ディスプレイ装置およびその3D映像認識診断方法
【課題】
本発明の目的とするところは、ユーザが3D映像認識程度を自己診断できるようなディスプレイ装置および3D映像認識診断方法を提供することにある。
【解決手段】
3D映像認識診断モードを提供するディスプレイ装置が開示される。ディスプレイ装置は、3D映像認識程度を診断するための3D診断テスト形状を表示するディスプレイ部と、3D診断テスト映像に対するユーザの認識程度を入力されるユーザインターフェース部と、ユーザインターフェース部を介して入力されたユーザの認識程度による結果値を出力するように制御する制御部とを含む。これにより、ユーザは3D映像認識程度を自己診断できるようになる。
本発明の目的とするところは、ユーザが3D映像認識程度を自己診断できるようなディスプレイ装置および3D映像認識診断方法を提供することにある。
【解決手段】
3D映像認識診断モードを提供するディスプレイ装置が開示される。ディスプレイ装置は、3D映像認識程度を診断するための3D診断テスト形状を表示するディスプレイ部と、3D診断テスト映像に対するユーザの認識程度を入力されるユーザインターフェース部と、ユーザインターフェース部を介して入力されたユーザの認識程度による結果値を出力するように制御する制御部とを含む。これにより、ユーザは3D映像認識程度を自己診断できるようになる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ディスプレイ装置およびその3D映像認識診断方法に関し、より詳細には、3D映像を表示することのできるディスプレイ装置およびその3D映像認識診断方法に関する。
【背景技術】
【0002】
3D立体映像技術は、情報通信、放送、医療、教育、訓練、軍事、ゲーム、アニメーション、仮想現実、CAD、産業技術等、その応用分野が非常に多様であり、このような様々な分野で共通して必要とされる次世代の3D立体マルチメディア情報通信のコア基盤技術といえる。
【0003】
一般的に、人間が知覚する立体感は、観察しようとする物体の位置による水晶体の厚さの変化度合い、両眼と対象物との角度の差、そして左右眼に見える対象物の位置および形の相違、対象物の運動によって生じる時差、その他に各種心理および記憶による効果等が複合的に作用して生じる。
【0004】
その中でも、人の両眼が横方向に約6〜7cm程離れていることで生じる両眼時差(binocular disparity)は、立体感において最も重要な要因といえる。即ち、両眼時差によって対象物に対する角度の差が生じたままモノを見るようになり、この差によってそれぞれの眼に入ってくるイメージが相互に異なる像を持つようになって、この二つの映像が網膜を通じて脳へと伝達されると、脳はこの二つの情報を正確に融合して本来の3D立体映像を感じることができるのである。
【0005】
立体映像ディスプレイ装置としては、特殊眼鏡を使う眼鏡式と、特殊眼鏡を使わない非眼鏡式に分けられる。眼鏡式は、相互補色関係にある色フィルタを用いて映像を分離選択する色フィルタ方式、直交した偏光素子の組み合わせによる遮光効果を用いて左眼と右眼との映像を分離する偏光フィルタ方式および左眼映像信号と右眼映像信号とをスクリーンに投射する同期信号に対応して、左眼と右眼とを交互に遮断することで、立体感を感じられるようにするシャッターグラス方式が存在する。
【0006】
上述のように、3D映像は両眼視を用いるため、両眼視が正常に備えられていなければ正常な視聴が不可能となる。従って、このような問題を事前に確認して、治療を誘導してユーザが3D映像を視聴可能な状態を維持するための方策が求められる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】韓国特開第2001-0064749 号公報
【特許文献2】韓国特開第1995-0018495 号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
そこで、本発明の目的とするところは、ユーザが3D映像認識程度を自己診断できるようなディスプレイ装置および3D映像認識診断方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記目的を達成するための本発明に係る3D映像認識診断モードを提供するディスプレイ装置は、3D映像認識程度を診断するための3D診断テスト形状を表示するディスプレイ部と、前記3D診断テスト映像に対するユーザの認識程度を入力されるユーザインターフェース部と、前記ユーザインターフェース部を介して入力されたユーザの認識程度による結果値を出力するように制御する制御部とを含む。
【0010】
なお、前記制御部は、前記ユーザインターフェース部を介して入力されたユーザの認識程度による3D認識診断結果またはガイドコメントを含む報知メッセージを表示するように前記ディスプレイ部を制御してよい。
【0011】
なお、前記制御部は、前記ユーザインターフェース部を介して入力されたユーザ命令または予め設定されたイベントに従って、前記3D映像認識診断モードに進入するように制御してよい。
【0012】
ここで、前記3D診断テスト映像は、左眼で認識可能な映像、右眼で認識可能な映像、および左眼および右眼で同時に認識可能な映像のうち少なくとも一つを含んでよい。
【0013】
なお、前記制御部は、前記ユーザインターフェース部を介して入力されたユーザ命令または予め設定されたイベントに従って、前記3D診断テスト形状を不完全に認識する場合に可能な形状を表示するように制御してよい。
【0014】
なお、前記3D映像認識診断モードは、眼の疲労度認識診断モードを含み、眼の疲労度を診断するための3D診断テスト形状は、両眼のうちいずれか一方の眼で認識可能な中心点を持つ予め設定された大きさの図形形状および他方の眼で認識可能な前記図形内に位置する記号形状を含んでよい。
【0015】
ここで、前記3D映像認識診断モードは、鮮明度認識診断モードを含み、鮮明度を診断するための3D診断テスト形状は、両眼のうちいずれか一方の眼で認識可能な上側部に位置した図形形状、他方の眼で認識可能な下側部に位置した図形形状および両眼で同時に認識可能な中間部に位置したライン形状を含んでよい。
【0016】
なお、前記3D映像認識診断モードは、立体感を感じるか否かを判断するためのCoarse and Fine検査モード、左右眼映像に対する両眼の位置が正確であるか否かを判断するための分離斜位検査モード、水平および垂直斜位を同時に検査するための連合斜位検査モード、左右眼網膜の大きさまたは形が同一であるか否かを検査するための不等像視検査モードおよび遠距離および近距離から融像および抑制の有無を検査するための両眼融合検査モードのうち、少なくとも一つを含んでよい。
【0017】
なお、前記3D映像認識診断モードは、両眼の視力差を判断するための両眼視力差判断モード、距離知覚認識可能力を判断するための距離知覚能力判断モード、および潜伏性斜位の有無を判断するための潜伏性斜位判断モードのうち、少なくとも一つを含んでよい。
【0018】
ここで、前記3D診断テスト形状は、予め保存された映像または外部から受信された映像であってよい。
【0019】
一方、本発明の一実施形態に係る3D映像認識診断モードを提供する3D映像認識診断方法は、3D映像認識程度を診断するための3D診断テスト形状を表示するステップと、前記3D診断テスト映像に対するユーザの認識程度を入力されるステップと、前記入力されたユーザの認識程度による結果値を出力するステップとを含む。
【0020】
ここで、前記結果値を出力するステップは、前記入力されたユーザの認識程度による3D認識診断結果またはガイドコメントを含む報知メッセージを表示することを含んでよい。
【0021】
なお、ユーザ命令または予め設定されたイベントに従って、前記3D映像認識診断モードに進入するステップを更に含んでよい。
【0022】
ここで、前記3D診断テスト映像は、左眼で認識可能な映像、右眼で認識可能な映像、および左眼および右眼で同時に認識可能な映像のうち少なくとも一つを含んでよい。
【0023】
なお、ユーザ命令または予め設定されたイベントに従って、前記3D診断テスト形状を不完全に認識する場合に可能な形状を表示するステップを更に含んでよい。
【0024】
この場合、前記3D診断テスト形状は、予め保存された映像または外部から受信された映像であってよい。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明の一実施形態に係る3D映像提供システムを示す図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るディスプレイ装置の構成を示すブロック図である。
【図3A】本発明の一実施形態に係る3D診断モード進入方法を説明するための図である。
【図3B】本発明の一実施形態に係る3D診断モード進入方法を説明するための図である。
【図4A】本発明の一実施形態に係る3D診断テスト形状を説明するための図である。
【図4B】本発明の一実施形態に係る3D診断テスト形状を説明するための図である。
【図4C】本発明の一実施形態に係る3D診断テスト形状を説明するための図である。
【図4D】本発明の一実施形態に係る3D診断テスト形状を説明するための図である。
【図5A】本発明の別の実施形態に係る3D診断テスト形状を説明するための図である。
【図5B】本発明の別の実施形態に係る3D診断テスト形状を説明するための図である。
【図5C】本発明の別の実施形態に係る3D診断テスト形状を説明するための図である。
【図6A】本発明の多様な実施形態に係る3D診断テスト図形を示す図である。
【図6B】本発明の多様な実施形態に係る3D診断テスト図形を示す図である。
【図6C】本発明の多様な実施形態に係る3D診断テスト図形を示す図である。
【図6D】本発明の多様な実施形態に係る3D診断テスト図形を示す図である。
【図6E】本発明の多様な実施形態に係る3D診断テスト図形を示す図である。
【図7A】本発明の多様な実施形態に係る3D診断テスト図形を示す図である。
【図7B】本発明の多様な実施形態に係る3D診断テスト図形を示す図である。
【図7C】本発明の多様な実施形態に係る3D診断テスト図形を示す図である。
【図7D】本発明の多様な実施形態に係る3D診断テスト図形を示す図である。
【図8A】本発明の別の実施形態に係る情報提供方法を説明するための図である。
【図8B】本発明の別の実施形態に係る情報提供方法を説明するための図である。
【図9】本発明の一実施形態に係る3D映像認識診断方法を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0026】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態についてより詳細に説明する。
【0027】
図1は、本発明の一実施形態に係る3D映像提供システムを示す図である。図1に示すように、3D映像を画面に表示するためのディスプレイ装置100および3D映像を視聴するための3Dグラス200で構成されている。
【0028】
ディスプレイ装置100は、3D映像を表示するように実現できる。例えば、2D映像または3D映像を表示するように実現できる。
【0029】
ディスプレイ装置100が2D映像を表示する場合、既存の2Dディスプレイ装置と同様の方法を用いることができ、3D映像を表示する場合、カメラなどの撮影装置から受信された3D映像またはカメラによって撮影されて放送局で編集/加工された後、放送局から送出された3D映像を受信し、受信された3D映像を処理した後にそれを画面に表示することができる。特に、ディスプレイ装置100は3D映像のフォーマットを参照し、左眼映像と右眼映像とを加工し、加工された左眼映像と右眼映像とが時分割されて交互に表示されるようにすることができる。
【0030】
3Dグラス200は、アクティブタイプのシャッターグラス(Shutter glass)で実現できる。即ち、シャッターグラスがディスプレイ装置100から伝達される左/右映像信号をコントローラチップが認識して液晶(Liquid Crystal)を素早く開閉しながら映像を通過させたり、遮断する方式で両眼時差を生じさせる方式が用いられることができる。
【0031】
特に、3Dグラス200はディスプレイ装置100から同期信号を受信するためのIR受信部(A)を含んでよい。
【0032】
IR受信部(A)はディスプレイ装置100から伝送される同期信号を受信するIRセンサー部(図示せず)および同期信号を透過させてIRセンサー部(図示せず)に伝達し、ノイズ(Noise)光などのような外部光はIRセンサー部(図示せず)以外の方向に透過させるウィンドウ部(図示せず)を含んでよい。その他のIR受信部(A)の細部構成については図面を参考に後述する。
【0033】
一方、本発明の一実施形態に係る映像提供システムは、3D映像を生成するためのカメラ(図示せず)を更に含んでよい。
【0034】
カメラ(図示せず)は3D映像を生成するための撮影装置の一種として、ユーザの左眼に提供することを目的として撮影された左眼映像と、ユーザの右眼に提供することを目的として撮影された右眼映像を生成する。即ち、3D映像は左眼映像と右眼映像とで構成され、このような左眼映像と右眼映像とがユーザの左眼と右眼にそれぞれ交互に提供され、両眼時差による立体感が生じるようになる。
【0035】
これのために、カメラ(図示せず)は左眼映像を生成するための左眼カメラと、右眼映像を生成するための右眼カメラとで構成され、左眼カメラと右眼カメラとの間隔は、人間の両目間の離隔間隔から考慮されるようになる。
【0036】
カメラ(図示せず)は、撮影された左眼映像と右眼映像とをディスプレイ装置100に伝達する。特に、カメラ(図示せず)がディスプレイ装置100に伝達する左眼映像と右眼映像は、一つのフレームに左眼映像および右眼映像のうち一方の映像のみで構成されたフォーマットで伝達されたり、一つのフレームに左眼映像と右眼映像とが両方含まれるように構成されたフォーマットで伝達されることができる。
【0037】
カメラ(図示せず)は多様な3D映像のフォーマットのうち一つのフォーマットを予め決定し、決定されたフォーマットにより3D映像を生成してディスプレイ装置100に伝達することができる。
【0038】
一方、上述の説明では、3Dグラス200が必須構成であると説明したが、3Dグラス200無しに3D映像を視聴することのできるディスプレイ装置にも本発明が適用できることがいうまでもない。
【0039】
以下では、本発明に係る3次元メガネの構成について、詳細に説明する。
【0040】
図2は、本発明の一実施形態に係るディスプレイ装置の構成を示すブロック図である。
【0041】
図2に示すように、本ディスプレイ装置100は、映像受信部110と、映像処理部120と、ディスプレイ部130と、制御部140と、保存部150およびユーザインターフェース部160を含む。
【0042】
映像受信部110は、放送局または衛星から有線または無線で受信される2Dまたは3D映像信号を受信して復調する。なお、映像受信部110は、カメラなどの外部機器と接続されて外部機器から3D映像を入力されることができる。外部機器は、無線で接続されたりS−Video、コンポーネント、コンポジット、D−Sub、DVI、HDMIなどのインターフェースを介して有線で接続され得る。一方、2D映像処理方法は、当業者に自明な事項であるため、以下では3D映像処理方法に着目して説明する。
【0043】
上述のように、3D映像は少なくとも一つのフレームで構成された映像として、一つの映像フレームに左眼映像と右眼映像とが含まれたり、各フレームが左眼映像または右眼映像で構成された映像のことを意味する。即ち、3D映像は、多様な3Dフォーマットのうち一つによって生成された映像である。
【0044】
従って、映像受信部110に受信される3D映像は多様なフォーマットによることができ、特に、一般的なトップ−ボトム(top−bottom)方式、サイドバイサイド(side by side)方式、水平インターリーブ(horizontal interleave)方式、垂直インターリーブ(vertical interleave)方式、またはチェッカーボード(checker board)方式、シーケンシャルフレーム(sequential frame)のうち、いずれか一つによるフォーマットでもよい。
【0045】
映像受信部110は、受信された2D映像または3D映像を映像処理部120に伝達する。
【0046】
映像処理部120は、映像受信部110から受信された2D映像または3D映像に対してビデオデコーディング、フォーマット分析、ビデオスケーリングなどの信号処理およびGUI(Graphic User Interface)付加などの作業を行う。
【0047】
特に、映像処理部120は、映像受信部110に入力された2D映像または3D映像のフォーマットを用いて、一つの画面の大きさ(例えば、1920*1080)に該当する左眼映像と右眼映像とをそれぞれ生成する。
【0048】
例えば、3D映像のフォーマットが、トップ−ボトム(top−bottom)方式、サイドバイサイド(side by side)方式、水平インターリーブ(horizontal interleave)方式、垂直インターリーブ(vertical interleave)方式、またはチェッカーボード(checker board)方式、シーケンシャルフレーム(sequential frame)によるフォーマットである場合、映像処理部120は各映像フレームで左眼映像部分と右眼映像部分とをそれぞれ抽出し、抽出された左眼映像と右眼映像とを拡大スケーリングまたは補間することで、ユーザに提供するための左眼映像と右眼映像とをそれぞれ生成するようになる。
【0049】
なお、3D映像のフォーマットが一般的なフレームシーケンス方式である場合、映像処理部120は各フレームから左眼映像または右眼映像を抽出してユーザに提供するための準備を行なう。
【0050】
一方、入力された3D映像のフォーマットに対する情報は、3D映像信号に含まれていても良く、含まれていなくても良い。
【0051】
例えば、入力された3D映像のフォーマットに対する情報が、3D映像信号に含まれている場合、映像処理部120は3D映像を分析してフォーマットに対する情報を抽出し、抽出された情報によって受信された3D映像を処理するようになる。一方、入力された3D映像のフォーマットに対する情報が3D映像信号に含まれていない場合、映像処理部120はユーザによって入力されたフォーマットに従って受信された3D映像を処理したり、予め設定されたフォーマットに従って受信された3D映像を処理するようになる。
【0052】
映像処理部120は抽出された左眼映像と右眼映像とを時分割して交互にディスプレイ部130に伝達する。即ち、映像処理部120は、「左眼映像(L1)→右眼映像(R1)→左眼映像(L2)→右眼映像(R2)→…」の時間的順番で左眼映像と右眼映像とをディスプレイ部130に伝達する。
【0053】
ディスプレイ部130は、映像処理部120から出力される左眼映像と右眼映像とを交互に出力してユーザに提供する。
【0054】
なお、ディスプレイ部130は、ユーザ命令または予め設定されたイベントに従って、3D映像認識程度を診断するための3D診断テスト形状を表示することができる。ここで、予め設定されたイベントは、3D映像視聴のためのイベントがある場合(3D映像視聴のためのユーザ命令入力など)、ディスプレイ装置100に対するパワーオン時、3D映像視聴後予め設定された時間の経過時などであってよい。
【0055】
一方、3D診断テスト映像は、左眼で認識可能な映像、右眼で認識可能な映像、および左眼および右眼で同時に認識可能な映像のうち少なくとも一つを含む形態であってよい。
【0056】
なお、3D診断テスト映像は、予め保存されているか、別の通信方法(例えば、LAN、インターネットなど)を通じて外部から受信されたものであってよい。
【0057】
制御部140は、ユーザインターフェース部160から伝達されたユーザ命令または予め設定されたオプションに従ってディスプレイ装置100の全体的な動作を制御する。
【0058】
特に、制御部140は、映像受信部110および映像処理部120を制御し、3D映像が受信され、受信された3D映像が左眼映像と右眼映像とに分離され、分離された左眼映像と右眼映像とのそれぞれが一つの画面で表示できるような大きさでスケーリングまたは補間されるように制御する。
【0059】
なお、制御部140は、ディスプレイ部130を制御し、ディスプレイ部130を介して提供される映像の偏光方向が左眼映像または右眼映像に一致するようにスイッチングされるようにすることができる。
【0060】
保存部150は、ディスプレイ装置100を動作させるために必要な各種プログラムなどが保存される保存媒体として、メモリ、HDD(Hard Disk Drive)などで実現可能である。例えば、保存部150は制御部140の動作実行のためのプログラムを保存するためのROM、制御部140の動作実行によるデータを一時的に保存するためのRAMなどを備えることができる。なお、各種参照データを保存するためのEEROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)などを更に備えてよい。
【0061】
なお、保存部150は予め設定された3D診断テスト形状、診断結果によるユーザガイド事項などの関連データを保存することができる。
【0062】
ユーザインターフェース部160は、リモコン、入力パネルなどの入力手段から受信されるユーザ命令を制御部140に伝達する。
【0063】
なお、ユーザインターフェース部160は、3D診断テスト映像に対するユーザの認識程度を入力される機能を担う。
【0064】
この場合、制御部140は、ユーザインターフェース部160を介して入力されたユーザ認識程度による結果値を出力するようにディスプレイ部130、音響出力部(図示せず)などを制御することができる。
【0065】
ここで、結果値はユーザインターフェース部160を介して入力されたユーザの認識程度による3D認識診断結果またはガイドコメントを含む報知メッセージの形態で表示されることができる。または、場合によっては、音響出力部(図示せず)を介して音響の形態で出力されることも可能である。
【0066】
なお、制御部140は、ユーザインターフェース部160を介して入力されたユーザ命令または予め設定されたイベントに従って3D映像認識診断モードに進入するように制御することができる。
【0067】
ここで、3D映像認識診断モードは、眼の疲労度認識診断モードを含み、眼の疲労度を診断するための3D診断テスト形状は、両眼のうちいずれか一方の眼で認識可能な中心点を持つ予め設定された大きさの図形形状および他方の眼で認識可能な前記図形内に位置する記号形状を含んでよい。
【0068】
なお、3D映像認識診断モードは、鮮明度認識診断モードを含み、鮮明度を診断するための3D診断テスト形状は、両眼のうちいずれか一方の眼で認識可能な上側部に位置した図形形状、他方の眼で認識可能な下側部に位置した図形形状および両眼で同時に認識可能な中間部に位置したライン形状を含んでよい。
【0069】
なお、3D映像認識診断モードは、立体感を感じるか否かを判断するためのCoarse and Fine検査モード、左右眼映像に対する両眼の位置が正確であるか否かを判断するための分離斜位検査モード、水平および垂直斜位を同時に検査するための連合斜位検査モード、左右眼網膜の大きさまたは形が同一であるか否かを検査するための不等像視検査モードおよび遠距離および近距離から融像および抑制の有無を検査するための両眼融合検査モードのうち、少なくとも一つを含んでよい。
【0070】
なお、3D映像認識診断モードは、両眼の視力差を判断するための両眼視力差判断モード、距離知覚認識可能力を判断するための距離知覚能力判断モード、および潜伏性斜位の有無を判断するための潜伏性斜位判断モードのうち、少なくとも一つを含んでよい。
【0071】
ここで、3D診断テスト形状は、予め保存された映像または外部から受信された映像であってよい。
【0072】
なお、制御部140は、ユーザインターフェース部160を介して入力されたユーザ命令または予め設定されたイベントに従って、3D診断テスト形状を不完全に認識する場合に可能な形状を表示するように制御することができる。このような形状は、予め保存されているか外部から受信されたものであってよい。なお、場合によっては、関連サーバなどを通じて提供されてよい。
【0073】
一方、図面には示されていないが、本ディスプレイ装置100は、ディスプレイ部130に出力される2Dまたは3D映像にオーバーラップされて表示されるOSD(On Screen Display)画面を生成する機能をOSD処理部(図示せず)を更に含んでよい。ここで、OSD画面はディスプレイ画面上にメニュー画面、時間やチャネル番号などの文字や図形などを表示する画面にディスプレイ映像にオーバーラップされて表示されることができる。例えば、ユーザが所望する機能を複数のメニューから選択するための操作パネルやリモコンコントローラのような入力装置を操作することにより、ディスプレイ画面上にメインメニュー、サブメニューなどがOSD形態で表示されることができる。このようなメニューは、ディスプレイ装置から選択できるオプション項目を含んだり、ディスプレイ装置の機能を調整することのできる項目を含んでよい。
【0074】
なお、OSD処理部(図示せず)は、制御部140の制御によりOSD画面の2D/3D、透明度、色相、大きさ、形態および位置調整、ハイライト、アニメーション効果などの作業を行なうことができる。
【0075】
なお、OSD処理部(図示せず)は、予め設定されたオプション、予め設定されたイベントまたはユーザ命令に従って、OSD画面を2D画面または3D画面で生成することができる。
【0076】
制御部140は、ディスプレイ部130で3D映像が表示されると、OSD画面の透明度を調整するように、OSD処理部(図示せず)を制御することができる。
【0077】
なお、制御部140は、ディスプレイ部130に表示される映像およびOSD画面のうち、少なくとも一つが3Dである場合、OSD画面の透明度を調整するようにOSD処理部(図示せず)を制御することができる。
【0078】
図3Aおよび3Bは、本発明の一実施形態に係る3D診断モード進入方法を説明するための図である。
【0079】
図3Aに示すように、ユーザはOSDメニューを通じて3D映像認識程度を診断するための3D映像ユーザ診断モードに進入できる。当該OSDメニューは予め設定されたイベントまたはユーザ命令に従って表示されることができる。
【0080】
ここで、予め設定されたイベントは、3D映像視聴モードに進入する前、3D映像視聴後予め設定された時間経過時、当該装置のパワーオン時などであってよい。
【0081】
図3Bに示すように、3D映像ユーザ診断モードへの進入を問い合わせる問い合わせウィンドウが表示されてよく、これを用いて3D映像ユーザ診断モードに進入してもよい。この場合、問い合わせウィンドウは、3D映像視聴のためのユーザ命令がある場合、予め設定されたオプションに従って表示されてよい。
【0082】
図4Aないし図4Dは、本発明の一実施形態に係る3D診断テスト形状を説明するための図である。
【0083】
図4Aは3Dメガネを着用した状態で、右眼のみで見られる形状を示し、図4Bは3Dメガネを着用した状態で、左眼のみで見られる形状を示す。
【0084】
なお、図4Cは、立体映像表示装置に表示された3D形状であり、立体視を感じることのできる人の眼に見える形状を示す。
【0085】
図4Dは、立体視を感じられない人の眼に見える形状を示す。
【0086】
即ち、図4Cに示すように、立体映像表示装置に表示された3D形状が図4Dに示された形状のように見える場合、視聴者は立体視を感じることができないと判断してよい。これにより、視聴者は3D映像を認知できるかを自ら判断することができ、他人の3D映像認知程度も知ることができるようになる。
【0087】
図5Aないし図5Cは、本発明の別の実施形態に係る3D診断テスト形状を説明するための図である。
【0088】
3D映像の視聴時、3D視覚状態を持続的に維持するためには、両眼視線の一致が正常でなければならない。この場合、両眼視線が持続的に楽に一致するためには、TV視聴距離で緊張(Tonic)状態または視線が分離した状態で左右両眼の眼位がほぼ一致しなければならない。
【0089】
従って、本発明の一実施形態に係る3D映像認識診断モードは、眼の疲労度認識診断モードを含み、眼の疲労度を診断するための3D診断テスト形状は、両眼のうちいずれかの一方の眼で認識可能な中心点を持つ予め設定された大きさの図形形状および他方の眼で認識可能な前記図形内に位置する記号形状を含んでよい。図5Aないし図5Cは、一実施形態に係る眼の疲労度認識診断モードで提供され得る眼の疲労度認識診断のための3D診断テスト形状を示す。
【0090】
図5Aに示された目の疲労度3D診断テスト形状は、図5Bに示されたように、両眼にうちいずれか一方の眼で認識可能な・(ドット(dot))形態の中間点を持つ長方形(A−1)および他方の眼で認識可能な+形状(A−2)を含む形態であってよい。一方、(3m)視聴基準とする際、3D診断テスト形状は図5Cに示されたような数値を持つように実現できる。但し、標識の数値は、当業者の設計事項によって変更できる。例えば、全体の大きさは、距離に応じて異なり、視聴距離に比例するように実現できる。
【0091】
一方、ユーザの視聴映像で、長方形の中心内の中心点基準で位置によって視聴者の疲労度を区分することができる。
【0092】
具体的に、ユーザが3Dメガネを着用してTV画面に現れた図5Cに示された形態を見る際、“+”表示が長方形内の中心点を基準に基準から近いほど、視聴時の不便さを少なく感じると判断できる。なお、“+”表示が四角表示から外れていると、自覚症状が激しいと判断できる。これにより、専門家に眼鏡の処方を受けた眼鏡を着用したあと、3DTVを視聴することを勧める。
【0093】
図6Aないし図6Eは、本発明の多様な実施形態に係る3D診断テスト図形を示す図である。
【0094】
図6Aに示された形状は、両眼視の精密検査を開始する前、立体感を感じるか否かを判断するためのCoarse and Fine検査モードに用いられる3D診断テスト形状であってよい。
【0095】
図6Bに示された形状は、左右映像に対して眼の位置が正確であるか否かを検査するための3D診断テスト形状であってよい。
【0096】
図6Cに示された形状は、水平および垂直斜位をともに検査するための3D診断テスト形状であってよい。
【0097】
図6Dに示された形状は、左右眼の網膜像の大きさや形態が互いに同じでない状態を検査するための3D診断テスト形状であってよい。
【0098】
図6Eに示された形状は、遠距離および近距離から融像および抑制の有無を検査するための3D診断テスト形状であってよい。
【0099】
図7Aないし図7Dは、本発明の多様な実施形態に係る3D診断テスト図形を示す図である。
【0100】
図7Aないし図7Dに示されたように、ユーザの視覚的の特性有無を検討できる映像を提供することができる。
【0101】
図7Aに示された3D診断テスト形状は、左右両眼が同一の鮮明度を認識するか判断するための鮮明度診断モードから提供される形状として、両眼のうちいずれか一方の眼で認識可能な上側部に位置した図形形状、他方の眼で認識可能な下側部に位置した図形形状および両眼で同時に認識可能な中間部に位置したライン形状を含んでよい。
【0102】
両眼の鮮明度を診断する3D診断テスト形状は、図7Aに示すように、両眼のうちいずれか一方の眼のみで認識可能な上側部の図形部分(A)、他方の眼のみで認識可能な下側部の図形部分(B)および左右眼が同時に認識可能な図形部分(C)で構成されてよい。
【0103】
3D効果および3D鮮明度の認識に優れる場合、右眼のみで見ることのできる上側部と左眼のみで見ることのできる下側部が同様に鮮明に見えるようになる。
【0104】
なお、3D効果および3D鮮明度の認識に異常がある場合には、右眼のみで見ることのできる上側部と左眼のみで見ることのできる下側部とが均一でないか、片方または両眼が鮮明に見えないことがある。
【0105】
図7Bに示された3D診断テスト形状は両眼視力差の判断のためのテスト形状であり、図7Cに示された3D診断テスト形状は距離知覚認識可能力の判断のためのテスト形状であり、図7Dに示された3D診断テスト形状は潜伏性斜視(斜位)判断のためのテスト形状である。これにより、3D映像視聴時に副作用を多く感じる視覚特徴である乱視、斜位、斜視、両眼の視力差、距離知覚能力不足など判断できる映像を提供し、その映像を感じる程度を入力されて用いることができるようになる。
【0106】
図8Aおよび図8Bは、本発明の別の実施形態に係る情報提供方法を説明するための図である。
【0107】
上述の多様な実施形態に係る3D診断テスト形状に対するユーザの認識程度をUIを通じて入力されることができる。
【0108】
その後、入力されたユーザ認識程度を総合判断して視聴者の視覚的な特性に対して視聴者に必要な内容について報知することができる。具体的に、入力された内容に対して分析して視聴者に必要な内容、危険程度、提案する視聴方法などを提供することができる。場合によって、ユーザは3Dメガネ内にプリズムレンズを付加する方式で3D視聴環境を改善することができるようになる。
【0109】
図8Aおよび図8Bに示された構成は、ユーザに提供され得る情報の一例を示す。
【0110】
図9は、本発明の一実施形態に係る3D映像認識診断方法を説明するためのフローチャートである。
【0111】
図9に示された3D映像認識診断方法によると、ユーザ命令または予め設定されたイベントに従って3D映像認識程度を診断するための3D映像認識診断モードに進入すると(S910)、3D映像認識程度を診断するための3D診断テスト形状を表示する(S920)。
【0112】
続いて、3D診断テスト映像に対するユーザの認識程度を入力されて(S930)、入力されたユーザの認識程度による結果値を出力する(S940)。
【0113】
ここで、結果値を出力するステップは、入力されたユーザの認識程度による3D認識診断結果またはガイドコメントに含む報知メッセージを表示することができる。
【0114】
この場合、3D診断テスト映像は、左眼で認識可能な映像、右眼で認識可能な映像、および左眼および右眼で同時に認識可能な映像のうち少なくとも一つを含んでよい。
【0115】
なお、ユーザ命令または予め設定されたイベントに従って、3D診断テスト形状を不完全に認識する場合に、可能な形状を表示することができる。
【0116】
なお、3D映像認識診断モードは、眼の疲労度認識診断モードを含み、眼の疲労度を診断するための3D診断テスト形状は、両眼のうち一方の眼で認識可能な中心点を持つ予め設定された大きさの図形形状および他方の眼で認識可能な前記図形内に位置する記号形状を含んでよい。
【0117】
なお、3D映像認識診断モードは、鮮明度認識診断モードを含み、鮮明度を診断するための3D診断テスト形状は、両眼のうちいずれか一方の眼で認識可能な上側部に位置した図形形状、他方の眼で認識可能な下側部に位置した図形形状および両眼で同時に認識可能な中間部に位置したライン形状を含んでよい。
【0118】
なお、3D映像認識診断モードは、立体感を感じるか否かを判断するためのCoarse and Fine検査モード、左右眼映像に対する両眼の位置が正確であるか否かを判断するための分離斜位検査モード、水平および垂直斜位を同時に検査するための連合斜位検査モード、左右眼網膜の大きさまたは形が同一であるか否かを検査するための不等像視検査モードおよび遠距離および近距離から融像および抑制の有無を検査するための両眼融合検査モードのうち、少なくとも一つを含んでよい。
【0119】
なお、3D映像認識診断モードは、両眼の視力差を判断するための両眼視力差判断モード、距離知覚認識可能力を判断するための距離知覚能力判断モード、および潜伏性斜位の有無を判断するための潜伏性斜位判断モードのうち、少なくとも一つを含んでよい。
【0120】
ここで、3D診断テスト形状は、予め保存された映像または外部から受信された映像であってよい。
【0121】
これにより、ユーザは3D映像認識程度を自己診断することができ、診断結果による多様な情報を提供されることができるようになる。なお、他人の3D映像認識程度も把握できるようになる。従って、3D視聴環境を改善できるようになる。
【0122】
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【技術分野】
【0001】
本発明は、ディスプレイ装置およびその3D映像認識診断方法に関し、より詳細には、3D映像を表示することのできるディスプレイ装置およびその3D映像認識診断方法に関する。
【背景技術】
【0002】
3D立体映像技術は、情報通信、放送、医療、教育、訓練、軍事、ゲーム、アニメーション、仮想現実、CAD、産業技術等、その応用分野が非常に多様であり、このような様々な分野で共通して必要とされる次世代の3D立体マルチメディア情報通信のコア基盤技術といえる。
【0003】
一般的に、人間が知覚する立体感は、観察しようとする物体の位置による水晶体の厚さの変化度合い、両眼と対象物との角度の差、そして左右眼に見える対象物の位置および形の相違、対象物の運動によって生じる時差、その他に各種心理および記憶による効果等が複合的に作用して生じる。
【0004】
その中でも、人の両眼が横方向に約6〜7cm程離れていることで生じる両眼時差(binocular disparity)は、立体感において最も重要な要因といえる。即ち、両眼時差によって対象物に対する角度の差が生じたままモノを見るようになり、この差によってそれぞれの眼に入ってくるイメージが相互に異なる像を持つようになって、この二つの映像が網膜を通じて脳へと伝達されると、脳はこの二つの情報を正確に融合して本来の3D立体映像を感じることができるのである。
【0005】
立体映像ディスプレイ装置としては、特殊眼鏡を使う眼鏡式と、特殊眼鏡を使わない非眼鏡式に分けられる。眼鏡式は、相互補色関係にある色フィルタを用いて映像を分離選択する色フィルタ方式、直交した偏光素子の組み合わせによる遮光効果を用いて左眼と右眼との映像を分離する偏光フィルタ方式および左眼映像信号と右眼映像信号とをスクリーンに投射する同期信号に対応して、左眼と右眼とを交互に遮断することで、立体感を感じられるようにするシャッターグラス方式が存在する。
【0006】
上述のように、3D映像は両眼視を用いるため、両眼視が正常に備えられていなければ正常な視聴が不可能となる。従って、このような問題を事前に確認して、治療を誘導してユーザが3D映像を視聴可能な状態を維持するための方策が求められる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】韓国特開第2001-0064749 号公報
【特許文献2】韓国特開第1995-0018495 号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
そこで、本発明の目的とするところは、ユーザが3D映像認識程度を自己診断できるようなディスプレイ装置および3D映像認識診断方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記目的を達成するための本発明に係る3D映像認識診断モードを提供するディスプレイ装置は、3D映像認識程度を診断するための3D診断テスト形状を表示するディスプレイ部と、前記3D診断テスト映像に対するユーザの認識程度を入力されるユーザインターフェース部と、前記ユーザインターフェース部を介して入力されたユーザの認識程度による結果値を出力するように制御する制御部とを含む。
【0010】
なお、前記制御部は、前記ユーザインターフェース部を介して入力されたユーザの認識程度による3D認識診断結果またはガイドコメントを含む報知メッセージを表示するように前記ディスプレイ部を制御してよい。
【0011】
なお、前記制御部は、前記ユーザインターフェース部を介して入力されたユーザ命令または予め設定されたイベントに従って、前記3D映像認識診断モードに進入するように制御してよい。
【0012】
ここで、前記3D診断テスト映像は、左眼で認識可能な映像、右眼で認識可能な映像、および左眼および右眼で同時に認識可能な映像のうち少なくとも一つを含んでよい。
【0013】
なお、前記制御部は、前記ユーザインターフェース部を介して入力されたユーザ命令または予め設定されたイベントに従って、前記3D診断テスト形状を不完全に認識する場合に可能な形状を表示するように制御してよい。
【0014】
なお、前記3D映像認識診断モードは、眼の疲労度認識診断モードを含み、眼の疲労度を診断するための3D診断テスト形状は、両眼のうちいずれか一方の眼で認識可能な中心点を持つ予め設定された大きさの図形形状および他方の眼で認識可能な前記図形内に位置する記号形状を含んでよい。
【0015】
ここで、前記3D映像認識診断モードは、鮮明度認識診断モードを含み、鮮明度を診断するための3D診断テスト形状は、両眼のうちいずれか一方の眼で認識可能な上側部に位置した図形形状、他方の眼で認識可能な下側部に位置した図形形状および両眼で同時に認識可能な中間部に位置したライン形状を含んでよい。
【0016】
なお、前記3D映像認識診断モードは、立体感を感じるか否かを判断するためのCoarse and Fine検査モード、左右眼映像に対する両眼の位置が正確であるか否かを判断するための分離斜位検査モード、水平および垂直斜位を同時に検査するための連合斜位検査モード、左右眼網膜の大きさまたは形が同一であるか否かを検査するための不等像視検査モードおよび遠距離および近距離から融像および抑制の有無を検査するための両眼融合検査モードのうち、少なくとも一つを含んでよい。
【0017】
なお、前記3D映像認識診断モードは、両眼の視力差を判断するための両眼視力差判断モード、距離知覚認識可能力を判断するための距離知覚能力判断モード、および潜伏性斜位の有無を判断するための潜伏性斜位判断モードのうち、少なくとも一つを含んでよい。
【0018】
ここで、前記3D診断テスト形状は、予め保存された映像または外部から受信された映像であってよい。
【0019】
一方、本発明の一実施形態に係る3D映像認識診断モードを提供する3D映像認識診断方法は、3D映像認識程度を診断するための3D診断テスト形状を表示するステップと、前記3D診断テスト映像に対するユーザの認識程度を入力されるステップと、前記入力されたユーザの認識程度による結果値を出力するステップとを含む。
【0020】
ここで、前記結果値を出力するステップは、前記入力されたユーザの認識程度による3D認識診断結果またはガイドコメントを含む報知メッセージを表示することを含んでよい。
【0021】
なお、ユーザ命令または予め設定されたイベントに従って、前記3D映像認識診断モードに進入するステップを更に含んでよい。
【0022】
ここで、前記3D診断テスト映像は、左眼で認識可能な映像、右眼で認識可能な映像、および左眼および右眼で同時に認識可能な映像のうち少なくとも一つを含んでよい。
【0023】
なお、ユーザ命令または予め設定されたイベントに従って、前記3D診断テスト形状を不完全に認識する場合に可能な形状を表示するステップを更に含んでよい。
【0024】
この場合、前記3D診断テスト形状は、予め保存された映像または外部から受信された映像であってよい。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明の一実施形態に係る3D映像提供システムを示す図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るディスプレイ装置の構成を示すブロック図である。
【図3A】本発明の一実施形態に係る3D診断モード進入方法を説明するための図である。
【図3B】本発明の一実施形態に係る3D診断モード進入方法を説明するための図である。
【図4A】本発明の一実施形態に係る3D診断テスト形状を説明するための図である。
【図4B】本発明の一実施形態に係る3D診断テスト形状を説明するための図である。
【図4C】本発明の一実施形態に係る3D診断テスト形状を説明するための図である。
【図4D】本発明の一実施形態に係る3D診断テスト形状を説明するための図である。
【図5A】本発明の別の実施形態に係る3D診断テスト形状を説明するための図である。
【図5B】本発明の別の実施形態に係る3D診断テスト形状を説明するための図である。
【図5C】本発明の別の実施形態に係る3D診断テスト形状を説明するための図である。
【図6A】本発明の多様な実施形態に係る3D診断テスト図形を示す図である。
【図6B】本発明の多様な実施形態に係る3D診断テスト図形を示す図である。
【図6C】本発明の多様な実施形態に係る3D診断テスト図形を示す図である。
【図6D】本発明の多様な実施形態に係る3D診断テスト図形を示す図である。
【図6E】本発明の多様な実施形態に係る3D診断テスト図形を示す図である。
【図7A】本発明の多様な実施形態に係る3D診断テスト図形を示す図である。
【図7B】本発明の多様な実施形態に係る3D診断テスト図形を示す図である。
【図7C】本発明の多様な実施形態に係る3D診断テスト図形を示す図である。
【図7D】本発明の多様な実施形態に係る3D診断テスト図形を示す図である。
【図8A】本発明の別の実施形態に係る情報提供方法を説明するための図である。
【図8B】本発明の別の実施形態に係る情報提供方法を説明するための図である。
【図9】本発明の一実施形態に係る3D映像認識診断方法を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0026】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態についてより詳細に説明する。
【0027】
図1は、本発明の一実施形態に係る3D映像提供システムを示す図である。図1に示すように、3D映像を画面に表示するためのディスプレイ装置100および3D映像を視聴するための3Dグラス200で構成されている。
【0028】
ディスプレイ装置100は、3D映像を表示するように実現できる。例えば、2D映像または3D映像を表示するように実現できる。
【0029】
ディスプレイ装置100が2D映像を表示する場合、既存の2Dディスプレイ装置と同様の方法を用いることができ、3D映像を表示する場合、カメラなどの撮影装置から受信された3D映像またはカメラによって撮影されて放送局で編集/加工された後、放送局から送出された3D映像を受信し、受信された3D映像を処理した後にそれを画面に表示することができる。特に、ディスプレイ装置100は3D映像のフォーマットを参照し、左眼映像と右眼映像とを加工し、加工された左眼映像と右眼映像とが時分割されて交互に表示されるようにすることができる。
【0030】
3Dグラス200は、アクティブタイプのシャッターグラス(Shutter glass)で実現できる。即ち、シャッターグラスがディスプレイ装置100から伝達される左/右映像信号をコントローラチップが認識して液晶(Liquid Crystal)を素早く開閉しながら映像を通過させたり、遮断する方式で両眼時差を生じさせる方式が用いられることができる。
【0031】
特に、3Dグラス200はディスプレイ装置100から同期信号を受信するためのIR受信部(A)を含んでよい。
【0032】
IR受信部(A)はディスプレイ装置100から伝送される同期信号を受信するIRセンサー部(図示せず)および同期信号を透過させてIRセンサー部(図示せず)に伝達し、ノイズ(Noise)光などのような外部光はIRセンサー部(図示せず)以外の方向に透過させるウィンドウ部(図示せず)を含んでよい。その他のIR受信部(A)の細部構成については図面を参考に後述する。
【0033】
一方、本発明の一実施形態に係る映像提供システムは、3D映像を生成するためのカメラ(図示せず)を更に含んでよい。
【0034】
カメラ(図示せず)は3D映像を生成するための撮影装置の一種として、ユーザの左眼に提供することを目的として撮影された左眼映像と、ユーザの右眼に提供することを目的として撮影された右眼映像を生成する。即ち、3D映像は左眼映像と右眼映像とで構成され、このような左眼映像と右眼映像とがユーザの左眼と右眼にそれぞれ交互に提供され、両眼時差による立体感が生じるようになる。
【0035】
これのために、カメラ(図示せず)は左眼映像を生成するための左眼カメラと、右眼映像を生成するための右眼カメラとで構成され、左眼カメラと右眼カメラとの間隔は、人間の両目間の離隔間隔から考慮されるようになる。
【0036】
カメラ(図示せず)は、撮影された左眼映像と右眼映像とをディスプレイ装置100に伝達する。特に、カメラ(図示せず)がディスプレイ装置100に伝達する左眼映像と右眼映像は、一つのフレームに左眼映像および右眼映像のうち一方の映像のみで構成されたフォーマットで伝達されたり、一つのフレームに左眼映像と右眼映像とが両方含まれるように構成されたフォーマットで伝達されることができる。
【0037】
カメラ(図示せず)は多様な3D映像のフォーマットのうち一つのフォーマットを予め決定し、決定されたフォーマットにより3D映像を生成してディスプレイ装置100に伝達することができる。
【0038】
一方、上述の説明では、3Dグラス200が必須構成であると説明したが、3Dグラス200無しに3D映像を視聴することのできるディスプレイ装置にも本発明が適用できることがいうまでもない。
【0039】
以下では、本発明に係る3次元メガネの構成について、詳細に説明する。
【0040】
図2は、本発明の一実施形態に係るディスプレイ装置の構成を示すブロック図である。
【0041】
図2に示すように、本ディスプレイ装置100は、映像受信部110と、映像処理部120と、ディスプレイ部130と、制御部140と、保存部150およびユーザインターフェース部160を含む。
【0042】
映像受信部110は、放送局または衛星から有線または無線で受信される2Dまたは3D映像信号を受信して復調する。なお、映像受信部110は、カメラなどの外部機器と接続されて外部機器から3D映像を入力されることができる。外部機器は、無線で接続されたりS−Video、コンポーネント、コンポジット、D−Sub、DVI、HDMIなどのインターフェースを介して有線で接続され得る。一方、2D映像処理方法は、当業者に自明な事項であるため、以下では3D映像処理方法に着目して説明する。
【0043】
上述のように、3D映像は少なくとも一つのフレームで構成された映像として、一つの映像フレームに左眼映像と右眼映像とが含まれたり、各フレームが左眼映像または右眼映像で構成された映像のことを意味する。即ち、3D映像は、多様な3Dフォーマットのうち一つによって生成された映像である。
【0044】
従って、映像受信部110に受信される3D映像は多様なフォーマットによることができ、特に、一般的なトップ−ボトム(top−bottom)方式、サイドバイサイド(side by side)方式、水平インターリーブ(horizontal interleave)方式、垂直インターリーブ(vertical interleave)方式、またはチェッカーボード(checker board)方式、シーケンシャルフレーム(sequential frame)のうち、いずれか一つによるフォーマットでもよい。
【0045】
映像受信部110は、受信された2D映像または3D映像を映像処理部120に伝達する。
【0046】
映像処理部120は、映像受信部110から受信された2D映像または3D映像に対してビデオデコーディング、フォーマット分析、ビデオスケーリングなどの信号処理およびGUI(Graphic User Interface)付加などの作業を行う。
【0047】
特に、映像処理部120は、映像受信部110に入力された2D映像または3D映像のフォーマットを用いて、一つの画面の大きさ(例えば、1920*1080)に該当する左眼映像と右眼映像とをそれぞれ生成する。
【0048】
例えば、3D映像のフォーマットが、トップ−ボトム(top−bottom)方式、サイドバイサイド(side by side)方式、水平インターリーブ(horizontal interleave)方式、垂直インターリーブ(vertical interleave)方式、またはチェッカーボード(checker board)方式、シーケンシャルフレーム(sequential frame)によるフォーマットである場合、映像処理部120は各映像フレームで左眼映像部分と右眼映像部分とをそれぞれ抽出し、抽出された左眼映像と右眼映像とを拡大スケーリングまたは補間することで、ユーザに提供するための左眼映像と右眼映像とをそれぞれ生成するようになる。
【0049】
なお、3D映像のフォーマットが一般的なフレームシーケンス方式である場合、映像処理部120は各フレームから左眼映像または右眼映像を抽出してユーザに提供するための準備を行なう。
【0050】
一方、入力された3D映像のフォーマットに対する情報は、3D映像信号に含まれていても良く、含まれていなくても良い。
【0051】
例えば、入力された3D映像のフォーマットに対する情報が、3D映像信号に含まれている場合、映像処理部120は3D映像を分析してフォーマットに対する情報を抽出し、抽出された情報によって受信された3D映像を処理するようになる。一方、入力された3D映像のフォーマットに対する情報が3D映像信号に含まれていない場合、映像処理部120はユーザによって入力されたフォーマットに従って受信された3D映像を処理したり、予め設定されたフォーマットに従って受信された3D映像を処理するようになる。
【0052】
映像処理部120は抽出された左眼映像と右眼映像とを時分割して交互にディスプレイ部130に伝達する。即ち、映像処理部120は、「左眼映像(L1)→右眼映像(R1)→左眼映像(L2)→右眼映像(R2)→…」の時間的順番で左眼映像と右眼映像とをディスプレイ部130に伝達する。
【0053】
ディスプレイ部130は、映像処理部120から出力される左眼映像と右眼映像とを交互に出力してユーザに提供する。
【0054】
なお、ディスプレイ部130は、ユーザ命令または予め設定されたイベントに従って、3D映像認識程度を診断するための3D診断テスト形状を表示することができる。ここで、予め設定されたイベントは、3D映像視聴のためのイベントがある場合(3D映像視聴のためのユーザ命令入力など)、ディスプレイ装置100に対するパワーオン時、3D映像視聴後予め設定された時間の経過時などであってよい。
【0055】
一方、3D診断テスト映像は、左眼で認識可能な映像、右眼で認識可能な映像、および左眼および右眼で同時に認識可能な映像のうち少なくとも一つを含む形態であってよい。
【0056】
なお、3D診断テスト映像は、予め保存されているか、別の通信方法(例えば、LAN、インターネットなど)を通じて外部から受信されたものであってよい。
【0057】
制御部140は、ユーザインターフェース部160から伝達されたユーザ命令または予め設定されたオプションに従ってディスプレイ装置100の全体的な動作を制御する。
【0058】
特に、制御部140は、映像受信部110および映像処理部120を制御し、3D映像が受信され、受信された3D映像が左眼映像と右眼映像とに分離され、分離された左眼映像と右眼映像とのそれぞれが一つの画面で表示できるような大きさでスケーリングまたは補間されるように制御する。
【0059】
なお、制御部140は、ディスプレイ部130を制御し、ディスプレイ部130を介して提供される映像の偏光方向が左眼映像または右眼映像に一致するようにスイッチングされるようにすることができる。
【0060】
保存部150は、ディスプレイ装置100を動作させるために必要な各種プログラムなどが保存される保存媒体として、メモリ、HDD(Hard Disk Drive)などで実現可能である。例えば、保存部150は制御部140の動作実行のためのプログラムを保存するためのROM、制御部140の動作実行によるデータを一時的に保存するためのRAMなどを備えることができる。なお、各種参照データを保存するためのEEROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)などを更に備えてよい。
【0061】
なお、保存部150は予め設定された3D診断テスト形状、診断結果によるユーザガイド事項などの関連データを保存することができる。
【0062】
ユーザインターフェース部160は、リモコン、入力パネルなどの入力手段から受信されるユーザ命令を制御部140に伝達する。
【0063】
なお、ユーザインターフェース部160は、3D診断テスト映像に対するユーザの認識程度を入力される機能を担う。
【0064】
この場合、制御部140は、ユーザインターフェース部160を介して入力されたユーザ認識程度による結果値を出力するようにディスプレイ部130、音響出力部(図示せず)などを制御することができる。
【0065】
ここで、結果値はユーザインターフェース部160を介して入力されたユーザの認識程度による3D認識診断結果またはガイドコメントを含む報知メッセージの形態で表示されることができる。または、場合によっては、音響出力部(図示せず)を介して音響の形態で出力されることも可能である。
【0066】
なお、制御部140は、ユーザインターフェース部160を介して入力されたユーザ命令または予め設定されたイベントに従って3D映像認識診断モードに進入するように制御することができる。
【0067】
ここで、3D映像認識診断モードは、眼の疲労度認識診断モードを含み、眼の疲労度を診断するための3D診断テスト形状は、両眼のうちいずれか一方の眼で認識可能な中心点を持つ予め設定された大きさの図形形状および他方の眼で認識可能な前記図形内に位置する記号形状を含んでよい。
【0068】
なお、3D映像認識診断モードは、鮮明度認識診断モードを含み、鮮明度を診断するための3D診断テスト形状は、両眼のうちいずれか一方の眼で認識可能な上側部に位置した図形形状、他方の眼で認識可能な下側部に位置した図形形状および両眼で同時に認識可能な中間部に位置したライン形状を含んでよい。
【0069】
なお、3D映像認識診断モードは、立体感を感じるか否かを判断するためのCoarse and Fine検査モード、左右眼映像に対する両眼の位置が正確であるか否かを判断するための分離斜位検査モード、水平および垂直斜位を同時に検査するための連合斜位検査モード、左右眼網膜の大きさまたは形が同一であるか否かを検査するための不等像視検査モードおよび遠距離および近距離から融像および抑制の有無を検査するための両眼融合検査モードのうち、少なくとも一つを含んでよい。
【0070】
なお、3D映像認識診断モードは、両眼の視力差を判断するための両眼視力差判断モード、距離知覚認識可能力を判断するための距離知覚能力判断モード、および潜伏性斜位の有無を判断するための潜伏性斜位判断モードのうち、少なくとも一つを含んでよい。
【0071】
ここで、3D診断テスト形状は、予め保存された映像または外部から受信された映像であってよい。
【0072】
なお、制御部140は、ユーザインターフェース部160を介して入力されたユーザ命令または予め設定されたイベントに従って、3D診断テスト形状を不完全に認識する場合に可能な形状を表示するように制御することができる。このような形状は、予め保存されているか外部から受信されたものであってよい。なお、場合によっては、関連サーバなどを通じて提供されてよい。
【0073】
一方、図面には示されていないが、本ディスプレイ装置100は、ディスプレイ部130に出力される2Dまたは3D映像にオーバーラップされて表示されるOSD(On Screen Display)画面を生成する機能をOSD処理部(図示せず)を更に含んでよい。ここで、OSD画面はディスプレイ画面上にメニュー画面、時間やチャネル番号などの文字や図形などを表示する画面にディスプレイ映像にオーバーラップされて表示されることができる。例えば、ユーザが所望する機能を複数のメニューから選択するための操作パネルやリモコンコントローラのような入力装置を操作することにより、ディスプレイ画面上にメインメニュー、サブメニューなどがOSD形態で表示されることができる。このようなメニューは、ディスプレイ装置から選択できるオプション項目を含んだり、ディスプレイ装置の機能を調整することのできる項目を含んでよい。
【0074】
なお、OSD処理部(図示せず)は、制御部140の制御によりOSD画面の2D/3D、透明度、色相、大きさ、形態および位置調整、ハイライト、アニメーション効果などの作業を行なうことができる。
【0075】
なお、OSD処理部(図示せず)は、予め設定されたオプション、予め設定されたイベントまたはユーザ命令に従って、OSD画面を2D画面または3D画面で生成することができる。
【0076】
制御部140は、ディスプレイ部130で3D映像が表示されると、OSD画面の透明度を調整するように、OSD処理部(図示せず)を制御することができる。
【0077】
なお、制御部140は、ディスプレイ部130に表示される映像およびOSD画面のうち、少なくとも一つが3Dである場合、OSD画面の透明度を調整するようにOSD処理部(図示せず)を制御することができる。
【0078】
図3Aおよび3Bは、本発明の一実施形態に係る3D診断モード進入方法を説明するための図である。
【0079】
図3Aに示すように、ユーザはOSDメニューを通じて3D映像認識程度を診断するための3D映像ユーザ診断モードに進入できる。当該OSDメニューは予め設定されたイベントまたはユーザ命令に従って表示されることができる。
【0080】
ここで、予め設定されたイベントは、3D映像視聴モードに進入する前、3D映像視聴後予め設定された時間経過時、当該装置のパワーオン時などであってよい。
【0081】
図3Bに示すように、3D映像ユーザ診断モードへの進入を問い合わせる問い合わせウィンドウが表示されてよく、これを用いて3D映像ユーザ診断モードに進入してもよい。この場合、問い合わせウィンドウは、3D映像視聴のためのユーザ命令がある場合、予め設定されたオプションに従って表示されてよい。
【0082】
図4Aないし図4Dは、本発明の一実施形態に係る3D診断テスト形状を説明するための図である。
【0083】
図4Aは3Dメガネを着用した状態で、右眼のみで見られる形状を示し、図4Bは3Dメガネを着用した状態で、左眼のみで見られる形状を示す。
【0084】
なお、図4Cは、立体映像表示装置に表示された3D形状であり、立体視を感じることのできる人の眼に見える形状を示す。
【0085】
図4Dは、立体視を感じられない人の眼に見える形状を示す。
【0086】
即ち、図4Cに示すように、立体映像表示装置に表示された3D形状が図4Dに示された形状のように見える場合、視聴者は立体視を感じることができないと判断してよい。これにより、視聴者は3D映像を認知できるかを自ら判断することができ、他人の3D映像認知程度も知ることができるようになる。
【0087】
図5Aないし図5Cは、本発明の別の実施形態に係る3D診断テスト形状を説明するための図である。
【0088】
3D映像の視聴時、3D視覚状態を持続的に維持するためには、両眼視線の一致が正常でなければならない。この場合、両眼視線が持続的に楽に一致するためには、TV視聴距離で緊張(Tonic)状態または視線が分離した状態で左右両眼の眼位がほぼ一致しなければならない。
【0089】
従って、本発明の一実施形態に係る3D映像認識診断モードは、眼の疲労度認識診断モードを含み、眼の疲労度を診断するための3D診断テスト形状は、両眼のうちいずれかの一方の眼で認識可能な中心点を持つ予め設定された大きさの図形形状および他方の眼で認識可能な前記図形内に位置する記号形状を含んでよい。図5Aないし図5Cは、一実施形態に係る眼の疲労度認識診断モードで提供され得る眼の疲労度認識診断のための3D診断テスト形状を示す。
【0090】
図5Aに示された目の疲労度3D診断テスト形状は、図5Bに示されたように、両眼にうちいずれか一方の眼で認識可能な・(ドット(dot))形態の中間点を持つ長方形(A−1)および他方の眼で認識可能な+形状(A−2)を含む形態であってよい。一方、(3m)視聴基準とする際、3D診断テスト形状は図5Cに示されたような数値を持つように実現できる。但し、標識の数値は、当業者の設計事項によって変更できる。例えば、全体の大きさは、距離に応じて異なり、視聴距離に比例するように実現できる。
【0091】
一方、ユーザの視聴映像で、長方形の中心内の中心点基準で位置によって視聴者の疲労度を区分することができる。
【0092】
具体的に、ユーザが3Dメガネを着用してTV画面に現れた図5Cに示された形態を見る際、“+”表示が長方形内の中心点を基準に基準から近いほど、視聴時の不便さを少なく感じると判断できる。なお、“+”表示が四角表示から外れていると、自覚症状が激しいと判断できる。これにより、専門家に眼鏡の処方を受けた眼鏡を着用したあと、3DTVを視聴することを勧める。
【0093】
図6Aないし図6Eは、本発明の多様な実施形態に係る3D診断テスト図形を示す図である。
【0094】
図6Aに示された形状は、両眼視の精密検査を開始する前、立体感を感じるか否かを判断するためのCoarse and Fine検査モードに用いられる3D診断テスト形状であってよい。
【0095】
図6Bに示された形状は、左右映像に対して眼の位置が正確であるか否かを検査するための3D診断テスト形状であってよい。
【0096】
図6Cに示された形状は、水平および垂直斜位をともに検査するための3D診断テスト形状であってよい。
【0097】
図6Dに示された形状は、左右眼の網膜像の大きさや形態が互いに同じでない状態を検査するための3D診断テスト形状であってよい。
【0098】
図6Eに示された形状は、遠距離および近距離から融像および抑制の有無を検査するための3D診断テスト形状であってよい。
【0099】
図7Aないし図7Dは、本発明の多様な実施形態に係る3D診断テスト図形を示す図である。
【0100】
図7Aないし図7Dに示されたように、ユーザの視覚的の特性有無を検討できる映像を提供することができる。
【0101】
図7Aに示された3D診断テスト形状は、左右両眼が同一の鮮明度を認識するか判断するための鮮明度診断モードから提供される形状として、両眼のうちいずれか一方の眼で認識可能な上側部に位置した図形形状、他方の眼で認識可能な下側部に位置した図形形状および両眼で同時に認識可能な中間部に位置したライン形状を含んでよい。
【0102】
両眼の鮮明度を診断する3D診断テスト形状は、図7Aに示すように、両眼のうちいずれか一方の眼のみで認識可能な上側部の図形部分(A)、他方の眼のみで認識可能な下側部の図形部分(B)および左右眼が同時に認識可能な図形部分(C)で構成されてよい。
【0103】
3D効果および3D鮮明度の認識に優れる場合、右眼のみで見ることのできる上側部と左眼のみで見ることのできる下側部が同様に鮮明に見えるようになる。
【0104】
なお、3D効果および3D鮮明度の認識に異常がある場合には、右眼のみで見ることのできる上側部と左眼のみで見ることのできる下側部とが均一でないか、片方または両眼が鮮明に見えないことがある。
【0105】
図7Bに示された3D診断テスト形状は両眼視力差の判断のためのテスト形状であり、図7Cに示された3D診断テスト形状は距離知覚認識可能力の判断のためのテスト形状であり、図7Dに示された3D診断テスト形状は潜伏性斜視(斜位)判断のためのテスト形状である。これにより、3D映像視聴時に副作用を多く感じる視覚特徴である乱視、斜位、斜視、両眼の視力差、距離知覚能力不足など判断できる映像を提供し、その映像を感じる程度を入力されて用いることができるようになる。
【0106】
図8Aおよび図8Bは、本発明の別の実施形態に係る情報提供方法を説明するための図である。
【0107】
上述の多様な実施形態に係る3D診断テスト形状に対するユーザの認識程度をUIを通じて入力されることができる。
【0108】
その後、入力されたユーザ認識程度を総合判断して視聴者の視覚的な特性に対して視聴者に必要な内容について報知することができる。具体的に、入力された内容に対して分析して視聴者に必要な内容、危険程度、提案する視聴方法などを提供することができる。場合によって、ユーザは3Dメガネ内にプリズムレンズを付加する方式で3D視聴環境を改善することができるようになる。
【0109】
図8Aおよび図8Bに示された構成は、ユーザに提供され得る情報の一例を示す。
【0110】
図9は、本発明の一実施形態に係る3D映像認識診断方法を説明するためのフローチャートである。
【0111】
図9に示された3D映像認識診断方法によると、ユーザ命令または予め設定されたイベントに従って3D映像認識程度を診断するための3D映像認識診断モードに進入すると(S910)、3D映像認識程度を診断するための3D診断テスト形状を表示する(S920)。
【0112】
続いて、3D診断テスト映像に対するユーザの認識程度を入力されて(S930)、入力されたユーザの認識程度による結果値を出力する(S940)。
【0113】
ここで、結果値を出力するステップは、入力されたユーザの認識程度による3D認識診断結果またはガイドコメントに含む報知メッセージを表示することができる。
【0114】
この場合、3D診断テスト映像は、左眼で認識可能な映像、右眼で認識可能な映像、および左眼および右眼で同時に認識可能な映像のうち少なくとも一つを含んでよい。
【0115】
なお、ユーザ命令または予め設定されたイベントに従って、3D診断テスト形状を不完全に認識する場合に、可能な形状を表示することができる。
【0116】
なお、3D映像認識診断モードは、眼の疲労度認識診断モードを含み、眼の疲労度を診断するための3D診断テスト形状は、両眼のうち一方の眼で認識可能な中心点を持つ予め設定された大きさの図形形状および他方の眼で認識可能な前記図形内に位置する記号形状を含んでよい。
【0117】
なお、3D映像認識診断モードは、鮮明度認識診断モードを含み、鮮明度を診断するための3D診断テスト形状は、両眼のうちいずれか一方の眼で認識可能な上側部に位置した図形形状、他方の眼で認識可能な下側部に位置した図形形状および両眼で同時に認識可能な中間部に位置したライン形状を含んでよい。
【0118】
なお、3D映像認識診断モードは、立体感を感じるか否かを判断するためのCoarse and Fine検査モード、左右眼映像に対する両眼の位置が正確であるか否かを判断するための分離斜位検査モード、水平および垂直斜位を同時に検査するための連合斜位検査モード、左右眼網膜の大きさまたは形が同一であるか否かを検査するための不等像視検査モードおよび遠距離および近距離から融像および抑制の有無を検査するための両眼融合検査モードのうち、少なくとも一つを含んでよい。
【0119】
なお、3D映像認識診断モードは、両眼の視力差を判断するための両眼視力差判断モード、距離知覚認識可能力を判断するための距離知覚能力判断モード、および潜伏性斜位の有無を判断するための潜伏性斜位判断モードのうち、少なくとも一つを含んでよい。
【0120】
ここで、3D診断テスト形状は、予め保存された映像または外部から受信された映像であってよい。
【0121】
これにより、ユーザは3D映像認識程度を自己診断することができ、診断結果による多様な情報を提供されることができるようになる。なお、他人の3D映像認識程度も把握できるようになる。従って、3D視聴環境を改善できるようになる。
【0122】
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
3D映像認識診断モードを提供するディスプレイ装置において、
3D映像認識程度を診断するための3D診断テスト形状を表示するディスプレイ部と、
前記3D診断テスト映像に対するユーザの認識程度を入力されるユーザインターフェース部と、
前記ユーザインターフェース部を介して入力されたユーザの認識程度による結果値を出力するように制御する制御部と、
を含むディスプレイ装置。
【請求項2】
前記制御部は、
前記ユーザインターフェース部を介して入力されたユーザの認識程度による3D認識診断結果またはガイドコメントを含む報知メッセージを表示するように前記ディスプレイ部を制御することを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記ユーザインターフェース部を介して入力されたユーザ命令または予め設定されたイベントに従って、前記3D映像認識診断モードに進入するように制御することを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項4】
前記3D診断テスト映像は、
左眼で認識可能な映像、右眼で認識可能な映像、および左眼および右眼で同時に認識可能な映像のうち少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記ユーザインターフェース部を介して入力されたユーザ命令または予め設定されたイベントに従って、前記3D診断テスト形状を不完全に認識する場合に可能な形状を表示するように制御することを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項6】
前記3D映像認識診断モードは、
眼の疲労度認識診断モードを含み、
眼の疲労度を診断するための3D診断テスト形状は、
両眼のうちいずれか一方の眼で認識可能な中心点を持つ予め設定された大きさの図形形状および他方の眼で認識可能な前記図形内に位置する記号形状を含むことを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項7】
前記3D映像認識診断モードは、
鮮明度認識診断モードを含み、
鮮明度を診断するための3D診断テスト形状は、
両眼のうちいずれか一方の眼で認識可能な上側部に位置した図形形状、他方の眼で認識可能な下側部に位置した図形形状および両眼で同時に認識可能な中間部に位置したライン形状を含むことを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項8】
前記3D映像認識診断モードは、
立体感を感じるか否かを判断するためのCoarse and Fine検査モード、左右眼映像に対する両眼の位置が正確であるか否かを判断するための分離斜位検査モード、水平および垂直斜位を同時に検査するための連合斜位検査モード、左右眼網膜の大きさまたは形が同一であるか否かを検査するための不等像視検査モードおよび遠距離および近距離から融像および抑制の有無を検査するための両眼融合検査モードのうち、少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項9】
前記3D映像認識診断モードは、
両眼の視力差を判断するための両眼視力差判断モード、距離知覚認識可能力を判断するための距離知覚能力判断モード、および潜伏性斜位の有無を判断するための潜伏性斜位判断モードのうち、少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項10】
前記3D診断テスト形状は、予め保存された映像または外部から受信された映像であることを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項11】
3D映像認識診断モードを提供する3D映像認識診断方法において、
3D映像認識程度を診断するための3D診断テスト形状を表示するステップと、
前記3D診断テスト映像に対するユーザの認識程度を入力されるステップと、
前記入力されたユーザの認識程度による結果値を出力するステップと、
を含む3D映像認識診断方法。
【請求項12】
前記結果値を出力するステップは、
前記入力されたユーザの認識程度による3D認識診断結果またはガイドコメントを含む報知メッセージを表示することを特徴とする請求項11に記載の3D映像認識診断方法。
【請求項13】
ユーザ命令または予め設定されたイベントに従って、前記3D映像認識診断モードに進入するステップを更に含むことを特徴とする請求項11に記載の3D映像認識診断方法。
【請求項14】
前記3D診断テスト映像は、
左眼で認識可能な映像、右眼で認識可能な映像、および左眼および右眼で同時に認識可能な映像のうち少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項11に記載の3D映像認識診断方法。
【請求項15】
ユーザ命令または予め設定されたイベントに従って、前記3D診断テスト形状を不完全に認識する場合に可能な形状を表示するステップを更に含むことを特徴とする請求項11に記載の3D映像認識診断方法。
【請求項1】
3D映像認識診断モードを提供するディスプレイ装置において、
3D映像認識程度を診断するための3D診断テスト形状を表示するディスプレイ部と、
前記3D診断テスト映像に対するユーザの認識程度を入力されるユーザインターフェース部と、
前記ユーザインターフェース部を介して入力されたユーザの認識程度による結果値を出力するように制御する制御部と、
を含むディスプレイ装置。
【請求項2】
前記制御部は、
前記ユーザインターフェース部を介して入力されたユーザの認識程度による3D認識診断結果またはガイドコメントを含む報知メッセージを表示するように前記ディスプレイ部を制御することを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記ユーザインターフェース部を介して入力されたユーザ命令または予め設定されたイベントに従って、前記3D映像認識診断モードに進入するように制御することを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項4】
前記3D診断テスト映像は、
左眼で認識可能な映像、右眼で認識可能な映像、および左眼および右眼で同時に認識可能な映像のうち少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記ユーザインターフェース部を介して入力されたユーザ命令または予め設定されたイベントに従って、前記3D診断テスト形状を不完全に認識する場合に可能な形状を表示するように制御することを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項6】
前記3D映像認識診断モードは、
眼の疲労度認識診断モードを含み、
眼の疲労度を診断するための3D診断テスト形状は、
両眼のうちいずれか一方の眼で認識可能な中心点を持つ予め設定された大きさの図形形状および他方の眼で認識可能な前記図形内に位置する記号形状を含むことを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項7】
前記3D映像認識診断モードは、
鮮明度認識診断モードを含み、
鮮明度を診断するための3D診断テスト形状は、
両眼のうちいずれか一方の眼で認識可能な上側部に位置した図形形状、他方の眼で認識可能な下側部に位置した図形形状および両眼で同時に認識可能な中間部に位置したライン形状を含むことを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項8】
前記3D映像認識診断モードは、
立体感を感じるか否かを判断するためのCoarse and Fine検査モード、左右眼映像に対する両眼の位置が正確であるか否かを判断するための分離斜位検査モード、水平および垂直斜位を同時に検査するための連合斜位検査モード、左右眼網膜の大きさまたは形が同一であるか否かを検査するための不等像視検査モードおよび遠距離および近距離から融像および抑制の有無を検査するための両眼融合検査モードのうち、少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項9】
前記3D映像認識診断モードは、
両眼の視力差を判断するための両眼視力差判断モード、距離知覚認識可能力を判断するための距離知覚能力判断モード、および潜伏性斜位の有無を判断するための潜伏性斜位判断モードのうち、少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項10】
前記3D診断テスト形状は、予め保存された映像または外部から受信された映像であることを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項11】
3D映像認識診断モードを提供する3D映像認識診断方法において、
3D映像認識程度を診断するための3D診断テスト形状を表示するステップと、
前記3D診断テスト映像に対するユーザの認識程度を入力されるステップと、
前記入力されたユーザの認識程度による結果値を出力するステップと、
を含む3D映像認識診断方法。
【請求項12】
前記結果値を出力するステップは、
前記入力されたユーザの認識程度による3D認識診断結果またはガイドコメントを含む報知メッセージを表示することを特徴とする請求項11に記載の3D映像認識診断方法。
【請求項13】
ユーザ命令または予め設定されたイベントに従って、前記3D映像認識診断モードに進入するステップを更に含むことを特徴とする請求項11に記載の3D映像認識診断方法。
【請求項14】
前記3D診断テスト映像は、
左眼で認識可能な映像、右眼で認識可能な映像、および左眼および右眼で同時に認識可能な映像のうち少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項11に記載の3D映像認識診断方法。
【請求項15】
ユーザ命令または予め設定されたイベントに従って、前記3D診断テスト形状を不完全に認識する場合に可能な形状を表示するステップを更に含むことを特徴とする請求項11に記載の3D映像認識診断方法。
【図1】
【図2】
【図3A】
【図3B】
【図4A】
【図4B】
【図4C】
【図4D】
【図5A】
【図5B】
【図5C】
【図6A】
【図6B】
【図6C】
【図6D】
【図6E】
【図7A】
【図7B】
【図7C】
【図7D】
【図8A】
【図8B】
【図9】
【図2】
【図3A】
【図3B】
【図4A】
【図4B】
【図4C】
【図4D】
【図5A】
【図5B】
【図5C】
【図6A】
【図6B】
【図6C】
【図6D】
【図6E】
【図7A】
【図7B】
【図7C】
【図7D】
【図8A】
【図8B】
【図9】
【公開番号】特開2012−5125(P2012−5125A)
【公開日】平成24年1月5日(2012.1.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−135086(P2011−135086)
【出願日】平成23年6月17日(2011.6.17)
【出願人】(390019839)三星電子株式会社 (8,520)
【氏名又は名称原語表記】Samsung Electronics Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】416,Maetan−dong,Yeongtong−gu,Suwon−si,Gyeonggi−do,Republic of Korea
【Fターム(参考)】
【公開日】平成24年1月5日(2012.1.5)
【国際特許分類】
【出願日】平成23年6月17日(2011.6.17)
【出願人】(390019839)三星電子株式会社 (8,520)
【氏名又は名称原語表記】Samsung Electronics Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】416,Maetan−dong,Yeongtong−gu,Suwon−si,Gyeonggi−do,Republic of Korea
【Fターム(参考)】
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