説明

チョコレート製造システム

【課題】
従来のチョコレートモールダープラントとは発想を異にする、ライン構成を柔軟に変更可能な斬新なチョコレート製造システムを提供する。また、多品種同時生産に対応でき、設置スペースもコンパクトにすることができる、従来のチョコレートモールダープラントとは発想を異にする、斬新なチョコレート製造システムを提供する。
【解決手段】
複数のターミナルを備えた一つの冷却ユニットを中心として、その周囲に充填ユニット、デモールダーユニット等の、機能毎に独立した製造ユニットが配置された構造を有し、各製造ユニット間で型の移送が行われるチョコレート製造システム。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ライン構成を柔軟に変更可能なチョコレート製造システムに関する。
【背景技術】
【0002】
チョコレートを製造する方法として、モールド成型、パンコーティング、エンロービング等の方法が知られている。その中でモールド成型とは、主に樹脂製の型にチョコレート生地を充填し、冷却固化、剥離することで板チョコレート等を製造することを言い、チョコレートモールダープラントにより製造される。チョコレートモールダープラントには、固定された型をチェーンで移送するチェーンモールダー方式や、型を固定せずにアタッチメントや搬送スクリューにより移送するフリーモールダー方式等があり、複数社により製作、販売されている。そして一連のチョコレートモールダープラントには、デポジッターや冷却トンネル等、数多くの設備が設置されている。
【0003】
フリーモールダープラントにおいてセンターフィリング入りの板チョコレートを作る従来方法を、図1を用いて説明する。まずシェル生地デポジッター1によりシェルチョコレート生地を型に充填し、タッピングマシーン2にてチョコレート生地中の気泡を抜くとともに型の隅々まで生地が充填されるように型を振動させる。その後、型反転機3により型を反転させ、オシレーター4により型からシェルチョコレート生地の一部を振るい落とし、リムスクレーパー5にて型からはみ出したシェルチョコレート生地を除去する。そして再び型反転機6で型を反転してシェル生地クーラー7でシェルチョコレート生地を冷却固化し、シェルチョコレートを作成する(型をシェル生地クーラーの後で反転させてもよい)。次にセンターフィリングデポジッター8にてセンターフィリングを充填し、タッピングマシーン9にて型を振動させた後、センタークーラー10にてセンターフィリングを冷却固化する。そして必要に応じてセンターヒーター11により、固化したセンターフィリングおよびシェルチョコレートの上部表面を温め、その上からボトム生地デポジッター12にてボトムチョコレート生地を充填し、タッピングマシーン13にて型を振動させた後、ボトムスクレーパー14にて型からあふれたボトムチョコレート生地を掻き取り、ファイナルクーラー15にてチョコレート生地を完全に冷却固化する。そしてファイナルクーラーから出た型を型反転機16にて反転し、剥離ハンマー17で型を叩いて型からチョコレートを剥離する。チョコレートが剥離した型は、モールドウォーマー18で温められた後、型反転機19にて反転され、再び一連のチョコレート製造工程に供される。
【0004】
また従来方法の他の例として、シェルチョコレートの内部に空洞を設け、そこに空洞よりも小さい固形物が入っている立体的なチョコレートを作る場合を図1を参考にして説明する。まずシェル生地デポジッター1によりシェルチョコレート生地を型に充填し、タッピングマシーン2にてチョコレート生地中の気泡を抜くとともに型の隅々まで生地が充填されるように型を振動させる。その後、型反転機3により型を反転させ、オシレーター4により型からシェルチョコレート生地の一部を振るい落とす。そして再び型反転機6で型を反転する。シェル生地クーラー7通過後、1型おきにセンターフィーダーにてシェルチョコレートに固形物を入れる。次にシェルチョコレートのリムの上部表面をリムヒーターで融かし、固形物の入っていないシェルチョコレートの型だけを型反転機にて反転して、固形物の入っているシェルチョコレートの型に重ね合わせ、リム同士を接着させた状態で冷却ユニットにて冷却固化する。そして重なり合っている型を分離し、型反転機16で下型を反転した後、剥離ハンマー17で型を叩いて型からチョコレートを剥離する。チョコレートが剥離した型は、モールドウォーマー18で温められた後反転され、再び一連のチョコレート製造工程に供される。
【0005】
特許文献1にはシェル製品を形成するモールダープラントが開示されている。また特許文献2には搬送スクリューが成形型の平行支持ガイドと組み合わされることを特徴とする成形プラントが開示されている。これらは、プラント全体が連動する型搬送機構で連結される従来のチョコレートモールダープラントの範疇を出るものではない。
【特許文献1】特開平6−197695号公報
【特許文献2】特開平7−155108号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記に示した従来のチョコレート製造システムは、特定の品種を大量生産するには優れているが、多種多様な製品を生産するには向いているとはいえない。多種多様な製品を生産するにはそれぞれに応じた設備を設置する必要がある。しかし、プラントの長さは決まっていて、設置スペースも限られているので多様な設備の設置には限界がある。例えば前述のセンターフィリング入りの板チョコレートを作る場合、冷却ユニットが3つ必要になる等、設備や設置スペースも多く必要となる。また、複数の品種を組み合わせたアソート商品を作る場合、1品種毎にチョコレート生地等を切り替えて製造し、全ての品種が揃ったところで包装しなければならず、生産に時間がかかる他、先に生産した品種の取り置きスペースも必要になる。加えて、従来のチョコレートモールダープラントは、プラント全体が型搬送機構により連結され連動して動いているため、1箇所で不具合が発生するとモールダープラント全体を停止する必要があり、それによってモールダープラント各所で大量の不良品が発生してしまう。
【0007】
本発明は上記課題を解決し、多品種生産に柔軟に対応でき、設置スペースもコンパクトにすることができる、ライン構成を柔軟に変更可能な斬新なチョコレート製造システムおよびそのシステムを使用した製造方法を提供することを課題とした。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らは前記課題を解決すべく鋭意検討した結果、機能毎に独立した製造ユニットを配置することによって前記課題が克服されることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明のチョコレート製造システムは、複数のターミナルを備えた一つの冷却ユニットを中心として、機能毎に独立した製造ユニットが配置された構造を有し、各製造ユニット間で型の移送が行われるチョコレート製造システムである。
【0009】
また、本発明のチョコレートの製造方法は、前記本発明のシステムを使用してチョコレートを製造する方法である。
【発明の効果】
【0010】
本発明により、複数の冷却ユニットを必要とすることなく、コンパクトでありながら多品種の切り替え生産や複数品種の同時生産に適し、不良品の発生の少ないチョコレート製造システムおよびそのシステムを使用した製造方法が提供され、費用削減や柔軟な生産対応が可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
本明細書において以下の用語はそれぞれ次のように定義される。
ターミナルとは、冷却ユニットの入口または出口に隣接し、冷却ユニットの外側に設けられた端部をいう。
チョコレートとは、チョコレート類の表示に関する公正競争規約に定めるチョコレート類またはチョコレート加工品を意味する。
モールドウォーマーとはチョコレート成型に使用する型をチョコレート生地の充填に適した温度に調温する装置である。
【0012】
デポジッターとはチョコレート等を充填する装置である。
タッピングマシーンとは型に振動を与える装置で、これによってチョコレート生地等が型の隅々まで行き渡り、気泡も抜ける。
オシレーターとは型を篩う装置で、シェルの調整時などに余分なチョコレート生地を除去する目的で使用する。
リッキングロールとは型からあふれたチョコレート生地を拭き取るロール。
センターヒーターとはセンターおよびシェルの上部表面を温める装置で、型からあふれたボトム生地を滑らかに掻き取れるようにするものである。
【0013】
各構成ユニットの機能
シェルメイクユニットは順に、モールドウォーマー,型反転機,シェル生地デポジッター,タッピングマシーン,型反転機,オシレーター,スクレーパー,型反転機等からなり、底部を除くチョコレートシェルを形成するユニットである。必要に応じてスクレーパーの前にリッキングロールを設けてチョコレート生地の一部除去を行ってもよい。また、モールドウォーマーの前に型反転を行ってもよい。さらに、オシレーターの直後に型の反転を行うこともできる。また、冷却されたコーンを用いてチョコレートシェルを形成する場合は、前記シェルメイクユニットにおいて、タッピングマシーンの後に、デポジットされたチョコ生地を型内で押圧、伸展、冷却固化する冷却コーンを設け、その後のシェルメイクユニットの機能を代替することができる。
【0014】
冷却ユニットは単数または複数本の冷却トンネルからなり、チョコレートおよびセンターフィリング等を冷却するユニットである。それぞれの冷却トンネルは温度や通過速度を個別に設定できるほうが好ましい。
センター充填ユニットは順に、センターフィリングデポジッター,タッピングマシーン等からなり、センターフィリングを充填するユニットである。
ボトムメイクユニットは順に、ボトム生地デポジッター,タッピングマシーン,スクレーパー等からなり、ボトム(底)を形成するユニットである。必要に応じてボトム生地デポジッターの前にセンターヒーターを設けてセンターフィリングとシェルの上面部の昇温・軟化を行ってもよい。また、必要に応じてスクレーパーの前にリッキングロールを設けてチョコレート生地の一部除去を行ってもよい。
【0015】
デモールダーユニットは順に、型反転機,剥離ハンマー等からなり、型とチョコレートを分離するユニットである。必要に応じて型反転機の前に型を捩るためのツイスターを設けて、型とチョコレートの分離を容易にしてもよい。
本願請求項1に係るシステムにおいて、センター入りチョコレートの製造を行う場合、各製造ユニットは次の順序で構成される。
シェルメイクユニット,冷却ユニット,センター充填ユニット,冷却ユニット,ボトムメイクユニット,冷却ユニット,デモールダーユニット
【0016】
そして各構成ユニットは、複数回使用される1つの冷却ユニットを中心として配置されるのがよい。
また、各ユニットの駆動は独立しており、ユニット毎に適宜駆動速度を調整できるようになっている。
各ユニット間の型の移動は、運搬車やコンベアによって行うことができる。
本願請求項1に係るシステムは各ユニットが上記のように配置されるので、不良品の発生を抑えて従来と同等品質のチョコレートを生産することができる。そして、冷却ユニットを複数回使用するセンター入りチョコレートや空洞を有する立体チョコレート、複数品種を同時生産するチョコレートの製造に特に適している。
【0017】
本願請求項1に係るチョコレート製造システムは、ライン全体にまたがる連動した型搬送機構がなく、各製造ユニットを組み合わせた構造を有することを特徴とする。本願請求項1に係るシステムの詳細について、図2を用いてセンターフィリング入りの板チョコレートを作る場合を例に説明する。まず、モールドウォーマー、シェル生地デポジッター、タッピングマシーン、型反転機、オシレーター等からなるシェルメイクユニットAに型を供給し、シェルメイクユニットAの出口においてシェルメイクされた型が、ターミナルX1に移送される。型はターミナルX1より冷却ユニットBに入り、シェルチョコレート生地が冷却固化される。冷却ユニットBから出た型は、コンベアー等の移送手段によりターミナルY1に移送された後、リムスクレーパー、デポジッター、タッピングマシーン等からなるセンター充填ユニットCに移送される。センター充填ユニットCにおいてセンターフィリングを充填された型は、ターミナルY2より、再び冷却ユニットBに入り冷却される。冷却ユニットBから出た型は、ターミナルX2よりセンターヒーター、デポジッター、タッピングマシーン、ボトムスクレーパー等からなるボトムメイクユニットDに移送されボトムメイクされる。
【0018】
ボトムメイクされた型は、ターミナルX3より再度冷却ユニットBに入って冷却され、その後ターミナルY3よりデモールダーユニットEに移送されチョコレートが型から剥離される。剥離されたチョコレートは包装工程に供され、型は運搬車等により運搬され、再びシェルメイクユニットAに供給される。このように、本願請求項1に係るチョコレート製造システムは、1つの冷却ユニット中を何度も通すことにより複数の冷却ユニットを必要としない。また冷却ユニットの内部に仕切を設けて、区画毎に設定温度を変えることも可能である。なお、図2ではセンター充填ユニットやボトムメイクユニット等の出入口が、直接冷却ユニットのターミナルと連結されているが、各ユニットの入口もしくは出口をターミナルと直接接続せず、ユニットの入口もしくは出口とターミナル間にコンベアー等の移送手段をつなげ、複数枚の型を段積みしてトレーで移送したり、あるいは型運搬車で移送しても良い。また、ユニットの入口もしくは出口とターミナル間に型の取り置き装置を設けて、一部のユニットが停止した場合に取り置きできるようにすることも可能である。
【0019】
従来のチョコレートモールダープラントは、プラント全体が1つの型搬送機構により動いており、一箇所で故障が起きるとモールダープラント全体が停止してしまう。一方、テンパリングされたチョコレート生地は、経時的に油脂結晶が増加、成長し、増粘固化してくるので、停止が長引くと、型に充填されたチョコレート生地が固まってしまい不良品になるとともに、デポジッター内のチョコレート生地も増粘固化してそのままでは使用できなくなる。そうなるとデポジッター内のチョコレート生地を一旦全て抜かなければならず、またデポジッターのプレートにもチョコレート生地が詰まってしまうため、交換しなければならなくなる。
【0020】
このように、従来のチョコレートモールダープラントでは一箇所の故障により大量の不良品が発生したり、稼働時間をロスすることになるが、本願請求項1に係るチョコレート製造システムでは、例えば、ラインの最下流であるデモールダーユニットで故障が発生しても、他のユニットはそのまま稼働させて、デモールダーユニットの前で取り置きすることが可能である。復旧した場合も、デモールダーユニットは20r.p.m.、その他のユニットは10r.p.m.というように、ユニット毎の能力を変えて稼働させて、取り置き品の処理をすることもできる。また、ラインの上流側で故障が発生した場合は、それより下流側のユニットは独立して稼働させることができるため、故障箇所よりも下流のライン上に存在する半製品を良品とすることができる。また、生産能力を変えて生産する場合、従来のチョコレートモールダープラントでは冷却トンネルを通る時間も変化するため、条件が変わってしまって不良品が発生することがあるが、本願請求項1に係るチョコレート製造システムでは、各ユニットの回転数を変えても冷却ユニットの通過時間は変えずに生産できるため、不良品の発生を抑えることができる。
【0021】
また、上記センターフィリング入りの板チョコレートに、さらにナッツを入れたチョコレートを作る場合、ライン上にナッツフィーダーを設置することになるが、従来のチョコレートモールダープラントでは、設置スペースに余裕がない場合がある。こうした場合、モールダープラントの長さを延長したり、バイパスラインを作ったりして設置スペースを確保する必要がある。これはモールダープラント本体を改造することになり、ナッツフィーダーを設置する以上に大変な時間と労力がかかる。しなしながら本願請求項1に係るチョコレート製造システムでは、従来のチョコレートモールダープラントのようにプラント全体にまたがる型搬送機構はなく、ユニット毎に移送されるため、ユニット間に新たな装置を設置するか、ユニット単位での改造をすればよい。従って、大幅な改造の必要がなく、また事実上制限無くラインを延長することが可能である。
【0022】
別の実施形態として、例えばスイートチョコレート、ミルクチョコレート、ホワイトチョコレートの3品種を詰め合わせたアソート製品を作る場合、従来方法では1品種毎にチョコレート生地を切り替えて生産しなければならず、全ての品種が揃ったところで包装をしており、製品化に時間がかかる他、未包装品の取り置きスペースも必要となる。本願請求項1に係るチョコレート製造システムの場合、図3においてデポジッター、タッピングマシーン等からなる充填ユニットF1、F2、F3をそれぞれターミナルX1、X2、X3に接続し、型反転機、剥離ハンマー等からなるデモールダーユニットG1、G2、G3をそれぞれターミナルY1、Y2、Y3に接続すれば、3つの品種を同時に生産することが可能となり、取り置きの必要なく、直ちに包装することができる。この場合、剥離の終了した型はモールドウォーマーHを通した後、再び充填ユニットF1、F2、F3に供される。
【0023】
製造例
本願請求項2に係るチョコレート製造方法について、図2を用いてセンターフィリング入りの板チョコレートの製造例を説明する。本製造方法ではライン全体にまたがる連動した型搬送機構がなく、独立して駆動できる複数の製造ユニットを使用した。まず、モールドウォーマー、シェル生地デポジッター、タッピングマシーン、型反転機、オシレーターからなるシェルメイクユニットAに型を供給し、適温に温められた型にチョコレート生地が充填された後、余分なチョコレート生地が除かれてシェルチョコレートを得た。次にシェルチョコレートが形成された型はターミナルX1より冷却ユニットBに入り、シェルチョコレート生地が冷却固化された。冷却ユニットBから出た型は、コンベアーによってターミナルY1に移送された後、リムスクレーパー、デポジッター、タッピングマシーンからなるセンター充填ユニットCに移送された。
【0024】
そしてセンター充填ユニットCにおいてセンターフィリングを充填し、ターミナルY2より再び冷却ユニットBにもどって冷却された。冷却ユニットBから出た型は、ターミナルX2よりセンターヒーター、デポジッター、タッピングマシーン、ボトムスクレーパーからなるボトムメイクユニットDに移送され、ボトムチョコレートが形成された。ボトムメイクに供された型は、ターミナルX3より再度冷却ユニットBに入って冷却され、その後ターミナルY3よりデモールダーユニットEに移送され、チョコレートが型から剥離された。剥離されたチョコレートは、従来品と同じ品質であった。そして剥離されたチョコレートは包装工程に供され、型は運搬車により運搬され、再びシェルメイクユニットAに供給された。このように、本願請求項2に係るチョコレート製造方法は、1つの冷却ユニット中を何度も通すことにより複数の冷却ユニットを必要としないものである。
【産業上の利用可能性】
【0025】
本発明は、チョコレート製造において好ましく利用でき、ライン構成を柔軟に変更できるシステムなので、効率的な生産や新製品開発に大いに活用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】センターフィリング入りの板チョコレートを作る場合の、従来のチョコレート製造システムの構成を示した図
【図2】センターフィリング入りの板チョコレートを作る場合の、本願請求項1に係るチョコレート製造システムの構成を示した図
【図3】アソートチョコレートを作る場合の、本願請求項1に係るチョコレート製造システムの構成を示した図
【符号の説明】
【0027】
1. シェル生地デポジッター
2. タッピングマシーン
3. 型反転機
4. オシレーター
5. リムスクレーパー
6. 型反転機
7. シェル生地クーラー
8. センターフィリングデポジッター
9. タッピングマシーン
10. センタークーラー
11. センターヒーター
12. ボトム生地デポジッター
13. タッピングマシーン
14. ボトムスクレーパー
15. ファイナルクーラー
16. 型反転機
17. 剥離ハンマー
18. モールドウォーマー
19. 型反転機
A. シェルメイクユニット
B. 冷却ユニット
C. センター充填ユニット
D. ボトムメイクユニット
E. デモールダーユニット
X1. ターミナル
X2. ターミナル
X3. ターミナル
Y1. ターミナル
Y2. ターミナル
Y3. ターミナル
F1. 充填ユニット
F2. 充填ユニット
F3. 充填ユニット
G1. デモールダーユニット
G2. デモールダーユニット
G3. デモールダーユニット
H. モールドウォーマー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のターミナルを備えた一つの冷却ユニットを中心として、機能毎に独立した製造ユニットが配置された構造を有し、各製造ユニット間で型の移送が行われるチョコレート製造システム。
【請求項2】
請求項1に記載のシステムを使用してチョコレートを製造する方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2007−116988(P2007−116988A)
【公開日】平成19年5月17日(2007.5.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−313667(P2005−313667)
【出願日】平成17年10月28日(2005.10.28)
【出願人】(000006091)明治製菓株式会社 (180)
【Fターム(参考)】