説明

ヒューズユニット

【課題】保護カバーを二重化することなく構成を簡単化することにある。
【解決手段】バッテリに接続される端子と負荷に接続される端子とをヒューズエレメント17で連結して形成された導体3が収容された樹脂製のハウジング5と、ハウジング5に被冠された樹脂製の保護カバー7とを備えたヒューズユニット1において、ヒューズエレメント17が収容されたエレメント収容室25は、ヒューズエレメント17の位置に開口された窓33、34と、窓33、34の周縁を包囲して形成された突状部35、36を有し、保護カバー7は、エレメント収容室25の窓33、34を閉塞可能な壁部を有し、壁部の内面を突状部35、36に接触させて被冠可能に形成されることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ヒューズユニットに係り、特に、自動車等の車両に搭載されるバッテリに取り付けて用いるヒューズユニットに関する。
【背景技術】
【0002】
自動車などのバッテリと負荷との接続に用いられるヒューズユニットとしては、様々な形式のものが提案されている。例えば、特許文献1に記載されているヒューズユニットは、バッテリが接続されるバッテリ接続用端子と負荷が接続されるタブ端子とをヒューズエレメントで連結した導体を、樹脂ボディに埋め込むとともに、バッテリ接続用端子が露出している上面側を、防水・防塵・絶縁用のカバーで覆ったヒューズユニットが提案されている。また、ヒューズエレメントが収容される空間に開口を形成し、その開口を透明な窓を有する板状のカバーで覆っている。これにより、ヒューズエレメントを視認するための開口から、水や粉塵が侵入することを防止できるとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2001−297683
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のヒューズユニットは、上面側を覆う防水・防塵・絶縁用のカバーと、ヒューズエレメントを視認するための開口を閉塞する窓付きカバーとの二重の保護カバーになっている。そのため、部品点数が多くなるだけでなく、組立の工数が増えるという問題がある。
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、保護カバーを二重化することなく構成を簡単化することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するため、本発明の第1の態様は、バッテリに接続される端子と負荷に接続される端子とをヒューズエレメントで連結して形成された導体が収容された樹脂製のハウジングと、ハウジングに被冠された樹脂製の保護カバーとを備えたヒューズユニットにおいて、ヒューズエレメントが収容されたエレメント収容室は、ヒューズエレメントの位置に開口された窓と、窓の周縁を包囲して形成された突状部を有し、保護カバーは、エレメント収容室の窓を閉塞可能な壁部を有し、壁部の内面を突状部に接触させて被冠可能に形成されていることを特徴とする。
【0007】
これによれば、保護カバーをハウジングに被冠すると、バッテリに接続される端子を含む露出部が保護されるとともに、保護カバーの壁部によってエレメント収容室に開口された窓が閉塞される。このとき、同時に、保護カバーの壁部の内面に窓の周縁に形成された突状部が接触して、水やほこりのエレメント収容室内への進入を防ぐことができる。しかも、保護カバーをハウジングに被冠するだけでエレメント収容室の窓を閉塞できるから、保護カバーを二重化することなく構成を簡単化でき、ヒューズユニットの組立作業性を向上できる。なお、ハウジングから保護カバーを取り外すことにより、エレメント収容室に開口された窓からヒューズエレメントの状態を確認できる。また、ヒューズエレメントが溶断してもエレメント収容室内にとどめることができるから、溶けたエレメントが落下して他の自動車部品等に損傷を及ぼすことを回避できる。
【0008】
ところで、自動車等の車両のバッテリに直接取り付ける型式のヒューズユニットは、平面的な設置スペースを小さくするため、通常、バッテリの上面角部に折り曲げた形で設置される。すなわち、バッテリが接続される端子を板状の導体を折り曲げた水平部に形成し、その水平部からヒューズエレメントを垂下させ、下端に負荷に接続される端子を連結して、樹脂製のハウジングに一体に形成される。この場合、エレメント収容室は、ハウジングの垂下部に形成され、ヒューズエレメントを視認するための窓は、エレメント収容室の反バッテリ側の壁に形成することが好ましい。また、保護カバーは、ハウジングの上面を覆うキャップ状の部分と、垂下部の反バッテリ側の壁を覆うキャップ状の部分とから構成し、適宜位置でハウジングに係止させることになる。この場合にも、本発明の第1の態様を適用することができる。つまり、エレメント収容室の反バッテリ側の壁に形成した窓の周縁を包囲して突状部を形成することにより、本発明の第1の態様の作用効果を奏することができる。
【0009】
本発明の第1の態様の場合において、エレメント収容室に複数のヒューズエレメントを仕切板で区画して配列する場合、窓に位置する仕切板を保護カバーの壁部の内面に接触可能に延在させることが好ましい。これにより、一つのヒューズエレメントが過電流で溶断しても、溶断したエレメントを仕切板で区画されたエレメント収容室内とどめることができるから、他のヒューズエレメントに影響を与えることがない。
【0010】
ここで、本発明の第1の態様によれば、ハウジングの垂下部のバッテリ側の面に保護カバーを被冠させようとしても、ハウジングの水平部が邪魔になってしまうから、保護カバーの水平部の下側の面と垂下部のバッテリ側の面は開口させておく必要がある。したがって、ハウジングの垂下部のエレメント収容室のバッテリ側の面には窓を開口することができない。しかし、ヒューズエレメントの確認などは、エレメント収容室の片側に設けられた窓から十分に行える。
【0011】
エレメント収容室のバッテリ側の面にも窓を形成する場合に適用する本発明の第2の態様は、エレメント収容室のバッテリ側に保護カバーを形成する場合に好適なものである。つまり、保護カバーを被冠するとき、ハウジングの水平部により邪魔されないように、エレメント収容室のバッテリ側の保護カバーを開閉可能な扉で形成することを特徴とする。これによれば、ハウジングにぶつからないように保護カバーの扉を開けて保護カバーをハウジングに被冠した後、扉を閉めてエレメント収容部の窓を閉塞する。この場合、窓の構成及び周縁に形成する突状部は、第1の態様と同様である。
【0012】
第2の態様において、保護カバーの扉を開閉するためには、扉のヒンジ部とバッテリとの間隔を扉の回動幅以上に空ける必要がある。ここで、バッテリとヒューズユニットの隙間を小さくするためには、観音開きの扉を用いることができる。この場合は、観音扉の係止突起を設ける中柱をエレメント収容室側に設ける。
【0013】
第2の態様によれば、扉を開けばハウジングから保護カバーを取り外さなくても、ヒューズエレメントの状態を容易に確認できる。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、保護カバーを二重化することなく構成を簡単化できる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明の一実施形態のヒューズユニットの斜視図である。
【図2】図1をバッテリ側から見た図である。
【図3】図1の扉を閉めた状態の斜視図である。
【図4】(a)は図1のハウジングの斜視図であり、(b)は(a)の点線で囲った部分20の拡大図である。
【図5】図1の保護カバーの斜視図である。
【図6】(a)は図4のハウジングの側面図であり、(b)は(a)の点線で囲った部分Bの斜視図であり、(c)は(a)の点線で囲った部分Cの斜視図である。
【図7】(a)は図1のヒューズユニットの上面図であり、(b)は(a)の線A―Aの断面図であり、(c)は(b)の点線で囲った部分40の拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
(実施形態)
以下、本発明を実施の形態に基づいて説明する。図1〜7に示すように、本実施形態のヒューズユニットは、例えば、自動車のバッテリと負荷との間に接続されるヒューズユニット1であり、板状の導体3と、導体3が収容された樹脂製のハウジング5と、ハウジング5に被冠された樹脂製の保護カバー7を備えている。ヒューズユニット1は、バッテリの上面角部に折り曲げた形で設置されるものであり、L字に折り曲げられた形状に形成されている。
【0017】
導体3は、例えば、バッテリに接続される端子9を板状の導体を折り曲げた水平部に形成し、その水平部からヒューズエレメント17を垂下させ、下端に負荷に接続される端子であるタブ端子15を連結して、樹脂製のハウジング5に一体に形成されている。導体3の水平部には、バッテリの電極端子とボルト締めにより接続される端子9の他に、オルタネータやスタータなどの主要機器がそれぞれ接続される端子10、11が形成されている。導体3の垂下部には、複数のタブ端子15(本実施形態は4つ)が設けられ、各タブ端子15は、それぞれヒューズエレメント17に連結されている。各ヒューズエレメント17には、過電流の通流によって溶断する可溶部19が形成されている。これにより、ヒューズユニット1は、過電流からバッテリと負荷を保護するようになっている。なお、導体3の水平部は、図示していないヒューズエレメントが設けられ、このヒューズエレメントを介してバッテリとオルタネータなどを接続するようになっている。
【0018】
ハウジング5は、導体3に沿ってL字状に形成され、例えば、インサート成形によって導体3が収容されている。ハウジング5の上面であるL字の水平部21には、導体3の水平部に形成された端子9、10、11が露出されている。水平部21から垂下された垂下部23には、各ヒューズエレメント17が収容されるエレメント収容室25と、タブ端子15を包囲する筒状のコネクタ部27が形成されている。エレメント収容室25は、複数のヒューズエレメント17を配列方向に収容するようになっている。コネクタ部27は、例えば、電線を介して負荷に接続された相手方コネクタが装着可能に形成され、相手方端子とタブ端子15を電気的に接続するようになっている。
【0019】
保護カバー7は、ハウジング5の水平部21に被冠されるキャップ状の水平部31と、水平部31から垂下されるキャップ状の垂下部32を備えている。水平部31は、ハウジング5の端子9、10、11が露出する水平部21を覆うようになっている。これにより、端子9、10、11が露出するハウジング5の水平部21の防水性、防塵性、絶縁性を確保して保護するようになっている。
【0020】
次に、本実施形態のヒューズユニット1の特徴構成を説明する。エレメント収容室25は、ヒューズエレメント17の位置に開口された窓33、34と、窓33、34の周縁を包囲して形成された突状部35、36と、複数のヒューズエレメント17をそれぞれ区分けする仕切板37を有している。窓33は、図6に示すように、エレメント収容室25のバッテリ側(L字の内面側)の壁である点線で囲った部分Bに形成されている。窓34は、図6に示すように、エレメント収容室25の反バッテリ側(L字の外面側)の壁である点線で囲った部分Cに形成されている。これらの窓33、34によって、エレメント収容室25内の各ヒューズエレメントを視認できるようになっている。突状部35は、窓33の側に形成され、窓33を包囲する矩形の窓枠状に形成されている。突状部36は、窓34側に形成され、窓34を包囲する矩形の窓枠状に形成されている。各仕切板37は、隣接するヒューズエレメント17が接触しないように、各ヒューズエレメント17の間に形成されている。また、エレメント収容室25の側面には、後述する保護カバー7の扉の係止部と係止可能な係止突起39が形成されている。
【0021】
保護カバー7の垂下部32は、エレメント収容室25の窓33を閉塞する壁部である扉41と、窓34を閉塞する壁部42が形成されている。扉41は、垂下部32のバッテリ側に位置させ、壁部42は、垂下部32の反バッテリ側に位置させて形成されている。扉41は、窓33に対向して形成され、壁部42は、窓34に対向して形成されている。扉41は、ヒンジ部45によって保護カバー7に支持されている。扉41の窓33側の面は、突状部35に接触可能に形成されている。扉41には、エレメント収容室25の係止突起39に対応する係止部47が形成され、係止部47を係止突起39に係止させることで扉41を突状部35に接触させ、かつ、保護カバー7をハウジング5に係止するようになっている。壁部42の窓34側の面は、突状部36に接触可能に形成され、ハウジング5に保護カバー7を被冠することで、壁部42を突状部36に接触するようになっている。ハウジング5の係止突起39に扉41の係止部を係止すると、扉41と壁部42が筒状に形成され、この筒内にエレメント収容室25が位置するようになっている。
【0022】
このように構成される本実施形態のヒューズユニット1は、ハウジング5の水平部21の端子9、10、11に、図示していないバッテリの電極端子やスタータやオルタネータなどの主要機器に接続された端子がそれぞれ接続される。その後、端子9、10、11が露出するハウジング5の水平部21を保護するため、保護カバー7をハウジング5に被冠させる。しかし、扉41を閉じた状態のままでは、扉41がハウジング5の水平部21にぶつかって邪魔になるので保護カバー7を被冠できない。そこで、本実施形態のヒューズユニット1は、ハウジング5の水平部21により邪魔されないように、エレメント収容室25のバッテリ側の保護カバー7を開閉可能な扉41で形成しているのである。これにより、ハウジング5にぶつからないように保護カバー7の扉41を開けた状態で保護カバー7をハウジング5に被冠した後、扉41の係止部47をエレメント収容室25の係止突起39を係止させて扉41を閉める。これにより、エレメント収容室25のバッテリ側の窓33が扉41で閉塞できると同時に、窓33の周縁を包囲する突状部35と扉41が接触して、窓33からエレメント収容室25内に水やほこりが進入することを防止できる。
【0023】
一方、エレメント収容室25の反バッテリ側に形成された窓34は、保護カバー7の壁部42によって閉塞できると同時に、窓34の周縁を包囲する突状部36と扉41が接触して、窓34からエレメント収容室25内に水やほこりが進入することを防止できる。
【0024】
これによれば、エレメント収容室25のバッテリ側と反バッテリ側の両方に、ヒューズエレメント17を視認するための窓33、34を形成しても、この窓33、34を1つの保護カバー7で閉塞できる。すなわち、導体3の端子9、10、11が露出するハウジング5の水平部21を保護する保護カバー7で、エレメント収容室25の窓33、34を閉塞できるから、保護カバーを二重化することなく簡単な構成のヒューズユニット1を実現できるのである。
【0025】
また、扉41を開けばハウジング5から保護カバー7を取り外さなくても、ヒューズエレメント17の状態を容易に確認できる。
【0026】
また、エレメント収容室25の窓33、34を閉塞したので、過電流の通流によって可溶部19が溶けてヒューズエレメント17が溶断しても、溶断したエレメントをエレメント収容室25内にとどめることができるから、溶けたエレメントが落下して他の自動車部品等に損傷を及ぼすことを回避できる。
【0027】
なお、保護カバー7の扉41を開閉するためには、扉41のヒンジ部45とバッテリとの間隔を扉41の回動幅以上に空ける必要があるので、ヒューズユニット1の設置スペースが大きくなる。そこで、バッテリとヒューズユニット1の隙間を小さくするためには、観音開きの扉を用いることができる。この場合は、観音扉の係止突起を設ける中柱をエレメント収容室25側に設ける。
【0028】
また、保護カバー7の扉41と壁部42の内面に接触するように各仕切板37を延在することができる。これによれば、各ヒューズエレメント17が位置する空間は、保護カバー7と各仕切板37で閉塞されているから、例えば、あるヒューズエレメント17が過電流によって溶断しても、溶断したヒューズエレメント17は閉塞された空間内にとどまるので、溶断による影響が他のヒューズエレメント17におよぶことを防止できる。
【0029】
また、本実施形態は、バッテリが接続される端子9とオルタネータとスタータなどの主要機器がそれぞれ接続される端子10、11を形成したが、これに限定されるものではなく、例えば、バッテリの電極端子と主要機器が接続された端子を共締めして端子を2箇所にすることができる。
【0030】
なお、本実施形態は、ヒューズエレメント17を視認するための窓をエレメント収容室のバッテリ側と反バッテリ側の両方に形成したが、ヒューズエレメントの確認などは片側の窓で十分に行えるので、エレメント収容室25の反バッテリ側にのみ窓を形成することができる。この場合、保護カバー7は、ハウジングの水平部21(上面)を覆うキャップ状の水平部と、垂下部23の反バッテリ側の壁を覆うキャップ状の垂下部とから構成し、適宜位置でハウジング5に係止させるように形成できる。この場合も、本実施形態の態様を適用することができる。つまり、エレメント収容室25の反バッテリ側の壁に形成した窓34の周縁を包囲する突状部36に、保護カバー7の垂下部の内壁面を接触させることで、本実施形態と同様の効果を奏することができる。
【0031】
また、本発明のヒューズユニットは、L字型に折り曲げたヒューズユニット1に限定されるものではなく、直状型や平面型のヒューズユニットにも適用できる。
【0032】
すなわち、本発明のヒューズユニットは、バッテリに接続される端子と負荷に接続される端子とをヒューズエレメントで連結して形成された導体が収容された樹脂製のハウジングと、ハウジングに被冠された樹脂製の保護カバーとを備えたヒューズユニットにおいて、ヒューズエレメントが収容されたエレメント収容室は、ヒューズエレメントの位置に開口された窓と、窓の周縁を包囲して形成された突状部を有し、保護カバーは、エレメント収容室の窓を閉塞可能な壁部を有し、壁部の内面を突状部に接触させて被冠可能に形成されていることを特徴とする。
【符号の説明】
【0033】
1 ヒューズユニット
3 導体
5 ハウジング
7 保護カバー
17 ヒューズエレメント
25 エレメント収容室
33 窓
34 窓
35 突状部
36 突状部
37 仕切板
41 扉
42 壁部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
バッテリに接続される端子と負荷に接続される端子とをヒューズエレメントで連結して形成された導体が収容された樹脂製のハウジングと、該ハウジングに被冠された樹脂製の保護カバーとを備えたヒューズユニットにおいて、
前記ヒューズエレメントが収容されたエレメント収容室は、前記ヒューズエレメントの位置に開口された窓と、該窓の周縁を包囲して形成された突状部を有し、
前記保護カバーは、前記エレメント収容室の前記窓を閉塞可能な壁部を有し、該壁部の内面を前記突状部に接触させて被冠可能に形成されていることを特徴とするヒューズユニット。
【請求項2】
請求項1に記載のヒューズユニットにおいて、
前記エレメント収容室は、複数の前記ヒューズエレメントを仕切板で区画して配列され、前記仕切板は、前記保護カバーの壁部の内面に接触可能に延在されていることを特徴とするヒューズユニット。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のヒューズユニットにおいて、
前記保護カバーの壁部は、前記窓を閉塞する部分が開閉可能な扉で形成され、前記扉の内面が前記突状部に接触可能に形成されていることを特徴とするヒューズユニット。



【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2013−12419(P2013−12419A)
【公開日】平成25年1月17日(2013.1.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−145086(P2011−145086)
【出願日】平成23年6月30日(2011.6.30)
【出願人】(000006895)矢崎総業株式会社 (7,019)
【Fターム(参考)】