説明

ドア装置

【課題】フレームに対しドアパネルの上下方向の振動を確実に抑制できるドア装置を提供する。
【解決手段】ドアパネルの内側板23に、上下に配置した第1の制振係合部71および第2の制振係合部72を設ける。第1の制振係合部71は、内側板23の凸部29にテーパ状の制振凹部71aを絞り加工で形成し、この制振凹部71aの底面に開口穴71bを設ける。同様に、第2の制振係合部72は、内側板23の凸部29にテーパ状の制振凹部72aを絞り加工で形成し、この制振凹部72aの底面に開口穴72bを設ける。制振凹部71a,72aの底面に開口穴71b,72bを設けることで、制振凹部71a,72aを深く絞り加工できるので、この制振凹部71a,72aに対するフレーム側の制振プランジャの十分な挿入深さを確保し、大きな振動抑制効果を得る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ドアパネルに制振構造を有するドア装置に関する。
【背景技術】
【0002】
図11は、作業機械としての油圧ショベル10を示し、下部走行体11に上部旋回体12が旋回可能に設けられ、この上部旋回体12上にキャブ13、作業装置14、エンジンなどの動力装置15が搭載されている。動力装置15は、上部カバー16およびサイドドア17などにより覆われている。これらの上部カバー16およびサイドドア17は、機体側フレームにヒンジにより開閉自在に取付けられている。これらのサイドドア17などは、基本的にはラッチ装置18により機体側フレームに閉じ状態で固定される。
【0003】
サイドドア17には、上下振動を抑えるための振止部品19が取付けられ、図12に示されるようにこの振止部品19を、閉扉時に機体側フレームに取付けられた上下振動規制体19aと係合させることで、サイドドア17の閉扉時の上下振動を抑えるようにしている。
【0004】
このような上下振動を抑える手段としては、サイドドア側のストッパ部材を機体側フレームのストッパ受けと嵌合させるものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
さらに、作業機械における外側板の内側面に内側板を固定した2重構造のカバー体構造(例えば、特許文献2参照)では、上記のようなストッパ部材を取付けることが容易でない。
【0006】
そこで、図13に示されるように、内側板Aに有底形の凹部Bをプレス成型して、図14に示されるように、この凹部Bに、機体フレーム側から突設された棒状または筒状の形状をしたプランジャCと呼ばれる部品を嵌入させることで、ドアパネルの振動を抑制しようとしている。
【特許文献1】特開2007−170114号公報(第5−8頁、図2−7)
【特許文献2】特開平9−228412号公報(第3頁、図6−8)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
図13および図14に示されるように、内側板Aに有底形の凹部Bをプレス成型したものでは、十分な深さを有する凹部Bを成型することが困難である。
【0008】
すなわち、作業機械の2重構造のサイドドアでは、生産量とコストの絡みから、金型によるプレス成型時に複数の金型による複数工程で深く絞ることが困難であり、内側板Aの変形量に限りがあり、機体フレームから突設されたプランジャCを嵌入する凹部Bの深さが浅くなり、プランジャCが嵌入することによる振動抑制効果が少ないという難点がある。
【0009】
要するに、機体フレーム側のプランジャCとの間でドアパネルの上下方向の振動を抑制する十分な摩擦を得ることができず、上下方向の振動を確実に抑制できない問題がある。
【0010】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、フレームに対しドアパネルの上下方向の振動を確実に抑制できるドア装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
請求項1に記載された発明は、フレームと、フレームに一側部のヒンジにより水平方向開閉自在に取付けられたドアパネルと、ドアパネルのヒンジとは反対側の他側部をフレーム側に係脱可能なラッチ装置と、ドアパネルの他側部にて内側に設けられた制振係合部と、フレーム側に設けられてドアパネルの開閉にともない制振係合部と係脱自在の制振体とを具備し、制振係合部は、板金に絞り加工された制振凹部と、この制振凹部の底面に設けられた開口穴とを備えたドア装置である。
【0012】
請求項2に記載された発明は、請求項1記載のドア装置におけるドアパネルが、外側板と、外側板の内側面に固定されるとともに外側板との間に空間を形成する外側板より薄い板厚の内側板と、外側板と内側板との間の空間に充填された発泡材とを備え、制振係合部は、内側板に形成されたものである。
【発明の効果】
【0013】
請求項1に記載された発明によれば、制振係合部として板金に絞り加工された制振凹部の底面に開口穴を設けることで、制振凹部を深く絞り加工できるので、この制振凹部に対するフレーム側の制振体の挿入深さを大きく設定でき、制振係合部と制振体との間に確実な係合による摩擦力を保持して、大きな振動抑制効果が得られ、フレームに対しドアパネルの上下方向の振動を確実に抑制できる。
【0014】
請求項2に記載された発明によれば、外側板とこの外側板より薄い内側板とで形成された中空の閉断面構造により軽量化を図ることができるとともに、内側板とこれより厚い外側板とで形成された十分な高さをもった中空の閉断面構造により、外側からの衝撃に対して十分な強度を確保できる強固なドアパネルを安価に提供でき、さらに、外側板と内側板との間に充填された発泡材により、ドアパネル自体から発生する音を効果的に減衰させることができ、すなわち音の減衰効果が高く、しかも、内側板に形成された制振係合部と、フレーム側に設けられた制振体との係合による制振効果との相乗作用により、効果的に低騒音化を図ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明を、図1乃至図10に示された一実施の形態を参照しながら詳細に説明する。
【0016】
図10は、作業機械としての油圧ショベル10を示し、下部走行体11に上部旋回体12が旋回可能に設けられ、この上部旋回体12上にキャブ13、作業装置14、エンジンなどの動力装置15が搭載されている。動力装置15は、上部カバー16およびサイドドア17などにより覆われている。
【0017】
図5乃至図7は、サイドドア17のドアパネル20を示し、このドアパネル20は、外側板21と、この外側板21より薄い板厚の板金を凹凸状にプレス成形して外側板21の内側面に凹部を固定するとともに凸部と外側板21との間に空間22を形成する内側板23と、これらの外側板21と内側板23との間の空間22に充填された発泡材24とを具備している。
【0018】
図6および図7に示されるように、内側板23は、凹状に成形されて外側板21に接合された凹部27と、これらの凹部27に対し膨出成形された凸部29とを具備している。外側板21および内側板23には、ラッチ取付窓部30が開口されている。
【0019】
凹部27は、接着剤により外側板21と接着される部分であり、この凹部27内に、接着剤溜まりを兼ねた縦方向の補強用凸部31が設けられ、また、横方向の凸部29には、補強用の凹部32が設けられている。
【0020】
図7に示されるように、外側板21の周縁部は、内側板23の周縁部を包みこむように折返して押しつぶすようにヘミング加工したへミング加工部33を備えている。
【0021】
内側板23の少なくとも周縁部は、接着剤により外側板21に接着され、この接着剤により外側板21と内側板23とを接合するとともにシールする。接着剤は、粘性と熱硬化性を有するペーストタイプ構造用接着剤が望ましい。
【0022】
外側板21と内側板23の一側部間には内部補強板(図に表れず)が接着され、この内部補強板に一体化されたナットとこれに螺合するボルトとにより、図6に示されるように内側板23の一側部上に位置するヒンジ36,37が取付けられている。
【0023】
油圧ショベルの上部旋回体12上には、図3に示されるように機体側のフレーム41が取付けられ、このフレーム41の一側部材41aにヒンジ36,37により、サイドドア17のドアパネル20の一側部が水平方向開閉自在に取付けられている。このドアパネル20は、垂直面部20aに対し、上部がフレーム41側に折曲されて折曲面部20bが形成されている。
【0024】
このドアパネル20のヒンジ36,37とは反対側のラッチ取付窓部30には、ドアパネル20の垂直面部20aをフレーム41側に係脱可能なラッチ装置42のラッチ機構部43が設けられている。一方、ドアパネル20の開閉にともないドアパネル20が当接される方向に対向してフレーム41の他側部材41bに固定された取付板44aよりラッチ装置42の係合体としてのストライカ44が突設され、このストライカ44に対しドアパネル20側に設けられたラッチ機構部43が係脱可能となっている。
【0025】
図8に示されるように、ストライカ44は、フレーム41側の取付板44aに固定される上下1対の取付基板部45と、これらの取付基板部45からラッチ機構部43側にV字状に膨出形成された一方の振止係合部としての複数の振止斜面部46と、これらの振止斜面部46間の先端平面部47から突出されてラッチ機構部43に挿入される丸形断面部材によりコ字形に成形された係止部としてのフック金具48とを備えている。
【0026】
このストライカ44の各取付基板部45には、上下方向に細長く形成された長穴がそれぞれ設けられ、これらの長穴に挿入されたボルト50と、このボルト50に螺合されたナット(図示せず)との締付により、ストライカ44がフレーム41側の取付板44aに取付けられる。
【0027】
図8および図9に示されるように、ラッチ機構部43は、ドアパネル20に取付けられる取付板51に機構本体部52を構成する一対の本体プレート52a,52bが、それぞれボルト53およびナット54により取付けられ、この機構本体部52の本体プレート52a,52bには、ストライカ44のフック金具48と嵌合するラッチ溝部55がそれぞれU字形に切込み形成され、これらの各ラッチ溝部55の開口側に他方の振止係合部としての複数の振止規制部56がそれぞれV字形に一体形成されている。これらの振止規制部56は、ラッチ溝部55の開口側に位置する本体プレート52a,52bの一部を外側へ折曲して形成する。
【0028】
ストライカ44の複数の振止斜面部46およびラッチ機構部43の複数の振止規制部56は、それぞれ上下に配置され、上下の振止規制部56は、ストライカ44の上下の振止斜面部46と密着して機構本体部52の上下方向の振動を抑える。
【0029】
取付板51には、操作板収納部57が設けられ、この操作板収納部57の内部には、図8に示されるように係合解除用の操作板58が軸59により回動可能に取付けられている。
【0030】
ラッチ機構部43は、機構本体部52の1対の本体プレート52a,52bの一側部間に回動自在に軸支されたラッチプレート61と、1対の本体プレート52a,52bの他側部間に回動自在に軸支されたロック体62とを備えている。
【0031】
ラッチプレート61は、ストライカ44のフック金具48がラッチ溝部55に挿入されるときにこのフック金具48を受入れる受入溝63を有し、この受入溝63がラッチ溝部55の開口側に開放される角度に、図9に示されるスプリング64で附勢されストッパ65で係止されているが、フック金具48の挿入動作に応じて回動することでその受入溝63を閉じることができる。
【0032】
ロック体62は、ラッチプレート61の周面にスプリング66で附勢されて、受入溝63を閉じた角度のラッチプレート61を係止する。このロック体62の係止は、操作板58の回動と連動する係合解除体67により解除する。係合解除体67は、隣接して設置された施錠装置68により、その係合解除動作を規制される。
【0033】
このラッチ機構部43の取付板51は、リベット69によりドアパネル20に取付ける。
【0034】
図3に示されるように、機体側のフレーム41の一側部材41aには、ヒンジ36,37によりドアパネル20の一側部の垂直面部20aが開閉自在に取付けられ、このドアパネル20の一側部に対し、ドアパネル20の他側部の垂直面部20aにおいて、内側板23の上下部には、第1の制振係合部71および第2の制振係合部72が設けられている。
【0035】
一方、機体側のフレーム41の他側部材41bには、ドアパネル20の開閉にともない第1の制振係合部71と係脱自在の第1の制振体としての第1の制振プランジャ73と、ドアパネル20の開閉にともない第2の制振係合部72と係脱自在の第2の制振体としての第2の制振プランジャ74とが、それぞれ設けられている。
【0036】
第1の制振プランジャ73および第2の制振プランジャ74は、フレーム41の他側部材41bの中段部に上下配置されて固定されたL形の取付板75,76を介して取付けられている。
【0037】
図4に示されるように、第1の制振プランジャ73および第2の制振プランジャ74を取付けるための取付板75,76は、フレーム41の他側部材41bにボルト81により固定され、制振プランジャ73,74は、取付板75,76に固着されたナット82と螺合するねじ軸83に取付けられ、このねじ軸83と螺合する他のナット84により締着されるので、このナット84を緩めてねじ軸83の螺進位置を調整することで、制振係合部71,72に対する制振プランジャ73,74の挿入深度を調節できる。
【0038】
図1および図2(a)に示されるように、第1の制振係合部71は、板金である内側板23の凸部29に絞り加工で形成されたテーパ状の制振凹部71aと、この制振凹部71aの底面に設けられた開口穴71bとを備えている。同様に、第2の制振係合部72は、内側板23の凸部29に絞り加工で形成されたテーパ状の制振凹部72aと、この制振凹部72aの底面に設けられた開口穴72bとを備えている。
【0039】
各開口穴71b,72bは、外側板21の裏面に接合させ、その接合部に沿って接着剤などのシール材を塗布することで、各開口穴71b,72bを塞ぎ、これらの開口穴71b,72bからドアパネル内部に雨水などが浸入するおそれを防止する。
【0040】
次に、この実施の形態の作用効果を説明する。
【0041】
図3に示されるように一側の機体側のフレーム41にヒンジ36,37により開閉自在に取付けられたサイドドア17のドアパネル20が、他側の機体側のフレーム41に向かって閉じられるときは、図8に示されるように、フレーム41側のストライカ44に向かってドアパネル20のラッチ機構部43が移動し、その機構本体部52に設けられたラッチ溝部55に、ストライカ44のフック金具48が相対的に挿入される。
【0042】
その際、ラッチプレート61の受入溝63がストライカ44のフック金具48により押圧されて、ラッチプレート61が回転し、ストライカ44のフック金具48を拘束係止する。
【0043】
このとき、ラッチ機構部43の機構本体部52に一体に設けられた上下の振止規制部56と、ストライカ44に一体に設けられた上下の振止斜面部46とが係合し、サイドドア17のドアパネル20は、上下方向の振動を起こさないように規制される。
【0044】
同時に、図2(a)に示されるように、ドアパネル20の垂直面部20aに設けられた各制振係合部71,72の制振凹部71a,72aに対して、機体側のフレーム41側に設けられた各制振プランジャ73,74が嵌入される。
【0045】
一方、図2(b)に示されるような深く絞ることが困難な対比技術では、内側板Aの変形量に限りがあり、機体側のフレームから突設されたプランジャCを嵌入する凹部Bの深さが浅くなり、プランジャCが嵌入することによる振動抑制効果が少ない。
【0046】
このように、制振係合部71,72として板金に絞り加工された制振凹部71a,72aの底面に開口穴71b,72bを設けることで、制振凹部71a,72aを深く絞り加工できるので、この制振凹部71a,72aに対するフレーム側の制振プランジャ73,74の挿入深さを大きく設定でき、制振係合部71,72と制振プランジャ73,74との間に確実な係合による摩擦力を保持して、大きな振動抑制効果が得られ、機体側のフレーム41に対するドアパネル20の上下方向の振動を確実に抑制できる。
【0047】
特に、ラッチ機構部43の機構本体部52に設けられた上下の振止規制部56と、ストライカ44に設けられた上下の振止斜面部46との係合による上下方向の制振作用と、制振係合部71,72の制振凹部71a,72aと制振プランジャ73,74との係合による上下方向の制振作用とが相乗的に作用して、大きな上下方向制振効果が得られる。
【0048】
また、外側板21とこの外側板21より薄い内側板23とで形成された中空の閉断面構造により軽量化を図ることができるとともに、内側板23とこれより厚い外側板21とで形成された十分な高さをもった中空の閉断面構造により、外側からの衝撃に対して十分な強度を確保できる強固なドアパネル20を安価に提供でき、さらに、外側板21と内側板23との間に充填された発泡材24により、ドアパネル20自体から発生する音を効果的に減衰させることができ、すなわち音の減衰効果が高く、しかも、内側板23に形成された制振係合部71,72と、機体側のフレーム41に設けられた制振プランジャ73,74との係合による制振効果との相乗作用により、効果的に低騒音化を図ることができる。
【0049】
本発明は、油圧ショベルなどの作業機械のサイドドア、リアドアなどに利用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0050】
【図1】本発明に係るドア装置に用いられる内側板の一実施の形態を示す断面図である。
【図2】(a)は同上ドア装置のドアパネル制振係合状態を示す断面図、(b)はその前提となる比較例を示す断面図である。
【図3】同上ドア装置の取付例を示す斜視図である。
【図4】同上ドア装置の一部を切欠いた側面図である。
【図5】同上ドア装置のドアパネルを示す外面側の斜視図である。
【図6】同上ドア装置のドアパネルを示す内面図である。
【図7】同上ドア装置のドアパネルの一部を拡大した断面図である。
【図8】同上ドア装置に設けられたラッチ装置の斜視図である。
【図9】同上ラッチ装置のラッチ機構部を示す斜視図である。
【図10】同上ドア装置を備えた作業機械の平面図である。
【図11】従来のドア装置を備えた作業機械の斜視図である。
【図12】従来の作業機械に取付けられた上下振動抑制手段の斜視図である。
【図13】本発明の前提となる上下振動抑制手段を設けた内側板の断面図である。
【図14】同上抑制手段による制振係合状態を示す断面図である。
【符号の説明】
【0051】
20 ドアパネル
21 外側板
22 空間
23 内側板
24 発泡材
36,37 ヒンジ
41 フレーム
42 ラッチ装置
71,72 制振係合部
71a,72a 制振凹部
71b,72b 開口穴
73,74 制振体としての制振プランジャ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
フレームと、
フレームに一側部のヒンジにより水平方向開閉自在に取付けられたドアパネルと、
ドアパネルのヒンジとは反対側の他側部をフレーム側に係脱可能なラッチ装置と、
ドアパネルの他側部にて内側に設けられた制振係合部と、
フレーム側に設けられてドアパネルの開閉にともない制振係合部と係脱自在の制振体とを具備し、
制振係合部は、
板金に絞り加工された制振凹部と、
この制振凹部の底面に設けられた開口穴とを備えた
ことを特徴とするドア装置。
【請求項2】
ドアパネルは、
外側板と、
外側板の内側面に固定されるとともに外側板との間に空間を形成する外側板より薄い板厚の内側板と、
外側板と内側板との間の空間に充填された発泡材とを備え、
制振係合部は、内側板に形成された
ことを特徴とする請求項1記載のドア装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公開番号】特開2009−133112(P2009−133112A)
【公開日】平成21年6月18日(2009.6.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−310280(P2007−310280)
【出願日】平成19年11月30日(2007.11.30)
【出願人】(000190297)キャタピラージャパン株式会社 (1,189)
【Fターム(参考)】