説明

バッテリ状態検知ユニット

【課題】
バッテリの端子間電圧、放電電流、温度を正確に検出して、バッテリのより正確な状態を検知できるバッテリ状態検知ユニットを提供する。
【解決手段】
バッテリ10の端子間に放電電流を流す放電回路と、バッテリの端子間電圧を検出する電圧検出部と、前記放電電流を検出する電流検出部と、バッテリの温度を検出する温度センサ50と、バッテリの温度に応じて補正されたバッテリの内部インピーダンスを算出する演算部と、これらを収容する筐体16とを備えている。筐体16はバッテリ10に組み付けられるように構成されている。温度センサ50は、筐体16をバッテリ10に組み付けたときに、バッテリの端子22Bに接触するように筐体16に取り付けられている。具体的には、筐体16に、先端がバッテリの端子22Bに接触する凸部52が設けられており、温度センサ50がこの凸部52の中に設置され、樹脂54で封止されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、バッテリ(蓄電池)の劣化状態や残留容量などを検知するバッテリ状態検知ユニットに関するものである。
【背景技術】
【0002】
バッテリの劣化状態を検知する手段としては、バッテリの端子間に放電電流を流して、そのときの端子間電圧及び放電電流を検出し、検出した電圧及び電流の値からバッテリの内部インピーダンスを算出し、得られた内部インピーダンスの値からバッテリの状態を判定する方法が一般的である。この場合、バッテリの内部インピーダンスはバッテリの温度の影響を受けるため、バッテリの温度を検出して内部インピーダンスを補正するようにしている(特許文献1、2参照)。
【0003】
従来のこの種のバッテリ状態検知ユニットは、バッテリから離れた場所に設置されていた。またバッテリの温度検出は温度センサをバッテリのケース側面に貼り付けること等により行われていた。
【0004】
【特許文献1】特開2001−76762号公報
【特許文献2】特開2001−228226号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
バッテリの内部インピーダンスは非常に小さく、新品で数mΩ程度、ある程度劣化しても数十〜数百mΩ程度しかなく、高い測定精度が要求される。しかしバッテリ状態検知ユニットがバッテリから離れた場所に設置されていると、検知ユニットとバッテリ間をつなぐ導体が長くなって、導体抵抗や外部の影響を受けやすくなるため、測定精度を高めることが困難である。また温度センサをバッテリのケース側面に貼り付けて温度を検出する方式では、バッテリの周囲の温度変化の影響を受けやすく、バッテリの温度を正確に測定することが困難である。
【0006】
本発明の目的は、バッテリの端子間電圧、放電電流、温度をより正確に検出できるバッテリ状態検知ユニットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、バッテリの端子間に内部インピーダンス測定用の放電電流を流す放電回路と、前記放電電流を流したときのバッテリの端子間電圧を検出する電圧検出部と、前記放電電流を検出する電流検出部と、バッテリの温度を検出する温度センサと、検出された電圧、電流及び温度の値からバッテリの温度に応じて補正されたバッテリの内部インピーダンスを算出する演算部と、これらを収容する筐体とを備えたバッテリ状態検知ユニットにおいて、
前記筐体はバッテリに組み付けられるように構成されており、
前記温度センサは、前記筐体をバッテリに組み付けたときに、バッテリの端子又はケースに直接又は他の部材を介して間接的に接触するように前記筐体に取り付けられていることを特徴とするものである。
【0008】
本発明に係るバッテリ状態検知ユニットは、筐体に、先端がバッテリの端子に接触する凸部が設けられ、温度センサがこの凸部の中に設置されている構成とすることが好ましい。
【0009】
また、前記凸部の中に設置された温度センサは、凸部内に充填された樹脂で封止されていることが好ましい。
【0010】
また、前記凸部はゴムで形成され、凸部の先端がゴムの弾性反発力でバッテリの端子に押し付けられるようになっていることが好ましい。
【0011】
また、前記凸部は断熱性の壁で囲まれていることが好ましい。
【0012】
また、本発明に係るバッテリ状態検知ユニットは、筐体の、バッテリのケースと対向する面に凹部が設けられており、温度センサはこの凹部内にバッテリのケースに直接又は他の部材を介して間接的に接触するように設置されている構成とすることもできる。
【0013】
また、前記凹部内に設置された温度センサは、凹部に充填された樹脂で封止されていることが好ましい。
【0014】
また、筐体の内部には、前記凹部を囲むように断熱性の壁が設けられていることが好ましい。
【0015】
また、本発明に係るバッテリ状態検知ユニットは、放電回路のプラス側接続端子部がバスバーによりバッテリのプラス端子に、放電回路のマイナス側接続端子部がバスバーによりバッテリのマイナス端子に接続されるようになっていることが好ましい。
【発明の効果】
【0016】
本発明に係るバッテリ状態検知ユニットは、その筐体がバッテリに組み付けられるように構成されているので、検知ユニットとバッテリ間をつなぐ導体の長さを十分短くでき、放電電流を流したときの電圧降下の影響を少なくして、バッテリの端子間電圧及び放電電流をより正確に検出することができる。また前記筐体をバッテリに組み付けたときに、温度センサがバッテリの端子又はケースに直接又は他の部材を介して間接的に接触するようになっているので、バッテリの温度をより正確に検出することができる。したがってバッテリの内部インピーダンス測定とその温度補正をより正確に行うことができ、バッテリの状態をより正確に検知することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
〔実施形態1〕 図1〜図3は本発明の一実施形態を示す。図において、10は自動車等に搭載されたバッテリ、12は本発明に係るバッテリ状態検知ユニットである。この検知ユニット12は、プリント回路基板14を収納した筐体16を備えている。筐体16の両側面にはブラケット18が突設されており、検知ユニット12は、このブラケット18をバッテリ10側のブラケット20にボルトナット等により固定することにより、バッテリ10に組み付けられるようになっている。なお、バッテリ側ブラケット20がバッテリ10に直接設けることができない場合には、バッテリ10をケース等に収納し、そのケースにブラケットを設け、図1に示すような取付状態となるようにしてもよい。
【0018】
また筐体16の上部からはバッテリ10のプラス端子22Aとマイナス端子22Bに向けて一対のバスバー24A、24Bが突出している。バスバー24A、24Bの内端は筐体16内で、図3に示すように回路基板14の接続端子部26A、26Bに接続されている。接続端子部26A、26Bは厚肉の金属板などからなり、回路基板14に予め半田付け等により固定されている。バスバー24A、24Bの外端は、図1に示すように筐体16をバッテリ10に組み付けた状態で、ボルトナット28により端子22A、22Bの頂部に締め付け接続されている。なお端子22A、22Bは、この実施形態の場合、図2に示すようにΠ形に折り曲げられた厚肉の金属板で構成されている。また端子22A、22Bには、発電機や負荷につながる導体も接続されているが図示を省略してある。
【0019】
回路基板14には各種電子部品30が実装され、図3に示すような内部インピーダンス測定回路が構成されている。図3において、32はトランジスタ等のスイッチング素子34とシャント抵抗R1、R2で構成される放電回路、36はスイッチング素子34を所定の周波数でオンオフする放電制御部、38はバッテリのプラス端子22Aの電圧(端子間電圧)を検出する電圧検出部、40は放電回路32の電流を検出する電流検出部である。42は、電圧検出部38で検出した電圧と電流検出部40で検出した電流とをそれぞれオペアンプ44、46を介して入力して、バッテリ10の内部インピーダンスを計算する演算部である。放電制御部36及び演算部42はCPU48の機能の一部として構成されている。
【0020】
このバッテリ状態検知ユニット12はバッテリ10に組み付けられるように構成されているため、バスバー24A、24Bの長さを十分短く(100mm以下に)できる。バッテリの内部インピーダンスを正確に測定するためには、バッテリの端子22A、22Bから回路基板の接続端子部26A、26Bまでの抵抗値(接触抵抗を含む)を2mΩ以下にすることが好ましい。厚さ2mm、幅25mm程度の銅製のバスバーを使用すれば、上記の抵抗値を2mΩ以下にすることが可能である。
【0021】
放電回路32は回路基板14の接続端子部26A、26B間に最短に配置される。これにより回路基板14上の配線抵抗を極力減少させる。好ましくは接続端子部26A、26B間の間隔を200mm以下とする。
【0022】
放電回路32、電圧測定回路(電圧検出部38及びオペアンプ44を含む)、電流測定回路(電流検出部40及びオペアンプ46を含む)、CPU48、その他の周辺回路の電源とグランドは、前記接続端子部26A、26Bの一点で接続する。これは次の理由による。内部インピーダンス測定時には放電回路32に大きな電流を流す。例えば10A流したとすると、導体抵抗が2mΩの場合、20mVの電圧降下が発生してしまう。もし、放電回路32の電流が流れる経路に電圧検出部38が接続されていたとすると、電圧測定回路はこの電圧降下の影響を受けてしまい、バッテリ10の応答電圧を正確に測定することができなくなる。マイナス側も同じで、もし、放電回路32の電流が流れる経路にCPU48や電圧測定回路のグランド側が接続されていたとすると、上記の電圧降下の影響を受けてしまい、バッテリ10の応答電圧を正確に測定することができなくなる。上記のように一点で接続することで、内部インピーダンス測定時の放電電流による電圧降下の影響を排除できる。
【0023】
ところで、バッテリの内部インピーダンスはバッテリの温度によっても大きく影響されるので、上記のようにして測定した内部インピーダンスは温度による補正が必要である。バッテリの温度を精度よく測定するには、バッテリの内部に温度センサを入れることが望ましい。しかしこの方法は、コストや製造方法を考えると現実的ではない。そこで、この実施形態では、バッテリ10の端子22Bに温度センサ50を接触させて端子22Bの温度を測定するようにした。バッテリの端子はバッテリ内部の極板と熱伝導性の良好な導体でつながっているため、端子の温度はバッテリの内部の温度と正確に対応している。したがってバッテリの端子の温度を測定すれば、バッテリ内部の温度を精度よく測定することができる。図4に一例を示す。この例で示すとおり、バッテリ内部の温度とバッテリの端子(マイナス端子)の温度は精度よく一致している。なお、状態検知ユニット内部の温度は、内部の半導体素子などの発熱の影響があるため、環境温度より高い値を示している。
【0024】
バッテリの端子22Bの温度を測定するため、筐体16の端子22Bと対向する位置には凸部52が形成され、この中に温度センサ50が設置されている。凸部52は筒状で、筐体16をバッテリ10に組み付けたときに、先端が端子22Bに接触するように形成されている。温度センサ50は、端子22Bに直接接触させてもよいが、図2に示すように、凸部52内に熱伝導性のよい樹脂54を充填して、温度センサ50を樹脂54で封止し、樹脂54を介して端子22Bに間接的に接触させてもよい。樹脂54で封止した方が温度センサ50の保護が確実であり、伝熱面積も大きくとれる。熱伝導性のよい樹脂54としては例えばエポキシ樹脂を使用することができる。また温度センサ50としては、チップ内に温度センサやオペアンプが集積されたCMOS温度センサIC(セイコーインスツルメンツ株式会社のS-8110C/8120Cシリーズ等)を使用することができる。また凸部52の周壁は肉厚を厚くして断熱性をもたせ、温度センサ50が外界の温度変化の影響を受けないようにすることが好ましい。
【0025】
温度センサ50で検出されたバッテリの温度は演算部42に入力され、算出された内部インピーダンスの温度補正の処理が行われる。この実施形態では、バッテリの温度を高精度で検出できるので、バッテリの内部インピーダンスの正確な温度補正を行うことができる。温度補正後のバッテリの内部インピーダンス(バッテリの状態)は図示しない表示部に表示される。
【0026】
〔実施形態2〕 図5は本発明の他の実施形態を示す。このバッテリ状態検知ユニット12は、筐体16の端子22Bと対向する位置に凸部52を設けて、凸部52内に温度センサ50を設置する点では実施形態1と同様であるが、凸部52が、バッテリの端子22Bに押し付ける方向に伸縮性のあるゴムで形成されている点が実施形態1と異なる。筐体16をバッテリ10に組み付ける前の凸部52の筐体16表面からの突出寸法P(図5(A)参照)は、筐体16をバッテリ10に組み付けた後の筐体16と端子22Bの間隔Q(同(B)参照)よりも大きく設定されている。
【0027】
このようにすると、筐体16をバッテリ10に組み付けたときに、凸部52が軸線方向に圧縮され、ゴムの弾性反発力で凸部52の先端面が端子22Bの表面に押し付けられるようになる。このため、凸部52の先端面と端子22Bの表面との間に空気層ができなくなり、端子22Bから温度センサ50へ伝熱性がよくなって、端子22Bの温度をより正確に検出することができる。
【0028】
上記以外の構成は実施形態1と同じであるので、同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0029】
〔実施形態3〕 図6は本発明のさらに他の実施形態を示す。このバッテリ状態検知ユニット12は、筐体16の、バッテリ10のケース56と対向する面の面央部に、凹部58を設け、この凹部58内に温度センサ50を設置したものである。温度センサ50は、バッテリのケース56に直接接触させてもよいが、図示のように、凹部58内に熱伝導性のよい樹脂54を充填して、温度センサ50を樹脂54で封止し、樹脂54を介してバッテリのケース56に間接的に接触させてもよい。樹脂54で封止した方が温度センサ50の保護が確実であり、伝熱面積も大きくとれる。また、筐体10の内部には前記凹部58を囲むように肉厚の断熱壁60が設けられている。これは温度センサ50が検知ユニット12内の温度変化の影響を受けないようにするためである。
【0030】
バッテリ10に筐体16を組み付けると、バッテリケース56の筐体16と対向する面は、放熱性が低下し、外界の温度変化の影響を受けにくくなるので、この面の温度(特に面央部の温度)はバッテリ10の内部の温度と比較的よく対応している。したがってバッテリケース56の筐体16と対向する面の温度を測定すれば、バッテリ内部の温度を比較的精度よく測定することができる。上記以外の構成は実施形態1と同じであるので、同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0031】
〔その他の実施形態〕 図7は本発明のさらに他の実施形態を示す。このバッテリ状態検知ユニット12は、温度センサ50をバスバー24B(又は24A)に接触させて、バスバー24Bの温度を検出するようにしたものである。バスバー24Bはバッテリの端子22Bに接続されているため、バッテリの端子22Bに近い温度になる。したがってバスバー24Bの温度を測定することによってもバッテリ内部の温度を比較的精度よく測定することができる。上記以外の構成は実施形態1と同じであるので、同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0032】
なお温度センサ50をバスバー24Bに接触させる位置は、図示のように筐体16の中でもよいし、筐体16の外でもよい。また温度センサ50を回路基板14の接続端子部26B(又は26A)に接触又は近傍に配置して、接続端子部26Bの温度を検出してもよい。
【0033】
以上の実施形態は、バッテリの端子が金属板製で、温度センサを接触させる平面部を有する場合であるが、バッテリの端子が円柱状である場合には、バッテリ状態検知ユニットをバッテリの上に組み付ける構成として、温度センサをバッテリの端子の上端面に接触させるようにするとよい。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本発明に係るバッテリ状態検知ユニットの一実施形態を、バッテリに組み付けた状態で示す斜視図。
【図2】図1のバッテリ状態検知ユニットの要部の断面図。
【図3】図1のバッテリ状態検知ユニットの回路図。
【図4】図1のバッテリ状態検知ユニットを取り付けた状態での各部の温度測定結果の一例を示すグラフ。
【図5】本発明に係るバッテリ状態検知ユニットの他の実施形態を示すもので、(A)はバッテリに組み付ける前の状態の断面図、(B)はバッテリに組み付けた後の状態の断面図。
【図6】本発明に係るバッテリ状態検知ユニットのさらに他の実施形態を、バッテリに組み付けた状態で示す断面図。
【図7】本発明に係るバッテリ状態検知ユニットのさらに他の実施形態を、バッテリに組み付けた状態で示す断面図。
【符号の説明】
【0035】
10:バッテリ
12:バッテリ状態検知ユニット
14:プリント回路基板
16:筐体
18、20:ブラケット
22A、22B:端子
24A、24B:バスバー
26A、26B:接続端子部
32:放電回路
34:スイッチング素子
36:放電制御部
38:電圧検出部
40:電流検出部
42:演算部
48:CPU
50:温度センサ
52:凸部
54:樹脂
58:凹部
60:断熱壁


【特許請求の範囲】
【請求項1】
バッテリの端子間に内部インピーダンス測定用の放電電流を流す放電回路と、前記放電電流を流したときのバッテリの端子間電圧を検出する電圧検出部と、前記放電電流を検出する電流検出部と、バッテリの温度を検出する温度センサと、検出された電圧、電流及び温度から、バッテリの温度に応じて補正されたバッテリの内部インピーダンスを算出する演算部と、これらを収容する筐体とを備えたバッテリ状態検知ユニットにおいて、
前記筐体はバッテリに組み付けられるように構成されており、
前記温度センサは、前記筐体をバッテリに組み付けたときに、バッテリの端子又はケースに直接又は他の部材を介して間接的に接触するように前記筐体に取り付けられていることを特徴とするバッテリ状態検知ユニット。
【請求項2】
筐体には、先端がバッテリの端子に接触する凸部が設けられており、温度センサがこの凸部の中に設置されていることを特徴とする請求項1記載のバッテリ状態検知ユニット。
【請求項3】
凸部の中に設置された温度センサが、凸部内に充填された樹脂で封止されていることを特徴とする請求項2記載のバッテリ状態検知ユニット。
【請求項4】
凸部がゴムで形成され、凸部の先端がゴムの弾性反発力でバッテリの端子に押し付けられるようになっていることを特徴とする請求項2又は3記載のバッテリ状態検知ユニット。
【請求項5】
凸部が断熱性の壁で囲まれていることを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載のバッテリ状態検知ユニット。
【請求項6】
筐体には、バッテリのケースと対向する面に凹部が設けられており、温度センサはこの凹部内にバッテリのケースに直接又は他の部材を介して間接的に接触するように設置されていることを特徴とする請求項1記載のバッテリ状態検知ユニット。
【請求項7】
凹部内に設置された温度センサが、凹部に充填された樹脂で封止されていることを特徴とする請求項6記載のバッテリ状態検知ユニット。
【請求項8】
筐体の内部に前記凹部を囲むように断熱性の壁が設けられていることを特徴とする請求項6又は7記載のバッテリ状態検知ユニット。
【請求項9】
放電回路のプラス側接続端子部がバスバーによりバッテリのプラス端子に、放電回路のマイナス側接続端子部がバスバーによりバッテリのマイナス端子に接続されるようになっていることを特徴とする請求項1記載のバッテリ状態検知ユニット。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2006−32184(P2006−32184A)
【公開日】平成18年2月2日(2006.2.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−211014(P2004−211014)
【出願日】平成16年7月20日(2004.7.20)
【出願人】(000005290)古河電気工業株式会社 (4,457)
【Fターム(参考)】