説明

デジタルRFメモリ

【課題】 受信した相手レーダ信号のパルスを直接再生し、当該再生した信号をつなぎ合せて連続波を生成するため、置換発振による周波数誤差が無く、高効率な妨害送信波を生成する電波送受信装置を得る。
【解決手段】 電波妨害を行う電波送受信装置において、相手レーダ信号の位相を検出する位相検出回路と、当該相手レーダ信号の波形を記憶するメモリと、当該記憶した信号波形の終点と開始点とをつなぎ合せて連続波を生成する連続波生成装置を有する構成とした。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、到来レーダ信号に対する疑似エコー、模擬クラッタ及び妨害波を発生させる電波送受信装置の、取り込んだ到来レーダ信号を合成して連続波を発生するデジタルRFメモリ(以下、DRFMと呼ぶ)に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、レーダ照射機に対して電波妨害を行う場合、相手レーダが受信のパルスを分析できないように妨害する必要があるが、受信した相手レーダ信号に被せてそのまま送信すると図10のようになる。図10において、100は相手レーダ信号、101はパルス妨害波である。この場合、レーダ側の妨害波除去が容易であるため、相手レーダ信号100の周波数成分を含んだ連続波(以下、CW)によって、相手レーダのパルスをマスクして妨害する必要がある。図11にCWによる妨害の様子を示す。図において102はCWの妨害波である。図11の場合、相手レーダ信号100は完全にCW妨害波102の中に覆われてしまうため妨害除去は容易ではないが、相手レーダ信号100の周波数帯域と同じ帯域のCW妨害波102を生成する必要がある。そのためには、相手レーダ信号100を分析して信号を発生する、置換発振をする必要がある。
【0003】図12は、相手レーダ信号100の周波数帯域と置換発振を行った場合のCW妨害波の周波数帯域の関係を表す図である。103は相手レーダの受信帯域、104は相手レーダの周波数成分、105はCW妨害波の周波数成分、106は相手レーダ信号の中心周波数とCW妨害波の中心周波数の周波数誤差である。置換発振を行った場合、図12に示すように、周波数の分析の際や、置換発振設定の際の誤差などにより周波数誤差106が発生する。この誤差分をあらかじめ予定して、測定した相手レーダ送信波の中心周波数を周波数変調して周波数を拡散してやることで、CW妨害波の周波数成分105が相手レーダの受信帯域103に合致するよう制御するが、実際の相手レーダの受信帯域103に関係ない周波数についても信号を発生するため、電力の損失が大きい。
【0004】次に、従来のDRFMについて説明する。例えば、図13は「APPLIEDECM vol.3」(EW Engineering,Inc.)に示された従来のDRFMを含んだ電波送受信装置である。図において、1a、1bはI/Qミキサである。2aおよび2bはA/D変換器、4a、4bはメモリ、6a、6bはD/A変換器、7aおよび7bは局部発振器、15は受信空中線、16は前置増幅器、10a〜10fはミキサ、17は大電力増幅器、18aおよび18bは分配器、19は90度移相器、20は送信空中線、21はDRFMである。
【0005】次に動作について説明する。受信空中線15で受信したRF信号は、前置増幅器16で増幅される。増幅された受信信号は局部発振器7aからのローカル信号とミキサ10aにおいて混合され、中間周波数(IF)信号に変換される。ミキサ10bでは、当該IF信号と、局部発振器7bの信号を90度移相器19で90度位相を変換したローカル信号を混合してI成分を取り出したIF信号を合成し、ミキサ10cでは、前記IF信号と、局部発振器7bのローカル信号を混合してQ成分を取り出したIF信号を合成する。なお、局部発振器7bから出力されたローカル信号および90度位相を変換したローカル信号は分配器18a、18bで分配されて出力側のミキサ10dおよび10eにもそれぞれ入力される。
【0006】通常、周波数成分をもつIF信号をA/D変換する場合、サンプリング定理によると、サンプリング周波数は当該IF信号の周波数成分の2倍以上必要となる。このため高周波の場合、高いサンプリング周期を持ったA/D変換器が必要である。しかし、当該IF信号が高周波成分をもつ場合は、技術的限界があるため、上述したようにI/Qミキサ1a、1bによって当該IF信号をI成分と位相を90度ずらしたQ成分とに分離してサンプリングをすることで、サンプリング周波数は当該IF信号の周波数成分と同じでよい。これによって、通常の半分のサンプリング周波数でサンプリングが可能となり、高いサンプリング周波数を要求される条件では有用である。図14に入力IF信号のI成分およびQ成分の大きさを示す。
【0007】以上のように、受信したIF信号からI成分とQ成分とを取り出し、A/D変換器2aおよび2bにてデジタル信号に変換し、その出力信号をメモリ4aおよび4bで記憶し、当該記憶したIF信号のI成分およびQ成分をD/A変換器6aおよび6bに出力し、アナログ信号に再生し、局部発振器7bからのローカル信号および90度移相器19で変換したローカル信号と、それぞれ混合されてI成分およびQ成分の信号に変換されミキサ10fに出力され、当該ミキサ10fにおいて局部発振器7aからのローカル信号と混合されて、RF信号に復元され、大電力増幅器17で大電力に増幅され、送信空中線20により空中に送信される。
【0008】また、図15は特開平2−65520号公報に示されたDRFMを含んだ信号分析装置である。図において、21はDRFM、22は自己相関器、23はFFT回路、24は低周波スペクトル最大値検出回路、25はチャープ信号判定回路である。当該信号分析装置はDRFM21で記憶した信号データを、自己相関器22において規定時間Taだけ遅らせた自己相関データを算出し、それをFFT回路23で周波数分析するか、あるいはDRFM21内のデータをずらせて周波数分析し、それらの畳込み演算を行うかしてチャープ信号か通常信号かを判定し、さらにチャープ信号の傾斜を算出する。その際、受信信号を一定の間隔でサンプリングし、当該受信信号の位相の変化点を記録するDRFM21が示されている。この場合、DRFM21で記憶した波形は分析に用いられるのみで送信波を発生することはなかった。
【0009】以上のように、従来のDRFMでは、受信した信号をそのままパルス出力して妨害波を生成するため、任意の時間に出力を行うことはできるが、CWの妨害波は送信できなかった。
【0010】また、CWによって相手レーダ信号をマスクする場合でも、置換発振で連続波を合成する場合には、誤差が生じるため周波数拡散が必要であり、必要ない周波数の信号まで発生するため電力の損失が増大するという問題があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の点を改善するためになされたものであり、受信した相手レーダ信号のパルスを直接再生し、当該再生した信号をつなぎ合せてCWを生成することで、余分な周波数の送信波を発生しないため消費電力が少なくてすみ、また周波数誤差が無く高効率な妨害送信波を生成するDRFMを得る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるDRFMは、相手レーダ信号を受信し、当該受信信号の波形を記憶し、当該記憶した信号波形を再生し、当該再生信号の送信を行う電波送受信装置において、受信した信号の位相を検出する位相検出装置と、前記検出した位相のうち特定の検出位相から、一または複数周期後の同位相までの、前記受信信号波形を記憶すると共に、当該記憶された前記受信信号の波形の終点と開始点をつなぎ、連続波として出力するメモリを具備するものである。
【0013】また、前記再生装置の出力に、ノイズ信号を重畳するものである。
【0014】また、前記再生装置の出力に、位相変調を行うものである。
【0015】また、前記再生装置の出力に、0/π変調を行うものである。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1.本発明の実施の形態1について説明する。図1は本発明の実施の形態1に係わる電波送受信装置の構成を表すブロック図である。図において1aおよび1bはI/Qミキサ、2aおよび2bはそれぞれIF信号のI成分およびQ成分をデジタル信号に変換するA/D変換器、3は位相検出回路、4aおよび4bは入力信号を記憶するメモリ、5aおよび5bは連続波発生装置、6aおよび6bはD/A変換器、7は局部発振器、8は以上の装置からなるDRFMである。
【0017】次に動作について説明する。受信した相手レーダ信号は周波数変換されIF信号としてI/Qミキサ1aに入力され、I成分とQ成分に分離される。当該I成分とQ成分の信号はA/D変換器2aおよび2bにおいて、それぞれデジタル信号に変換される。当該I成分とQ成分のデジタル信号の振幅情報を位相検出回路3で測定する。従来例で示したように、I成分とQ成分の信号は90度位相がずれており、図10で示したように、元のIF信号の実部および虚部となっているので、Q信号が振幅成分がゼロで、I成分が最大の時が位相変化点となる。このように振幅情報を測定することで位相の変化点を検出することができる。
【0018】メモリ4aおよび4bでは位相検出回路3で検出した位相情報に基づき、図2に示すように、位相がちょうどゼロになる点からn回位相が回転して再び位相がゼロになる点までの波形を記憶する。連続波生成装置5aおよび5bにおいて、当該記憶したI成分およびQ成分の波形を終点と始点とをつなぎ合せて、図3に示したようにCWとし、D/A変換器6aおよび6bに出力する。D/A変換器6aおよび6bで、当該生成した連続波信号をアナログ信号に変換し、さらにI/Qミキサ1bで復調して、CWのIF信号を発生することができる。
【0019】なお、上記ではメモリに記録する波形は、位相の変化点、即ちQ成分がゼロでI成分が最大の時からn回位相が回転した後の同位相時までとしたが、波形の記憶開始点および終点はこれに限定されるものではなく、例えばI成分がゼロでQ成分が最大の時など、任意の位相を選んでも問題はない。
【0020】また、位相検出回路3はε−フィルタの機能も備えることで、ノイズの影響を除去できるものであってもよい。ε−フィルタとは、例えば、「日経エレクトロニクス」1999年3月22日号33ページに示されたように元信号に重畳された微少振幅雑音を除去するための非線形ディジタルフィルタである。
【0021】すなわち、図4(a)に示したような入力IF信号は位相の変化点A付近を拡大してみると、図4(b)に示したように微少雑音が重畳されていたが、前記ε−フィルタを位相検出回路3に設けることによって、入力IF信号の位相の変化点A付近の微少雑音が、ε−フィルタによって除去され図4(c)のようになり、より正確な位相変化点の測定が可能となる。
【0022】以上のように、本発明の実施の形態1に係わる電波送受信装置では、相手レーダ信号の位相を検出し、特定の位相からn回位相が回転した後の同位相時までメモリで記憶し、当該記憶した波形の終点と開始点とをつなぎ合せてCWを発生することで、相手レーダ信号の周波数成分をそのまま使って妨害波をつくるため、周波数誤差の無い高効率な妨害送信波を生成することができる。
【0023】実施の形態2.次に、本発明の実施の形態2について説明する。実施の形態1においては相手レーダの送信したレーダ信号をそのままメモリで記憶してCWを発生する電波送受信装置についてであったが、本実施の形態2では、前記CWに任意の変調を加える事で、高周波合致が要求される場合でも、簡単に疑似エコーや各種クラッタ、およびノイズ信号を重畳することができる電波送受信装置について説明する。
【0024】図5は本実施の形態2に係わる電波送受信装置の構成を表すブロック図である。図5において、図1と同じ構成要素には同じ符号を付す。9は電圧制御発振器、10は電圧制御発振器で発生した信号を重畳するミキサ、11はカウンタ、12はカウンタ11によって制御される移相器である。
【0025】次に動作について説明する。入力されるIF信号をデジタル変換してから、位相を検出し、当該位相の変化点からn回位相が回転した位相の変化点まで記憶し、記憶した波形の終点と開始点とをつないでCWとし、アナログ信号に変換するところまでは実施の形態1と同じである。実施の形態1と異なる点は、局部発振器6で発生したローカル信号に、電圧制御発振器19で発生したFMノイズ信号をミキサ10で重畳したり、カウンタ11で制御された移相器12によって位相を制御する点である。
【0026】例えば、位相モノパルスレーダは2個の同一のアンテナでエコーを受信し、この際、目標から2個のアンテナまでの距離の差によって位相が異なったものとなるため、この位相のずれによって目標の方位を測るものである。このため、移相器12で信号に任意の位相遅れを与え、相手レーダに疑似エコーを返してやることで、誤った角度情報を与えることができ、追尾に誤差を生じさせることが可能である。
【0027】また、カウンタ11のカウントを時間的に変化させ、位相の周期を連続的に時間変化させることで、偽のドップラー情報を相手レーダに与えることが出来る。例えば、図6のようにカウンタ11のカウントを増やしながら、周期を短くしていけば、目標が近づいていることになり、逆に図7のようにカウントを減らしながら、周期を短くしていけば、目標は遠ざかっていく方向に動いていることになる。
【0028】また、乱数によってカウンタ11を制御し、カウンタからは0か1を出力するようにして移相器12を制御すれば、移相器12からは信号に対して0/πの変調を行うことになり、図8(a)に示したような周波数成分を持った信号が、スペクトラム拡散して、図8(b)に示したような周波数成分を持った信号に変換される。このように0/π変調を用いて周波数拡散を行っても良い。
【0029】連続波生成装置5aおよび5bで生成したCWに対し、以上に示したローカル信号をI/Qミキサ1bで混合することで、位相変調やFMノイズ信号を重畳することができ、より効果的な電波妨害を行うことができる。
【0030】また、図9に示したように本装置を航空機に搭載する場合、航法装置およびレーダ装置から自機や目標の速度情報を入手し、その情報を元に自機と目標の相対速度を考慮したドップラー変調を行うようにしても良い。図9において13は航法装置、14はレーダ装置である。航法装置13による自機の位置、速度および進行方向とレーダ装置による目標情報からの目標の位置、速度、および進行方向を比較して自機が目標に近づいているようなら、例えば、図7で示したようにカウンタ11のカウントを増やしながら周期を短くして移相器12を制御すれば、遠ざかっていくような偽のドップラー変調が加わり、より効果的な電波妨害を行うことができる。逆に自機が目標から遠ざかっている際に、近づいているかのようなドップラー変調を行う場合は、図6で示したようにカウンタ11を制御すればよい。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明に係わる電波送受信装置は、位相検出回路によって相手レーダ信号の位相を検出し、特定の位相からn回位相が回転したあとの同位相時までメモリで記憶し、当該記憶した波形の終点と開始点とをつなぎ合せてCWを発生することで、相手レーダ信号の周波数成分をそのまま使って妨害波を作るため、周波数誤差の無い高効率な妨害送信波を生成するDRFMを得る。
【0032】また、前記位相検出回路にはε−フィルタを備え、特定位相の測定誤差が少なく正確なCWを生成するDRFMを得る。
【0033】また、電圧制御発振器とカウンタおよび移相器を有し、ドップラーシフトやFMノイズ信号や任意の位相変調および0/π変調をCW生成時に重畳して、相手レーダに高周波数合致を要求される場合にもエコー信号発生が簡単であり、また、各種クラッタやノイズ信号も容易に生成できるDRFMを得る。
【0034】また、航法装置やレーダ装置の自己および相手の速度や位置情報を用いて前記CWに重畳するドップラーシフトを決定するDRFMを得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係わるDRFMの構成を表すブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態1に係わるDRFMのメモリが記憶する波形記憶範囲を示す図である。
【図3】 本発明の実施の形態1に係わるDRFMの連続波発生装置の出力波形を表す図である。
【図4】 (a)本発明の実施の形態2に係わるDRFMの位相検出回路への入力波形を表す図である。(b)当該入力波形の点A付近の拡大図である。(c)ε−フィルタでノイズを除去した後の前記位相検出回路の出力波形の図である。
【図5】 本発明の実施の形態2に係わるDRFMの構成を表すブロック図である。
【図6】 本発明の実施の形態2に係わるDRFMのカウンタ11のカウント方法を表す図である。
【図7】 本発明の実施の形態2に係わるDRFMのカウンタ11のカウント方法を表す図である。
【図8】 信号に0/π変調を加えた場合の周波数拡散を表す図である。
(a)変調前の信号の周波数成分の図である。(b)0/π変調を加えた後の周波数成分の図である。
【図9】 航法装置とレーダの情報を用いて電波妨害を行う、本発明の実施の形態2に係わるDRFMの構成を表すブロック図である。
【図10】 パルス信号による電波妨害の際の送信状況を表す図である。
【図11】 CWによる電波妨害の際の送信状況を表す図である。
【図12】 相手レーダ信号の周波数と妨害周波数の関係を表す図である。
【図13】 従来のDRFMを含んだ電波送受信装置の構成を表すブロック図である。
【図14】 入力IF信号のI成分とQ成分の大きさを表す図である。
【図15】 従来のDRFMを含んだ電波送受信装置の構成を表すブロック図である。
【符号の説明】
1a、1b I/Qミキサ、 2a、2b A/D変換器、3 位相検出回路、 4a、4b メモリ、5a、5b CW生成装置、 6a、6b D/A変換器、7、7a、7b 局部発振器、 8 電波送受信装置、9 電圧制御発振器、10、10a〜10f ミキサ、 11 カウンタ、12 移相器、 13 航法装置、 14 レーダ、15 受信空中線、 16 前置増幅器、 17 大電力増幅器、18a、18b 分配器、 19 90度移相器、 20 送信空中線、21 従来のDRFM、 22 自己相関器、 23 FFT回路、24 低周波スペクトル最大値検出回路、 25 チャープ信号判定回路、100 相手レーダ送信信号、 101 パルス妨害波、102 CW妨害波、 103 レーダ受信帯域、104 相手レーダ送信波の周波数成分、 105 妨害波の周波数成分
106 周波数誤差。

【特許請求の範囲】
【請求項1】 相手レーダ信号を受信し、当該受信信号の波形を記憶し、当該記憶した信号波形を再生し、当該再生信号の送信を行うデジタルRFメモリにおいて、受信した信号の位相を検出する位相検出装置と、前記検出した位相のうち特定の検出位相から、一または複数周期後の同位相までの、前記受信信号波形を記憶するメモリと、当該記憶された前記受信信号の波形の終点と開始点をつなぎ、連続波として出力する再生装置を具備することを特徴とするデジタルRFメモリ。
【請求項2】 前記再生装置の出力に、ノイズ信号を重畳すること特徴とする請求項1記載のデジタルRFメモリ。
【請求項3】 前記再生装置の出力に、位相変調を行うことを特徴とする請求項1記載のデジタルRFメモリ。
【請求項4】 前記再生装置の出力に、0/π変調を行うことを特徴とする請求項1記載のデジタルRFメモリ。
【請求項5】 前記位相検出装置は、εフィルタによりノイズを除去して位相検出を行う請求項1記載のデジタルRFメモリ。
【請求項6】 自己もしくは他者の速度情報に基づいて位相変調を行うことを特徴とする請求項3記載のデジタルRFメモリ。

【図2】
image rotate


【図3】
image rotate


【図6】
image rotate


【図7】
image rotate


【図1】
image rotate


【図4】
image rotate


【図8】
image rotate


【図10】
image rotate


【図11】
image rotate


【図12】
image rotate


【図14】
image rotate


【図5】
image rotate


【図9】
image rotate


【図13】
image rotate


【図15】
image rotate