説明

テーブル上で運搬された製品を整列させるための方法および設備

本発明に係る方法は、その入り口と出口の間で整列テーブル(13)上を斜め方向にボトル(1)を案内すること、および同時に、基準速度Vnよりも高い速度に達するために入り口からテーブル(13)の一部の上においてボトル(1)の速度を徐々に高めることを具備する。本方法はさらに、移送コンベア(14)によって形成された列の形態での、その排出前に整列テーブル(13)の下流部分において、少なくとも2回の交互の間隔をつめる操作と間隔をあける操作をボトル(1)に対して実施することを具備する。本方法を実施するための設備は、特に、バンド(15as)上を走行するボトル(1)の間隔をつめる操作と間隔をあける操作を一つの対から他の対へ互い違いの様式で実施するために、異なる速度で各対内で作動させられる少なくとも二つのバンドの対(15.1,15.2および15.3,15.4...)を含むバンドの群を具備してなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、たとえばアキュムレーター、あるいはその他のデバイスの後で、供与テーブルを離れたボトル型製品の流れを、前後に連なるように整列させるための方法に関する。それはまた、当該方法を実施するべく構成された設備に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ボトルの流れを単一の列へと変化させることを可能とする設備が開示されているが、ここで当該ボトルは、充填あるいはその他のユニットへと、前後に連なる状態で運搬される。
【0003】
この設備は、たとえば、集積テーブルからやって来るボトルの流れを処理する供与テーブルを具備してなる。このテーブルは、基準速度Vnと呼ばれる速度で、それらを前方に移動させることによってボトルの流れを運搬するための並置されたエンドレスバンドから形成されており、これによって、集積テーブル上でボトルを放出する生産ユニットの流れ速度に概ね対応する流れ速度に達することが可能となる。
【0004】
ボトルは、供与テーブルから、やはり並置されたエンドレスバンドから、そしてガイドから形成された整列テーブルへと前進するが、このガイドは、整列テーブル上に斜め方向に配置されており、それらがテーブルの下流側端部に向かって、特に放出コンベアに向かって移動するとき、ボトルを一つのバンドから他のバンドへと移動させる。
【0005】
整列テーブルの異なるエンドレスベルトは、当該テーブルの入り口から徐々に増加する速度で作動させられる。こうした速度は、ボトルの流れを引き伸ばすために、累進的に増加し、しかも、ボトルがこの整列テーブルに沿って前進するとき、それらが一列に整列状態となることを可能とする。
【0006】
マルチバンドテーブルにおける速度の増加によって、ボトル間のスペースが増大し、そしてガイドによって生じる合力によってボトルは互いの間に押し込まれる。
【0007】
供与(すなわち移行)テーブルに特殊な機構を備えた類似の設備が特許文献2には開示されているが、これは、集積テーブルと整列テーブルとの間に延在している。
【0008】
生産速度(これはますます高速である)は、適切な距離にわたってボトルの整列状態を保証することを可能としない。
【0009】
こうした設備に施された工夫にも関わらず、製品の整列は問題を抱えており、整列テーブル上で費やされる時間が増加させられかつテーブルが延長された場合でさえ、依然として、製品が列内に首尾よく統合されないという問題が生じる。
【0010】
特許文献1において、この問題は、整列テーブルの上流部分において押し込まれていないボトルを戻す再統合コンベアを、放出コンベアの縁に付加することによって解決されている。
【0011】
この解決策は、ガイドに対する摩擦によって生じるボトルに対する変化および損傷のリスクを伴ってボトルのハンドリングを増加させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0012】
【特許文献1】仏国特許発明第2330618号明細書
【特許文献2】欧州特許第1497208号明細書
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0013】
本発明によれば、設備を複雑化することなく、効果的かつより論理的な様式で、この整列問題に対処することができる。
【0014】
さらに、本発明によれば、生産速度の関数として、かつ、ボトルの種類の関数として、テーブル上のボトルの速度を適合させることが必要である場合、調整を簡素化することが可能であり、あるボトルは他のものよりも、より安定である。
【0015】
オペレーターは、整列させるべき製品のこうした特性およびパラメータを、製品に関するリスクを伴わずに、特に落下のリスクを伴わずに、整列工程を最適化すると共に最大の収率を実現するために、一層容易に考慮に入れることができる。
【0016】
上記方法の実施のための設備は、ある程度のコンパクトさを維持する。すなわち、それは、上記文献に開示された設備よりも、より有益な寸法を持つことさえ可能である。
【0017】
本発明によれば、当該方法は、マルチバンド型の整列テーブル上で、供与テーブルを経て、流れに到達するボトルを、前後に連なった状態で整列するものであり、当該方法は、
その入り口と出口との間で、整列テーブル上で斜め方向にボトルを案内することと、同時に、
入り口から、整列テーブルの一部にわたって上記ボトルの速度を徐々に高めることと、そしてさらに、
移送コンベアによる、形成された列の形態での、その排出の前に、ボトルに対して、整列テーブルの下流部分において、少なくとも2回の交互の間隔をつめる操作および間隔をあける操作を実施することと、
を具備するが、この操作は、第2のライン内に配置されたボトルに、ギャップが直ちに列に合流するのに十分なほど大きくはない場合でさえ、このギャップ内に位置する可能性を与えることによって、そして、以降の間隔をあける操作において上記列に容易に合流する前に、以降の間隔をつめる操作に打ち勝つためにクサビ効果によって、このギャップ内で保持されることによって、ボトルの統合のチャンスを増大させる。
【0018】
本発明によれば、本方法は、Vnないし1.1Vnの範囲内に存在する速度で、間隔をつめる操作を実施することを具備してなる。
【0019】
本発明の他の態様によれば、本方法は、1.2Vnないし1.3Vnの範囲内に存在する速度で、間隔をあける操作を実施することを具備してなる。
【0020】
本発明はまた、上述した方法を実施するべく構成された装置に関する。
【0021】
本発明に係る設備は、特に、適切な速度で、ボトルの流れを運搬する供与テーブルと、それが形成されたとき、基準速度Vnよりも高い速度でボトルの列を排出する移送コンベアと、これら二つの間の、その二つの端部間で斜め方向に配置されたガイドが設置されたマルチバンド整列テーブルであって、バンドの二つの群を具備してなるマルチバンド整列テーブルと、
上記供与テーブルから来るボトルを、可能な限り、受け取りかつ整列させるバンドの第1の群であって、基準速度Vnよりも高い速度に徐々に達するように、供与テーブルによる、ボトルの供給の速度よりも実質的に高い速度から始まる増加する速度で作動させられるバンドの第1の群と、
バンドの上を走行するボトルの間隔をつめる操作およびその間隔をあける操作を、互い違いの様式でかつ一つの対から他の対へと、実施するために、移送コンベアの前に配置され、各対内で異なる速度で作動させられるバンドの少なくとも二つの対によって形成された、バンドの第2の群と、
を具備してなる。
【0022】
さらに本発明によれば、バンドの各対に関して、ボトルの間隔をつめる操作に関連する上流側バンドは、Vnないし1.1Vnの範囲内に存在する速度で作動し、かつ、ボトルの間隔をあける操作に関連する下流側バンドは、1.2Vnないし1.3Vnの範囲内に存在する速度で作動する。
【0023】
一般的な様式では、異なる対のバンドは、同一の駆動シャフトによって、その端部の一方において駆動されるが、それは異なる直径のギアホイールを具備してなる。
【0024】
以下、本発明について、図面を参照して、さらに詳しく説明する。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】特に本発明に基づく整列テーブルを具備してなる設備の概略平面図である。
【図2】異なるバンドの速度の指標と共に、整列テーブルの下流部分において、移送コンベア前に配置されたバンドの対の上流側部分を示す図である。
【図3】整列テーブルの下流部分において、まだ統合されていないボトルを整列させる工程を示す概略図である。
【図4】整列テーブルの下流部分において、まだ統合されていないボトルを整列させる工程を示す概略図である。
【図5】整列テーブルの下流部分において、まだ統合されていないボトルを整列させる工程を示す概略図である。
【図6】整列テーブルの下流部分において、まだ統合されていないボトルを整列させる工程を示す概略図である。
【図7】整列テーブルの下流部分において、まだ統合されていないボトルを整列させる工程を示す概略図である。
【図8】整列テーブルの下流部分において、まだ統合されていないボトルを整列させる工程を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0026】
図1に示す設備は、たとえば、ボトル型製品(1)の製造のための全体設備に、充填装置とラベリング装置(図示せず)との間に組み込まれる。
【0027】
この設備は、上記文献、特に欧州特許第1497208号明細書に開示されているタイプのものである。
【0028】
それは、整列テーブル(13)に供給する供与テーブル(12)を具備してなるが、この整列テーブル(13)はそれらの間の圧力を伴わずに、製品(1)を一列に配列し、この結果、それらは、次の目的地:たとえばラベリングユニットへと、適当なコンベア(14)によって移送できる。
【0029】
これら異なるテーブルは、モジュラー型電動エンドレスバンド(15)によって形成されるが、これは、その上で製品がスライドできる連続したフラットな面を形成する。
【0030】
これらエンドレスバンド(15)の速度は、ある場所と他の場所とでは異なっている。上記文献仏国特許発明第2330618号明細書において言及されているように、バンドの速度は、集積テーブルにおいては(すなわち供与テーブル(12)の上流においては)極めて低い。
【0031】
速度は供与テーブル(12)のバンドの群に関して、より高いが、これは図1では(15d)で示している。この速度は、ある程度、上流および下流生産ユニットの生産速度の関数であり、かつ、いわゆる基準速度Vnの関数として規定され、この基準速度は、(生産速度)と(ボトルの直径)との積に対応する。
【0032】
移送コンベア(14)は、概ね1.2Vnのオーダーのものである速度で作動させられる。
【0033】
供与テーブル(12)と移送コンベア(14)との間で速度が増加するが、これは、ボトル(1)間にスペースを形成すると共にそれらを前後に連なるように整列させることを可能とする。
【0034】
この整列状態を実現するために、ガイド(16)が、上記テーブルの二つの端部間で斜め方向に、整列テーブル(13)の上に配置される。
【0035】
このガイド(16)の傾きは、設備の長さに影響する。それはまた、バンドの幅、その速度、および、ボトルと直に関連付けられたパラメータ、たとえばその直径およびその安定性といった、その他のパラメータと共に、ボトルの整列の効率に影響する。
【0036】
整列テーブル(13)は二つの部分、すなわち、テーブル(12)によって供給されたボトル(1)の流れを受けるために供与テーブル(12)に続いて配置された一次テーブル(13p)と、この一次テーブル(13p)と移送コンベア(14)との間に配置された二次テーブル(13s)とからなる。
【0037】
整列テーブル(13p)上で、バンド(15a)の速度は、基準速度Vnの1.2倍のオーダーのものである速度に達するよう徐々に増加する。
【0038】
ボトルは、一次テーブル(13p)を形成する異なるバンド(15ap)の速度の累進的増加によって、ガイド(16)上で整列させられる。(供与テーブル(12)の出口から始まる)バンド(15ap)の速度の漸進的な増加は、これらバンド(15ap)によって駆動されるボトル(1)間にスペースを形成する。
【0039】
ガイド(16)はボトル(1)を誘導し、そしてとりわけ、それは、両側のボトルを分離させることによって、列内に居場所を見つけるのが困難なものを助けるのに十分な合力を発生させる。
【0040】
こうした構造にも関わらず、製品が二列に渋滞しかつ列内に自身の居場所を確保できないことがあり、これは、さらに、移送コンベア(14)において問題を引き起こし得る。
【0041】
二次整列テーブル(13s)は、ボトル(1)の整列処理を完了させることを可能とするバンド(15as)を具備してなる。
【0042】
当該テーブル(13s)は、完全な効率を実現するために、バンド(15as)のいくつかの対から、少なくとも二つの対から、そして好ましくは三つの対からなる。
【0043】
これら三つの対のバンド(15as)は、図2では、(15.1)ないし(15.6)で示されている。
【0044】
第1のバンド(15.1)(これは一次テーブル(13p)の最終バンド(15ap)の後に配置される)は、上記バンド(15ap)のそれよりも低い速度で作動させられる。
【0045】
第2のバンド(15.2)は、速度低下および上昇を交互に繰り返しながら、第1のバンド(15.1)などよりも高い速度で動く。
【0046】
速度は、基準速度Vnと、運搬されるボトル(1)の特性およびパラメータとを考慮して選択される。
【0047】
第1のバンド(15.1)の速度は、基準速度Vnのオーダーのものであってもよく、先行バンド(15ap)の速度は、先に言及したように、1.2Vnである。第2のバンド(15.2)の速度は、1.2Vn程度のオーダーのものである。奇数バンド(15.1,15.3,15.5)は、偶数バンド(15.2,15.4,15.6)のそれよりも低い速度を有する。
【0048】
だが、上述したさまざまなパラメータ、そして特にボトル(1)の安定性の関数として、第3のバンド(15.3)の速度は僅かに高く、たとえば1.1Vnであってもよく、そして第4のバンド(15.4)のそれは1.3Vnのオーダーのものであってもよい。この僅かに高い速度はまた、次のバンドに適用可能である。
【0049】
バンド(15.1ないし15.6)は同じ駆動シャフト(17)によって、その端部の一方において駆動されるが、当該シャフトは、異なる直径のホイール(認識はできない)を、通常様式で具備してなる。
【0050】
図3ないし図8は、二次整列テーブル(13s)の始まりと終わりの間に、どのようにしてボトルの列が生じるかを示している。
【0051】
図3に示すボトル(3)ないし(7)の列は、テーブル(13s)の始点において、第2のラインに存在する、一つの非統合ボトル(5)を含む。
【0052】
バンド(15.1)上へのボトルの列の移動(図4)は、ボトル(3)ないし(7)の列の間隔をつめる効果を有し、その一方、ガイド(16)に当接した状態で、それらを前進させるが、このガイドは、統合を促進する合力を発生させる。
【0053】
続いて、バンド(15.2)(その速度はバンド(15.1)のそれよりも高い)上へのボトルの列の移動は、列の割裂を引き起こす(図5)。すなわち、ボトルは互いに離間するように移動し、そしてボトル(5)は、ボトル(4)とボトル(6)との間に生じるスペース内に送り込まれる。
【0054】
図5および図6に示すように、ボトル(4)とボトル(6)との間のスペースは、二つのものの間へのボトル(5)の完全な統合を可能とするのに十分なほど大きくはない。だが、この統合は、ボトル(4)とボトル(5)との間のウェッジ効果によって、ボトル(5)を保持することを可能とするには十分なものであり、それらはバンド(15.3)上を一緒に前進する。
【0055】
このバンド(15.3)(その速度は先行バンド(15.2)のそれよりも低い)によって、ボトル(3ないし7)の列の間隔をつめる新しい段階が生じるが、この間隔をつめることは、これら三つのボトルは既に接触しているので、ボトル(4ないし6)の群には作用せず、そして上記クサビ効果によって他の二つの間にスペースを維持しているのはボトル(5)である。
【0056】
直径に依存して5ないし12のオーダーの制限された数のボトルを備えたボトルの列を形成することによって、この列内での相互間のボトル圧力を低減することが可能となるが、こうした特性はクサビ効果をより有効なものとする。ボトルの直径が小さくなればなるほど、クサビ効果はより有効になる。
【0057】
バンド(15.4)は、続いて、図7に示すように、列および列内のボトルの互いの、特にボトル(4)と(6)との間隔の引き伸ばしの新しい段階を引き起こす。このとき、図8に示すように、ボトル(5)は、ボトルの列が前進するにつれて、ボトル(4)とボトル(6)との間に入り込むことができる。
【0058】
それが移送コンベア(14)に到達する前に、その整列を首尾よく完了させることを可能とするのが、この連続するボトルの間隔をつめる操作および間隔をあける操作である。スタート時に二列であったボトル(5)がバンド(15.4)上にその居場所が見つからない場合、それは、その後、バンド(15.6)上にそれを見出すことができる。
【0059】
本整列方法および設備は、たとえばガラス瓶あるいは金属缶といった、ガラスあるいは熱可塑性プラスチックからなるボトルと同等のあらゆる種類の製品、およびさまざまな形状(楕円あるいは実質的に円形)の製品に適している。
【符号の説明】
【0060】
1 ボトル型製品
3〜7 ボトル
12 供与テーブル
13 整列テーブル
13p 一次テーブル
13s 二次テーブル
14 移送コンベア
15 エンドレスバンド
15.1,15.3,15.5 奇数バンド
15.2,15.4,15.6 偶数バンド
15a,15ap,15as バンド
16 ガイド
17 駆動シャフト

【特許請求の範囲】
【請求項1】
マルチバンド型の整列テーブル(13)上で、供与テーブル(12)を経て、流れに到着するボトル(1)を、前後に連なるよう整列させるための方法であって、
その入り口と出口との間で、前記整列テーブル(13)上で斜め方向に前記ボトル(1)を案内することと、同時に、
基準速度Vnよりも高い速度に達するように、前記入り口から、前記整列テーブルの一部にわたって前記ボトル(1)の速度を徐々に高めることと、そしてさらに、
移送コンベア(14)による、形成された列の形態での、その排出の前に、前記ボトル(1)に対して、前記整列テーブル(13)の下流部分において、少なくとも2回の交互の間隔をつめる操作および間隔をあける操作を実施することと、
を具備することを特徴とする方法。
【請求項2】
Vnないし1.1Vnの範囲内に存在する速度で、前記間隔をつめる操作を実施することを具備することを特徴とする請求項1に記載のボトルを整列させるための方法。
【請求項3】
1.2Vnないし1.3Vnの範囲内に存在する速度で、前記間隔をあける操作を実施することを具備することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の製品(1)の整列方法。
【請求項4】
請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の整列方法を実施するための設備であって、特に、
適切な速度で、ボトル(1)の流れを運搬する供与テーブル(12)と、
それが形成されたとき、基準速度Vnよりも高い速度で前記ボトルの列を排出する移送コンベア(14)と、これら二つの間の、
その二つの端部間で斜め方向に配置されたガイド(16)が設置されたマルチバンド整列テーブル(13)であって、バンドの二つの群を具備してなるマルチバンド整列テーブル(13)と、
前記供与テーブル(12)から来る前記ボトル(1)を、可能な限り、受け取りかつ整列させるバンド(15ap)の第1の群であって、前記基準速度Vnよりも高い速度に徐々に達するように、前記供与テーブル(12)による、前記ボトル(1)の供給の速度よりも実質的に高い速度から始まる増加する速度で作動させられるバンド(15ap)の第1の群と、
バンド(15as)の上を走行する前記ボトル(1)の間隔をつめる操作およびその間隔をあける操作を、互い違いの様式でかつ一つの対から他の対へと、実施するために、前記移送コンベア(14)の前に配置され、各対内で異なる速度で作動させられるバンド(15.1,15.2および15.3,15.4など)の少なくとも二つの対によって形成された、前記バンド(15as)の第2の群と、
を具備してなることを特徴とする設備。
【請求項5】
前記ボトル(1)の前記間隔をつめる操作に関連する前記奇数バンド(15.1,15.3,15,5)の速度は、Vnないし1.1Vnの範囲内に存在することを特徴とする請求項4に記載の設備。
【請求項6】
前記ボトルの前記間隔をあける操作に関連する前記偶数バンド(15.2,15.4,15,6)の速度は、1.2Vnないし1.3Vnの範囲内に存在することを特徴とする請求項4または請求項5に記載の設備。

【図1】
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【図2−8】
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【公表番号】特表2010−534174(P2010−534174A)
【公表日】平成22年11月4日(2010.11.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−516545(P2010−516545)
【出願日】平成20年7月1日(2008.7.1)
【国際出願番号】PCT/FR2008/051221
【国際公開番号】WO2009/019357
【国際公開日】平成21年2月12日(2009.2.12)
【出願人】(506100093)シデル・パーティシペーションズ (72)
【Fターム(参考)】