サイクルの短縮化を図った射出成形機の制御方法が開示されている。また、特許文献2には、ダイカストマシンの金型のキャビティに向けてスクイズピンを突入させるスクイズピン作動装置が開示され、特許文献3には、油圧式のシリンダ装置により中子を駆動するダイカストマシンが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特許第3037932号公報
【特許文献2】特開2004−154805号公報
【特許文献3】特開2009−006390号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前述した単独の油圧動力源を共通利用して、型開閉工程を行う金型装置、中子進退工程を行う中子進退装置、及びスクイズピン進退工程を行うスクイズピン進退装置を動作させるダイカストマシンにおいては、それぞれの工程を実行するに伴い、流量調整切替弁を用いて油圧経路の切り替え制御を行う必要があり、そのため、切り替え動作に伴いタイムラグが発生してしまいサイクル時間を短縮するには好適ではないという実状がある。また、仮に単独の油圧動力源を用いて、前記複数の工程を並列的に実行させるようにするとなると、一般的なダイカストマシンにおいては、コストを抑えるという観点から、油圧回路を用いた油圧動力源が単独であったがゆえ、油圧制御(油圧経路の切り替えや流量制御)が益々複雑化してしまい、各工程の動作の制御を同時に行うのは非常に困難なものとなり、さらに誤動作の原因にもなりかねないことから、油圧動力源を主体とした従来のダイカストマシンにあっては、射出成形機のように複数の工程を並列実行させ、サイクル時間を短縮したものは実用化されていないのが現状であった。
【0007】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、ダイカストマシンに、従来より採用されている油圧動力源に加え電動動力源を備え、ダイカストマシンの1サイクル中に実行される複数の工程のうち、油圧動力源による工程と電動動力源による工程を並行実行させ、誤動作を防止すると共に、成形サイクル時間の短縮化を図り製品の生産性を向上させたダイカストマシンの制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1に係るダイカストマシンの制御方法の発明は、
型開閉用サーボモータを電動動力源として金型の型開閉を行う型開閉工程と、
射出駆動用サーボモータを電動動力源として型閉された金型のキャビティに金属溶湯を射出充填する射出工程と、
油圧ユニットを油圧動力源として前記金型のキャビティ内に中子を挿脱する中子進退工程と、を備えたダイカストマシンの制御方法であって、
前記型開閉用サーボモータの駆動により前記金型の型開工程中に、前記油圧ユニットの駆動により前記金型のキャビティ内に挿入されている中子を後退させる中子後退工程を実行させ、該中子後退工程と前記型開工程とを並行実行させることを特徴とする。
【0009】
請求項2に係るダイカストマシンの制御方法の発明は、請求項1において、
前記中子進退工程と同じ油圧動力源である油圧ユニットを油圧動力源として、前記金型のキャビティ内にスクイズピンを挿脱するスクイズピン進退工程を備え、
前記型開閉用サーボモータの駆動により型開されている前記金型が型閉工程に移行する該型閉工程の開始時に、前記油圧ユニットの駆動により前記金型のキャビティ内に挿入されている前記スクイズピンのスクイズピン後退工程を同時に開始させ、該スクイズピン後退工程と前記型閉工程とを並行実行させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本ダイカストマシンの制御方法の発明によれば、中子後退工程と前記型開工程とを並行実行させ、繰り返し動作されるダイカストマシンの成形サイクル時間の短縮化を図ることができる。よって、製品の量産効率をアップすることができ、ひいては製品のコストダウンに寄与でき、その価値は顕著なものとなる。
【0011】
さらに、スクイズピン後退工程と型閉工程とを並行実行させることができるので、より成形サイクル時間の短縮化を図ることができる。よって、一層、製品の量産効率をアップすることができ、ひいては製品のコストを大幅に抑えることができ、その価値はより多大なものとなる。
【0012】
さらに、従来のダイカストマシンにおいては、型開閉工程を行う動力源や、中子進退工程等を行う動力源が、単一の油圧動力源(油圧ユニット)を共通して利用していたため、これらの工程を1サイクル内に並行に実行させるには、制御の複雑化に伴う誤動作の発生要因があったが、従来からダイカストマシンに採用されていた油圧ユニット等の油圧の動力源だけではなく、電動の動力源を備えることで、誤作動することなく正確な動作で前記工程の並行実行を高速で行うことが可能となり、ひいてはハイサイクル化に対応させたダイカストマシンを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】金型を型開した状態で中子を後退させたと共にスクイズピンを前進させた状態を示すダイカストマシンの概略構成図である。
【図2】金型を型閉した状態で中子を前進させたと共にスクイズピンを後退させた状態を示すダイカストマシンの概略構成図である。
【図3】金型を型閉した状態で中子とスクイズピンを前進させた状態を示すダイカストマシンの概略構成図である。
【図4】金型の型開工程中に金型のキャビティから中子を後退させている状態を示すダイカストマシンの概略構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明の実施形態を図1〜図4により以下に説明する。もちろん、本発明は、その発明の趣旨に反しない範囲で、実施形態において説明した以外の構成のものに対しても容易に適用可能なことは説明を要するまでもない。
【0015】
図1に示すように、ダイカストマシン1は、主要な構成として金型装置2と射出装置3を具備しており、前者の金型装置2においては、固定金型4の取り付けられた固定ダイプレート5、可動金型6の取り付けられた可動ダイプレート7、型開閉用サーボモータ8、トグルリンク機構9等を備え、型開閉用サーボモータ8を電動動力源としてトグルリンク機構9が屈曲動作されることで、固定金型4に対して可動金型6が型開閉される。
【0016】
また、後者の射出装置3には、射出スリーブ10、この射出スリーブ10内には射出プランジャ11、射出駆動用サーボモータ12、ボールネジ機構13等を備えており、射出駆動用サーボモータ12を電動動力源として、ボールネジ機構13を介して、射出スリーブ10内で射出プランジャ11が進退されるようになっていて、図示しない給湯装置により、射出スリーブ10内に注湯される溶融金属材料である溶湯は、射出駆動用サーボモータ12の駆動により射出プランジャ11が前進されることで型閉された金型のキャビティに圧送され射出充填がなされる。
【0017】
15は凹部や孔などの複雑な形状を形成するため、金型のキャビティ内に挿脱される中子であり、スクイズピン16は製品に引けや巣が発生することを防止するため、溶融金属材料の充填されたキャビティに向けて圧入され、金型のキャビティ内に挿脱されるスクイズピンである。中子15及びスクイズピン16は、可動金型6に具備されており、油圧動力源たる油圧ユニット17を共通の動力源とし、流量調整切替弁18の切り替え動作によって、油圧回路19を介してスクイズピン16と中子15の各々が進退動作される。なお、本実施形態におけるスクイズピン16と中子15とは、誤作動を防止するため、スクイズピン16と中子15との動作は並行に実行されないよう、後述する制御手段20により動作制御されるものであり、また、油圧ユニット17には少なくとも、スクイズピン用油圧シリンダ21と中子用油圧シリンダ22を介して前記スクイズピン16と中子15を進退動作させるアキュームレータ23、このアキュームレータ23に作動油を供給する油圧ポンプ24、作動油の貯められたタンク25を備え、制御手段20がアキュームレータ23内にスクイズピン16と中子15を駆動するのに必要な圧力が蓄圧されているか否かを検知し、アキュームレータ23内の圧力が所定圧力以下であるときには、制御手段20の制御より前記油圧ポンプ24を通じてアキュームレータ23内に作動油が供給され蓄圧(チャージ)が行われ、アキュームレータ23内の圧力が所定圧力に達した段階で油圧ポンプ24を停止する制御を行う。
【0018】
次に、ダイカストマシン1の1サイクルの動作について、図1〜図4に基づきさらに説明する。なお、本実施形態のダイカストマシン1は、油圧ユニット17を油圧動力源とする中子15の中子進退工程(中子前進工程及び中子後退工程)、同じく油圧ユニット17を油圧動力源とするスクイズピン16のスクイズピン進退工程(スクイズピン前進工程とスクイズピン後退工程)、型開閉用サーボモータ8を電動動力源とする金型の型開閉工程(型開工程と型閉工程)、及び射出駆動用サーボモータ12を電動動力源として、進退自在な射出プランジャ11を前進させ、射出スリーブ10内に注湯された金属溶湯を金型のキャビティに射出充填する射出工程が少なくとも実行されるダイカストマシン1であり、これら各工程がCPUからなる制御手段20により所定のタイミングで実行されるようになっており、一元的に各動作制御がなされている。先ず図1に示すように、中子15が後退されていると共にスクイズピン16が前進されている状態において、中子15の中子前進工程が実行されその工程が終了すると、そのタイミングで型開されている金型の型閉工程が開始され、それと同時に、前進状態にあるスクイズピン16が後退されるスクイズピン後退工程が実行され、スクイズピン後退工程と型閉工程とが並行実行される。そして、型閉工程終了とスクイズピン後退工程を終えると、続いて、図示しない溶湯装置から射出スリーブ10内に所定量注湯された金属溶湯が、射出プランジャ11の前進によって金型のキャビティに射出充填され射出工程(射出プランジャ前進工程)が行われる(図2に示した状態)。
【0019】
続いて、射出工程の実行により金型のキャビティに金属溶湯が所定量充満されると、この充満された金属溶湯に対して射出プランジャ11により増圧がなされ、所定の設定保持圧力にまで達したことが図示しない検出センサーにより検出され、制御手段20により一定時間の圧力の保持制御がなされる。
【0020】
続いて、前記一定の時間の経過後、図3に示すように、油圧ユニット17の駆動により溶融金属材料の充填されたキャビティに向けてスクイズピン16が前進して圧入され(スクイズピン前進工程)、次に、金属溶湯が冷却凝固された所定時間経過後には、今度は前進されたスクイズピン16が後退される(図2に示した状態と同じ)。
【0021】
そして、前記スクイズピン16の後退を終えるとそれと同時に、型閉状態にある金型の型開工程が実行(可動金型の後退)され、図4に示すように、この金型の型開工程中に、油圧ユニット17の駆動により金型のキャビティ内に挿入されている中子15の中子後退工程が並行して実行される。
【0022】
続いて、金型の型開工程及び中子15の中子後退工程が終了すると、次に、射出プランジャ11を後退させる射出プランジャ後退工程が行われ、金型から金属製品が取り出された後、キャビティを形成していた金型表面に図示しないスプレー装置から離型剤が噴霧されると共に、再びスクイズピン前進工程が実行される(図1に示した状態)。そして以上述べた一連の工程を1サイクルとして、稼動が繰り返し行われることで金属製品の量産が行われる。
【0023】
以上のような本実施形態のダイカストマシン1の制御方法によれば、型開閉工程を動作する電動の動力源と、中子進退工程及びスクイズピン進退工程を動作する油圧の動力源とを別動力源として、油圧動力源により実行される工程を並行実行させるのではなく、油圧動力源により工程と電動動力源による工程とが並行実行されるに際し、各工程を一元的に動作制御する制御手段20が、それぞれの工程を個別に動作制御(速度制御や工程の開始のタイミングの制御等)することができ、電動駆動源の型開閉工程と、油圧動力源の中子後退工程(スクイズピン後退工程を含む)の動作を誤作動させることなく正確に実行させることができる。
【0024】
さらに、型開閉用サーボモータ8を電動動力源として金型の型開閉を行う型開閉工程と、射出駆動用サーボモータ12を電動動力源として型閉された金型のキャビティに金属溶湯を射出充填する射出工程と、油圧ユニット17を油圧動力源として金型のキャビティ内に中子15を挿脱(進退)する中子進退工程と、油圧ユニット17を油圧動力源として金型のキャビティ内にスクイズピン16を挿脱(進退)するスクイズピン進退工程とを備え、型開閉用サーボモータ8の駆動により金型の型開工程中には、油圧ユニット17の駆動により前記金型のキャビティ内に挿入されている中子15を後退させる中子後退工程を実行させることで、中子後退工程と型開工程とを並行実行させ、さらには、型開閉用サーボモータ8の駆動により型開されている金型が型閉工程に移行する該型閉工程の開始時には、油圧ユニット17の駆動により金型のキャビティ内に挿入されているスクイズピン16のスクイズピン後退工程を同時に開始させ、スクイズピン後退工程と型閉工程とを並行実行させることから、これにより、型開閉工程のうち、型開工程でには中子後退工程を、一方、型閉工程ではスクイズピン後退工程を並行実行させることで、従来から利用されている工程を並行実行しないダイカストマシンに対し、ダイカストマシン1の1サイクルにおける成形サイクル時間を、3秒程度短縮することが可能となる。よって、製品の量産効率を向上することができ、ひいては製品のコストダウンに寄与できることから、その価値は極めて多大なものとなる。
【0025】
さらに、従来のダイカストマシンにおいては、型開閉工程を行う動力源と、中子進退工程等を行う動力源が、単一の油圧動力源(油圧ユニット)を共通して利用していたため、これらの工程を1サイクル内に並行に実行させるには、制御の複雑化に伴う誤動作の発生要因があったが、従来からダイカストマシンに採用されていた油圧ユニット等の油圧の動力源だけではなく、電動の動力源を備えることで、誤作動することなく正確な動作で前記工程の並行実行を高速で行うことが可能となり、ひいてはハイサイクル化に対応させたダイカストマシンを提供することができる。
【0026】
以上、本実施形態の一例を詳述したが、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。本実施形態においては、単独の油圧動力源を利用して、油圧回路19における流量調整切替弁18を切り替えるなどして、中子進退工程とスクイズピン進退工程の動作の切り替えが行われるものであるが、コスト高にはなるものの、中子進退工程とスクイズピン進退工程との油圧動力源を個別に設けるなどしてもよい。
【符号の説明】
【0027】
1 ダイカストマシン
4 固定金型(金型)
6 可動金型(金型)
8 型開閉用サーボモータ
12 射出駆動用サーボモータ
15 中子
16 スクイズピン
17 油圧ユニット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
型開閉用サーボモータを電動動力源として金型の型開閉を行う型開閉工程と、
射出駆動用サーボモータを電動動力源として型閉された金型のキャビティに金属溶湯を射出充填する射出工程と、
油圧ユニットを油圧動力源として前記金型のキャビティ内に中子を挿脱する中子進退工程と、を備えたダイカストマシンの制御方法であって、
前記型開閉用サーボモータの駆動により前記金型の型開工程中に、前記油圧ユニットの駆動により前記金型のキャビティ内に挿入されている中子を後退させる中子後退工程を実行させ、該中子後退工程と前記型開工程とを並行実行させることを特徴とするダイカストマシンの制御方法。
【請求項2】
前記中子進退工程と同じ油圧動力源である油圧ユニットを油圧動力源として、前記金型のキャビティ内にスクイズピンを挿脱するスクイズピン進退工程を備え、
前記型開閉用サーボモータの駆動により型開されている前記金型が型閉工程に移行する該型閉工程の開始時に、前記油圧ユニットの駆動により前記金型のキャビティ内に挿入されている前記スクイズピンのスクイズピン後退工程を同時に開始させ、該スクイズピン後退工程と前記型閉工程とを並行実行させることを特徴とする請求項1記載のダイカストマシンの制御方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−115811(P2011−115811A)
【公開日】平成23年6月16日(2011.6.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−274071(P2009−274071)
【出願日】平成21年12月2日(2009.12.2)
【出願人】(000222587)東洋機械金属株式会社 (299)
【出願人】(594142207)トヨタ自動車北海道株式会社 (10)