説明

テレビ番組のメタ情報に基づく検索方法、検索システム、及び検索ターム生成装置

【課題】テレビ番組のメタ情報に基づいて、ユーザが視聴中に興味を持ったテレビ番組に関する情報を素早く検索することができるテレビ番組のメタ情報に基づく検索方法、検索システム、及び検索ターム生成装置を提供すること。
【解決手段】検索方法は、テレビ番組のメタ情報を取得し、取得したメタ情報を形態素解析する。次に、形態素解析したメタ情報に基づくそれぞれのタームから検索タームを抽出し、抽出した検索タームをテレビジョン放送受像装置20へ送信する。次に、送信した検索タームを受信し、テレビ番組を表示部40の第1表示領域61の検索窓63に表示している間、受信された検索タームを検索窓63に所定期間ごとに切り替えて順次表示する。そして、表示した検索タームの選択を受け付け、受け付けた検索タームをクエリとして検索サーバ3へ送信する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、テレビ番組のメタ情報に基づく検索方法、検索システム、及び検索ターム生成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、テレビジョン放送受像装置において、テレビ番組と共に、テレビ番組の番組情報、字幕情報、EPG(Electronic Program Guide)情報等のテレビ番組のメタ情報を表示する技術が知られている。また、このようなメタ情報を用いて、ユーザにサービスを提供する技術も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1には、以下に示す技術が提案されている。まず、検索対象となる番組の番組情報(メタ情報)に含まれるキーワードを取得し、取得したキーワードから番組のジャンルを判定する。そして、番組のジャンルがスポーツ番組、バラエティ番組、又はニュース番組であると判定された場合には、番組情報に含まれる出演者の名前によって検索を行う。また、映画番組又はドラマ番組であると判定された場合には、番組情報に含まれる出演者の役名によって検索を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008−22292号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に提案される技術では、テレビ番組のメタ情報を用いて検索を実行する際に、ユーザの操作によってテレビ番組名を選択する必要があった。一方で、視聴中に興味を持ったテレビ番組の内容や出演者の情報等について、素早く検索するための技術が要請されている。
【0006】
そこで、本発明は、テレビ番組のメタ情報に基づいて、ユーザが視聴中に興味を持ったテレビ番組に関する情報を素早く検索することができるテレビ番組のメタ情報に基づく検索方法、検索システム、及び検索ターム生成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明では、以下のような解決手段を提供する。
【0008】
(1)表示部を有し、遠隔操作端末からの入力を受け付けるテレビジョン放送受像装置と、前記テレビジョン放送受像装置と通信回線を介して接続可能な検索ターム生成装置及び検索サーバとにより実行されるテレビ番組のメタ情報に基づく検索方法であって、前記検索ターム生成装置が、テレビ番組のメタ情報を形態素解析する形態素解析ステップと、前記検索ターム生成装置が、形態素解析された前記メタ情報に基づく形態素を用いて検索タームが記憶される検索ターム記憶手段から抽出した前記検索タームを前記テレビジョン放送受像装置へ送信する検索ターム送信ステップと、前記テレビジョン放送受像装置が、送信された前記検索タームを受信し、前記テレビ番組を前記表示部の第1表示領域に表示している間、受信した前記検索タームを前記第1表示領域上に表示される第2表示領域に所定期間ごとに切り替えて順次表示する切り替え表示ステップと、前記テレビジョン放送受像装置が、切り替えて表示される前記検索タームの選択を前記遠隔操作端末からの入力により受け付けて、受け付けた前記検索タームをクエリとして前記検索サーバへ送信し、送信したクエリに対する検索結果を前記検索サーバから受信する検索結果受信ステップとを備えることを特徴とするテレビ番組のメタ情報に基づく検索方法。
【0009】
(1)の構成によれば、検索方法は、テレビ番組のメタ情報を取得し、取得したメタ情報を形態素解析する。次に、形態素解析されたメタ情報に基づく形態素を用いて検索タームが記憶される検索ターム記憶手段から検索タームを抽出し、抽出した検索タームをテレビジョン放送受像装置へ送信する。次に、送信した検索タームを受信し、テレビ番組を第1表示領域に表示している間、受信された検索タームを第1表示領域上に表示される第2表示領域に所定期間ごとに切り替えて順次表示する。そして、検索タームの選択を遠隔操作端末からの入力により受け付けて、受け付けた検索タームをクエリとして検索サーバへ送信し、送信したクエリに対する検索結果を検索サーバから受信する。
【0010】
したがって、ユーザは、テレビジョン放送受像装置に表示されるテレビ番組の内容に興味を持った場合、第1表示領域に表示される検索タームを選択することで、テレビ番組の内容に関する情報を素早く検索することができる。
【0011】
(2)前記検索ターム送信ステップにおいて、抽出された前記検索タームと共に、該検索タームに関連する関連タームを送信することを特徴とする(1)に記載のテレビ番組のメタ情報に基づく検索方法。
【0012】
(2)の構成によれば、検索方法は、抽出された検索タームと共に、この検索タームに関連する関連タームを送信する。したがって、ユーザは、テレビ番組の内容について検索をする際に、検索タームだけでなく、検索タームに関連する関連タームもクエリとして検索することができる。
【0013】
(3)前記テレビジョン放送受像装置が、切り替えて表示された前記検索ターム又は前記関連タームを一時的に記憶する記憶ステップと、前記テレビジョン放送受像装置が、記憶された前記検索ターム又は前記関連タームを表示する表示ステップと、を更に備え、前記切り替え表示ステップにおいて、表示された前記検索ターム又は前記関連タームの選択を受け付け、前記検索結果受信ステップにおいて、受け付けた前記検索ターム又は前記関連タームをクエリとして送信することを特徴とする(2)に記載のテレビ番組のメタ情報に基づく検索方法。
【0014】
(3)の構成によれば、検索方法は、第1表示領域に表示された検索ターム又は関連タームを一時的に記憶し、記憶した検索ターム又は関連タームを表示する。そして、表示した検索ターム又は関連タームの選択を受け付け、受け付けた検索ターム又は関連タームをクエリとして送信する。
【0015】
したがって、ユーザは、検索ターム又は/及び関連タームを第1表示領域に表示されている間だけでなく、検索ターム又は/及び関連タームが第1表示領域に表示された後であっても、検索タームを又は/及び関連タームをクエリとして検索することができる。
【0016】
(4)表示部を有するテレビジョン放送受像装置と、前記テレビジョン放送受像装置と通信回線を介して接続可能な検索ターム生成装置及び検索サーバとを備えるテレビ番組のメタ情報に基づく検索システムであって、前記検索ターム生成装置は、前記テレビ番組のメタ情報を取得し、形態素解析する形態素解析手段と、形態素解析された前記メタ情報に基づく形態素を用いて検索タームが記憶される検索ターム記憶手段から前記検索タームを抽出し、抽出した前記検索タームを前記テレビジョン放送受像装置へ送信する検索ターム送信手段とを有し、前記テレビジョン放送受像装置は、送信された前記検索タームを受信し、前記テレビ番組を前記表示部の第1表示領域に表示している間、受信した前記検索タームを前記第1表示領域上に表示される第2表示領域に所定期間ごとに切り替えて順次表示する切り替え表示手段と、切り替えて表示される前記検索タームの選択を遠隔操作端末からの入力により受け付けて、受け付けた前記検索タームをクエリとして前記検索サーバへ送信し、送信したクエリに対する検索結果を前記検索サーバから受信する検索結果受信手段とを有することを特徴とするテレビ番組のメタ情報に基づく検索システム。
【0017】
(4)の構成によれば、(1)の検索方法と同様な作用効果を奏する発明を検索システムとして提供可能である。
【0018】
(5)テレビジョン放送受像装置と通信回線を介して接続可能な検索ターム生成装置であって、テレビ番組のメタ情報を取得するメタ情報取得手段と、取得された前記メタ情報を形態素解析する形態素解析手段と、形態素解析された前記メタ情報に基づく形態素を用いて検索タームが記憶される検索ターム記憶手段から前記検索タームを抽出する検索ターム抽出手段と、抽出された前記検索タームを前記テレビジョン放送受像装置にて所定期間ごとに切り替えて表示されるように、前記テレビジョン放送受像装置へ送信する検索ターム送信手段とを備えることを特徴とする検索ターム生成装置。
【0019】
(5)の構成によれば、検索ターム生成装置は、テレビ番組のメタ情報を取得し、取得したメタ情報を形態素解析する。そして、形態素解析したそれぞれの形態素から検索タームを抽出し、抽出した検索タームをテレビジョン放送受像装置へ送信する。
【0020】
したがって、テレビ番組のメタ情報に基づいて、このテレビ番組に関する検索タームを、ユーザに提供することができる。
【発明の効果】
【0021】
本発明によれば、テレビ番組のメタ情報に基づいて、ユーザが視聴中に興味を持ったテレビ番組に関する情報を素早く検索することができるテレビ番組のメタ情報に基づく検索方法、検索システム、及び検索ターム生成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明の一実施形態に係る検索システムを含む構成の概略を示す図である。
【図2】本実施形態の検索ターム生成装置のハードウェア構成を示す図である。
【図3】本実施形態のテレビジョン放送受像装置のハードウェア構成を示す図である。
【図4】本実施形態に係る検索システムの機能構成を示す機能ブロック図である。
【図5】メタ情報DBに記憶されるメタ情報の一例を示すテーブルである。
【図6】抽出ワード辞書DBに記憶される情報の一例を示すテーブルである。
【図7】表示部の画面表示例について示す図である。
【図8】第3表示領域の表示例を示す図である。
【図9】第4表示領域の表示例を示す図である。
【図10】本実施形態の検索ターム生成装置の処理の流れについて示すフローチャートである。
【図11】本実施形態のテレビジョン放送受像装置の処理の流れについて示すフローチャートである。
【図12】本実施形態の検索サーバの処理の流れについて示すフローチャートである。
【図13】本実施形態のテレビジョン放送受像装置の処理の流れについて示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0024】
図1は、本発明の一実施形態に係る検索システム1を含む構成の概略を示す図である。検索システム1、テレビ放送局2、検索サーバ3、サーバ6、及びサーバ7は、ネットワーク5を介して互いに通信可能に接続されている。
【0025】
検索システム1は、検索ターム生成装置10と、テレビジョン放送受像装置20とを備える。
【0026】
検索ターム生成装置10は、ネットワーク5を介して、テレビジョン放送受像装置20へ検索タームを送信する。
【0027】
テレビジョン放送受像装置20は、テレビ放送局2と有線又は無線通信が可能に構成され、テレビ放送局2からテレビ放送波を受信し、受信したテレビ放送波に基づいて、テレビ番組を表示する。
【0028】
[検索ターム生成装置10のハードウェア構成]
図2は、本実施形態の検索ターム生成装置10のハードウェア構成を示す図である。図2に示すように、制御部100を構成するCPU(Central Processing Unit)11(マルチプロセッサ構成ではCPU12等複数のCPUが追加されてもよい)、バスライン13、通信I/F(I/F:インタフェース)14、メインメモリ15、BIOS(Basic Input Output System)16、I/Oコントローラ17、ハードディスク18、光ディスクドライブ19、及び半導体メモリ21を備える。なお、ハードディスク18、光ディスクドライブ19、及び半導体メモリ21を記憶装置200と称する。
【0029】
制御部100は、検索ターム生成装置10を統括的に制御する部分であり、ハードディスク18に記憶された各種プログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、本発明に係る各種機能を実現している。
【0030】
通信I/F14は、検索ターム生成装置10が、ネットワーク5を介してテレビジョン放送受像装置20等の他の装置と情報を送受信する場合のネットワーク・アダプタである。
【0031】
BIOS16は、検索ターム生成装置10の起動時にCPU11が実行するブートプログラムや、検索ターム生成装置10のハードウェアに依存するプログラム等を記録する。
【0032】
I/Oコントローラ17には、ハードディスク18、光ディスクドライブ19、及び半導体メモリ21等の記憶装置200を接続することができる。
【0033】
ハードディスク18は、本ハードウェアを検索ターム生成装置10として機能させるための各種プログラム、本発明の機能を実行するプログラム及び後述するデータベース等を記憶する。なお、検索ターム生成装置10は、外部に別途設けたハードディスク(図示せず)を外部記憶装置として利用することもできる。
【0034】
光ディスクドライブ19としては、例えば、DVD−ROMドライブ、CD−ROMドライブ、DVD−RAMドライブ、CD−RAMドライブを使用することができる。この場合は各ドライブに対応した光ディスク22を使用する。光ディスク22から光ディスクドライブ19によりプログラム又はデータを読み取り、I/Oコントローラ17を介してメインメモリ15又はハードディスク18に提供することもできる。
【0035】
[検索サーバ3のハードウェア構成]
検索サーバ3は、上述した検索ターム生成装置10と同様のハードウェアにより構成される。
【0036】
なお、本発明でいうコンピュータとは、記憶装置、制御部等を備えた情報処理装置をいい、検索ターム生成装置10及び検索サーバ3は、記憶装置、制御部等を備えた情報処理装置により構成される。
【0037】
以上の例は、検索ターム生成装置10及び検索サーバ3について主に説明したが、コンピュータに、プログラムをインストールして、そのコンピュータをサーバ装置として動作させることにより上記で説明した機能を実現することもできる。したがって、本発明において一実施形態として説明した検索ターム生成装置10及び検索サーバ3により実現される機能は、上述の方法を当該コンピュータにより実行することにより、或いは、上述のプログラムを当該コンピュータに導入して実行することによっても実現可能である。
【0038】
[テレビジョン放送受像装置20のハードウェア構成]
図3は、本実施形態のテレビジョン放送受像装置20のハードウェア構成を示す図である。テレビジョン放送受像装置20は、制御部300を構成するCPU(Central Processing Unit)30、バスライン31、通信I/F(I/F:インターフェース)32、ROM(Read−Only Memory)33、RAM(Random Access Memory)34、チューナ部35、デコーダ部36、音声処理部37、映像処理部38、音声出力部39、表示部40、受光部41、及びアンテナ42を備える。また、テレビジョン放送受像装置20の遠隔操作手段として、リモコン50(遠隔操作端末)を備える。
【0039】
通信I/F32は、テレビジョン放送受像装置20がネットワーク5を介して検索ターム生成装置10や検索サーバ3等と情報を送受信する場合のネットワーク・アダプタである。通信I/F32は、モデム、ケーブル・モデム及びイーサネット(登録商標)・アダプタを含んで構成されていてもよい。
【0040】
制御部300は、テレビジョン放送受像装置20を統括的に制御する。制御部300は、例えばROM33に記憶された各種プログラムや、RAM34に一時的に記憶された作業データを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、本発明に係る各種機能を実現している。
【0041】
チューナ部35は、アンテナ42を介してテレビ放送信号を選択的に受信して、受信したテレビ放送信号を復調する。デコーダ部36は、復調した信号を映像データと音声データに分離して、それぞれを復号する。
【0042】
音声処理部37は、音声データをアナログ信号に変換して音声出力部39に供給する。映像処理部38は、映像データをアナログ信号に変換して表示部40に供給する。音声出力部39は、スピーカ等で構成され、音声データを出力する。
【0043】
表示部40は、CRT、LCD、プラズマディスプレイ等で構成され、映像データを出力する。受光部41は、例えばユーザによるリモコン50の操作に応じて発せられる赤外線信号を受信し、受信した赤外線信号を制御部300に通知する。
【0044】
リモコン50は、操作部51と、操作制御部52と、発光部53とを備える。操作部51は、各種操作キーにより構成され、各操作キーにはテレビジョン放送受像装置20の各種動作が対応付けられている。
【0045】
操作制御部52は、ユーザによる操作部51の操作を受け付け、受け付けた操作に応じた赤外線信号を出力するように発光部53を制御する。発光部53は、操作制御部52の制御に応じた赤外線信号を出力する。
【0046】
なお、テレビジョン放送受像装置20は、画像の表示及び音声の出力を行う構成であるが、これに限らない。例えば、STB(Set Top Box)のような、モニタ出力装置を別途設けた受信装置で構成されてもよい。
【0047】
[検索システム1の機能構成]
図4は、本実施形態に係る検索システム1の機能構成を示す機能ブロック図である。検索システム1は、検索ターム生成装置10と、テレビジョン放送受像装置20と、を備える。また、サーバ6は、メタ情報DB60を備え、サーバ7は、抽出ワード辞書DB70(検索ターム記憶手段)を備える。
【0048】
メタ情報DB60は、テレビ番組のメタ情報を記憶する。図5は、メタ情報DB60に記憶されるメタ情報の一例を示すテーブルである。図5に示すように、メタ情報DB60には、テレビ番組の放送された時刻と、この時刻に放送されたテレビ番組のメタ情報と、を対応付けさせて記憶させている。
【0049】
ここで、テレビ番組のメタ情報とは、テレビ番組中に出力された言葉が全てテキスト化されたテキスト情報であり、EPG情報等を含んでいてもよい。
【0050】
抽出ワード辞書DB70は、テレビ番組に関連する情報が記憶されている。図6は、抽出ワード辞書DB70に記憶される情報の一例を示すテーブルである。図6に示すように、抽出ワード辞書DB70には、識別番号と、テレビ番組に出演している人物の人物名と、この人物名に関連性の高い語句である関連タームと、を対応付けさせて記憶させている。以下の説明では、メタ情報として、人物名を抽出ワード辞書DB70から抽出する場合について説明しているが、メタ情報としては、特定の名詞であってよい。
【0051】
図4に戻り、検索ターム生成装置10の機能構成について説明する。検索ターム生成装置10は、メタ情報取得部111と、形態素解析部112と、検索ターム抽出部113と、検索ターム送信部114とを備える。
【0052】
メタ情報取得部111は、メタ情報DB60を参照して、テレビ番組のメタ情報を取得する。
【0053】
形態素解析部112は、メタ情報取得部111により取得されたメタ情報を形態素解析する。ここで、形態素解析とは、与えられた語句を文法上意味のある最小の単位(形態素)に区切ることをいう。
【0054】
検索ターム抽出部113は、形態素解析部112により形態素解析されたそれぞれの形態素から検索タームを抽出する。具体的には、検索ターム抽出部113は、抽出ワード辞書DB70を参照して、形態素解析部112により形態素解析されたそれぞれの形態素と、抽出ワード辞書DB70に記憶されるタームと、が一致するか否か判定する。検索ターム抽出部113は、形態素と一致するタームが存在する場合、そのタームを検索タームとして抽出する。
【0055】
また、検索ターム抽出部113は、メタ情報DB60を参照して、一定期間内のメタ情報が一定数未満の場合、検索タームと共に、関連タームを送信するように構成してもよい。
【0056】
検索ターム送信部114は、検索ターム抽出部113により抽出された検索ターム又は/及び関連タームをネットワーク5を介して、テレビジョン放送受像装置20へ送信する。
【0057】
次に、テレビジョン放送受像装置20の機能構成について説明する。テレビジョン放送受像装置20は、検索ターム受信部121と、テレビ番組表示制御部122と、検索ターム切替制御部123と、選択受付部124と、クエリ送信部125と、検索結果表示制御部126と、検索ターム記憶部127とを備える。
【0058】
検索ターム受信部121は、検索ターム生成装置10の検索ターム送信部114により送信された検索ターム又は/及び関連タームを受信する。
【0059】
テレビ番組表示制御部122は、映像データとしてのテレビ番組を表示部40の第1表示領域61に表示する。
【0060】
検索ターム切替制御部123は、テレビ番組を第1表示領域61に表示している間、検索ターム受信部121により受信された検索タームを第1表示領域61上に表示される第2表示領域62に所定期間ごとに切り替えて順次表示する。
【0061】
選択受付部124は、検索ターム切替制御部123により第2表示領域62に表示される検索タームの選択をリモコン50の操作部51からの入力により受け付ける。
【0062】
クエリ送信部125は、選択受付部124により受け付けた検索タームをクエリとして検索サーバ3へ送信する。
【0063】
検索結果表示制御部126は、クエリ送信部125により送信されたクエリに応じた検索結果を検索サーバ3から受け付ける。そして、検索結果表示制御部126は、受け付けた検索結果を表示部40の第4表示領域67に表示する。
【0064】
検索ターム記憶部127は、例えば、検索タームと、検索タームを受信した時間と、を対応付けさせて、一時的に記憶させる。
【0065】
次に、検索サーバ3の機能構成について説明する。検索サーバ3は、クエリ受信部310と、検索実行部320と、検索結果取得部330と、検索結果送信部340と、検索ログDB350と、データ生成部360と、を備える。
【0066】
クエリ受信部310は、テレビジョン放送受像装置20のクエリ送信部125により送信されたクエリを受信する。検索実行部320は、クエリ受信部310により受信されたクエリを用いて検索を実行する。
【0067】
検索結果取得部330は、検索実行部320により検索された検索結果を取得する。検索結果送信部340は、検索結果取得部330により取得された検索結果をテレビジョン放送受像装置20へ送信する。
【0068】
検索ログDB350は、例えば、テレビジョン放送受像装置20から受信したクエリと、このクエリを用いて検索された検索結果と、セッションと、クエリを受信した時間とを対応付けさせて記憶させている。
【0069】
データ生成部360は、検索ログDB350を参照して、各種のデータを生成する。例えば、データ生成部360は、検索ログDB350に記憶されるセッションによって各々のテレビジョン放送受像装置20を特定し、一定期間に特定のクエリ(例えば、テレビ番組に出演している人物)が検索されたテレビジョン放送受像装置20の数を算出する。そして、算出した値に基づいて、テレビ番組に出演している人物の関心度を算出することができる。
【0070】
<テレビジョン放送受像装置20の表示例>
ここで、検索ターム又は/及び関連タームの表示例、及び検索結果の表示例について図7〜図9を参照しながら説明する。図7は、表示部40の画面表示例について示す図である。図7〜図9に示すように、表示部40には、第1表示領域61と、第2表示領域62と、第3表示領域66と、第4表示領域67と、が設けられる。
【0071】
第2表示領域62、第3表示領域66、及び第4表示領域67は、第1表示領域61上に重畳して表示される。
【0072】
第1表示領域61には、主として、テレビ放送信号に基づくテレビ番組や各種情報等の映像データが表示される。第2表示領域62には、検索窓63と、検索実行ボタン64と、後で検索ボタン65とが表示される。
【0073】
第3表示領域66は、後で検索ボタン65が押下された場合に、検索ターム又は/及び関連タームを表示する領域である。第4表示領域67は、検索ターム又は/関連タームをクエリとして用いた場合、このクエリに対する検索結果を表示する領域である。
【0074】
検索窓63には、検索ターム切替制御部123により検索ターム又は/及び関連タームが順次切り替えて表示される。例えば、検索窓63には、図7(a)及び図7(b)に示すように、検索ターム「ウッキー」が表示されてから(図7(a)参照)所定期間後に、検索ターム「中本興業」を切り替えて表示する(図7(b)参照)。
【0075】
検索実行ボタン64は、検索窓63に表示される検索ターム又は関連タームの選択を受け付ける。具体的には、選択受付部124は、検索窓63に検索ターム又は関連タームが表示された状態で、操作部51の操作により検索実行ボタン64の押下を受け付ける。
【0076】
そして、クエリ送信部125は、選択受付部124により受け付けた検索ターム又は関連タームをクエリとして検索サーバ3へ送信する。
【0077】
後で検索ボタン65は、検索ターム記憶部127に記憶された検索ターム又は/及び関連タームを第3表示領域66に表示させるための操作部51による操作を受け付ける。
【0078】
図8は、第3表示領域66の表示例を示す図である。図8に示すように、選択受付部124により、後で検索ボタン65の押下を受け付けた場合、第3表示領域66には、検索ターム記憶部127に記憶される検索ターム又は/及び関連タームが検索ターム切替制御部123により表示される。
【0079】
これにより、テレビジョン放送受像装置20のユーザは、検索ターム又は/及び関連タームを検索窓63に表示されている間だけでなく、検索タームが検索窓63に表示された後であってもその検索タームをクエリとして検索することができる。
【0080】
図9は、第4表示領域67の表示例を示す図である。図9に示すように、第4表示領域67には、クエリとしての検索タームに対する検索結果が検索結果表示制御部126により表示される。
【0081】
<処理の流れ>
図10は、本実施形態の検索ターム生成装置10の処理の流れについて示すフローチャートである。
【0082】
ステップS1において、メタ情報取得部111は、メタ情報DB60を参照して、テレビ番組のメタ情報を取得する。
【0083】
ステップS2において、形態素解析部112は、メタ情報取得部111により取得されたメタ情報を形態素解析する。
【0084】
ステップS3において、検索ターム抽出部113は、形態素解析部112により形態素解析されたそれぞれの形態素と、抽出ワード辞書DB70に記憶されるタームと、が一致するか否か判定する。一致する場合(Yes)には、ステップS4へ移る。一方、一致しない場合(No)には、処理を終了する。
【0085】
ステップS4において、検索ターム抽出部113は、抽出ワード辞書DB70に記憶されるタームと一致した形態素を検索タームとして抽出する。
【0086】
ステップS5において、検索ターム送信部114は、検索ターム抽出部113により抽出された検索ターム又は/及び関連タームをテレビジョン放送受像装置20へ送信する。
【0087】
図11は、本実施形態のテレビジョン放送受像装置20の処理の流れについて示すフローチャートである。なお、本フローチャートでは、テレビ番組表示制御部122により、既に表示部40の第1表示領域61にテレビ番組が表示されてることを前提として説明する。
【0088】
ステップS11において、検索ターム受信部121は、検索ターム生成装置10の検索ターム送信部114により送信された検索ターム又は/及び関連タームを受信する。
【0089】
ステップS12において、検索ターム切替制御部123は、一定期間内の検索タームが所定数を超えるか否かを判定する。一定期間内の検索タームが所定数を超える場合(Yes)には、ステップS13へ移る。一方、一定期間内の検索タームが所定数を超えない場合(No)には、ステップS14へ移る。
【0090】
ステップS13において、検索ターム切替制御部123は、ステップS11において受信した検索タームを検索窓63に順次表示する。
【0091】
ステップS14において、検索ターム切替制御部123は、ステップS11において受信した検索ターム及び関連タームを検索窓63に順次表示する。
【0092】
ステップS15において、選択受付部124は、操作部51による検索ボタンの押下操作により、所定期間内に検索ターム又は/及び関連タームの選択を受け付けたか否かを判定する。所定期間内に検索ターム又は/及び関連タームの選択を受け付けた場合(Yes)には、ステップS19へ移る。一方、所定期間内に検索ターム又は/及び関連タームの選択を受け付けない場合(No)には、ステップS16へ移る。
【0093】
ステップS16において、検索ターム切替制御部123は、検索ターム又は/及び関連タームと、検索ターム又は/及び関連タームを受信した時間と、を対応付けさせて、検索ターム記憶部127に記憶させる。
【0094】
ステップS17において、選択受付部124は、操作部51による検索ボタンの押下操作により、後で検索ボタン65の選択を受け付けたか否かを判定する。後で検索ボタン65の選択を受け付けた場合(Yes)には、ステップS18へ移る。一方、後で検索ボタン65の選択を受け付けない場合(No)には、ステップS17へ移る。
【0095】
ステップS18において、検索ターム切替制御部123は、第3表示領域66に検索ターム又は/及び関連タームを表示させ、ステップS15へ移る。
【0096】
ステップS19において、クエリ送信部125は、ステップS15において選択受付部124により受け付けた検索ターム又は関連タームをクエリとして検索サーバ3へ送信する。
【0097】
図12は、本実施形態の検索サーバ3の処理の流れについて示すフローチャートである。
【0098】
ステップS21において、テレビジョン放送受像装置20のクエリ送信部125により送信されたクエリを受信する。
【0099】
ステップS22において、検索実行部320は、クエリ受信部310により受信されたクエリを用いて検索を実行する。
【0100】
ステップS23において、検索実行部320により検索されたクエリに対する検索結果を取得する。
【0101】
ステップS24において、検索結果取得部330により取得された検索結果をテレビジョン放送受像装置20へ送信する。
【0102】
図13は、本実施形態のテレビジョン放送受像装置20の処理の流れについて示すフローチャートである。なお、本フローチャートは、テレビジョン放送受像装置20により検索ターム又は関連タームをクエリとして送信した(図11のステップS19に相当)後の処理であることを前提として説明する。
【0103】
ステップS31において、検索結果表示制御部126は、図11のステップS19においてクエリ送信部125により送信されたクエリに応じた検索結果を、検索サーバ3から受け付ける。
【0104】
ステップS32において、検索結果表示制御部126は、受け付けた検索結果を第4表示領域67に表示する。
【0105】
本実施形態によれば、テレビ番組のメタ情報を取得し、取得したメタ情報を形態素解析する。次に、形態素解析したメタ情報に基づくそれぞれのタームから検索タームを抽出し、抽出した検索タームをテレビジョン放送受像装置20へ送信する。次に、送信した検索タームを受信し、テレビ番組を表示部40の検索窓63に表示している間、受信された検索タームを検索窓63に所定期間ごとに切り替えて順次表示する。そして、表示した検索タームの選択を受け付け、受け付けた検索タームをクエリとして検索サーバ3へ送信する。そして、送信したクエリに対する検索結果を検索サーバ3から受信する。
【0106】
したがって、ユーザは、テレビジョン放送受像装置20に表示されるテレビ番組の内容に興味を持った場合、検索窓63に表示される検索タームを選択することで、テレビ番組の内容に関する情報を素早く検索することができる。
【0107】
また、本実施形態によれば、検索ターム送信部114は、検索ターム抽出部113により抽出された検索タームと共に、この検索タームに関連する関連タームを送信する。したがって、ユーザは、テレビ番組の内容について検索をする際に、検索タームだけでなく、検索タームに関連する関連タームもクエリとして検索することができる。
【0108】
また、本実施形態によれば、検索窓63に表示された検索ターム又は関連タームを一時的に記憶し、記憶した検索ターム又は関連タームを第3表示領域66に表示する。そして、表示した検索ターム又は関連タームの選択を受け付け、受け付けた検索ターム又は関連タームをクエリとして検索サーバ3へ送信する。
【0109】
したがって、ユーザは、検索ターム又は関連タームを検索窓63に表示されている間だけでなく、検索ターム又は/及び関連タームが検索窓63に表示された後であっても、検索ターム又は/及び関連タームをクエリとして検索することができる。
【0110】
また、本実施形態の検索ターム生成装置10によれば、テレビ番組のメタ情報を取得し、取得したメタ情報を形態素解析する。そして、形態素解析したそれぞれの形態素から検索タームを抽出し、抽出した検索タームをテレビジョン放送受像装置20へ送信する。
【0111】
したがって、テレビ番組のメタ情報に基づいて、このテレビ番組に関する検索タームをテレビジョン放送受像装置20のユーザに提供することができる。
【0112】
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。例えば、上述した実施形態では、検索タームが表示される第3表示領域66と、検索結果が表示される第4表示領域67とは、異なる表示領域であるが、本発明はこれに限らず、同一の表示領域に表示されていてもよい。
【0113】
また、上述した実施形態では、メタ情報DB60と、抽出ワード辞書DB70とは、それぞれサーバ6内と、サーバ7内とに設けられていたが、本発明はこれに限らない。例えば、メタ情報DB60及び抽出ワード辞書DB70が、検索ターム生成装置10内に設けられていてもよい。
【0114】
また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
【符号の説明】
【0115】
1 検索システム
10 検索ターム生成装置
20 テレビジョン放送受像装置
70 抽出ワード辞書DB
111 メタ情報取得部
112 形態素解析部
113 検索ターム抽出部
114 検索ターム送信部
121 検索ターム受信部
122 テレビ番組表示制御部
123 検索ターム切替制御部
124 選択受付部
125 クエリ送信部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示部を有し、遠隔操作端末からの入力を受け付けるテレビジョン放送受像装置と、前記テレビジョン放送受像装置と通信回線を介して接続可能な検索ターム生成装置及び検索サーバとにより実行されるテレビ番組のメタ情報に基づく検索方法であって、
前記検索ターム生成装置が、テレビ番組のメタ情報を形態素解析する形態素解析ステップと、
前記検索ターム生成装置が、形態素解析された前記メタ情報に基づく形態素を用いて検索タームが記憶される検索ターム記憶手段から抽出した前記検索タームを前記テレビジョン放送受像装置へ送信する検索ターム送信ステップと、
前記テレビジョン放送受像装置が、送信された前記検索タームを受信し、前記テレビ番組を前記表示部の第1表示領域に表示している間、受信した前記検索タームを前記第1表示領域上に表示される第2表示領域に所定期間ごとに切り替えて順次表示する切り替え表示ステップと、
前記テレビジョン放送受像装置が、切り替えて表示される前記検索タームの選択を前記遠隔操作端末からの入力により受け付けて、受け付けた前記検索タームをクエリとして前記検索サーバへ送信し、送信したクエリに対する検索結果を前記検索サーバから受信する検索結果受信ステップとを備えることを特徴とするテレビ番組のメタ情報に基づく検索方法。
【請求項2】
前記検索ターム送信ステップにおいて、抽出した前記検索タームと共に、該検索タームに関連する関連タームを送信することを特徴とする請求項1に記載のテレビ番組のメタ情報に基づく検索方法。
【請求項3】
前記テレビジョン放送受像装置が、切り替えて表示された前記検索ターム又は前記関連タームを一時的に記憶する記憶ステップと、
前記テレビジョン放送受像装置が、記憶された前記検索ターム又は前記関連タームを表示する表示ステップと、を更に備え、
前記切り替え表示ステップにおいて、表示された前記検索ターム又は前記関連タームの選択を受け付け、
前記検索結果受信ステップにおいて、受け付けた前記検索ターム又は前記関連タームをクエリとして送信することを特徴とする請求項2に記載のテレビ番組のメタ情報に基づく検索方法。
【請求項4】
表示部を有し、遠隔操作端末からの入力を受け付けるテレビジョン放送受像装置と、前記テレビジョン放送受像装置と通信回線を介して接続可能な検索ターム生成装置及び検索サーバとを備えるテレビ番組のメタ情報に基づく検索システムであって、
前記検索ターム生成装置は、
前記テレビ番組のメタ情報を形態素解析する形態素解析手段と、
形態素解析された前記メタ情報に基づく形態素を用いて検索タームが記憶される検索ターム記憶手段から抽出した前記検索タームを前記テレビジョン放送受像装置へ送信する検索ターム送信手段とを有し、
前記テレビジョン放送受像装置は、
送信された前記検索タームを受信し、前記テレビ番組を前記表示部の第1表示領域に表示している間、受信した前記検索タームを前記第1表示領域上に表示される第2表示領域に所定期間ごとに切り替えて順次表示する切り替え表示手段と、
切り替えて表示される前記検索タームの選択を前記遠隔操作端末からの入力により受け付けて、受け付けた前記検索タームをクエリとして前記検索サーバへ送信し、送信したクエリに対する検索結果を前記検索サーバから受信する検索結果受信手段とを有することを特徴とするテレビ番組のメタ情報に基づく検索システム。
【請求項5】
テレビジョン放送受像装置と通信回線を介して接続可能な検索ターム生成装置であって、
テレビ番組のメタ情報を取得するメタ情報取得手段と、
取得された前記メタ情報を形態素解析する形態素解析手段と、
形態素解析された前記メタ情報に基づく形態素を用いて検索タームが記憶される検索ターム記憶手段から前記検索タームを抽出する検索ターム抽出手段と、
抽出された前記検索タームを前記テレビジョン放送受像装置にて所定期間ごとに切り替えて表示されるように、前記テレビジョン放送受像装置へ送信する検索ターム送信手段とを備えることを特徴とする検索ターム生成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公開番号】特開2010−170191(P2010−170191A)
【公開日】平成22年8月5日(2010.8.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−9903(P2009−9903)
【出願日】平成21年1月20日(2009.1.20)
【出願人】(500257300)ヤフー株式会社 (1,128)
【Fターム(参考)】