ディスポーザブルホールビーンコーヒーフィルター
【課題】粉砕室、抽出バスケットを洗浄するのは面倒な欠点を克服するホールビーンのコーヒー豆用の粉砕・抽出手段を提供する。
【解決手段】ホールビーンのコーヒー豆を収容し、あらかじめパッケージングされシールされた容器は、コーヒー一杯分、あるいは複数杯分に相当する大きさとされている。容器は、ホールビーンの豆を粉砕するために、選択的に、粉砕ブレードを当該容器内に向かって下降させる機械で使用される。挽きたての豆を、その同じ容器内に保持したまま、熱湯を容器内に注入する。淹れたてのコーヒーができると、フィルターを通過後、容器の底部の一ないし複数の開口から滴下する。容器は、保管や運送のため、プラスチックやフォイル等の気密性の膜またはカバーでシールされる。
【解決手段】ホールビーンのコーヒー豆を収容し、あらかじめパッケージングされシールされた容器は、コーヒー一杯分、あるいは複数杯分に相当する大きさとされている。容器は、ホールビーンの豆を粉砕するために、選択的に、粉砕ブレードを当該容器内に向かって下降させる機械で使用される。挽きたての豆を、その同じ容器内に保持したまま、熱湯を容器内に注入する。淹れたてのコーヒーができると、フィルターを通過後、容器の底部の一ないし複数の開口から滴下する。容器は、保管や運送のため、プラスチックやフォイル等の気密性の膜またはカバーでシールされる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
［関連出願の相互参照］
この出願は、合衆国仮出願第６１／２４４３０４号に関連し、かつその出願に基づいて優先権を主張するものである。
【０００２】
［発明の背景］
本発明は、電気器具に関し、より詳しくは、電動コーヒーメーカーに関する。
【０００３】
［関連技術の説明］
電動コーヒーメーカーには様々なデザインがある。ドリップ式コーヒーメーカーは、粉砕したコーヒー豆とフィルターとを保持する抽出バスケットを利用するものであり、熱湯をバスケットに注ぐと、淹れたてのコーヒーが重力で抽出バスケットから滴下する。公知のコーヒーメーカーには、ホールビーンのコーヒー豆を粉砕室に入れて粉砕する加工を行うミル機能を有するものがある。粉砕した後で、粉砕したコーヒー豆を抽出バスケットに移し、ドリップ方式の処理が行われる。
【０００４】
粉砕室とブレードは、コーヒー豆に由来する残りかすや油をきれいに洗浄するのが望ましい。また、抽出バスケットもきれいに洗浄するのが望ましい。どちらも、きれいに洗浄するのは面倒で難しい。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
［本発明の目的］
本発明は、前記の欠点を克服するホールビーンのコーヒー豆用の粉砕・抽出手段を提供することを目的とする。
【０００６】
これらおよび他の目的が、ここに開示する本発明により達成される。
【発明を実施するための形態】
【０００７】
［本発明の好ましい実施形態の説明］
本発明は、ホールビーンのコーヒー豆を収容し、あらかじめパッケージングされシールされた容器の使用を含む。豆の量および容器の大きさは、コーヒー一杯分、あるいは複数杯分に相当するものとすることができる。容器は、ホールビーンの豆を挽くために選択的に当該容器内に粉砕ブレードを導入する機械で用いられるよう設計されている。ブレードが容器内に下降していくのでもよく、容器が上昇していってブレードに係合するのでもよく、また、その両方が起こるものであってもよい。挽きたての豆をそのまま同じ容器内に保持した状態で、熱湯を容器内に注入する。淹れたてのコーヒーができると、フィルターを通過後、容器の底の一ないし複数の開口から滴下する。容器は、保管や運送のため、プラスチックやフォイル等の気密性の膜またはカバーでシールされる。シールは、粉砕および抽出を行う前に、使用者により除去される。
【０００８】
適度な粉砕を確実に行えるよう、粉砕処理のタイミングを、自動的にあるいは手動で調整するものとしてもよい。湯の注入量は、使用者の手動の入力によるものとすることができるが、自動制御や、弁により管理することもできる。
【０００９】
使用後、容器は取り外して廃棄されるので、公知の粉砕・抽出機械に付随する洗浄の必要がない。
【００１０】
以上、本発明の好ましい実施形態を開示したが、添付の特許請求の範囲に記載した発明の範囲を逸脱することなく、様々な変更が可能であると理解される。
【技術分野】
【０００１】
［関連出願の相互参照］
この出願は、合衆国仮出願第６１／２４４３０４号に関連し、かつその出願に基づいて優先権を主張するものである。
【０００２】
［発明の背景］
本発明は、電気器具に関し、より詳しくは、電動コーヒーメーカーに関する。
【０００３】
［関連技術の説明］
電動コーヒーメーカーには様々なデザインがある。ドリップ式コーヒーメーカーは、粉砕したコーヒー豆とフィルターとを保持する抽出バスケットを利用するものであり、熱湯をバスケットに注ぐと、淹れたてのコーヒーが重力で抽出バスケットから滴下する。公知のコーヒーメーカーには、ホールビーンのコーヒー豆を粉砕室に入れて粉砕する加工を行うミル機能を有するものがある。粉砕した後で、粉砕したコーヒー豆を抽出バスケットに移し、ドリップ方式の処理が行われる。
【０００４】
粉砕室とブレードは、コーヒー豆に由来する残りかすや油をきれいに洗浄するのが望ましい。また、抽出バスケットもきれいに洗浄するのが望ましい。どちらも、きれいに洗浄するのは面倒で難しい。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
［本発明の目的］
本発明は、前記の欠点を克服するホールビーンのコーヒー豆用の粉砕・抽出手段を提供することを目的とする。
【０００６】
これらおよび他の目的が、ここに開示する本発明により達成される。
【発明を実施するための形態】
【０００７】
［本発明の好ましい実施形態の説明］
本発明は、ホールビーンのコーヒー豆を収容し、あらかじめパッケージングされシールされた容器の使用を含む。豆の量および容器の大きさは、コーヒー一杯分、あるいは複数杯分に相当するものとすることができる。容器は、ホールビーンの豆を挽くために選択的に当該容器内に粉砕ブレードを導入する機械で用いられるよう設計されている。ブレードが容器内に下降していくのでもよく、容器が上昇していってブレードに係合するのでもよく、また、その両方が起こるものであってもよい。挽きたての豆をそのまま同じ容器内に保持した状態で、熱湯を容器内に注入する。淹れたてのコーヒーができると、フィルターを通過後、容器の底の一ないし複数の開口から滴下する。容器は、保管や運送のため、プラスチックやフォイル等の気密性の膜またはカバーでシールされる。シールは、粉砕および抽出を行う前に、使用者により除去される。
【０００８】
適度な粉砕を確実に行えるよう、粉砕処理のタイミングを、自動的にあるいは手動で調整するものとしてもよい。湯の注入量は、使用者の手動の入力によるものとすることができるが、自動制御や、弁により管理することもできる。
【０００９】
使用後、容器は取り外して廃棄されるので、公知の粉砕・抽出機械に付随する洗浄の必要がない。
【００１０】
以上、本発明の好ましい実施形態を開示したが、添付の特許請求の範囲に記載した発明の範囲を逸脱することなく、様々な変更が可能であると理解される。
【特許請求の範囲】
【請求項１】
ディスポーザブルで、あらかじめパッケージングされたホールビーンコーヒーフィルターパケットであって、
ホールビーンコーヒー豆を収容してシールされた容器を含む
ことを特徴とするパケット。
【請求項２】
前記容器の大きさと、当該容器内に収容されるコーヒー豆の量とが、コーヒー一杯分に相当すること
を特徴とする請求項１に記載のパケット。
【請求項３】
前記容器の大きさと、当該容器内に収容されるコーヒー豆の量とが、コーヒー複数杯分に相当すること
を特徴とする請求項１に記載のパケット。
【請求項４】
前記容器が、当該容器内に収容されるコーヒー豆を粉砕するためのコーヒー粉砕ブレードが貫通するよう適合させた上面を備える
ことを特徴とする請求項１に記載のパケット。
【請求項５】
前記容器が、その底部に少なくとも一つの開口を備え、そこから、当該容器内に熱湯を注入した後、できたコーヒーが、滴下可能とされている
ことを特徴とする請求項１に記載のパケット。
【請求項６】
前記容器は、気密性の膜であらかじめシールされている
ことを特徴とする請求項１に記載のパケット。
【請求項１】
ディスポーザブルで、あらかじめパッケージングされたホールビーンコーヒーフィルターパケットであって、
ホールビーンコーヒー豆を収容してシールされた容器を含む
ことを特徴とするパケット。
【請求項２】
前記容器の大きさと、当該容器内に収容されるコーヒー豆の量とが、コーヒー一杯分に相当すること
を特徴とする請求項１に記載のパケット。
【請求項３】
前記容器の大きさと、当該容器内に収容されるコーヒー豆の量とが、コーヒー複数杯分に相当すること
を特徴とする請求項１に記載のパケット。
【請求項４】
前記容器が、当該容器内に収容されるコーヒー豆を粉砕するためのコーヒー粉砕ブレードが貫通するよう適合させた上面を備える
ことを特徴とする請求項１に記載のパケット。
【請求項５】
前記容器が、その底部に少なくとも一つの開口を備え、そこから、当該容器内に熱湯を注入した後、できたコーヒーが、滴下可能とされている
ことを特徴とする請求項１に記載のパケット。
【請求項６】
前記容器は、気密性の膜であらかじめシールされている
ことを特徴とする請求項１に記載のパケット。
【公開番号】特開２０１１−１０１７９０（Ｐ２０１１−１０１７９０Ａ）
【公開日】平成２３年５月２６日（２０１１．５．２６）
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願２０１０−２１０４６３（Ｐ２０１０−２１０４６３）
【出願日】平成２２年９月２１日（２０１０．９．２１）
【出願人】（５０００３８０９７）コンエアー・コーポレーション (8)
【氏名又は名称原語表記】Ｃｏｎａｉｒ Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２３年５月２６日（２０１１．５．２６）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２０１０−２１０４６３（Ｐ２０１０−２１０４６３）
【出願日】平成２２年９月２１日（２０１０．９．２１）
【出願人】（５０００３８０９７）コンエアー・コーポレーション (8)
【氏名又は名称原語表記】Ｃｏｎａｉｒ Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ
【Ｆターム（参考）】
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