説明

ディスク収納容器及び遮光カバーケース

【課題】遮光性に優れ、長期に亘って光による特性劣化やデザインの色褪せを防止可能なディスク収納容器、及び遮光カバーケースを提供する。
【解決手段】ディスク12を載置することが可能な遮光性のディスク載置部材30と、下面が開放されており、ディスク載置部材30に載置したディスクの上面及び側面を被う上蓋部材10と、下面が開放されており、上蓋部材10の内側において、ディスクの上面及び側面を被う遮光カバーケース20とを備え、上蓋部材10には、下縁外面から外方に突設されたロック部片13を有し、ディスク載置部材30は、ロック部片に対応する位置において、ディスク載置面から突設され、ロック部片13を上方に抜止め状態で係止するロック受部33を有し、遮光カバーケース20の下縁外面には、上蓋部材10の内側に設けられた状態でロック部片13の下面に達する鍔部が設けられていることを特徴とするディスク収納容器を提供する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、保存ディスクに対する光照射を回避し、長期保存下における光劣化の防止を図ったディスク収納容器、及び遮光カバーケースに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、CD、DVD、BDディスク等の各種光記録媒体を収納保管するための、円筒形状収納容器が広く汎用されている。
円筒形状収納容器は、ディスクが載置される収納トレイ部位と上蓋部位とにより構成されており、収納トレイ部位には、通常、染料系、顔料系材料が含有された熱可塑性樹脂によって成形された不透明の材料が用いられている。一方、上蓋部位は、ユーザーの視認性の便宜上、透明、あるいは半透明の材料が用いられており、収納ディスクやディスクと共に収納されたジャケット(ディスクの特徴を記載した用紙)を視認することができるようになされている。
【0003】
しかしながら、CD、DVD、BD等の光記録媒体は、透明基板と有機色素を含有した記録層や、光反射金属層を具備しているため、光照射下で長時間保存すると、記録再生特性劣化や、ディスク表面へ施したデザイン(インクジェットプリンタで画像を形成したもの)の変色等の不具合を生じるおそれがある。
すなわち、ユーザーの視認性の観点からは、上蓋部位が透明であることは望ましいが、光記録媒体の特性劣化や外観劣化を防止するという観点からは、望ましくないと言える。
【0004】
上記問題点に鑑みて、遮光機能を具備する収納容器についての提案がなされている(例えば、下記特許文献1参照。)。
これは、ディスク収納容器に所定の遮光シートを貼ることによって、外部からの遮光効果を得ているものである。
しかしながら、収納容器の形状は立体的であるから、遮光シートを全面に亘って隙間無く貼ることは極めて困難であり、必ずしも充分な遮光状態が得られていなかった。
【0005】
【特許文献1】特開平11−243837号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで本発明においては、充分な遮光状態が形成でき、長期に亘って光による特性劣化やデザインの色褪せを防止したディスク収納容器、及び遮光カバーケースを提供することを目的とした。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1の発明においては、複数枚のディスクを重層した状態で載置することが可能な遮光性のディスク載置部材と、下面が開放されており、前記ディスク載置部材に載置したディスクの上面及び側面を被う上蓋部材と、下面が開放されており、前記上蓋部材の内側において、前記ディスクの上面及び側面を被う遮光カバーケースとを備え、前記上蓋部材は、下縁外面から外方に突設されたロック部片を有し、前記ディスク載置部材は、前記ロック部片に対応する位置において、前記ディスク載置面から突設され、前記ロック部片を上方に抜止め状態で係止するロック受部を有し、前記遮光カバーケースの下縁外面には、前記上蓋部材の内側に設けられた状態で前記ロック部片の下面に達する鍔部が設けられていることを特徴とするディスク収納容器を提供する。
【0008】
請求項2の発明においては、前記遮光カバーケースは、円板状の上壁部と、前記上壁部の周縁に連なる側壁部とから構成され、前記遮光カバーケースの上壁部の下面には、前記ディスクの中心孔周囲に接触する凸部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のディスク収納容器を提供する。
【0009】
請求項3の発明においては、前記ディスク載置部材は、前記ディスク載置面から前記ディスクの側面に沿って突設された環状凸部を有し、前記遮光カバーケースは、前記環状凸部の外周面に対応した径を有する下部と、段部を介して前記下部の上端に連なり、前記下部よりも小径の上部とにより構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のディスク収納容器を提供する。
【0010】
請求項4の発明においては、複数枚のディスクを重層した状態で載置することが可能な遮光性のディスク載置部材と、下面が開放されており、前記ディスク載置部材に載置したディスクの上面及び側面を被う上蓋部材とを有し、前記上蓋部材には、下縁外面から外方に突設されたロック部片を有し、前記ディスク載置部材は、前記ロック部片に対応する位置において、前記ディスク載置面から突設され、前記ロック部片を上方に抜止め状態で係止するロック受部を有しているディスク収納容器の、前記上蓋部材の内側において、前記ディスクの上面及び側面を被う遮光カバーケースであって、下縁外面には、前記上蓋部材の内側に設けられた状態で前記ロック部片の下面に達する鍔部が設けられていることを特徴とする遮光カバーケースを提供する。
【0011】
請求項5の発明においては、円板状の上壁部と、前記上壁部の周縁に連なる側壁部とから構成されており、前記上壁部の下面には、前記ディスクの中心孔周囲に接触する凸部が形成されていることを特徴とする請求項4に記載の遮光カバーケースを提供する。
【0012】
請求項6の発明においては、前記ディスク収納容器の前記ディスク載置部材には、前記ディスク載置面から前記ディスクの側面に沿って突設された環状凸部が設けられており、 前記環状凸部の外周面に対応した径を有する下部と、段部を介して前記下部の上端に連なり、前記下部よりも小径の上部とにより構成されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の遮光カバーケースを提供する。
【発明の効果】
【0013】
請求項1、4の発明によれば、上蓋部材のロック部片と、ディスク載置部材のロック受部とを係止することにより、上蓋部材が上方に抜止め状態でロックされる。このため、鍔部が上蓋部材のロック部片に達している遮光カバーケースも上方に抜止め状態となる。この結果、遮光カバーケースの鍔部が、ディスク載置部材のディスク載置面と密接することになる。したがって、外部からの紫外線や赤外線等の入射を確実に遮断でき、長期保存下における光記録媒体の特性劣化や、印刷面の退色を効果的に防止できた。
【0014】
また、遮光カバーケースに鍔部を設けたことにより、上下方向の機械的強度、及び耐久性を高めることができた。
従って、例えば店頭に陳列する場合には、広告効果(内部視認性)を優先して、遮光カバーケースを用いずに、ディスク載置部材および上蓋部材により複数枚のディスクを収納した状態とする。ユーザーがディスクを購入後、家庭で保管する場合には、保存安定性を優先し、付属の(または別売りの)遮光カバーケースを上蓋部材の内側に設けて保存する。
このように、用途に応じて、遮光カバーケースを用いたり用いなかったり使い分けることができ、業者やユーザーの利便性を向上させることができる。
【0015】
遮光カバーケースは、ディスク収納容器全体のコンパクト性を確保すべく、収納可能最大枚数(例えば10枚)のディスクを収納した場合に、最上位のディスクの上面と上壁部との隙間が極僅かになるようい構成されていることが好ましい。しかしこの場合、上壁部がディスク上面と擦れることにより、レーベル面の印刷状態が劣化してしまうおそれがある。
この点、請求項2、5の発明によれば、遮光カバーケースに、ディスクの中心孔周囲(非印刷領域)に接触する凸部を設けたことにより、最上位のディスクの上面と上壁部との隙間が極僅かになる場合でも、遮光カバーケースとディスクレーベル印刷面との接触(擦れ)を回避でき、レーベル面の印刷状態の劣化を確実に防止できた。
【0016】
請求項3、6の発明によれば、小径の上部において、ディスクの側面と遮光カバーケースの側壁との間隙を極僅かにすることができる。従って、万一、遮光カバーケース内に光が入った場合でも、入射光がカバーケース内で散乱するのを防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
本発明のディスク収納容器、及び遮光カバーケースについて、以下、図を参照して具体的に説明する。
本発明のディスク収納容器は、上蓋部材10(図1(a))と、遮光カバーケース20(図1(b))と、ディスク載置部材30(図1(c))とにより構成されている。
ディスク載置部材30には、遮光性の材料で構成され、底面部30aの中央部にディスク中心孔に挿入する円柱部11が設けられており、複数枚のディスク12を重層した状態で載置するようになされている。
【0018】
上蓋部材10は、ディスク載置部材30と合わせると、重層載置したディスク12の上面及び側面を被覆する形状を有している。
なお、上蓋部材10の側壁下端には、側壁面から突出するロック部片13が、周方向等間隔に複数箇所(例えば3箇所)設けられており、ディスク載置部材30の周端部には、複数のロック部片13に対応するように、底面から突設され、径方向内側に屈曲して延びるロック受部33が、周方向等間隔に複数箇所設けられている。
上蓋部材10をディスク載置部材30に載置されたディスク12に被せ、ディスク載置部材30に対して上蓋部材10を回転し(ロック回転方向)、上蓋部材10のロック部片13と、ディスク載置部材30のロック受部33とを合致させることにより、図2の断面図に示すように、両者が係止するようになされている。また、ロック回転方向と逆方向に回転すれば係止が解除される。
なお、図示省略したが、各ロック受部33の下面には、ロック回転方向の先端部に、各ロック部片13のロック回転方向先端部が突き当たるストッパー部が形成されている。これにより、各ロック部片と各ロック受部とが係止した後、それ以上、ディスク載置部材に対して上蓋部材がロック回転方向に回転しないようになっている。
【0019】
上蓋部材10をディスク載置部材30上に直接被せると、図2中の斜線に示す空間が生じる。
上蓋部材10は透明あるいは半透明の材料により形成されている。このため、前記空間に光が侵入・散乱してしまうので、これを遮断するために、上蓋部材10の内側に遮光カバーケース20を設ける。
【0020】
本発明の遮光カバーケース20の詳細な構成について、図3(a)〜(e)を参照して説明する。
図3(a)に遮光カバーケース20の側面図を示す。遮光カバーケース20は、無機顔料を含有する熱可塑性樹脂(例えば、ポリプロピレン)により形成されている。無機顔料の含有量は、遮光性および成形加工性等を考慮し、1〜10重量%であるものとし、5〜8重量%が好適である。
遮光カバーケース20は、例えば、真空成形により所定の形状に成形されている。すなわち、収納されているディスク12の上面、側面、及び円柱部11の上方を被う形状を有している。すなわち円板状の上壁部と、前記上壁部の周縁に連なる側壁部とから構成されており、下縁外面には、上蓋部材10の内側に設けられた状態でロック部片13の下面に達する鍔部21が設けられている。
図3(b)に、円柱部11の近傍(図3(c)の楕円破線部)の拡大断面図を示す。図中に示すように遮光カバーケース20の上壁部の下面には、ディスクの中心孔周囲に接触する凸部22が形成されていることが好ましい。
【0021】
上記にように、上蓋部材10のロック部片13と、ディスク載置部材30のロック受部33とを係止することにより、上蓋部材10が上方に抜止め状態でロックされる。このため、鍔部21が上蓋部材10のロック部片13に達している遮光カバーケース20も上方に抜止め状態となる。この結果、遮光カバーケース20の鍔部21が、ディスク載置部材30のディスク載置面と密接することになる。したがって、外部からの紫外線や赤外線等の入射を確実に遮断でき、長期保存下における光記録媒体の特性劣化や、印刷面の退色を効果的に防止できる(図3(c)、及び円破線部の拡大図(図3(d)、(e)))。
【0022】
また更に、遮光カバーケース20に、ディスクの中心孔周囲(非印刷領域)に接触する凸部22を設けたことにより、図3(c)に示すように、最上位のディスクの上面と上壁部との隙間が極僅かになる場合でも、遮光カバーケースとディスクレーベル印刷面との接触(擦れ)を回避でき、レーベル面の印刷状態の劣化を確実に防止できた。
【0023】
また、前記ディスク載置部材30には、前記ディスクの側面に沿って突設された環状凸部5が設けられている。この環状凸部は、上蓋部材や遮光カバーケース20の下端部がディスク側面に当らないようにするとともに、ロック時やロック解除時に上蓋部材の回転をガイドするものである。遮光カバーケース20は、前記環状凸部の外周面に対応した径を有する下部20bと、段部を介して前記下部の上端に連なり、前記下部よりも小径の上部20aとにより構成されていることが好ましい(図3(a))。
このような構成とすることにより、小径の上部20aにおいて、ディスクの側面と遮光カバーケースの側壁との間隙を極僅かにすることができる。従って、万一、遮光カバーケース内に光が入った場合でも、入射光がカバーケース内で散乱するのを防止することができる。
【実施例】
【0024】
次に、本発明のディスク収納容器について、具体的なサンプルを作製し、これを用いて光記録媒体の保存実験を行った。
〔実験例1〕
遮光カバーケース(無機顔料が5重量%含有されている熱可塑性樹脂製)を具備するディスク収納容器(サンプル1)、遮光カバーケースを具備しないディスク収納容器(サンプル2)を用意した。
市販のドライブによりデータを記録したDVDを10枚重層させ、上記サンプル1、2にそれぞれ収納した(図4)。
6万Luxの光照射条件下で0時間〜600時間の保存を行い、100時間ごとに信号再生、およびエラー値の評価を行った(Audeio Development社製 SA300 Advanced適用。)。
測定結果を図5、及び表1に示す。
なお、評価基準値は、DVD+R 8.5GB Basic Format Specifications Version 1.1に準拠する。
【0025】
【表1】

【0026】
遮光カバーケースを具備するディスク収納容器(サンプル1)においては、実用上十分な遮光性を発揮でき、再生特性の劣化が効果的に抑制できたことが確かめられた。
【0027】
〔実験例2〕
市販の染料系インクジェットプリンタでディスクレーベル面に画像を印刷したDVDを10枚重層させ、上記実験例1で使用したサンプル1、2のディスク収納容器にそれぞれ収納した。
6万Luxの光照射条件下で20時間〜100時間の保存を行い、20時間ごとにインクジェット印刷面の変色状態について目視による官能評価を行った。
評価結果を下記表2に示す。
初期状態から色味変化が確認できないものを○、色味変化が確認されたものを×として表記した。
【0028】
【表2】

【0029】
表2に示すように、遮光カバーケースを具備するディスク収納容器を用いたサンプル1においては、実用上十分な遮光性を発揮できたため、ディスクレーベル面の印刷状態の退色が効果的に抑制できたことが確認された。
一方、遮光カバーケースを具備しないディスク収納容器を用いたサンプル2においては、20時間程度の照射により、既に目視で確認できるほどに顕著な退色が見られ、ユーザーレベルで実用面において問題があることが確認された。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】(a)ディスク収納容器を構成する上蓋部材の概略斜視図を示す。(b)遮光カバーケースの概略斜視図を示す。(c)円柱部にディスク中心孔を挿入して載置した状態の概略斜視図を示す。
【図2】ディスクと上蓋部材の隙間を表す。
【図3】(a)遮光カバーケースの側面図を示す。(b)ディスク中心孔近傍における遮光カバーケースと円柱部と、ディスクの要部の概略断面図を示す。(c)ディスクを載置し、遮光カバーケースを装着し、さらに上蓋部材をかぶせた状態の概略断面図を示す。(d)(e)遮光カバーケースの鍔部と、載置部材と、上蓋部材の相対位置を示す拡大概略断面図を示す。
【図4】保存実験におけるサンプルを示す。
【図5】サンプルディスクの再生エラーの測定結果を示す。
【符号の説明】
【0031】
5 環状凸部
10 上蓋部材
11 円柱部
12 ディスク
13 ロック部片
20 遮光カバーケース
20a 上部
20b 下部
21 鍔部
22 凸部
30 ディスク載置部材
33 ロック受部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数枚のディスクを重層した状態で載置することが可能な遮光性のディスク載置部材と、
下面が開放されており、前記ディスク載置部材に載置したディスクの上面及び側面を被う上蓋部材と、
下面が開放されており、前記上蓋部材の内側において、前記ディスクの上面及び側面を被う遮光カバーケースとを備え、
前記上蓋部材は、下縁外面から外方に突設されたロック部片を有し、
前記ディスク載置部材は、前記ロック部片に対応する位置において、前記ディスク載置面から突設され、前記ロック部片を上方に抜止め状態で係止するロック受部を有し、
前記遮光カバーケースの下縁外面には、前記上蓋部材の内側に設けられた状態で前記ロック部片の下面に達する鍔部が設けられていることを特徴とするディスク収納容器。
【請求項2】
前記遮光カバーケースは、円板状の上壁部と、前記上壁部の周縁に連なる側壁部とから構成され、
前記遮光カバーケースの上壁部の下面には、前記ディスクの中心孔周囲に接触する凸部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のディスク収納容器。
【請求項3】
前記ディスク載置部材は、前記ディスク載置面から前記ディスクの側面に沿って突設された環状凸部を有し、
前記遮光カバーケースは、前記環状凸部の外周面に対応した径を有する下部と、段部を介して前記下部の上端に連なり、前記下部よりも小径の上部とにより構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のディスク収納容器。
【請求項4】
複数枚のディスクを重層した状態で載置することが可能な遮光性のディスク載置部材と、 下面が開放されており、前記ディスク載置部材に載置したディスクの上面及び側面を被う上蓋部材とを有し、前記上蓋部材には、下縁外面から外方に突設されたロック部片を有し、 前記ディスク載置部材は、前記ロック部片に対応する位置において、前記ディスク載置面から突設され、前記ロック部片を上方に抜止め状態で係止するロック受部を有しているディスク収納容器の、前記上蓋部材の内側において、前記ディスクの上面及び側面を被う遮光カバーケースであって、
下縁外面には、前記上蓋部材の内側に設けられた状態で前記ロック部片の下面に達する鍔部が設けられていることを特徴とする遮光カバーケース。
【請求項5】
円板状の上壁部と、前記上壁部の周縁に連なる側壁部とから構成されており、
前記上壁部の下面には、前記ディスクの中心孔周囲に接触する凸部が形成されていることを特徴とする請求項4に記載の遮光カバーケース。
【請求項6】
前記ディスク収納容器の前記ディスク載置部材には、前記ディスク載置面から前記ディスクの側面に沿って突設された環状凸部が設けられており、
前記環状凸部の外周面に対応した径を有する下部と、段部を介して前記下部の上端に連なり、前記下部よりも小径の上部とにより構成されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の遮光カバーケース。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2009−12845(P2009−12845A)
【公開日】平成21年1月22日(2009.1.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−179763(P2007−179763)
【出願日】平成19年7月9日(2007.7.9)
【出願人】(000006747)株式会社リコー (37,907)
【Fターム(参考)】