説明

ディスペンサ付き合成樹脂製薄肉容器

【課題】底壁から突出した充填部の先端を封止してテール部とし、口部を通して挿入された吸引パイプの先端がテール部によって形成された部分と接触する。
【解決手段】側壁14と底壁15とを有しその内側に内容液の充填空間Rが形成される合成樹脂製薄肉容器10と吸引パイプ23を有し口部に装着されるディスペンサ20と備える。底壁15には、環状の接地壁15aが形成されていると共に、この接地壁15aの内縁15bから膨出壁15cが形成され、筒状壁として充填空間Rに通じる開口部が形成された充填部15dと、これと対向するように膨出壁15cから外向き斜め下方向に指向する突出部15fとが形作られる。先端15dを封止し、封止部15sを頂点する先細りのテール部15d又は突出部15fを空間Rに押し込むことで反転する折れ曲がり部分Eを有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、充填部を形成する筒状壁の先端を密着させることで形成したテール部を内容液の充填空間に押し込んでなる薄肉容器の口部に、ポンプ等のディスペンサを装着することで、口部を通して充填空間に吸引パイプが挿入されるディスペンサ付き合成樹脂製薄肉容器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
省資源化や効率的な回収を目的として薄肉化された合成樹脂製の容器には、底壁の一部を筒状に突出させた充填部とし、この充填部を通して内容液を充填した後、その先端を封止することでテール部を形成すると共に、このテール部を充填空間に押し込んで薄肉容器としたものがある(例えば、「特許文献1」参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008−273542号公報(図8)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
こうした薄肉容器の口部にディスペンサを装着すれば、このディスペンサから垂下させた吸引パイプが口部を通して充填空間に挿入されることで、内容液を外界に噴射させることができる。
【0005】
しかしながら、上述した従来の薄肉容器を採用したディスペンサ付き薄肉容器は、テール部を容器軸線に沿って真上に押し込むようにしているため、吸引パイプの先端がテール部の押し込みによって形成された部分に接触してしまうことがある。
【0006】
こうした接触を回避するための方法としては、例えば、吸引パイプを短くすることが考えられるが、吸引パイプを短くすると、その高さ分の内容液を吸引することができなくなるという問題がある。
【0007】
これに対し、吸引パイプとして柔軟性のあるものを採用することが考えられるが、この場合、押し込みによって形成された部分を吸引パイプの変形によって迂回させながら組み付けることになるため、組付け作業が煩雑になるという問題がある。また、予め曲げ加工された吸引パイプを採用した場合も、吸引パイプが曲げパイプであるが故に、口部を通して挿入し難く、組付け作業の問題を依然解決できない。加えて、曲げパイプが採用されることで、コストの抑制に改善の余地がある。
【0008】
本発明の解決すべき課題は、底壁の一部として突出させた充填部の先端を封止してテール部とした後、当該テール部を充填空間に押し込んでなる合成樹脂製の薄肉容器にディスペンサを装着したとき、口部を通して挿入された吸引パイプの先端がテール部の押し込みによって形成された部分と接触することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明である、ディスペンサ付き合成樹脂製薄肉容器は、側壁と底壁とを有しその内側に内容液の充填空間が形成される合成樹脂製の薄肉容器と、
当該薄肉容器の口部を通して充填空間に挿入される吸引パイプを有し当該口部に装着されるディスペンサと備え、
底壁には、容器軸線を取り囲む環状の接地壁が形成されていると共に、この接地壁の内縁から容器軸線に沿って下方向に向かって縮径しながら膨出する膨出壁が形成されており、
また、当該膨出壁には、容器軸線に対して外向き斜め下方向に指向する筒状壁としてなり当該筒状壁の内側に充填空間に通じる開口部が形成された当該充填空間に膨出壁と共に押し込み可能な充填部と、当該充填部と対向するように膨出壁から外向き斜め下方向に指向して当該膨出壁と共に充填空間に押し込み可能な突出部とが形作られ、
当該突出部は、膨出壁と共に充填空間に押し込んだとき、接地壁の一部をなして吸引パイプの先端の直下に位置する平坦壁と、当該平坦壁と鈍角をなして繋がる傾斜壁とを有し、
充填部は、その先端を封止することで当該封止部を頂点する先細りのテール部を形成し、
当該テール部と突出部との間には、テール部又は突出部を膨出壁と共に充填空間に押し込むことで反転する折れ曲がり部分を有し、膨出壁と共にテール部の封止部を接地壁以上の高さになるように位置決めすると共に、突出部の平坦壁が接地壁となるように位置決めする連結壁が設けられていることを特徴とするものである。
【0010】
テール部及び平坦壁は、接地壁の内縁に、当該内縁を基点に折り曲げ可能に連結されたものとすることができる。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、従来のとおり、内容液を充填部から充填した後、この充填部の先端を封止することで当該封止部を頂点とする先細りのテール部を形成することにより、このテール部又は突出部を膨出壁と共に充填空間に押し込めば、当該膨出壁を取り囲む環状の接地壁を有した薄肉容器を形成することができる。
【0012】
加えて、本発明では、テール部又は突出部を膨出壁と共に充填空間に押し込むことで、テール部と突出部との間を連結する連結壁に係る折れ曲がり部分の折れ曲がり方向が反転するため、膨出壁と共にテール部の封止部が接地壁以上の高さに位置決めされると共に、突出部の平坦壁が接地壁の一部をなして吸引パイプの先端の直下に位置するように位置決めされる。
【0013】
しかも、本発明では、平坦壁に繋がる傾斜壁が当該平坦壁と鈍角をなして繋がるため、突出部が押し込まれることで、当該突出部の平坦壁が吸引パイプの先端の直下になるように位置決めされるときも、当該傾斜壁は吸引パイプから遠ざかるように傾斜するため、吸引パイプと接触することがない。
【0014】
即ち、本発明によれば、吸引パイプを容器軸線に沿って真直ぐに挿入しても、吸引パイプの先端がテール部の押し込み部分に接触することなく、当該吸引パイプの先端を接地壁の一部をなす平坦壁の直下に位置決めすることができる。これにより、充填空間の内容液は、既存のストレートな吸引パイプを備えるディスペンサを採用した場合でも、吸引パイプを通して可能な限り吸引することができる。
【0015】
従って、本発明によれば、組付け作業性及びコスト性を損なうことなく、内容液を効率的に噴射させることができる。
【0016】
また、テール部及び平坦壁を、接地壁の内縁に、当該内縁を基点に折り曲げ可能に連結すれば、テール部及び平坦壁が膨出壁と共に環状の接地壁に対して拘束されるため、テール部及び平坦壁を膨出壁と共に押し込むことで、より高い精度で所望の位置に位置決めすることができる。これにより、テール部の押し込み部分に対する吸引パイプの接触を、容易な組付け作業で回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明の一形態である、ディスペンサ付き合成樹脂製薄肉容器を一部断面で示す側面図である。
【図2】同形態を一部断面で示す正面図である。
【図3】(a),(b)はそれぞれ、同形態の底部側の状態を示す要部斜視図及び、同形態に係る、内容液充填前の底部側の状態を示す要部斜視図である。
【図4】同形態に採用される合成樹脂製薄肉容器を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、図面を参照して、本発明の一形態である、ディスペンサ付き合成樹脂製薄肉容器を詳細に説明する。
【0019】
10は、PET等の合成樹脂製の薄肉容器である。薄肉容器10は、図4に示すように、口部11と共に、その栓体12が一体に成形されたスタンディングブローボトルである。口部11と栓体12との間は薄肉部13を介して連結されている。栓体12には、プルリング12aが一体に成形されている。これにより、プルリング12aに指を通して引っ張ると、薄肉部13が切断されることで、口部11に後述のディスペンサ20を装着させることができる。
【0020】
ディスペンサ20は、図1に示すように、シリンダ21を口部11の内側を通して充填空間R内に固定するキャップ22を有する。キャップ22は、口部11に螺着させることで装着される。シリンダ21の下端に形成された開口部A0からは、シリンダ21に内容液を吸引するための吸引パイプ23が接続されている。
【0021】
また、ディスペンサ20は、その押し下げ及び復帰の繰り返しにより、シリンダ21内に配置した図示せぬピストンを駆動させるノズルヘッド24を有する。これにより、ディスペンサ20は、ノズルヘッド24の押し下げ及びその復帰の繰り返しにより、吸引パイプ23の先端23aに形成された吸引口A1を通して充填空間Rの内容液をシリンダ21内に吸引すると共に、この内容物を、ステム25を通してノズルヘッド24に圧送することで、薄肉容器10に充填された内容液をノズル26の注出口A2から噴射させることができる。
【0022】
また、薄肉容器10は、口部11に繋がる側壁14と底壁15とを有しその内側に内容液の充填空間Rが形成されている。底壁15には、図3(b)に示すように、容器軸線Oを取り囲む環状の接地壁15aが形成されていると共に、図2の二点鎖線で示すように、この接地壁15aの内縁15bから容器軸線Oに沿って下方向に向かって縮径しながら膨出する膨出壁15cが形成されている。
【0023】
膨出壁15cは、充填空間R側に押し込むことで、図1,2の実線に示すように、接地壁15aの内縁15bを起点に反転させることができる。また、膨出壁15cには、図1の二点鎖線に示すように、容器軸線Oに対して斜め下方向に指向して外向きに突出する充填部15dが形作られている。
【0024】
充填部15dは、図1等に示すように、膨出壁15cから長幅方向(本形態では、同図に示すように後方向)に向かって斜め下方に突出し、図3(b)に示すように、筒状壁としてなる。充填部15dの内側には、充填空間Rに通じる開口部A3が形成されている。これにより、図4に示すように、口部11を切断可能な栓体12と共に一体に成形しても、開口部A3から内容液を充填することができる。
【0025】
充填部15dの先端15d1は、内容液を充填した後、図1の矢印で示すように、互いに重ね合せることができる。互いに重ね合わされた先端15d1は、加熱等により密着させる。これにより、先端15d1は、開口部Aを封止する封止部(シール部)15sとしてなることで、充填部15dは、図3(a)に示すように、封止部15sを頂点する先細りのテール部(以下、「充填部」と「テール部」とは同義)として形成される。
【0026】
また、充填部15dは、図3(a)に示すように、接地壁15aの内縁15bに、この内縁15bを起点に、充填空間R側に向かって折り曲げ可能に連結されている。これにより、テール部15dは、図1,2の実線で示すように、或いは、図3(a)に示すように、膨出壁15cと共に、接地壁15aの内縁15bを基点に、この内縁15bに沿って充填空間Rに押し込むことができる。
【0027】
加えて、膨出壁15cには、図1の二点鎖線に示すように、長幅(前後)方向にて充填部15dと対向するように膨出壁15cから斜め下方向に指向して外向きに突出する突出部15fが形作られている。突出部15fは、膨出壁15cの反転によって平坦な接地壁を形成する、平坦壁15f1を有する。また、突出部15fは、平坦壁15f1と鈍角θをなして繋がる傾斜壁15f2を有する。更に、突出部15fは、平坦壁15f1及び傾斜壁15f2を膨出壁15cに繋ぐ2つの側壁15f3とを有する。
【0028】
2つの側壁15f3も、接地壁15aの内縁15bを起点に、基点に折り曲げ可能に連結されている。これにより、突出部15fも、図1,2の実線で示すように、或いは、図3(a)に示すように、膨出壁15cと共に、接地壁15aの内縁15bを起点に、この内縁15bに沿って充填空間Rに押し込むことができる。
【0029】
テール部15dと突出部15fとの間には、テール部15dと傾斜壁15f2とを連結する連結壁15gが設けられている。連結壁15gには、横方向に延在する折れ曲がり部分Eが形成されている。折れ曲がり部分Eは、テール部15d又は突出部15fを膨出壁15cと共に充填空間Rに押し込むことで、図1に示すように、その折れ曲がりの向きが反転する。
【0030】
これにより、テール部15d及び突出部15fの少なくとも一方を膨出壁15cと共に充填空間Rに押し込めば、テール部15dは、その封止部15sが接地壁15a以上の高さになるように位置決めされると共に、突出部15fの平坦壁15f1は、接地壁15aの一部をなすように位置決めされる。
【0031】
平坦壁15f1は、図1に示すように、突出部15fが膨出壁15cと共に押し込みによって位置決めされたとき、吸引パイプ23の先端23aの直下に位置する。加えて、傾斜壁15f2は、平坦壁15f1と鈍角をなして繋がるため、突出部15fが膨出壁15cと共に押し込みによって位置決めされたとき、同図に示すように、容器軸線Oに沿って上方に向かうに従って吸引パイプ23から遠ざかるように傾斜する。
【0032】
本形態によれば、従来のとおり、図3(b)に示す状態で内容液を充填部15dから充填した後、図1の二点鎖線で示すように、この充填部15dの先端15d1を封止することで当該封止部15sを頂点とする先細りのテール部15dを形成することにより、図1の実線に示すように、このテール部15d又は突出部15fを膨出壁15cと共に充填空間Rに押し込めば、図3(a)に示すように、当該膨出壁15cを取り囲む環状の接地壁15aを有した薄肉容器10を形成することができる。
【0033】
加えて、本形態では、テール部15d又は突出部15fを膨出壁15cと共に充填空間Rに押し込むことで、テール部15dと突出部15fとの間を連結する連結壁15gに係る折れ曲がり部分Eの折れ曲がり方向が図1の実線に示すように反転するため、同図に示すように、膨出壁15cと共にテール部15dの封止部15sが接地壁15a以上の高さに位置決めされると共に、突出部15fの平坦壁15f1が接地壁15aの一部をなして吸引パイプ23の先端23aの直下に位置するように位置決めされる。
【0034】
しかも、本形態では、平坦壁15f1に繋がる傾斜壁15f2が当該平坦壁15f1と鈍角θをなして繋がるため、突出部15fが押し込まれることで、当該突出部15fの平坦壁15f1が吸引パイプ23の先端23aの直下になるように位置決めされるときも、図1の実線で示すように、当該傾斜壁15f2は吸引パイプ23から遠ざかるように傾斜するため、吸引パイプ23と接触することがない。
【0035】
即ち、本形態によれば、吸引パイプ23を容器軸線Oに沿って真直ぐに挿入しても、吸引パイプ23の先端23aがテール部15dの押し込み部分に接触することなく、当該吸引パイプ23の先端23aを接地壁15aの一部をなす平坦壁15f1の直下に位置決めすることができる。これにより、充填空間Rの内容液は、既存のストレートな吸引パイプ23を備えるディスペンサを採用した場合でも、吸引パイプ23を通して可能な限り吸引することができる。
【0036】
従って、本形態によれば、組付け作業性及びコスト性を損なうことなく、内容液を効率的に噴射させることができる。なお、本発明に従えば、突出部15fを膨出壁15cと共に充填空間Rに押し込んだとき、その平坦壁15f1が吸引パイプ23の先端23aの直下に位置して接地壁15aの一部をなすことで、従来からある容器底部と同じ形状を維持させることができるため、残量を少なくすることができる。
【0037】
また、本形態の如く、テール部15d及び平坦壁15f1を、接地壁15aの内縁15bに、当該内縁15bを基点に折り曲げ可能に連結すれば、テール部15d及び平坦壁15f1が膨出壁15cと共に環状の接地壁15aに対して拘束されるため、テール部15d及び平坦壁15f1を膨出壁15cと共に押し込むことで、より高い精度で所望の位置に位置決めすることができる。これにより、テール部15dの押し込み部分に対する吸引パイプ23の接触を、容易な組付け作業で回避することができる。
【0038】
上述したところは、本発明の一形態を示したものに過ぎず、薄肉注出容器の用途に応じて様々に設計変更することができる。
【産業上の利用可能性】
【0039】
本発明は、シャンプーやリンス、液体石鹸、化粧料等の内容液として充填する容器として適用させることができる。
【符号の説明】
【0040】
10 合成樹脂製の薄肉容器(スタンディングブローボトル)
11 口部
12 栓体
12a プルリング
13 薄肉部(切断部)
14 側壁
15 底壁
15d テール部
15f 突出部
15f1 平坦壁
15f2 傾斜壁
15f3 側壁壁
20 ディスペンサ
21 シリンダ
22 キャップ
23 吸引パイプ
24 ノズルヘッド
25 ステム
26 ノズル
0 シリンダ開口部
1 吸引口
2 注出口
E 折れ曲がり部分

【特許請求の範囲】
【請求項1】
側壁と底壁とを有しその内側に内容液の充填空間が形成される合成樹脂製の薄肉容器と、
当該薄肉容器の口部を通して充填空間に挿入される吸引パイプを有し当該口部に装着されるディスペンサと備え、
底壁には、容器軸線を取り囲む環状の接地壁が形成されていると共に、この接地壁の内縁から容器軸線に沿って下方向に向かって縮径しながら膨出する膨出壁が形成されており、
また、当該膨出壁には、容器軸線に対して外向き斜め下方向に指向する筒状壁としてなり当該筒状壁の内側に充填空間に通じる開口部が形成された当該充填空間に膨出壁と共に押し込み可能な充填部と、当該充填部と対向するように膨出壁から外向き斜め下方向に指向して当該膨出壁と共に充填空間に押し込み可能な突出部とが形作られ、
当該突出部は、膨出壁と共に充填空間に押し込んだとき、接地壁の一部をなして吸引パイプの先端の直下に位置する平坦壁と、当該平坦壁と鈍角をなして繋がる傾斜壁とを有し、
充填部は、その先端を封止することで当該封止部を頂点する先細りのテール部を形成し、
当該テール部と突出部との間には、テール部又は突出部を膨出壁と共に充填空間に押し込むことで反転する折れ曲がり部分を有し、膨出壁と共にテール部の封止部を接地壁以上の高さになるように位置決めすると共に、突出部の平坦壁が接地壁となるように位置決めする連結壁が設けられていることを特徴とするディスペンサ付き合成樹脂製薄肉容器。
【請求項2】
請求項1において、テール部及び平坦壁は、接地壁の内縁に、当該内縁を基点に折り曲げ可能に連結されたものであることを特徴とするディスペンサ付き合成樹脂製薄肉容器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−111183(P2011−111183A)
【公開日】平成23年6月9日(2011.6.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−268085(P2009−268085)
【出願日】平成21年11月25日(2009.11.25)
【出願人】(000000918)花王株式会社 (8,290)
【出願人】(000006909)株式会社吉野工業所 (2,913)
【Fターム(参考)】